JPS6041561A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPS6041561A
JPS6041561A JP14586683A JP14586683A JPS6041561A JP S6041561 A JPS6041561 A JP S6041561A JP 14586683 A JP14586683 A JP 14586683A JP 14586683 A JP14586683 A JP 14586683A JP S6041561 A JPS6041561 A JP S6041561A
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JP
Japan
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roll
paint
spray
paint supply
brush
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JP14586683A
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JPS6229099B2 (ja
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Noritoshi Tokimoto
時本 徳寿
Masao Toyama
遠山 昌夫
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Kikusui Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Publication of JPS6041561A publication Critical patent/JPS6041561A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塗布装置に関するもので、詳しくは、特に、連
続的に移動する板状物に微滴化された多量の塗料を均一
に塗布するための装置に関するものである。
例えば、板状物の表面に塗料の液滴がランダムに散乱し
、多数の凸部模様を有する化粧板が知られている。この
化粧板は独特の意匠模様を有するため、主に、壁材、天
井材などの建築用材として広く利用されている。この化
粧板をII造する場合、従来、特定の塗料をスプレーガ
ンにより板状物に塗布する方法が採られてきたが、スプ
レーガンを用いた場合には、板状物を連続的に移動させ
ながらの塗布は塗布面が不均一となり易く、また、目標
とする塗布部以外にも塗料が散布されるばかりか、大気
汚染による作業環境の窓下をもたらす心配があった。
そこで、本出願人はこのような問題点を改良するために
、先に、塗料の塗布を特定のブラシ状口−ルを用いて、
このロールを回転させることにより、ロール表面のブラ
シの弾性力とロールの遠心力によって行なう方法を提案
した。(例えば、特公昭53−23.858号、同53
−25.846@、同54−933号及び同54−70
28号参照) これらの方法は多量の塗料を目標とする塗布部に適確に
散布することができ、連続的に均一な塗布ができるので
、工業装置として極めて好ましいものである。しかし、
場合により、更に、微滴化された塗料散布を要求される
ことがあり、また、構造的により簡略化された装置が一
層、好ましい。
本発明者等は上記実情に鑑み、上述の特定のブラシ状ロ
ールを用いた塗布装置を更に改善するため種々検討した
結果、特定のロールを組み合せて用いることにより、簡
単な装置で、より微滴化された塗料を連続的に散布でき
ることを見い出し本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、横向きに設置された塗料供
給ロールの一側方に、これと隣接するドクターロールを
有し、また、他側方にブラシ状ロールよりなるスプレー
ロールを有し、塗料供給ロールとドクターロール間の上
方に塗料供給部を設け、且つ、塗料供給ロールとスプレ
ーロールとは直接、接することなく、両ロール間に設け
られた両ロールよりも小径である微滴化ロールを介して
接しており、塗料供給ロールより微滴化ロールへ移送さ
れた塗料をスプレーロールの回転により該ロールのブラ
シによって散布するように構成されてなる塗布装置に存
する。
以下、本発明を添付図面に従い詳細に説明づる。
第1図は本発明の一例の塗布装置を用いて板状物を連続
的に塗装するための塗装システムを示す説明図、第2図
及び第3図は本発明の塗布装置の別の一例を示す説明図
であり、1は塗料供給ロール、2はドクターロール、3
はスプレーロール、4は微滴化ロールを示す。
本発明の装置は横向きに設置された塗料供給ロール1を
中心に、このロール面に沿って一側方にドクターロール
2が設けられ、また、他側方にスプレーロール3が設け
られている。塗料供給ロール1とドクターロール2は各
々、ロール面において実質的に接しており、両ロール間
上方に設けられた塗料供給部5より供給された塗料を両
ロール間上に滞留保持できるように構成されている。そ
して、塗料供給ロール1の回転に合せ、O−ル表面に付
着した塗料をスプレーロール3側へ移送させるのである
。塗料供給ロール1の径は4概には言えないが、通常、
150〜250m/mPi!度である。ドクターロール
2のサイズは通常、塗料供給ロール1の径に対して、1
/2〜2倍であるが、好ましくは同程度である。
また、本発明では通常、塗料供給ロール1又は、ドクタ
ーロール2の少なくとも一方がブラシ状ロールより構成
されていることが望ましい。例えば、第1図の場合には
、ドクターロールが、第2図の場合には塗料供給ロール
がブラシ状ロールであるが、これらの場合には、多量の
塗料を効率的にスプレーロール3側に供給することがで
きるのである。勿論、第3図に示すように、両ロールと
も平坦なロールでも差し支えはない。
この際に用いるブラシ状ロールとしては、通常、ロール
表面に合成樹脂又は金属などの弾性条材を多数、植設し
た表面がブラシ状のものであれば特に限定されず、また
、弾性条材の大きさ及び植設密度は塗料が両ロール間上
に保持できる範囲であればよい。弾性条材の長さはロー
ルの大きさなどにより異なるが、通常、2〜401B/
II程度である。ブラシ状ロールを用いる場合には、塗
料供給ロール1とドクターロール2との接触は少なくと
も、ブラシの先端にて接していればよいが、塗料が両ロ
ール間より落下するのは好ましくない。
一方、ドクターロール2と反対方向で塗料供給ロール1
のロール面に沿って、設けられたスプレーロール3は塗
料供給ロール1とは直接、接していないことが必要であ
る。この両ロール間には通常、両ロールの回転軸より下
方の位置に、両ロールの径よりも小径の微滴化ロール4
が設けられ、塗料供給ロール1とスプレーロール3とは
微滴化ロール4を介して接する形となる。要するに、微
消化ロール4は塗料供給ロール1とも、また、スプレー
ロール3ともそれぞれ独自に接触しており、塗料供給ロ
ール1の表面に付着して移送されて来た塗料は一旦、微
滴化0−ル4に移り、ここで、更に、スプレーロール3
と接触することにより散布されるのである。なお、本発
明では微滴化ロール4と接触するロールは完全に接触し
ていなくても、両ロール間に塗料膜が形成される程度に
接近していればよい。
本発明ではスプレーロール3は必ず、ブラシ状であるこ
とが必要である。このブラシ状ロールどしては上)ホし
たロール表面に多数の弾性条材を植設したものが挙げら
れる。このスプレーロール3の弾11条月の長さは微消
化ロール4上に付着した塗料を効率的に、その弾性力と
ロールの回転による遠心力によって散布できる長さに調
節されるが、通常、20〜80.n+/mである。スプ
レーロール3の回転方向は微滴化ロール4を下方に向け
て弾く方向に回転する必要がある。このスプレーロール
3の回転により、効果的な塗料の散布ができるのである
。スプレーロール3の大きさは通常、塗料供給ロール1
の径に対して、172〜2倍である。また、スプレーロ
ール3の回転速度は塗料の塗布量などにより異なるが、
通常、塗料供給ロール1の周速に対して、1〜10倍で
、しかも、微滴化ロール4の周速に対して、1〜20倍
が好ましい。
微滴化ロール4はブラシ状ロールではないことが好まし
く、また、その径は通常、スプレーロール3の径に対し
て、1/4〜1/20倍で、しかも、スプレーロール3
のブラシ長さに対して、1/2〜14Bであることが好
ましい。*覆るに、微滴化ロール4の径が小さい方が多
量の塗料をスプレーロール3のブラシ中に押し込むこと
ができ、また、より微滴化された塗料を散布することが
できるのである。微滴化ロール4の回転方向は通常、ス
プレーロール3と反対方向である。また、微滴化ロール
4は場合により自己駆動しても良く、しなくても良い。
本発明の装置では塗料供給ロール1の回転方向は通常、
第14図及び第2図に示すように、スプレーロール3ど
同一方向で塗料供給ロール1の下部を廻って、fP1滴
化ロール4に塗料を移送するのが望ましいが、例えば、
第3図に示すように、スプレーロール3と反対方向でも
よい。この場合には、塗料は塗料供給ロール1の上部を
廻って移送されることとなる。したがって、必要に応じ
て、塗料供給ロール1の上部に、ロール面に沿って、塗
料用調節ロール6を設()ることにより、微滴化ロール
4へ移送する塗料量を調節することができる。
要するに、この塗1311i調節ロール6と塗料供給ロ
ール1との間隔を調節することにより、塗れ供給ロール
1の表面に何着する塗料の量を制即できるのである。こ
の塗料量調節口−ル6の回転方向は通常、塗料供給ロー
ル1と反対方向である。
また、ドクターロール2の回転方向は塗料供給ロール1
の回転方向とは関係なく、通常、スプレーロール3と相
対方向が好ましい。ドクターロール2の回転速度は通常
、塗料供給1]−ル1の周速に対して、0.25〜1倍
である。
本発明の塗布装置を用いて板状物を連続的に塗装処理す
る場合には、例えば、第1図に示すように、本発明の塗
布装置の下方に、処理しようとする板状物を連続的に移
送させることのできる搬送コンベア7a、7bを設け、
しかも、塗料を散布する位置の下部に塗料槽9を設け、
この搬送コンベア上の板状物Aを移送させながら、本発
明の装置により塗料を散布することにより実施すること
ができる。また、塗料槽9が長い場合には、必要に応じ
て、その途中に支持ロール8を設けるのが好ましい。そ
して、塗料槽9内の塗料は通常、ポンプ10により供給
ライン11を通り塗料供給部5に送られる。
本発明において使用される塗料としては、水性のもので
も、油性のものでもよい。しかし塗料の粘度は通常、3
000〜30000センチポイズ程度に調節されたもの
が特に好ましい。
一方、塗装処理される板状物としては特に限定されるも
のではなく、通常、金属板、合成樹脂板、硅カル板、石
膏板又はこれらの複合板などが挙げられる。
以上、本発明の塗布装置によれば、特定のロールを組み
合せただけの簡単な構造であるにも拘らず、多牲、の塗
料を微消化して均一に、しかも、連続的に塗布す゛るこ
とができる。したがって、特に、表面に多数の液滴がラ
ンダムに散乱した意匠模様を有する化粧板を製造するた
めの塗布装置として適している。勿論、表面を平坦に塗
装する場合の塗布装置としても利用できる。
実施例 第1図に示す装置を用いて板状物の連続的塗装処理を行
なった。各ロールの径は塗料供給ロール1(ゴム表面)
が210m/m、ドクターロール2(表面に合成樹脂ブ
ラシを植設)が160111/ll1(内ブラシ長さ2
011/1Il)、スプレーロール3(表面に合成樹脂
ブラシを植設)が250m/m (内ブラシ長さ50+
n/m)及び微滴化ロール4(ゴム表面)が30m/+
nとした。また、各ロールの周速はスプレーロール3:
塗料供給ロール1:ドクター口−ル2:微滴化ロール4
の比率を10:3:3:1とした。そして、15000
センチボイズの塗料を塗料供給部5より供給し、一方、
塗装スピード201/分となるように、搬送コンベア7
a 、7bを移動させ、連続的に板状物への塗装処理を
行なった。
その結果、塗布された塗料の微滴化の程度は良好であり
、その際の塗布量は一回当り最大0.8kg10f(ウ
ェット重量ベース)であった。この塗実施例の方法にお
いて、塗布装置としてブラシ状のドクターロール2の代
りに、同じ径を有するゴム表面の平滑ロールを用い、ま
た、微滴化ロール4を省略し、塗料供給ロール1とスプ
レーロール3とを接触するように位置させ、その他は同
様として、板状物への連続的塗装処理を行なった。
その結果、塗布された塗料の微消化の程度は酋通であり
、その際の塗布量は一回当り最大で0゜2ko10f(
ウェット重量ベース)であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の塗布装置を用いて板状物を連続
的に塗装するための塗装システムを示す説明図、第2図
及び第3図は本発明の塗布装置の別の一例を示す説明図
であり、1は塗料供給ロール、2はドクターロール、3
はスプレーロール、4は微滴化ロールを示す。 出願人 菊水化学工業株式会社 代理人 弁理士 足立 勉 他1名 第1図 11 / 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 横向きに設置された塗料供給ロールの〜側方に、こ
    れと隣接するドクターロールを有し、また、他側方にブ
    ラシ状ロールよりなるスプレーロールを有し、塗料供給
    ロールとドクターロール間の上方に塗料供給部を設け、
    且つ、塗料供給ロールとスプレーロールとは直接、接す
    ることな(、両ロール間に設けられた両ロールよりも小
    径である微滴化ロールを介して接しており、塗料供給臼
    −ルJ:り微滴化ロールへ移送された塗料をスプレーロ
    ールの回転により該ロールのブラシによって散布するJ
    :うに開成されてなる塗布装置。 2 微消化ロールの径が塗料供給ロールの径に対して、
    1/4〜1/20倍である特許請求の範囲第1項記載の
    塗布側L 3 塗料供給ロール又はドクターロールの少なくとも一
    方がブラシ状[]−ルである特許請求の範囲第1項記載
    の塗布IL
JP14586683A 1983-08-10 1983-08-10 塗布装置 Granted JPS6041561A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14586683A JPS6041561A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP14586683A JPS6041561A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6041561A true JPS6041561A (ja) 1985-03-05
JPS6229099B2 JPS6229099B2 (ja) 1987-06-24

Family

ID=15394866

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JP14586683A Granted JPS6041561A (ja) 1983-08-10 1983-08-10 塗布装置

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JP (1) JPS6041561A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004520975A (ja) * 2001-03-02 2004-07-15 ジェームズ ハーディー リサーチ プロプライアトリー リミテッド スパッタリングによって積層シート材料を形成する方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004520975A (ja) * 2001-03-02 2004-07-15 ジェームズ ハーディー リサーチ プロプライアトリー リミテッド スパッタリングによって積層シート材料を形成する方法および装置

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JPS6229099B2 (ja) 1987-06-24

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