JPS6038148A - 包装材 - Google Patents
包装材Info
- Publication number
- JPS6038148A JPS6038148A JP58146610A JP14661083A JPS6038148A JP S6038148 A JPS6038148 A JP S6038148A JP 58146610 A JP58146610 A JP 58146610A JP 14661083 A JP14661083 A JP 14661083A JP S6038148 A JPS6038148 A JP S6038148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- tape
- heat
- stretching
- shrink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は収縮包装フィルムの引裂強さおよびノツチ伝播
抵抗を高めた積層収縮包装材に関するものである。
抵抗を高めた積層収縮包装材に関するものである。
紙、プラスチックフィルム等の包装材は輪移送中に一旦
破れが生じるとそれが伝播し大きな破れとなり包装形態
を損なうことのみならず内容物をも傷つけてしまう場合
があり、引裂強さおよびノツチ伝播抵抗の小さいのが欠
点である。そこでこの引裂強さおよびノツチ伝播抵抗を
高めるため、−°般のフィルム状包装材では、補強材と
して糸状物もしくはテープ状物を貼り伺けている例があ
る。
破れが生じるとそれが伝播し大きな破れとなり包装形態
を損なうことのみならず内容物をも傷つけてしまう場合
があり、引裂強さおよびノツチ伝播抵抗の小さいのが欠
点である。そこでこの引裂強さおよびノツチ伝播抵抗を
高めるため、−°般のフィルム状包装材では、補強材と
して糸状物もしくはテープ状物を貼り伺けている例があ
る。
収縮包装用フィルムにおいても引裂強さおよびノツチ伝
播抵抗の小さい欠点は共通しており、一応前記のような
補強材の積層は考えられる。しかしながら収縮包装材の
場合は、収縮包装後の良好な包装仕上りが要求され、前
記補強材としての糸状物もしくはテープ状物の存在は包
装仕上りに障害となる。
播抵抗の小さい欠点は共通しており、一応前記のような
補強材の積層は考えられる。しかしながら収縮包装材の
場合は、収縮包装後の良好な包装仕上りが要求され、前
記補強材としての糸状物もしくはテープ状物の存在は包
装仕上りに障害となる。
本発明はかかる事情を解決すべく種々検討の結果到達し
たものであり、その要旨は、熱収縮性を右する熱可塑性
樹脂製の糸状物もしくはテープ状物を使用した織布又は
絹布と、前記織布又は絹布と同等もしくは近似の熱収縮
性を有するフィルムを積層してなる包装材、である。
たものであり、その要旨は、熱収縮性を右する熱可塑性
樹脂製の糸状物もしくはテープ状物を使用した織布又は
絹布と、前記織布又は絹布と同等もしくは近似の熱収縮
性を有するフィルムを積層してなる包装材、である。
本発明における熱収縮性を有する熱可塑性樹脂製の糸状
物もしくはテープ状物はたとえば次のようにして得られ
る。
物もしくはテープ状物はたとえば次のようにして得られ
る。
密度０．９４５ｇ／ｃｒｒｉ’未満の短鎖分岐を有する
直鎖状ポリエチレンをフィルム状に押出成形し、冷却後
にスリットして５０〜１２０℃、４〜９倍で延伸する。
直鎖状ポリエチレンをフィルム状に押出成形し、冷却後
にスリットして５０〜１２０℃、４〜９倍で延伸する。
また前記直鎖状ポリエチレンにそれより高密度のポリエ
チレンを配合して延伸性および強度の向上をはかって同
様にスリットして７０〜１２０℃、４〜９倍で延伸する
。さらには前記直鎖状ポリエチレンにポリプロピレンホ
モポリマーを配合して室温での収縮応力保持率の向上を
はかって同様にスリットして７０−１２０℃、２〜８倍
で延伸する・ なおこれらの延伸の条件外において、低温側および高温
側では強度及び熱収縮率の低下を招き、低倍率側では熱
収縮率の低下を招き、高倍率側では延伸切れの懸念があ
る。
チレンを配合して延伸性および強度の向上をはかって同
様にスリットして７０〜１２０℃、４〜９倍で延伸する
。さらには前記直鎖状ポリエチレンにポリプロピレンホ
モポリマーを配合して室温での収縮応力保持率の向上を
はかって同様にスリットして７０−１２０℃、２〜８倍
で延伸する・ なおこれらの延伸の条件外において、低温側および高温
側では強度及び熱収縮率の低下を招き、低倍率側では熱
収縮率の低下を招き、高倍率側では延伸切れの懸念があ
る。
また本発明の実施にあたって使用されるダイススリット
は、Ｔ型ダイス、サーキュラ−ダイス、フィラメント状
ノズル、ハンド状長力形ノズルなど、従来から一般に使
用されているものを用いることができ、押出成形後の冷
却も、例えば水冷、空冷、チルロールによる接触などの
いずれを用いることもできる。更に、延伸は、オーブン
延伸、ロール延伸、湿式延伸、熱板延伸などいずれの延
伸方法を利用してもよいが、融点と最適延伸温度との差
が大きいため、比較的安価で熱コントロールが行ないや
すい熱板延伸の使用が好ましい。
は、Ｔ型ダイス、サーキュラ−ダイス、フィラメント状
ノズル、ハンド状長力形ノズルなど、従来から一般に使
用されているものを用いることができ、押出成形後の冷
却も、例えば水冷、空冷、チルロールによる接触などの
いずれを用いることもできる。更に、延伸は、オーブン
延伸、ロール延伸、湿式延伸、熱板延伸などいずれの延
伸方法を利用してもよいが、融点と最適延伸温度との差
が大きいため、比較的安価で熱コントロールが行ないや
すい熱板延伸の使用が好ましい。
本発明に従えば、前記方法で得られた高収縮性及び高強
度の糸状物もしくはテープ状物を、経糸の一部もしくは
全部、緯糸の一部もしくは全部、又は経糸及び緯糸の両
方の一部もしくは全部に使用して製織又は編織すること
により目的の収縮包装材を得ることができる。製織や編
織は従来一般的に使用されている織機や編機の技術で実
施することができる。使用原糸のスペックは、被包装物
の形状により適宜選定して決定する。例えば、ＭＤ力方
向み収縮（丁り方向は収縮しない）する収縮包装材が必
要な場合には、経糸に前記糸状物もしくはテープ状物を
使用し、緯糸には通常の熱収縮率の低い糸状物を使用す
ればよく、また逆にＴＤ力方向み収縮し、ＭＤ力方向収
縮しない収縮包装材が必要な場合には、前記の経糸と緯
糸とを逆にする製織スペックを使用すればよい。また、
ＭＤ及びＴＤの両方向とも収縮する収縮包装材が必要な
場合には、経糸及び緯糸の両方に前記糸状物もしくはテ
ープ状物を使用すればよい。
度の糸状物もしくはテープ状物を、経糸の一部もしくは
全部、緯糸の一部もしくは全部、又は経糸及び緯糸の両
方の一部もしくは全部に使用して製織又は編織すること
により目的の収縮包装材を得ることができる。製織や編
織は従来一般的に使用されている織機や編機の技術で実
施することができる。使用原糸のスペックは、被包装物
の形状により適宜選定して決定する。例えば、ＭＤ力方
向み収縮（丁り方向は収縮しない）する収縮包装材が必
要な場合には、経糸に前記糸状物もしくはテープ状物を
使用し、緯糸には通常の熱収縮率の低い糸状物を使用す
ればよく、また逆にＴＤ力方向み収縮し、ＭＤ力方向収
縮しない収縮包装材が必要な場合には、前記の経糸と緯
糸とを逆にする製織スペックを使用すればよい。また、
ＭＤ及びＴＤの両方向とも収縮する収縮包装材が必要な
場合には、経糸及び緯糸の両方に前記糸状物もしくはテ
ープ状物を使用すればよい。
前記織布又は編布と同等もしくは近似の熱収縮性を有す
るフィルムとは、両者の熱収縮率において８０〜１１０
’Ｏの中の所定温度で一方が他方の０．７〜１．３倍の
範囲が好ましく、できるだけ相接近する方がさらに好ま
しい。かかるフィルムは低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニルなどを用いて、密度、メルトフ
ローレート、延伸温度、延伸倍率などを適宜変化させて
熱収縮率を調節することにより得られる。
るフィルムとは、両者の熱収縮率において８０〜１１０
’Ｏの中の所定温度で一方が他方の０．７〜１．３倍の
範囲が好ましく、できるだけ相接近する方がさらに好ま
しい。かかるフィルムは低密度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニルなどを用いて、密度、メルトフ
ローレート、延伸温度、延伸倍率などを適宜変化させて
熱収縮率を調節することにより得られる。
積層法は通常のラミネーターを用いて織布又は編布に熱
収縮性フィルムをラミネートすればよく、同種の樹脂同
志が接着し易いが、アンカー処理を行なって接着性を向
上させてもよい。又織布又は編布とフィルムの２層のみ
ならず３層以上の多層にしてもよい。
収縮性フィルムをラミネートすればよく、同種の樹脂同
志が接着し易いが、アンカー処理を行なって接着性を向
上させてもよい。又織布又は編布とフィルムの２層のみ
ならず３層以上の多層にしてもよい。
本発明の包装材によれば、織布又は綿布の存在により従
来の収縮包装用フィル１１の引裂強さおよびノツチ伝播
抵抗の小さい欠点は解消され、包装仕上りもよい。
来の収縮包装用フィル１１の引裂強さおよびノツチ伝播
抵抗の小さい欠点は解消され、包装仕上りもよい。
以下に実施例、参考例、比較例を挙げて本発明をさらに
詳細に説明する。
詳細に説明する。
実施例、参考例、比較例
第１表に示す原料樹脂について６５ｍｍφ押出機及び２
５０ ｍｍφスパイラルダイスを用い空冷インフレーシ
ョン法により原反フィルムを成形し、スリット後に熱板
式延伸機を用いてｆｔ５ｆ表に示す温度、倍率で延伸し
て巾７ｍｍ、１０００デニールのテープを得た。このテ
ープの引張強度及び熱収縮率を測定したがその結果も第
１表に示す。 このテープを各々経糸、緯糸に用いて、
ｌＯ本×１０木／吋で２７００ ｍｍ１ｌＪスルーザー
織機により平織の織布を製織し、市販の長鎖分岐を看す
る低密度ポリエチレンの５０ＬＬ厚の収縮フィルムに密
度 ０．９１９ｇ／ｃｒｎ’、ＭＦＲ０゜８ ｇ ７１
０ ｍ ｉ ｎの低密度ポリエチレンを溶融押出して２
５川厚の接着層となるようにローラーで加圧積層した（
実施例）。
５０ ｍｍφスパイラルダイスを用い空冷インフレーシ
ョン法により原反フィルムを成形し、スリット後に熱板
式延伸機を用いてｆｔ５ｆ表に示す温度、倍率で延伸し
て巾７ｍｍ、１０００デニールのテープを得た。このテ
ープの引張強度及び熱収縮率を測定したがその結果も第
１表に示す。 このテープを各々経糸、緯糸に用いて、
ｌＯ本×１０木／吋で２７００ ｍｍ１ｌＪスルーザー
織機により平織の織布を製織し、市販の長鎖分岐を看す
る低密度ポリエチレンの５０ＬＬ厚の収縮フィルムに密
度 ０．９１９ｇ／ｃｒｎ’、ＭＦＲ０゜８ ｇ ７１
０ ｍ ｉ ｎの低密度ポリエチレンを溶融押出して２
５川厚の接着層となるようにローラーで加圧積層した（
実施例）。
この包装材（実施例）、前記織布（参考例）及び前記収
縮フィルム（比較例）の収縮率ほかの物性は第２表に示
すとおりであり、本発明の包装材の引裂強力は収縮フィ
ルムより格段に優れている。又自転車リム１０本をこの
包装材と収縮フィルムで収縮包装したところ、ともに良
好な包装仕」ニリであった。なお 第１表において ■）エチレンとブテン−１との共重合体であり、’ｘｉ
７鎖分岐全分岐る。
縮フィルム（比較例）の収縮率ほかの物性は第２表に示
すとおりであり、本発明の包装材の引裂強力は収縮フィ
ルムより格段に優れている。又自転車リム１０本をこの
包装材と収縮フィルムで収縮包装したところ、ともに良
好な包装仕」ニリであった。なお 第１表において ■）エチレンとブテン−１との共重合体であり、’ｘｉ
７鎖分岐全分岐る。
２）ＪＩＳ Ｋ６７６０ （ポリエチレン）ＪＩＳ Ｋ
６７５８（ポリプロピレン）３）ＪＩＳ Ｌ１０７３ チャック間 ３００ｍｍ 引取速度 ３００ｍｍ ４）グリセリンバス中で各１分間浸漬後第２表において １）グリセリンパス中で各温度１分間浸漬後２）ゲート
：３８ｍ／ｍφ半球体、１ｍ高さ３）自動車のホイール
ディスクに対し長さ１５％の余裕を持たせて包み、端部
をヒー第１表 ］・シールし、シュリンクトンネル内を２０秒でタイト
に包装できる最低温一度。
６７５８（ポリプロピレン）３）ＪＩＳ Ｌ１０７３ チャック間 ３００ｍｍ 引取速度 ３００ｍｍ ４）グリセリンバス中で各１分間浸漬後第２表において １）グリセリンパス中で各温度１分間浸漬後２）ゲート
：３８ｍ／ｍφ半球体、１ｍ高さ３）自動車のホイール
ディスクに対し長さ１５％の余裕を持たせて包み、端部
をヒー第１表 ］・シールし、シュリンクトンネル内を２０秒でタイト
に包装できる最低温一度。
４）前項と同様にヒートシールし、シュリンクトンネル
内を１８５°Ｃでタイトに包装できる最小通過時間。
内を１８５°Ｃでタイトに包装できる最小通過時間。
５）Ｏ・・非常に良好、Ｏ・・良好、×・・不良６）孔
あきの認められた時点の回数。
あきの認められた時点の回数。
特許出願人 昭和電工株式会社
大成ポリマー株式会社
代 理 人 代理人 菊 地 精 −
Claims (1)
- 熱収縮性を有する熱可塑性樹脂製の糸状物もしくはテー
プ状物を使用した織布又は編布と、前記織布又は絹布と
同等もしくは近似の熱収縮性を有するフィルムを積層し
てなる包装材。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58146610A JPS6038148A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 包装材 |
| US06/628,379 US4554202A (en) | 1983-07-08 | 1984-07-06 | Packaging cloth |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58146610A JPS6038148A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 包装材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6038148A true JPS6038148A (ja) | 1985-02-27 |
| JPH0548173B2 JPH0548173B2 (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=15411621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58146610A Granted JPS6038148A (ja) | 1983-07-08 | 1983-08-12 | 包装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038148A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6366225U (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-02 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835994A (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-26 |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP58146610A patent/JPS6038148A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835994A (ja) * | 1971-09-08 | 1973-05-26 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6366225U (ja) * | 1986-10-20 | 1988-05-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0548173B2 (ja) | 1993-07-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4020141A (en) | Method of making heat-sealable, heat-shrinkable, biaxially oriented polyester film | |
| US5001016A (en) | Heat shrinkable composite film and packaging method using same | |
| US4532189A (en) | Linear polyethylene shrink films | |
| US3058863A (en) | Polyethylene structures | |
| US5298302A (en) | Film with improved lap seal | |
| MXPA04000451A (es) | Pelicula, cinta o hilo de poliolefina. | |
| WO1996009931A1 (fr) | Film stratifie de polypropylene thermoretractable | |
| US4554202A (en) | Packaging cloth | |
| CA1325766C (en) | Heat skrinkable composite film and packaging method using same | |
| US6344250B1 (en) | Multilayered polyolefin high shrinkage, low shrink force shrink film | |
| US3762983A (en) | Heat shrinkable material with moveable interlayer | |
| JP2012035466A (ja) | 多層ポリオレフィン系熱収縮フィルム | |
| US3962510A (en) | Wall coverings and method of making the same | |
| JPS6038148A (ja) | 包装材 | |
| US3649405A (en) | Method of making a laminate with a movable interlayer | |
| JPH07300763A (ja) | ポリプロピレン製不織布または織布 | |
| JP4526618B2 (ja) | 多層延伸テープを用いてなる加工布 | |
| JP6994398B2 (ja) | ポリプロピレン系フィルム | |
| JPS628534B2 (ja) | ||
| MXPA04010978A (es) | Pelicula de empaque con desgarramiento direccional de monobanda. | |
| GB2135240A (en) | Linear polyethylene shrink films | |
| JP3112553B2 (ja) | 多層ストレッチシュリンクフィルム | |
| JP2859762B2 (ja) | 細状延伸物及び包装用クロス | |
| JPS6052648A (ja) | 包装用クロス | |
| JPH0249631B2 (ja) |