JPS6041033A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子写真複写機等の複写機における原稿の自動
又は半自動給送装置に関し、特に原稿搬送用エンドレス
ベルトを巻回支持するベルト回動ユニ、トの組立および
交換機構に関するものである。

従来技術 自動原稿送り装置は、一般に複写機等の原稿台上に固定
し、あるいは取外し可能のように装着して使用する。シ
ート状原稿（以後単に原稿と称す）を載置した原稿給送
台から自動原稿送り装置によって１枚ずつ繰出された原
稿は、搬送ベルトによって原稿載置台ガラス上に給送さ
れ、ここで接写機本体内の露光ラングにより露光された
後、更に原稿排紙台上に搬出される。

このような自動原稿送り装置には、各動作な行なうため
フレーム側板に支持された多数のローラ、例えばベルト
駆動ローラ、従動ローラ、テンションローラ、押えロー
ラからなる搬送ローラ、および給紙ローラ、排紙ｄ−ラ
等が回転自在に設けられている。また原稿搬送に用いら
れる１本またはＢ数本からなる搬送ベルトは前記搬送ロ
ーラ間に張架されている。

このような自動原稿送り装置の機構においては、組立時
、定期検査または故障時に、前記搬送ベルトや各種ロー
ラ等を取り外し交換する場合には複やωな手順を要し多
大な労力と時間と費し、かつ組立精度の再現も困難であ
った。

従来性なわれてきた１つの方法は、エンドレス状の搬送
ベルトのループの内側を貫いたすべてのローラを、ロー
ラ支持側板から取外し、搬送ベルトのループを解放する
ことによって交換する方法である。この方法においては
、予めフレームの側板を分Ｒｆすることもある。また駆
動ローラも勿論取外さなければならないので、駆動ロー
ラと駆動系を切熱す機構を準備する必要があり、機構が
複雑となり、しかも作業が容易ではない。

搬送ベルトやローラの交換時の作条性や機能復元保証の
面から考えると、交換に要する時間が短かく交換し易い
こと、交換後にセンサー類や部品の再ｐｌ整や部品の取
り付は位置の再調整のないことが望まれる。即ち簡便か
つ能率的な交換ｔ＆　ｔｔ’Ｊが望まれるところである
。

しかしながら、従来の機構では前述のよう７ｃ欠点のた
めに、上記の事項について十分に満足さ′Ｊ１゜ている
とは限らない。

発明の目的 本発明は、搬送ベルトの交換作業を簡単にし、交換に要
する時間を短か＜［、て作条性を向−卜させることを目
的とするものであＺ）っ 発明の構成 本発明は上記目的を達成するために提案さ」したもので
ある。

即ち、エンドレスベルトを巻回支持する少なくとも２個
のローラの回転軸を軸支する側板、核側板の両側面より
直角方向に突出せしめた少なくとも２個の基準ビン、前
記フレーム板面に設けられた少なくとも２個のネジ穴又
はバカ穴より成る螺合部をそれぞれ有するベルト回動ユ
ニットと、前記Ｍｅピンを挿入する少なくとも２個の開
口、該開口の近彷に設けられた少なくとも２個の位置決
め基準穴およびネジ穴、前記フレーム板面の前ｄじ３合
部に対応するバカ穴又はネジ穴より成る被０１合部をそ
れぞれ有する給排紙ユニットと、前記位置決め基準穴に
嵌合する突起、前記位置決め基拳穴近傍のネジ穴に対応
するバカ穴、前記基準ピンを嵌入軸支する穴を有する取
付金具と、からζｌ成し、前記ベルト回動ユニットを前
記数句金具を介して前記給排紙ユニットに位置決めして
装防可能になしたことをｌｔＩ徴とする自動原稿送り装
置により達成可能とするものである。

貫１１例 次に本発明を実施例によって説明する。

第１図は本発明に係る自動原稿送り装置の一実１′１例
を示す正面断面図である。

自励原稿送り装置の正面右方は着脱可能な給紙トレイｌ
が設けられていて、この上面の所定位置に１枚または複
数枚の原稿りを載！する。複写機１００のコピー釦（図
示せず）の操作によって作動するカム（図示せず）の回
動により、跳ね上げ板２は上方に移動し、同時に回動を
始めた第１給紙ローラ３Ａと給送ベルト３、押えローラ
４との共働によって、最上位にある原稿１枚だけが送り
出される。

上面の原稿載置台ガラス（以後原稿台と称す月用の間に
挟圧されて搬送され、原稿ストッパ１０２に前記原稿り
の先端が突き当る位置で停止する。

前記搬送ベルト８の材質は、テンションローラ１３等に
よる伸び変形の観点から反撥弾性、伸び率、引張り強さ
、引き裂き強度等を考慮し、かつ原稿ガラス１０１の傷
防止の面から、その柔かさ更に耐熱性等を配慮して選ば
れる。例えば白色顔料を充填しり弗素ゴム、シリコンゴ
ム、アクリルゴム、ウレタンゴム、ニトリルブチルゴム
、あるいは天然ゴム等、それらの材質と原稿送り装置の
設計条件、即ち、加えられる張力、摩擦係数、ベルト肉
厚、ベルトｄｙｓ、全周長等を照し合せ最終的には実験
によって選定される。

前記搬送ベルト８は、駆動ローラ９、従動ローラ１０、
原稿押えロー２１１−１２、テンションローラ１３の間
に朶張されている。

原稿りは、この停止位置において複写機本体内の露光ラ
ンプによって露光され、光学系の走査によって原稿画俄
か記録紙上に形成される。そして−原稿に対し複数枚コ
ピーする場合舟は、原稿はそのままの停止位置で、複写
機は引続き露光・画仁形成の動作な緑返す。

同−原稿に対して一連のコピー動作が終了したとき、前
記原稿ストッパ１０２の突当部が退避してＶ、稿りの先
端を解放し、再び回動を始めた搬送ベルト８および二対
の排紙ローラ１５　＠１６およびガイド板１７によって
原稿りは搬送され、排紙トレイ１８上に排出される。

この排紙動作と同時に前記給紙トレーｆ　ｌ−ヒに枳層
状に載置された原稿のうち最上位にある１枚の原稿が上
記説明した原稿りの場合と同様に、前記原稿台１０１上
に送り出され露光・排紙が反復［７て行なわれる。

本発明の自動原稿送り装置は上記説明で示づ−ように、
大別して、給紙トレイ１、給送部３〜６、搬送部８〜１
３、排紙部１５〜１７、排紙トレイ１８および外装部材
とから構成されている。

これらのうち、給紙トレイｌは搬送部の本体に着脱可能
であり、排紙トレイ１８は自動原稿送り装置の外装部材
に取り付けられている。また前記給送部は給送部パネル
７に、搬送部および排紙部は給排紙ユニ、ト１４にそれ
ぞれ組立てられている。

前記給送部パネル７は複写機１００の上面に固定され℃
いるが、給排紙ユニ、ト１４は前記給紙ローラ５の上ロ
ーラ５Ａの軸を中心に回転可能となつ−（＝いて、自動
原稿送り装置を使用しないで複写を行なうときには、該
給排紙ユニ、ト１４’を回動させて正文状態に静止せし
め、原稿台１０１を露出させることができる。

尚、前記給送部パネル７の一部゛にはモータ（不ロ示）
が取付けられていて、前記給送ローラ５Ａの軸に直結さ
れていて、更にギヤやベルトおよびグラッチ等の動力伝
達部材によって給送ベルト３、押えローラ４、跳ね上げ
板２のカム等を駆動している。また前記モータ軸部ぢ給
送ローラ５Ａの軸と前記駆動ローラ９の軸とは歯付プー
リおよび歯付ベルトによって接続され動力が伝達されて
いる。

一方、従動＠１０と排紙ローラ１５・１６とは相互にギ
ヤで接続されているので、前記駆動ローラ９の回転は歳
送ベルト８を介して従動ローラ１０に回転力を与え、更
に排たローラ１５・１６を回転せしめる。

このように、多数の各ロローラ、これらローラに動力を
伝達するギヤ番プーリおよび各種センサーを備えた自動
原稿送り装置において、搬送ベルト８０交換・調整は極
めて困難である。このため本発明では、搬送ベルト８を
含む部分をベルト回動ユニットとして単独に組型可能と
なし、前記給排紙ユニット１４に着脱可能となしたこと
を特徴とするものである。

第２図は給排紙ユニ、）１４の概略構造を示す斜視図で
ある。給′排紙５−二、）１４は枠状に組まれ、右方は
給送部パネル７に、左方は排紙部に接続した２本の側板
１９Ａ・１９Ｂと、中間補強用のステー仮題・２１とか
ら構成されている。

該側板１９Ａ　−１９♂−直面Ｖの左端に近い部分には
、左から位置決め基準穴２２Ａ・２２Ｂ、その右方にネ
ジ穴２３Ａ　−２３８、更にその右方に凸形の開口２４
Ａ・２４Ｂがそれぞ、れ対称位置に正確にあけられてい
る。

また、側板１９Ａ・１９Ｂの水平面Ｈ１には長穴２５Ａ
・２５Ｂが、水平面Ｈ！には長穴２６Ａ・２６Ｂがそれ
ぞれあけられ、後述のベルト回動ユニットの上面のねじ
穴に対応し螺合する。

第３図は前記給排紙ユニ、トに着脱可能なベルト回動ユ
ニットの斜視図である。

図において、ベルト回動ユニットは右端に駆動ロー２９
、左端に従動ローラ１０、下方に押へローラ１１＠１２
．上方にテンションローラ１３を平行に配霞したローラ
群と、これらローラ群を支持する左右の側板２７Ａ・２
７Ｂ、枠組を強化する補強板あ・２９（第１図の断面図
参照）、および搬送ベルト８から栴成される。

前記ベルト回動ユニットの側板２７Ａ・２７Ｂの両側に
は、基準ピン３０Ａ・３０Ｂが両側面より直角方向に突
出固定し、対称形をなしている。

また該側板２７Ａ・２７Ｂの上面にはネジ穴３１Ａ・３
１１１−３２Ａ　−３２Ｂがそれぞれあけられていて、
これらのネジ穴の位置は前記給排紙ユニットの側板１９
Ａ・１９Ｂの長穴２５Ａ、・２５Ｂ・２６Ａ・２６Ｂに
それぞれ対応している。よってこれら４対のネジ穴と長
大によって前記給排紙ユニ５．トとベルト回動ユニット
とは装着、離脱可能である。

第３因において、基準ピン３０Ａ　−３０Ｂの外方に図
示した金属小片は、前記給排紙ユニ９．トとベルト回動
ユニットとを正確に位置決めして固定するための取付金
具３３Ａ・３３Ｂである。取付金具３３Ａ＠３３Ｂには
それぞれ、前記給排紙ユニットの側板１９Ａ　−１９Ｂ
に設けられた位置決め基準穴２２Ａ拳２２８に正しく嵌
合する突起３４Ａ　＠３４Ｂ　、前記ネジ穴２３Ａ・２
３Ｂ　Ｋ対応するバカ穴３５Ａ・３５Ｂ、前記ベルト回
動ユニットの基準ピン３０Ａφ３０Ｂを嵌合軸支する基
準穴３６Ａ　＠３６Ｂが設けられている。

第４図は前記給排紙ユニットとベルト回動ユニ、トとを
前記取付金具を介して組立てた状態を示す平面図水平断
面図である。

次に本発明による自動原稿送り装置における搬送ベルト
交換の手順について説明する。

（１）　先ず、外装部材（カバー）を取り外す。

（２）給排紙ユニットとベルト回動ユニットとの動力伝
達部材である歯付ベルトやアイドラープートりを取り外
す。

（３）　前記取付金具３３Ａ・３３Ｂと給排紙ユニ１．
トを固定している小ネジをネジ穴２３Ａ・２３Ｂ、バカ
穴３５Ａ・３５Ｂから外し、取付金具を取り除けば、同
時に基準ピン３０Ａ−’　３０Ｂは基準穴３６Ａ・３６
Ｂから外れ、同時に位置決め基準穴２２Ａ・２２Ｂも突
起３４Ａ・３４Ｂから外すことができる。

（４）ベルト回動ユニ、トが給排紙ユニ、トにネジ止め
されている４本の小ネジを２５Ａ　−２５Ｂ・２６Ａ　
−２６Ｂから取り外す。

（５）取付金具３３Ａ　−３３Ｂを取り除き、ベルト回
動ユニットを軸方向にずらせながら引き出せば、給排紙
ユニットから分離して取り外すことができる。

（６）　ベルト回動ユニットよりテンションローラ１３
を外す。テンションローラ１３は止め輪により回ｉ云Ｑ
　在ＬＣ側＆　２７Ａ　−２７８Ｋ　＠受を介して止め
であるから簡単に外すことができる。

（７）Ω送ベルト８をベルト回動ユニットから取り外づ
−。エンドレス状の搬送ベルトの全周は、ベルト回動ユ
ニットの外周よりやや長目であるから、ベルトは容易に
軸方向に取り外し交換することができろ。

（８）　ベルト交換後は前記手順の逆の順序で組立てる
。

尚、組立に当っては、給排紙ユニ、トの内側にベルト回
動ユニットを容易に装入した後、前記取付金具３３Ａ・
３３Ｂを介して外方からネジ固定できるから組立は容易
迅速にでき、かつ、ハ串ピンや位置決め基準穴が設けら
れているから取付位置の精度再現性は確保される。よっ
て特別な組立用治工具は全く不要である。

上記説明では搬送ベルトは広幅エンドレスベルトについ
て述べたが、勿論複数本のエンドレスベルトについても
同様な効果を生じる。

また、搬送ベルトが回動する付近のローラやセンサー等
の部品を調整舎交換する場合にも、前記給排紙ユニット
からベルト回動ユニ、トを取外せば容易に作業を行なう
ことができる。

発明の効果 以上述べたように、本発明の自動原稿送り装置？ｊによ
れば、搬送ベルトの交換に際して、従来のようなフレー
ム側板や駆動ローラを取り外す必要は、ない。即ち、複
写機に取付けた状態で給排紙ユニ、トナ立てたままで容
易にベルト回動ユニ、ットを取り外して、搬送ベルトを
交、換することができるから、作業は容易となり、交換
に要する時間も短かくてすみ、作業性は向上する。また
組立精度の再現性も良いので不馴れな人でも確実に組立
てることができる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動原稿送り装置の正面断面図、
第２図は給排紙ユニットの斜視図、第３０はベルト回動
ユニ、）の斜視図、第４図は給排紙ユニ、トとベルト回
動ユニ、トを取付容具を介して組立てた状態を示す部分
断面図である。 ｌ・・・給紙トレイ　８°°・搬送ベルト９・・・駆動
ローラ　１０・・・従動ローラ１０・１２・・・押工ロ
ーラ　１３・・・テンションローラ１４・・・排紙側板
ユニット１８・・・排紙トレイ１９Ａ・１９Ｂ・・・側
板　３’ＯＡ・３０Ｂ・・・基準ビン２７Ａ・２７Ｂ・
・・側板　３３Ａ・３３Ｂ・・・取付金具ｉｏｏ・・・
復写機　１０１・・・原稿載置ガラスＤ・・・原情 代理人　桑原義美

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 エンドレスベルトを巻回支持する少なくとも２個のロー
   ラの回転軸を軸支する側板、該側板の両側面より直角方
   向に突出せしめた少なくとも２個の基準ピン、前記フレ
   ーム板面に設けられた少なくとも２個のネジ穴又はバカ
   穴より成る嗟合部をそれぞれ有するベルト回動ユニット
   と、前記基準ピンを挿通する少なくとも２個の開口、該
   開口の近傍に設けられた少な（とも２個の位置決め基準
   穴、およびネジ穴、前記フレーム板面の前記幻合部に対
   応するバカ穴又はネジ穴より成る彼辱合部をそれぞれ有
   する給排紙ユニ、トと、前記位置決め基準穴に嵌合する
   突起、前記位置決め基拳穴近・傍のネジ穴に対応するバ
   カ穴、前記基準ピンを嵌入軸支する基準穴を有する取付
   金具と、 かう構成し、前記ベルト回動ユニットを前記取付金具を
   介して前記給排紙ユニットに位置決めして装着可能にな
   、したことを特徴とする自動原稿送り装置。