JPS6040386Y2 - パワ−ステアリング装置のサ−ボピストン - Google Patents
パワ−ステアリング装置のサ−ボピストンInfo
- Publication number
- JPS6040386Y2 JPS6040386Y2 JP10080579U JP10080579U JPS6040386Y2 JP S6040386 Y2 JPS6040386 Y2 JP S6040386Y2 JP 10080579 U JP10080579 U JP 10080579U JP 10080579 U JP10080579 U JP 10080579U JP S6040386 Y2 JPS6040386 Y2 JP S6040386Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- shaft
- piston plate
- snap ring
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパワーステアリング装置のサーボピストンに関
する。
する。
従来のパワーステアリング装置は第１図に示すように路
面抵抗が小さいときにはステアリングシャフト１の回転
にてピニオン２を回転し、これと噛合するラック３を形
成したシャフト４をその軸方向に移動して車輪を操向さ
せる。
面抵抗が小さいときにはステアリングシャフト１の回転
にてピニオン２を回転し、これと噛合するラック３を形
成したシャフト４をその軸方向に移動して車輪を操向さ
せる。
また路面抵抗が大きいときにはステアリングシャフト１
とピニオン２との相対角度差によって切換作動するパル
機構５により、前記シャフト４とこれを包囲するシリン
ダ６および前記シャフト４に固設されたサーボピストン
９とによって形成された油圧室７゜８を油圧源またはド
レインに連通し、この油圧力差によって前記シャフト４
を相当方向に軸移動させ車輪を操向させるものである。
とピニオン２との相対角度差によって切換作動するパル
機構５により、前記シャフト４とこれを包囲するシリン
ダ６および前記シャフト４に固設されたサーボピストン
９とによって形成された油圧室７゜８を油圧源またはド
レインに連通し、この油圧力差によって前記シャフト４
を相当方向に軸移動させ車輪を操向させるものである。
このような構成のパワーステアリング装置のサーボピス
トン９は第２図わよび第３図に示すようにシャフト４側
にＯリング１１、シリンダ６側にＯリング１２とフッ素
樹脂シール１３を介してシャフト４とシリンダ６間に備
えられたリング状のピストン本体１４と、このピストン
本体１４の両側に位置するように前記シャフト４に設け
られたリング状のピストンプレート１５．１５と、この
ピストンプレート１５．１５の外側位置のシャフト４に
形成されたスナップリング挿入孔１６，１６に挿入され
て前記ピストンプレート１５．１５を取付けるスナップ
リング１７．１７とから構成されていた。
トン９は第２図わよび第３図に示すようにシャフト４側
にＯリング１１、シリンダ６側にＯリング１２とフッ素
樹脂シール１３を介してシャフト４とシリンダ６間に備
えられたリング状のピストン本体１４と、このピストン
本体１４の両側に位置するように前記シャフト４に設け
られたリング状のピストンプレート１５．１５と、この
ピストンプレート１５．１５の外側位置のシャフト４に
形成されたスナップリング挿入孔１６，１６に挿入され
て前記ピストンプレート１５．１５を取付けるスナップ
リング１７．１７とから構成されていた。
このように構成されたサーボピストン９はピストンプレ
ート１５．１５がスナップリング１７゜１７の全面に当
接している。
ート１５．１５がスナップリング１７゜１７の全面に当
接している。
このため、ピストンプレート１５，１５、スナップリン
グ１７，１７、スナップリング挿入孔１６，１６等の加
工精度のバラツキにより、ピストンプレートやスナップ
リングに傾れが生じることがある。
グ１７，１７、スナップリング挿入孔１６，１６等の加
工精度のバラツキにより、ピストンプレートやスナップ
リングに傾れが生じることがある。
この場合、スナップリング１７．１７の最大外径部１７
ａ。
ａ。
１７ａに荷重がかかる。
このため、最大外径部１７ａｖ１７ａに最大曲げモーメ
ントが発生し、スナツプリング１７．１７の疲労破壊に
つながっていた。
ントが発生し、スナツプリング１７．１７の疲労破壊に
つながっていた。
特に高荷重用に使用されるＣ形止め輪等は最大外径部が
開口しており、常にこの部分に最大曲げモーメントが作
用し疲労破壊しやすかった。
開口しており、常にこの部分に最大曲げモーメントが作
用し疲労破壊しやすかった。
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、ピストンプレ
ートが傾いてもスナップリングの最大外径部に接触しな
いようにして疲労破壊するのを防止できるパワーステア
リング装置のサーボピストンを得るにある。
ートが傾いてもスナップリングの最大外径部に接触しな
いようにして疲労破壊するのを防止できるパワーステア
リング装置のサーボピストンを得るにある。
以下、第４図および第５図に示す一実施例により本考案
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
なおこの実施例に説明に当って前記従来の実施例と同一
部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
第４図および第５図の実施例において、前記従来の実施
例と主に異なる点はピストンプレート１５Ａ、１５Ａで
、このピストンプレート１５Ａ。
例と主に異なる点はピストンプレート１５Ａ、１５Ａで
、このピストンプレート１５Ａ。
１５Ａはスナップリング１７．１７と当接するシャフト
４の近傍側部分に凸起１８．１８を形威し、ピストンプ
レート１５Ａ、１５Ａが傾いてもスナップリング１７．
１７の最大外径部１７ａ。
４の近傍側部分に凸起１８．１８を形威し、ピストンプ
レート１５Ａ、１５Ａが傾いてもスナップリング１７．
１７の最大外径部１７ａ。
１７ａに接触しないようにした点である。
なお、スナップリングに凸起を形威しても同様の作用効
果が得られる。
果が得られる。
以上の説明から明らかなように本考案にあってはピスト
ンプレートのスナップリングと当接する部分に凸起を形
威し、ピストンプレートが傾いてもスナップリングの最
大外径部に接触しないようにしたので、従来のようにピ
ストンプレートの傾きにより、スナップリングの最大外
径部にピストンプレートが当接して最大曲げモーメント
が発生し、疲労破壊するのを防止でき、長期間の使用が
可能であるという実用上優れた利点がある。
ンプレートのスナップリングと当接する部分に凸起を形
威し、ピストンプレートが傾いてもスナップリングの最
大外径部に接触しないようにしたので、従来のようにピ
ストンプレートの傾きにより、スナップリングの最大外
径部にピストンプレートが当接して最大曲げモーメント
が発生し、疲労破壊するのを防止でき、長期間の使用が
可能であるという実用上優れた利点がある。
第１図はパワーステアリング装置の要部断面図、第２図
は従来の一実施例を示す要部断面図、第３図は第２図の
側面図、第４図は本考案の一実施例を示す要部断面図、
第５図は第４図の側面図である。 ３・・・・・・ラック、４・・・・・・シャフト、６・
・・・・・シリンダ、７，８・・・・・・油圧室、９・
・・・・・サーボピストン、１１・・・・・・Ｏリング
、１２・・・・・・Ｏリング、１３・・・・・・フッ素
樹脂シール、１４はピストン本体、１５Ａ・・・・・・
ピストンプレート、１６・・・・・・スナップリング挿
入孔、１７・・・・・・スナップリング、１７ａ・・・
・・・最大外径部、１８・・・・・・凸起。
は従来の一実施例を示す要部断面図、第３図は第２図の
側面図、第４図は本考案の一実施例を示す要部断面図、
第５図は第４図の側面図である。 ３・・・・・・ラック、４・・・・・・シャフト、６・
・・・・・シリンダ、７，８・・・・・・油圧室、９・
・・・・・サーボピストン、１１・・・・・・Ｏリング
、１２・・・・・・Ｏリング、１３・・・・・・フッ素
樹脂シール、１４はピストン本体、１５Ａ・・・・・・
ピストンプレート、１６・・・・・・スナップリング挿
入孔、１７・・・・・・スナップリング、１７ａ・・・
・・・最大外径部、１８・・・・・・凸起。
Claims (1)
- ラックが形成されたシャフトにＯリングを介して装着さ
れてシリンダ内壁に押圧されるリング状のピストン本体
と、このピストン本体の両側に位置するように前記シャ
フトに設けられたリング状のピストンプレートと、この
ピストンプレートの外側位置のシャフトに形成されたス
ナップリング挿入孔に挿入されてピストンプレートを取
付けるスナップリングとからなるパワーステアリング装
置のサーボピストンにおいて、前記ピストンプレートの
スナップリングと当接する部分に凸起を形成し、ピスト
ンプレートが傾いてもスナップリングの最大外径部に接
触しないようにしたことを特徴とするパワーステアリン
グ装置のサーボピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080579U JPS6040386Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | パワ−ステアリング装置のサ−ボピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10080579U JPS6040386Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | パワ−ステアリング装置のサ−ボピストン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5618272U JPS5618272U (ja) | 1981-02-18 |
| JPS6040386Y2 true JPS6040386Y2 (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=29333524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10080579U Expired JPS6040386Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | パワ−ステアリング装置のサ−ボピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040386Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-20 JP JP10080579U patent/JPS6040386Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5618272U (ja) | 1981-02-18 |
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