JPS603953Y2 - 電子制御燃料噴射装置 - Google Patents
電子制御燃料噴射装置Info
- Publication number
- JPS603953Y2 JPS603953Y2 JP1979127925U JP12792579U JPS603953Y2 JP S603953 Y2 JPS603953 Y2 JP S603953Y2 JP 1979127925 U JP1979127925 U JP 1979127925U JP 12792579 U JP12792579 U JP 12792579U JP S603953 Y2 JPS603953 Y2 JP S603953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel injection
- injection amount
- fuel
- theoretical
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子燃料噴射装置の改良に関するものである。
上記電子燃料噴射装置は、これを第１図により説明する
とに、エンジンＥの作動状況として回転数Ｒ及びに負荷
条件りなどのデータを理論演算装置りの入出力部１に電
気信号としてインプットし、これをメモリＭにあらかじ
め記憶させであるプログラムあるいはマツプデータにも
とすき演算処理部Ｃにて演算処理して理論燃料噴射量と
しての電気量ｇを算出し、これを逆に前記入出力部１か
らアウトプットしてアクチュエータＡに送信し、該アク
チュエータＡをもって燃料噴射ポンプＰの燃料噴射量制
御部材を動作せしめて上記エンジンＥの作動状況に最適
の量の燃料Ｑをそれに噴射することができる様になって
いるのが一般的である。
とに、エンジンＥの作動状況として回転数Ｒ及びに負荷
条件りなどのデータを理論演算装置りの入出力部１に電
気信号としてインプットし、これをメモリＭにあらかじ
め記憶させであるプログラムあるいはマツプデータにも
とすき演算処理部Ｃにて演算処理して理論燃料噴射量と
しての電気量ｇを算出し、これを逆に前記入出力部１か
らアウトプットしてアクチュエータＡに送信し、該アク
チュエータＡをもって燃料噴射ポンプＰの燃料噴射量制
御部材を動作せしめて上記エンジンＥの作動状況に最適
の量の燃料Ｑをそれに噴射することができる様になって
いるのが一般的である。
そして、この際前記エンジンＥの回哲数Ｒと負荷条件り
が基本的な燃料噴射量Ｑを支配する所から、例えば第２
図に示す如きＸ軸に回転数Ｒ，Ｙ軸に負荷条件りをとり
、Ｚ軸に燃料噴射量Ｑをとって当該エンジンのマツプデ
ータｍを形威し、これにより決定される理論燃料噴射量
ｌを、他の必要インプットデータ（例えばエンジンＥの
冷却水温、吸入空気温、気圧（高度）など）に基づき補
正して前記燃料噴射量とての電気量ｇを演算決定してい
る。
が基本的な燃料噴射量Ｑを支配する所から、例えば第２
図に示す如きＸ軸に回転数Ｒ，Ｙ軸に負荷条件りをとり
、Ｚ軸に燃料噴射量Ｑをとって当該エンジンのマツプデ
ータｍを形威し、これにより決定される理論燃料噴射量
ｌを、他の必要インプットデータ（例えばエンジンＥの
冷却水温、吸入空気温、気圧（高度）など）に基づき補
正して前記燃料噴射量とての電気量ｇを演算決定してい
る。
所で、第３図に示す如き燃料噴射ポンプＰ：燃料噴射量
制御部材１０として、シリンダ１１内に嵌合されていて
往復動と同時に回転動を威すことができるプランジャ１
２を備え、インレットポート１３からそのインテークス
リット１４を介して吸引した燃料を加圧し、センターホ
ール１５からディストリビュータスリット１６を介して
ディストリビュータポート１７へ圧送噴射するとともに
、シャットオフポート１８がプランジャ１２上のコント
ロールスリーブ１９の側面２０に開口した時上記燃料の
圧送噴射を停止することができる様になっており、且つ
該コントロールスリーブ１９はレバー２１を介して前記
アクチュエータＡにて制御される様になっているポンプ
Ｐでは、そのポンプケーシング２２内に燃料が充満して
おり、その中で種々の部材が高速で回転していたりある
いは該燃料をもって各可動部を自己潤滑する様になって
いるため、燃料の温度が非常に上昇しやすいことが明ら
かとなった。
制御部材１０として、シリンダ１１内に嵌合されていて
往復動と同時に回転動を威すことができるプランジャ１
２を備え、インレットポート１３からそのインテークス
リット１４を介して吸引した燃料を加圧し、センターホ
ール１５からディストリビュータスリット１６を介して
ディストリビュータポート１７へ圧送噴射するとともに
、シャットオフポート１８がプランジャ１２上のコント
ロールスリーブ１９の側面２０に開口した時上記燃料の
圧送噴射を停止することができる様になっており、且つ
該コントロールスリーブ１９はレバー２１を介して前記
アクチュエータＡにて制御される様になっているポンプ
Ｐでは、そのポンプケーシング２２内に燃料が充満して
おり、その中で種々の部材が高速で回転していたりある
いは該燃料をもって各可動部を自己潤滑する様になって
いるため、燃料の温度が非常に上昇しやすいことが明ら
かとなった。
そして第４図中実線にて示す如く、燃料の温度Ｔが上昇
すると実燃料噴射量Ｑが減少し、殊にスロットル弁全開
時にはこれに伴って出力性能Ｗが低下してしまうのであ
る。
すると実燃料噴射量Ｑが減少し、殊にスロットル弁全開
時にはこれに伴って出力性能Ｗが低下してしまうのであ
る。
スロットル弁全開時以外の状態では、この出力低下相当
分、更にアクセルペダルをふみ込めば足るも、同全開時
にはどうにもならない。
分、更にアクセルペダルをふみ込めば足るも、同全開時
にはどうにもならない。
そしてスロットル弁全開時以外であってもこの温度上昇
に伴ってスピードが徐々に落ちて行くことは、フィーリ
ング的にも好ましくない。
に伴ってスピードが徐々に落ちて行くことは、フィーリ
ング的にも好ましくない。
本考案は、この点に着目してなされたものであって、上
記燃料の温度Ｔを検出してこれを回転数Ｒや負荷条件り
等とともに前記理論演算装置りの入出力部１にインプッ
トする様に威し、燃料噴射量の補償をなさんとするもの
である。
記燃料の温度Ｔを検出してこれを回転数Ｒや負荷条件り
等とともに前記理論演算装置りの入出力部１にインプッ
トする様に威し、燃料噴射量の補償をなさんとするもの
である。
即ち、殊に本考案装置は第１図、第３図に示す如く、ポ
ンプケーシング２２にサーモセンサＳが取り付けられて
おり、ポンプ内の燃料の温度Ｔを直接検出し得る様にな
っている。
ンプケーシング２２にサーモセンサＳが取り付けられて
おり、ポンプ内の燃料の温度Ｔを直接検出し得る様にな
っている。
そして該センサＳにて測定された温度Ｔは、第１図、第
３図に示す如く、理論演算装置りの入出力部１にインプ
ットされる様になっている。
３図に示す如く、理論演算装置りの入出力部１にインプ
ットされる様になっている。
上記理論演算装置りは第１図の如く、エンジンの回転数
Ｒ及び負荷条件り並びに前記燃料温度Ｔの各信号を入力
し、後記の如く補正した燃料噴射量ｑ信号を出力する入
出力部Ｉと、前記入力信号に基いて理論燃料噴射量ｑ′
を算出する第２図の如きマツプデータｍ及び前記燃料温
度Ｔの上昇に伴い燃料噴射量を増大させるプログムｐを
憶えこませたメモリ一部と、前記入力信号Ｒ，Ｌに対応
してマツプデータｍより理論燃料噴射量ｑ′を読み出し
、また前記燃料温度Ｔに対応して前記プログラムｐによ
り演算し、前記理論燃料噴射量ｑ′を補正する演算処理
部Ｃから構成されている。
Ｒ及び負荷条件り並びに前記燃料温度Ｔの各信号を入力
し、後記の如く補正した燃料噴射量ｑ信号を出力する入
出力部Ｉと、前記入力信号に基いて理論燃料噴射量ｑ′
を算出する第２図の如きマツプデータｍ及び前記燃料温
度Ｔの上昇に伴い燃料噴射量を増大させるプログムｐを
憶えこませたメモリ一部と、前記入力信号Ｒ，Ｌに対応
してマツプデータｍより理論燃料噴射量ｑ′を読み出し
、また前記燃料温度Ｔに対応して前記プログラムｐによ
り演算し、前記理論燃料噴射量ｑ′を補正する演算処理
部Ｃから構成されている。
このように構成した本案装置に於ては、周知の手段例え
ば特開昭４９−９６１３２号公報に示された装置と同様
、当該エンジンＥにおける成る回転数Ｒとそのときの負
荷条件りを理論演算装置りの入出力部Ｉに読込み、演算
処理部Ｃに送れば、ここでメモリーＭ内の前記Ｒ，Ｌの
アドレスをサーチし、上記Ｒ，Ｌに対応する理論燃料噴
射量ｑ′を引出し、一時スドア（ＳＴＯＲＥ）するが、
同時にエンジンＥの前記Ｒ，Ｌのときの燃料温度Ｔを入
出力部Ｉに読込み、演算処理部ＣにてメモＩＪ−Ｍより
前記プログラムｐを読出して前記温度Ｔをインプットし
て演算腰前記理論燃料噴射量ｑ′を補正して燃料噴射量
ｑを得た後入力部１からアクチュエータＡにアウトプッ
トする。
ば特開昭４９−９６１３２号公報に示された装置と同様
、当該エンジンＥにおける成る回転数Ｒとそのときの負
荷条件りを理論演算装置りの入出力部Ｉに読込み、演算
処理部Ｃに送れば、ここでメモリーＭ内の前記Ｒ，Ｌの
アドレスをサーチし、上記Ｒ，Ｌに対応する理論燃料噴
射量ｑ′を引出し、一時スドア（ＳＴＯＲＥ）するが、
同時にエンジンＥの前記Ｒ，Ｌのときの燃料温度Ｔを入
出力部Ｉに読込み、演算処理部ＣにてメモＩＪ−Ｍより
前記プログラムｐを読出して前記温度Ｔをインプットし
て演算腰前記理論燃料噴射量ｑ′を補正して燃料噴射量
ｑを得た後入力部１からアクチュエータＡにアウトプッ
トする。
該アクチュエータＡはこの信号により作動してコントロ
ールスリーブ１９を図中右方に移動させ、プランジャ１
２の有効ストロークを増大させ、燃料温度の上昇相当分
の燃料噴射量を増大させることができるのである。
ールスリーブ１９を図中右方に移動させ、プランジャ１
２の有効ストロークを増大させ、燃料温度の上昇相当分
の燃料噴射量を増大させることができるのである。
この様にして、燃料温度の上昇による実燃料噴射量の減
少は確実に補償されることになるから、出力性能の低下
は完全に防止できる他、プログラミングによって排気性
能、騒音特性、燃費特性等に対しても最適の燃料噴射量
を接定することができる。
少は確実に補償されることになるから、出力性能の低下
は完全に防止できる他、プログラミングによって排気性
能、騒音特性、燃費特性等に対しても最適の燃料噴射量
を接定することができる。
加えて、本来機械的に燃料温度に対する補償を威すには
、極めて複雑な機器をポンプに付加せねばならないが、
理論演算装置りを用いる本学業電子燃料噴射装置に於て
は単にサーモセンサＳをポンプケーシングに取り付け、
そのリード線を入出力部１に連結すれば足り、装置とし
ては非常に簡素なものとすることもできる効果をもつの
である。
、極めて複雑な機器をポンプに付加せねばならないが、
理論演算装置りを用いる本学業電子燃料噴射装置に於て
は単にサーモセンサＳをポンプケーシングに取り付け、
そのリード線を入出力部１に連結すれば足り、装置とし
ては非常に簡素なものとすることもできる効果をもつの
である。
第１図は本考案装置のクレーム対応図兼説明系統図、第
２図はマツプデータの一例を示す回転数−負荷条件−燃
料噴射量グラフ、第３図は本考案装置の要部を示す概略
断面図、第４図は燃料温度に対する燃料噴射量及び出力
性能グラフである。 １０：燃料噴射量制御部材、１２ニブランジヤ、１８：
カットオフポート、１９：コントロールスリーブ、Ｅ：
エンジン、Ｐ：ポンプ、Ａ：アクチュエータ、Ｄ：理論
演算装置、Ｓ：サーモセンサ。
２図はマツプデータの一例を示す回転数−負荷条件−燃
料噴射量グラフ、第３図は本考案装置の要部を示す概略
断面図、第４図は燃料温度に対する燃料噴射量及び出力
性能グラフである。 １０：燃料噴射量制御部材、１２ニブランジヤ、１８：
カットオフポート、１９：コントロールスリーブ、Ｅ：
エンジン、Ｐ：ポンプ、Ａ：アクチュエータ、Ｄ：理論
演算装置、Ｓ：サーモセンサ。
Claims (1)
- 燃料噴射ポンプのプランジャ上にてコントロールスリー
ブを摺動するためのアクチュエーターと、該アクチュエ
ーターを制御する理論演算装置と、前記燃料噴射ポンプ
の燃料温度を検出するサーモセンサーとから成り、前記
理論演算装置は、エンジンの回転数及び負荷条件並びに
燃料温度の各信号を入力し、後記により補正した燃料噴
射量信号を出力する入出力部と、前記入力信号に基き理
論燃料噴射量を算出するマツプデータ及び前記燃料温度
の上昇に伴い燃料噴射量を増大させるべきプログラムを
憶えこませたメモリ一部と、・前記入力信号に対応して
マツプデータより理論燃料噴射量を読み出し、また前記
燃料温度に対応して前記プログラムにより演算し、前記
理論燃料噴射量を補正する演算処理部とから構成されて
いることを特徴とする電子燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979127925U JPS603953Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 電子制御燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979127925U JPS603953Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 電子制御燃料噴射装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5645129U JPS5645129U (ja) | 1981-04-23 |
| JPS603953Y2 true JPS603953Y2 (ja) | 1985-02-04 |
Family
ID=29359777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979127925U Expired JPS603953Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 電子制御燃料噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603953Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5349038U (ja) * | 1977-07-01 | 1978-04-25 | ||
| JPS5349039U (ja) * | 1977-07-04 | 1978-04-25 | ||
| JPS5349040U (ja) * | 1977-07-06 | 1978-04-25 | ||
| JPS58124915U (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-25 | オリンパス光学工業株式会社 | プリントコイル |
| JPS60226109A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-11 | Tdk Corp | 開磁路型積層部品とその製造方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5357325A (en) * | 1976-11-02 | 1978-05-24 | Bosch Gmbh Robert | Method and device for controlling maximum allowable fuel supply from pump in diesel engine |
| JPS5357326A (en) * | 1976-11-02 | 1978-05-24 | Bosch Gmbh Robert | Fuel injection pump controller for diesel engine |
| JPS54111015A (en) * | 1978-01-28 | 1979-08-31 | Bosch Gmbh Robert | Method of and apparatus for measuring fuel for internal combustion engine |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP1979127925U patent/JPS603953Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5357325A (en) * | 1976-11-02 | 1978-05-24 | Bosch Gmbh Robert | Method and device for controlling maximum allowable fuel supply from pump in diesel engine |
| JPS5357326A (en) * | 1976-11-02 | 1978-05-24 | Bosch Gmbh Robert | Fuel injection pump controller for diesel engine |
| JPS54111015A (en) * | 1978-01-28 | 1979-08-31 | Bosch Gmbh Robert | Method of and apparatus for measuring fuel for internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5645129U (ja) | 1981-04-23 |
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