JPH0534852Y2 - - Google Patents

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JPH0534852Y2
JPH0534852Y2 JP603088U JP603088U JPH0534852Y2 JP H0534852 Y2 JPH0534852 Y2 JP H0534852Y2 JP 603088 U JP603088 U JP 603088U JP 603088 U JP603088 U JP 603088U JP H0534852 Y2 JPH0534852 Y2 JP H0534852Y2
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electrode
carrying
bar cage
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、プレストレスコンクリート柱体等
の鉄筋篭編成機における主として抵抗溶接などの
自動電気溶接装置、特にその受電極の通電機構の
改良に関するものである。
「従来の技術、考案が解決せんとする問題点」 一般に、プレストレスコンクリート柱体等の鉄
筋篭はほとんど自動編成機で編成されており、こ
の編成に際して円形にチヤツキングされて送られ
る複数本の主鉄筋とその周囲に自動的に巻き付け
られる螺旋筋との各交点を順次自動電気溶接装置
により溶接している。
従来のこの種の自動電気溶接装置は第2図に示
すように、各主鉄筋Aをスライド自在に保持する
ように固定された受電極Bと、螺旋筋Cの巻き付
けに追従して鉄筋篭の周囲を回転し、各主鉄筋A
との交点において押電極Dとの間に電流を印加し
て溶接するように構成され、各受電極Bはトラン
スTの二次電極に接続された固定集電リングEに
それぞれ接続され、また押電極Dはこれと同期し
て鉄筋篭の中心回りに回転する通電リングFに接
続され、この通電リングFの周囲にはトランスT
の二次電極に接続された接触子Gが接触してい
る。
しかしながら、上記従来の自動電気溶接装置に
おいては、各受電極Bが全体として導電体である
固定集電リングEにそれぞれ接続され、各受電極
B相互間に電流が流れ得る状態となつているた
め、新たに溶接する主鉄筋Aと螺旋筋Cの交点に
おいて受電極Bと押電極D間に電流を印加したと
き、主鉄筋A又は螺旋筋Cを介して既に溶接済み
の他の交点に接触している受電極Bから集電リン
グに電流が漏洩し(実測した結果、全電流3500A
に対し溶接交点は1600〜2200Aであつた)、この
溶接電流のバラツキとエネルギーロスにより溶接
強度にバラツキが多く、溶接不良箇所がでるなど
品質上問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 この考案は前記従来の課題を解決するために、
各受電極をこれに対応して固定集電リングの周方
向に沿つて絶縁部と交互に複数設けた各通電部に
それぞれ接続し、この集電リングに沿つて押電極
に接続された通電体と同期して回転しながら集電
リングの通電部と絶縁部に交互に接触する回転接
触子を、トランスの二次電極に接続することによ
り、溶接箇所の受電極のみをこれに対応する集電
リングの通電部を介して二次電極に接続し、他の
受電極から絶縁して溶接電流の漏洩を防止するよ
うにした自動電気溶接装置を提案するものであ
る。
「実施例」 以下この考案を図面に示す実施例について説明
すると、第1図に概要を示すように、プレストレ
スコンクリート柱体等の鉄筋篭1は円形にチヤツ
キングされて長手方向に送られる複数本の主鉄筋
2の周囲に、順次引き出した螺旋筋3を自動的に
巻き付け、この主鉄筋2と螺旋筋3との各交点を
順次抵抗溶接などの自動電気溶接装置により溶接
することにより円筒篭状に編成されるようになつ
ている。
自動電気溶接装置は、各主鉄筋2をスライド自
在に保持して電極部を鉄筋篭1の内側に位置する
ように固定された複数の受電極4と、螺旋筋3の
巻き付けに追従して主鉄筋1群の外周を回転し、
各主鉄筋2と螺旋筋3との交点において押電極5
との間に電流を印加して溶接するように編成され
ている。
各受電極4は、固定された集電リング6の周方
向に沿つて絶縁部6aと交互に複数設けた各通電
部6bにそれぞれ接続され、また押電極5はこれ
と同期して鉄筋篭1の中心回りに回転するリング
状等の通電体7に接続されている。
集電リング6には、その周方向に沿つて通電体
7と同期して回転しながら通電部6bと絶縁部6
aに交互に接触する回転接触子8が摺動自在に接
触しており、この回転接触子8は鉄筋篭1の中心
回りに回転する導電体リング9に一体に設けられ
ている。
なお、図では省略されているが、通電体7や導
電体リング9等は所定のケーシングに保持され、
摩擦駆動ローラー等の所定の回転駆動機構により
回転するようになつている。
リング状の通電体7の周囲にはトランスTの二
次電極(+)に接続された接触子10が接触し、
また導電体リング9の周囲にはトランスTの二次
電極(−)に接続された接触子11が接触してい
る。
なお、通電体7は必ずしもリング状である必要
はなく、例えば接触子10を導電性リングとして
通電体7をこの周囲に常に接触しながら回転する
単体として構成してもよく、また同様に回転接触
子8は導電体リング9に設けることなく、例えば
接触子11を導電性リングとして回転接触子8を
この周囲に常に接触しながら単独で回転するよう
に構成してもよい。
また、図示の実施例では集電リング6の通電部
6aと絶縁部6bに交互に接触する回転接触子8
で構成されているが、押電極5の回転サイクルに
同期してその溶接位置に対応する各通電部6a毎
に順次通電・遮断を交互に繰返す電気的通電サイ
クルで通電するようにしてもよい。
「考案の作用」 以上の構成において、第1図に示すように新た
な主鉄筋2と螺旋筋3との交点において押電極5
と受電極4の間に電流を印加すると、電流は受電
極4からこれに対応して接続された集電リング6
の通電部6a、この通電部6aにのみ接触してい
る回転接触子8、導電体リング9及び接触子11
を介してトランスTの二次電極に流れ、この二次
電極と他の受電極4とは集電リング6の絶縁部6
aにおいて絶縁されているために溶接電流の漏洩
がなく、所期の溶接電流をもつて各交点を確実に
溶接することができる。
「考案の効果」 以上の通りこの考案によれば、鉄筋篭の外周を
回転する押電極をこれと同期して鉄筋篭の中心回
りに回転する通電体を介してトランスの二次電極
に接続し、鉄筋篭の主鉄筋に対応して複数設けた
各受電極を、これに対応して固定集電リングの周
方向に沿つて絶縁部と交互に複数設けた各通電部
にそれぞれ接続し、この集電リングに沿つて通電
体と同期して回転しながら通電部と絶縁部に交互
に接触する回転接触子を、トランスの二次電極に
接続してなるので、溶接箇所の各電極のみをこれ
に対応する集電リングの通電部のみを介して二次
電極に接続し、他の受電極とは絶縁して溶接電流
の漏洩を防止することができ、鉄筋篭編成におけ
る主鉄筋と螺旋筋の多数の交点を所期の溶接電流
をもつて溶接不良や品質のバラツキなく確実に溶
接することができ、一貫して高品質の鉄筋篭を編
成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動電気溶接装置の概要を
示す斜視図、第2図は従来の自動電気溶接装置の
概要を示す斜視図である。 1……鉄筋篭、2……主鉄筋、3……螺旋筋、
4……受電極、5……押電極、6……集電リン
グ、6a……絶縁部、6b……通電部、7……通
電体、8……回転接触子、9……導電体リング、
10……接触子、11……接触子、T……トラン
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄筋籠の外周を回転する押電極をこれと同期し
    て鉄筋籠の中心回りに回転する通電体を介してト
    ランスの二次電極に接続し、前記鉄筋籠の主鉄筋
    に対応して複数設けた各受電極を、これに対応し
    て固定集電リングの周方向に沿つて絶縁部と交互
    に複数設けた各通電部にそれぞれ接続し、前記集
    電リングに沿つて前記通電体と同期して回転しな
    がら前記通電部と絶縁部に交互に接触する回転接
    触子を、トランスの二次電極に接続してなること
    を特徴とする鉄筋籠編成機における自動電気溶接
    装置。
JP603088U 1988-01-14 1988-01-14 Expired - Lifetime JPH0534852Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP603088U JPH0534852Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14

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JP603088U JPH0534852Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01109383U JPH01109383U (ja) 1989-07-24
JPH0534852Y2 true JPH0534852Y2 (ja) 1993-09-03

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ID=31209919

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JPH01109383U (ja) 1989-07-24

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