JPS6038800B2 - アナログスイッチおよびそれを用いたサンプル・ホ−ルド回路 - Google Patents

アナログスイッチおよびそれを用いたサンプル・ホ−ルド回路

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JPS6038800B2
JPS6038800B2 JP53014701A JP1470178A JPS6038800B2 JP S6038800 B2 JPS6038800 B2 JP S6038800B2 JP 53014701 A JP53014701 A JP 53014701A JP 1470178 A JP1470178 A JP 1470178A JP S6038800 B2 JPS6038800 B2 JP S6038800B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアナログ・ディジタル変換器に使用せられるア
ナログ・スイッチおよびそれぞれを用いたサンプル・ホ
ールド回路に関し、同回路のゲートスイッチに用いるア
ナログ・スイッチとしてのMOS型トランジスタの基板
バイアス効果によるアナログ・スイッチの伝達精度の悪
さおよびサンプル・ホールド回路のひずみ発生を軽減さ
せることを目的とする。
アナログ信号をサンプル・ホールドしたり、多数のアナ
ログ信号を切り換えて使うとき等に使われるスイッチを
アナログスイッチという。
アナログスイッチ回路には電界効果トランジスタ(以下
MOSトランジスタと称す)が使われるが、その理由は
、このトランジスタがェンハンスメント形の場合、オフ
時のインピーダンスが約1びoQと非常に高いことおよ
びゲートリーク電流が少ないことから、オン時とオフ時
の抵抗比を大きく取れることである。しかしながら、従
来のこの種のアナログスイッチ回路は、ひずみ率が高く
信号伝達の精度の上からは十分良好なアナログスイッチ
とは言えない。
その原因は、MOSトランジスタの基板バイアス効果に
よるものである。即ち、従来のMOSトランジスタは、
ソース電極に入力信号を加え、基板に一定の直流電圧を
印加しているため、入力信号が変化すると基板バイアス
電圧もそれに伴って変化し、これによってMOSトラン
ジスタのオン時の抵抗値が変化するからと考えられる。
本発明は上記の従来の従来のアナログ・スイッチの問題
点を解決することによって、以下に述べる従来のサンプ
ル・ホールド回路の欠点を改良するものである。
アナログ入力信号をディジタル信号に変換するに当り、
標本化定理に従ってアナログ信号をサンプリングし、サ
ンプリングされたアナログ信号の振幅値を、必要なビッ
ト数のディジタル信号に変換する時間だけホールドしな
ければならない。
この種の目的に使われるのが、サンプルホールド回路で
ある。第1図に、従来のサンプルホ−ルド回路の一例を
示す。
1は、入力バッファ増幅器、2はこの入力バッファ増幅
器の出力に直列に接続され、サンプリングパルスSPに
よって開閉するスイッチング素子、3はホールドコンデ
ンサ、4はこのホ−ルドコンデンサ3の両端電圧を入力
とする出力バッファ増幅器である。また、5はこのサン
プル・ホールド回路の入力端子、6は同じく出力端子で
ある。第2図ィ〜ハは、サンプル・ホールド回路の各部
波形を示すもので、同図ィは入力端子5におけるアナロ
グ入力信号ei、同図〇はスイッチング素子2に印加さ
れるサンプリングパルスSP、同図ハは出力端子6にお
ける出力信号eoのそれぞれの波形を示す。
第3図は、第2図ハに於けるA部を拡大したもので、こ
れらを用いてサンプル・ホールド回路の動作について以
下詳しく述べる。第3図のaの部分は、スイッチング素
子2が閉じて、ホールド状態からサンプリング状態へ入
った過渡状態を示し、立上り時間trは、スイッチング
素子2のオン時の抵抗値とホールドコンデンサ3の容量
値との時定数に比例する。同図bの部分は、ホールドコ
ンデンサ3の両端の電圧が、アナログ入力信号eiに追
いついて、追従している状態、同図のC点は、スイッチ
ング素子2がオン状態からオフ状態へ移る瞬間を示し、
同図dの部分は、ホールド状態を示している。一般にサ
ンプル・ホールド回路に要求される特性は、第3図にて
aの立上り時間の速いこと、bの状態で追従性の良いこ
と、dの状態でC点に於けるアナログ値を完全に保持す
ることである。第1図に示した従釆のサンプル・ホール
ド回路にて、スイッチング素子2にMOSトランジスタ
を用いた場合を、第4図に示・す。
スイッチング素子には、前記の如く、MOSトランジス
タを用いる場合の外、第5図に示すダイオード・ブリッ
ジを用いる場合や、バィポーラトランジスタを用いるこ
ともある。しかしながら、MOSトランジスタがスイッ
チング素子に用いられる理由は、オフ時のインピーダン
スが約1び。○と非常に高いこと、およびゲートリ−ク
電流が少ないことから、オン時とオフ時との抵抗比を大
きく取れることである。また、第5図に示すダイオード
・ブリッジが用いられるのは、ビデオ帯域の信号を取り
扱う高速サンプル・ホールド回路の場合が王である。一
般に、オーディオ周波数帯域で高精度が要求されるサン
プル・ホールド回路のスイッチング素子にはMOSトラ
ンジスタが用いられるが、この場合は基板バイアス効果
により、出力電圧波形にひずみを生じる。基板バイアス
効果とは、第6図に示すMOSトランジスタ構造でソー
ス電極1の電位が基板2の電位に対して増加すると、ゲ
ート3のしきし、電圧Vの字高くなる方向に変化するこ
とを云う。これは、ソース電極1に加わるアナログ信号
振幅により、オン抵抗が常に変化することを意味し、こ
れがひずみの原因となっていた。なお、第6図にて、4
はドレン電極、5は基板2と逆極性のウェハー基板を示
す。前記した、基板バイアス効果によるオン抵抗変化を
緩和させるため、スイッチ素子にC・MOS構造にした
素子を用いる場合がある。
該C−MOS構造スイッチは、基板バイアス効果が抑制
されるので、第3図のbに示すアナログ入力信号eiに
追従している状態での追従特性が良好である。しかしな
がら、C−MOS構造スイッチは、第3図のCに示すよ
うなオン状態からオフ状態への過渡期に於て、Pチャン
ネルMOSトランジスタ及びNチャンネルMOSトラン
ジスタのスイッチ時間のズレにより、C−MOS構造と
して動作しない。そのため、第3図のbにおけるオン状
態での信号追従性が良いのに、同図のdのホールド・レ
ベルの追従性が悪い。サンプルホールド回路は、第3図
のdに示す、ホールドレベルの状態を用いて、AD変換
等を行なわせるインターフェイス回路であるから、ホ−
ルドレベルの精度が要求される。
本発明は、上記の基板バイアス効果が補償されたひずみ
の少ない高精度のサンプルホールド回路をも提供するも
のである。
以下本発明を図面と共に実施例に基いて説明する。
第7図は本発明の−実施例を示す構成図である。
同図において、1は入力緩衝増幅器、2はPチャンネル
MOSトランジスタ、3はホールド容量、4は出力緩衝
増幅器、5は入力端子、6は出力端子、e,はアナログ
入力信号、eoはサンプルホールド信号、SPはサンプ
リングパルス、V+はプラス側電流電圧、V‐はマイナ
ス側電源電圧を示す。トランジタ11及び15は、ダイ
オード接続され、抵抗16と電源電圧(V+−V‐)に
よって決まる電流を流している。
トランジスタ11とカレントミラー接続されたトランジ
スタ9及び10は、定電流源として動作して、トランジ
スタ7,8,12,13へバイアス電流を供孫舎する。
一方、トランジスタ15とカレントミラー接続されたト
ランジスタ14も定電流源として働き、トランジスタ1
2及び13にバイアス電流を供孫合する。緩衝増幅器1
は利得1の正相増幅器であるから、トランジスタ7のェ
ミツタ電圧VE7は次のようになる。VE7=ei+V
BE7 V867はトランジスタ7のベース・ヱミツタ順方向電
圧を示し、以下V86は該ベース・ェミッタ順方向電圧
を示すものとする。
一方、トランジスタ8のェミッタ電圧VE8は、次のよ
うになる。
VE8=eo+VBE8 トランジスタ7及び8のェミッタ電圧は、各々、トラン
ジスタ12及び13のベース電圧でもあるからV67及
びVE8の大づ・関係によって、トランジスタ12及び
13のいずれか一方がオンする。
トランジスタ12及び13は差動接続であるから、トラ
ンジスタ12を基準にした差動入力電圧Vdは、Vd=
VE7−VE8=(e,−e。
)十(VBE7一VBE8)となる。
トランジスタ7及び8のバイアス電流は、トランジスタ
9及び10によって与えられ、両者共にほぼ等しいから
、VBG7=VBE8となる。それゆえに、Vd=ei
−eo になる。
Vdが正であれば、トランジスタ12がオンする。この
時、トランジスタ12のェミツタ電圧、即ちPチャンネ
ルMOSトランジスタ2の基板電圧VsUbは、VSu
b=V87一V88.2:ei+V887−VBEねと
なる。
トランジスタ7のバイアス電流とトランジスタ12のバ
イアス電流を等しくしておけば、VBE7三V8E,2
と見なせるから、Vsub三ei になる。
逆に差敷入力電圧Vdが負であれば、トランジスタ13
がオンする。
この時、トランジスター3のェミッタ電圧、即ちPチャ
ンネルMOSトランジスタ2の基板電圧Vsubは、前
記と同様にしてVsubニe。となる。ところで、サン
プル・ホールド信号eoは、PチャンネルMOSトラン
ジスタ2とホールド容量3によって得た信号を、利得1
の正相増幅器4で得た出力である。
従って、PチャンネルMOSトランジスタ2のソース電
極には、アナグo入力信号eiが印加され、同ドレィン
電極は、サンプルホールド信号eoが得られている。こ
の電圧状態に於て、PチャンネルMOSトランジスタ2
の基板電圧Vsubは、前述のごとくアナグロ入力信号
eーとサンプルホールド信号eoのどちらか高い電圧に
よって与えられる。したがつて、PチヤンネルMOSト
ランジスタ2がオンしている状態では、ソース電位に対
する基板電圧則ち基板バイアス電圧は、常に零に設定さ
れる。
それゆえ、従来の欠陥であった基板バイアス効果による
オン抵抗の変動が抑制され、ゲート電極のしきし、値電
圧も一定にレベルにセットされる。第8図イ〜二は、第
7図に示した本発明の一実施例の動作波形図である。
第8図イは、ァナグロ入力信号eiを示し、第7図に示
す入力緩衝増幅器1に印幼される。第8数ロは、サンプ
リングパルスSPを示し、第7図に示すPチャンネルM
OSトランジスタ2のゲート電極に印加される。第8図
ハは、サンプルホールド信号eoを示し、第7図に示す
出力緩衝増幅器4の出力端子6より得られる。第7図に
示す入力緩衝増幅器1及び出力緩衝増幅器4は、正相増
幅器であるから、PチャンネルMOSトランジスタ2が
第8図口に示すサンプリング・パルスSPによってオン
させられていれば、アナグロ入力信号eiとサンプルホ
ールド信号eoとの位相が同相となり、第8図イ及びハ
に示すタイミングで重り合う。第8図イと、第8図ハに
示すアナグロ入力信号ei及びサンプルホールド信号e
oは、第7図に示すトランジスタ7及び8によって各々
レベル・シフトされトランジスタ12及び13に印加こ
れ該トランジスタ対をスイッチさせる。トランジスター
2及び13のェミッタ電位は、該トランジスタ対のベー
ス電極に印加された信号の大きい方によって決定される
ので、該トランジスタ12及び13のェミッタ電位は、
第8図二に示すようになる。したがって^第7図に示す
PチャンネルMOSトランジスタ2が第8図口に示すサ
ンプリングパルスによってオンミせられている期間は、
PチャンネルMOSトランジスタ2のソース電極と基板
電極との間の電位差が零になる。以上の理由により、P
チャンネルMOSトランジスタ2がオンしている状態で
は、基板バイアス効果によるしきい値電圧VTの変動が
種ない。
したがって、オン抵抗が、アナグロ入力信号振幅に依存
せず常に一定に保てるので、ひずみの少ない伝達スイッ
チ素子として、該PチャンネルMOSトランジスタ2が
動作する。第9図は当社製PチャンネルMOSトランジ
スタについて、基板バイアス電圧を変えた時の出力信号
中に含れる、第2次高調波出力をスペクトルアナラィザ
で観測したものである。
測定回路は、第4図に示す通りであり、ホールド容量3
に180(PF)のものを使用した。MOSトランジス
タ2のゲート印加パルスSPには、パルスを印加せずマ
イナス10(V)の一定直流電圧を印加し、該MOSト
ランジスタを常時オン状態とした。以上の設定のもとで
、該MOSトランジスタの基板バイアス電圧Vsubを
、本発明によるように信号電圧で変調する方法を用いた
場合、一定バイアス電圧:プラス5(V)を印加した場
合、−定バイアス電圧:プラス10(V)をEO刀ロし
た場合の3方法について実験した結果が第9図の曲線A
,B,Cに示すものである。アナグロ入力信号電圧は、
10VP‐Pであるので、基板バイアス電圧がプラス5
(V)は、MOSトランジスタのソース及びドレン電極
が基板に対して順方向にバイアスされないための限界値
である。第9図に示すように、限界の基板バイアス電圧
値に対する曲線Bと本発明による曲線Aとでは、約7(
dB)の改善が認められる。以上の説明の如く、本発明
による基板バイアス方法は、従釆例に比べひずみの少な
い伝達スイッチ素子を提供するものであり、もって忠実
なサンプル・ホールド回路を実現するものである。
第10図に示す回路図は、本発明の他の実施例である。
アナグロ入力信号及びサンプルホールド信号を各々トラ
ンジスタ7及び8でレベルシフトした後、ダイオード1
2′及び13′によって前記2信号の大きい方の信号で
MOSトランジスタ2の基板をバイアスするものである
。これにより、トランジスタによるECL型スイッチに
必要なバイアス電流源を不要にするものである。第11
図に示す回路図は、本発明の更に他の実施例である。
レベルシフト用トランジスタ7及び8のェミツタにレベ
ルシフト用抵抗17及び18を挿入し、該抵抗17,1
8(抵抗値R)とそこを流れる定電流1により、アナグ
ロ入力信号振幅に依存しない一定電圧R−1をMOSト
ランジスタ2の基板バイアスに用いるものである。これ
により、サンプリングパルスによるバイク・ノイズでM
OSトランジスタ2のソース及びドレイン電極が瞬間に
順方向にバイアスされることを防ぐものである。第12
図に示す回路図は、本発明の別の実施例である。
レベル・シフト用トランジスタ7及び8のヱミッタ定電
流の代に、抵抗17及び18で代用させ、定電流源を不
要にするものである。第13図に示す回路図は、本発明
の更に別の実施例である。これは、緩衝増幅器1及び4
の出力インピーダンスが極めて低いのを利用し、抵抗1
9及び20、そして同21及び22によるブリッジの平
衝点よりダイオード12及び13によってMOSトラン
ジスタ2の基板へバイアスを与えるものである。もちろ
ん、抵控19及び21は、順方向に接続されたダイオー
ドに置換しても良い。このようにすることにより、トラ
ンジスタ及びそれに必要としたバイアス用トランジスタ
を不要にするものであり、回路の簡素化が図れる。第1
4図に示す回路図は、本出願人によって既に出願した特
頭昭52−1665号明細書及び特願昭52−2055
号明細書に記載のアナログスイッチに、本発明を実施し
た更にまた他の実施例である。
MOSトランジスタを第4図に示すように、ゲート・ス
イッチとして用いる場合、第9図に示す如く高い周波数
域でひずみが増加してくる。この原因は、ホールド容量
が高い周波数で低インピーダンスを呈し、MOSトラン
ジスタの負荷が重くなるからである。即ち、MOSトラ
ンジスタの出力電流に対するgmの非線形がひずみ増加
の原因となる。このgm非線形によるひずみについて、
本出願人は演算増幅器による局部帰還をMOSトランジ
スタに施すことによって、gmの線形性を改善した。一
方、MOSトランジスタを第4図に示す如く使用したゲ
ート・スイッチにてひずみ発生原因は、既に説明した如
くMOSトランジスタのしきL・値電圧VTが基板バイ
アス電圧によって変動し、オン抵抗が均一にならないこ
とによる。
このひずみ発生原因の改善は、本発明により改善がなさ
れた。以上より、しきい値電圧VTの変動及びgmの非
線形性の両方の改善は、第14図に示す如く本出願人に
よる特顔昭52−1665号明細書及び袴腰昭52−2
055号明細書に記載の発明と本発明とを絹合せること
によって成される。なお、上記各実施例はPチャンネル
MOSトランジスタについて説明したが、Nチャンネル
MOSトランジスタに適用し得るのはもちろんのことで
ある。
以上説明したように本発明は、入力信号に対して一定の
基板バイアス電正を電界効果トランジスタの半導体基板
に印加することにより、基板バイアス効果を抑圧し、オ
ン抵抗を均一ならしめ、ひずみの少ないアナグロ・スイ
ッチが得られ、従ってまた、しきい値電圧の変動を抑え
ることができ、非常に高精度なサンプリング・ホールド
回路が得られる。
また、本発明のサンプリング・ホ−ルド回路は、同一半
導体基板上に容易に集積化可能なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はゲート・スイッチを用いた従来のサンプルホー
ルド回路の構成図、第2図イ〜ハはサンプル・ホールド
回路の動作波形図、第3図は同波形の要部拡大図、第4
図はゲート・スイッチにMOSトランジスタを用いた従
来のサンプルホールド回路の構成図、第5図はゲート・
スイッチにダイオードマトリクスを用いた従釆のサンプ
ルホールド回路の構成図、第6図は半導体基板に形成し
たMOSトランジスタの構成図、第7図は本発明サンプ
ル・ホールド回路の一実施例を示す構成図、第8図イ〜
二は同実施例の動作波形図、第9図は従来のアナログス
イッチと本発明のアナログスイッチの2次高調波発生特
性図、第10図〜第14図は本発明の他の各実施例を示
す構成図である。 1…入力緩衝増幅器、2…PチャンネルMOSトランジ
スタ、3・・・ホールド容量、4・・・出力緩衝増幅器
、5・・・入力端子、6・・・出力端子、T,8・・・
レベルシフト用トランジスタ、9,10,11,14,
15…定電流源用トランジスタ、12,13・・・差動
増幅器構成用トランジスタ、12′,13′・・・ダイ
オード、16〜22・・・抵抗。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第、3図 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体基板上に形成したソースおよびドレンと、前
    記両電極間に形成したゲートを備えたMOS型トランジ
    スタを用いたアナグロ・スイツチであつて、前記半導体
    基板とソースおよびドレンとで形成される接合部にソー
    スに印加される入力信号に対して一定の逆方向バイアス
    電圧となるように前記半導体基板に電圧を印加すること
    を特徴とするアナグロスイツチ。 2 入力信号を所定時刻に抽出する抽出手段と、前記抽
    出手段で抽出された前記入力信号を保持する保持手段と
    を備えたサンプル・ホールド回路において、前記抽出手
    段が、前記入力信号が印加される第1の拡散層と、前記
    抽出された信号を出力する第2の拡散層と、前記入力信
    号の抽出を制御するスイツチ信号が印加される制御部と
    が半導体基板に形成された電界効果トランジスタを有し
    、前記半導体基板と前記第1または第2の拡散層とで形
    成される接合部において前記入力信号または前記出力信
    号に対して一定の逆バイアスとなる電圧を、前記半導体
    基板に印加してなることを特徴とするサンプル・ホール
    ド回路。 3 特許請求の範囲第2項に記載のサンプル・ホールド
    回路において、保持手段がホールド容量よりなり、抽出
    手段が、入力信号および前記ホールド容量で得られる出
    力信号を比較する比較手段と前記手段で得られた信号が
    半体基板に印加される電界効果トランジスタとからなる
    ことを特徴とするサンプル・ホールド回路。 4 特許請求の範囲第3項に記載のサンプル・ホールド
    回路において、比較手段が、入力信号がベースに印加さ
    れる入力用トランジスタと、出力信号がベースに印加さ
    れる出力用トランジスタと、前記入力用トランジスタお
    よび前記出力用トランジスタのエミツタがそれぞれベー
    スに接続され、電界効果トランジスタの半導体基板がエ
    ミツタに共通接続され、さらに差動接続された2個の差
    動トランジスタと、前記入力用トランジスタおよび前記
    出力用トランジスタおよび前記差動用トランジスタがそ
    れぞれ接続された定電流源とからなることを特徴とする
    サンプル・ホールド回路。 5 特許請求の範囲第3項に記載のサンプル・ホールド
    回路において、比較手段が、入力信号がベースに印加さ
    れる入力用トランジスタと、出力信号がベースに印加さ
    れる出力用トランジスタと、前記入力用トランジスタお
    よび前記出力用トランジスタのエミツタがそれぞれアノ
    ードに接続され電界効果トランジスタの半導体基板がカ
    ソードに共通接続された2個の比較用ダイオードと、前
    記入力用トランジスタおよび前記出力用トランジスタが
    それぞれ接続された定電流源とからなることを特徴とす
    るサンプル・ホールド回路。 6 特許請求の範囲第3項に記載のサンプル・ホールド
    回路において、比較手段が、電界効果トランジスタの入
    力信号が印加される第1の拡散層と電源との間に挿入接
    続された第1の電圧分割手段と、前記ホールド容量と前
    記電圧源との間に挿入接続された第2の電圧分割手段と
    、前記第1および第2の電圧分割手段のそれぞれの電圧
    分割点にアノードがそれぞれ接続され、前記電界効果ト
    ランジスタの半導体基板にカソードが共通接続された2
    個の比較用ダイオードとからなることを特徴とするサン
    プル・ホールド回路。
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