JPH0226339B2 - - Google Patents

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JPH0226339B2
JPH0226339B2 JP20817481A JP20817481A JPH0226339B2 JP H0226339 B2 JPH0226339 B2 JP H0226339B2 JP 20817481 A JP20817481 A JP 20817481A JP 20817481 A JP20817481 A JP 20817481A JP H0226339 B2 JPH0226339 B2 JP H0226339B2
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JP
Japan
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mask
masks
screen
aperture
focusing
Prior art date
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Application number
JP20817481A
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English (en)
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JPS58111246A (ja
Inventor
Shigeo Takenaka
Eiji Kanbara
Kazuyuki Kyono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP20817481A priority Critical patent/JPS58111246A/ja
Publication of JPS58111246A publication Critical patent/JPS58111246A/ja
Publication of JPH0226339B2 publication Critical patent/JPH0226339B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/80Arrangements for controlling the ray or beam after passing the main deflection system, e.g. for post-acceleration or post-concentration, for colour switching
    • H01J29/81Arrangements for controlling the ray or beam after passing the main deflection system, e.g. for post-acceleration or post-concentration, for colour switching using shadow masks

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はスクリーン面に近接対向して複数枚の
マスクを電気的に絶縁して対向させて配置し、電
子ビームに対してマスク部或いは主にマスク部で
静電レンズ糸を形成するマスク集束型カラー受像
管に関し特にそのマスク構造に関するものであ
る。
発明の技術的背景と問題点 一般のシヤドウマスクを具備せるカラー受像管
はシヤドウマスクの存在のために電子ビームの利
用率が20%程度と悪く、スクリーン面の輝度が制
限されてしまう。従つて輝度向上のための最も効
果的な方法は、シヤドウマスクの孔径を大きくし
て電子ビームの利用率を高めればよいが、単にシ
ヤドウマスクの孔径を大きくしただけでは色純度
の低下や解像度の劣化を招く。そこでシヤドウマ
スク通過后の電子ビームを強く集束して電子ビー
ム径を小さく抑制しながらスクリーン面の螢光体
を正確に射突させねばならないという必要を生ず
る。このための手段としてマスク部又は主にマス
ク部において静電レンズを形成させる後段加速管
或いはマスク集束管が古くから提案されている。
このようなカラー受像管は、例えば、米国特許第
3892995号、米国特許第2971117号、米国特許第
4112563号、或は特公昭47−31265号公報、実公昭
45−4819号公報などに示されている。これらの後
段加速管或いはマスク集束管のうちマスク1枚構
成にするものはスクリーン面の電圧に対してマス
クの電圧をかなり低く設定せねばならず、このた
めマスク部からの2次電子がスクリーン面に加速
衝撃され像の不鮮明さやコントラストの低下をひ
きおこすなど実用性に欠ける問題がある。
また2枚或いは3枚のマスクによつて構成され
ているマスク集束管はマスクの形状や構造により
種々のものが提案されているが、それぞれ一長一
短があり未だ実用化に到つていない。
この中で2枚のマスクの各アパーチヤをそれぞ
れ同軸上に配置した構成を有するマスク集束管で
は、スクリーン面を含めたマスクアパーチヤ部に
できる静電レンズの集束力が弱いためマスク間の
電位差をマスク間距離に対しかなり大きく設定し
なければならず耐圧上大きな問題となる。これに
対して、マスクアパーチヤ部にできる静電レンズ
を4極子レンズとし一方向の集束力を飛躍的に強
くしたものが提案されているが、この様なマスク
集束管ではマスクの構成をグリル形状としなけれ
ばならず、マスクの機械的強度及び成形性の劣化
のため実用性に欠ける問題がある。
この様な欠点を改善したものとして、マスクア
パーチヤの近傍に突出部を設けるマスク集束管が
実用性の高いものとして本発明と同一出願人によ
り提案されている。これは相対するマスクの面に
突出部を設ける構造とすることによつて、マスク
の機械的強度を十分保つたままマスクアパーチヤ
間に集束力の強い4極子レンズを形成させるもの
である。
発明の目的 本発明の目的はマスクの機械的強度を十分保つ
たまま、マスク部において十分強い集束力を確保
し、より実用性に富んだマスク集束型カラー受像
管を提供することにある。
発明の概要 本発明のマスク集束型カラー受像管は、複数枚
のマスクのうち少なくと一枚のマスクの少くとも
一方の面の各アパーチヤの周囲に突出部を設け、
この突出部の高さを水平軸方向又は垂直軸方向の
アパーチヤ幅の少なくとも25%以上とすることに
よつてマスクアパーチヤ部に十分強い集束力を与
え、電子ビームの透過率を向上すると共に高輝
度、高解像度とするものである。
発明の実施例 以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明す
る。
第1図は本発明のマスク集束型カラー受像管の
概略構成例を示すものである。第1図に示すマス
ク集束型カラー受像管は、スクリーン面1をもつ
フエースプレート2と前記フエースプレート2の
側壁部にフアンネル3を介して連結されたネツク
4と、前記ネツク4に内装された電子銃5と、前
記フアンネル3からネツク4にかけての外壁に装
着された偏向装置6と、前記スクリーン1に所定
間隔をもつて対設されたマスク7と、前記マスク
7から前記電子銃5側に所定間隔をもつて対設さ
れたマスク8と、前記フアンネル部3の内壁に前
記ネツク部4の一部まで一様に塗布された導電膜
9とから構成されている。
前記電子銃5より発生した3本の電子ビーム1
0,11,12は偏向装置6により偏向され、マ
スク8およびマスク7によつて各々選択かつ集束
されスクリーン面1に到達する。
スクリーン面1には3本の電子ビームに対応し
て3色の螢光体3がストライプ状に設けられてい
るので、前記電子ビームの衝撃によつてそれぞれ
の電子ビームに応じた螢光体部が発光する。
このとき前記螢光体13の上には電子ビーム衝
撃による光をフエースプレートから効果良く引き
出すためAlによる薄膜(図示せず)が設けられ
ていて、このAl薄膜即ちスクリーン面にはアノ
ード高電圧が印加されている。また、電子銃側に
配置された第1のマスク8にもアノード高電圧が
印加されていて、スクリーン側に配置された第2
のマスク7にはアノード高電圧より低い電圧が印
加されている。
前記第1のマスク8と第2のマスク7は第2図
a,b,cに示す様にそれぞれアパーチヤ20と
22の周囲に突出部21,23を有しており、こ
のとき各マスクに上記電位を印加すると、第1の
マスク8の突出部21から第2のマスク7の突出
部23への電気力線が発生して4極子レンズ系を
形成する。従つて電気力線は相対的にビームの進
行方向に垂直方向の成分が一般の円筒ビーム系の
場合より強くなり集束力は増大する。この場合第
2図に示す様にY−Z面においては発散レンズと
して働き、X−Z面内においては集束レンズとし
て働くので、入射電子ビームに対してスクリーン
1上にはY軸方向に細長いビームスポツトとな
る。スクリーン上にはY軸方向に螢光体が設けら
れているのでY軸方向に細長いビームは色純度を
損うことはない。第2図aにおけるマスク構成を
さらに詳細に理解するために第2図b,cにその
要部の断面を示す。ここで第2図bは第2図aの
X−Z軸面断面図、第2図cは第2図aのY−Z
軸面断面図である。
さて、第2図に示す構成のマスクでは各アパー
チヤ20,22の水平又は垂直軸方向、即ちX軸
又はY軸方向幅に対する前記突出部21,23の
高さの割合が集束力に大きく影響する。第2図の
場合はアパーチヤの水平軸と垂直軸方向の幅は同
一、即ち円径である。いま第2図a,b,cに示
したX−Z軸面において、アパーチヤ径Dに対す
る突出部の高さHを変化させたときの集束力の変
化は第3図に示す様になる。第3図は横軸をアパ
ーチヤ径Dに対する突出部の高さHの割合H/
D、縦軸をマスク間の電位差の割合△V/V1
してスクリーン面に到達するビームBが一定とな
る条件を示した特性図であり、マスク間距離およ
びマスクスクリーン間距離は一定としたものであ
る。ここで△Vとはマスク間の電位差であり、第
1のマスクの電位をV1第2のマスクの電位をV2
としたとき△V=V1−V2である。第2図に示す
様に第1のマスク8のアパーチヤ20を通過した
ビームは2枚のマスク間に形成された静電レンズ
により集束されスクリーン1上に到達するが、静
電レンズの集束作用が弱いとスクリーン上に到達
するビーム径Bは大きくなつてしまう。このため
マスク間の電位差△Vを大きくすることによつて
レンズ作用を強くしてビーム径Bを小さく抑える
必要がある。従つて第3図において縦軸の電位差
△Vが小さい程レンズ作用は強いことを示す。第
3図から明らかな様にアパーチヤ径Dに対する突
出部の高さHの割合H/Dが大きくなる程マスク
間の電位差は小さくなつていくが、特にアパーチ
ヤ径Dに対する突出部の高さHの割合H/Dが約
25%の部分で特性曲線には変曲点が認められる。
即ち突出部の高さがアパーチヤ径の約25%以下で
は2枚のマスク間に形成されるレンズのレンズ作
用は突出部の高さに大きく影響されるが、約25%
以上ではその影響は少なくなる。マスク間に形成
されるレンズ作用を強くしマスク間の電位差を小
さくする方がマスク間の耐電圧上好ましいが、こ
のためにはマスクの突出部の高さは高い程良い。
しかし一方マスク製作上から、また経済性からマ
スク板厚は薄い方が望ましい。従つてマスクの突
出部の高さを低く抑えてレンズ作用を効率良く嫁
ぐためには、突出部の高さをアパーチヤ径の約25
%以上に保つておく必要がある。
次に上記実施例の詳細な仕様は、例えば2枚の
マスクは共にアパーチヤ径0.45mm、突出部の高さ
0.12mm、マスク板厚0.30mmで、マスク間距離0.5
mm、マスクとスクリーン間距離13.5mmで第1のマ
スクとスクリーンの電圧は25KV、第2のマスク
の電圧は22.8KVであり、このときスクリーン上
でのビーム径は集束方向で約0.20mmである。即ち
この場合の突出部の高さはアパーチヤ径の約27%
である。
これに対し、突出部の高さを0.05mm、即ちアパ
ーチヤ径の約11%とした場合には、第2のマスク
の電圧を21.2KVまで低くしなければスクリーン
上でのビーム径を上記実施例の場合と同等にする
ことが出来ず、マスク間の電界強度は約1.5倍も
強くなつて耐電圧上好ましくない。また逆に突出
部の高さを0.15mm、即ちアパーチヤ径の約33%と
した場合には、第2のマスクの電圧は23.0KVで
スクリーン上でのビーム径が上記実施例の場合と
同じになるので、マスク間の電界強度は上記実施
例の場合とほぼ同じであり、電界強度を大きく低
減させることはできない。第4図は以上の例での
突出部高に対するアパーチヤ径の比H/Dを変化
させた時の両マスク間に加わる電界強度を示すも
のである。但し第4図はアパーチヤ径は0.45mm、
マスク間距離0.5mmの場合を示す。第4図からも
H/Dが25%以下で両マスク間に加わる電界強度
が急激に増加することが明らかである。
以上の実施例においてはマスクに設けられた突
出部は2枚のマスクの相対する面にそれぞれ設け
られた例を示したが、本発明はこれに限らず、ど
ちらか1方のマスクだけに設けられている場合に
もマスク間は一種の4極子レンズが形成され、本
質的に前記実施例の場合と同じであり、本発明は
適用され得る。
また前記実施例においてはマスクに設けられた
突出部を一方向に連なつたストライプ状突出部と
した例を示したが、突出部は必らずしも連なる必
要はなくこの突出部によつてマスク間に4極子レ
ンズ又は一種の4極子レンズを形成するものであ
れば本発明は適用され得る。従つて前記実施例に
おいて示した各マスクの電圧はこれに限られるも
のではなく、2枚のマスク間に電位差が与えられ
4極子レンズが形成されビームがマスク間を通過
してスクリーン面に到達できる様に印加されるも
のであればどの様に設定されてもよい。
また上記実施例においてはマスクのアパーチヤ
は円径のものを示したが本発明はこれに限られる
ものではなく実質的に矩形状のものであつてもよ
い。
さらに上記実施例においては2枚のマスクの場
合について説明したが、本発明はこれに限らず複
数枚のマスクの場合についても、相対するマスク
面に設けられた突出部の間に形成されるレンズに
ついては本質的に同じであり同様に適用され得る
ことは言うまでもない。
発明の効果 以上の様に本発明によれば、複数枚のマスクの
うち少なくとも一枚のマスクの少なくとも一方の
面の各アパーチヤの周囲に突出部を有し、マスク
間に4極子レンズ又は一種の4極子レンズを形成
するマスク集束型カラー受像管において、レンズ
効果を効率的に引き出し得るためマスク間の電位
差を小さくでき実用性に富んだマスク集束型カラ
ー受像管を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はマスク集束型カラー受像管を示す概略
構成図、第2図a,b及びcは第1図のマスクの
一部を示す部分拡大概略図で第2図aは斜視図、
第2図b及びcは第2図aのX−Z軸及びY−Z
軸断面図、第3図はマスク突出部に対するアパー
チヤ径の比によるマスク間電位の比を示す特性
図、第4図は同じくマスク間電界強度の変化を示
す特性図である。 1……スクリーン、2……フエースプレート、
3……フアンネル、4……ネツク、5……電子
銃、6……偏向装置、7,8……シヤドウマス
ク、9……導電膜、10,11,12……電子ビ
ーム、13……螢光体、20,22……アパーチ
ヤ、21,23……突出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも電子銃部、マスク部、スクリーン
    部とこれらを包囲する外囲器および偏向部より成
    り、前記マスク部はそれぞれ多数のアパーチヤを
    有する複数枚のマスクによつて構成され前記電子
    銃部とスクリーン部の間に所定間隔をもつて配設
    され所定の電位差が印加されており、前記スクリ
    ーン部には複数の色を発光する螢光体が多数塗布
    されており、前記複数枚のマスクのうち少なくと
    も一枚のマスクの少なくとも一方の面の前記各ア
    パーチヤの周囲に突出部を有するマスク集束型カ
    ラー受像管において、前記突出部の高さが水平軸
    又は垂直軸方向のアパーチヤ幅の少なくとも25%
    以上であることを特徴とするマスク集束型カラー
    受像管。
JP20817481A 1981-12-24 1981-12-24 マスク集束型カラ−受像管 Granted JPS58111246A (ja)

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JP20817481A JPS58111246A (ja) 1981-12-24 1981-12-24 マスク集束型カラ−受像管

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JP20817481A JPS58111246A (ja) 1981-12-24 1981-12-24 マスク集束型カラ−受像管

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JPS58111246A JPS58111246A (ja) 1983-07-02
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JP20817481A Granted JPS58111246A (ja) 1981-12-24 1981-12-24 マスク集束型カラ−受像管

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4869286B2 (ja) * 2008-05-09 2012-02-08 エクセン株式会社 作業用アタッチメント

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JPS58111246A (ja) 1983-07-02

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