JPS6041591A - ホスフインオキシドを用いる溶媒抽出法 - Google Patents

ホスフインオキシドを用いる溶媒抽出法

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JPS6041591A
JPS6041591A JP59149773A JP14977384A JPS6041591A JP S6041591 A JPS6041591 A JP S6041591A JP 59149773 A JP59149773 A JP 59149773A JP 14977384 A JP14977384 A JP 14977384A JP S6041591 A JPS6041591 A JP S6041591A
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oxide
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oxyto
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    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C02F1/26Treatment of water, waste water, or sewage by extraction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D11/00Solvent extraction
    • B01D11/04Solvent extraction of solutions which are liquid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/50Organo-phosphines
    • C07F9/53Organo-phosphine oxides; Organo-phosphine thioxides
    • C07F9/5304Acyclic saturated phosphine oxides or thioxides

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸性有機化合物を水溶液から除去する方法1
特に低級カルがン酸及びフェノール性化合物を商業的排
水から除去するために希釈剤を使用しないで2種又はそ
れ以上のホスフィンオキシトの混合物を使用する方法に
関する。
汚染物の除去、更に有用な化合物の溶液からの回収のた
めの水性排液の処理は近代化学工場において最も必要と
される部分である。そしてそれに対し水蒸気除去法及び
いくらか複雑な溶媒抽出法のよう力多くの方法が使用さ
れている。この後者の方法は回収する化合物の性質に非
常に依存するものである。溶媒の選択は厳密であり〜溶
媒損失を最小にしなければならない。
いくつかの有機化合物例えば希水溶液中の酢酸及びフェ
ノールは特に除去が困難でおる。酢酸をエーテル又はケ
トンを溶媒として用いて抽出することは公知である。し
かしながら、酢酸のこれらの溶媒との平衡分配係数Ka
(平衡時における溶媒相の溶質の重量画分/水性相の重
量画分)は約1゜0又はそれ以下である。この低いK(
lは抽出工程において非常に高い溶媒流速を必要とし、
これらの溶媒での回収は1水溶液に酸が3〜5重量%以
下で存在している場合、経済的に魅力がない。
他の、またいくらか改良された溶媒系は、ある有機燐化
合物及び特にホスフィンオキシトを希釈剤中で用いるこ
とによって適用されてきた。しかしこれらの抽出剤/希
釈剤系は〜希釈剤(これは高融点の抽出剤を使用しうる
ためにしばしば必要とされる)の存在が抽出剤の濃度を
かなシ減少させ且つ水溶液から除去された化合物と並流
的に蒸発するために続く除去工程を妨害するという理由
から不利である。
それ故に希釈剤を用いないで100チ抽出剤を溶媒とし
て用いることは有利であるが、抽出剤の融点及び除去を
行なう経済的な運転温度によってそれは制限される。特
に純トリアルキルホスフィ/オギシドを用いることは公
知であるが、その比較的高い融点は)除去工程を大気温
度以上で行なうことを必要とし、工場の故障中に凍結す
る危険をこうむる。
今回予期を越えて、トリアルキルホスフィンオキシト混
合物を用いることにより、融点がより許容しうる程度と
なるばかりでなく、この混合物の、希水溶液から酸性有
機化合物を抽出する能力が高くなるということが発見さ
れた。この混合物は酢酸のように抽出しにくい化合物に
対して予期を越えた高抽出係数を提供する。除去された
化合物を含む有機相は、蒸留又はアルカリ溶液での除去
のようないくつかの方法を用いて除去することができる
従って本発明によれば、炭素数1〜5の置換又は未置換
カルボン酸及び置換又は未置換フェノール性化合物から
なる群から選択される酸性有機化合物を希水溶液から除
去する際に、該水溶液を、少くとも2種のホスフィンオ
キシト、即ち式の第1のホスフィンオキシト及ヒ式 R、i \ の第2のホスフィンオキシトの、但し式中勇、R2・R
,、R,/・R,/及びR3/はそれぞれ04〜C18
を有するアルキル1シクロアルキルtアラルキル及び置
換アラルキルからなる群から独立に選択され)該第1の
ホスフィンオキシト中の炭素原子の全数は少くとも15
であシ、該第2のホスフィンオキシト中の炭素原子の全
数は少くとも17であり、第1及び第2のオキシドにお
ける炭素原本 子の全数における差は少くとも2でり、該ホスフィンオ
キシトの少くとも1種が少くとも5重量%で60重量%
よシ多くない量で存在する〜ホスフィンオキシトの混合
物1)と、或いは式R,#PO。
R,#PO1R,y Rm PO、R# R21# p
○を有し、但しR′及びfi l//はそれぞれ04〜
CI6 を有するアルキル、シクロアルキル、アラルキ
ル及び1mアラルギルからなる群から選択される、少く
とも4種のホスフィンオキシトの、室温において液体で
ある混合物であって、それぞれのホスフィンオキシトの
炭素原子の全数が少くとも15、好しくけ少くとも18
でアシ、該ホスフィンオキシトは少くとも1重量%で6
0重量%よシ多く々い量で存在する、混合物2)と接触
させることを含んでなる1該酸性有機化合物の除去法が
提供される。
好捷しくは、混合物1)の該第2のホスフィンオキシト
における炭素原子の全数は少くとも19であり、また第
1及び第2のオキシドにおける炭素原子の全数の差は少
くとも4でおる。
更に好ましくは、混合物1)の少くとも1つのホスフィ
ンオキシトは約25〜45重量%の量で存在し・ホスフ
ィンオキシトの該混合物は約50℃より低い融点を有す
る。
好ましくは1最低の炭素原子数を有する第1のホスフィ
ンオキシトの炭素原子の全数が18である場合は、第二
番に最低の炭素原子数を有する混合物2)の第2のホス
フィンオキシトの炭素原子数は少くとも20であり〜第
1のオキシドの炭素原子の全数と最高の炭素原子数を有
するオキシドのそれとの差は少くとも6である。
更に好ましくは、混合物2)におりる少くとも1種のホ
スフィンオキシトは約35〜50ffiffi%の情で
存在し、ホスフィンオキシトの該混合物は約20℃よシ
低い1更に普通には約10℃より低い融点を有する。
本発明の方法は希水性流における種々の有用な汚染物又
は不純物に関して有用であると思われるが、酸性有機化
合物例えばカル日?ン酸及びフェノール性化合物に対し
て特に有用である。特に本方法は炭素数1〜5のカルボ
ン酸、好ましくは酢酸、ゾロピオン酸、酪酸及びも草酸
(通常工業排水に見出される)及びフェノールを除去す
るために用いられる。このカルボン酸は1つ又はそれ以
上のハロケ゛ン、ヒドロキシル、シアン又ハアルコキシ
ル基によって1u換されていてよい0本発明の方法で除
去しうる他の特別な酸はtヘキサン酸1ヘプタン酸、オ
クタン酸、ノナン酸、安息香酸、コノ1り酸、シュウ酸
−リンゴ酸、乳酸〜シアノ酢酸、グリコール酸及びマレ
イン酸を例示できる。本発明に供されるフェノール性化
合物は、1つ又はそれ以−ヒのアルキル基で置換された
ものを含む、希水性流から貯去しうるフェノール性化合
物の例は、p−クレゾール、レゾルシノール、1−ナフ
トールへ2−ナフトール、0−lm−及びp−キシレノ
ール及び未置換又は置換ノ・イドロキノンーフロログル
シノール及びピロガロールを含む。
冷水溶液から除去をれる化合物は希溶液中にいずれかの
低量で又は適度に低量で存在しうるが、普通5重量%よ
り少ない量で、更に望ましくは2重量%より少ない或い
は1重量より少ない量であってもよい。
本発明の方法は、製紙及び合成燃料油工場の排水からカ
ルd?ン酸を回収するのに特に有用である。
本方法は、フェノール樹脂製造工程の排水からのフェノ
ールの回収に、また石英のガス化においても有用でちる
。普通抽出しにくい有機及び無機の化合物(例えばsb
〜As5131化合物)の回収は本発明の方法で行ない
うると思われる。
ホスフィンオキシトにおいて、1つ又はそれ以上のR又
はR′基がアルキルである時、好適なアルキルは約04
〜約C18の直鎖及び分岐鎖アルキルを含み、一方好適
なシクロアルキルは炭素数6〜8の置換又は未置換シク
ロアルキルを含むゆ混合物1)として有用である適当な
ホスフインオキシドの例は〜トリーn−ヘキシルホスフ
ィーオキシド(THPO)、)ソーn−オクチルホスフ
ィンオキシト(TOPO)、トリス(2t’t4−)!
Jメチルペンチル)−ホスフィンオキシト1トリシクロ
ヘキシルホスフインオキシド、)!J−n−ドデシルホ
スフィンオキシト9、トリーn−オクタデシルホスフィ
ンオキシト、トリス(2−エチルヘキシル)ホスフィン
オキシト、ジ−n−オクチルエチルホスフィンオキシト
、ジ−n−ヘキシルイソブチルホスフィンオキシトルオ
クチルジインブチルホスフィンオキシト、トリベンジル
ホスフィンオキシド1ジーn−へキシルベンジルホスフ
ィンオキシド、ジ−n−オクチルベンツルホスフィンオ
キシド〜9−オクチル−9−ホスファビシクロ(s、s
、t3ノナ/−9−オキシドなどを含むが、これに限定
されるものではない。
TOPO及びTHPOは2パート・ミックス(part
 m1x) おいて好適なオキシドである。
混合物1)の1つのオキシドは少くとも5重量%且つ高
々60重量−の量で存在すべきでおシー好適な量は約2
5〜45重′Ji1%、更に好ましくは約35重ffi
%である。多数のホスフィンオキシトが混合物1)に使
用できるけれど、 2A−)・ミックスを用いることは
最も簡便である。特に好適な2パート・ミックスはトリ
ーn−オクチルホスフィンオキシト(TOPO)とトリ
ーn−ヘキシル−ホスフィンオキシト(TflPO)の
混合物である。TOPO/THPO混合物に対して好適
ム比は35/65重量%である。しかしながら、予期を
越えて増大したKd値を与える相乗効果は〜上述のホス
フィンオキシトの2パート・ミックス又はそれ以上の混
合物で得ることができる。
混合物1)で使用されるホスフィンオキシトは、第1及
び第2のオキシドにおける炭素原子の全数の差が少くと
も2、好ましくは少くとも4S更に好ましくは6又は8
であるように選択される。
好ましくは混合物1)の融点は1商業的排溶液を液/液
抽出法で処理する普通の上限温度である約60℃よりも
低い、しかしながら、融点は工程の効率及び費用を改善
するためによシ低い方が望ましい、約50℃の融点は好
ましく−従って約50℃よシ低い、更に好ましくは30
℃又は256よシ下で溶融するホスフィ/オキシド混合
物は・酸性有機化合物を抽出する能力が許容できる場合
へ実際上の観点から本方法で使用されるであろう。
TOPO/THPOの、35/65重量%割合の最も好
適な混合物は約16℃で溶融する。
混合物2)として有用である適当なホスフィンオキシト
の例は混合物1〕に対して上述したものを含む、更に次
のホスフィンオキシトも使用しうるニジヘキシルモノオ
クチルホスフィンオキシド、ジオクチルモノへキシルホ
スフィンオキシト1ジへキシルモノデシルホスフィンオ
キシドtソデシルモノへキシルホスフィンオキシP〜ジ
オクチルモノデシルホスフィンオキシド〜ジデシルモノ
オクチルホスフィンオキシド、及びジヘキシルモノプチ
ルホスフィンオキシド。
すべての酸化物は混合物2)に少くとも1重量%及び高
々60重量%の量で存在すべきであるけれど、少くとも
1種のオキシドに対する好適な量は、約1.5〜110
重量%である。4つよシも多い)ホスフィンオキシトも
混合物2)に使用しつるけれども、2種のオレフィン化
合物から4ミツクスを製造することが最も簡便である。
特に好適な4ノクート・ミックスはトリーn−オクチル
ホスフィンオキシト(TOPO):)ソーn−ヘキシル
ホスフィンオキシト(THPO)ニジヘキシルモノオク
チルホスフィンオキシド及びジオクチルモノヘキシルホ
スフィンオキシドである。しかしながら予期を越えて増
大したKD値を与える相乗効果は上記ホスフィンオキシ
トの4パート・ミックス又はそれ以上のノセート・ミッ
クスを用いて得ることができる。
混合物2)で使用されるホスフィンオキシト′はオキシ
ドの少くとも2つの炭素原子の全数における差が少くと
も2であり、まfc6まで、またはそれ以上までである
ように選択される。
好ましくは、混合物2)の融点は約20℃より低い、し
かしながら、工程の効率及び費用を改良し、また物質の
取シ扱い性の利点を与えるために、融点は更に低い方が
望ましい、約10℃よシ低い融点は好適であり、従って
約To′c%更に好ましくは0±5℃で溶融するホスフ
ィンオキシト混合物は、その酸性有機化合物の抽出性能
が許容できるならば、実際的な観点から本方法に用いる
ために選択できる。
低融点ホスフィンオキシト混合物を用いることによって
得られるエネルギーの節約とは別にt低融点混合物の他
の利点は、ホスフィンオキシトがそのま\で使用できる
ために希釈剤の使用が避けられ、また工場の運転停止中
の凍結の可能性が回避される。ホスフィンオキシトの低
融点の共融混合物は、今まで昇温度で或いは希釈剤と一
緒にだけ使用でき、しばしば複雑な除去操作が後続する
ホスフィンオキシトを、融点の低下のために使用するこ
とを可能にする。
更にヘキセン及びオクテンから製造される好適な4元ホ
スフィンオキシト混合物はへ約70%のT[(OPを有
するTHOP/TOPOの好適な2元ボスフィンオキシ
ド混合物と比べて、約20%のTHPO(、か有さない
、THPOは望ましい置板上に水に溶解するから、より
少ないTHPOを有する好適な4元ホスフィンオキシト
混合物は、明らかに水浴液への溶解度が小さくなシ、水
溶液から酸性有機化合物を抽出するのに2元系よシも有
利である。
しかしながら本発明の方法で用いるホスフィンオキシト
混合物の主な利点は、そのような混合物によって提供さ
れる予期を越えて増大した抽出性である。
この抽出性は、単独で用いたときのあるホスフィンオキ
シトと等しい量の抽出性を越え〜従って希水溶液から所
望の溶質を抽出するのに必要とされるホスフィンオキシ
トの量を工程時に節約する。
好適なホスフィンオキシト混合物2)は、2種又はそれ
以上のオレフィン化合物1例えばペンテン、ヘキセン1
オクテン及びデセンをホスフィンと反応させることによ
って製造される。2種のオレフィン性化合物例えばオク
テン及びヘキセンからの中間体の5級ホスフィン生成物
を過酸化水素で酸化してt4成分のトリアルキルホスフ
インオキクド混合物、即ちR,’PO,R,#PO1R
#R#PO,R’R,#POを得る。オレフィン化合物
(オクテン/ヘキサン)の比に依存して、混合物は室温
で液体でありうる1例えばヘキセン70重量%:オクテ
ン30重量%の混合物の凍結高度は約0℃である。実際
の取シ扱い上の理由から1混合物は室温で液体である0
例えばヘキセン1オクテン及びデセンから得られる9パ
ート・ミックスは特に簡便で効果的であることがわかっ
た。
単に例示の目的で示す次の実施例によって、本発明を更
に詳細に記述する。
実施例 1 酢酸及び更にフェノールの、希水溶液からの抽出性に関
して溶媒の試料を試験した。各溶媒の試料を、酢酸を含
有する水溶液の一定量と共に振とうし且つ混合した。数
分後に、水性相及び有機相を分離し、水性相を酢酸の存
在に関して分析した。
すべての酢酸が有機相へ回収でれ且つ移動するまで水性
相との混合を繰返した。ionチ回収のために必要とさ
れる有機相(溶媒)の容積量を水性/有機(A10 )
比で示す。
酢 酸 (商業的排水) l DPA中+50g、p、l TOPO(152DP
A中400gp+1. ’ropo Cl365 Tf
(PO/TOPO (65735劃0比)2.0 フェノール(合成溶液) +00 gpl TOPO 2Conoco 500中 6 2[ID gpl TOPO 3C!onoco 500中 5 525 gpl TOPO 4T F−P O/T OP O(65/ 35重量%
比)10試料1及び2では、TOPOを、ソフェニルア
ルカンからなる0onoco[の市販の希釈剤DPA中
に溶解した。溶媒中のTOPOO量を増加させると、有
機相の使用量が減る為即ち水性/有機(A10)比が増
大することが見られる。しかしながら溶媒試料3の場合
、ホスフィンオキシト混合物(THPO: TOPOの
65重量%=35重遍%)は酢酸の抽出能力を実質的に
増加させる。
tiミツエノール抽出において1試料4は実質的に増大
しic A / O値を示した。これはフェノールの水
溶液からの100%回収のために1より少量の有機(溶
媒)相で十分であることを明白に示している。
実施例 2 耐酸及びプロピオン酸を6.15及びtsogp’1の
量で含有す□る商業的な水性排液を、THPo/T O
PO混合物を用いて抽出した。各カルボン酸に対する平
衡濃度を異なるA / O比に対して測定した。
第 1 表 溶媒(重量%): THPO65、TOPO55温度:
50℃ 5 18.3 、2.507.3 6.T5α2722
.82 9.701.307.5 2.78α1125
.51 5.541619.+ 1.47α0349.
0*水性分析及び物質収支に基づく。
残留する酸に対するY軸と一致した等混線。
更に同一の排水を、異なる濃度でTOPOを含有する溶
媒を用いて抽出した。
*水性分析及び物質収支に基づく、他の酸に対する本質
的にY軸と一致した等混線。
THPO/TOPO混合物に対するKd値は対応するA
 / O比に対して1ジフエニルアルカン(DPA )
希釈剤中にTOPOだけを用いたもののKd値よシもか
なり大きいことが明確に示される。
実施例 5 10 gp:L フェノールを含む水溶液を・異なる抽
出剤濃度の溶媒で抽出した。
種々のA / O値に対する有機及び水性相におけ、平
衡のフェノール濃度を決定し、平衡分配係数−dを計算
した。この場合にも、ホスフィンオキ・ド混合物に対す
るKd値はすべてのA / O値に一シ、単一のオキシ
ド溶媒よりも予期を越えて高・ということが見られる。
次の4つの実施例は14元ホスフィンオキシト、金物の
製造におけるC! s/ Oa混合物、更に、。/C0
混合物の使用例を示す。
:施例 4 オートクレーブ中において、ホスフィンを、オーテン7
0重量%及びヘキセン30重量%からなオレフィン混合
物と反応させた。続いて中間体反応生成物(3級ホスフ
ィン)を過酸化水素で化して4種の5級ホスフィンオキ
ザイドの混合を含有する最終生成物を製造した。生成物
は、析ニよるとトリヘキシルホスフィンオキシド59%
、ジヘギシルモノオクチルホスフィンオキシド22.8
%、ジオクチルモノヘキシルホスフィンオキシド45.
7%及びトリオクチルホスフィ/オキシド27. b 
% (重量基準)を含むことがわかった。最終生成物は
8〜17℃の融点範囲を有し・室温で液体であった。
実施例 5 オクテン60重i%及びヘキセン40重量%からなるオ
レフィン混合物を用いて実施例4を繰返した。最終の3
級ホスフィンオキシト生成物は、分析によるとトリヘキ
シルホスフィンオキシト8%、ソヘキシルモノオクチル
ホスフインオキシド519%、ジオクチルモノへキシル
ホスフィ/オキシド42.8%及びトリオクチルホスフ
ィンオキシト+ 7.4 % (重量基準)を含有する
ことがわかった。最終生成物は、−5〜0℃の融点範囲
を有し、室温で液体であつfcつ 実施例 6 オクテン50重量%及びヘキセン70重量%からなるオ
レフィン混合物を用いて実施例4を繰返した。最終生成
物は分析によると1 トリヘキシルホスフィンオキシト
4[12%1ジヘキシルモノオクチルホスフインオキシ
ド42.6%、ジオクチルモノヘキシルホスフィンオキ
シド15.5%及ヒドリオクチルホスフィンオキシト2
%を含有スることがわかった。3級ホスフィンオキシト
混合物は一7〜+6℃の融点範囲を有し、室温で液体で
あった。
実施例 7 デセン50重量%及びヘキセン5o重i%からなるオレ
フィン混合物を用いて実施例4を繰返した。最終生成物
は分析によると、トリヘキシルホスフィンオキシト22
%、ジヘキシルモノデシルホスフィンオキシド42.5
%、ジデシルモノヘキシルホスフィンオキシド2a9%
及ヒドリデシルホスフィンオキシド6.4チを含有する
ことがわかった。最終生成物は一5〜+10℃の融点範
囲を有し、室温で液体であった。
次の第4表は1ヘキセン70重量%及びオクテン30重
量%からの4元ホスフィンオキシト混合物(実施例6)
が、THPOb 5重量%/TOP035重量%の2元
混合物と比較した時、溶媒抽出剤として用いるのに幾分
改良された性能特性を有すること1但し2元及び4元混
合物の双方とも従来法よ)優れていることを示す。
第4表 溶[: (1)へキシル70、オクチル30.4元系(
2)ヘキシル65〜オクチル5sS2元系水性:1[L
25 gpl 酢酸(合成)湛度:50℃ 時間:5分 10 52j 4.9B 1α5B 47.1 5.5
4 α505 3z4 五78 α57 2a0 4.
65 6.Q22 16.02.25 7.1? 15
.5 2.48. α251 a6o ts7 5.4
a &[51,406,52α5 475 α75 6
.55 4.74 [1786,08即ち、種々のA1
0値に対し、有機及び水性相における平衡酢酸濃度を用
いてKI)値を計算する時、4元混合物に対するKD値
が、特に高酢酸負荷量において2元混合物よりもいくら
か高い(高A / O比)ことが理解できる。更に第4
表に示す酢酸等m線からの内挿は、2元混合物に対する
A / O: 2において、4段階での完全な抽出を示
している。対比しうる4元混合物を用いる場合には、A
10=−2において3段階が必要である。
添伺する図面には、実施例8の4元ホスフィンオキシト
混合物及び2元混合物の抽出特性を示しである。
【図面の簡単な説明】
図面は、2元及び4元ホスフィンオキシトを用いた場合
の酢酸の抽出特性を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 炭素数1〜5の置換又は未置換カルボン酸及び置
    換又は未置換フェノール性化合物からなる群から選択さ
    れる酸性有機化合物を冷水溶液から除去する際に、該水
    溶液を、 少<+!:も2種のホスフィンオキシト、即ち式%式% の第1のホスフィンオキシト及び式 R、r の第2のホスフィンオキシトのへ但し式中R,%R,,
    Rいハ′%R,l及びR8′はそれぞれ04〜CI8を
    有するアルキル〜シクロアルキル1アラルキル及び置換
    アラルキルからなる群から独立に選択され、該第2のホ
    スフィンオキシト中の炭素原子の全数は少くとも17で
    あム第1及び第2のオキシドにおける炭素原子の全数に
    おける差が少くトも2でhj、vホスフィンオキシトの
    少くとも一方は1少くとも5重量%であって60重量%
    より多くない量で存在する1ホスフィンオキジトノ混合
    物1.) トs Tel イtf: ”l:、 R@’
     P O%RH” P OlR,/R/#PO,R’R
    ,I’POを有し、但シR#ヒR”はそれぞれ04〜’
    tsを有するアルキル、シクロアルキル1アラルキル及
    び置換アラルキルからなる群から独立に選択され)少く
    とも4種のホスフィンオキシトの、室INにおいて液体
    である混合物であって、各ホスフィンホキシト中の炭素
    原子の全数が少くとも1重量%で60重量%より多くな
    い量で存在する混合物2)と1接触させることを含んで
    なる1核酸性有機化合物の除去法。 2、混合物1)の該第2のホスフィンオキシト中の炭素
    原子の全数が少くとも19であシ、また混合物1)の第
    1及び第2のオキシドにおける炭素原子の全数の差が少
    くとも4でちる特許請求の範囲第1項記載の方法つ 五 混合物1)の該少くとも1つのホスフィンオキシト
    が約25〜45重量%の量で存在する特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 4、混合物1)のホスフィンオキシトの該混合物が約5
    0℃よシ低い融点を有する特許請求の範囲第1又は5項
    記載の方法。 5、 該酸性有機化合物が酢酸Nプロピオン酸及びフェ
    ノールからなる群から選択される特許請求の範囲第1又
    は3項記載の方法。 6 混合物1)の該少くとも1つのボスフィンオキシド
    が約35重量%の量で存在する特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 Z ホスフィンオキシトの該混合物りが約30℃よシ低
    い融点を有する特許請求の範囲第1又i、]:3項記載
    の方法。 a 混合物1)の該少くとも1つのホスフィンオキシト
    がトリーn−オクチルホスフィンオキシトである特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 2 ホスフィンオキシトの該混合物りがトリーn−ヘキ
    シルホスフィンオキシト及びトリーn−オクチルホスフ
    ィンオキシドである特許請求の範囲第3又は5項記載の
    方法。 IQ、ホスフィンオキシトの該混合物が約20℃より低
    い融点を有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 11、炭素数の最低数を有する混合物2)の該ホスフィ
    ンオキシトの第1のものの炭素原子の全数が少くとも1
    8でありSまた混合物2)の該ホスフィンオキシトの第
    2のものが少くとも20であり、そして混合物2)の第
    1のオキシドの炭素原子の全数及び混合物2)の炭素原
    子の最高数を有するオキシドのそれの差が少くとも6で
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 12、混合物2)における該ホスフィンオキシトの少く
    とも1つが約35〜50重量−の量で存在する特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 1五 ホスフィンオキシトの該混合物2)が約10℃よ
    り低い融点を有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 14゜ ホスフィンオキシトの該混合物2)がトIJ 
    + n−ヘキシルホスフィンオキシト、)!J−n−オ
    クチルホスフインオ中シト、ジヘキシルモノオクチルホ
    スフィンオキシド及びジオクチルモノヘキシルホスフィ
    ンオキシドである特許請求の範囲第1項記載の方法。 15、ホスフィンオキシトの該混合物2ンがトリーn−
    ヘキシルホスフィンオキシト〜 トリーn−デシルホス
    フィンオキシト、ジヘキシルモノデシルホスフィンオキ
    シド及びソデシルモノヘキシルホスフィンオキシドであ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 16、ホスフィンオキシトの該混合物2〕が少くとも9
    つのホスフィンオキシトを含む特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 IZ ヘキシル−オクチル及びデシル基が混合物2)に
    存在する特許請求の範囲第16項記載の方法。 1a 式R1#PO,R,l#Po、R,#RII P
    OlR11E t17/ P □をMし1但しR′及び
    R“がそれぞれ04〜C1,を有するアルキル、シクロ
    アルキル、アシルキル及び置換アラルキルからなる群か
    ら独立に選択され・各ホスフィンオキシト中の炭素原子
    の全数が少くとも15であり、該ホスフィンオキシトが
    混合物中に少くとも1重量%で60重重量上り多くない
    昔で存在し、該混合物が室温で液体である、少くとも4
    種のホスフィンオキシトのホスフィンオキシト混合物。 1920℃よシ低い融点を有する特許請求の範囲第18
    項記載のホスフィンオキシト混合物。 2α 炭素数の最低数を有する該ホスフィンオキシトの
    第1のものの炭素原子の全数が少くとも18であり、ま
    た該ホスフィンオキシトの第2のものが少くとも2Gで
    あり、そして第1のオキシドの炭素原子の全数及び炭素
    原子の最高数を有するオキシドのそれの差が少くとも6
    である特許請求の範囲第18項記載のホスフィンオキシ
    ト混合物。 21、少くとも1つの該ボスフィンオキシドが約55〜
    50重i%のIで存在する特許請求の範囲第18項記載
    のホスフィンオキシト混合物。 2Z 約10℃よシ低い融点を有する特許請求の範囲第
    18項記載のホスフィンオキシト混合物。 2& トリヘキシルホスフィンオキシト約2〜45M1
    tss ジヘキシルモノオクチルポスフィンオキシド2
    0〜45重11% ジオクチルモノヘキシルホスフィン
    オキシド10〜48重量%、及びトリオクチルホスフィ
    ンオキシト1〜30重i%を含んでなる特許請求の範囲
    第18項記載のホスフィンオキシト混合物。 24、トリへキシルホスフィンオキシト約2〜24iJ
    iハソへキシルモノデシルホスフィンオキシド40〜4
    5重量%1ジデシルモノヘキシルホスフインオキシド2
    6〜33重量%及びトリデシルホスフィンオキシド4〜
    9重量%を含んでなる特許請求の範囲第18項記載のホ
    スフィンオキシト混合物。 25、少くとも28iのオレフィン性化合物をホスフィ
    ンと反応させて中間体の3級ホスフィン生成物を製造し
    、該3級ホスフィン生成物を酸化して少くとも4種のホ
    スフィンオキシトのホスフィンオキシト混合物を得る特
    許請求の範囲第18項記載のボスフィンオキシド混合物
    の製造法。 2& 該酸化を過酸化水素の添加で行なう特許請求の範
    囲第25項記載の方法。 2z ヘキセンをオクテンと一緒に反応させる特許請求
    の範囲第25又は26項記載の方法。 2& オクテン約25〜65重量%をヘキセン約75〜
    35重量%と一緒に反応させる特許請求の範囲第25又
    は26項記載の方法つ 29、オクテン約55〜65重量%をヘキセン約55〜
    45重量%と一緒に反応させる特許請求の範囲第25又
    は26項記載の方法。 5α ヘキセンをデセンと一緒に反応させる特許請求の
    範囲第25又は26項記載の方法。 31、ヘキセンtオクテン及びデセンを反応させ一続い
    て酸化して該混合物中に9つのホスフィンオキシト全生
    成せしめる特許請求の範囲第25又は26項記載の方法
JP59149773A 1983-07-21 1984-07-20 ホスフインオキシドを用いる溶媒抽出法 Granted JPS6041591A (ja)

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CA000432929A CA1200627A (en) 1983-07-21 1983-07-21 Process for solvent extraction using phosphine oxide mixtures
CA444795 1984-01-06

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