JPS6111558Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6111558Y2 JPS6111558Y2 JP2325681U JP2325681U JPS6111558Y2 JP S6111558 Y2 JPS6111558 Y2 JP S6111558Y2 JP 2325681 U JP2325681 U JP 2325681U JP 2325681 U JP2325681 U JP 2325681U JP S6111558 Y2 JPS6111558 Y2 JP S6111558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reduction gear
- steering clutch
- clutch case
- final reduction
- seal ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、装軌車両の操向クラツチケースと終
減速装置と結合部のシール装置に関するものであ
る。
減速装置と結合部のシール装置に関するものであ
る。
従来の装軌車両の操向クラツチケースと終減速
装置は第１図に示すようになつていて、操向クラ
ツチケースａと終減速装置ｂとはユニツト脱着は
不可能な構造であり、また両者の結合部のシール
ｃは図に示すように軸と穴とを直径方向にシール
するシールが用いられており、このシールｃを脱
着するには軸側あるいは穴側を軸方向に所定の距
離だけ移動しなければならないという不具合があ
つた。
装置は第１図に示すようになつていて、操向クラ
ツチケースａと終減速装置ｂとはユニツト脱着は
不可能な構造であり、また両者の結合部のシール
ｃは図に示すように軸と穴とを直径方向にシール
するシールが用いられており、このシールｃを脱
着するには軸側あるいは穴側を軸方向に所定の距
離だけ移動しなければならないという不具合があ
つた。
本考案は操向クラツチケースと終減速装置の相
互をユニツト状にしたまま脱着可能にした場合の
両者の結合部のシール装置に係るもので、その目
的とするところは、操向クラツチケースと終減速
装置との相互をユニツト状態で脱着する際に、両
者を軸方向に移動することなく両者の結合部のシ
ールを解除あるいは作用させることができ、両者
の脱着に際して、そのまま相互を上下方向に移動
してせまいスペースでの脱着作業を容易に行なう
ことができるようにしたシール装置を提供しよう
とするものである。
互をユニツト状にしたまま脱着可能にした場合の
両者の結合部のシール装置に係るもので、その目
的とするところは、操向クラツチケースと終減速
装置との相互をユニツト状態で脱着する際に、両
者を軸方向に移動することなく両者の結合部のシ
ールを解除あるいは作用させることができ、両者
の脱着に際して、そのまま相互を上下方向に移動
してせまいスペースでの脱着作業を容易に行なう
ことができるようにしたシール装置を提供しよう
とするものである。
以下その構成を第２図以下に示した実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
図中１は操向クラツチケース、２は終減速装置
であり、終減速装置２と操向クラツチケース１と
は相互にユニツト状態のまま脱着可能にしてフレ
ーム３に固着してある。この終減速装置２の入力
部ケース４の端面は操向クラツチケース１の出力
側端面に対してすき間を有して対向してある。
であり、終減速装置２と操向クラツチケース１と
は相互にユニツト状態のまま脱着可能にしてフレ
ーム３に固着してある。この終減速装置２の入力
部ケース４の端面は操向クラツチケース１の出力
側端面に対してすき間を有して対向してある。
操向クラツチケース１の出力側端部にはシール
リング５が、回動および軸方向に摺動自在に、か
つその外周面をＯリング５ａにより液密にして嵌
合してある。シールリング５の内側端面には少な
くとも１個所に突起６が設けてあり、これに対向
する操向クラツチケース１の対向段部にカム７が
設けてあり、シールリング５は回転することによ
り上記突起６とカム７の摺接により軸方向に移動
するようになつており、かつ外側へ移動状態で自
己保持可能になつている。シールリング５の外側
端面には弾性材からなるシール部材８が固着して
あり、これが上記終減速装置２の入力部ケース４
の端面に対向してある。シールリング５の外側端
部外周面に複数個の溝９が設けてある。なお上記
シールリング５の外側端部は常時操向クラツチケ
ース１の出力側端部より外部に露出するようにな
つており、この部分がフレーム３と操向クラツチ
ケース１との間から接触操作可能になつている。
リング５が、回動および軸方向に摺動自在に、か
つその外周面をＯリング５ａにより液密にして嵌
合してある。シールリング５の内側端面には少な
くとも１個所に突起６が設けてあり、これに対向
する操向クラツチケース１の対向段部にカム７が
設けてあり、シールリング５は回転することによ
り上記突起６とカム７の摺接により軸方向に移動
するようになつており、かつ外側へ移動状態で自
己保持可能になつている。シールリング５の外側
端面には弾性材からなるシール部材８が固着して
あり、これが上記終減速装置２の入力部ケース４
の端面に対向してある。シールリング５の外側端
部外周面に複数個の溝９が設けてある。なお上記
シールリング５の外側端部は常時操向クラツチケ
ース１の出力側端部より外部に露出するようにな
つており、この部分がフレーム３と操向クラツチ
ケース１との間から接触操作可能になつている。
上記構成において、シールリング５を回転して
突起６とカム７との作用によりシールリング５を
外側へ移動することにより、シールリング５と終
減速装置２の入力部ケース４の端面との間がシー
ル部材８の圧着によりシールされる。シールリン
グ５を逆方向に回転することにより上記シールが
解除される。上記シールリング５の回転はフレー
ム３と操向クラツチケース１との間からシールリ
ング５の溝９に工具をかけて行なう。操向クラツ
チケース１は終減速装置２との結合を解除した状
態で上方へ持ち上げて取りはずす。
突起６とカム７との作用によりシールリング５を
外側へ移動することにより、シールリング５と終
減速装置２の入力部ケース４の端面との間がシー
ル部材８の圧着によりシールされる。シールリン
グ５を逆方向に回転することにより上記シールが
解除される。上記シールリング５の回転はフレー
ム３と操向クラツチケース１との間からシールリ
ング５の溝９に工具をかけて行なう。操向クラツ
チケース１は終減速装置２との結合を解除した状
態で上方へ持ち上げて取りはずす。
本考案は以上のようになり、操向クラツチケー
ス１と終減速装置２をユニツト状態で脱着可能に
した装軌車両の操向クラツチケースと終減速装置
との結合部のシール装置において、操向クラツチ
ケース１の出力側端部にシールリング５を回転す
ることにより軸方向に移動し、かつ突出した状態
で自己保持可能にして液密に嵌合し、このシール
リング５の外側端面に終減速装置２の入力部ケー
ス４の端面を軸方向に対向し、両端面間にシール
部材８を介在させてシール装置を構成したから、
シールリング５を回転してこれを軸方向に移動す
ることにより操向クラツチケース１と終減速装置
２の入力部ケース４との間のシールを作用させた
りあるいは解除することができ、この間の作動時
に操向クラツチケース１あるいは終減速装置２の
入力部ケース４を軸方向に移動する必要がなくな
り、ユニツト状態での両者の脱着に際して、その
まま相互を上下方向に移動することができ、せま
いスペースでの脱着作用を容易に行なうことがで
きる。
ス１と終減速装置２をユニツト状態で脱着可能に
した装軌車両の操向クラツチケースと終減速装置
との結合部のシール装置において、操向クラツチ
ケース１の出力側端部にシールリング５を回転す
ることにより軸方向に移動し、かつ突出した状態
で自己保持可能にして液密に嵌合し、このシール
リング５の外側端面に終減速装置２の入力部ケー
ス４の端面を軸方向に対向し、両端面間にシール
部材８を介在させてシール装置を構成したから、
シールリング５を回転してこれを軸方向に移動す
ることにより操向クラツチケース１と終減速装置
２の入力部ケース４との間のシールを作用させた
りあるいは解除することができ、この間の作動時
に操向クラツチケース１あるいは終減速装置２の
入力部ケース４を軸方向に移動する必要がなくな
り、ユニツト状態での両者の脱着に際して、その
まま相互を上下方向に移動することができ、せま
いスペースでの脱着作用を容易に行なうことがで
きる。
第１図は従来例を示す要部の断面図、第２図は
本考案の実施例を示す要部の断面図、第３図は要
部の拡大断面図である。 １は操向クラツチケース、２は終減速装置、４
は入力部ケース、５はシールリング、８はシール
部材。
本考案の実施例を示す要部の断面図、第３図は要
部の拡大断面図である。 １は操向クラツチケース、２は終減速装置、４
は入力部ケース、５はシールリング、８はシール
部材。
Claims (1)
- 操向クラツチケース１と終減速度装置２の相互
をユニツト状態で脱着可能にした装軌車両の操向
クラツチケースと終減速装置との結合部のシール
装置において、操向クラツチケース１の出力側端
部にシールリング５を回転することにより軸方向
に移動し、かつ突出した状態で自己保持可能にし
て液密に嵌合し、このシールリング５の外側端面
に終減速装置２の入力部ケース４の端面を軸方向
に対向し、両端面間にシール部材８を介在させた
ことを特徴とする装軌車両の操向クラツチケース
と終減速装置との結合部のシール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2325681U JPS6111558Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2325681U JPS6111558Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57137857U JPS57137857U (ja) | 1982-08-28 |
| JPS6111558Y2 true JPS6111558Y2 (ja) | 1986-04-11 |
Family
ID=29821015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2325681U Expired JPS6111558Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6111558Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-23 JP JP2325681U patent/JPS6111558Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57137857U (ja) | 1982-08-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6111558Y2 (ja) | ||
| JPH0221344Y2 (ja) | ||
| JPH0110496Y2 (ja) | ||
| JPH0216939Y2 (ja) | ||
| JPH0632527Y2 (ja) | メカニカルシール | |
| JPH063201Y2 (ja) | ディファレンシャルキャリアからの油漏れ防止構造 | |
| JPH0723621Y2 (ja) | 油圧装置におけるピストンシ−ルリングの取付け構造 | |
| JPS6040386Y2 (ja) | パワ−ステアリング装置のサ−ボピストン | |
| JPS6222663Y2 (ja) | ||
| JPS6139876Y2 (ja) | ||
| JPH0158865U (ja) | ||
| JPS5844565U (ja) | パツキング | |
| JPS6170652U (ja) | ||
| JPS6321810Y2 (ja) | ||
| JPS5923442Y2 (ja) | センタ−ドライブ型耕耘装置 | |
| JPH0122792Y2 (ja) | ||
| JPS63171762U (ja) | ||
| JPS5911954U (ja) | メカニカルシ−ル | |
| JPS63140119A (ja) | 回転支持構造における軸受部のシ−ル構造 | |
| JPH0359559U (ja) | ||
| JPS61200787U (ja) | ||
| JPS60118004U (ja) | 農業機械用油圧シリンダ | |
| JPH02130465U (ja) | ||
| JPH0413416U (ja) | ||
| JPS62198526A (ja) | ノ−スピンデフ装置 |