JPS6040643B2 - ケ−ブル電線路の使用方法 - Google Patents

ケ−ブル電線路の使用方法

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Publication number
JPS6040643B2
JPS6040643B2 JP3457778A JP3457778A JPS6040643B2 JP S6040643 B2 JPS6040643 B2 JP S6040643B2 JP 3457778 A JP3457778 A JP 3457778A JP 3457778 A JP3457778 A JP 3457778A JP S6040643 B2 JPS6040643 B2 JP S6040643B2
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JP
Japan
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conductor
conductors
cable
insulator
coaxial cable
Prior art date
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Expired
Application number
JP3457778A
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JPS54126985A (en
Inventor
利之 大堀
信雄 増岡
広美 河野
俊一 榎並
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、二心同軸(共心)形ケーブル線心を三条撚合
せ形成したケーブル電線路の使用方法に関するものであ
る。
例えば電子計算機用回路では、定電圧、低電圧降下が要
求され、共心形(三心)ケーブル、絶縁バスダクト、三
心ケーブル等が使用されている。
共心形(三心)ケーブルは特性はよいが三層とするため
に最外層は径が大きくなり、燃線機も制限され、更に高
価である。また、絶縁バスダクトは可擬性がないため取
扱が容易でなく、一般ケーブルではインダクタンスが大
きく電圧降下が大きいなどの欠点を有する。本発明の目
的は、絶縁バスダクトよりも取扱いが容易であり、一般
ケーブルよりインピーダンスが小さく電圧降下を低くす
ることができるケーブル電線路の使用方法を提供するこ
とにある。
本発明は、中心導体を被覆する絶縁体外周に外側導体を
配設し、該外側導体外周に絶縁体を被覆し形成した二′
0同軸ケーブル線0を三条漆合せて外周にシースを被覆
してなり、上記二心同軸ケーブル線心のそれぞれの内外
導体に三相のそれぞれ異る相の電流を通電使用するもの
である。以下本発明のケーブル電線路の使用方法を図面
により説明する。
一般に擬線等からなりまたは中空材料からなる導体A,
B,C周囲にポリエチレンまたはポリ塩化ビニール等の
絶縁体1をそれぞれ被要し、各絶縁体1の外周に撚線な
どからなる導体B′,〇,A′をそれぞれ配置し、各導
体8,C′,A′の外周に絶縁体1と同材料による絶縁
体2を被覆し、3条の二心同軸(共心)ケーブル線心3
を形成し、これを三条撚合せた後ポリ塩化ビニールなど
の材料による外部シース(共通シース)4を被覆する。
尚、このように共通シースを用いる場合は、それぞれの
二心同軸ケーブル線心3に個々にシースを設けるよりも
線心間隔が小なくなり特性上好ましい。通電を行うとき
は、同一心のそれぞれの二本の各導体A,B′とB,〇
とC,A′に図示の如くa,b′とb,c′とc,a′
の三相のそれぞれ異なる相となるように通電し端末にお
いて同相となるようにまとめる。
このようにして導体Aにa相の電流を流した場合を例に
とつて考えると、内相のa相のインダクタンスは、b′
相との間ではb′相は磁東が驚いため0となる。他線心
の影響はうけるが、a相はィンダクタンスを減らす方向
に働くため全体としてィンダクタンスが著しく小さくな
る。また、a′相は、外層のためいずれの相の影響も受
けるが同相のa相はィンダクタンスを減らす*働きをす
るのでインダクタンスは小さくなる。従って、a、a′
相を合せた合成としても次に示す如く小さい値となる。
導体Aを自己ィンダクタンスL^は L^=ふ。
鞍事十loge砦小鉾学)XI。−・小5十〇.460
5l。となる。ここで導体Aの断面積が100ののもの
について考えてみると、L^ニ0.026mH′舵一0
.008150/物(50日2>となる。
但し、D^Bは導体A,Bの中心間距離、D^cは導体
A,Cの中心間距離、DM′は導体A,A‘の中心間距
離で、D^B=D^c=DAA′=Dとしてある。
また、r^は導体Aの半径である。
導体A′の相互ィンダクタンスM^′cは、MA′C=
2Q{季‐ボギ呼号}.・・{2) となり、従って導体A′が100柵のものではMA′C
=0.2Qとなる。
但し、rのは導体A′の内半径、rc;は導体Cの外半
径で、Qは、Q=−季+i−斜款もので偽 導体AとA′の合成ィンダクタンスLATはL^T={
季‐2Qa。
geD学−小磯D学}1^2X1O‐・−2{loge
学+Q2l。十*}1^1^′XI。−・千十l。史学
+l。鉾砦小ず竿‐......:(o‐6十10袋号
)X1o−肌他・‐‐・‐‐‘3)となる。但し、A^
′B′は導体A′,B′の中心間距離、D^′o′は導
体A′,C′の中心間距離、D^′8は導体A′,Bの
中心間距離で、これらはDM′とともに等しいためDと
して表してある。
また1〜 1^′は導体A,A′に流れる電流であり、
さらにr^′は導体A′の半径である。ここで導体A,
A′の各々の断面積が100柵のものについてみるとL
^T=0.1446のH/物→0.04530′物とな
る。
導体AとA′の合成インピーダンスZは、導体Aのイン
ピーダンスZA=0.239十jo.00815と導体
へのインピーダンスZ^′=0.239十io.045
3の合成として求められ、Z=0.113一jo.01
340/桝となる。
このようにすることによってリアクタンスの非常に小さ
いケーブルを得ることができる。例えば50HZ、3×
200柵の一般のケーブルの一条のインピーダンスZ=
0.121十io.07550/物位に対し、本発明の
ケーブル電線路の使用方法によればインピーダンスZ=
0.113一jo.01340′紘とすることが可導で
、リアクタンスを1′5以下に出来、高周波では更に著
しい差がでる。また、同Dの導体は必ずしも同一サイズ
にする必要はなく、また、内部導体は中空にしてもよい
導体サイズを考える場合、内部導体を大きくすれば、内
部導体の方がインピーダンスが低いため低電圧降下の点
で効果がある(内部へ多くの電流が流れる)。そして、
外部導体を大きくすれば許容電流の点で有利となる。
従って、線路に応じ適宜のサイズを選定すれば適切な低
電圧降下の線路を得ることができる。以上記述した如く
本発明のケーブル電線略の使用方法によれば、絶縁バス
ダクトよりも取扱いが容易であり一般ケーブルよりイン
ピーダンスが4・さく、電圧降下を低くすることができ
る降下を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明のケーブル電線路使用方法に用いるケーブル
電線の断面図である。 図において、1,2は絶縁体、3は二心同軸ケーブル線
心、4はシース、A,B,C,A′,B′,C′は導体
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 中心導体を被覆する絶縁体外周に外側導体を配設し
    該外側導体外周に絶縁体を被覆し形成した二心同軸ケー
    ブル線心を三条撚合せて外周にシースを被覆してなり、
    上記二心同軸ケーブル線心のそれぞれの内外導体に三相
    のそれぞれ異る相の電流を通電することを特徴とするケ
    ーブル電線路の使用方法。
JP3457778A 1978-03-24 1978-03-24 ケ−ブル電線路の使用方法 Expired JPS6040643B2 (ja)

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JPS54126985A JPS54126985A (en) 1979-10-02
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JPS5657415U (ja) * 1979-10-08 1981-05-18

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