JPS6040330A - 紙葉類送出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は収納手段に収納された紙葉類を１枚ずつに分離
し送出する紙葉類送出装置に関し、特に収納手段への紙
葉類の自動補充全可能とする紙葉類送出装置に関するも
のである。

〔発明の背景〕

近年、銀行等においては、業務の省力化を図ると同時に
、利用客の待ち時間の短縮等顧客サービスの向上を目的
として、現金自動支払機や自動預金機およびこの支払い
と預金ｔ−１台でできるようにした現金自動取引装置の
普及がめざましい。また、小切手をはじめとした各種伝
票類を計数１分類する業務においては、各種紙葉類の確
認処理の合理化を図るために処理装置が急速に普及して
きた０ これらの装置における共通の問題は、紙幣、小切手、伝
票等の各種の紙葉類全迅速に収納し、分離送出する紙葉
類の取扱いにある。

従来のこの種の装置においては、紙葉類はカセットやホ
ッパ等の紙葉類収納装置に堆積収納されている。この紙
葉類は、例えば具空吸着手段によって１枚ずつ吸着され
、分離され次段に送出される。収納装置内の紙葉類が全
て送出されたり、あるいは減少した場合いは、人手によ
りその補充が行わ扛る。この紙葉類の補充時は、一旦装
置の動作を停止し、係員がホッパに紙葉類を補充したり
、カセツＩｆ抜き出してこのカセットに紙葉類Ｋｌ置し
たすしている。ホッパやカセットに紙葉類が補充された
ら、再び装置ｆｔ−動作させる。

このように、従来の装置においては、紙葉類の補充作業
は人手を要するうえに装置を一旦停止する必要があり、
装置の実稼動時間が減少し、作業性が低トする。

特に銀行等においては、利用客の待ち時間が長くなシサ
ービス性が低下するなどの問題も起こる。

一方、収納装置に紙葉類を自動的に補充しようとする場
合、その補充位置は、紙葉類の最前部と最後部が考えら
ｎる。しかし、紙葉類の最前部には紙葉類を分離送出す
手段が当接しているため、紙葉類の押込みは難しい。ま
た、紙業類の最後部には、紙葉類を押付ける手段が当接
しているが、この位置は紙葉類の収納量によυ変動し、
紙葉類の押込み、位置を決めるのが姥しい。

〔発明の目的〕

本発明は上述の点に鑑み、紙葉類収納手段内の紙葉類が
減少して補充全必要とする時には、収納手段に紙葉類ヲ
答易に収納補充全行いうる紙葉送出装置を提供するもの
である。

〔発明の概要〕

本発明のｔｆ！徴は、収納手段に収納された紙葉類１ｋ
１枚ずつ分離して送り出す紙葉類送出装置において、紙
葉類収納手段に、紙葉類全補充するたりの搬送手段と、
紙葉類の補充時紙葉類の送り出し全阻止する紙葉類係止
手段とを設けたものである。

これにより、本発明の紙葉類送出装置は、収納手段に収
納された紙葉類ｆｔ１枚ずつ分離し送出することかでき
ると共に、収納手段への紙葉類の補充を容易に行うこと
ができる。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の紙葉類送出装置の一実施例を第１図〜第
４図により説明する。

紙葉類収納手段として、例えばホッパｌは前面板１ａ、
上板１ｂ、底板１ｃ、側板（図示せず）及び前後方向に
移動可能な押板１ｄから講成さ扛ており、投入口から投
入される紙葉類Ｍが立位状態にて収納されている。ホッ
パｌの下端隅部における前面板１ａと底板１ｃとの間に
は間隙部２が設けられており、この間隙部２からホッパ
１に収納された紙業類のうち最前部の紙葉類全紙葉類送
出し手段としてのピックアップローラ３によシ下方へ送
シ出す。ピックアップローラ３は、軸４゜アーム５を介
して軸６に揺動可能に支承されている。この軸６は機枠
（図示せず）に回転自在に支持されており、図示はして
いないが、駆動系によって回転される。軸６にはカム７
が固着されており、軸４にはカム７に適宜圧接するロー
ラ８が固着されている。

従って軸６ｔ−回転させると、カム７とローラ８が所定
の角度で圧接し、ピックアップローラ３は間欠的に一定
量回転する。

また、前記ピックアップロー２３の外周には、例えばゴ
ム等の摩擦部材が取付けられている。

ホッパ１の前面板１ａの中央よりやや下方には、横方向
にわたって長孔９が穿設されている。この長孔９には前
記のピックアップローラ３が対向して位置しており、ピ
ックアップローラ３が揺動したとき、この長孔９を通し
てホッパ１内の紙葉類Ｍのうち最前部の紙葉類に当接す
るようにしている。

紙葉類Ｍｔｌ−送シ出すフィードローラ１０は、前記ホ
ッパ１の下端隅部に設けた間隙部２に近接し且つ機枠に
回転自在に支持されている軸１１に複数個設けられてい
る。これら各フィードローラｌＯは全周にわたって凹溝
１０ａｋ有し、この凹溝１０の両側の大径部１０ｂには
、その外周上の所要長さにゴム等の摩擦部材１２が貼設
されている。このフィードローラ１０の軸１１はクラッ
チブレーキを介して電動機（図示せず）によって駆ηｉ
Ｄされる。ゲートローラ１３はフィードローラ１０の凹
溝１０ａと対向して軸１４と回転しないよりに支持され
ているっこれらのゲートロー２１３は摩擦係数の大きい
材料で形成されており、ゲートロー２１３と前記のフィ
ードローラ１０とは対になり分離手段を構成し、紙葉類
を挟持し紙葉類の分離と搬送全行う。

ホッパ１の底板ＩＣには紙葉類係止部材１５がピン１６
を中心に回動自在に設けられている。この紙葉類係止部
材１５はその先端側のくし状部が底板ＩＣの間隙部側の
くし状部と保合状態になるように形成さｎている。そし
て、第１図において実線で示すように間隙部２に位置し
ているときは紙葉類の送出し阻止する。また、破線で示
すように間隙部２から退避して位置しているときには、
間隙部２ｔ−通して紙葉類全フィードローラ１０及びゲ
ートロー２１３から構成さ扛る分離手段に送り出す。こ
の実施例においてこの紙葉類係止部材１５は、ホッパ１
の底板ＩＣにピン１６によ９回動自在に設けられている
がこの他に底板１に摺動自在に設けてもよい。このよう
にすると、紙葉類係止部材の先端側及び底板ＩＣの間隙
部側音くシ状に形成する必要がない。

ホッパ１の前面側上方には紙業類搬送手段エフが配設さ
れている。この紙葉類搬送手段１７はローラ１８．１９
に掛合している搬送ベルト２０と、ローラ２１，２２，
２３．２４に掛合している搬送ベルト２５からなってい
るっ搬送ベルト２０と２５は矢印で示すように同一方間
に同一速度で駆動され、矢印Ｐ方向からの紙葉類をホッ
パ１内に搬送するように配設されている。ローラ２３は
その位置が変動できるように支持さｎてお９、ホッパ１
の前面部に位置する搬送ベルト２５の下側と押板１ｄあ
るいは収納さ扛てい。紙葉類との間隔全任意に変化でき
るＪ：′）にしている。また、搬送ベルト２５の摩擦係
数はピックアップローラ３の摩擦係数に比べ小さく設定
しているう ２６は分離手段に接近して配設された搬送手段で、ロー
２２７．ゲートローラ１３が固層された軸１４に回転自
在に支持されたローラ２８，０−ラ２７，２８間（Ｃ掛
合する搬送ベルト２９及び圧接ローラ３０かしなってい
るっこの搬送手段２６は分離手段により分離、搬送され
てきた紙葉類を矢印Ｑ方向に搬送する。

次に第１図〜第４図に示した本発明装置の一実施例の動
作全説明する。

第１図に示すようにホッパｌ内に紙葉類が収納されてい
ない時には、ホッパ１の押板１ｄはばね等の押付部材１
ｅによって紙業類搬送手段１７に接する位置まで押付け
られている。このような紙葉類が空の状態のホッパ１に
紙葉類全搬送収納する場合、まず、紙葉類係止部材１５
ｔ−作動して実線で示すように間隙部２に位置するよう
にする。

また、ピックアツプローラ３全第１図の破線で示すよう
に搬送ベルト２５よジも反紙葉類面側に位置するように
後退させ、ローラ２３を搬送ベルト２５の下側が押板１
ｄに接触するように前進させる０ この状態で、紙葉類搬送手段１７を作動する。

これによｐ、矢印Ｐ方向から搬入されてぐる紙葉類は、
搬送ベルト２０及び２５により挾持、搬送され押板ＩＣ
を案内面として主に搬送ベルト２５の摩擦搬送力によっ
て紙葉類係止部材１５に当接するまで送り込まれる。

紙葉類係止部材１５によりその進行が止められた紙葉類
は、そこで搬送ベルト２５との間ですベタを生じ停止す
る。次に送ｐ込まれてくる紙葉類は、既に収納されてい
る紙葉類を案内面として搬送ベルト２５の摩擦搬送力に
よって紙葉停止部材１５に当接するまで送り込まれる。

以後この動作を順次行うことにより、矢印Ｐ方向から搬
入されてぐる紙葉類をホッパ１円に順次収納していく。

この収納時、押板１ｃは、押付部材１ｅにより収納され
ている紙葉類Ｍを搬送ベルト２５側に常に軽く押付けて
おり、この押圧力と搬送ベルト２５の摩擦力によって、
進入する紙葉類に搬送力が付与さｎる。

仄にホッパ１に収納された紙葉類の送出動作を説明する
。

紙葉類Ｍを送出する場合いは、第４図に示すようにまず
、紙葉類係止部材１５ｉピン１６の回りに回動させて間
隙部２から後退させ、紙葉類がフィードローラ１０とゲ
ートロー２１３により構成される分離手段全通過できる
よりにする。またピックアップローラ３を揺動させて、
長孔４からホッパ１円に突出させ、ローラ２３を後退さ
せて搬送ベルト２５の下側が収納された紙葉類の最前部
から離れるようにする。これにより、ピックアップロー
ラ３がホッパ１内に収納された紙葉類のうち最前部の紙
葉類に確実に接触するようにするっこの状態で駆動系（
図示せず）により軸６に固着されているカム７を回転す
る。このカム７０回転に同期してカム７と所定角度だけ
接触するピックアップローラ３が回転する。

このピックアップローラ３の外周には篩摩擦部材が配役
さ扛てお９、ホッパ１円に収納さｎている紙葉類全送り
出す力は、主にこのピックアップローラ３によって発生
される。このときのピックアツプローラ３０回転動作は
、図示していない駆動系によって回転するフィードロー
ラ１０の回転動作、特にフィードローラ１０の外周上の
一部に配設されたＭＩＡ部材１２の回転と同期金とっで
ある。従って、ピックアップローラ３とフィードローラ
１０が協働してホッパ１内に収納された紙葉類■のうち
、最前部の紙葉類を下流側に送り出す。

このとき、紙葉類が複数枚重なって送られてきたときに
は、フィードロー２１Ｏの凹溝ｔＯａに重合するよりに
配設された非回転のゲートロー２１３と接触して発生す
る摩擦抵抗力によって、紙葉類が１枚ずつに分離される
。

分離されｆｃ紙葉類は、搬送ベルト２９．圧接ローラ３
０等の搬送手段によって下流側に送シ出される。

以後この動作を順次行うことにより、ホッパ１内に収納
されている紙葉類ＭＬ−１枚ずつ下流側に送シ出す。こ
のようにして、ホッパ１内の紙葉類Ｍの送り出しが進み
、収納紙葉類が減少して来た場合には、送シ出し動作を
一旦停止し、前述の収　。

納動作を再び行うことにより、自動的にホッパ内に紙葉
類を堆積補充していく。

以上の説明においては、ホッパ内に紙葉類を送シ込む搬
送手段として、搬送ベルｌｔ−用いる例を示したが、他
に、例えばゴムロニラ等のローラを用いる構造でもよい
。また、紙葉類分離機構として、フィードロー２の凹溝
とゲートローラが重合する方式の摩擦式分離機構を例に
とったが、この他に通常用いら牡るゴムローラが対向圧
接するような方式や逆転摩擦ベルト方式等積々の方式を
用いることができる。

以上のように構成することによシ、紙葉類収納手段と紙
葉類分離機構を一体に構成でき、しかも、紙葉類収納手
段内の紙葉類の補充を必要とするときには、紙葉類の自
動補充を自由に行うことができる。この結果、例えば本
発明装置を現金自動支払機や現金自動取引装置等に実施
した場合−人手による紙幣の補充作業が不必要になり、
装置の稼動ロスタイムの減少を図ることができる。また
、預は入ｎされた紙幣を支払い取引きに還流して使用す
ることが可能となり、各種金融システムの合理化に大き
く寄与することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば紙葉類収納手段の
紙葉類の補充を容易に行うことができる紙葉類送出装置
を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の紙葉類送出装置の一実施例ケ
説明する図で、第１図は概略側面図、第２図は第１図に
おける要部を紙葉類の流れ方向に展開して示す図、第３
図は第１図における要部金示す斜視図、第４図は紙葉類
の送り出し状態を示す図である。 １・・・ホッパ、２・・・間隙部、３・・・ピックアッ
プローラ、７・・・カム、８・・・ロー２．９・・・長
孔、１０・・・フィードローラ、１２・・・摩擦部材、
１３・・・ゲートローラ、１５・・・紙葉類係止部材、
１７・・・紙葉類搬送手段、１８，１９，２１，２２，
２３，２４，２７゜２８・・・ローラ、２０．２５．２
９・・・搬送ベルト、２６・・・搬送手段、３０・・・
圧接ローラ。 昭和　５８年特許願第１４６３１５　′ｒ３−発明の名
称 紙筒類送出装置 補正をする者 １匣との関係　特許出願人 名　称　１５１０１１：ｌ、式会目　１」　立　製　作
　所代　理　人 補正の対象　図　面 ｔｌｌｌ　正　の　内容　図面第３図を別紙のとおり補
正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、収納手段に収納された紙葉類を分離手段により１枚
   ずつに分離して送出する紙葉類送出装置において、前記
   収納手段には紙葉類を搬送収納する搬送手段を設は前記
   収納手段と前記分離手段との間には搬送手段により紙葉
   類を搬送収納時、紙葉類の送出しを阻止する紙葉類係止
   手段を設けたことを特徴とする紙葉類送出装置。