JPS6038205B2 - 圧延機 - Google Patents

圧延機

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JPS6038205B2
JPS6038205B2 JP7604579A JP7604579A JPS6038205B2 JP S6038205 B2 JPS6038205 B2 JP S6038205B2 JP 7604579 A JP7604579 A JP 7604579A JP 7604579 A JP7604579 A JP 7604579A JP S6038205 B2 JPS6038205 B2 JP S6038205B2
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JP
Japan
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gap adjustment
adjustment block
hydraulic
wedge
roll
Prior art date
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JP7604579A
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JPS561208A (en
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紘一 別府
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油圧圧下方式の圧延機に関し詳しくは圧下機構
に改良を加えた圧延機に関する。
従来の油圧圧下方式の圧延機においては、一般に、下控
ロール軸受箱とスタンドハウジングのウィンドの下面の
間に油圧圧下装置すなわちプッシュアップシリンダを設
けており、このプッシュアップシリンダに、本釆の圧下
機能と下ロールに関する圧延材バスラィンの調整並びに
下ロール交換のためのロール位置操作機能とを兼ねさせ
ている。
このため、プッシュアップシリンダのストロークは、圧
下に必要な寸法L,(圧延材の圧延機入側最大板厚−出
側最小板十数ミIJメータ)に加えてバスラィン調整に
必要な寸法Lすなわち新製ロール径と廃却ロール径の摩
耗による差寸法並びにロール交換のため下控ロールの下
部に装着された車輪を下控ロールの下方に設置された案
内レール上に乗せべき下降隙寸L3を総計した寸法S(
L,十L2十L3)が必要になる。通常この寸法Sは寸
法Lの1の音前後になる。本来、プッシュアップシリン
ダは圧下を目的とするものであるから、そのストローク
は寸法L,でよいのであるが、上記の如くストロークが
寸法Sのように大きくなると、その分加圧油量も多くな
り、その為加圧油の圧縮量も多くなるので油圧圧下制御
が難かしくなる。
また、ロール交換時にプッシュアップシリンダの圧力を
解放して。ールを自重で下降させる場合にも下降時間が
長くなる結果交換作業に時間がかかるという不具合があ
る。したがって本発明の目的は、油圧圧下装置すなわち
プッシュアップシリンダのストロークを、バスラィン調
整に必要な上記寸法L2やロール交換のために必要な上
記寸法L3を含まない寸法すなわち実際の圧延に必要な
寸法Lとして、プッシュアップシリンダの油圧圧下制御
を容易化ならしめると同時に、ロール交換の作業時間の
短縮化を図ることのできる圧下機構を備えた圧延機の提
供に存する。
上記目的を達成するための本発明の基本的特徴は、左右
各スタンドハウジングに組み込んだ油圧圧下装置と圧下
ロールの両端夫々に設けた各軸受箱との間に介在して上
記間隙を自在に調整する間隙調整用ブロックと、該各間
隙調整用ブロックを圧下ロールバレル方向に移動せしめ
て各油圧圧下装置−各軸受箱間に対して抜き差しする駆
動装置と、各間隙調整用ブロックを昇降させる駆動装置
と、間隙調整用ブロックを抜き差しする際各軸受箱を支
持する油圧装置とを備えたことを特徴とする圧延機に在
する。
上記圧延機によれば、圧延材のバスライン調整は各間隙
調整用ブロックで行い、また、ロ−ル交換時における圧
下ロールの下降は、各軸受箱をその枝持用油圧装置で持
ち上げながら、各間隙調整用ブロックを各油圧圧下装置
−各軸受箱間より抜き出し、次いで各間隙調整用ブロッ
クをその昇降油圧装置で下降させ、次いで上記軸受箱支
持用油圧装置の油圧を解放することによって行うので、
油圧圧下装置は、圧下のために必要とされるストローク
のみでよく、したがって油圧圧下制御の応答性を向上せ
しめ、油圧圧下制御が容易となる。
一方、上記軸受箱支持用油圧装置は、圧下ロ−ルを支持
することのみを目的とするものであるので、小型ものも
でよく、したがって油圧解放後には、圧下ロールは自重
で迅速に下降することができ、したがって圧下ロールの
変換作業時間の短縮を図れる。本発明の上記各間隙調整
用ブロックは、ケーシングと、該ケーシング内に一方向
に摺動可に収納されたウェッジと、ケーシング内に収納
される一方各軸受箱に当接するとともに上記ウェッジと
当綾して該ゥェッジの情動に応じてケーシング内を上下
動する当援部材と、上記ウヱッジを摺動させるネジ送り
機構を備える。
このネジ送り機構によれば、当援部材の昇降の微調整が
容易で油漏れ等の問題がないので機械的安定性がある。
また、本発明の好ましい実施例によれば、各間隙調整用
ブロックを案内軸で摺動自在に連結するとともに、上記
間隙調整用ブロック抜き差し駆動装置を上記案内軸に支
持し、さらに上記間隙調整用ブロック昇降駆動装置によ
り1対の間隙調整用ブロック、案内軸並びに間隙調整用
ブロック抜き差し駆動装置を一体的に昇降させる。この
構造によれば、機構が非常に簡単になり操作が容易とな
る。以下に、本発明を図示の好ましい実施例について具
体的に説明する。
第1,2図は、圧延機の作業時状態における圧下機構を
示すものであるが、本図において、la,lbは夫々ウ
ィンド1′a,1′bを有する左右1対のスタンドハウ
ジング、2a,2bは上記スタンドla,lbのウィン
ドーオ,lb′に設置されたプッシュアップシリンダ、
3a,3bは夫々下作業ロールおよび下控ロール、4a
,4bは夫々下作業ロール3aの両端部に設けられた軸
受箱、5a,5bは夫々下控ロール3aの両端に設けら
れた軸受箱、6a,6bは下控ロール3aの下方かつ1
対のスタンドハウジングla,lb間に渡された1対の
案内レール、7は下控ロール3aの下方かつ1対の案内
レール間に配置された。
−ル位置調整装置、8a,8bは、軸受箱5a,5bの
下面両側に設置され、各案内レール6a,6bの上面に
相対する下ロールユニットバランス用ラムである。上記
ロール位置調整装置7は、第1,2および3図に示す如
く、下控ロール3bの各軸受箱5a,5bと各プッシュ
アップシリンダ2a,2bの間に抜き差し自在に介在す
る間隙調整用ブ。
ックga.9bを備えており、これら1対のブロック9
a,9bは互いに左右1対の案内軸10a,10bによ
り摺敷自在に連結している。そしてこの案内軸10a,
10bの中央部には1対の油圧シリンダ11a,11b
を設置した取付台12を固定している。上記各シリンダ
11a,11bは各ブロックga,9bを案内軸10a
,10bに沿って移動させるためのもので、それらのロ
ッド13a,13bの先端が各ブロック9a,9bに連
結されている。また、上記取付台12の下方かつ1対の
案内レール6a,6bには固定臭14を介して油圧シリ
ンダ15が固定され、この油圧シリンダ15により取付
台12、油圧シリンダ11a,11b、案内軸10a,
1obおよびブロック9a,9b全体を昇降させるよう
になっている。上記各ブロック9a,9bの内部構造は
第4図に示すとおりである。
第4図において、16は、案内軸10a,10bが貫通
するケーシング、17は、図示しない油圧モータで駆動
させるゥオーム、18は、ウオーム17に噛合して、ウ
オーム17の回転力をケーシング16内を貫通して軸受
されたネジ棒19に伝達する歯車、20‘まネジ榛19
のネジ部19aの外周にネジ込まれたナット部村、21
は、ネジ棒19外周に鉄め込まれて上記ナット部材20
と一体化されかつケーシング16の底面に摺接するウェ
ツジ、22は、該ウェツジ21の円弧状面21aに円弧
状下面22aが接触し、頂部22bがケーシング16の
上面開□23より突出する各軸受箱5a,5bに当援す
る当後部材である。この当接部材22は、ネジ棒19の
回転によりウェッジ21がネジ棒19に沿って移動する
とき、該ゥェッジ21によって上下動させられる。上記
ウオーム17は中空でその内面にスプラィンが形成され
ており、この中空部にスプラィン軸17aを貫通せしめ
ている。
すなわち、このスプラィン軸17aは、一対のブロック
9a,9bの各ゥオーム17に連結されており、各ウオ
ーム17と一体的に回転する十方互いに軸○方向に摺動
自在となっている。尚、スブラィン軸17aは、各ブロ
ック9a,9bのケーシング16を摺動自在に貫通する
とともに取付台12に固定されている。また、前記した
油圧モータはこのスプラィン軸17aの一端に接続され
る尤も油圧モータに代えて手回しハンドルをスプラィン
軸の一端に着脱自在に装着するようにしてもよい。上記
圧下機構において、圧延材のバスラィン0を調整するた
めに下ロール3a,3bを移動させる際は、各ブロック
9a,9bの当後部材22を上下動させればよい。
当鞍部材の位置はネジ送り機構によって調整されるので
徴量調整が可能である。また、ロール3a,3bを各ス
タンドハウジングla,lbから抜き出す際は次の要領
で行えばよい。
先ず最初に下ロールユニットバランス用ラムを操作して
案内レール6a,6bを支持体として軸受箱5a,5b
を僅かに持ち上げる。
次いで、間隙調整装置7の油圧シリンダ11a,11b
を操作して各ブロック9a,9bを案内軸10a,lo
bおよびスプラィン軸17aに沿って中央に引き寄せ、
該各ブロック9a,9bを各軸受箱5a,5bとプッシ
ュアップシリンダ2a,2bとの間から抜き出す。次い
で、油圧シリンダ15を操作して、取付台12、油圧シ
リンダ11a,11b、案内鞄10a,10b並びに1
対のブロック9a,9bを一体的に下降させる。次いで
この状態で、下ロールユニットバランス用ラム8a,8
bの圧油を解放する。そうすれば、第5,6図に示すよ
うに、下ロール3a,3bは、その自重により下降し、
軸受箱5a,5bの下面に設けた各車輪24が案内レー
ル6a,6b上に載直される。上記下ロールユニットバ
ランス用ラム8a,8bはロール圧下を目的とするもの
ではないから小型のものであって油量も小さいので下降
速度は極めて迅速である。軸受箱5a,5bが案内レー
ル6a,6b上に載贋されれば、ロールを案内レール6
3,6Mこ沿って引き出せばよい。尚、図示の実施例は
間隙調整装置を下ロールュニットの下方に設ける場合に
ついて説明したが、これと同様の間隙調整装置を上ロー
ルユニットの上方にも設けると、ロール交換作業が一層
迅速化される。
ロール交換作業においては、上下ロール軸受箱間に間隙
片を挿入する関係で、上ロールユニットを圧延作業位置
より僅かに持ち上げる必要があるが、上ロールユニット
の上方に間隙調整装置を上下対称に組込み、その各ブロ
ックの当鞍部材を上控ロールの軸受箱の上面に当援させ
ておけば、前記した如く、各ブロックのネジ送り機構を
作動させることによって、当鞍部材を迅速に上昇させる
ことができ、つまり上ロールユニットを持ち上げ得る状
態を実現できる。従来の圧延機においては、バスラィン
調整ウェッジを上控ロールの軸受箱間にスべ−サが組み
込まれており、このスベーサを取り外す作業はかなり時
間を要していた。上記実施例の具体的説明から明らかな
ように、本発明は、油圧圧下装置の必要ストロ−クの短
縮化を可能にするとともにロール交換作業の迅速化を図
ることができ、所期の目的を達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の1実施例を示し、第1図は左右1対のス
タンドハウジング間の中にて切断した圧延作業時状態に
おける圧延機の要部縦断面図、第2図は第1図D−D線
縦断面図、第3図は第2図m−m線断面図、第4図は1
つの間隙調整用ブロックの内部構造を示す縦断面図、第
5図は下ロールユニットを案内レール上に下降させた状
態における、第1図に対応する圧延機の要部縦断面図、
第6図は第5図W−の線断面図である。 la,lb……スタンドハウジング、2a,2b……プ
ッシュアップシリンダ、3a,3b……下作業ロ−ル、
下控ロ−ル、4a,4b:5a,5b・・・・・・軸受
箱、6a,6b・・・・・・案内レール、7・・・・・
・間隙調整装置、8a,8b・・・・・・下ロールユニ
ットバランス用ラム、9a,9b…・・・間隙調整用フ
ロック、10a,10b……案内軸、11a,11b…
…油圧シリング、15……油圧シリンダ、16……ケー
シング、17……ウオーム、17a・…・・スプラィン
軸、18・・…・歯車、19・・・…ネジ棒、21……
ウェッジ、22……当接部材、○……バスライン。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 左右各スタンドハウジングに組み込んだ油圧圧下装
    置と圧下ロールの両端夫々に設けた各軸受箱との間に介
    在して上記間隙を自在に調整する間隙調整用ブロツクと
    、該各間隙調整用ブロツクを圧下ロールバレル方向に移
    動せしめて各油圧圧下装置−各軸受箱間に対して抜き差
    しする駆動装置と、各間隙調整用ブロツクを昇降させる
    駆動装置と、間隙調整用ブロツクを抜き差しする際各軸
    受箱を支持する油圧装置とを備え、かつ、上記各間隙調
    整用ブロツクは、ケーシングと、該ケーシング内に一方
    向に摺動可に収納されたウエツジと、ケーシング内収納
    される一方各軸受箱に当接するとともに上記ウエツジと
    当接して該ウエツジの摺動に応じてケーシング内を上下
    動する当接部材と、上記ウエツジを摺動させるネジ送り
    機構を備えたことを特徴とする圧延機。 2 特許請求の範囲第1項に記載の圧延機において、上
    記1対の間隙調整用ブロツクを案内軸で摺動自在に連結
    するとともに、上記間隙調整用ブロツク抜き差し駆動装
    置を上記案内軸に支持し、さらに上記間隙調整用ブロツ
    ク昇降駆動装置により、1対の間隙調整用ブロツク、案
    内軸並びに間隙調整用ブロツク抜き差し駆動装置を一体
    的に昇降させるようにしたことを特徴とするもの。
JP7604579A 1979-06-15 1979-06-15 圧延機 Expired JPS6038205B2 (ja)

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JPS561208A JPS561208A (en) 1981-01-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2966187B2 (ja) * 1991-08-14 1999-10-25 株式会社神戸製鋼所 圧延機

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