JPS6041359B2 - 文字表示装置における文字点滅制御方式 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は文字、実数、記号、表等を表示する文字表示装
置（キャラクタディスブレィ）において、表示画面にて
特定の文字を点滅させてオペレータに印象づけるように
したものに関する。

上記の様な文字表示装置において、特に特定の文字の点
滅動作を簡単な構成で達成できるようにした文字点滅制
御方式を提供するものである。従来、文字表示装置にお
ける文字の点滅動作を行う構成は第１図に示すものとな
っている。第１図のブロック構成において、１は表示す
るためのデータを記憶する記憶装置であり、アドレスカ
ウンタ２により順次データがアクセスされる。３は前記
記憶装置１からアクセスされたデータが導入される文字
発生器であり、、入力データに対応した文字パターン信
号を出力する。

４は前記文字パターン信号をスキャニング信号に変換す
る並列−直列変換器であり、この変換器４からの信号で
表示器（ＣＲＴ）５に文字表示が行われる。

そして、６は記憶装置Ｉに記憶された表示データのうち
点滅を行わせたい表示データについてのアドレスが導入
記憶されたレジスタであり、このレジスタ６の内容とア
ドレスカウンタ２の内容は比較器７によって順次一致検
出が行われる。

９は表示文字の点滅を行なわせるための点滅パルス発生
器であり、このパルス信号と上記比較器７よりの一致信
号がアソドゲート８に夫々導入されている。

このゲート８の出力は並列−直列変換器４に導入されて
いる。従って、比較器７が一致を検出するとアンドゲー
ト８が導通して点滅パルス発生器９のパルス信号が並列
−直列変換器４に導入され、この変換器４よりの出力が
このパルス信号に応答して制御されることで表示文字の
点滅を行わせている。

また、比較器７が一致を検出しない時にはアンドゲート
８が非導通となり、点滅パルス発生器９からのパルス信
号が変換器４に導入されず、このため表示文字の点滅を
行わない。この様な従釆の特定の表示装置を点滅させる
構成においては表示文字数が多くなればアドレスカウン
タのビット数の多くなることからこれに応じてシフトレ
ジスタ６及び比較器７も大きくなって大型化し、更には
点滅させたい文字数が多い場合にレジス夕６の容量がそ
れだけ大きくなって構成上どうしても大型化になること
を避けることができず、実装する場合及び価格的にも非
常に不利であった。

本発明は上記の様な従来欠点を除去した特定の表示文字
を点滅させる制御方式を提供するものである。

以下本発明について第２図のブロック構成と共に説明す
る。

２１は表示するためのデータを記憶するランダム アク
セス メモリー（ＲＡＭ）から構成される記憶装置であ
り、アドレスカウンタ２２により順次データがアクセス
される。

２３は前記記憶装置２１からアクセスされたデータが導
入される文字発生器であり、入力データに対応した文字
パターン信号を出力する。

２４は前記文字パターン信号をスキャニング信号に変換
する並列−直列変換器であり、この変換器２４からの信
号で表示器（ＣＴＲ）２５に文字表示が行われる。

上記した記憶装置２１に導入記憶される表示するための
データはデータビットに点滅情報用ビットを１ビット附
加した構成しなし、該ビットの指示としては“１”の場
合に点滅また“０”の場合に点滅させないものとなって
いる。このため、記憶装置２１からアクセスされたデ−
夕の点滅情報用ビットはアンドゲート２８に導入され、
また該アンドゲート２８の他方の入力として点滅パルス
発生器２９からのパルス信号が導入されている。

そして、前記ゲート２８の出力は並列−直列変換器２４
に導入されている。従って、アドレスカウンタ２２によ
って記憶装置２１のデ−夕がアクセスされた場合にデー
タビットは文字発生器２３に送られると共に点滅情報用
ビットの信号はアンドゲート２８に送られる。

今、この点滅情報用ビットが“１”で点滅指示があると
、アンドゲート２８が導通して点滅パルス発生器２９か
らのパルス信号が並列−直列変換器２４に導入され、こ
の結果パルス信号に応答して変換器２４よりの出力が制
御されることにより表示器２５の画面に表示される文字
が点滅動作する。他方、点滅情報用ビットが‘１０”で
点滅を行わせない指示がある場合にはアンドゲート２８
が非導通となり、その結果点滅パルス発生器２９からの
パルス信号が並列一直列変換器２４に導入されず、表示
器２５の画面に表示される文字も点滅を行わず通常の表
示動作となる。

この様に本発明の文字点滅制御方式にあっては、データ
記憶装置に保持される各文字データについて予め当該文
字についての点滅の要、不要を示すビットを附加した形
式で保持させて前記データ記憶装置のアドレス回路によ
るアクセス動作によって点滅の要、不要を示すビットを
含む文字データをデータ記憶装置により取出し、この文
字データとともに取出された点滅の要、不要を示すビッ
ト情報に基づいて点滅パルス発生器の出力を制御させ、
前記ビット情報が点滅用の情報である時に点滅パルス発
生器の出力を有効になして該ビットとともに取出された
文字データに対応する表示文字を点滅させるように成し
たものであり、文字データをアクセスするアドレス回路
で文字データと同時に点滅の要、不要を示すビットを取
出すことができ、そして文字データと同時に取出した点
滅の要、不要のビット情報で点滅パルス発生器の出力を
制御するから特別に点滅表示させる文字データとの同基
制御を行なう回路も不要となり、更には従来の構成で必
要としていたレジスタ、比較器の構成要素を不要にでき
て構成的に極めて簡略化でき、また点滅表示文字数が増
加しても構成的に変わる（大型化）こともないので実装
スペース及び価格的にも極めて有利となる。

また記憶装置としてＲＡＭ（ランダム アクセス メモ
リ）を使用すればより効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の文字表示装置の構成を示すブロック図、
第２図は本発明の文字表示装置の構成を示すブロック図
である。 ２１：データ記憶装置、２２：アドレスカゥンタ、２３
：文字発生器、２４：並列−直列変換器、２５：表示器
（ＣＲＴ）、２８：アンドゲート、２９：点滅パルス発
生器。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 表示するための文字データを記憶するデータ記憶装
   置から、この記憶装置のアドレス回路によつて順次アク
   セスして取出した文字データを文字発生器を通して表示
   手段に導びき表示させる文字表示装置において、前記デ
   ータ記憶装置に保持される各文字データについて予め当
   該文字についての点滅の要、不要を示すビツトを附加し
   たデータ形式で保持させて前記データ記憶装置のアドレ
   ス回路によるアクセス動作によつて点滅の要、不要を示
   すビツトを含む文字データをデータ記憶装置より取出し
   、この文字データとともに取出された点滅の要、不要を
   示すビツト情報に基づいて点滅パルス発生器の出力を制
   御させ、前記ビツト情報が点滅要の情報である時に点滅
   パルス発生器の出力を有効になして該ビツトとともに取
   出された文字データに対応する表示文字を点滅させるよ
   うに成したことを特徴とする文字表示装置における文字
   点滅制御方式。