JPS6041205B2 - 原子力タ−ビンプラントの制御方法及び装置 - Google Patents

原子力タ−ビンプラントの制御方法及び装置

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JPS6041205B2
JPS6041205B2 JP53006228A JP622878A JPS6041205B2 JP S6041205 B2 JPS6041205 B2 JP S6041205B2 JP 53006228 A JP53006228 A JP 53006228A JP 622878 A JP622878 A JP 622878A JP S6041205 B2 JPS6041205 B2 JP S6041205B2
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bypass valve
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタービンプラントの制御方法及び制御装置に関
し、特に軽水炉とともに用いられる原子力タービンプラ
ントの制御方法及び装置に関する。
一般に原子炉の運転に際しては原子炉の運転状況が急激
に変動することは効率や原子炉保護の点から好ましいこ
とではない。
従って、軽水沸騰形原子炉とともに使用される蒸気ター
ビンプラントに於ては、蒸気タービンの起動時及びター
ビントリップ時並びに負荷しや断時における原子炉炉内
圧の急激な上昇を防止するために、蒸気加減弁と蒸気タ
ービンとをバィパスして原子炉発生蒸気を直接に復水器
へ排気させるためのバイパス管路が設けられるとともに
前記の各場合に於て開かれるバイパス弁が該バイパス管
路に設けられている。このような公知の原子力タービン
プラントに於ては、次のような理由によってバイパス弁
の急開動作の可否が原子炉の容量決定に際して極めて重
要である。すなわち、一般に原子炉は最大蒸発量近傍の
設計容量で運転されている時が最も効率が良いが、もし
、原子炉が最大出力近傍で運転されていて且つバイパス
弁の急開性能に信頼がおけない場合には、蒸気加減弁急
閉時に於て急速にバイパス管内に多量の蒸気を逃がすこ
とができないため、原子炉の炉内圧はたちまち許容圧力
に達して極めて危険な状態となるからである。従って、
バイパス弁の急開性能に信頼がおけない場合には蒸気加
減弁急開時に於ても原子炉炉内圧が許容圧力に達しない
ように予め原子炉の容量を大きく設計することが必要と
なる。
しかしながら、このように原子炉容量を大きく設計する
ことは原子炉に附属する機器類のすべてを大容量に設計
することにつながり、極めて不経済である。それ故、こ
のような不経済性を回避して原子炉の適切な容量の決定
と原子炉の効率的な運転とを図るためには、蒸気加減弁
急開時に於て原子炉炉内圧の危険な急上昇を回避できる
ようにバイパス弁の急関作動に対する信頼性を向上させ
るとともにバイパス管流量を増加させることが必要とな
る。従釆、前記の如き公知の蒸気タービンプラントに於
ては、蒸気加減弁とバイパス弁とは電子−油圧式調速機
中の電子制御装置によって制御されているが、従来の制
御系に於ては蒸気加減弁とバイパス弁とが前記電子制御
装置を介しての単一制御系によって連動するように横成
されていたので、もし電子制御装置に故障や不調が生じ
た時には両弁が連動しなくなる恐れがあった。それ故、
最近では、蒸気加減弁とバイパス弁との連動制御系を二
重化することが計画されているが、このようにした場合
、高価な電子制御装置が更に高価になること、及び現時
点では電子制御装置を構成する電子部品の信頼性がまだ
低いために高価な割りには信頼性の高いバックアップ制
御系が得られないことなどの問題を生じることが判って
いる。本発明は前記の如き種々の事情を考慮してなされ
たもので、蒸気加減弁の急閉に応じて急速にバイパス弁
を開くことができ、大きなバイパス流量を確保するとと
もに、電子制御装置が故障や不調の時にもバイパス弁を
急関可能な制御方法と、低コストで信頼性の高い制御装
置とを提供することを目的とする。
以下に添付図面を参照して本発明の実施例について説明
するが、これに先立ってまず、第1図を参照して公知の
原子力タービンプラントの概略構成について説明する。
(尚、第1図に於て、2本の平行線は電気的接続を示す
ものである。)原子炉1と蒸気タービン2との間には主
蒸気管3が設けられ、原子炉1で発生した蒸気は主蒸気
管3を通って蒸気タービン2に注入された後、復水器4
に排出される。主蒸気管3には蒸気塞止弁5と蒸気加減
弁6とが設けられ、黍気塞止弁5の上流側の位置で主蒸
気管3から分M皮したバイパス管7が復水器4に接続さ
れている。バイパス管7には蒸気タービン2の定常運転
時には閉じられているバイパス弁8が設けられている。
蒸気塞止弁5の操作シリンダ9は唯一個のボート9aを
有し、蒸気塞止弁5を常に閉方向に附勢するばね9Aを
内部に有している。操作シリンダ9はトリップ装置10
に接続された管路11に接続され、該トリップ装置10
及び圧油供給管12を介して圧油源(図示せず)から圧
油が供給されるようになっている。トリツプ装置10は
一般に電気−圧油サーボ弁の如き装置により構成される
もので、蒸気タービン2の速度を検出するための速度検
出器13の出力信号によって制御され、管路11を圧油
供給管12もしくはBE油管14に切換え操作する機能
を有している。トリップ装置10に接続された管路11
は切換弁15の一つのボート15aに接続され、該切襖
弁15の他のボート15bを介して蒸気加減弁操作シリ
ンダ16への接続配管17に蓮通されうるようになって
いる。
切襖弁15は蒸気タービンの負荷しや断の発生時に蒸気
加減弁操作シリンダ16から圧油を急速に排油させて蒸
気加減弁6を急開するためのもので、3個のボート15
a〜15cを有するとともに内部にばね15Aを有して
おり、弁スプールの一端はソレノィド18のスプールに
連結されている。切換弁15の第一のボート15aはト
リップ装置10‘こ達る配管11に接続され、第二のボ
ート15bは蒸気加減弁操作シリンダー6への接続配管
17を介して電気−油圧サーボ弁19に接続され、また
第三のボート15cは排油管2川こ接続されている。ソ
レノィド18は負荷しや断時に負荷応動リレー21を介
して附勢され、切襖弁15の弁スプールを図に於て下方
へ駆動し、蒸気加減弁操作シリンダー6中を配管17、
切換弁15のボート15b、15cを介して技E油管2
0へ蓮通させるもので、蒸気塞止弁5、蒸気加減弁6及
びバイパス弁8などと電子制御装置22の制御下におか
れる。
蒸気加減弁操作シリンダー6は蒸気塞止弁操作シリンダ
9と全く同一の構造であり、蒸気加減弁6は常時は閉じ
る方向に附勢しているばね16Aを内部に有し、蒸気加
減弁6の閣法時には図示のように管路12、トリップ装
置10、配管11、切換弁15のボート15a,15b
、及び配管17を介して圧油源から圧油が供給されるよ
うにあつている。蒸気タービン2によって駆動される発
電機の如き負荷23には、該負荷23の変動を検出する
ための負荷検出器24が取付けられ、該負荷検出器24
の出力信号は負荷応動リレー21に入力されるようにな
っている。
負荷応動リレー21は一般に比較機能を有し、電子制御
装置22の制御下におかれている。電子制御装贋22は
蒸気タービンの調速を行う電子−油圧調速器(EHC)
の中枢部を構成するもので、後記するバイパス弁制御系
と前記した蒸気加減弁と蒸気塞止弁との制御系の全体を
統括する。
蒸気加減弁操作シリンダ16の接続配管17に接続され
た電気−圧油サーボ弁19は、前記した電子制御装置2
2によって電気的に制御され、蒸気タービン2の定常運
転時には配管17に圧油供給管25と排油管26とを接
続し、且つ配管17内に供給する油量を電子制御装置2
2の制御信号に応じて制御する。
バイパス弁8の弁棒8Aは、それに取付けられた腕8a
を図に於て常時下方に向けて附勢するばね27によって
弁8を閉じる方向に附勢されており、バイパス弁操作シ
リンダ28内のピストンに連結されている。
バイパス弁操作シリンダ28はピストンの両側のチヤン
バに開□する一対のボート28a,28bを有し、該ボ
ート28a,28bは電気油圧サーボ弁29と切襖弁3
0とにそれぞれ接続されている。電気−油圧サーボ弁2
9は電子制御装置22から電気的に制御されるもので、
前記の電気−油圧サーボ弁19と同様に、蒸気タービン
の定常運転時には電子制御装置22の制御の下に庄油供
給管31と排油管32とをバイパス弁操作シIJンダ2
8のボート28a,28bに接続し、圧油供給管31か
らバイパス弁操作シリンダ28への圧油供給量及び排油
量を制御する。
・バイパス弁操作シリンダ28のボート28a,28b
に接続された配管33,34に分岐した配管35,36
は切換弁30の一対のボートに接続され、切換弁3川ま
また、配管37を介して圧油供給管31に接続されると
ともに排油管38に接続されている。切襖弁30はター
ビントリップ時などの過渡運転状況に於て操作されるも
ので、電子制御装置22によって附勢されるソレノィド
39によって弁スプールが駆動されるようになっており
、内部にばね40が収容されている。なお、トリップ装
置10‘こ運る配管11には夕−ピントリップ時の配管
11内の圧力を検出するための圧力検出器41が設けら
れ、主蒸気管3には主蒸気管3内の圧力を検出するため
の別の圧力検出器42が設けられ、電子制御装置22は
圧力検出器41,42の出力信号に応じて他の機器を操
作するようになっている。
また、電気−油圧サーボ弁29に蓮る圧油供給管31に
はチェック弁43及びアキュムレータ44が設けられて
いる。
前記の如き構成の公知の蒸気タービンプラントに於て、
蒸気タービンの定常運転時には蒸気塞止弁5、蒸気加減
弁6、切換弁15、30、バイパス弁8は第1図図示の
状態にあり、トリップ装置10は配管11を圧油供給管
12及び排油警14から遮断し、切換弁15は配管17
及び電気一滴圧サーボ弁19を介して圧油供給管25に
蓮通され、蒸気加減弁操作シリンダ16は電気−油圧サ
ーボ弁19によって制御されている。
一方、バイパス弁操作シリング28は電気−圧油サーボ
弁29を介して圧油供給管31に蓮通され、電気−油圧
サーボ弁29によって制御されている。タービントリッ
プが生じると、速度検出器13の出力信号によってトリ
ップ装置10が作動して配管11を排油管14に蓮通さ
せ、蒸気加減弁操作シリンダー6内の圧油は配管17、
切換弁15のボート15b,15a、配管11、トリッ
プ装置10を介して排油され、また、蒸気塞止弁操作シ
リンダ9内の圧油も同様に雛油され、蒸気加減弁6と蒸
気塞止弁5とはそれぞれの操作シリンダ9,16内のは
ね16A,9Aによって急速に閉じられる。
一方、配管11内の圧力減少を検出した圧力検出器41
の出力信号に応じて電子制御装置22はソレノィド39
を附勢し、切換弁30の弁スプールが第1図に於て下方
に駆動されてバイパス弁操作シリンダ28の上部ポ−ト
28aは配管35及び切換弁30を介して排油管38に
蓮通される。その結果、バイパス弁8の弁棒8Aはバイ
パス弁操作シリンダ28のボート28bに配管36及び
切換弁30並びに配管37を経由して流入する圧油によ
って急上昇させられ、バイパス弁8が開かれる。タービ
ンの定常運転時における負荷変動は負荷検出器24によ
って検出され、負荷検出器24の出力信号は負荷応動リ
レー21を介して電子制御装置22に入力され、電子制
御装置22の制御信号によって電気−油圧サーボ弁19
により蒸気加減弁操作シリンダー6が操作される。
負荷しや断が生じると、負荷応動リレー21がソレノィ
ド18を附勢し、ソレノィド18によって切換弁15の
スプールが第1図に於て下方へ動かされ、配管17は切
換弁15のボート15b,15cを介して排油管2川こ
連通される。その結果、配管17を介して蒸気加減弁操
作シリンダー6中が擬油されて蒸気加減弁6が急速に閉
じられると同時に、蒸気塞止弁操作シリンダ9中も排油
されて蒸気塞止弁5も急閉される。蒸気塞止弁5と蒸気
加減弁6の急開に伴って主蒸気管3内の圧力が急上昇す
ると、この圧力上昇は圧力検出器42により検知され、
電子制御装置22は圧力検出器42の出力信号に応じて
ソレノィド39を附勢する。その結果、前記と同様にバ
イパス弁操作シリンダ28の上部ボート28aが切挨弁
30を介して排油管38に接続され、また、ボート28
bが切換弁30を介して配管37に後続されてバイパス
弁8が開かれる。前記の如き公知の蒸気タービンプラン
トに於ては、負荷しや断時における蒸気加減弁の急閉作
動とバイパス弁の急関作動とが電子制御装置の制御の下
に行なわれるようになっているため、もしも電子制御装
置に不調や故障が生じた場合にはバイパス弁が急開不可
能になる恐れがあり、しかも現時点では電子制御装置を
構成する電子部品の信頼性が必ずしも高くないために、
このような事態が発生する恐れが全くないとは言えなか
った。
それ故、バイパス弁の急関がどんな場合にでも確実に行
われるように蒸気加減弁とバイパス弁との制御系を二重
化することが計画されているが、制御系を二重化すると
、高価な電子制御袋直が一層高価になる上に電子部品の
信頼性が比較的低いという事情から、高価な割りには信
頼性の高くないバックアップ制御系が構成される恐れが
あった。本発明は高価な電子制御装置を更に高価にする
ことないこ、どんな場合にでもバイパス弁を確実に急開
できる制御方法と、安価で信頼性の高い制御装置とを堤
供ることを目的としている。以下に第2図を参照して本
発明の第一実施例について説明するが、第2図に於て第
1図と同一符号を以て表示された部分は第1図に示され
た部分と同一の部分であるから、これらの同一部分につ
いての説明を省略する。
第2図に示される本発明の制御袋贋に於ては、切換弁3
0を操作するための切換弁操作シリング45と、該切換
弁操作シリンダ45を操作するための圧油配管47,4
5が蒸気加減弁操作シリソダ16の圧油配管17に切換
弁46を介して接続されており、これによって蒸気加減
弁操作シリンダ16の作動に直接に連動して切換弁30
が操作されるように構成されている。
そして、切換弁46をバイパス弁8の開放後の所定時間
経過後にリセツトするりセット装置が設けられている。
蒸気加減弁操作シリンダ16の配管17に接続された附
加的な配管47、切換弁46、切換弁操作シリンダ45
、配管48、切襖弁46のリセット用ソレノィド49、
ソレノィド49の作動時期を決定するタイマ50、バイ
パス弁8の開放を検出するための検出器51、は電子制
御装置22を介さずに蒸気加減弁6とバイパス弁8とを
蓮通させるための応動装置を構成している。切換弁46
は三つのボート46a,46b,46cを有し、ボート
46aは切換弁操作シリンダ45の唯一個のボートに配
管48を介して蓮通され、ボート46bは附加的配管4
7を介して蒸気加減弁操作シリンダ16の唯一個のボー
トに蓮通され、ボート46cは圧油供給管31に配管5
2を介して接続されている。
切襖弁操作シリンダ45及び附加的な切換弁46は蒸気
タービンの定常運転時にはそれぞれの内部のはね45A
及び46Aによって第2図図示の状態に保持されている
。タービントリップが生ずると、速度検出器13の出力
信号に応じてトリップ装置10が作動し、配管11がB
E油管14に蓮通され、配管11を介して蒸気塞止弁操
作シリンダ9を蒸気加減弁操作シリンダー6とがSE油
される。これにより、蒸気塞止弁5と蒸気加減弁6とが
同時に閉じられるが、この時、配管47内を排油される
ので、切換弁操作シリンダ45内の庄油が配管48、切
襖弁46のボート46a,46b及び配管47を通って
排出される。その結果、切換弁操作シリンダ45内のは
ね45Aの作用によって切換弁30内のスプールが第2
図に於て下方に駆動される。従って、バイパス弁操作シ
ーJソダ28のボート28aは配管35、切換弁30を
介して排油管38に銃され、一方、ボート28bは配管
36及び配管37を介して圧油供給管31に接続される
ので、バィパス弁8は急騰に上昇してバイパス管7を開
放する。バイパス弁8が全開されると、弁棒8Aに取付
けられているスイッチ作動子8bが検出器51を作動さ
せ、これによりタイマー50が起動される。
タイマー50が起動された後、所定時間が経過すると、
ソレノィド49が起動し切襖弁46のスプールをばね4
6Aの反発力に打ち勝って下方に移動させ配管48はポ
−ト46cを介して配管52に接続される。その結果、
圧油が配管31,52,48を介して切換弁操作シIJ
ンダ45内に導入され、切換弁操作シリンダ45のピス
トン及び切換弁30のスプールは第2図図示の状態に復
帰する。従って、バイパス弁操作シリンダ28のボート
28a,28bは配管33,34を介して電気−油圧サ
ーボ弁29に切襖接続される。一方、負荷しや断を生ず
ると、負荷検出器24からの信号は負荷応動リレー21
を介して電子制御装置22に入力され、電子制御装置2
2の出力によってソレノィド18が附勢される。ソレノ
ィド18の附勢により、切襖弁竃5のスプールが第2図
に於て下方に動かされ、その結果、配管17内は切換弁
15のボート15b,i5cを介して排油管20に蓮通
されて貴E油され「蒸気加減弁6は蒸気加減弁操作ソリ
ンダ16内の1まね16Aにより急速に閉じられる。従
って、前記と同様に、配管47,48を介して切換弁操
作シリンダ45内が排油されて切襖弁30の弁スプール
が下方に駆動され、バイパス弁操作シIJソダ28によ
りバイパス弁8が急関これる。以上のように、本発明に
よれば、電子制御装置22を含まぬ制御系によって蒸気
加減弁とバイパス弁とが連動するので、たとえ電子制御
装贋に不調や故障が生じてもバイパス弁を確実に開くこ
とができ、しかも高価な電子制御装置を含む主制御系を
二重化する必要もなく、安価で信頼性の高い制御系を得
ることができる。
なお、蒸気加減弁とバイパス弁との応動装置に含まれる
切換弁46のリセット装置として、バイパス弁の弁棒の
動きを検出する検出器51の代りに、第2図に表示され
るようにバイパス管7に圧力検出器53を設けておき、
この圧力検出器53をソレノィド49に直接に、もしく
はタイマー50を介して間接に、接続しておいてもよい
また、実施例に於ては、蒸気加減弁操作シリンダ翼6の
配管亀7と切換弁操作シリンダ45の配管48とを接続
しているが、蒸気加減弁操作シリンダー6の動作を電気
的もしくは機械的に切換弁操作シリンダ45に電子制御
装置22を介さずに伝達するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の原子力タービンプラント制御装置の概略
を示す系統図、第2図は本発明による原子カタービンプ
ラント制御装置の概略を示す系統図である。 1…原子炉、2…蒸気タービン、3…主蒸気管「 5…
蒸気塞止弁、6・・・蒸気加減弁、7・・・バイパス管
、8…バイパス弁、10・・・トリッブ装置、9・・・
蒸気姿止弁操作シリンダ、16・・・蒸気加減弁操作シ
リンダ、28…バイパス弁操作シリンダ、19,29…
電気−油圧サーボ弁、15,30・・・切換弁、41,
42,53・・・圧力検出器「 13・・・速度検出器
、21・・も負荷応動リレー、22…電子制御装置、2
4・・・負荷検出器。 努」図 豹2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蒸気タービンと、蒸気タービンに供給する蒸気量を
    加減する蒸気加減弁と、蒸気加減弁を操作する蒸気加減
    弁操作シリンダと、蒸気加減弁操作シリンダに配管を介
    して接続され負荷しや断時に電気的に操作される第一切
    換弁と、蒸気タービンと蒸気加減弁とをバイパスするバ
    イパス管に設けられたバイパス弁と、バイパス弁を操作
    するバイパス弁操作シリンダと、バイパス弁操作シリン
    ダに配管を介して接続されタービントリツプ時及び負荷
    しや断時に操作されバイパス弁を急開させる第二切換弁
    と、定常運転時に蒸気加減弁及びタービンバイパス弁の
    開度を調整しタービン速度及び原子炉圧力を制御する電
    子制御装置とを有する原子力タービンプラントの制御方
    法において、蒸気加減弁の急閉時に電子制御装置の制御
    信号によらずに第二切換弁を蒸気加減弁の急閉作動に直
    接連動させてバイパス弁を急開させることを特徴とする
    原子力タービンプラントの制御方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の原子力タービンプラン
    トの制御方法において、蒸気加減弁急閉時の蒸気加減弁
    操作シリンダからの排油に応じて電子制御装置を介さず
    に第二切換弁を操作してバイパス弁を急開させることを
    特徴とする原子力タービンプラントの制御方法。 3 蒸気タービンと、蒸気タービンに供給する蒸気量を
    加減する蒸気加減弁と、蒸気加減弁を操作する蒸気加減
    弁操作シリンダと、蒸気加減弁操作シリンダに配管を介
    して接続され負荷しや断時に電気的に操作される第一切
    換弁と、蒸気タービンと蒸気加減弁とをバイパスするバ
    イパス管に設けられたバイパス弁と、バイパス弁を操作
    するバイパス弁操作シリンダと、バイパス弁操作シリン
    ダに配管を介して接続されタービントリツプ時及び負荷
    しや断時に操作されバイパス弁を急開させる第二切換弁
    と、定常運転時に蒸気加減弁及びタービンバイパス弁の
    開度を調整しタービン速度及び原子炉圧力を制御する電
    子制御装置とを有する原子力タービンプラントの制御装
    置において、蒸気加減弁操作シリンダと第二切換弁とを
    連通させる第二配管を設けると共に、蒸気加減弁急閉時
    に蒸気加減弁操作シリンダの作動に直接応動して第二切
    換弁を操作しバイパス弁操作シリンダをバイパス弁開方
    向に急作動させる応動装置を第二配管に設けたことを特
    徴とする原子力タービンプラントの制御装置。 4 特許請求の範囲第3項記載の原子力タービンプラン
    トの制御装置において、応動装置が第二配管内の油圧に
    応動して第二切換弁を操作する第二切換弁操作シリンダ
    と、バイパス弁急開状態を検知する検出装置と、検出装
    置からの検出信号により操作されバイパス弁急開状態か
    な所定時間経過後に第二切換弁操作シリンダをリセツト
    するリセツト装置とを含むことを特徴とする原子力ター
    ビンプラントの制御装置。 5 特許請求の範囲第4項記載の原子力タービンプラン
    トの制御装置において、検出装置がバイパス弁開度検出
    装置であり、リセツト装置がタイマーと電磁弁とからな
    ることを特徴とする原子力タービンプラントの制御装置
    。 6 特許請求の範囲第4項記載の原子力タービンプラン
    トの制御装置において、検出装置がバイパス管の蒸気圧
    力を検出する圧力検出装置であり、リセツト装置がタイ
    マーと電磁弁とからなることを特徴とする原子力タービ
    ンプラントの制御装置。
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