JPH0417738A - 油圧式建設機械のエンジン回転数制御方法および装置 - Google Patents

油圧式建設機械のエンジン回転数制御方法および装置

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JPH0417738A
JPH0417738A JP2115837A JP11583790A JPH0417738A JP H0417738 A JPH0417738 A JP H0417738A JP 2115837 A JP2115837 A JP 2115837A JP 11583790 A JP11583790 A JP 11583790A JP H0417738 A JPH0417738 A JP H0417738A
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JP
Japan
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engine
rotation speed
speed
operation command
predetermined
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Application number
JP2115837A
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English (en)
Inventor
Yukio Aoyanagi
青柳 幸雄
Shuichi Ichiyama
一山 修一
Hajime Yasuda
元 安田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は油圧式建設機械のエンジン回転数制御方法お
よび装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の油圧式建設機械のエンジン回転数制御方法(特開
昭60−256528号公報)においては、操作レバー
の全てが中立になったときに、エンジンの回転数を操作
上影響されない程度の第1の低速回転数にし、操作指令
手段の全てが中立になった時点から所定時間経過後に、
エンジンの回転数を第1の低速回転数よりも小さい第2
の低速回転数にしている。
この油圧式建設機械のエンジン回転数制御方法において
は、操作指令手段の全てが中立になった時点から所定時
間経過後に、エンジンの回転数を第2の低速回転数にし
ているから、作業の小休止時にはエンジンの回転数が第
2の低速回転数になるので、燃料消費量を低減すること
ができるとともに、作業継続中にたまたま操作指令手段
の全てが中立状態になったとしても、所定時間が経過し
ないうちに操作指令手段の少なくとも1つが操作されれ
ば、エンジンの回転数が第2の低速回転数に低下するこ
とはないので、操作性が損なわれることはない。また、
操作指令手段の全てが中立になったときに、エンジンの
回転数を第1の低速回転数にしているから、エンジンの
回転数が第2の低速回転数に低下するまでの間の、エン
ジンの騒音を低減することができる。
〔発明が解決しようとする課題] しかし、このような油圧式建設機械のエンジン回転数制
御方法においては、操作指令手段の全てが中立になった
ときには、エンジンに作用する負荷が減少し、エンジン
に作用する負荷か減少すると、エンジンの回転数が上昇
するから、1つたけ操作されていた最終操作の操作指令
手段を中立にしたときに、最終操作の操作指令手段が中
立になった直後に、エンジンの回転数が一旦上昇したの
ちに、第1の低速回転数に低下するので、最終操作の操
作指令手段が中立になった直後に、エンジンの騒音が発
生し、また燃料消費量が多くなる。
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので
、燃料消費量を低減することができ、操作性が損なわれ
ることはなく、またエンジンの回転数が第2の低速回転
数に低下するまでの間のエンジンの騒音を低減すること
ができ、しかも最終操作の操作指令手段を中立にしたと
きに、エンジンの騒音が発生することがなく、燃料消費
量が多くなることがない油圧式建設機械のエンジン回転
数制御方法、装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、この発明においては、エンジ
ンと、上記エンジンの回転数を設定するエンジン回転数
設定手段と、上記エンジンにより駆動される油圧ポンプ
と、上記油圧ポンプからの圧油により作動する複数の油
圧アクチュエータと、上記油圧アクチュエータの作動を
制御する作動制御手段と、上記油圧アクチュエータに対
応して設けられかう上記油圧アクチュエータの作動を指
令する複数の操作指令手段とを有する油圧式建設機械の
上記エンジンの回転数を制御する方法において、所定の
上記操作指令手段の少なくとも1つの指令量が最大速度
に相当する指令量の近傍の所定値以上のとき、上記エン
ジンの回転数を上記エンジン回転数設定手段によって設
定された設定回転数にし、所定の上記操作指令手段の全
ての指令量が上記所定値未満となったとき、上記エンジ
ンの回転数を上記設定回転数よりも小さい第1の低速回
転数にし、所定の上記操作指令手段の全てか中立になっ
た時点から所定時間経過後に、上記エンジンの回転数を
上記第1の低速回転数よりも小さい第2の低速回転数に
する。
また、エンジンと、上記エンジンの回転数を設定するエ
ンジン回転数設定手段と、上記エンジンにより駆動され
る油圧ポンプと、上記油圧ポンプからの圧油により作動
する複数の油圧アクチュエータと、上記油圧アクチュエ
ータの作動を制御する作動制御手段と、上記油圧アクチ
ュエータに対応して設けられかつ上記油圧アクチュエー
タの作動を指令する複数の操作指令手段とを有する油圧
式建設機械の上記エンジンの回転数を制御する装置にお
いて、上記エンジンの回転数制御値を算出して、上記回
転数制御値により上記エンジンの回転数を制御する制御
値算出手段と、所定の上記操作指令手段の少なくとも1
つの指令量が最大速度に相当する指令量の近傍の所定値
以上か否かを判別し、所定の上記操作指令手段の少なく
とも1つの指令量が上記所定値以上であると判別したと
き、上記制御値算出手段に上記エンジン回転数設定手段
によって設定された設定回転数に基づいて算出された第
1の回転数制御値を出力することを指令する最大速度指
令判別手段と、上記最大速度指令判別手段が所定の上記
操作指令手段の全ての指令量が上記所定値未満であると
判別したとき、所定の上記操作指令手段の全てが中立か
否かを判別する中立判別手段と、上記中立判別手段が所
定の上記操作指令手段の全てが中立であると判別したと
き、所定の上記操作指令手段の全てが中立となった時点
から所定時間が経過したか否かを判別する遅延時間判別
手段と、上記中立判別手段が所定の上記操作指令手段の
少なくとも1つが中立でないと判別したときおよび上記
遅延時間判別手段が所定の上記操作指令手段の全てが中
立となった時点から所定時間が経過していないと判別し
たとき、上記制御値算出手段に上記設定回転数よりも小
さい第1の低速回転数に基づいて算出された第2の回転
数制御値を出力することを指令する第1の低速回転数選
択手段と、上記遅延時間判別手段が所定の上記操作指令
手段の全てが中立となった時点から所定時間が経過した
と判別したとき、上記制御値算出手段に上記第1の低速
回転数よりも小さい第2の低速回転数に基づいて算出さ
れた第3の回転数制御値を出力することを指令する第2
の低速回転数選択手段とを設ける。
[作用] この油圧式建設機械のエンジン回転数制御方法、装置に
おいては、所定の操作指令手段の全てが中立になった時
点から所定時間経過後に、エンジンの回転数を第2の低
速回転数にしているから、作業の/J%休止時にはエン
ジンの回転数が第2の低速回転数になるとともに、作業
継続中にたまたま所定の操作指令手段の全てが中立状態
になったとしても、所定時間が経過しないうちに所定の
操作指令手段の少なくとも1つが操作されれば、エンジ
ンの回転数が第2の低速回転数に低下することはない。
また、所定の操作指令手段の全てが所定値未満のときに
は、エンジンの回転数を第1の低速回転数にしているか
ら、エンジンの負荷が比較的太きいときに、エンジンの
回転数が第1の低速回転数になる。
[実施例] 第1図はこの発明に係る油圧式建設機械のエンジン回転
数制御装置を示す図、第2図は第1図に示した油圧式建
設機械のエンジン回転数制御装置の機能ブロック図であ
る。図において、1はエンジン、2はエンジン1に燃料
を供給する燃料噴射ポンプ、3は燃料噴射ポンプ2の燃
料噴射量を制御し、エンジン1の出力および回転数を制
御する燃料噴射量制御手段、4はエンジン1の回転数を
検出する回転数検出手段、5はエンジン1により駆動さ
れる油圧ポンプ、6は油圧ポンプ5の吐出容量を制御す
る吐出容量制御手段、7は油圧ポンプ5の傾転角等を検
出することにより、油圧ポンプ5の吐出容量を検出する
吐出容量検出手段、8は油圧ポンプ5の吐出圧力を検出
する吐出圧力検出手段、l0a−10dは油圧アクチュ
エータ、9は油圧ポンプ5から油圧アクチュエータlo
a〜lodに供給される圧油を制御する方向切換弁、1
1a−1idは油圧アクチュエータ10a〜10dの動
作を指令する操作指令手段、12はエンジン1の回転数
を設定するエンジン回転数設定手段、13は低速回転数
制御を選択する指令をするための選択指令手段、14は
回転数検出手段4、吐出容量検出手段7、吐出圧力検出
手段8、操作指令手段11a−11d、エンジン回転数
設定手段12、選択指令手段13から信号を入力し、所
定の処理をした結果に基づき燃料噴射量制御手段3、吐
出容量制御手段6、方向切換弁9に動作指令信号を出力
する制御手段、14aは回転数検出手段4、吐出容量検
出手段7、吐出圧力検出手段8、操作指令手段11a〜
11d1工ンジン回転数設定手段12からの信号に基づ
いて、燃料噴射量制御手段3、吐出容量制御手段6、方
向切換弁9への出力すなわちエンジン1の回転数制御値
、油圧ポンプ5の吐出容量制御値、方向切換弁9の切換
量制御値を算出し、燃料噴射量制御手段3、吐出容量制
御手段6、方向切換弁9を制御する制御値算出手段、1
4bは選択指令手段13によって低速回転数制御を選択
する指令かなされているか否かを判別する低速回転数指
令判別手段で、低速回転数指令判別手段14bが低速回
転数制御を選択する指令がなされていないと判別したと
きには、低速回転数指令判別手段14bは制御値算出手
段14aにエンジン回転数設定手段12によって設定さ
れた設定回転数に基づいて算出された第1の回転数制御
値、操作指令手段11a〜lidの指令量等によって算
出された第1の吐出容量制御値、操作指令手段11a−
1idの指令量等によって算出された切換量制御値を出
力することを指令する。14cは低速回転数指令判別手
段14bが低速回転数制御を選択する指令がなされてい
ると判別したとき、操作指令手段11a〜lidの少な
くとも1つの指令量が最大速度に相当する指令量の近傍
の所定値以上か否かを判別する最大速度指令判別手段で
、最大速度指令判別手段14cが操作指令手段11a〜
lidの少なくとも1つの指令量が所定値以上であると
判別したときには、最大速度指令判別手段14cは制御
値算出手段14aに第1の回転数制御値、第1の吐出容
量制御値、切換量制御値を出力することを指令する。1
4dは最大速度指令判別手段14cか操作指令手段11
a−1idの全ての指令量か所定値未満であると判別し
たとき、操作指令手段11a−1idの全てが中立か否
かを判別する中立判別手段、14eは中立判別手段14
dが操作指令手段11a〜lidの全てか中立であると
判別したとき、操作指令手段11a〜lldの全てが中
立となった時点から所定時間が経過したか否かを判別す
る遅延時間判別手段、14fは中立判別手段14dが操
作指令手段11a−1idの少なくとも1つが中立でな
いと判別したときおよび遅延時間判別手段14eが操作
指令手段11a〜lidの全てが中立となった時点から
所定時間が経過していないと判別したとき、第1の低速
回転数まで所定の時間関数に則って低下する修正目標回
転数を求め、かつ修正目標回転数に対応して油圧ポンプ
5の吐出流量が変化しないように修正目標吐出容量を求
め、制御値算出手段14aに修正目標回転数に基づいて
算出された第2の回転数制御値、修正目標吐出容量に基
づいて算出された第2の吐出容量制御値、切換量制御値
を出力することを指令する第1の低速回転数選択手段、
14gは遅延時間判別手段14eが操作指令手段11a
〜11(lの全てが中立となった時点から所定時間が経
過したと判別したとき、制御値算出手段14aに第1の
低速回転数より小さい第2の低速回転数に基づいて算出
された第3の回転数制御値、第1の吐出容量制御値、切
換量制御値を出力することを指令する第2の低速回転数
選択手段である。
つぎに、第3図に基づいて、第1図、第2図に示した油
圧式建設機械のエンジン回転数制御装置の動作すなわち
この発明に係る油圧式建設機械のエンジン回転数制御方
法を説明する。まず、手順S1で、制御手段14が回転
数検出手段4、吐出容量検出手段7、吐出圧力検出手段
8、操作指令手段11a〜lid、エンジン回転数設定
手段12、選択指令手段13から信号を入力し、制御値
算出手段14aが第1の回転数制御値、第1の吐出容量
制御値、切換量制御値を算出する。また、手順Slで、
制御値算出手段14aが制御値を算出したときには、手
順S2で、低速回転数指令判別手段14bが選択指令手
段13によって低速回転数制御を選択する指令がなされ
ているか否かを判別し、低速回転数指令判別手段14b
が低速回転数制御を選択する指令がなされていないと判
別したときには、手順S3で、低速回転数指令判別手段
14bが制御値算出手段14aに第1の回転数制御値、
第1の吐出容量制御値、切換量制御値を出力することを
指令する。一方、手順S2で、低速回転数指令判別手段
14bが低速回転数制御を選択する指令がなされている
と判別したときには、手順S4で、最大速度指令判別手
段14cが操作指令手段11a〜1lclの少なくとも
1つの指令量が所定値以上か否かを判別し、最大速度指
令判別手段14cが操作指令手段11a〜lidの少な
くとも1つの指令量が所定値以上であると判別したとき
には、手順S3で、最大速度指令判別手段14cが制御
値算出手段14aに第1の回転数制御値、第1の吐出容
量制御値、切換量制御値を出)Jすることを指令する。
また、手順S4で、最大速度指令判別手段+4cが操作
指令手段11a〜lldの全ての指令量が所定値未満で
あると判別したときには、手順S5で、中立判別手段1
4dが操作指令手段11a−1idの全てが中立か否か
を判別し、中立判別手段14dが操作指令手段11a−
11dの少なくとも1つが中立でないと判別したときに
は、手順S6、S7、S3で、第1の低速回転数選択手
段14fが制御値算出手段14aに第2の回転数制御値
、第2の吐出容量制御値、切換量制御値を出力すること
を指令する。また、手順S5で、中立判別手段14dが
操作指令手段11a〜Ildの全てが中立であると判別
したときには、手順S8で、遅延時間判別手段14eが
操作指令手段11a〜11dの全てが中立となった時点
から所定時間が経過したか否かを判別し、遅延時間判別
手段14eが操作指令手段11a〜lidの全てが中立
となった時点から所定時間が経過していないと判別した
ときには、手順S6、S7、S3で、第!の低速回転数
選択手段14fが制御値算出手段14aに第2の回転数
制御値、第2の吐出容量制御値、切換量制御値を出力す
ることを指令する。
また、手順S8で、遅延時間判別手段14eが操作指令
手段11a〜lidの全てが中立となった時点から所定
時間が経過したと判別したときには、手順S9、S3で
、第2の低速回転数選択手段14gが制御値算出手段1
4aに第3の回転数制御値、第1の吐出容量制御値、切
換量制御値を出力することを指令する。
たとえば、選択指令手段13により低速回転数制御を選
択する指令がなされている状態で、操作指令手段11a
のみを第4図(b)に示すように操作したときには、エ
ンジンIの回転数は第4(i!1(a)に示すように変
化する。すなわち、操作指令手段11aの指令量が増加
すると、手順S1、S2、S4、S5、S6、S7、S
3の繰返しにより、エンジン1の回転数が第1の低速回
転数まで増加する。そして、操作指令手段11aの指令
量が所定値以上になると1手順S1、S2、S4、S3
の繰返しにより、エンジンlの回転数が設定回転数まで
増加する。つぎに、操作指令手段11aの指令量が所定
値未満に減少すると、手順S1、S2、S4、S5、S
6、S7、S3の繰。
返しにより、エンジン1の回転数が第1の低速回転数ま
で減少する。そして、操作指令手段11aが中立となっ
た時点から所定時間経過する前には、手順S1、S2、
S4、S5、S8、S6、S7、S3の繰返しにより、
エンジン1の回転数は第1の低速回転数に保持される。
また、操作指令手段11aが中立となった時点から所定
時間経過した後には、手順Sl、S2、S4、S5、S
8、S9、S3の繰返しにより、エンジン1の回転数は
第2の低速回転数になる。
この油圧式建設機械のエンジン回転数制御方法、装置に
おいては、操作指令手段11a〜lidの全てが中立に
なった時点から所定時間経過後に、エンジンlの回転数
を第2の低速回転数にしているから、作業の小休止時に
はエンジン1の回転数が第2の低速回転数になるので、
燃料消費量を低減することができるとともに、作業継続
中にたまたま操作指令手段11a−11dの全てが中立
状態になったとしても、所定時間が経過しないうちに操
作指令手段11a〜lidの少なくとも1つが操作され
れば、エンジン1の回転数が第2の低速回転数に低下す
ることはないので、操作性が損なわれることはない。ま
た、操作指令手段11a〜lidの全てが所定値未満の
ときには、エンジンlの回転数を第1の低速回転数にし
ているから、エンジン1の回転数が第2の低速回転数に
低下するまでの間のエンジン1の騒音を低減することが
できる。さらに、操作指令手段11a〜lidの全てが
所定値以下のときには、エンジン1の回転数を第1の低
速回転数にしているから、エンジン1の負荷が比較的大
きいときに、エンジン1の回転数が第1の低速回転数に
なるので、最終操作の操作指令手段たとえば操作指令手
段11aを中立にしたときに、エンジン1の回転数が一
旦上昇することがないから、エンジンlの騒音が発生す
ることがなく、また燃料消費量が多くなることがない。
さらに、第1の低速回転数選択手段+4fが修正目標回
転数に対応して油圧ポンプ5の吐出流量が変化しないよ
うに修正目標吐出量を求めているから、エンジンIの回
転数が設定回転数から第1の低速回転数に変化したとき
にも、アクチュエータ10 a = I Odの速度が
変化することはない。
なお、上述実施例においては、修正目標回転数に対応し
て油圧ポンプ5の吐出流量が変化しないように修正目標
吐出量を求めたが、過渡的変化を無視しつる場合には、
修正目標吐出量を求めなくともよい。また、上述実施例
においては、油圧アクチュエータ10a〜10dの作動
を制御する作動制御手段として吐出容量制御手段6、方
向切換弁9を用いたが、作動制御手段として吐出容量制
御手段のみまたは方向切換弁のみを用いてもよい。
さらに、上述実施例においては、操作指令手段11a〜
lidの少なくとも1つの指令量が所定値以上か否かを
判別し、操作指令手段11a〜lidの全てが中立か否
かを判別したが、操作指令手段11a〜lidのうちの
一部たとえば操作指令手段】]8、llbの少なくとも
1つの指令量か所定値以上か否かを判別し、操作指令手
段11a−1idのうちの一部たとえば操作指令手段J
la、Jlbの全てが中立か否かを判別してもよい。
C発明の効果] 以上説明したように、この発明に係る油圧式建設機械の
エンジン回転数制御方法、装置においては、作業の小休
止時にはエンジンの回転数か第2の低速回転数になるか
ら、燃料消費量を低減することができるとともに、作業
継続中にたまたま操作指令手段の全てが中立状態になっ
たとしても、所定時間が経過しないうちに操作指令手段
の少なくとも1つが操作されれば、エンジンlの回転数
が第2の低速回転数に低下することはないがら、操作性
が損なわれることはない。また、所定の操作指令手段の
全てが所定値未満のときには、エンジンの回転数を第1
の低速回転数にしているから、エンジンの回転数が第2
の低速回転数に低下するまでの間のエンジンの騒音を低
減することができる。さらに、エンジンの負荷が比較的
大きいときに、エンジンの回転数が第1の低速回転数に
なるから、最終操作の操作指令手段を中立にするときに
、エンジンの回転数が一旦上昇することがないので、エ
ンジンの騒音が発生することがなく、また燃料消費量が
多くなることがない。このように、この発明の効果は顕
著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る油圧式建設機械のエンジン回転
数制御装置を示す図、第2図は第1図に示した油圧式建
設機械のエンジン回転数制御装置の機能ブロック図、第
3図は第1図、第2図に示した油圧式建設機械のエンジ
ン回転数制御装置の動作すなわちこの発明に係る油圧式
建設機械のエンジン回転数制御方法を説明するためのフ
ローチャート、第4図(a)はエンジンの回転数の時間
的変化を示すグラフ、第4図(b)は操作指令手段の指
令量の時間的変化を示すグラフである。 1・・・エンジン 5・・・油圧ポンプ 6・・・吐出容量制御手段 9・・・方向切換弁 10a−10d・・・油圧アクチュエータ11a−1i
d・・・操作指令手段 12・・・エンジン回転数設定手段 14a・・・制御値算出手段 14c・・・最大速度指令判別手段 14d・・・中立判別手段 14e・・・遅延時間判別手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンと、上記エンジンの回転数を設定するエン
    ジン回転数設定手段と、上記エンジンにより駆動される
    油圧ポンプと、上記油圧ポンプからの圧油により作動す
    る複数の油圧アクチュエータと、上記油圧アクチュエー
    タの作動を制御する作動制御手段と、上記油圧アクチュ
    エータに対応して設けられかつ上記油圧アクチュエータ
    の作動を指令する複数の操作指令手段とを有する油圧式
    建設機械の上記エンジンの回転数を制御する方法におい
    て、所定の上記操作指令手段の少なくとも1つの指令量
    が最大速度に相当する指令量の近傍の所定値以上のとき
    、上記エンジンの回転数を上記エンジン回転数設定手段
    によって設定された設定回転数にし、所定の上記操作指
    令手段の全ての指令量が上記所定値未満となったとき、
    上記エンジンの回転数を上記設定回転数よりも小さい第
    1の低速回転数にし、所定の上記操作指令手段の全てが
    中立になった時点から所定時間経過後に、上記エンジン
    の回転数を上記第1の低速回転数よりも小さい第2の低
    速回転数にすることを特徴とする油圧式建設機械のエン
    ジン回転数制御方法。 2、エンジンと、上記エンジンの回転数を設定するエン
    ジン回転数設定手段と、上記エンジンにより駆動される
    油圧ポンプと、上記油圧ポンプからの圧油により作動す
    る複数の油圧アクチュエータと、上記油圧アクチュエー
    タの作動を制御する作動制御手段と、上記油圧アクチュ
    エータに対応して設けられかつ上記油圧アクチュエータ
    の作動を指令する複数の操作指令手段とを有する油圧式
    建設機械の上記エンジンの回転数を制御する装置におい
    て、上記エンジンの回転数制御値を算出して、上記回転
    数制御値により上記エンジンの回転数を制御する制御値
    算出手段と、所定の上記操作指令手段の少なくとも1つ
    の指令量が最大速度に相当する指令量の近傍の所定値以
    上か否かを判別し、所定の上記操作指令手段の少なくと
    も1つの指令量が上記所定値以上であると判別したとき
    、上記制御値算出手段に上記エンジン回転数設定手段に
    よって設定された設定回転数に基づいて算出された第1
    の回転数制御値を出力することを指令する最大速度指令
    判別手段と、上記最大速度指令判別手段が所定の上記操
    作指令手段の全ての指令量が上記所定値未満であると判
    別したとき、所定の上記操作指令手段の全てが中立か否
    かを判別する中立判別手段と、上記中立判別手段が所定
    の上記操作指令手段の全てが中立であると判別したとき
    、所定の上記操作指令手段の全てが中立となった時点か
    ら所定時間が経過したか否かを判別する遅延時間判別手
    段と、上記中立判別手段が所定の上記操作指令手段の少
    なくとも1つが中立でないと判別したときおよび上記遅
    延時間判別手段が所定の上記操作指令手段の全てが中立
    となった時点から所定時間が経過していないと判別した
    とき、上記制御値算出手段に上記設定回転数よりも小さ
    い第1の低速回転数に基づいて算出された第2の回転数
    制御値を出力することを指令する第1の低速回転数選択
    手段と、上記遅延時間判別手段が所定の上記操作指令手
    段の全てが中立となった時点から所定時間が経過したと
    判別したとき、上記制御値算出手段に上記第1の低速回
    転数よりも小さい第2の低速回転数に基づいて算出され
    た第3の回転数制御値を出力することを指令する第2の
    低速回転数選択手段とを具備することを特徴とする油圧
    式建設機械のエンジン回転数制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0626392A (ja) * 1992-07-07 1994-02-01 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の原動機制御装置
JP2000136739A (ja) * 1998-08-25 2000-05-16 Hitachi Constr Mach Co Ltd 破砕機のエンジン制御装置
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