JPS6038561B2 - 油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方法 - Google Patents
油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方法Info
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- JPS6038561B2 JPS6038561B2 JP55042840A JP4284080A JPS6038561B2 JP S6038561 B2 JPS6038561 B2 JP S6038561B2 JP 55042840 A JP55042840 A JP 55042840A JP 4284080 A JP4284080 A JP 4284080A JP S6038561 B2 JPS6038561 B2 JP S6038561B2
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2221—Control of flow rate; Load sensing arrangements
- E02F9/2232—Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps
- E02F9/2235—Control of flow rate; Load sensing arrangements using one or more variable displacement pumps including an electronic controller
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2246—Control of prime movers, e.g. depending on the hydraulic load of work tools
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方法
に関するものである。
に関するものである。
第１図は油圧式建設機械の制御装置を示す図である。
図において、２２はエンジン、２３はエンジン２２の燃
料噴射ポンプ、２４は燃料噴射ポンプ制御装置、２５は
エンジン２２の回転数検出器、２６はエンジン２２によ
って駆動される可変容量形油圧ポンプ、２７は油圧ポン
プ２６のレギュレータ、２８は油圧ポンプ２６からの圧
油によって作動する複数のアクチュェータ、２９は油圧
ポンプ２６とアクチュェータ２８との間に設けられた方
向切換弁、３０はアクチュヱータ２８に対応して設けら
れた複数の操作レバーで、操作レバー３川ましギュレー
タ２７、方向切襖弁２９を操作してアクチュェータ２８
の作動を指令する。３１は制御装置、３１ａは操作レバ
ー３０、回転数検出器２５からのアナログ信号を順次切
り換えて入力するマルチプレクサ、３１ｂはマルチプレ
クサ３１ａからのアナログ信号をデジタル信号に変換す
るＡ／Ｄ変換器、３１ｃはしギュレータ２７、方向切襖
弁２９の処理手順、遅延時間のカウント手順などを記憶
する記憶回路、３１ｄは記憶回路３１ｃに記憶された処
理手順により、Ａ／Ｄ変換器３１ｂからの信号に基づい
て、出力回路３１ｅを制御する制御回路で、出力回路３
１ｅはしギュレータ２７、方向切換弁２９を制御する。
料噴射ポンプ、２４は燃料噴射ポンプ制御装置、２５は
エンジン２２の回転数検出器、２６はエンジン２２によ
って駆動される可変容量形油圧ポンプ、２７は油圧ポン
プ２６のレギュレータ、２８は油圧ポンプ２６からの圧
油によって作動する複数のアクチュェータ、２９は油圧
ポンプ２６とアクチュェータ２８との間に設けられた方
向切換弁、３０はアクチュヱータ２８に対応して設けら
れた複数の操作レバーで、操作レバー３川ましギュレー
タ２７、方向切襖弁２９を操作してアクチュェータ２８
の作動を指令する。３１は制御装置、３１ａは操作レバ
ー３０、回転数検出器２５からのアナログ信号を順次切
り換えて入力するマルチプレクサ、３１ｂはマルチプレ
クサ３１ａからのアナログ信号をデジタル信号に変換す
るＡ／Ｄ変換器、３１ｃはしギュレータ２７、方向切襖
弁２９の処理手順、遅延時間のカウント手順などを記憶
する記憶回路、３１ｄは記憶回路３１ｃに記憶された処
理手順により、Ａ／Ｄ変換器３１ｂからの信号に基づい
て、出力回路３１ｅを制御する制御回路で、出力回路３
１ｅはしギュレータ２７、方向切換弁２９を制御する。
３２はエンジン２２の回転数を設定するスロットルレバ
ー、３４はエンジン２２の回転数制御状態を燃料消費量
を低減するためにアクチユェータ２８を作動しないとき
にエンジン２２の回転数を低下させる低速運転制御を行
なう状態と、その低速運転制御を行なわない状態とに切
り換える切襖スイッチ、３３はスロットルレバ−３２、
回転数検出器２５、出力回路３１ｅ、切嬢スイッチ３４
からの信号を入力し、燃料噴射ポンプ制御装置２４に信
号を出力する燃料噴射量制御装置である。
ー、３４はエンジン２２の回転数制御状態を燃料消費量
を低減するためにアクチユェータ２８を作動しないとき
にエンジン２２の回転数を低下させる低速運転制御を行
なう状態と、その低速運転制御を行なわない状態とに切
り換える切襖スイッチ、３３はスロットルレバ−３２、
回転数検出器２５、出力回路３１ｅ、切嬢スイッチ３４
からの信号を入力し、燃料噴射ポンプ制御装置２４に信
号を出力する燃料噴射量制御装置である。
この制御装置においては、操作レバー３０を操作すると
、操作レバー３０の出力信号が制御装橿３１で処理され
、制御装置３１からしギュレータ２７、方向切換弁２９
に信号が出力され、減圧ポンプ２６の頭転方向、煩転角
および方向切換弁２９の切換方向、切換量が制御される
。また、燃料噴射量制御装置３３には回転数検出器２５
、出力回路３１ｅ、スロットルレバー３２、切鍵スイッ
チ３４からの信号が入力され、燃料噴射量制御装置３３
からの信号により燃料噴射ポンプ制御装置２４が制御さ
れて、燃料噴射ポンプ２３の燃料噴射量は燃料噴射量制
御装置３３の信号に応じた値となり、結局エンジン２２
の回転数は燃料噴射量制御装置３３の信号によって制御
される。次に、第２図により第１図に示した制御装置に
おける従来の油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方
法について説明する。
、操作レバー３０の出力信号が制御装橿３１で処理され
、制御装置３１からしギュレータ２７、方向切換弁２９
に信号が出力され、減圧ポンプ２６の頭転方向、煩転角
および方向切換弁２９の切換方向、切換量が制御される
。また、燃料噴射量制御装置３３には回転数検出器２５
、出力回路３１ｅ、スロットルレバー３２、切鍵スイッ
チ３４からの信号が入力され、燃料噴射量制御装置３３
からの信号により燃料噴射ポンプ制御装置２４が制御さ
れて、燃料噴射ポンプ２３の燃料噴射量は燃料噴射量制
御装置３３の信号に応じた値となり、結局エンジン２２
の回転数は燃料噴射量制御装置３３の信号によって制御
される。次に、第２図により第１図に示した制御装置に
おける従来の油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方
法について説明する。
まず、切襖スイッチ３３４の操作により低速運転制御を
行なわない状態としたときには、Ａ→○の繰返し‘こよ
り、操作レバー３０の操作状態にかかわらず、エンジン
２２の回転数をスロットルレバ−３２の操作量に応じた
値すなわち設定回転数とする設定回転数運転が３指令さ
れ、エンジン２２は設定回転数で回転する。この状態で
、切換スイッチ３４を切り換えて低速運転制御を行なう
状態にした場合に、操作レバー３０のすべてが中立状態
のときには、Ａ→Ｂ→Ｃの繰返し‘こより、エンジン２
２の回転数を設４定回転数より小さい低速回転数とする
低速回転数運転が指令され、エンジン２２が低速回転数
で運転される。この状態で、操作レバー３０の少なくと
も一つを作動状態にすると、Ａ→Ｂ→Ｄの操返いこより
、設定回転数運転が指令され、エンジン２２は設定回転
数で運転される。この状態で、操作レバー３０のすべて
を中立状態にしたときには、Ａ→Ｂ→Ｃの繰返しにより
、低速回転数運転が指令され、エンジン２２が低速回転
数で運転される。このように制御するときには、操作レ
バー３０を第３図ａに示すように操作すると、エンジン
２２の回転数、油圧ポンプ２６の頭転角、油圧ポンプ２
６の吐出流量は第３図ｂ〜ｄの破線で示すように変化す
る。
行なわない状態としたときには、Ａ→○の繰返し‘こよ
り、操作レバー３０の操作状態にかかわらず、エンジン
２２の回転数をスロットルレバ−３２の操作量に応じた
値すなわち設定回転数とする設定回転数運転が３指令さ
れ、エンジン２２は設定回転数で回転する。この状態で
、切換スイッチ３４を切り換えて低速運転制御を行なう
状態にした場合に、操作レバー３０のすべてが中立状態
のときには、Ａ→Ｂ→Ｃの繰返し‘こより、エンジン２
２の回転数を設４定回転数より小さい低速回転数とする
低速回転数運転が指令され、エンジン２２が低速回転数
で運転される。この状態で、操作レバー３０の少なくと
も一つを作動状態にすると、Ａ→Ｂ→Ｄの操返いこより
、設定回転数運転が指令され、エンジン２２は設定回転
数で運転される。この状態で、操作レバー３０のすべて
を中立状態にしたときには、Ａ→Ｂ→Ｃの繰返しにより
、低速回転数運転が指令され、エンジン２２が低速回転
数で運転される。このように制御するときには、操作レ
バー３０を第３図ａに示すように操作すると、エンジン
２２の回転数、油圧ポンプ２６の頭転角、油圧ポンプ２
６の吐出流量は第３図ｂ〜ｄの破線で示すように変化す
る。
すなわち、操作レバー３０の少なくとも一つが作動枕態
となっており、エンジン２２が設定回転数で運転されて
いる状態で、操作レバー３０のすべてを中立の状態に操
作すると、第３図ｂに示すように、エンジン２２の回転
数も操作レバー３０が操作されると同時に小さくなり、
しかも第３図ｃに示すように、操作レバー３０が操作さ
れると同時に油圧ポンプ２６の煩転角が小さくなるから
、第３図ｄに示すように、操作レバー３０が操作される
と同時に油圧ポンプ２６の吐出流量が減少する。この状
態で、操作レバー３０の少なくとも一つを作動状態とす
ると、第３図ｃに示すように、操作レバー３０が操作さ
れると同時に油圧ポンプ２６の煩転角が大きくなるから
、油圧ポンプ２６に負荷が作用する。このため、エンジ
ン２２は負荷を駆動しながら回転数を増加していくこと
になり、第３図ｂに示すように、エンジン２２の回転数
の立ち上がりが著しく遅れるから、第３図ｄに示すよう
に、油圧ポンプ２６の吐出流量が徐々に増加する。この
ように、作業小休止時のように、アクチュェータ２８が
作動しないときには、エンジン２２の回転数を低下する
から、燃料消費量を低減することができる。
となっており、エンジン２２が設定回転数で運転されて
いる状態で、操作レバー３０のすべてを中立の状態に操
作すると、第３図ｂに示すように、エンジン２２の回転
数も操作レバー３０が操作されると同時に小さくなり、
しかも第３図ｃに示すように、操作レバー３０が操作さ
れると同時に油圧ポンプ２６の煩転角が小さくなるから
、第３図ｄに示すように、操作レバー３０が操作される
と同時に油圧ポンプ２６の吐出流量が減少する。この状
態で、操作レバー３０の少なくとも一つを作動状態とす
ると、第３図ｃに示すように、操作レバー３０が操作さ
れると同時に油圧ポンプ２６の煩転角が大きくなるから
、油圧ポンプ２６に負荷が作用する。このため、エンジ
ン２２は負荷を駆動しながら回転数を増加していくこと
になり、第３図ｂに示すように、エンジン２２の回転数
の立ち上がりが著しく遅れるから、第３図ｄに示すよう
に、油圧ポンプ２６の吐出流量が徐々に増加する。この
ように、作業小休止時のように、アクチュェータ２８が
作動しないときには、エンジン２２の回転数を低下する
から、燃料消費量を低減することができる。
しかし、作業継続中にたまたま操作レバー３０のすべて
が中立状態になったときにも、エンジン２２の回転数が
低下し、この状態から操作レバー３０を操作してアクチ
ュェー夕２８を作動するときに、油圧ポンプ２６の吐出
流量が徐々に増加するから、アクチュェータ２８の速度
が操作レバー３０の操作量に応じた値とはならないので
、操作性が著しく阻害される。この発明は上述の問題点
を解決するためになされたもので、燃料消費量を低減す
ることができ、しかも操作性がよい油圧式建設機械のエ
ンジン回転数の制御方法を提供することを目的とする。
が中立状態になったときにも、エンジン２２の回転数が
低下し、この状態から操作レバー３０を操作してアクチ
ュェー夕２８を作動するときに、油圧ポンプ２６の吐出
流量が徐々に増加するから、アクチュェータ２８の速度
が操作レバー３０の操作量に応じた値とはならないので
、操作性が著しく阻害される。この発明は上述の問題点
を解決するためになされたもので、燃料消費量を低減す
ることができ、しかも操作性がよい油圧式建設機械のエ
ンジン回転数の制御方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、この発明においては、エンジ
ンと、そのエンジンにより駆動される油圧ポンプと、そ
の油圧ポンプからの圧油により作動する複数のアクチュ
ヱータと、上記エンジンの回転数を設定するスロットル
レバーと、上記アクチュェータの作動を制御する作動制
御機器と、上記アクチュェー外こ対応して設けられかつ
上記作動制御機器を操作して上記アクチュェータの作動
を指令する複数の操作レバーとを有する油圧式建設機械
の上記エンジンの回転数を制御する方法において、上記
操作レバーの少なくとも一つが作動状態になったとき、
上記エンジンの回転数を上記ス。ットルレバーにより設
定された設定回転数とする設定回転数運転を指令し、そ
の設定回転数運転指令がなされている状態で上記操作レ
バーのすべてが中立状態となった時点から予め定められ
た遅延時間を経過したとき、上記エンジンの回転数を上
記設定回転数より４・さし、低速回転数とする低速回転
数運転を指令する。次に、第４図により第１図に示した
制御装置におけるこの発明に係るエンジン回転数の制御
方法について説明する。
ンと、そのエンジンにより駆動される油圧ポンプと、そ
の油圧ポンプからの圧油により作動する複数のアクチュ
ヱータと、上記エンジンの回転数を設定するスロットル
レバーと、上記アクチュェータの作動を制御する作動制
御機器と、上記アクチュェー外こ対応して設けられかつ
上記作動制御機器を操作して上記アクチュェータの作動
を指令する複数の操作レバーとを有する油圧式建設機械
の上記エンジンの回転数を制御する方法において、上記
操作レバーの少なくとも一つが作動状態になったとき、
上記エンジンの回転数を上記ス。ットルレバーにより設
定された設定回転数とする設定回転数運転を指令し、そ
の設定回転数運転指令がなされている状態で上記操作レ
バーのすべてが中立状態となった時点から予め定められ
た遅延時間を経過したとき、上記エンジンの回転数を上
記設定回転数より４・さし、低速回転数とする低速回転
数運転を指令する。次に、第４図により第１図に示した
制御装置におけるこの発明に係るエンジン回転数の制御
方法について説明する。
まず、功襖スイッチ３４の操作により低速運転制御を行
なわない状態としたときには、Ａ→Ｄの繰返し‘こより
、操作レバー３０の操作状態にかかわらず、設定回転数
運転が指令され、エンジン２２は設定回転数で回転する
。この状態で、切襖スイッチ３４を切り換えて低速運転
制御を行なう状態にした場合に、操作レバー３０のすべ
てが中立状態のときには、予め設定された遅延時間が経
過するまでは、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｄの繰返しにより、エ
ンジン２２を設定回転数で運転し続け、操作レバー３０
のすべてが中立状態になった時点から遅延時間を経過す
ると、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｃにより、低速回転数運転が指
令され、次にＡ→Ｂ→Ｅ→Ｃの繰返しにより、エンジン
２２が低速回転数で運転される。この状態で、操作レバ
ー３０の少なくとも一つを作動状態にすると、Ａ→Ｂ→
Ｇ→Ｄの擬返し‘こより、遅延時間のカウントがクリア
され、設定回転数運転が指令され、エンジン２２が設定
回転数で運転される。この状態で、操作レバー３０のす
べてが中立状態となったときには、予め設定された遅延
時間が経過するまでは、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｄの繰返しに
より、エンジン２２を設定回転数で運転し続け、操作レ
バー３０のすべてが中立状態になった時点から遅延時間
を経過すると、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｃにより、低速回転数
運転が指令され、次にＡ→Ｂ→Ｅ→Ｃの繰返しにより、
エンジン２２が低速回転数で運転される。この状態で、
操作レバー３０の少なくとも一つを作動状態にすると、
Ａ→Ｂ→Ｇ→Ｄの繰返いこより、遅延時間のカウントを
クリアし、設定回転数運転が指令され、エンジン２２が
設定回転数で運転される。さらに、操作レバー３０の少
なくとも一つが作動状態になっているときに、操作レバ
ー３０のすべてを中立状態にしたときには、前述したよ
うに、遅延時間が経過するまでは、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｄ
の繰返しにより、エンジン２２を設定回転数で運転し続
けるが、この状態ですなわち遅延時間が経過する前に操
作レバー３０の少なくとも一つが作動状態になったとき
には、Ａ→Ｂ→Ｇ→Ｄの繰返しにより、エンジン２２を
設定回転数で運転し続ける。このように制御するときに
は、操作レバー３０を第３図ａに示すように操作すると
、エンジン２２の回転数、油圧ポンプ２６の頃転角、油
圧ポンプ２６の吐出流量は第３図ｂ〜ｄの実線で示すよ
うに変化する。
なわない状態としたときには、Ａ→Ｄの繰返し‘こより
、操作レバー３０の操作状態にかかわらず、設定回転数
運転が指令され、エンジン２２は設定回転数で回転する
。この状態で、切襖スイッチ３４を切り換えて低速運転
制御を行なう状態にした場合に、操作レバー３０のすべ
てが中立状態のときには、予め設定された遅延時間が経
過するまでは、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｄの繰返しにより、エ
ンジン２２を設定回転数で運転し続け、操作レバー３０
のすべてが中立状態になった時点から遅延時間を経過す
ると、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｃにより、低速回転数運転が指
令され、次にＡ→Ｂ→Ｅ→Ｃの繰返しにより、エンジン
２２が低速回転数で運転される。この状態で、操作レバ
ー３０の少なくとも一つを作動状態にすると、Ａ→Ｂ→
Ｇ→Ｄの擬返し‘こより、遅延時間のカウントがクリア
され、設定回転数運転が指令され、エンジン２２が設定
回転数で運転される。この状態で、操作レバー３０のす
べてが中立状態となったときには、予め設定された遅延
時間が経過するまでは、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｄの繰返しに
より、エンジン２２を設定回転数で運転し続け、操作レ
バー３０のすべてが中立状態になった時点から遅延時間
を経過すると、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｃにより、低速回転数
運転が指令され、次にＡ→Ｂ→Ｅ→Ｃの繰返しにより、
エンジン２２が低速回転数で運転される。この状態で、
操作レバー３０の少なくとも一つを作動状態にすると、
Ａ→Ｂ→Ｇ→Ｄの繰返いこより、遅延時間のカウントを
クリアし、設定回転数運転が指令され、エンジン２２が
設定回転数で運転される。さらに、操作レバー３０の少
なくとも一つが作動状態になっているときに、操作レバ
ー３０のすべてを中立状態にしたときには、前述したよ
うに、遅延時間が経過するまでは、Ａ→Ｂ→Ｅ→Ｆ→Ｄ
の繰返しにより、エンジン２２を設定回転数で運転し続
けるが、この状態ですなわち遅延時間が経過する前に操
作レバー３０の少なくとも一つが作動状態になったとき
には、Ａ→Ｂ→Ｇ→Ｄの繰返しにより、エンジン２２を
設定回転数で運転し続ける。このように制御するときに
は、操作レバー３０を第３図ａに示すように操作すると
、エンジン２２の回転数、油圧ポンプ２６の頃転角、油
圧ポンプ２６の吐出流量は第３図ｂ〜ｄの実線で示すよ
うに変化する。
すなわち、操作レバー３０の少なくとも一つが作動状態
となっており、エンジン２２が設定回転数で運転されて
いる状態で、操作レバー３０のすべてを中立状態とし、
さらに遅延時間が経過する前に操作レバー３０の少なく
とも一つを作動状態としたときには、第３図ｃに示すよ
うに、油圧ポンプ２６の煩転角は操作レバー３０の操作
に応じて変化するのに対して、第３図ｂに示すように、
エンジン２２の回転数は変化しないから、第３図ｄに示
すように、油圧ポンプ２６の吐出流量は油圧ポンプ２６
の額転角の変化に応じて急激に増加するので、アクチュ
ェータ２８の速度が操作レバー３０の操作量に応じた値
となるため、操作性が損なわれることはない。なお、上
述実施例においては、アクチュェー夕２８の作動を制御
する作動制御機器（エンジン２２の回転数を制御する機
器を含まない）として可変容量形油圧ポンプ２６のレギ
ュレータ２７、方向切襖弁２９を備えた油圧式建設機械
のエンジン回転数の制御方法について説明したが、固定
容量形油圧ポンプと方向切換弁とを備えた油圧式建設機
械すなわち作動制御機器が方向切換弁である油圧式建設
機械、方向切襖弁を備えずに可変容量形油圧ポンプとア
クチュェータとにより開回路を構成した油圧式建設機械
すなわち作動制御機器が油圧ポンプのレギュレータであ
る油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方法にもこの
発明を適用できることは明らかである。
となっており、エンジン２２が設定回転数で運転されて
いる状態で、操作レバー３０のすべてを中立状態とし、
さらに遅延時間が経過する前に操作レバー３０の少なく
とも一つを作動状態としたときには、第３図ｃに示すよ
うに、油圧ポンプ２６の煩転角は操作レバー３０の操作
に応じて変化するのに対して、第３図ｂに示すように、
エンジン２２の回転数は変化しないから、第３図ｄに示
すように、油圧ポンプ２６の吐出流量は油圧ポンプ２６
の額転角の変化に応じて急激に増加するので、アクチュ
ェータ２８の速度が操作レバー３０の操作量に応じた値
となるため、操作性が損なわれることはない。なお、上
述実施例においては、アクチュェー夕２８の作動を制御
する作動制御機器（エンジン２２の回転数を制御する機
器を含まない）として可変容量形油圧ポンプ２６のレギ
ュレータ２７、方向切襖弁２９を備えた油圧式建設機械
のエンジン回転数の制御方法について説明したが、固定
容量形油圧ポンプと方向切換弁とを備えた油圧式建設機
械すなわち作動制御機器が方向切換弁である油圧式建設
機械、方向切襖弁を備えずに可変容量形油圧ポンプとア
クチュェータとにより開回路を構成した油圧式建設機械
すなわち作動制御機器が油圧ポンプのレギュレータであ
る油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方法にもこの
発明を適用できることは明らかである。
すなわち、可変容量形油圧ポンプ、固定容量形油圧ポン
プに限らず、油圧ポンプの吐出流量はエンジン２２の回
転数に応じた値となるから、エンジン２２の回転数の立
ち上がりが遅れれば、それに応じて油圧ポンプの吐出流
量は徐々に増加し、アクチュェータ２８の速度が操作レ
バー３０の操作量に応じた値となるため、操作性が損な
われるからである。以上説明したように、この発明に係
る油圧式建設機械のエンジン回転数に制御方法において
は、操作レバーのすべてが中立状態になった時点から遅
延時間を経過したとき低速回転数運転を指令するから、
作業小休止時にはエンジンの回転数が低速回転数になる
ので、燃料消費量を低減することが可能になるとともに
、作業継続中たまたま操作レバーのすべてが中立状態に
なったとしても、遅延時間を経過しないうちに操作レバ
ーの少なくとも一つを作動状態にすれば、エンジンの回
転数が低下することはないため、操作性が損なわれるこ
とがない。
プに限らず、油圧ポンプの吐出流量はエンジン２２の回
転数に応じた値となるから、エンジン２２の回転数の立
ち上がりが遅れれば、それに応じて油圧ポンプの吐出流
量は徐々に増加し、アクチュェータ２８の速度が操作レ
バー３０の操作量に応じた値となるため、操作性が損な
われるからである。以上説明したように、この発明に係
る油圧式建設機械のエンジン回転数に制御方法において
は、操作レバーのすべてが中立状態になった時点から遅
延時間を経過したとき低速回転数運転を指令するから、
作業小休止時にはエンジンの回転数が低速回転数になる
ので、燃料消費量を低減することが可能になるとともに
、作業継続中たまたま操作レバーのすべてが中立状態に
なったとしても、遅延時間を経過しないうちに操作レバ
ーの少なくとも一つを作動状態にすれば、エンジンの回
転数が低下することはないため、操作性が損なわれるこ
とがない。
このように、この発明の効果は顕著である。
第１図は油圧式建設機械の制御装置を示す図、第２図は
従来のエンジン回転数の制御方法を説明するためのフロ
ーチャート、第３図は第１図に示した制御装置の動作を
説明するためのグラフ、第４図はこの発明に係るエンジ
ン回転数の制御方法を説明するためのフローチャートで
ある。 ２２・…・・エンジン、２３・・・・・・燃料噴射ポン
プ、２４・・・…燃料噴射ポンプ制御装置、２５・・・
・・・回転数検出器、２６・・・・・・可変容量形油圧
ポンプ、２７・・・・・・レギユレー夕、２８・・・・
・・アクナユエータ、２９・・・・・・方向切換弁、３
０・・・・・・操作レバー、３１・・・…制御装置、３
２・・・・・・スロットルレバー、３３・・・・・・燃
料噴射量制御装置、３４・・・・・・切操スイッチ。 第１図第２図 第３図 第４図
従来のエンジン回転数の制御方法を説明するためのフロ
ーチャート、第３図は第１図に示した制御装置の動作を
説明するためのグラフ、第４図はこの発明に係るエンジ
ン回転数の制御方法を説明するためのフローチャートで
ある。 ２２・…・・エンジン、２３・・・・・・燃料噴射ポン
プ、２４・・・…燃料噴射ポンプ制御装置、２５・・・
・・・回転数検出器、２６・・・・・・可変容量形油圧
ポンプ、２７・・・・・・レギユレー夕、２８・・・・
・・アクナユエータ、２９・・・・・・方向切換弁、３
０・・・・・・操作レバー、３１・・・…制御装置、３
２・・・・・・スロットルレバー、３３・・・・・・燃
料噴射量制御装置、３４・・・・・・切操スイッチ。 第１図第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- １ エンジンと、そのエンジンにより動される油圧ポン
プと、その油圧ポンプからの圧油により作動する複数の
アクチユエータと、上記エンジンの回転数を設定するス
ロツトルレバーと、上記アクチユエータの作動を制御す
る作動制御機器と、上記アクチユエータに対応して設け
られかつ上記作動制御機器を操作して上記アクチユエー
タの作動を指令する複数の操作レバーとを有する油圧式
建設機械の上記エンジンの回転数を制御する方法におい
て、上記操作レバーの少なくとも一つが作動状態になつ
たとき、上記エンジンの回転数を上記スロツトルレバー
により設定された設定回転数とする設定回転数運転を指
令し、その設定回転数運転指令がなされている状態で上
記操作レバーのすべてが中立状態となつた時点から予め
定められた遅延時間を経過したとき、上記エンジンの回
転数を上記設定回転数より小さい低速回転数とする低速
回転数運転を指令することを特徴とする油圧式建設機械
のエンジン回転数の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55042840A JPS6038561B2 (ja) | 1980-04-03 | 1980-04-03 | 油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55042840A JPS6038561B2 (ja) | 1980-04-03 | 1980-04-03 | 油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5830085A Division JPS60234101A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | 油圧式建設機械の油圧系統の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56141402A JPS56141402A (en) | 1981-11-05 |
| JPS6038561B2 true JPS6038561B2 (ja) | 1985-09-02 |
Family
ID=12647176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55042840A Expired JPS6038561B2 (ja) | 1980-04-03 | 1980-04-03 | 油圧式建設機械のエンジン回転数の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038561B2 (ja) |
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1980
- 1980-04-03 JP JP55042840A patent/JPS6038561B2/ja not_active Expired
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56141402A (en) | 1981-11-05 |
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