JPS6040987B2 - 積層体 - Google Patents
積層体Info
- Publication number
- JPS6040987B2 JPS6040987B2 JP2125380A JP2125380A JPS6040987B2 JP S6040987 B2 JPS6040987 B2 JP S6040987B2 JP 2125380 A JP2125380 A JP 2125380A JP 2125380 A JP2125380 A JP 2125380A JP S6040987 B2 JPS6040987 B2 JP S6040987B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- acrylate
- copolymer
- nylon
- vinyl acetate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は層間接着性がすぐれた積層体に関する。
さらに詳しくは、接着性樹脂としてエチレンとアミノア
ルキルアクリレート系化合物との共重合体を用い、ガス
バリャ−性の樹脂であるナイロン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物あるいはポリエステルから選ばれた
基材と溶融圧着することにより製造される層間接着性の
すぐれた積層体に関するものである。一般にポリオレフ
ィン樹脂とナイロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物あるいは熱可塑性ポリエステル樹脂の積層体は、
透明性、水蒸気バリャ−性、ガスバリャー性およびヒー
トシール性がすぐれていることから、食品、医薬品、イ
劫姓品等の分野において、包装材料、容器等に広く用い
られている。
ルキルアクリレート系化合物との共重合体を用い、ガス
バリャ−性の樹脂であるナイロン、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物あるいはポリエステルから選ばれた
基材と溶融圧着することにより製造される層間接着性の
すぐれた積層体に関するものである。一般にポリオレフ
ィン樹脂とナイロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物あるいは熱可塑性ポリエステル樹脂の積層体は、
透明性、水蒸気バリャ−性、ガスバリャー性およびヒー
トシール性がすぐれていることから、食品、医薬品、イ
劫姓品等の分野において、包装材料、容器等に広く用い
られている。
しかしながらポリオレフィン樹脂を単にナイロン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物あるいはポリエステ
ルと溶融圧着するだけでは満足な接着効果は得られず、
実用に供し得ない。したがって、従来より上記の積層体
を製造体を製造するに際しては、種々の接着性樹脂の使
用が試みられている。たとなば、不飽和カルボン酸ある
いはその無水物でグラフト変性したポリオレフィン、エ
チレンと不飽和カルボン酸との共重合体、エチレンと不
飽和カルボン酸との共重合体、を金属イオンで架橋した
アィオノマー樹脂およびェポキシ基を含有するエチレン
共重合体など多くのものがあるが。しかし、これらの接
着性樹脂では必ずしも満足な接着性が縛られず、また低
温高速加工における接着性でも実用上充分満足できるも
のでもない。そこで、本発明者はかかる難点を解決すべ
く鋭意研究を重ねた結果、エチレンとアミノアルキルア
クリレート系化合物との英重合体を用いることによって
、ナイロン、エチレン−酢酸ピニル共重合体ケン化物あ
るいはポリエステルと比較的低温で短時間の接着条件に
おいても高い接着性を有するところの積層体を製造しう
ろことを見し、出し、本発明に到達したものである。
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物あるいはポリエステ
ルと溶融圧着するだけでは満足な接着効果は得られず、
実用に供し得ない。したがって、従来より上記の積層体
を製造体を製造するに際しては、種々の接着性樹脂の使
用が試みられている。たとなば、不飽和カルボン酸ある
いはその無水物でグラフト変性したポリオレフィン、エ
チレンと不飽和カルボン酸との共重合体、エチレンと不
飽和カルボン酸との共重合体、を金属イオンで架橋した
アィオノマー樹脂およびェポキシ基を含有するエチレン
共重合体など多くのものがあるが。しかし、これらの接
着性樹脂では必ずしも満足な接着性が縛られず、また低
温高速加工における接着性でも実用上充分満足できるも
のでもない。そこで、本発明者はかかる難点を解決すべ
く鋭意研究を重ねた結果、エチレンとアミノアルキルア
クリレート系化合物との英重合体を用いることによって
、ナイロン、エチレン−酢酸ピニル共重合体ケン化物あ
るいはポリエステルと比較的低温で短時間の接着条件に
おいても高い接着性を有するところの積層体を製造しう
ろことを見し、出し、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明は一般式
(ただしR,は水素
またはメチル基、R2,R3は水素または炭素数1〜4
のアルキル基、nは1〜4の整数を示す。
のアルキル基、nは1〜4の整数を示す。
)で示されるアミノアルキルアクリレート系化合物を5
〜5の重量%含有するエチレン共重合体Aとナイロン、
エチレン‐酢酸ビニル共重合体ケン化物あるいはポリエ
ステルから選ばれた基材Bとからなる層間接着性のすぐ
れた積層体を提供するものである。本発明の積層体を構
成する一員であるエチレンとアミノアルキルアクリレー
ト系化合物との共重合体Aとしては、アミノアルキルア
クリレート系化合物を5〜5の重量%、好ましくは15
〜4の重量%を含有し、溶融指数が0.01〜500タ
/10分、好ましくは0.5〜200タ/1び分のもの
が用いられる。
〜5の重量%含有するエチレン共重合体Aとナイロン、
エチレン‐酢酸ビニル共重合体ケン化物あるいはポリエ
ステルから選ばれた基材Bとからなる層間接着性のすぐ
れた積層体を提供するものである。本発明の積層体を構
成する一員であるエチレンとアミノアルキルアクリレー
ト系化合物との共重合体Aとしては、アミノアルキルア
クリレート系化合物を5〜5の重量%、好ましくは15
〜4の重量%を含有し、溶融指数が0.01〜500タ
/10分、好ましくは0.5〜200タ/1び分のもの
が用いられる。
アミノアルキルアクリレート系化合物の含有量が、5重
量%未満のものは実質上接着性樹脂として貢献しないし
、逆に5の重量%をこえると接着性が飽和値に達し経済
的に有利ではない。また溶融指数が上記範囲をこえる場
合には接着加工性の点で問題を生じる。本発明に使用さ
れる前記エチレン共重合体Aはいくつかの方法で作るこ
とができるが、工業的には連続高圧重合装置を用いて、
圧力500〜4000k9′地、温度100〜300q
oの条件下で酸素または有機過酸化物などの触媒の存在
下で共重合させる方法が有利である。
量%未満のものは実質上接着性樹脂として貢献しないし
、逆に5の重量%をこえると接着性が飽和値に達し経済
的に有利ではない。また溶融指数が上記範囲をこえる場
合には接着加工性の点で問題を生じる。本発明に使用さ
れる前記エチレン共重合体Aはいくつかの方法で作るこ
とができるが、工業的には連続高圧重合装置を用いて、
圧力500〜4000k9′地、温度100〜300q
oの条件下で酸素または有機過酸化物などの触媒の存在
下で共重合させる方法が有利である。
また、重合の際にェタン、プロパン、プロピレン等の重
合変性剤を加えて共重合させる方法させることも可能で
ある。本発明のエチレン共重合体Aを構成するアミノァ
ルキルアクリレート系化合物は、一般式で表わされる化
合物 であり、R,が水素またはメチル基であり、R2および
R3としては水素、メチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、ターシヤリーブチルなどの基およびnは1
〜4までの整数を示し、具体的には、たとえば、メチレ
ン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレンまたは、
ジメチルメチレン、メチルエチルメチレン、ジメチルエ
チレン、メチルトリメチレンなどから選ばれた基である
。
合変性剤を加えて共重合させる方法させることも可能で
ある。本発明のエチレン共重合体Aを構成するアミノァ
ルキルアクリレート系化合物は、一般式で表わされる化
合物 であり、R,が水素またはメチル基であり、R2および
R3としては水素、メチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、ターシヤリーブチルなどの基およびnは1
〜4までの整数を示し、具体的には、たとえば、メチレ
ン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレンまたは、
ジメチルメチレン、メチルエチルメチレン、ジメチルエ
チレン、メチルトリメチレンなどから選ばれた基である
。
更に、前記一般式で示されるアミノアルキルアクリレー
ト化合物を具体的に例示すると、アミノメチルアクリレ
ート、アミノエチルアクリレート、アミノノルマルブチ
ルアクリレート、Nーメチルアミノエチルアクリレート
、N−エチルアミノエチルアクリレート、Nーイソプロ
ピルアミノエチルアクリレート、N−ターシヤリーブチ
ルエチルアクリレート、N−nーブチルアミノヱチルア
クリレート、N,Nージメチルアミノメチルアクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N,
Nージメチルアミノイソプロピルアクリレート、N,N
ージメチルアミノーnーブチルアクリレート、N,N−
ジメチルアミノヘキシルアクリレート、N,N−ジエチ
ルアミノヱチルアクリレート、N,Nージ−n−プロピ
ルアミノエチルアクリレート、N,N−ジイソプロピル
アミノエチルアクリレート、N,N−ジーn−プチルア
ミノエチルアクリレート、NーメチルーNーエチルアミ
ノエチルアクリレート、NーメチルーN一n−ブチルア
ミノヱチルアクリレート、N,N−ジーnープロピルア
ミ/プロピルアクリレートなどのアクリル酸ェステルな
らびにこれらに相当するメタクリル酸ェステルなどがあ
げることができる。なかでもN,N−ジェチルアミノエ
チルメタクリレート、N,Nージメチルアミノエチルメ
タクリレートなどは実用上好ましい。前記一般式を有す
るアミノアルキルアクリレート系化合物において、R2
およびR3が炭素数5個以上のアルキル基またはnが5
以上の整数の湯口、一般にはエチレンと結合するアミノ
アルキルァクリレート系化合物の分子量が大きくなり接
着性樹脂として貢献することが少なくなる。
ト化合物を具体的に例示すると、アミノメチルアクリレ
ート、アミノエチルアクリレート、アミノノルマルブチ
ルアクリレート、Nーメチルアミノエチルアクリレート
、N−エチルアミノエチルアクリレート、Nーイソプロ
ピルアミノエチルアクリレート、N−ターシヤリーブチ
ルエチルアクリレート、N−nーブチルアミノヱチルア
クリレート、N,Nージメチルアミノメチルアクリレー
ト、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N,
Nージメチルアミノイソプロピルアクリレート、N,N
ージメチルアミノーnーブチルアクリレート、N,N−
ジメチルアミノヘキシルアクリレート、N,N−ジエチ
ルアミノヱチルアクリレート、N,Nージ−n−プロピ
ルアミノエチルアクリレート、N,N−ジイソプロピル
アミノエチルアクリレート、N,N−ジーn−プチルア
ミノエチルアクリレート、NーメチルーNーエチルアミ
ノエチルアクリレート、NーメチルーN一n−ブチルア
ミノヱチルアクリレート、N,N−ジーnープロピルア
ミ/プロピルアクリレートなどのアクリル酸ェステルな
らびにこれらに相当するメタクリル酸ェステルなどがあ
げることができる。なかでもN,N−ジェチルアミノエ
チルメタクリレート、N,Nージメチルアミノエチルメ
タクリレートなどは実用上好ましい。前記一般式を有す
るアミノアルキルアクリレート系化合物において、R2
およびR3が炭素数5個以上のアルキル基またはnが5
以上の整数の湯口、一般にはエチレンと結合するアミノ
アルキルァクリレート系化合物の分子量が大きくなり接
着性樹脂として貢献することが少なくなる。
本発明のエチレンとアミノアルキルアクリレート系化合
物との共重合体に対し、他のヱチレンと共重合可能な1
種または2種以上のエチレン性不飽和単量体を合計して
3の重量%以内で共重合させることも出来る。
物との共重合体に対し、他のヱチレンと共重合可能な1
種または2種以上のエチレン性不飽和単量体を合計して
3の重量%以内で共重合させることも出来る。
具体的には、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、酢酸ビニル
、プロピオン酸ビニル、アクリル酸およびメタクリル酸
などをあげることができる。
アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、酢酸ビニル
、プロピオン酸ビニル、アクリル酸およびメタクリル酸
などをあげることができる。
本発明のエチレン共重合体Aに対して、必要に応じて、
安定剤、帯電防止剤、糟剤、界面活性剤、灘燃剤、充填
剤、顔料等の着色剤その他の添加剤を本発明の目的を損
わない範囲で添加することができる。
安定剤、帯電防止剤、糟剤、界面活性剤、灘燃剤、充填
剤、顔料等の着色剤その他の添加剤を本発明の目的を損
わない範囲で添加することができる。
本発明に用いられるナイロンとはナイロン6、ナイロン
66 ナイロン10、ナイロン11、ナイロン12等の
アミド結合を有する重合体である。
66 ナイロン10、ナイロン11、ナイロン12等の
アミド結合を有する重合体である。
本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物とは酢酸ビニル含有量40〜85モル%のエチレン
−酢酸ビニル共重合体を90%以上ケン化して得られる
重合体である。酢酸ビニル含有量が85モル%をこえる
エチレン−酢酸ビニル含有量が40モル%未満およびケ
ン化度が90%未満のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物は、本来の優れた特性である。ガスバリャー性、
機械的性質、耐油性等が低下する。本発明に用いられる
ポリエステルとは、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート等の二塩基酸とグリコール類の
縮合によって得られる重合体である。
化物とは酢酸ビニル含有量40〜85モル%のエチレン
−酢酸ビニル共重合体を90%以上ケン化して得られる
重合体である。酢酸ビニル含有量が85モル%をこえる
エチレン−酢酸ビニル含有量が40モル%未満およびケ
ン化度が90%未満のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物は、本来の優れた特性である。ガスバリャー性、
機械的性質、耐油性等が低下する。本発明に用いられる
ポリエステルとは、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート等の二塩基酸とグリコール類の
縮合によって得られる重合体である。
本発明に用いられるナイロン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物、ポリエステルに対して必要に応じて安
定剤、帯電防止剤、顔料等の着色剤、その他の添加剤を
本発明の目的を損わない範囲で添加することができる。
重合体ケン化物、ポリエステルに対して必要に応じて安
定剤、帯電防止剤、顔料等の着色剤、その他の添加剤を
本発明の目的を損わない範囲で添加することができる。
本発明のエチレン共重合体Aとナイロン、エチレン一驚
酸ビニル共重合体ケン化物または、ポリエステルとから
なる積層体は目的に応じて種々の組み合せをとることが
できる。たとえばナイロン/A、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物/A、ポリエステル/A、ナイロン/
A/ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物/A/ポリエチレン、ポリエステル/A/ポリエチ
レン、ナイロン/A/ポリプロピレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物/A/ポリプロピレン、ポリエ
ステル/A/ポリプロピレン、ナイロン/A/エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ピニル共重合体
ケン化物/A/エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエ
ステル/A/エチレン−酢酸ビニル共重合体、ナイロン
/A/アィオノマーなど2層あるいは多層構造のものが
挙げられる。これらの積層体は、フィルム、シート、パ
イプ、環状物、容器等の種々の形態をとることができる
。本発明の積層体は公3印の積層法または塗装法あるい
は両者の組み合せなど任意の技術を適用して製造するこ
とができる。
酸ビニル共重合体ケン化物または、ポリエステルとから
なる積層体は目的に応じて種々の組み合せをとることが
できる。たとえばナイロン/A、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物/A、ポリエステル/A、ナイロン/
A/ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物/A/ポリエチレン、ポリエステル/A/ポリエチ
レン、ナイロン/A/ポリプロピレン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物/A/ポリプロピレン、ポリエ
ステル/A/ポリプロピレン、ナイロン/A/エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ピニル共重合体
ケン化物/A/エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエ
ステル/A/エチレン−酢酸ビニル共重合体、ナイロン
/A/アィオノマーなど2層あるいは多層構造のものが
挙げられる。これらの積層体は、フィルム、シート、パ
イプ、環状物、容器等の種々の形態をとることができる
。本発明の積層体は公3印の積層法または塗装法あるい
は両者の組み合せなど任意の技術を適用して製造するこ
とができる。
たとえばフィルムもしくはシートの製造においては押出
コーティング法、ドライラミネート法および共押出成形
法などが適用できる。本発明において、接着性樹脂とし
て使用するエチレン共重合体Aはその接着性能の低下が
問題とならない範囲において高分子化合物とあらかじめ
混合して使用することも可能である。
コーティング法、ドライラミネート法および共押出成形
法などが適用できる。本発明において、接着性樹脂とし
て使用するエチレン共重合体Aはその接着性能の低下が
問題とならない範囲において高分子化合物とあらかじめ
混合して使用することも可能である。
たとえば、ポリエチレン、ポリプqピレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、ナイロン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物、ポリエステル等との組成物の形で使
用できる。従って、本発明のナイロン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物またはポリエステルを基村とす
る積層体を製造する際に発生するスクラップを混合再使
用することは経済的にも有利な方法である。以下本発明
を実施例によって説明するが、本発明はこれらによって
限定されるものではない。
酢酸ビニル共重合体、ナイロン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物、ポリエステル等との組成物の形で使
用できる。従って、本発明のナイロン、エチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物またはポリエステルを基村とす
る積層体を製造する際に発生するスクラップを混合再使
用することは経済的にも有利な方法である。以下本発明
を実施例によって説明するが、本発明はこれらによって
限定されるものではない。
実施例 1N,N−ジメチルアミノエチルメタクリし/
ート3の重量%を含有し、溶融指数20夕/1び分のエ
チレン共重合体Aの100rTーダィフィルムを用いた
ナイロン(東レ(製)、T−1401−#loo100
りフィルム)、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
(クラレ(製)、ェバール■EF−E、25ムフィルム
)、ポリエステル(東レ(製)、ルミラー■、75ムフ
ィルム)の基材Bとの剥離強度を測定した。
ート3の重量%を含有し、溶融指数20夕/1び分のエ
チレン共重合体Aの100rTーダィフィルムを用いた
ナイロン(東レ(製)、T−1401−#loo100
りフィルム)、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
(クラレ(製)、ェバール■EF−E、25ムフィルム
)、ポリエステル(東レ(製)、ルミラー■、75ムフ
ィルム)の基材Bとの剥離強度を測定した。
この結果を第1表に示す。なお、エチレン共重合体Aの
組成は赤外線スペクトル分析法により、その特性吸収か
ら測定した。
組成は赤外線スペクトル分析法により、その特性吸収か
ら測定した。
また、溶融指数はJIS−K−6760一1971に基
づき、19000において2.16k9の荷重下にて測
定した。さらに剥離強度はエチレン共重合体Aのフィル
ムとナイロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
あるいはポリエステルフィルムを重ね合せ、第1表に示
す温度、圧力:lkg′の、時間:1秒の条件で溶融圧
着後冷却した。そして、得られた積層体シートから中1
仇蚊の試片を採取し、20℃、引張り速度20仇舷/分
、引張り角度180qoで測定した。実施例 2 N,Nージメチルアミノエチルアクリレート17重量%
含有し、溶融指数2.3夕/10分のエチレン共重合体
Aの100rT−ダィフィルムを用い、実施例1と同様
に基材Bとの剥離強度を測定した。
づき、19000において2.16k9の荷重下にて測
定した。さらに剥離強度はエチレン共重合体Aのフィル
ムとナイロン、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
あるいはポリエステルフィルムを重ね合せ、第1表に示
す温度、圧力:lkg′の、時間:1秒の条件で溶融圧
着後冷却した。そして、得られた積層体シートから中1
仇蚊の試片を採取し、20℃、引張り速度20仇舷/分
、引張り角度180qoで測定した。実施例 2 N,Nージメチルアミノエチルアクリレート17重量%
含有し、溶融指数2.3夕/10分のエチレン共重合体
Aの100rT−ダィフィルムを用い、実施例1と同様
に基材Bとの剥離強度を測定した。
この結果を第1表に示す。実施例 3
N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート40重量%
含有し溶融指数17夕/10分のエチレン共重合体Aの
100仏T−ダィフイルムを用い実施例1と同様に基材
Bとの剥離強度を測定した。
含有し溶融指数17夕/10分のエチレン共重合体Aの
100仏T−ダィフイルムを用い実施例1と同様に基材
Bとの剥離強度を測定した。
この結果を第1表に示す。比較例 1N,N−ジメチル
アミノエチルアクリルレ−ト3重量%含有し、熔融指数
15夕/10分のエチレン共重合体Aの100山Tーダ
ィフィルムを用い実施例1と同機に基材Bとの剥離強度
を測定した。
アミノエチルアクリルレ−ト3重量%含有し、熔融指数
15夕/10分のエチレン共重合体Aの100山Tーダ
ィフィルムを用い実施例1と同機に基材Bとの剥離強度
を測定した。
この結果を第1表に示す。比較例 2
N,Nージメチルアミノエチルアクリルレート61重量
%含有し、溶融指数539/1び分のエチレン共重合体
Aの100仏Tーダィフィルムを用い実施例1と同様に
基材Bとの剥離強度を測定した。
%含有し、溶融指数539/1び分のエチレン共重合体
Aの100仏Tーダィフィルムを用い実施例1と同様に
基材Bとの剥離強度を測定した。
この結果を第1表に示す。実施例 4〜6
N,Nージヱチルアミノエチルアクリレート30重量%
含有し、溶融指数15夕/10分のエチレン共重合体A
、N,Nージェチルアミノェチルメタクリレート31重
量%含有し、溶融指数24タノIQ分のエチレン共重合
体AおよびN,Nージェチルアミノノルマルブチルアク
リレート2損重量%含有し、溶融指数27夕/10分の
エチレン共重合体Aの100&T−ダィフィルムを用い
実施例1と同機に基材Bとの剥離強度を測定した。
含有し、溶融指数15夕/10分のエチレン共重合体A
、N,Nージェチルアミノェチルメタクリレート31重
量%含有し、溶融指数24タノIQ分のエチレン共重合
体AおよびN,Nージェチルアミノノルマルブチルアク
リレート2損重量%含有し、溶融指数27夕/10分の
エチレン共重合体Aの100&T−ダィフィルムを用い
実施例1と同機に基材Bとの剥離強度を測定した。
この結果を第1表に示す。第 1 表
(注) 1 )表中>印はエチレン共重合体(A)の被
断を示す。
断を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし R_1は水素またはメチル基、R_2,R_3は水素ま
たは炭素数1〜4のアルキル基、nは1〜4の整数を示
す。 )で示されるアミノアルキルアクリレート系化合物を5
〜50重量%含有するエチレン共重合体Aとナイロン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリエステか
ら選ばれた基材Bとからなる積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2125380A JPS6040987B2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2125380A JPS6040987B2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56117654A JPS56117654A (en) | 1981-09-16 |
JPS6040987B2 true JPS6040987B2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=12049911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2125380A Expired JPS6040987B2 (ja) | 1980-02-21 | 1980-02-21 | 積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040987B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446386Y2 (ja) * | 1986-07-28 | 1992-10-30 |
-
1980
- 1980-02-21 JP JP2125380A patent/JPS6040987B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446386Y2 (ja) * | 1986-07-28 | 1992-10-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56117654A (en) | 1981-09-16 |
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