JPS6039175Y2 - 鉄筋編成機の導体構造 - Google Patents

鉄筋編成機の導体構造

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JPS6039175Y2
JPS6039175Y2 JP17608980U JP17608980U JPS6039175Y2 JP S6039175 Y2 JPS6039175 Y2 JP S6039175Y2 JP 17608980 U JP17608980 U JP 17608980U JP 17608980 U JP17608980 U JP 17608980U JP S6039175 Y2 JPS6039175 Y2 JP S6039175Y2
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JP
Japan
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conductor
electrode
fixed electrode
rotating drum
knitting machine
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JP17608980U
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JPS57102439U (ja
Inventor
祐吾 八尾
Original Assignee
高周波熱錬株式会社
旭化成株式会社
平岡金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鉄筋編成機の導体構造に関する。
複数本の主筋を長手方向に並列し、その端面が周状とな
る如く位置せしめ、当該主筋群をその長手方向に引出し
ながら第1図に示す如くこの主筋1群に補助筋Qを巻付
けつ)溶接して鉄筋籠を作る鉄筋編成機は、従来、第2
図に示すような導体構造を有していた。
第2図において、1は溶接電源、2は溶接変圧器、3は
固定電極部、4は回転電極部である。
固定電極部3は複数本の主筋Pが外接する環状電極面m
を有する固定電極頭3aと、この固定電極頭から伸び絶
縁台5によって片持支持された導体3bからなり、他方
、回転電極部4は導体3bが同軸に貫通する回転ドラム
6の内周面巾方向に取付けられた板状の導体4a、回転
ドラム6の絶縁台5側端面部に取付けられた集電リング
4b、回転ドラム6に固定されている支持腕61と当該
支持腕に介装された押圧ばね7に支持された可動電極4
cからなり、この可動電極子は上記導体4aに電気的に
接続されると共に上記押圧ばね7により固定電極頭3a
の電極面方向へ押圧可能となっている。
回転ドラム6は図示しないプーリー機構によって駆動さ
れるが、これに伴い、可動電極4cが固定電極頭3aの
電極面m上を移動している主筋P上に順次巻回される補
助筋Qを押しつけ加圧しなから回動しつ)主筋Pと補助
筋Qの交点を溶接する。
尚8は電気ブラシを示す。第2図に示される如く、従来
の導体構造では、導体3bの外径を固定電極頭3aの外
径より小さくし、回転ドラム6の内径を大きくしておき
、複数種類の径の鉄筋籠を製作するため種々の径の固定
電極頭3aをそろえておいて、該固定電極頭3aをとり
かえて使用するように汎用性をもたしていた。
この様な事情から導体3bと回転電極部4の導体4aと
の間の空間距離Gが相当に大きくなる為、固定電極部3
と回転電極部4間のインピーダンスが大きく、溶接変圧
器2の所要出力電圧が高くなる。
従って、主筋Pと補助筋Qとのクロス溶接時における散
り(火花)の発生が大きくなるので、主筋Pの欠損を招
きやすく、又溶接電流が変動する為溶接品質の管理が難
しくなるという欠点があった。
このような欠点を除去する為に、本考案者は本考案の過
程において、第3図及び第4図に示す如く、導体3bに
代えて、回転ドラム6の内径に近い外径を持つ筒状の導
体9を用い、その閉面壁9aに固定電極頭3aを取付け
ると共に複数の貫通孔9bを穿設し、この貫通孔9bを
通して主筋Pが導体9内から外へ引出される構成として
導体4aと導体9間の空間距離Gを小さくし、その上導
体9の電源接続点9cを電気ブラシ8に近づけるように
すればよいと考えた。
しかしながら、このような構成を採った場合には、導体
9が大径となる為に、主筋Pに流れる溶接電流の大きさ
が、電気ブラシ8に対する主筋Pの位置関係によって左
右されること)なる。
これを第5図について説明すれば、電気ブラシ8に最も
近い位置にある主筋Paに流れる溶接電流が最も大きく
、主筋Paと1800へだてた位置にある主筋pbに流
れる溶接電流が最も小さくなる。
この為、主筋Pと補助筋Qのクロス溶接部の溶接品質に
バラツキが坐臥溶接不良箇所のある鉄筋籠が作られると
いう新たな欠点が生じる。
この考案は、上記した欠点を生ずることなく、かつ従来
装置に存する欠点を除去する為になされたもので、固定
電極部の導体が、可動電極を保持する回転ドラムの内径
に近い外径を有する筒状となし、かつ該筒状体を導体の
周方向−男手部側の一部を切欠いてこの切欠き側が電気
ブラシ側に向くように固定電極部の導体を配設すること
によって、各主筋と補助筋とのクロス溶接品質を均一化
することが可能な鉄筋編成機の導体構造を提供すること
を目的とする。
以下、この考案の1実施例を図によって説明する。
第6図は、固定電極部3の導体を示したもので、筒状を
なす導体9の周壁には切欠孔10a。
10b及び10cが形成されている。
これら切欠孔は筒状をなす導体9の一方半部側に、順次
バー状部11a、llbを残して周方向に設けられてい
る。
バー状部11a、llbは導体9の開口側から閉面壁9
a側に伸び閉面壁9aの近くで又上記半部側の周方向中
心部で合流している。
この導体9を有する固定電極部3は、切欠孔10 a?
10 by 10 cが形成された半部側を第3
図の電気ブラシ8側に向けて絶縁台5上に支持される。
この場合、切欠孔10a、10b及び10Cの面積を周
方向に2分する分割線、図示実施例の場合にはバー状部
11a、11bの合流部分Aを通る分割線が電気ブラシ
8に対向するように取付けることが望ましい。
この構成では、導体9の、切欠孔10a、10b、10
cを有する側の半部の導体量が他学部の導体量より上記
切欠孔の総面積量だけ少いから、切欠孔10a* 1
0b* 10cを有する半部側に流れる溶接電流は、
これらの切欠孔を有しない場合にくらべて低減される。
即ち、導体9の周方向に見た見かけのインピーダンスは
切欠孔を有する半部側が他生部側に比して大きくなる。
従って、電気ブラシ8から溶接部までを含めた総合イン
ピーダンスは、前記従来機の場合に比して、低減される
と共に均一化され、これに対応し主筋P群には主筋の配
置が変っても常に変動のない安定した溶接電流が流れる
上記実施例では、3箇の切欠孔10a、10b、10c
を設けたが、その数は1個であってもよく、又多数形成
してもよい。
以上の如く、この考案によれば、固定電極部の導体が、
可動電極を保持する回転ドラムの内径に近い外径を有す
る筒状体として構成され、この導体の閉面壁に設けた貫
通孔を通して主筋が引出されるようにすると共に、上記
導体の周方向半部側に切欠孔を設け、該半部側が回転電
極部の電源接続部側に向くように固定電極部の導体を配
設したから、総合インピーダンスは周方向に均一化され
、上記電源接続部に対する位置関係が夫々異なる各主筋
に流れる溶接電流を、上記切欠孔がない場合に比して大
巾に均一化することができる。
従って、主筋と補助筋のクロス溶接部の溶接品質を均一
化して溶接不良箇所のない鉄筋籠を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は鉄筋籠の例を示す斜視図、第2図は鉄筋編成機
の導体構造の従来例を示す縦断面正面図、第3図は鉄筋
編成機の改良された導体構造の半部縦断面正面図、第4
図は第3図における左側面図、第5図は第3図の導体構
造における溶接電流分布を説明する為の図、第6図はこ
の考案による鉄筋編成機の導体構造の要部実施例を示す
斜視図である。 3・・・・・・固定電極部、3a・・・・・・固定電極
頭、4・・・・・・回転電極部、4b・・・・・・集電
リング、4c・・・・・・可動電極、8・・・・・・電
気ブラシ、9・・・・・・導体、9a・・・・・・閉面
壁、9b・・・・・・貫通孔、10a、10b、10c
・・・・・・切欠孔。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転ドラムの1端側に保持された可動電極を有し該可動
    電極が、上記回転ドラムの他端側に設けられた集電リン
    グに接続された回転電極部と、上記可動電極と対向する
    固定電極頭を有し該固定電極頭が、上記回転ドラムと同
    軸配置された筒状導体の閉面壁に着脱可能に取付けられ
    た固定電極部を備えた鉄筋編成機において、上記筒状導
    体の外径を回転ドラムの内径に近い大きさにすると共に
    、主筋群が上記閉面壁に設けられた貫通孔を通して該導
    体内から上記固定電極頭側に引出されるようにし、かつ
    上記導体の周方向−男手部側に切欠孔が形成され、固定
    電極部が上記−男手部側を上記集電リングに摺接する電
    気ブラシ側に向けて配設されていることを特徴とする鉄
    筋編成機の導体構造。
JP17608980U 1980-12-10 1980-12-10 鉄筋編成機の導体構造 Expired JPS6039175Y2 (ja)

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JP17608980U JPS6039175Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10 鉄筋編成機の導体構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57102439U JPS57102439U (ja) 1982-06-24
JPS6039175Y2 true JPS6039175Y2 (ja) 1985-11-22

Family

ID=29968816

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JP17608980U Expired JPS6039175Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10 鉄筋編成機の導体構造

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JPS57102439U (ja) 1982-06-24

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