JPS58614Y2 - 動力舵取装置 - Google Patents
動力舵取装置Info
- Publication number
- JPS58614Y2 JPS58614Y2 JP1977119753U JP11975377U JPS58614Y2 JP S58614 Y2 JPS58614 Y2 JP S58614Y2 JP 1977119753 U JP1977119753 U JP 1977119753U JP 11975377 U JP11975377 U JP 11975377U JP S58614 Y2 JPS58614 Y2 JP S58614Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- flapper
- valve member
- main valve
- vibration damping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/20—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application
- B62D5/24—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle specially adapted for particular type of steering gear or particular application for worm type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/06—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
- B62D5/08—Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86574—Supply and exhaust
- Y10T137/86638—Rotary valve
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、操向車輪に所要の連結手段を介して連結され
た流体圧モータに供給される流体をフラッパ弁機構によ
り制御する動力舵取装置に関するもので、その目的とす
るところは、フラッパ弁の振動を防止して操向感覚を向
上させることにある。
た流体圧モータに供給される流体をフラッパ弁機構によ
り制御する動力舵取装置に関するもので、その目的とす
るところは、フラッパ弁の振動を防止して操向感覚を向
上させることにある。
一般にフラッパ弁機構からなるサーボ弁装置を備えた動
力舵取装置は、高感度であるためフラッパ弁の微少な回
転変位によって操向車輪を迅速かつ高精度に追随偏向で
きる特長がある。
力舵取装置は、高感度であるためフラッパ弁の微少な回
転変位によって操向車輪を迅速かつ高精度に追随偏向で
きる特長がある。
しかしながら、フラッパ弁機構の感度が極めて高いため
に、フラッパ弁の作動に伴う流体圧回路中の流体圧の立
上りが極めて急峻で、これによってフラッパ弁の振動が
惹起され、サーボ弁装置の流体制御特性としては不安定
となり、かつ不快な振動として操舵者に感知されやすい
。
に、フラッパ弁の作動に伴う流体圧回路中の流体圧の立
上りが極めて急峻で、これによってフラッパ弁の振動が
惹起され、サーボ弁装置の流体制御特性としては不安定
となり、かつ不快な振動として操舵者に感知されやすい
。
このようなフラッパ弁の振動を防止するために主弁部材
の回転軸線と平行にシリンダ孔を穿設し、このシリンダ
孔にフラッパ弁の側面を押圧するプランジャを摺動自在
に嵌装し、前記シリンダ孔に圧力流体を導入するように
したものがある。
の回転軸線と平行にシリンダ孔を穿設し、このシリンダ
孔にフラッパ弁の側面を押圧するプランジャを摺動自在
に嵌装し、前記シリンダ孔に圧力流体を導入するように
したものがある。
本考案は直径方向に突出した２枚のフラッパ弁の夫々に
制振プランジャを摺動自在に嵌装し、前記制振プランジ
ャを圧油及びスプリングで押圧し、この押圧力を前記制
振プランジャの先端に設けた合成樹脂片を介して主弁部
材の内面に付与せしめ、もって制振作用面の有効半径を
増大し、フラッパ弁の割振作用を高めたことを特徴とす
るものである。
制振プランジャを摺動自在に嵌装し、前記制振プランジ
ャを圧油及びスプリングで押圧し、この押圧力を前記制
振プランジャの先端に設けた合成樹脂片を介して主弁部
材の内面に付与せしめ、もって制振作用面の有効半径を
増大し、フラッパ弁の割振作用を高めたことを特徴とす
るものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図に示すは動力舵取装置であって、一方にはピスト
ン２を嵌挿する流体圧シリンダ１が設けられ、他方には
この流体圧シリンダ１に供給する圧力流体を制御せしめ
るサーボ弁装置３を収納した弁ハウジング１０が設けら
れている。
ン２を嵌挿する流体圧シリンダ１が設けられ、他方には
この流体圧シリンダ１に供給する圧力流体を制御せしめ
るサーボ弁装置３を収納した弁ハウジング１０が設けら
れている。
前記ビストン２には円周上の一部にラック４が刻設され
、このラック４はリンク機構を介して操向車輪と連結さ
れた出力軸５の扇形歯車６と噛合している。
、このラック４はリンク機構を介して操向車輪と連結さ
れた出力軸５の扇形歯車６と噛合している。
またピストン２にはボール８を介在してねじ軸９が螺合
しており、このねじ軸９の一端には、外周にスリーブ弁
部材１１が嵌着固定され前記弁ノ＼ウジング１０に嵌装
された主弁部材１２が固着されている。
しており、このねじ軸９の一端には、外周にスリーブ弁
部材１１が嵌着固定され前記弁ノ＼ウジング１０に嵌装
された主弁部材１２が固着されている。
この主弁部材１２の軸方向には対向する側壁を有する弁
室が貫通して形成されており、この弁室は第４図に示す
ように主弁部材１２の中央部分に固定された密封部材１
３により両端の２つの弁室１４．ｉｓに密封分離されて
いる。
室が貫通して形成されており、この弁室は第４図に示す
ように主弁部材１２の中央部分に固定された密封部材１
３により両端の２つの弁室１４．ｉｓに密封分離されて
いる。
弁室１４゜１５は供給口１６および排出口１７にそれぞ
れ連通され、各弁室１４，１５の両側壁には第２図、第
３図に示すように互いに対向する分配口１８゜１９およ
び噴出口２０．２１がそれぞれ開口している。
れ連通され、各弁室１４，１５の両側壁には第２図、第
３図に示すように互いに対向する分配口１８゜１９およ
び噴出口２０．２１がそれぞれ開口している。
また一方の弁室１４には直径方向に突出部を有し、その
突出部両側面に弁座２２，２３を備えた第１フラツパ弁
２４が収納され、他方の弁室１５には直径方向に突出部
を有し、その突出部両側面に弁座２５，２６を備えた第
２フラツパ弁２７が収納されている。
突出部両側面に弁座２２，２３を備えた第１フラツパ弁
２４が収納され、他方の弁室１５には直径方向に突出部
を有し、その突出部両側面に弁座２５，２６を備えた第
２フラツパ弁２７が収納されている。
なお、第１、第２フラツパ弁２４．２７は操作時に適宜
な操舵反力を得るべく第１７ラツパ弁２４の回転半径は
第２フラツパ弁２７より・小さく構成されている。
な操舵反力を得るべく第１７ラツパ弁２４の回転半径は
第２フラツパ弁２７より・小さく構成されている。
また第１、第２フラツパ弁２４．２７は一体形成されて
おり、かつ操舵軸２Ｂが一体的に突設され、弁ハウジン
グ１０の外部に突出している。
おり、かつ操舵軸２Ｂが一体的に突設され、弁ハウジン
グ１０の外部に突出している。
前記ねじ軸９、第１、第２フラツパ弁２４．２７および
操舵軸２８の中心にはシングルトーションバー２９が挿
通され、ピン３０，３１によってねじ軸９および操舵軸
２８にそれぞれ連結されている。
操舵軸２８の中心にはシングルトーションバー２９が挿
通され、ピン３０，３１によってねじ軸９および操舵軸
２８にそれぞれ連結されている。
なお操舵軸２８の端部は図示しない継手およびハンドル
軸を介して操向ハンドルに連結され、操舵者により回転
されるようになっている。
軸を介して操向ハンドルに連結され、操舵者により回転
されるようになっている。
４２は主弁部材１２を弁ハウジング１０に回転可能に支
承するベアリングで、その外輪４２ａは弁ハウジング１
０の開口端に固着された支持部材４１に嵌着され、内輪
４２ｂは主弁部材１２に一対的に嵌着されている。
承するベアリングで、その外輪４２ａは弁ハウジング１
０の開口端に固着された支持部材４１に嵌着され、内輪
４２ｂは主弁部材１２に一対的に嵌着されている。
したがってこの内輪４２）は主弁部材１２と一体的に回
転する。
転する。
また操舵軸２８は内輪４２ｂにローラ４３を介して回転
可能に支承され、この内輪４２ｂが操舵軸２８を支承す
る軸受部材をなしている。
可能に支承され、この内輪４２ｂが操舵軸２８を支承す
る軸受部材をなしている。
４４は操舵軸２８とねじ軸９との間に介在されたローラ
である。
である。
そして、前記主弁部材１２の内面と第２フラツパ弁２７
との間には制振プランジャ４５と合成樹脂片４６とが介
在されている。
との間には制振プランジャ４５と合成樹脂片４６とが介
在されている。
前記制振プランジャ４５は前記直径方向に突出した２枚
のフラッパ弁２７．２７にそれぞれ直径方向に穿設され
た弁孔４７に摺動自在に嵌装されている。
のフラッパ弁２７．２７にそれぞれ直径方向に穿設され
た弁孔４７に摺動自在に嵌装されている。
前記制振プランジャ４５の一端に固着された合成樹脂片
４６は耐熱性、耐摩耗性にすぐれた材質、例えばポリア
セタール樹脂（商品名デルリン）またはウレタンゴムで
形成され、前記制振プランジャ４５の他端に油路４８，
４９を介して供給された圧油により前記主弁部材１２の
内面を押圧するようにされている。
４６は耐熱性、耐摩耗性にすぐれた材質、例えばポリア
セタール樹脂（商品名デルリン）またはウレタンゴムで
形成され、前記制振プランジャ４５の他端に油路４８，
４９を介して供給された圧油により前記主弁部材１２の
内面を押圧するようにされている。
さらに前記制振プランジャ４５の他端には弾発した状態
で前記弁孔４７に介挿されたスプリング５０が当接され
ている。
で前記弁孔４７に介挿されたスプリング５０が当接され
ている。
尚、前記制振プランジャ４５の外周面には油溝が刻設さ
れており、この外周面と前記弁孔４７との摺動面には油
膜が形成されている。
れており、この外周面と前記弁孔４７との摺動面には油
膜が形成されている。
上記構成のサーボ弁装置３と流体圧シリンダ１とを結ぶ
流体通路は次のようになっている。
流体通路は次のようになっている。
前記スリーブ弁部材１１に嵌合された主弁部材１２の外
周には第３図に示すように前記噴出口２０゜２１にそれ
ぞれ連通する一対の円弧凹溝３２゜３３が分離して刻設
され、この円弧凹溝３２゜３３は主弁部材１２の外周に
刻設した流通路３４゜３５を介して前記分配口１８．１
９とそれぞれ連通されている。
周には第３図に示すように前記噴出口２０゜２１にそれ
ぞれ連通する一対の円弧凹溝３２゜３３が分離して刻設
され、この円弧凹溝３２゜３３は主弁部材１２の外周に
刻設した流通路３４゜３５を介して前記分配口１８．１
９とそれぞれ連通されている。
またスリーブ弁部材１１の外周には環状凹溝３６が刻設
され、この環状凹溝３６と前記一方の円弧凹溝３２なら
びに分配口１８とが流通路３７．３８を介して連通され
ている。
され、この環状凹溝３６と前記一方の円弧凹溝３２なら
びに分配口１８とが流通路３７．３８を介して連通され
ている。
環状凹溝３６は弁ハウジング１０および流体圧シリンダ
１に刻設された通路３９を介してシリンダ左室１ａに連
通されている。
１に刻設された通路３９を介してシリンダ左室１ａに連
通されている。
また他方の分配口１９は前記ねじ軸９の一端に穿設した
通路４０と連通し、この通路４０はシリンダ右室１ｂと
連通されている。
通路４０と連通し、この通路４０はシリンダ右室１ｂと
連通されている。
なお、前記供給口１６は回路の圧力流体供給源と接続さ
れ一方の弁室１４に圧力流体を供給し、他方の弁室１５
と連通ずる排出口１７は噴出口２０．２１から噴出され
る流体を前記供給源に回収するようになっている。
れ一方の弁室１４に圧力流体を供給し、他方の弁室１５
と連通ずる排出口１７は噴出口２０．２１から噴出され
る流体を前記供給源に回収するようになっている。
次に上記構成による動力舵取装置の動作を説明する。
操向ハンドルの中立状態においては第１、第２のフラッ
パ弁２４．２７は共に弁室１４，１５の中立状態に位置
し、よって供給口１６より弁室１４内に供給された圧力
流体は分配口１８．１９に流入し、噴出口２０，２１よ
り弁室１５および排出口１７に流出する。
パ弁２４．２７は共に弁室１４，１５の中立状態に位置
し、よって供給口１６より弁室１４内に供給された圧力
流体は分配口１８．１９に流入し、噴出口２０，２１よ
り弁室１５および排出口１７に流出する。
かかる中立状態にあってはシリンダ左右室ｉａ、ｌｂに
作用する流体圧力は平衡するため、ピストン２は作動せ
ず操向車輪は中立状態を保持する。
作用する流体圧力は平衡するため、ピストン２は作動せ
ず操向車輪は中立状態を保持する。
今、操向ハンドルを右方向へ回転すると、ねじ軸９には
路面抵抗が作用しているために、トーションバー２９が
捩られて操舵軸２８は主弁部材１２に対して相対的に回
転される。
路面抵抗が作用しているために、トーションバー２９が
捩られて操舵軸２８は主弁部材１２に対して相対的に回
転される。
これにより第１、 第２のフラッパ弁２４．２７は右方
向に傾倒して一方の分配口１８および噴出口２１を閉じ
るように作用し、他方の分配口１９および噴出口２０を
開くように作用する。
向に傾倒して一方の分配口１８および噴出口２１を閉じ
るように作用し、他方の分配口１９および噴出口２０を
開くように作用する。
これにより弁室１４内に供給された圧力流体は他方の分
配口１９を通って噴出口２１に圧送されるが、弁座２６
によって噴出口２１より流出する圧力流体の流出量が制
限されるため、分配された圧力流体は前述した流体通路
４０を介してシリンダ右室１ｂに導入されてピストン２
を左方向に押圧し操向車輪を右方向に偏向する。
配口１９を通って噴出口２１に圧送されるが、弁座２６
によって噴出口２１より流出する圧力流体の流出量が制
限されるため、分配された圧力流体は前述した流体通路
４０を介してシリンダ右室１ｂに導入されてピストン２
を左方向に押圧し操向車輪を右方向に偏向する。
このようにして操舵者によって操向ハンドルに加かられ
た小さな操向トルクはピストン２の移動により助勢され
、操向車輪を軽快に偏向できるようになる。
た小さな操向トルクはピストン２の移動により助勢され
、操向車輪を軽快に偏向できるようになる。
また前記弁座２６には圧力流体が作用して操舵軸２８を
前記操舵方向とは逆方向に戻そうとする操舵反力を生起
し、これにより第１、第２のフラッパ弁２４．２７の回
転モーメントの差に応じた操舵反力、すなわち操向車輪
の偏向角度に応じた操向感覚を操舵者は感知できるよう
になる。
前記操舵方向とは逆方向に戻そうとする操舵反力を生起
し、これにより第１、第２のフラッパ弁２４．２７の回
転モーメントの差に応じた操舵反力、すなわち操向車輪
の偏向角度に応じた操向感覚を操舵者は感知できるよう
になる。
ところで、ハンドルの回転に伴って第１および第２のフ
ラッパ弁２４．２７が回転されると、流体圧力が急激に
変化するため、第１、第２のフラッパ弁２４．２７に振
動が発生しようとする。
ラッパ弁２４．２７が回転されると、流体圧力が急激に
変化するため、第１、第２のフラッパ弁２４．２７に振
動が発生しようとする。
しかし、ハンドルの回転に伴って流体圧力が発生すると
、この流体圧力が弁室１４、ローラ４４、油路４８，４
９を経て制振プランジャ４５の他端に作用してこれを直
径方向に伸張させ主弁部材１２の内面に合成樹脂片４６
を押圧するため第２フラツパ弁２７の一端と主弁部材１
２とが接続された状態となる。
、この流体圧力が弁室１４、ローラ４４、油路４８，４
９を経て制振プランジャ４５の他端に作用してこれを直
径方向に伸張させ主弁部材１２の内面に合成樹脂片４６
を押圧するため第２フラツパ弁２７の一端と主弁部材１
２とが接続された状態となる。
これにより片持ち梁の状態にあった第２７ラツバ弁２７
は両端支持梁の状態となるため第１、第２フラツパ弁２
４．２７の振動が防止される。
は両端支持梁の状態となるため第１、第２フラツパ弁２
４．２７の振動が防止される。
また合成樹脂片４６を用いているため主弁部材１２との
摺接移動が滑らかで且つ微小な振動が吸収される。
摺接移動が滑らかで且つ微小な振動が吸収される。
更に制振プランジャ４５は弁孔４７と油膜を介して保持
されているためダンパ効果により微小な振動が吸収され
フラッパ弁２４゜２７にとってより効果的な制振作用が
ある。
されているためダンパ効果により微小な振動が吸収され
フラッパ弁２４゜２７にとってより効果的な制振作用が
ある。
マタハンドルを戻す場合には第１、第２のフラッパ弁２
４．２７は共に分配口１８及び噴出口２１を開くため弁
室１４の流体圧力は低下する。
４．２７は共に分配口１８及び噴出口２１を開くため弁
室１４の流体圧力は低下する。
従って前記制振プランジャ４５の押圧力はスプリング５
０の撥力のみに小さくなるため主弁部材１２との摩擦力
は減少しハンドルは中立位置に滑らかに復帰できる。
０の撥力のみに小さくなるため主弁部材１２との摩擦力
は減少しハンドルは中立位置に滑らかに復帰できる。
次に操向ハンドルを左にきった場合には、前記の場合と
反対に第１、第２のフラッパ弁２４゜２７は左方向に回
動され、弁座２３，２５によって他方の分配口１９およ
び噴出口２０が閉じられる。
反対に第１、第２のフラッパ弁２４゜２７は左方向に回
動され、弁座２３，２５によって他方の分配口１９およ
び噴出口２０が閉じられる。
従って噴出口２０より流出せんとする圧力流体は弁座２
５によってブリードオフ制御され、一方の分配口１８か
ら円弧凹溝３２、流通路３４゜３７．３８、環状凹溝３
６および通路３９を介してシリンダ左室１ａに導入され
てピストン２を右方向に押圧し、操向車輪を左方向に偏
向する。
５によってブリードオフ制御され、一方の分配口１８か
ら円弧凹溝３２、流通路３４゜３７．３８、環状凹溝３
６および通路３９を介してシリンダ左室１ａに導入され
てピストン２を右方向に押圧し、操向車輪を左方向に偏
向する。
この場合にも前記ハンドルを右にきった場合と同様にハ
ンドルの回転に伴って流体圧力が発生すると、この流体
圧力が制振プランジャ４５の他端に作用して第１、第２
フラッパ弁２４．２７の振動が防止される。
ンドルの回転に伴って流体圧力が発生すると、この流体
圧力が制振プランジャ４５の他端に作用して第１、第２
フラッパ弁２４．２７の振動が防止される。
以上述べたごとく本考案の動力舵取装置においては、直
径方向に突出した２枚のフラッパ弁の夫夫に割振プラン
ジャを摺動自在に嵌装し、前記制振プランジャを圧油及
びスプリングで押圧し、この押圧力を前記制振プランジ
ャの先端に設けた合成樹脂片を介して主弁部材の内面に
付与せしめているので、ハンドルの回転に伴って流体圧
力が発生すると制振プランジャが合成樹脂片を介して主
弁部材の内面を流体圧力に比例した強い圧力にて押圧し
フラッパ弁が主弁部材に当接してフラッパ弁が両端支持
梁の状態となりその剛性が増すと共に制振作用面の有効
半径が増大し高い制振作用が得られる。
径方向に突出した２枚のフラッパ弁の夫夫に割振プラン
ジャを摺動自在に嵌装し、前記制振プランジャを圧油及
びスプリングで押圧し、この押圧力を前記制振プランジ
ャの先端に設けた合成樹脂片を介して主弁部材の内面に
付与せしめているので、ハンドルの回転に伴って流体圧
力が発生すると制振プランジャが合成樹脂片を介して主
弁部材の内面を流体圧力に比例した強い圧力にて押圧し
フラッパ弁が主弁部材に当接してフラッパ弁が両端支持
梁の状態となりその剛性が増すと共に制振作用面の有効
半径が増大し高い制振作用が得られる。
また制振プランジャは直径方向に設けられているので主
弁部材を押圧する反力は相殺されフラッパ弁を軸架する
軸受部材に過大な力が掛らない等の効果を奏する。
弁部材を押圧する反力は相殺されフラッパ弁を軸架する
軸受部材に過大な力が掛らない等の効果を奏する。
第１図は本考案の実施例を示す動力舵取装置の縦断面図
、第２図は第１図の■−■断面矢視図、第３図は第１図
の■−■断面矢視図、第４図は第１図のＩＶ−ＩＶ断面
矢視図である。 １・・・・・・流体圧シリンダ（流体圧モータ）、１゜
・・・・・・弁ハウジング、１２・・・・・・主弁部材
、２４・・・・・・第１のフラッパ弁、２７・・・・・
・第２のフラッパ弁、２８・・・・・・操舵軸、４５・
・・・・・制振プランジャ、４６・・・・・・合成樹脂
片、４７・・・・・・弁孔、５０・・・・・・スプリン
グ。
、第２図は第１図の■−■断面矢視図、第３図は第１図
の■−■断面矢視図、第４図は第１図のＩＶ−ＩＶ断面
矢視図である。 １・・・・・・流体圧シリンダ（流体圧モータ）、１゜
・・・・・・弁ハウジング、１２・・・・・・主弁部材
、２４・・・・・・第１のフラッパ弁、２７・・・・・
・第２のフラッパ弁、２８・・・・・・操舵軸、４５・
・・・・・制振プランジャ、４６・・・・・・合成樹脂
片、４７・・・・・・弁孔、５０・・・・・・スプリン
グ。
Claims (1)
- 操向車輪に所要の連結手段を介して連結された流体圧モ
ータと、弁ハウジング内に嵌合され前記流体圧モータの
作動と連動して回転する主弁部材と、この主弁部材に回
転可能に収納され前記流体圧モータに供給する流体を制
御するフラッパ弁と、このフラッパ弁に一体的に連結さ
れた操舵軸とを有する動力舵取装置において、前記直径
方向に突出した２枚のフラッパ弁に直径方向に弁孔を穿
設し、前記各弁孔内に制振プランジャを摺動自在に夫々
嵌装し、前記制振プランジャの一端に前記主弁部材の内
面を押圧するように合成樹脂片を固着し、前記制振プラ
ンジャの他端に圧油を供給する油路を設け、さらに前記
制振プランジャの他端を押圧するスプリングを前記弁孔
内に介挿したことを特徴とする動力舵取装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977119753U JPS58614Y2 (ja) | 1977-09-06 | 1977-09-06 | 動力舵取装置 |
| US05/933,873 US4220072A (en) | 1977-09-06 | 1978-08-15 | Power steering apparatus |
| CA309,443A CA1086234A (en) | 1977-09-06 | 1978-08-16 | Power steering apparatus |
| GB7835533A GB2003808B (en) | 1977-09-06 | 1978-09-04 | Power steering apparatus |
| FR7825667A FR2401817A1 (fr) | 1977-09-06 | 1978-09-06 | Direction assistee pour vehicule |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977119753U JPS58614Y2 (ja) | 1977-09-06 | 1977-09-06 | 動力舵取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JPS58614Y2 true JPS58614Y2 (ja) | 1983-01-07 |
Family
ID=14769295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977119753U Expired JPS58614Y2 (ja) | 1977-09-06 | 1977-09-06 | 動力舵取装置 |
Country Status (5)
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- 1978-09-06 FR FR7825667A patent/FR2401817A1/fr active Granted
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| GB2003808A (en) | 1979-03-21 |
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