JPS6039745A - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JPS6039745A
JPS6039745A JP59139792A JP13979284A JPS6039745A JP S6039745 A JPS6039745 A JP S6039745A JP 59139792 A JP59139792 A JP 59139792A JP 13979284 A JP13979284 A JP 13979284A JP S6039745 A JPS6039745 A JP S6039745A
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JP
Japan
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cathode ray
ray tube
dynode
tube according
electron
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Application number
JP59139792A
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English (en)
Inventor
アルフレツド・ウオルターズ・ウツドヘツド
ロナルド・ウイリアム・アーサー・ギル
アラン・ジヨージ・ナツプ
ダフニ・ルイーズ・ランポート
デレク・ワシントン
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/80Arrangements for controlling the ray or beam after passing the main deflection system, e.g. for post-acceleration or post-concentration, for colour switching
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • H01J31/124Flat display tubes using electron beam scanning
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J43/00Secondary-emission tubes; Electron-multiplier tubes
    • H01J43/04Electron multipliers
    • H01J43/06Electrode arrangements
    • H01J43/18Electrode arrangements using essentially more than one dynode
    • H01J43/22Dynodes consisting of electron-permeable material, e.g. foil, grid, tube, venetian blind

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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Image-Pickup Tubes, Image-Amplification Tubes, And Storage Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光学的に透明なフェースプレートを有する容
器を具える陰極線管であって、前記の容器内に電子ビー
ム発生手段と、前記のフェースプレートに隣接するもこ
のフェースプレートから離間して装着されているチャネ
ルプレート電子増倍器と、該電子増倍器の入射面を横切
って電子ビームを走査させる走査手段とが設けられてい
る陰極線管に関するものである。
英国特許第2101396A号明細書には上述したよう
な表示管が記載されている。チャネルプレート電子増倍
器を有する表示管は特に、電子が電子増倍器の入射面か
ら散乱してこれら散乱電子の発生点から離れた点でチャ
ネルに入射される為にコントラストの劣化を受けやツい
。静電的に走査する表示管、特に平型(フラッ]・)表
示管の場合には、電磁増倍器の入射面に正にバイアスさ
れた電界を生ぜしめることができず、従って後方散乱電
子を除去することができない。その理由は、この場合入
射電子ビームを適正に走査させるのに必要な電界条件と
矛盾する為である。これらの電界条件は電子増倍器の入
射面と同じ或いはこの入射面よりも負の電位に保持した
偏向電極により得られる。
本発明の目的は、チャネルプレート電子増倍器を有する
陰極線管、特に静電ビーム走査を行なう陰極線管におけ
る後方散乱電子によるコン1〜ラストの劣化を減少させ
ることにある。
本発明は、光学的に透明なフェースプレートを有Jる容
器を具える陰極線管であって、前記の容器内に電子ビー
ム発生手段と、前記のフェースプレートに隣接するもこ
のフェースプレートから離間して装着されているチャネ
ルプレート電子増倍器と、該電子増倍器の入射面を横切
って電子ビームを走査させる走査手段とが設けられてい
る陰極線管において、電子増倍器の入射面のうちチャネ
ル間の領域に後方散乱係数の小さな層を被覆させたこと
を特徴する。
実際的な見地からは、後方散乱係数の小さな前記の暦が
有する二次電子放出係数をも小さくし、コントラストを
更に減少せしめるおそれのある漂遊二次電子の個数を減
少せしめるようにするのが望ましい。
本発明において、小さな後方散乱係数とは平滑な炭素層
の後方散乱係数よりも小さなものを意味し、小さな二次
電子放出係数とは300〜500eVの範囲のエネルギ
ーの電子に対し2.0よりも小さな値の二次電子放出係
数を意味するものとする。
本発明の実施例において、前記の走査手段は、電子増倍
器の入射面から離間され且つこの入射面に対しほぼ平行
に配置したキャリヤ部材を有し、このキャリヤ部材上に
は互いに隣接した複数個のは・ぼ平行な電極が設けられ
、これらの電極はこれらに印加される電圧に応答して前
記のキャリヤ部(Aと電子増倍器の入射面との間の通路
からこの入射面に向けて電子ビームを偏向させるように
する。
電子増倍器自体は分離したダイノードの積層体を有する
ようにすることができる。
前記の層が被着される表面或いはこの層目体は微視的に
粗面とするのが望ましいことを確かめた。
このようにすると、発生する後方散乱電子の個数を著し
く減少する。
後方散乱係数の小さな材料の層は電子増倍器の入射(す
なわち第1)ダイノードに被着するか或いは入射ダイノ
ード上に装着される開ロイ」電極に被着することができ
る。
後方散乱係数の小さな材料には、二次電子放出係数およ
び後方散乱係数の双方またはいずれか一方を小さくした
炭素のような導電層を任意に被着しうるブラックカッパ
ー或いはブラックニッケル或いはブラッククロムを含む
か、或いは陽極処理したアルミラムであってこの上に導
電性被膜を被着したものを含むことができる。
電子増倍器の入射面からの後方散乱は電子増倍器の電子
ビーム入射角を制限することにより更に減少せしめるこ
とができる。このようにすることは、アドレス電子(走
査電子)がかなり良好に決定された角度で入射ダイノー
ドに衝突し、後方散乱電子が不定の角度で入射ダイノー
ドに到達する平型表示管において特に可能である。
電子ビーム入射角は種々の方法で制限しうる。
電子ビーム入射角を物理的に制限した場合には、入射ダ
イノード上に傾斜した羽を装着するか或いは入射ダイノ
ード上に1個以上の開口付電極を装着し、電極の開口が
電子増倍器の関連のヂャネルに対応する傾斜通路を形成
するように各電極を入射ダイノードに対しまたは互いに
オフセットさゼるかこれらの双方を行なう。各電極の開
口は傾斜さ゛ぜることができる。
電子ビーム入射角を制限する他の方法は、入射ダイノー
ドの先細開口の周辺の対応する制限部分散乱電子によっ
て生じる二次電子の個数を減少させる方法である。この
ようにすると、アドレス電子ビームは二次電子放出材料
に衝突して多くの二次電子を放出するも、他の角度で入
射ダイノードに到達する後方散乱電子は開口周辺のうち
二次電子放出材料が被着されてない領域に当り、極めて
わずかの二次電子しか生じない。
以下図面につき説明する。
図面において同一符号は同じ部分を示すのに用いる。
第1図に示した平型表示管1oIcL芙国特Fl第21
01396A号明細書に開示されている種類のものであ
る。この表示管およびその動作を以下に簡潔に説明する
も、詳しい説明は上記特許第2101396A号明細書
を参照され7.−い。
この平型表示管10は容器12を具え、その平坦なフェ
ースプレート14は光学的に透明である。フェースプレ
ート14の内側には螢光体スクリーン16が説けられ、
その上には導電性の裏当て(パッキン容器12の内部を
内部隔壁即ち分割部材20によりフェースプレート14
に平行な面で二分し、前部22と後部24とを形成する
。分割部材20はガラスのような絶縁体を有しており、
容器12のほぼ全高さに亘って延在する。分割部材20
の後面には平坦な電極26が設【ノられている。この電
極26は分割部材20の露出端縁を越え且つ分割部材2
0の前面側でわずかな距離に亘って下方に延在している
。容器12の後壁の内側面上には伯の電極28が設けら
れている。
後部24内には容器12の下側端縁に隣接して、上方に
向う電子ビーム32を発生ずる電子ビーム発生手段30
が設けられている。この電子ビーム発生手段30は電子
銃とすることができる。この電子ビーム発生手段30の
最終陽極かられずかな距離だり離して且つそれとほぼ同
軸的に、上を向い1=静電型ライン(水平)偏向器34
が設けられている。所望とあらばライン偏向器34を電
磁型とすることができる。
容器12の内部の上端部にはビーム反転用レンズ36を
設りる。このレンズ36は上下逆向きのトラフ状の電極
38を具え、このトラフ状の電極38は分割部材20の
上側端縁に対して上方に離して対称的に配置されている
。電極26および38間に電位差を保つことにより電子
ビーム32はその方向を反転し、ライン偏向器34から
の電子ビーム通路と同じ角度の通路に沿って走行する。
分割部材20の前側には横方向に細長く、縦方向に離し
た複数個の電極が設けられ、その最も上の電極40は他
よりも幅狭として補正電極として作用させるようにする
ことができる。他の電極42は選択的にFIJ勢されて
、電子ビーム32を積層体のダイノード電子増倍器44
の入側面上でフレーム偏向さける。積層体のダイノード
電子増倍器44とその動作は後に第2図につき詳細に述
べる。最終ダイノードを出た電子は電子増倍器44の出
射面ど電4i18との間に保たれている加速電界により
スクリーン16の方に加速される。
表示管の動作中は基準をov、すなわち電子銃30の陰
極電位として下記の電圧を与える。容器12の後部24
内の電極26および28は400Vとし、電界のない空
間を形成し、この空間内で、ライン偏向器34に約±3
0Vの電位変化を与えることによりライン偏向を行なわ
しめる。ビーム反転用レンズのトラフ状電極38は分割
部材20の上側端縁上を越える電極26の延長部の40
0Vと比べてOVである。
電子増倍器44の入射面は400 Vとする。電極42
は各フレーム走査の開始時点ではOVであり、順次に4
00Vまで高められる為、前部2゛2内では電子ビーム
32が最初電子増倍器44の一番上の開口内に偏向させ
られる。順次の電極42が400vまで高められ、電子
増倍器44と相俟って電界の空間を形成すると、電子ビ
ーム32は電極群のうちovにある次の電極42の付近
で電子増倍器44の方に偏向させられる。注意すべきこ
とは電子ビーム32のランディング角度θは電子増倍器
の入射面全体に亘って可成り一定であり、この例ではこ
れらの角度は代表的に30°〜40’であることである
。電子増倍器の両面間の電位差を3.0K Vとし、電
子増倍器の入射面を400■とすると、電子増倍器出射
面の電位は3.4K Vに等しくなる。電極18の電位
は代表的に11’KVとし、電子増倍器44の出射面と
スクリーン16との間に加速電界を形成する。
フレーム偏向電極42は電子増倍器44の入射面に対し
同じか低い電圧にある為、特に再生画像の明領域で入射
電子が散乱することにより生ずるいがなる後方散乱電子
46も他の点で電子増倍器44のチャネルに入り込み、
コントラストを劣化させる。
後方散乱電子は50eVよりも大きなエネルギーを有す
る電子である。
以下第2図ないし第10図につきこのコン1−ラストの
劣化を解決する2つの手段を説明ザる。要づるにこれら
の手段は、 (1)チャネルの開口以外の入射面を後方散乱係数が小
さい材料で被覆し、 (2)電子増倍器の電子ビーム入射角を制限することに
より後方散乱電子を減少せしめるものである。これらの
手段(1) J5よび(2)は単独で用いることもでき
るし、組合わせて用いることもできる。
第2図を参照するに、積層されたダイノード電子増倍器
44とその動作は公表された多数の特許明細書に記載さ
れており、そのうち英国特許第14’01969号、第
1434053号および第20233328号明細書に
数例が記載されており、従って電子増倍器44は簡単に
説明するだけにする。
電子増倍器44は互いに離間したn個の、間口付きダイ
ノードD1〜l)nの積層体を具え、各ダイノードは順
次に高い電圧に保持され、隣り合うダイノード間の電位
差は代表的に200〜500vの範囲にある。ダイノー
ドの開口は整列しており、チャネルを形成する。これら
のダイノードは軟鋼板をエツチングして造る。ダイノー
ドD2〜D(n−1)は中央がふくらんだ開口を有し、
これらは軟鋼板に先細の開口をエツチングにより形成し
、開口の径が小さい方を外側にして軟鋼板を二枚−組に
して組合せることにより造る。
第1および最後のダイノード(ハーフダイノード)Dl
およびDnは、それぞれ一枚の軟鋼板を有する。軟鋼板
は良好な二次電子放出体ではない為、第2図に示しIC
ように第1ダイノード(入射ダイノード)の開口全体と
ダイノードD2〜D(n−1)の開口の下半部内に酸化
マグネシウムのような二次電子放出材料48を堆積する
。−次電子へが第1ダイノードD1内の間口の壁部に衝
突すると、多数の二次電子が生じ、これら二次電子の各
々が第2ダイノードD2の整列開口の壁部に衝突すると
、一層多くの二次電子(図示せず)を生じ、以下同様で
ある。集束電極として作用覆る最終ダイノード[)nを
出た電子の流れはスクリーン(第2図には図示せず)に
向【プて加速される。
爾1ダイノードD1の、開口間の領域に衝突する一次電
子は後方散乱電子を生ぜしめ、これらの後方散乱電子は
これらの発生点から遠く離れた間口に入り、スクリーン
(図示せず)上に見える画像のコントラストを劣化させ
るおそれがある。そこで後方散乱電子、特にエネルギー
の高い後方散乱電子が生ずるのを少なくするために、後
方散乱係数が小さい材料の層50を第1ダインードの開
口間の領域に被着する。
上述した点を効果的にするためには、層50を被着する
而およびこの層の材料自体の双方またはいずれか一方を
微視的に第3A図および第3B図に示すように粗にする
必要があることを確かめた。
そしてこの粗さは隣接するピーク間の距離Wがピークか
ら、ピークとピークとの間の底までの距離dよりも小さ
くなるようにする必要がある。こうすると空洞(谷)に
入った電子は何回か反射され、その度毎にエネルギーを
失ってゆく。従ってたとえ電子が空洞から出ても電子が
遠くまで達することはなく、再生画像のコントラストを
あまり劣化させない。
[150に適した材料は種々見つかっており、そのある
ものは表面が第3A図のようにフ面1ラー而を有するこ
とにより粗くなっており、他の材料は第3B図のように
平坦な表面にビットを形成することにより粗くなってい
る。
後方散乱を減少させることが分っているノジュラー面を
生じる材料としては、ニッケルを無電解ニッケルを無電
解めっきした鋼上にめっきりるブラックカッパー(粗銅
)や、ニック゛ルを無電解めっきした鋼上にめっきする
炭素被着ブラックカッパーがある。表面にビットを形成
覆る種類の2種類の材料は、鋼上に無電解めっきされ酸
で処理されたニッケルと、鋼上にめっきされ陽極処理さ
れたアルミニウムとであ・す、後者には炭素を被着して
表面を導電性とし、帯電を防ぐ。性能と処理の容易さと
の観点を考慮に入れると上述した材料の中で最良のもの
は炭素を被着したブラックカッパーである。炭素被覆を
被着するもう一つの理由は粗くされた表面からの二次電
子放出および後方散乱を小さくすることにある。
材料50を第1ダイノードD1に被着する代りに、例え
ば点溶接により、第1ダイノードD1に電気的且つ物理
的に接続されている担体電極52に材料50を被着する
ことができる。
第4図ではこの担体電極52がハーフダイノードを有し
、このハーフダイノードを第1ダイノードしい。図示し
たように担体電極52と第1ダイノードD1との組み合
せにより中央がふくらんだ開口が形成される。
第5図に示した構成は、担体電極52の開口が末広がり
でなくほぼ直線状となった壁部を有しており、これらの
開口の断面寸法が第1ダイノードD1に隣接する側でこ
の第1ダイノードの開口に一致している点で第4図に示
したものとは異なっている。直線状の間口はハーフダイ
ノードの開口を過剰にエツチングして形成し、担体電極
として用いるようにするのが便利である。
第6〜9図はアドレスビームにおける電子の進入角を制
限した種々の例を示す。第1図では角度θがほぼ一定で
あり、30°〜406の角瓜範囲にある。従って、進入
角(90°−θ)を50°〜60°に制限することによ
り、異なる進入角を有する電子は電子増倍器44に入ら
ず、後方散乱電子の大部分が除去される。第6〜9図に
おいては、最外側表面を後方散乱係数の小さな材料の層
50で任意に被覆することができ、このことを破線で示
しである。
特に第6図を参照するに、進入角を制限する手段は第1
ダイノードD1に電気的に且つ物理的に接続された2つ
の開口付電極54.56を有する。電極54.56にお
ける開口の寸法およびピッチは第1ダイノードのそれに
一致さけるも、電極54は第1ダイノードD1に対し所
定ff1X+だけオフセットさせ、電極56は電極54
おJ:びダイノードD1に対し同一方向で全体IX2だ
【ノオフセットさせ、これら電極の双方で第1ダイノー
ドD1への傾斜通路すなわちチャネルを形成するように
する。電極54、56の各々および第1ダイノードD1
の厚さを0.15mmとした例では、開口のピッチを0
.772mmとし、X 1= 0.17111m 、 
X 2 = 0.225m1llと覆る。
所望に応じ電極の開口を図面の面に対し垂直方向で細長
状とすることができる。動作中は、矢印Aで示す一次電
子が第1ダイノードD1の二次電子放出材料48に衝突
して二次電子を放出させ、これらの二次電子が第2ダイ
ノードD2の方に引かれる。しかし、矢印Bで示したよ
うな電子は電極54に衝突し、少量の二次電子を生ぜし
める。その理由は、軟鋼の二次電子放出係数は小さい為
である。
この少量の二次電子は電子増倍作用を受けるおそれがあ
るも、画像の輝度に対するこれら二次電子の寄与はわず
かである。
第7図に示す例は第6図に示す例の変形であり、第1ダ
イノードD1と電極54との間に第1ダイノードに対す
るオフセット量を零にして追加電極62を配置しである
。この電極62における間口は第7図に示すように下方
に向けて末広がりとなっている為、これらの間口は第1
ダイノードD1の間口と相俟って中央がふくらんだ開口
を形成する。
第8図に示す例では、第1ダイノードD1への傾斜通路
は電子増倍器の入射面全体に亘る4B43gのパラデイ
オ(ペニス)式ブラインドを構成する金属羽58を以っ
て構成する。各金属羽58の高さ11がこれらの間の距
離pよりも大きい場合には、金属羽を各別に形成して例
えばガラスエナメル60により第1ダイノードD1に接
着するか或いは、金属羽を単一の金属板から予備形成し
、これらのうち、距lipの適当な整数倍だけ互いにオ
フセットされtc数個を装着するようにすることができ
る。或いはまた高さl+ lfi距離pよりも小さいか
或いは距離pに等しい場合には、金属羽58を単一の金
属板がらプレス形成することができる。動作に当っては
、矢印Aで示す軌道の電子が電子増(()作用を受ける
も、例えば矢印BおよびCで示すような他の軌道を右す
る電子は金属羽58に衝突し、いかなる後方散乱電子も
これらが電子増倍器44のチャネルに入り込まない軌道
を追従する。
第9Aおよび9B図は電子増倍器の電子ビームに入射角
を制限する他の手段を示り一0木例では、二次電子放出
材料48を第1ダイノードD1の各間口の限定領域のみ
に被着覆る。動作に当っては、矢印Aで示す方向で到達
づる電子が二次電子放出材料48に衝突して多数の二次
電子を生ぜしめ、これらの二次電子が第2ダイノードD
2に引かれる。
しかし、矢印Bで示す方向で到達する漂遊或いは後方散
乱電子は二次電子放出係数が小さい開口の周辺の部分に
衝突し、従って二次電子放出材料が存在する場合に比べ
て極めてわずかの二次電子しか放出せしめない。
第10A〜10B図は傾斜間口66を有する電極64を
形成する工程を示す。電極64はハーフダイノー下の厚
さに少くとも等しい厚さの軟鋼シート68を有する。こ
の軟鋼シート68の両面には互いにオフセットされたフ
ォトレジストパターン70.72を被着する。次に両面
からのエツチングを第10B図に示すように開始する。
やがて両面に形成された孔が貫通する(第10C図参照
)。このエツチングは傾斜間口66が形成されるまで続
け、その後にエツチングをやめてフォトレジストパター
ン70.72を除去し、第10D図に示ずような電極6
4を形成する。
使用に当っては、電極64を第1ダイノードD1に電気
的に且つ物理的に接続し、後方散乱係数の小さな材料の
層50は任意に被着する。
【図面の簡単な説明】
第1図・は、チャネルプレート電子増倍器を有する平型
表示管を示す断面図、 第2図は、入射ダイノードに後方散乱係数の小さな材料
を被着した積層チャネルプレート電子増倍器を示す線図
的断面図、 第3Aおよび3B図は、後方散乱係数の小さな2種類の
粗表面材料を示す線図的断面図、第4および5図は、後
方散乱係数の小さな材料の層を被着する2種類の方法を
開示する電子増倍器の最初の2つのダイノードを示す線
図的断面図、第6〜9図は、電子増倍器の電子ビーム入
射角を制限する種々の方法を開示する電子増倍器の一部
を示す断面図、 第10A〜IOD図は、傾斜開口を右する電極を形成す
る種々の工程を示す断面図である。 10・・・表示管 12・・・容器 14・・・フェースプレート 16・・・螢光体スクリーン 18、26.28.38.40.、42・・・電極20
・・・分割部材 22・・・前部 24・・・後部 30・・・電子ビーム発生手段(電子銃〉32・・・電
子ビーム 34・・・ライン偏向器36・・・ビーム反
転用レンズ 44・・・ダイノード電子増倍器 46・・・後方散乱電子 48・・・二次電子放出材料
50・・・後方散乱係数が小さい材料の層52・・・担
体電極 54.56・・・間口付電極58・・・金属羽
 62・・・追加電極64・・・電極 66・°°傾斜
間ロ 68・・・軟鋼シート 70、72・・・フォトレジストパターン。 象 、艶 ( 第1頁の続き [相]発明者 アラン・ジョージ・す イギリス国すセ
ツツプ −ベル クローズ 0発 明 者 ダフニ・ルイーズ拳う イギリス国すリ
ーンポート チャーチ ヒル1 @発 明 者 デレク・ワシントン イギリス国すリー
クス クロウレー パウンド ヒル マケイターハム 
ビジアムス コート ウオーリントン ボンド ガーデンス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光学的に透明なフェースプレートを有する容器を具
    える陰極線管であって、前記の容器内に電子ビーム発生
    手段と、前記のフェースプレートに隣接するもこのフェ
    ースプレートから離間して装着されているチャネルプレ
    ート電子増倍器と、該電子増倍器の入射面を横切って電
    子ビームを走査させる走査手段とが設けられている陰極
    線管において、電子増倍器の入射面のうちチャネル間の
    領域に後方散乱係数の小さな層を被覆さゼたことを特徴
    する陰極線管。 2、特許請求の範囲1記載の陰極線管において、前記の
    層が小さな二次電子放出係数を有することを特徴とする
    陰極線管。 3、特許請求の範囲1または2記載の陰極線管において
    、前記の走査手段は、電子増倍器の入射面から離間され
    且つこの入射面に対しほぼ平行に配置し1=キャリヤ部
    月を有し、このキャリヤ部材上には互いに隣接した複数
    個のほぼ平行な電極が設けられ、これらの電極はこれら
    に印加される電圧に応答して前記のキャリヤ部材と電子
    増倍器の入射面ど、の間の通路からこの入射面に向けて
    電子ビニムを偏向させるようにしたことを特徴とづる陰
    極線管。 4、特許請求の範囲1〜3のいずれか1つに記載の陰極
    線管において、電子増倍器は分離したダイノードの積層
    体を有していることを特徴とする陰極線管。 5、特許請求の範囲4記載の陰極線管において、後方散
    乱係数の小さな前記の層は電子増倍器の入射ダイノード
    に被着されていることを特徴とする陰極線管。 6、特許請求の範囲4記載の陰極線管において、後方散
    乱係数の小さな前記の層は電子増倍器の入射ダイノード
    −[に装着された開口付電極に被着されていることを特
    徴とする陰極線管。 1、特許請求の範囲5または6記載の陰極線管において
    、前記の層が被着されている表面或いはこの層自体を微
    視的な粗面としたことを″特徴とする陰極線管。 8、特許請求の範囲7記載の陰極線管において、前記の
    層がブラッククロムを有することを特徴とする陰極線管
    。 9、特許請求の範囲7記載の陰極線管において、前記の
    層がブラックニッケルを有することを特徴とする陰極線
    管。 10、特許請求の範囲7記載の陰極線管において、前記
    の層がブラックカッパーを有することを特徴とする陰極
    線管。 11、特許請求の範囲8〜10のいずれか1つに記載の
    陰極線管において、二次電子放出係数および後方散乱係
    数の双方またはいずれか一方を小さくした導電性被膜を
    ブラック金属層に被着したことを特徴とする陰極線管。 12、特許請求の範囲7記載の陰極線管において、前記
    の層が陽極処理したアルミニウムを有し、このアルミニ
    ウムの上に導電性被膜が被着されていることを特徴とす
    る陰極線管。 13、特許請求の範囲3に従属する特許請求の範囲4〜
    12のいずれか1つに記載の陰極線管において、電子増
    倍器の入射面にこの電子増倍器の電子ビーム入射角を制
    限する手段が設けられていることを特徴とする陰極線管
    。 14、特許請求の範囲13記戦の陰極線管において、電
    子ビーム入射角を制限する前記の手段が、入射ダイノー
    ド上に装着された傾斜羽を有することを特徴とする陰極
    線管。 15、特許請求の範囲13記載の陰極線管において、電
    子ビーム入射角を制限する前記、の手段が、入射ダイノ
    ード上に装着され互いに重畳された少くとも2つの開口
    付電極を有し、これら電極の開口をダイノードの開口と
    ほぼ同じピッチとし、これらの電極を互いに且つ入射ダ
    イノードに対しオフセットさせて入射電子に対する傾斜
    通路を形成したことを特徴とする陰極線管。 16、特許請求の範囲13記載の陰極線管において、電
    子ビーム入射角を制限する前記の手段が入射ダイノード
    上に装着された開口付電極を有し、この電極の開口を傾
    斜させたことを特徴とする陰極線管。 17、特許請求の範囲13記載の陰極線管において、入
    射ダイノードの先細孔の周辺の対応する制限部分に二次
    電子放出材料を被着(たことを特徴とする陰極線管。
JP59139792A 1983-07-08 1984-07-07 陰極線管 Pending JPS6039745A (ja)

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ES8601562A1 (es) 1985-10-16
GB8318494D0 (en) 1983-08-10
EP0131335B1 (en) 1988-03-02
ES534056A0 (es) 1985-10-16
KR850000766A (ko) 1985-03-09
EP0131335A1 (en) 1985-01-16
DD219335A5 (de) 1985-02-27
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