JPS6039327Y2 - 動力舵取装置における制振装置 - Google Patents
動力舵取装置における制振装置Info
- Publication number
- JPS6039327Y2 JPS6039327Y2 JP17414379U JP17414379U JPS6039327Y2 JP S6039327 Y2 JPS6039327 Y2 JP S6039327Y2 JP 17414379 U JP17414379 U JP 17414379U JP 17414379 U JP17414379 U JP 17414379U JP S6039327 Y2 JPS6039327 Y2 JP S6039327Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- pressure
- valve member
- steering
- fluid
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は樹脂の摺動摩擦を利用して弁部材の振動を防止
するようにした動力舵取装置における制振装置に関する
もので、その目的とするところは、上記樹脂に必要以上
の負荷を作用させないようにして樹脂寿命を向上させる
ことである。
するようにした動力舵取装置における制振装置に関する
もので、その目的とするところは、上記樹脂に必要以上
の負荷を作用させないようにして樹脂寿命を向上させる
ことである。
弁部材に収納したフラッパ弁に合成樹脂を設け、この合
成樹脂をスプリング力による初期設定荷重と操舵によっ
て発生する流体圧力とにより弁部材の内面に押付けてフ
ラッパ弁の振動を防止するようにした動力舵取装置は、
例えば実開昭54−46433号公報に示されているよ
うに公知であり、これによって操舵のフィーリング向上
に役立っている。
成樹脂をスプリング力による初期設定荷重と操舵によっ
て発生する流体圧力とにより弁部材の内面に押付けてフ
ラッパ弁の振動を防止するようにした動力舵取装置は、
例えば実開昭54−46433号公報に示されているよ
うに公知であり、これによって操舵のフィーリング向上
に役立っている。
しかしながら、この種の動力舵取装置においては、フラ
ッパ弁の振動が第5図に示すように操舵圧の最大値Pm
axよりも低い圧力P1付近で主に発生するため、この
圧力P1付近においてフラッパ弁の振動を防止するに適
した所要の押付は力F1を合成樹脂に付与するようにし
ており、従ってその圧力P1を越える操舵圧が発生した
場合には、合成樹脂に必要以上の負荷が作用し、樹脂寿
命が低下する問題がある。
ッパ弁の振動が第5図に示すように操舵圧の最大値Pm
axよりも低い圧力P1付近で主に発生するため、この
圧力P1付近においてフラッパ弁の振動を防止するに適
した所要の押付は力F1を合成樹脂に付与するようにし
ており、従ってその圧力P1を越える操舵圧が発生した
場合には、合成樹脂に必要以上の負荷が作用し、樹脂寿
命が低下する問題がある。
本考案は上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので
、以下その実施例を図面に基いて説明する。
、以下その実施例を図面に基いて説明する。
第1図は動力舵取装置を示すもので、一方にはピストン
10を嵌装したパワーシリンダ11が設けられ、他方に
はそのパワーシリンダ11に供給する圧力流体を制御せ
しめるフラッパ形制御弁12を収納した弁ハウジング1
3が設けられている。
10を嵌装したパワーシリンダ11が設けられ、他方に
はそのパワーシリンダ11に供給する圧力流体を制御せ
しめるフラッパ形制御弁12を収納した弁ハウジング1
3が設けられている。
前記ピストン10は円周上一部にラック14が刻設され
、このラック14は操向車輪とリンク機構を介して連結
されたクロスシャフト15上のセクタギヤ16に噛合し
ている。
、このラック14は操向車輪とリンク機構を介して連結
されたクロスシャフト15上のセクタギヤ16に噛合し
ている。
またピストン10にはボール17を介してねじ軸18が
螺合され、このねじ軸18の一端には前記弁ハウジング
13に嵌装せるスリーブ弁部材19を嵌着固定した主弁
部材20(第2図、第3図)が固着されている。
螺合され、このねじ軸18の一端には前記弁ハウジング
13に嵌装せるスリーブ弁部材19を嵌着固定した主弁
部材20(第2図、第3図)が固着されている。
前記主弁部材20には互いに対向する側壁を有する弁室
が軸方向に貫通して形成され、この弁室は主弁部材20
の軸方向中央部分に固定された密封部材23により2つ
の弁室25,26に密封分離されている。
が軸方向に貫通して形成され、この弁室は主弁部材20
の軸方向中央部分に固定された密封部材23により2つ
の弁室25,26に密封分離されている。
各弁室25,26の両側壁には第2図および第3図に示
すように分配ノズル27゜28および噴出ノズル29.
30がそれぞれ開口され、これら弁室25,26は供給
口31および排出口32にそれぞれ連通されている。
すように分配ノズル27゜28および噴出ノズル29.
30がそれぞれ開口され、これら弁室25,26は供給
口31および排出口32にそれぞれ連通されている。
一方の弁室25には前記分配ノズル27.28を開閉制
御する第1のフラッパ弁35が収納され、また他方の弁
室26には前記噴出ノズル29.30を開閉制御する第
2のフラッパ弁38が収納され、これらフラッパ弁35
.38は操舵時に適宜な操舵反力を得るべく第1のフラ
ッパ弁35の回転半径よりも第2のフラッパ弁38の回
転半径のほうが大きく構成されている。
御する第1のフラッパ弁35が収納され、また他方の弁
室26には前記噴出ノズル29.30を開閉制御する第
2のフラッパ弁38が収納され、これらフラッパ弁35
.38は操舵時に適宜な操舵反力を得るべく第1のフラ
ッパ弁35の回転半径よりも第2のフラッパ弁38の回
転半径のほうが大きく構成されている。
第1および第2のフラッパ弁35.38は前記弁ハウジ
ング13に回転軸承された操舵軸39に一体形成され、
この操舵軸39は閃絡の継手およびハンドル軸を介して
操向ハンドルに連結されている。
ング13に回転軸承された操舵軸39に一体形成され、
この操舵軸39は閃絡の継手およびハンドル軸を介して
操向ハンドルに連結されている。
前記ねじ軸18、第1および第2のフラッパ弁35,3
8ならびに操舵軸39の中心にはトーションバー40が
挿通され、このトーションバー40の両端部はねじ軸1
8および操舵軸39にそれぞれピン連結されている。
8ならびに操舵軸39の中心にはトーションバー40が
挿通され、このトーションバー40の両端部はねじ軸1
8および操舵軸39にそれぞれピン連結されている。
次に前記フラッパ形制御弁12とパワーシリンダ11と
を結ぶ流体通路について説明する。
を結ぶ流体通路について説明する。
前記スリーブ弁部材19に嵌装された主弁部材20の外
周には第3図に示すように前記噴出ノズル29.30に
それぞれ連通ずる一対の円弧凹溝51.52が分離して
刻設され、この円弧凹溝51.52は主弁部材20の外
周に刻設した流通路53.54を介して前記分配ノズル
28.27とそれぞれ連通されている。
周には第3図に示すように前記噴出ノズル29.30に
それぞれ連通ずる一対の円弧凹溝51.52が分離して
刻設され、この円弧凹溝51.52は主弁部材20の外
周に刻設した流通路53.54を介して前記分配ノズル
28.27とそれぞれ連通されている。
またスリーブ弁部材19の外周には環状凹溝55が刻設
され、この環状凹溝55と前記一方の円弧凹溝51なら
びに分配ノズル28とが閃絡の流通路を介して連通され
ている。
され、この環状凹溝55と前記一方の円弧凹溝51なら
びに分配ノズル28とが閃絡の流通路を介して連通され
ている。
環状凹溝55は弁ハウジング13およびパワーシリンダ
11に刻設された通路58を介してシリンダ左室11a
に連通されている。
11に刻設された通路58を介してシリンダ左室11a
に連通されている。
また他方の円弧凹溝52および分配ノズル27は前記ね
じ軸18の一端に穿設した通路59と連結し、この通路
59はシリンダ右室11bと連通されている。
じ軸18の一端に穿設した通路59と連結し、この通路
59はシリンダ右室11bと連通されている。
なお、前記供給口31は閃絡の圧力流体供給源と接続さ
れ一方の弁室25に圧力流体を供給し、他方の弁室26
と連通ずる排出口32は噴出ノズル29.30から噴出
される流体を前記供給源に回収するようになっている。
れ一方の弁室25に圧力流体を供給し、他方の弁室26
と連通ずる排出口32は噴出ノズル29.30から噴出
される流体を前記供給源に回収するようになっている。
前記フラッパ弁38には第4図に詳細図示するように弁
孔41が半径方向に穿設され、この弁孔41に制振プラ
ンジャ42と受圧スプール43がそれぞれ摺動可能に嵌
装されている。
孔41が半径方向に穿設され、この弁孔41に制振プラ
ンジャ42と受圧スプール43がそれぞれ摺動可能に嵌
装されている。
制振プランジャ42の先端には合成樹脂片44が固着さ
れ、この合成樹脂片44は耐熱性、耐摩耗性にすぐれた
材質、例えばポリアセタール樹脂(商品名デルリン)あ
るいはウレタンゴムで形成されている。
れ、この合成樹脂片44は耐熱性、耐摩耗性にすぐれた
材質、例えばポリアセタール樹脂(商品名デルリン)あ
るいはウレタンゴムで形成されている。
制振プランジャ42と受圧スプールとの間にはスプリン
グ45が介挿され、このスプリング45の初期設定荷重
によって前記合成樹脂片44は前記スリーブ弁部材19
の内周面に接合されている。
グ45が介挿され、このスプリング45の初期設定荷重
によって前記合成樹脂片44は前記スリーブ弁部材19
の内周面に接合されている。
弁孔41の一端には圧力導入孔46が開口され、この導
入孔46は前記操舵軸39とトーションバー40との間
に形成された流路47を介して前記弁室25に連通され
ている。
入孔46は前記操舵軸39とトーションバー40との間
に形成された流路47を介して前記弁室25に連通され
ている。
これにより弁孔41内には操舵によって圧力上昇する圧
力流体が導入され、この圧力流体により受圧スプール4
3はスプリング45が流体圧力と釣合う発句に高められ
る位置まで摺動されるようになっている。
力流体が導入され、この圧力流体により受圧スプール4
3はスプリング45が流体圧力と釣合う発句に高められ
る位置まで摺動されるようになっている。
しかして受圧スプール43の摺動を所定量に制限するた
めに前記弁孔41内にストッパリング48が嵌着され、
このストッパリング48によりスプリング45の押付は
荷重の上限を設定している。
めに前記弁孔41内にストッパリング48が嵌着され、
このストッパリング48によりスプリング45の押付は
荷重の上限を設定している。
次に上記構成による動力舵取装置の動作を説明する。
操向ハンドルの中立状態においては第1、第2のフラッ
パ弁35,38は共に弁室25,26の中立状態に位置
し、よって供給口31より弁室25内に供給された圧力
流体は分配ノズル27.28に流入し、噴出ノズル29
,30より弁室26および排出口32に流出する。
パ弁35,38は共に弁室25,26の中立状態に位置
し、よって供給口31より弁室25内に供給された圧力
流体は分配ノズル27.28に流入し、噴出ノズル29
,30より弁室26および排出口32に流出する。
かかる中立状態にあってはシリンダ左右室11a、ll
bに作用する流体圧力は平衡するため、ピストン10は
作動せず操向車輪は中立状態を保持する。
bに作用する流体圧力は平衡するため、ピストン10は
作動せず操向車輪は中立状態を保持する。
しかるに操向ハンドルを例えば右方向へ回転すると、ね
じ軸1Bには路面抵抗が作用しているたメ、トーション
バー40が捩られて操舵軸39は主弁部材20に対して
相対的に回転される。
じ軸1Bには路面抵抗が作用しているたメ、トーション
バー40が捩られて操舵軸39は主弁部材20に対して
相対的に回転される。
これにより第1、第2のフラッパ弁35.38は右方向
に傾倒して一方の分配ノズル28および噴出ノズル30
を閉じるように作用し、他方の分配ノズル27および噴
出ノズル29を開くように作用する。
に傾倒して一方の分配ノズル28および噴出ノズル30
を閉じるように作用し、他方の分配ノズル27および噴
出ノズル29を開くように作用する。
これにより弁室25内に供給された圧力流体は他方の分
配ノズル27を通って噴出ノズル30に圧送されるが、
噴出ノズル30より流出する圧力流体の流出量が制限さ
れているため、分配された圧力流体は前述した流体通路
59を介してシリンダ右室11bに導入されてピストン
10を左方向に押圧し操向車輪を右方向に偏向する。
配ノズル27を通って噴出ノズル30に圧送されるが、
噴出ノズル30より流出する圧力流体の流出量が制限さ
れているため、分配された圧力流体は前述した流体通路
59を介してシリンダ右室11bに導入されてピストン
10を左方向に押圧し操向車輪を右方向に偏向する。
このようにして操舵者によって操向ハンドルに加えられ
た小さな操向トルクはピストン10の移動により助勢さ
れ、操向車輪を軽快に偏向できるようになる。
た小さな操向トルクはピストン10の移動により助勢さ
れ、操向車輪を軽快に偏向できるようになる。
ところでハンドルの回転に伴って第1および第2のフラ
ッパ弁35,38が回転されると、流体圧力が急激に変
化するため、フラッパ弁35,38に振動が発生するが
、ハンドルの回転によって圧力上昇した圧力流体が弁室
25より流路47および導入孔46を介して弁孔41内
に導入され、受圧スプール43に作用される。
ッパ弁35,38が回転されると、流体圧力が急激に変
化するため、フラッパ弁35,38に振動が発生するが
、ハンドルの回転によって圧力上昇した圧力流体が弁室
25より流路47および導入孔46を介して弁孔41内
に導入され、受圧スプール43に作用される。
従って受圧スプール43はそれに作用する圧力に応じて
摺動され、スプリング45の押付は荷重が高められる。
摺動され、スプリング45の押付は荷重が高められる。
これにより合成樹脂片44は流体圧力に応じた押付は力
でスリーブ弁部材19の内周面に押付けられ、その摺動
摩擦作用によりフラッパ弁35,38の振動が防止され
るようになる。
でスリーブ弁部材19の内周面に押付けられ、その摺動
摩擦作用によりフラッパ弁35,38の振動が防止され
るようになる。
しかも流体圧力が11以上に上昇すると、受圧スプール
43がストッパリング48に当接してそれ以上の摺動が
阻止されるため、流体圧力が11以上に上昇しても合成
樹脂片44に付与される押付は力は一定に保持され、必
要以上の負荷が作用しない。
43がストッパリング48に当接してそれ以上の摺動が
阻止されるため、流体圧力が11以上に上昇しても合成
樹脂片44に付与される押付は力は一定に保持され、必
要以上の負荷が作用しない。
すなわち第5図に示すように、合成樹脂片44に付与さ
れる押付は力は流体圧力の上昇に比例して大きくなるが
、フラッパ弁35,384m発生する振動を防止するに
必要な押付は力F1に達した後は一定値に保持される。
れる押付は力は流体圧力の上昇に比例して大きくなるが
、フラッパ弁35,384m発生する振動を防止するに
必要な押付は力F1に達した後は一定値に保持される。
なお上記実施例においては、フラッパ形制御弁について
説したが、他の形式の制御弁にも同様に適用できるもの
である。
説したが、他の形式の制御弁にも同様に適用できるもの
である。
以上述べたように本考案は、相対運動可能な2つの弁部
材の一方に形成された弁孔に制振プランジャと受圧スプ
ールとをそれぞれ摺動可能に嵌挿し、これら制振プラン
ジャと受圧スプールとの間に制振プランジャに設けた合
成樹脂片を他方の弁部材に押付けるスプリングを介挿し
、受圧スプールに流体圧力を作させてスプリング力を流
体圧力に応じて高め、この受圧スプールの摺動を所定量
に制限するようにした構成であるので、弁部材の振動を
防止するに必要な押付は力以上には合成樹脂片に負荷が
作用されず、従来に比して樹脂寿命を著しく向上できる
特徴がある。
材の一方に形成された弁孔に制振プランジャと受圧スプ
ールとをそれぞれ摺動可能に嵌挿し、これら制振プラン
ジャと受圧スプールとの間に制振プランジャに設けた合
成樹脂片を他方の弁部材に押付けるスプリングを介挿し
、受圧スプールに流体圧力を作させてスプリング力を流
体圧力に応じて高め、この受圧スプールの摺動を所定量
に制限するようにした構成であるので、弁部材の振動を
防止するに必要な押付は力以上には合成樹脂片に負荷が
作用されず、従来に比して樹脂寿命を著しく向上できる
特徴がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は動力舵取
装置の断面図、第2図および第3図は第1図の■−■お
よび■−■線に沿ってそれぞれ切断した断面図、第4図
は第3図の要部拡大断面図、第5図は流体圧力に対する
押付は力の関係線図である。 10・・・・・ゼストン、11・・・・・・パワーシリ
ンダ、12・・・・・・フラッパ形制御弁、13・・・
・・・弁ハウジング、18・・・・・・ねじ軸、19・
・・・・・スリーブ弁部材、20・・・・・・主弁部材
、25,26・・・・・・弁室、35゜38・・・・・
・フラッパ弁、39・・・・・・操舵軸、40・・・・
・・トーションバー 41・・・・・・弁孔、42・・
・・・・制振プランジャ、43・・・・・・受圧スプー
ル、44・・・・・・合成樹脂片、45・・・・・・ス
プリング、46・・・・・・導入孔、48・・・・・・
ストッパリング。
装置の断面図、第2図および第3図は第1図の■−■お
よび■−■線に沿ってそれぞれ切断した断面図、第4図
は第3図の要部拡大断面図、第5図は流体圧力に対する
押付は力の関係線図である。 10・・・・・ゼストン、11・・・・・・パワーシリ
ンダ、12・・・・・・フラッパ形制御弁、13・・・
・・・弁ハウジング、18・・・・・・ねじ軸、19・
・・・・・スリーブ弁部材、20・・・・・・主弁部材
、25,26・・・・・・弁室、35゜38・・・・・
・フラッパ弁、39・・・・・・操舵軸、40・・・・
・・トーションバー 41・・・・・・弁孔、42・・
・・・・制振プランジャ、43・・・・・・受圧スプー
ル、44・・・・・・合成樹脂片、45・・・・・・ス
プリング、46・・・・・・導入孔、48・・・・・・
ストッパリング。
Claims (1)
- 操向車輪に所要の連結手段を介して連結された流体圧モ
ータと、弁ハウジングに回転可能に嵌合され前記流体圧
モータに作動的に連結される第1の弁部材と、この第1
の弁部材に回転可能に収納され前記流体圧モータに供給
する圧力流体を制御する第2の弁部材と、この第2の弁
部材に連結された操舵軸とを有する動力舵取装置におい
て、前記両弁部材の何れか一方に弁孔を穿設し、この弁
孔内に制振プランジャと受圧スプールとをそれぞれ摺動
可能に嵌挿し、この制振プランジャの先端に前記他方の
弁部材に接合する合成樹脂片を設け、前記制振プランジ
ャと受圧スプールとの間に前記合成樹脂片を弁部材に押
付けるスプリングを介挿し、このスプリングに対向して
前記受圧スプールに操舵により発生する流体圧力を作用
せしめるべく前記弁孔に圧力流体を導入する導入孔を開
口し、前記受圧スプールの摺動を所定量に制限するスト
ッパを設けたことを特徴とする動力舵取装置における制
振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17414379U JPS6039327Y2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 動力舵取装置における制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17414379U JPS6039327Y2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 動力舵取装置における制振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5689774U JPS5689774U (ja) | 1981-07-17 |
JPS6039327Y2 true JPS6039327Y2 (ja) | 1985-11-25 |
Family
ID=29684898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17414379U Expired JPS6039327Y2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 動力舵取装置における制振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039327Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-14 JP JP17414379U patent/JPS6039327Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5689774U (ja) | 1981-07-17 |
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