JPS6040196B2 - 磁電変換装置 - Google Patents

磁電変換装置

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JPS6040196B2
JPS6040196B2 JP54036845A JP3684579A JPS6040196B2 JP S6040196 B2 JPS6040196 B2 JP S6040196B2 JP 54036845 A JP54036845 A JP 54036845A JP 3684579 A JP3684579 A JP 3684579A JP S6040196 B2 JPS6040196 B2 JP S6040196B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N50/00Galvanomagnetic devices

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、磁気抵抗効果を有する強磁性体から成る磁気
抵抗素を用いた磁電変換装置に関し、特に微少変位を検
出するための変位センサ等に適用するのに最適な磁電変
換装置を提供するものである。
従来より、モータ等の回転制御用周波数発生器や磁気ス
ケールの読み取り装置、あるいは無接点スイッチや無鞍
ボリュームなどを構成するために、通常半導体磁気抵抗
素子を用いた磁電変換装置が用いられている。
.ところで、半導体磁気抵抗素子は、GaAsやlnS
b等の半導体材料から形成されているために、キャリア
の数及び易移度の温度依存性が高く、温度性が悪いとと
もに、素子毎の抵抗値のバラッキが大きいので、温度保
償や抵抗値のバラッキを補償するための外部保償回路を
必要とする。
また、半導体磁気抵抗素子は、磁界が4・さいとまには
磁界の強さの略2案に比例するような抵抗の磁界依存性
を有しているために、通常IKG以上の磁気バイアスを
必要とし、また、大きな磁界領域においても充分な直線
性を得ることができない。従って、このような半導体磁
気抵抗素子を用いた磁電変換装置では、良好な直線性を
もって微少変位を検出するような変位センサを実現する
ことが極めて困難であった。そこで、本発明は、上述の
如き従来例における問題点に鑑み、外部補償回路を用い
ずとも、温度特性が良好で、且つ、抵抗値のバラッキが
小さく、任意の磁電変換特性の交換出力を得られるよう
な新規な構成の磁電変換装置を提供することを目的とす
るものである。
以下、本発明について一実施例を示す図面に従い詳細に
説明する。
なお、以下に説明する各実施例において共通な各構成要
素については、共通番号を用いて説明する。
本発明に係る磁電変換装置の第1の実施例について、原
理的な構成を第1図に示す。
この実施例において、磁気抵抗素子M旧は、NiCo合
金、NiFe合金、NiAI合金、NiMn合金あるい
はNiZn合金等の磁気抵抗効果を有する異方性の強磁
性体から成る平板帯状の電流通路部ICの長手方向の両
端に電源供給端子T,,L間には定電流源がCSが接続
されており、この定電流源CSからバイアス用の定電流
1が電流通路部にに流されている。
なお、上記電源供給端子T,.T2の一方(電源供給素
子L)は接地されている。そして、上記磁気抵抗素子M
Rは、その電流通路部ICを形成している強磁性体飽和
磁化させるに充分な強さを有し且つ該電流通路部ICの
長手方向を横切る境界線1をもって方向の異なる第1の
磁界Hsおよび第2の磁界Hmを発生する発磁部MGに
対向配設されている。上記第1の磁界Hsの領域Msを
第1図中に破線で示し、また、上記第2の磁界Hsの領
域Mmを第1図中に一点鎖線で示す。ここで、第2図に
、境界線1をもって互いに方向の異なる第1の磁界Hs
の領域Msおよび第2の磁界Hmの領域Mmを有する発
磁部MGの具体的な構成例を示す。
すなわち、第2図において、Nsは上記第1の磁界Hs
を発生するためにN極に肴滋された着磁帯、Ssは同ぢ
くS極に看滋された着磁帯であり、また、Nmは上記第
2の磁界Hmを発生するためにN極に着磁された着磁帯
、Smは同じくS極に着磁された着磁帯である。上記各
着磁帯Ns,Ssは間隔Pをもって互いに平行し且つ交
互に配列されている。また、同様に、上記各着磁帯Nm
,Smは互いに平行し且つ交互に配列されている。そし
て、上記着磁帯Ns,Ssと着磁帯Nm,Smとは、各
長手方向の各端部が境界線1に対して互いに異なる角度
ひ,および角度82 をもって当綾されている。このよ
うな構成の発磁部NGは、上記着磁帯Ns,Ssに直交
する方向の第1の磁界Hsを発生するとともに、上記着
磁帯Nm,Smに直交する方向の第2の磁界Hmを発生
する。さらに、各着磁帯Ns,SsおよびNm,Smの
間隔Pを小さくすることによって、境界線1近傍におけ
る各磁界の相互作用を及ぼす範囲が狭くなるのでト第1
の磁界Hsと第2の磁界Hmとの境界を明確に与えるこ
とができる。そして、この実施例において、磁気抵抗素
子M蛇と発磁部MGとは、電流通路部ICの長手方向(
図中矢印X,×方向に相対移動自在に設けられており、
該発磁部MGが移動されることによって、上記電流通路
部ICを横切る境界線1の位置が移動する。
ここで、一般の強磁性金属にあっては、電流と磁化方向
が平行になったときに最大の抵抗値p−を呈し、直交し
たときに最小の抵抗値p↓を呈するような、磁気抵抗効
果を有し、その単位長さ当りの抵抗値p(a)を電流と
磁化方向とのなす角度8の関数p(a)=p↓siぜひ
十p〃cos28・・・・・・第1式 なる第1式のViog−Thomsonの式にて表わす
ことができる。
そこで、上述の如き構成の実施例においては磁気抵抗素
子MRの電流通路部ICを形成している強磁性体が、該
電流通路部ICを流れるバイアス電流1の方向に対して
角度a,を有する方向の第1の磁界Hsにより、単位長
さ当りrs=y↓sin8筈十yクcos8亭 ……
第2式なる抵抗値rsを呈し、また、同様に角度a2を
有する第2の磁界Hmにより、単位長さ当りrm=y↓
sin協十y〃cos磯 ……第3式なる抵抗値rm
を呈することとなる。
このような磁気抵抗素子MRの電流通路部ICに定電流
源CSから一定なバイアス電流1が流されているので、
該バイアス電流1の電流値をi、該電流通路割囚Cの長
手方向を全長をL、第2の磁界Hm中に位置される該電
流通路部ICの長さをxとすれば、上記電流通路部IC
の両端に設けられている端子T,,T2間には、VX=
i{x.rm+(1−x)・rS}=i(Q−1)・r
s・x+i・1‘rs・・・・・・第4式 なる第4式で示される出力電圧Vxが得られるここで、
上記第4式におけるQは、rm
.・..・.第5式Q=乙なる第5式にて表わされ
る定数である。
この定数Qは、電流1の方向に対して、各磁界Hs,H
mのうちの一方が直交し、他方が平行になっているとき
に最大値をとる。なお、本発明に係る実施例においては
、電流1の方向に対する各磁界Hs,Hmの方向を異な
らしめてあるので、上記定数Qは1となることはない。
上言己第4式から明らかなように、各端子T,,T2間
に得られる出力電圧Vxは、長さxに比例した電圧値を
有し、第1および第2の磁界Hs,Hm間の境界線1が
磁気抵抗素子MRの電流通路部ICを横切る位置に対応
させて得ることができる。
また、強磁性体から成る電流通路部ICは、その抵抗値
の温度特性が半導体磁気抵抗素子に比較して極めて小さ
く、且つ、直線性の良い温度特性を有し、さらに、強磁
性体薄膜の黍着とホトェッチングプロセスによって極め
て精度の高い形状に且つ簡単に製造することができるの
で、温度特性に優れ且つ素子の抵抗値のバラッキの小さ
な磁気抵抗素子MRを形成することができる。従って、
上述の如き構成の実施例では、外部補償回路を用いずと
も、発磁部MOと磁気抵抗素子MRと微少相対変位を直
線性良い出力電圧Vxに変換して各端子T,,T2間に
得ることができる。
なお、上述の実施例において、電流通路部ICに流れる
電流1の方向に対して、第1の磁界Hsおよび第2の磁
界Hmのうちの一方の方向を垂直にし、他方の方向を平
行にするように、上記発磁部MRを形成すると、発磁部
MGと磁気抵抗素子MRとの相対的の検出感度が最高に
なる。上記検出感度をさらに向上させるには、例えば、
第3図に示すように、折線パターン状の電流通路部IC
,を強磁性体で形成し、各端子T,,T2間のインピー
ダンスを高めるようにすれば良い。
なお、第3図に示す第2実施例については、その動作原
理は上述の第1の実施例と同様であるので、図面中に共
通部分の符号を附して、その詳細な説明を省略する。第
4図は、本発明に係る滋露変換装瞳の第3の実施例を示
す構成図である。
この実施例は、磁電変換特性の直線性あるいは曲線性を
設定するようにしたものであり、磁気抵抗素子MR2の
電流通路IC2が、長手方向の長さuを漸増せしめた各
秦片ic,,lc2…・・・icnによる折線パターン
状に形成されている。
物論、上記電流通路部IC2は、磁気抵抗効果を有する
強磁性体から成る。そして、上記騒流通路IC2は両端
に設けられた各電源供給端子T,,L間に定電流源CS
が接続されているとともに、各々方向の異なる第1およ
び第2の磁界Hs,Hm間の境界線1によって、その長
手方向が横切られるように配置されている。
このような構成の実施例においては、上記各素片ic,
,lc2,・・・・・・lcnの長手方向の長さの変化
によって与えられる関数〆(u)(図中二点鎖線にて関
数曲線を示す。)特性をもって、上記電流通路部IC2
を横切る境界線1の変位に応じた滋露変換を行ない、各
端子T,,T2間に出力電圧Vuを得ることができる。
上記関数‐「(u)を直線となるように設定しておけば
、直線的な磁電変換特性を得られ、また、曲線となるよ
うに設定しておけば曲線的な磁電変換特性を得られ、該
関数〆(u)に応じた任意の磁電変換特性を実現するこ
とができる。第5図は、本発明に係る磁霞変換装置の第
4の実施例を示す構成図である。
この実施例は、上述の第1図に示した磁気抵抗素子MR
の電流通路部ICを2個直列接続し、その接続中点に出
力端子を設けることによって、ポテンショメータを構成
するようにしたものである。
すなわち、この実施例においては、第5図に示すように
、強磁性体から成る各々平面帯状の第1の電流通路部I
Caと第2の電流通路部ICbとが直列接続されている
とともに、その接続中点に出力端子T3が設けられ、且
つ両端に電源供給端子T,,T2が設けられてなる磁気
抵抗素子MR3が用いられている。そして、上記磁気抵
抗素子MR3は、各電源供給端子T,.T2間に定電圧
源VSが接続されているとともに、第1の電流通路部I
Caを横切る第1の境界線laと第2の電流通路部IC
bを横切る境界線lbとの間の第1の領域M,では各電
流通路ICa,ICbの長手方向に直交する方向の第1
の磁界日,を発生し、上記各境界線1,,12を介して
隣接する第2の領域地および第3の領域M3では各電流
通路部ICa,ICbに平行な方向の第2および第3の
磁界日,,日3を発生する発磁部HG,が相対位動自在
に対向配設されている。上記第1なし、し第3の磁界日
,,日2,日3を発生するには、例えば、第6図に示す
如き構成の発磁部MG,を用いる。
すなわち第6図において、各境界線la,lbに対する
直交方向を長手方向として各着磁帯S,.N,が互いに
平行且つ交互に配列されている領域M,では、上記各境
界線la,lbに平行な第1の磁界日,が発生できる。
また、各境界線11a,lbに平行な方向を長手方向と
して各々着磁部N2,S2およびN3,S3が互いに平
行且つ交互に配列されている各領域M2,M3では、上
記各境界線la,lbに対して直交する方向の第2およ
び第3の磁界比,日3を発生することができる。このよ
うな発滋部M○,により発生される第1なし、し第3の
磁界日,.日2,日3中に配置されている第1および第
2の電流通路部ICa,ICbは、上記各磁界日,,日
2,日3の境界線la,lbの長手方向への移動に判な
い、一方の抵抗値R^が増加すると、他方の抵抗値RB
が減少するような差動的な変化特性を呈し、端子T,,
T2間の全抵抗値(R^+RB)は変化しないので、定
電圧源VSによって. Vin ..
...・第6式1:にて馬なる第6式で示される電流値
iを有する定電流1が流されることになる。
ここで第6式にいて、Vinは定電圧源VSより磁気抵
抗素子MR3の両端子T,,T2間に印加される電圧、
R^は第1の電流通路部ICaにおける抵抗値、RBは
第2の電流通路部ICbにおける抵抗値である。なお、
上記各抵抗値R^,RBは、上述の第1式によって求め
ることができる。そこで、上述の如き構成の実施例にお
いては、直列接続された各電流通路部ICa, ICb
の接続中点に設けた出力端子ちと接地との間に、発磁部
MG,と磁気抵抗素子MR3との相対変位に応じて電圧
レベルの変化するような出力電圧V。
utを得ることができる。なお、上述の第3図に示した
第2の実施例における磁気抵抗素子M凪,の折線パター
ン状の電流通路IC,を直列接続し、その接続中点に出
力端子を設けるようにした磁気抵抗素子を上述の第5図
に示した第4の実施例に適用し得ることは云うまでもな
い。
また、第7図に示すように、各々折線パターン状の軍1
の電流通路部IC,aと第2の電流通路部IC,bとを
、各長手方向が直交するように配置し直列接続して成る
磁気抵抗素子MRを用いた第5の実施例においては、上
述の第2図に示した第1の磁界Hsと第2の磁界Hmと
発生する発磁部側Gを用いて、ポテンショメータを構成
することができる。
第8図は、本発明に係る磁電変換装置の第6の実施例を
示す構成図である。
この実施例は、直列接続された第1および第2の電流通
路から成るポテンショメータを一対用いて、ブリッジ回
路を構成し、発磁部と磁気抵抗素子との相対変化の検出
感度を向上するようにしたものである。
すなわち第8図に示す第6の実施例では、互いに平行に
の配列された第1なし、し第4の電流通路部ICa,,
ICb,,ICa2,ICb2のうち、第1および第2
の電流通路部IC小 ICb,が直列接続され、第1の
ポテンショメータを形成し、また第3および第4の電流
通路部IC処, ICb2が直列接続され第2のポテン
ショメー夕を形成するようにした磁気抵抗素子M町5が
用いられている。
上記第1の電流通路部IC山の一端には正側電源供給端
子T,aが設けられ、また、第2の電流通路部ICb,
の一端には負側電源供給端子T松が設けられ、さらに、
各電流通路部ICa,,ICb,の各他端を接続した接
続中点には第1の出力端子T3aが設けられている。ま
た、上記第3の電流通路部IC舷の一端には負側電源供
給端子T2bが設けられ、また第4の電流通路部ICb
2の一端には正側電源供給端子T,bが設けられ、さら
に、各電流通路部ICa2,ICぬの各他端を接続した
接続中点には第2の出力端子T3bが設けられている。
そして、上記各電流通路部に小 ICa2,ICb,,
ICb2を横切る境界線1,および第1および第2の電
流通路部ICa,,ICb,間を分割する境界線12を
もって互いに方向の異なる第1なし、し第4の磁界Ha
,Hb,Hc,Hdを発生する発滋部と上記磁気抵抗素
子M旧5とが図中矢印×−×方向に相対位移自在に対向
配設される。ここで、上記第1ないし第4の磁界Ha,
Hb,Hc,Hdを発生するには、第9図に示す如き構
成の発磁部MG2が用いられる。
すなわち、発磁部MG2は、直交する境界線1,,12
により四分割された第1なし、し第4の領域Nね,MD
, Mc,Mdのうちの第1および第3の領域Ma,M
cには、N極の着磁帯NacとS極の着磁帯Sacとを
境界線に対して平行で且つ交互に配列し、また第2およ
び第4の領域Mb,Mdに、N極の看滋帯NbdとS極
の春磁帯Sbdとを境界線1,に直交し且つ交互に配列
して成る。
このような構成の発磁部MG2は、上記各境界線1,,
12を境に隣接する各領域Ma,M瓜 Mc,Mdにお
いて互いに直交する方向の第1なし、し第4の磁界比,
Hb,Hc,Hdを発生することができる。なお、第1
の磁界Haおよび第3の磁界Hcの各方向は互いに平行
であり、また、第2の磁界Hbおよび第4の磁界Hdの
各方向は互いに平行であり、さらに、上記第1および第
3の磁界舷,Hcの各方向と第2および第4の磁界Hb
,Hdの各方向と互いに直交している。そこで、上述の
如き発磁部MG2によって発生される各磁界比,Hb,
Hc,Hdの境界線1,が磁気抵抗MR5の各電流通路
部ICa2,ICa,,ICb,,IC蛇を横切る位置
を、該発磁部MG2と磁気抵抗素子MR5との相対移動
により変位せしめると、その変位量に応じて、第1の電
流通路部ICa,および第2の電流通路部ICb,で形
成される第1のポテンショメータと第3の電流通路部I
C2および第4の電流通路部IC地で形成される第2の
ポテンショメータとが差動的に動作し、第1の出力端子
T3aと第2の出力端子T3bとの間に上記変位量に応
じた出力電圧V。
止を得ることができる。このような構成の実施例におい
ては、第1および第2のポテンショメータ間の差動出力
として出力電圧V。
utを得ているので、各ポテンショメ−夕における温度
特性が相殺され磁気抵抗素子MR5としての温度特性を
向上せしめることができるとともに、上述の第5図や第
7図に示した各実施例に比較して、変位量の検出感度を
倍増することができる。なお、第10図に示す第7の実
施例のように、第1の電流通路部IC,^と第2の電流
通路部IC,Bとを長手方向の配列し、また、露3の電
流通路IC,^′と第4のIC,B′とを長手方向に配
列し、さらに上記第1の電流通路部IC,^と第4の電
流通路部IC,^′とが互いに対向するとともに第2の
電流通路部IC,Bと第3の電流通路部IC,B′とが
対向するように、上記各第1および第2の電流通路部I
C,^,IC,Bと第3および第4の電流通路部IC,
^′,IC,8′とを平行に配列して成る磁気抵抗素子
MR6を用いることによって、上述の第6図に示した如
き構成の発磁部MG,と該磁気抵抗素子MR6との相対
変位を検出するようにしても、上述の第6の実施例と同
様な動作を行なうことができる。
上述の各実施例の説明から明らかなように、本発明によ
れば、磁気抵抗効果を有する強磁性体から成りバイアス
電流が流されている電流通路を有する磁気抵抗素子を、
上記電流通路を横断する境界をもって磁界の方向を異な
らしめてある発磁部の磁場中に配置し、上記境界により
二分割される電流通路の分割比に応じた磁電変換特性を
呈するようにしたことを特徴としたことによって、外部
補償回路を用いずとも、温度特性が良好で、且つ変換出
力電圧のバラッキが小さく、さらに、任意の磁電変換特
性の変換出力を得ることのできる磁電変換装置を提供す
ることができる。特に、方向の異なる各磁界の境界によ
り横切られる2個の電流通路からポテンショメータを構
成したり、さらに上記ポテンショメータを一対用いてブ
リッジ回路を構成することによって、磁気抵抗素子と発
磁部との微少相対変位を高感度で且つ直線性良く検出す
ることができるので、微少変位センサとして適用するに
最適な磁電変換装置を実現することができ、所期の目的
を十分に達成することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の第1の実施例を示す構成図である。 第2図は、第1の実施例に適用される発磁部の具体的な
構成を示す要部平面図である。第3図は、本発明の第2
の実施例を示す構成図である。第4図は、本発明の第3
の実施例を示す構成図である。第5図は、本発明の第4
の実施例を示す構成図である。第6図は、第4の実施例
に適用される発磁部の具体的な構成を示す平面図である
。第7図は、本発明の第5の実施例を示す構成図である
。第8図は、本発明の第6の実施例を示す構成図である
。第9図は、第6の実施例に適用される発磁部の具体的
な構成を示す平面図である。第10図は、本発明の第7
の実施例を示す礎成図である。1……バイアス電流、I
C,IC,,IC2,ICa,1Cb,IC・a,1C
Ib,ICI^,1CI8,1Cal,ICbl,IC
2, ICb2……電流通路、MR,M旧.,MR2,
M旧3,MR4,MR5…・・・磁気抵抗素子、1,l
a,lb,1,……境界線、MG,MG,,MG2・・
…・発磁部、Hs,Hm,日,,日2,&,世,Hb,
Hc,Hd・・・・・・磁界。 第1図第2図 第5図 第3図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気抵抗効果を有する強磁性体から成りバイアス電
    流が流されている電流通路を有する磁気抵抗素子を、上
    記電流通路を横断する境界をもつて磁界の方向を異なら
    しめてある発磁部の磁場中に配置し、上記境界により二
    分割される電流通路の分割比に応じた磁電変換性特性を
    呈するようにしたことを特徴とする磁電変換装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の磁電変換装置におい
    て、前記磁気抵抗素子は、前記磁場における磁界の境界
    に交叉する方向を長手方向とする折線パターン状の電流
    通路を有して成ることを特徴とする磁電変換装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載の磁電変換装置におい
    て、前記磁気抵抗素子の電流通路の長手方向を各通路素
    片の長さを異ならしめたことを特徴とする磁電変換装置
    。 4 各々磁気抵抗効果を有する強磁性体から成る第1お
    よび第2の電流通路が直列接続され、上記第1の電流通
    路と第2の電流通路の接続点に出力端子が設けられると
    ともに各他端に設ける電源供給端子からバイアス電流が
    供給されている磁気抵抗素子を、上記第1の電流通路を
    横断する第1の境界と上記第2の電流通路を横断する第
    2の境界とをもつて磁界の方法を異ならしめてある発磁
    部からの磁場中に配置し、上記磁気抵抗素子と発磁部と
    の相対位置に対応した分圧比の出力を上記出力端子から
    得るようにしたことを特徴とする磁電変換装置。 5 特許請求の範囲第4項に記載の磁電変換装置におい
    て、前記第1および第2の電流通路を有する磁気抵抗素
    子を一対備え、各磁電変換素子に逆極性の電源を供給し
    て各出力端子間に差動出力信号を得るようにしたことを
    特徴とする磁電変換装置。
JP54036845A 1979-03-30 1979-03-30 磁電変換装置 Expired JPS6040196B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54036845A JPS6040196B2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 磁電変換装置
GB8009601A GB2052855B (en) 1979-03-30 1980-03-21 Magnetoresistive transducers
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US06/134,543 US4361805A (en) 1979-03-30 1980-03-27 Magnetoresistive displacement sensor arrangement
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