JPS6040883B2 - 低圧分離装置 - Google Patents
低圧分離装置Info
- Publication number
- JPS6040883B2 JPS6040883B2 JP52127334A JP12733477A JPS6040883B2 JP S6040883 B2 JPS6040883 B2 JP S6040883B2 JP 52127334 A JP52127334 A JP 52127334A JP 12733477 A JP12733477 A JP 12733477A JP S6040883 B2 JPS6040883 B2 JP S6040883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- blood
- fluid
- magnetic
- platinum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C1/00—Magnetic separation
- B03C1/02—Magnetic separation acting directly on the substance being separated
- B03C1/025—High gradient magnetic separators
- B03C1/031—Component parts; Auxiliary operations
- B03C1/033—Component parts; Auxiliary operations characterised by the magnetic circuit
- B03C1/034—Component parts; Auxiliary operations characterised by the magnetic circuit characterised by the matrix elements
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、被処理流体が循環流通する流管の管壁の一部
に白金−コバルト系合金からなる紬線体よりなる炉過層
を設け、該炉過層に必要に応じた磁界を制御可能に加え
ることにより、彼処理流体における流体成分又は物質を
低圧下において分離するためのフィル夕に関する。
に白金−コバルト系合金からなる紬線体よりなる炉過層
を設け、該炉過層に必要に応じた磁界を制御可能に加え
ることにより、彼処理流体における流体成分又は物質を
低圧下において分離するためのフィル夕に関する。
従来、流体中の介在物を炉遇しまたは分離するのには、
炉布、メッシュ、スポンジ、透折膜またはこれらの組合
わせをしたフィル夕などが用いられてきた。
炉布、メッシュ、スポンジ、透折膜またはこれらの組合
わせをしたフィル夕などが用いられてきた。
これらの場合においては、通常、流体を適度に加圧しま
たは吸引（減圧）して、即ち０．１〜０．３５ｋ９／泳
程度の圧力を作用してフィルタ内を流遇させて行うか、
遠心分離方式により炉過する提案が、よく知られている
。しかし、このような装置を用いると、流体中に、損傷
しやすい物質または物体（以下物質と呼ぶ。）が含まれ
ていて、全く損傷または耐用時間の滅縞を発生させては
ならない場合のフィル夕として、たとえば、血液中の血
球、血小板、血数とか、液中または気中の微生物または
合成物などを、流体中に損傷させず、寿命を短縮させな
いようにして、これまたは他の介在物を分離することは
、不可能な場合が多い。また、自然の状態で、できるだ
け圧力を変化させずに、静かに、またきわめて低圧のも
ので分離することは、特に困難である。本発明は、これ
らの従来フィル夕の欠点にかんがみ、まわめて自然な、
加圧・減圧をことさらにしないで、存在物質を損傷また
は耐用期間を減少させないで分離できる分離装置を提供
することを目的とする。
たは吸引（減圧）して、即ち０．１〜０．３５ｋ９／泳
程度の圧力を作用してフィルタ内を流遇させて行うか、
遠心分離方式により炉過する提案が、よく知られている
。しかし、このような装置を用いると、流体中に、損傷
しやすい物質または物体（以下物質と呼ぶ。）が含まれ
ていて、全く損傷または耐用時間の滅縞を発生させては
ならない場合のフィル夕として、たとえば、血液中の血
球、血小板、血数とか、液中または気中の微生物または
合成物などを、流体中に損傷させず、寿命を短縮させな
いようにして、これまたは他の介在物を分離することは
、不可能な場合が多い。また、自然の状態で、できるだ
け圧力を変化させずに、静かに、またきわめて低圧のも
ので分離することは、特に困難である。本発明は、これ
らの従来フィル夕の欠点にかんがみ、まわめて自然な、
加圧・減圧をことさらにしないで、存在物質を損傷また
は耐用期間を減少させないで分離できる分離装置を提供
することを目的とする。
また流通させる彼炉過体中の重要な物質を安全に維持し
つつ、介在物を除去することも目的である。また保守と
管理が、たやすいフィル夕を提供することも目的である
。本発明の概要を説明する。
つつ、介在物を除去することも目的である。また保守と
管理が、たやすいフィル夕を提供することも目的である
。本発明の概要を説明する。
流体通路の周に分離部を設け、流体は所定の流機を自然
に低圧で（加圧も減圧も特に加えないで）流通させる。
前記分離部には、フィル夕を臭え磁界を加え得る機構を
付し、該磁界の強さを変化し得るようにする。フィル夕
には、白金−コバルト系磁性材を用いる。この特性は導
電性、耐食性に優れ、任意の流体炉週に利用できる。ま
た磁気特性は第３物質の添加制御により任意に制御でき
最適とする磁気特性フィル夕が容易にできる。またこれ
は塑性加工性、機械加工性が暖れているから細線が容易
に得られ、細線を集めてメッシュフィル夕を容易に作れ
る。このようにして白金−コバルト系の細線を、所定間
隔長と密度をもたせて密に装着させ、フィル夕を構成し
、被炉過流体を通過させ、被除去物を分離させるように
する。こうして分離した液を、必要に応じて清浄化処理
をする。次に、本発明を、１実施例について説明する。
に低圧で（加圧も減圧も特に加えないで）流通させる。
前記分離部には、フィル夕を臭え磁界を加え得る機構を
付し、該磁界の強さを変化し得るようにする。フィル夕
には、白金−コバルト系磁性材を用いる。この特性は導
電性、耐食性に優れ、任意の流体炉週に利用できる。ま
た磁気特性は第３物質の添加制御により任意に制御でき
最適とする磁気特性フィル夕が容易にできる。またこれ
は塑性加工性、機械加工性が暖れているから細線が容易
に得られ、細線を集めてメッシュフィル夕を容易に作れ
る。このようにして白金−コバルト系の細線を、所定間
隔長と密度をもたせて密に装着させ、フィル夕を構成し
、被炉過流体を通過させ、被除去物を分離させるように
する。こうして分離した液を、必要に応じて清浄化処理
をする。次に、本発明を、１実施例について説明する。
第１図は、本発明のモデルの正面断面図である。人体の
血液を例に、血数を分離する場合について説明する。白
金ーコバルト系の細線、たとえば直径１〜１００ミクロ
ンの線、を密接してフィル夕１０を形成する。例示のフ
ィル夕は、直径１０ミクロンの白金−コバルト系合金線
を、密に１平面上に並列して第１の線群を形成し、該線
群の上の平面上に第１の線群を直角にまたは角度をなす
方向に並列した第２の線群を形成し、同様に、該第２の
線群の上に第３、さらには第４と、少なくとも２以上の
線群を形成し、周縁フレーム１１，１２，１３，１４に
装着して櫨材を構成する。フレームはステンレス鋼線メ
ッシュを用いたが、プラスチックも用いられる。フレー
ム１３に磁石のＮ極を、フレーム１４に磁石のＳ極を具
え、磁化コイル３によりフィル夕に磁界を加える。磁化
コイルの磁化力を変化させて、フィルタ内の磁力を変化
し制御ことが可能にする。彼櫨過体５を流通する管路２
０の管壁開□２１に前記櫨材の一方の面にあたるフレー
ム１１を対援せしめると共に、前記猿材による前記被渡
過体５より分離含有物質の回収管路２２の管壁関口２３
に前記猿材の他方の面にあたるフレーム１２を対俵せし
める。フィルター０の層の厚さを、第１図のフレーム１
１と１２の内面間隔と同じであるが、３物舷とし、磁束
に１１．０００ガウスを用いて、ポンプ２４により血液
５を、ほぼ１机／ｍｉｎの速度で、入口Ａから流路に入
れ、Ｂ矢印方向を遮って出口Ｃに循環流通せしめる。管
壁２は、できうればコラーゲン製の管を用い、内壁４も
同じものを用いるが、通常の腎臓透析用プラスチックを
用いることができる。管墜２と磁気鉄心との接合部には
パッキン６を挿入して密着し液の流出がないようにして
ある。その間血液の一部はフィル夕１０のフレーム１１
から入つて、フィル夕１０を通ってフィル夕のフレーム
１２から出てゆく。フィル夕１０は、白金ーコバルト系
の紬線を密接して作られているから、その部分で、血球
等の通歌は阻止されて、血糠のみが通過するようになる
。フィル夕１０を通過してフィル夕のフレーム１２から
出た血数は管壁２、磁石の極Ｎ，Ｓフィル夕のフレーム
１２で構成する回収管路２２を通って回収される。この
とき、磁石コイル３に通電すると、磁性材で作られてい
るフィル夕１川ま磁気フィル夕となる。その磁気フィル
夕を通る不純物として混入している磁性物質が核となっ
て磁気フィル夕の網目に吸着しそのとき赤血球、白血球
等の有効成分を伴って吸着せしめ、分離効果を高めたフ
ィルタ作用をする。分離後磁気コイル３の通電を止め、
フィル夕１０の磁気を消磁し、洗浄液によってフィルタ
ー０の血球等を回収する。圧力０．０７ｋ９／地のもと
で行った。このとき、１０の‘の血液から３．８凧‘の
血数を、ほぼ１０分間で得られ、１蓮の実施結果から、
血液中のほぼ６０％の血※を回収することを確認した。
この血数は、損傷または凝固しないように保存するか、
血液浄化後に血液中にもどされる。他の比較するものと
して、通常、０．１〜０．８ミクロン有孔蓬を均一に分
布させて成形した厚さ０．５肌のプラスチック薄膜を用
い、０．１〜０．３５ｋｇ／の程度の圧力をかけて分離
する方法をとった。
血液を例に、血数を分離する場合について説明する。白
金ーコバルト系の細線、たとえば直径１〜１００ミクロ
ンの線、を密接してフィル夕１０を形成する。例示のフ
ィル夕は、直径１０ミクロンの白金−コバルト系合金線
を、密に１平面上に並列して第１の線群を形成し、該線
群の上の平面上に第１の線群を直角にまたは角度をなす
方向に並列した第２の線群を形成し、同様に、該第２の
線群の上に第３、さらには第４と、少なくとも２以上の
線群を形成し、周縁フレーム１１，１２，１３，１４に
装着して櫨材を構成する。フレームはステンレス鋼線メ
ッシュを用いたが、プラスチックも用いられる。フレー
ム１３に磁石のＮ極を、フレーム１４に磁石のＳ極を具
え、磁化コイル３によりフィル夕に磁界を加える。磁化
コイルの磁化力を変化させて、フィルタ内の磁力を変化
し制御ことが可能にする。彼櫨過体５を流通する管路２
０の管壁開□２１に前記櫨材の一方の面にあたるフレー
ム１１を対援せしめると共に、前記猿材による前記被渡
過体５より分離含有物質の回収管路２２の管壁関口２３
に前記猿材の他方の面にあたるフレーム１２を対俵せし
める。フィルター０の層の厚さを、第１図のフレーム１
１と１２の内面間隔と同じであるが、３物舷とし、磁束
に１１．０００ガウスを用いて、ポンプ２４により血液
５を、ほぼ１机／ｍｉｎの速度で、入口Ａから流路に入
れ、Ｂ矢印方向を遮って出口Ｃに循環流通せしめる。管
壁２は、できうればコラーゲン製の管を用い、内壁４も
同じものを用いるが、通常の腎臓透析用プラスチックを
用いることができる。管墜２と磁気鉄心との接合部には
パッキン６を挿入して密着し液の流出がないようにして
ある。その間血液の一部はフィル夕１０のフレーム１１
から入つて、フィル夕１０を通ってフィル夕のフレーム
１２から出てゆく。フィル夕１０は、白金ーコバルト系
の紬線を密接して作られているから、その部分で、血球
等の通歌は阻止されて、血糠のみが通過するようになる
。フィル夕１０を通過してフィル夕のフレーム１２から
出た血数は管壁２、磁石の極Ｎ，Ｓフィル夕のフレーム
１２で構成する回収管路２２を通って回収される。この
とき、磁石コイル３に通電すると、磁性材で作られてい
るフィル夕１川ま磁気フィル夕となる。その磁気フィル
夕を通る不純物として混入している磁性物質が核となっ
て磁気フィル夕の網目に吸着しそのとき赤血球、白血球
等の有効成分を伴って吸着せしめ、分離効果を高めたフ
ィルタ作用をする。分離後磁気コイル３の通電を止め、
フィル夕１０の磁気を消磁し、洗浄液によってフィルタ
ー０の血球等を回収する。圧力０．０７ｋ９／地のもと
で行った。このとき、１０の‘の血液から３．８凧‘の
血数を、ほぼ１０分間で得られ、１蓮の実施結果から、
血液中のほぼ６０％の血※を回収することを確認した。
この血数は、損傷または凝固しないように保存するか、
血液浄化後に血液中にもどされる。他の比較するものと
して、通常、０．１〜０．８ミクロン有孔蓬を均一に分
布させて成形した厚さ０．５肌のプラスチック薄膜を用
い、０．１〜０．３５ｋｇ／の程度の圧力をかけて分離
する方法をとった。
また遠心分離機にかけて皿激成分を分離する方法も用い
られてきた。これらによると、分離はできても、赤・白
血球、血小板を損傷するか、損傷しないものも、寿命が
短かくされる欠点があった。これらに比較して、本発明
のフィル夕を用いると、血液を損傷させることがない。
本発明のフィル外ま、液中または気中の微生物を損傷さ
せないで分離するのに適用することができる。
られてきた。これらによると、分離はできても、赤・白
血球、血小板を損傷するか、損傷しないものも、寿命が
短かくされる欠点があった。これらに比較して、本発明
のフィル夕を用いると、血液を損傷させることがない。
本発明のフィル外ま、液中または気中の微生物を損傷さ
せないで分離するのに適用することができる。
すでに述べたように、本発明のフィル夕は、圧力を加え
または減じないで、きわめて自然に、低圧において、良
く分離する。
または減じないで、きわめて自然に、低圧において、良
く分離する。
被炉過物質または分離物質を損傷することなく、良好な
効率を取り出すことができる。
効率を取り出すことができる。
第１図は本発明のフィル夕の１実施例の正面断面図。
１０・・・・・・白金ーコバルト系細線フィル夕、Ａ，
Ｂ，Ｃ・・・・・・流れ方向、２，４・・・・・・管壁
、Ｎ，Ｓ・・・・・・磁石の極、３・・・・・・磁化コ
イル、１１，１２，１３，１４…・・・フィル夕のフレ
ーム、５・・・…血液、彼炉過流体、６・…・・パツキ
ン、２０・・・・・・管略、２１・・・・・・管壁関口
、２２・・・・・・回収管路、２３・・・・・・管壁関
口。 オ７図
Ｂ，Ｃ・・・・・・流れ方向、２，４・・・・・・管壁
、Ｎ，Ｓ・・・・・・磁石の極、３・・・・・・磁化コ
イル、１１，１２，１３，１４…・・・フィル夕のフレ
ーム、５・・・…血液、彼炉過流体、６・…・・パツキ
ン、２０・・・・・・管略、２１・・・・・・管壁関口
、２２・・・・・・回収管路、２３・・・・・・管壁関
口。 オ７図
Claims (1)
- １ 電磁石磁極の対向間隙に直径１〜１００ミクロンの
白金−コバルト系合金の線を密接して形成してなるフイ
ルタ１０と該フイルタ１０の線と直角または角度をなす
方向に同じく直径１〜１００ミクロンの白金−コバルト
系の線を密接してなるフイルタ１０を積層した濾材を充
填して設け、被濾過流体５が還流する管路２０の管壁開
口２１に前記濾材の一方の面を対接せしめると共に、前
記濾材による前記被濾過流体５よりの分離含有物質の回
収管路２２の管壁開口２３に前記濾材の他方の面を対接
せしめてなる低圧分離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52127334A JPS6040883B2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | 低圧分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52127334A JPS6040883B2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | 低圧分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5461369A JPS5461369A (en) | 1979-05-17 |
| JPS6040883B2 true JPS6040883B2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=14957344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52127334A Expired JPS6040883B2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | 低圧分離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040883B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844897A (ja) * | 1971-10-06 | 1973-06-27 | ||
| JPS5134475A (ja) * | 1974-07-19 | 1976-03-24 | English Clays Lovering Pochin |
-
1977
- 1977-10-24 JP JP52127334A patent/JPS6040883B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4844897A (ja) * | 1971-10-06 | 1973-06-27 | ||
| JPS5134475A (ja) * | 1974-07-19 | 1976-03-24 | English Clays Lovering Pochin |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5461369A (en) | 1979-05-17 |
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