JP6994398B2 - ポリプロピレン系フィルム - Google Patents
ポリプロピレン系フィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6994398B2 JP6994398B2 JP2018016100A JP2018016100A JP6994398B2 JP 6994398 B2 JP6994398 B2 JP 6994398B2 JP 2018016100 A JP2018016100 A JP 2018016100A JP 2018016100 A JP2018016100 A JP 2018016100A JP 6994398 B2 JP6994398 B2 JP 6994398B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propylene
- range
- layer
- film
- random copolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
この樹脂フィルムを袋状に加工し、生野菜等の青果物を自動包装する装置として、縦ピロー機等の包装機が用いられている。縦ピロー機とは、まず樹脂フィルムを筒状にし、袋の底をシール後、袋上方より内容物を投入し、最後に袋上部をシールすることにより、内容物を袋状の樹脂フィルムで包装する装置である。
特許文献1の発明は、結晶性ポリプロピレンを主成分とする基材層(A)と、プロピレン-αオレフィンランダム共重合体とメタロセン触媒下にて重合された直鎖状低密度ポリエチレンとの混合物を主成分として、厚さが2~25μmのヒートシール層(B)とが直接積層された層構成を含み、ヘイズ値が10以下である、包装用の二軸延伸ポリプロピレン系フィルムに関するものである。かかる二軸延伸ポリプロピレン系フィルムは、低温雰囲気下でのヒートシール強度に優れている。
本発明者は、上記特許文献に記載の発明の実用化を検討する中で、シール層の厚みが薄くなると、ヒートシール強度が低下する現象に遭遇した。この現象は、技術常識から考えられないことではないが、シール層が薄いフィルムであっても十分なヒートシール強度を有することが好ましい。また、シール層が薄いフィルムであっても十分なヒートシール強度を有する発明であれば、シール層がそれほど薄くないフィルムであっても、よりヒートシール強度の高いフィルムを提供することができる。
[1]シール層および基材層を含む二軸延伸ポリプロピレン系フィルムであって、シール層の構成樹脂としてポリエチレン系樹脂をシール層中、構成樹脂の割合として5~70重量%の範囲内で含み、かつシール層と基材層との間に中間層を設けることを特徴とする、二軸延伸ポリプロピレン系フィルム。
[2]前記ポリエチレン系樹脂の融点が、50~140℃の範囲内である、上記[1]に記載の二軸延伸ポリプロピレン系フィルム。
[3]前記中間層が、プロピレン系ランダム共重合体を主成分として構成されている、上記[1]または[2]に記載の二軸延伸ポリプロピレン系フィルム。
[4]前記シール層の厚みが0.5~3.0μmの範囲内であり、前記中間層の厚みが0.5~5.0μmの範囲内であり、かつ前記基材層の厚みが15~40μmの範囲内である、上記[1]~[3]のいずれか1項に記載の二軸延伸ポリプロピレン系フィルム。
本発明の二軸延伸ポリプロピレン系フィルム(以下、「本発明フィルム」という)は、シール層および基材層を含む二軸延伸ポリプロピレン系フィルムであって、シール層の構成樹脂としてポリエチレン系樹脂をシール層中、構成樹脂の割合として5~70重量%の範囲内で含み、かつシール層と基材層との間に中間層を設けることを特徴とする。
本発明に係るシール層は、例えば縦ピロー機で青果物等を包装する場合、最初に樹脂フィルムを筒状にするに際して、筒の内側になる層であり、シール部では、シール層同士が互いに接着する。
本発明に係るシール層は、構成樹脂としてポリエチレン系樹脂をシール層中、構成樹脂として5~70重量%の範囲内で含有する。
本発明で用いるポリエチレン系樹脂は、エチレンと炭素数3~12のα-オレフィンとの共重合体またはランダム共重合体である。かかる炭素数3~12のα-オレフィンとしては、具体的には、例えば、プロピレン(プロペン)、1-ブテン、3-メチル-1-ブテン、3-メチル-1-ペンテン、4-メチル-1-ペンテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1-オクテン、1-ノネン、1-デセン、1-ドデセン等が挙げられる。この中、1-ブテン、4-メチル-1-ペンテン、1-ヘキセン、1-オクテンが好ましい。1-オクテンがさらに好ましい。これらα-オレフィンは1種であっても、また2種以上の併用であってもよい。
当該ポリエチレン系樹脂の中、ISO1133(1997)に準拠して190℃、21.18N(2.16Kg)荷重の条件で測定されたメルトフローレート(MFR)値が0.5~20g/10分の範囲内であるポリエチレン系樹脂が好ましい。また、当該メルトフローレート値が、2~4g/10分の範囲内であるポリエチレン系樹脂がより好ましい。
また、当該ポリエチレン系樹脂の中、JIS K 7112に準拠して測定した場合の密度が0.85~0.90g/cm3の範囲内であるポリエチレン系樹脂が好ましく、0.86~0.93g/cm3の範囲内であるポリエチレン系樹脂がより好ましい。
本発明に係るシール層は、通常、上記ポリエチレン系樹脂とプロピレン系ランダム共重合体とから実質的になる。
当該プロピレン系ランダム共重合体は、通常、融点が120℃以上150以下の範囲内であり、シール層を構成する樹脂としては120℃以上135℃以下の範囲内のものが好ましい。
本発明に係るシール層中、ポリエチレン系樹脂は、構成樹脂の割合として5~70重量%の範囲内で含み、好ましくは10~50重量%の範囲内で含み、より好ましくは15~35重量%の範囲内で含む。一方、その他の構成樹脂であるプロピレン系ランダム共重合体は、シール層中、構成樹脂の割合として30~95重量%の範囲内で含み、好ましくは50~90重量%の範囲内で含み、より好ましくは65~85重量%の範囲内で含む。ポリエチレン系樹脂の含有量が5重量%より少ないと、良好なヒートシール強度が得られないおそれがあり、ポリエチレン系樹脂の含有量が70重量%より多いと、透明性(ヘイズ値)が低下するおそれがある。
本発明に係る中間層は、シール層と基材層との間に設けられ、シール層のヒートシール強度を高めるためのものであり、本発明にとって重要な層である。シール層が薄い場合、当該中間層がないと、十分なヒートシール強度が得られない。
本発明に係る基材層は、内容物に接しない面にあり、商品名などの印刷面側に存在する層である。基材層は、1層または2層以上(好ましくは3層まで)で構成され、プロピレン単独重合体から実質的になる。
なお、本発明フィルムの総厚みとしては、通常、10~70μmの範囲内であり、好ましくは15~60μmの範囲内であり、より好ましくは20~50μmの範囲内である。
本発明フィルム中には、種々の添加剤を適量更に混合することができる。かかる添加剤としては、造核剤、酸化防止剤、難燃剤、静電気防止剤、充填剤、顔料等を挙げることができる。
また、本発明フィルムは、前記3層のほかに、開口性付与層、ガスバリア性付与層等その他の層を有していても構わない。
本発明フィルムの製造方法は、特に制限はなく公知の方法を用いることができるが、生産性や出来上がったフィルムの物性等を考慮すると、フラット状シートを押出成形により製膜し、次いで逐次二軸延伸して本発明フィルムを製造するのが好ましい。
次に、本発明フィルムから製造される包装用袋(以下、「本発明包装用袋」という)について詳述する。
本発明フィルムは、内容物充填時のホットタック性に優れるため、縦ピロー包装機で包装用袋を成形する際に特に好適に用いられるが、横ピロー包装機等その他包装機で成形する際にも用いることができる。
PE1(シール層樹脂):エチレン・1-オクテン共重合体(MFR:3.0g/10分、融点:68℃、密度:0.875g/cm3)
PP1(シール層樹脂):プロピレン-エチレン-ブテン共重合体(MFR:5.0g/10分、融点:125℃、密度:0.9g/cm3)
PP2(シール層樹脂、中間層樹脂):プロピレン-エチレン共重合体(MFR:5.0g/10分、融点:132℃、密度:0.9g/cm3)
PP3(中間層樹脂):プロピレン-ブテン共重合体(MFR:12.0g/10分、融点:145℃、密度:0.9g/cm3)
PP4(基材層樹脂):プロピレン単独重合体(MFR:2.5g/10分、融点:160℃、密度:0.9g/cm3)、防曇剤およびアンチブロッキング剤を含む。
PP5:(基材層樹脂):プロピレン単独重合体(MFR:3.0g/10分、融点:159℃、密度:0.9g/cm3)
実施例及び比較例の各物性は、次のように測定した。
MD方向70mm×TD方向200mmにカットした2枚のフィルムを、シール層面が向かい合うように重ねた後、ヒートシール機(東洋精機製作所製 HG-100-2)にて、シール温度135℃、ゲージ圧力0.26MPa、シール時間0.5秒の条件でヒートシールした。得られたサンプルのシール部分が最端となるよう、またシール部分の面積がMD方向15mm×TD方向10mmとなるように、MD方向15mm×TD方向50mmの大きさに測定用サンプルをカットし、離着性強度試験機(新東科学社製 HEIDON-17)を用いて引張速度200mm/minでTD方向に引っ張り、シールした部分の剥離を行い、ヒートシール強度を測定した。測定は4回行い、その平均値をとった。
MD方向5cm×TD方向10cmの短冊状に切断し、これを試験片とした。かかる試験片について、ヘイズメーター(日本電色工業社製 NDH5000)によりヘイズ値(%)を測定した。試験片はシール層を光源側に向けてセットした。測定は4回行い、その平均値をとった。
ヒートシール強度については、3.0N/15mm以上のフィルムは実使用に耐えられるものであり、2.9N/15mm以下のフィルムは実使用に耐えられないものと考えられる。ヘイズ値については、7.0%以下のフィルムは透明性が良好なものであり、7.1%以上のフィルムは透明性が不良なものと考えられる。
PP1(94重量%)とPE1(6重量%)とを構成樹脂とするシール層、PP2(100重量%)を構成樹脂とする中間層、およびPP4(70重量%)とPP5(30重量%)とを構成樹脂とする基材層から実質的になる本発明フィルムを作製した。
これら各層を構成する樹脂を3台の押出機にそれぞれ投入し、基材層/中間層/シール層の順に積層されるようにして、温度230℃の3層Tダイスから共押出し、30℃の冷却ロールで冷却、固化して原反シートを得た。次いで当該シートを140℃に加熱し、MD方向に4.6倍ロール延伸した後、テンターにて設定温度180℃で予熱し、設定温度170℃でTD方向に10倍延伸した後、設定温度170℃でアニールし、テンターを出た後、表面層側を6.6×102J/m2で、シール層側を4.8×102J/m2でコロナ放電処理を施した後、巻き取り機で巻き取って、本発明フィルム(実施例1)を得た。得られた本発明フィルムの総厚みは40μmであり、各層の厚みは基材層/中間層/シール層=37μm/1.5μm/1.5μmであった。
得られた各フィルムに関して、ヒートシール強度、ヘイズ値の評価を行った。その評価結果を、成分原料などと共に表1~3に示す。
Claims (6)
- シール層および基材層を含む二軸延伸ポリプロピレン系フィルムであって、シール層の構成樹脂としてエチレン・1-オクテン共重合体とプロピレン系ランダム共重合体とを含み、当該エチレン・1-オクテン共重合体をシール層中、構成樹脂の割合として5~70重量%の範囲内で含み、かつシール層と基材層との間に、厚みが0.2~5.0μmの範囲内の中間層を設けることを特徴とする、二軸延伸ポリプロピレン系フィルム。
- 前記中間層が、プロピレン系ランダム共重合体を主成分として構成されている、請求項1に記載の二軸延伸ポリプロピレン系フィルム。
- 前記中間層で用いられるプロピレン系ランダム共重合体の融点、および前記シール層で用いられるプロピレン系ランダム共重合体の融点が、いずれも120℃以上150℃以下の範囲内である、請求項2に記載の二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
- 前記中間層で用いられるプロピレン系ランダム共重合体の融点が、前記シール層で用いられるプロピレン系ランダム共重合体の融点よりも高いか、または同じである、請求項2または3に記載の二軸延伸ポリプロピレンフィルム。
- 前記シール層の厚みが0.5~3.0μmの範囲内であり、前記中間層の厚みが0.5~5.0μmの範囲内であり、かつ前記基材層の厚みが15~40μmの範囲内である、請求項1~4のいずれか1項に記載の二軸延伸ポリプロピレン系フィルム。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の二軸延伸ポリプロピレン系フィルムを用いて製造される包装用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018016100A JP6994398B2 (ja) | 2018-02-01 | 2018-02-01 | ポリプロピレン系フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018016100A JP6994398B2 (ja) | 2018-02-01 | 2018-02-01 | ポリプロピレン系フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019130837A JP2019130837A (ja) | 2019-08-08 |
JP6994398B2 true JP6994398B2 (ja) | 2022-01-14 |
Family
ID=67547048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018016100A Active JP6994398B2 (ja) | 2018-02-01 | 2018-02-01 | ポリプロピレン系フィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6994398B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7471114B2 (ja) * | 2020-03-16 | 2024-04-19 | グンゼ株式会社 | 包装用フィルムおよび包装袋 |
JP7495251B2 (ja) * | 2020-03-16 | 2024-06-04 | グンゼ株式会社 | 鮮度保持用フィルム |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015199228A (ja) | 2014-04-07 | 2015-11-12 | グンゼ株式会社 | 二軸延伸ポリプロピレン系フィルム及び包装用袋 |
JP2016520457A (ja) | 2013-06-04 | 2016-07-14 | トレオファン・ジャーマニー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト | シール可能なポリプロピレンフィルム |
-
2018
- 2018-02-01 JP JP2018016100A patent/JP6994398B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016520457A (ja) | 2013-06-04 | 2016-07-14 | トレオファン・ジャーマニー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト | シール可能なポリプロピレンフィルム |
JP2015199228A (ja) | 2014-04-07 | 2015-11-12 | グンゼ株式会社 | 二軸延伸ポリプロピレン系フィルム及び包装用袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019130837A (ja) | 2019-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6302726B2 (ja) | 二軸延伸ポリプロピレン系フィルム及び包装用袋 | |
JP4894340B2 (ja) | ヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム及び包装体 | |
JP6899222B2 (ja) | 青果物包装体 | |
JP6996554B2 (ja) | 二軸配向ポリプロピレン系樹脂フィルム | |
JP2007253349A (ja) | 二軸延伸ポリプロピレン系フィルムおよび包装袋 | |
JP2023153798A (ja) | ポリプロピレン系樹脂多層フィルム | |
JP6994398B2 (ja) | ポリプロピレン系フィルム | |
JP2005305998A (ja) | ヒートシール性ポリプロピレン系樹脂積層フィルム及び包装体 | |
WO2021200593A1 (ja) | ポリオレフィン系樹脂フィルム、及びそれを用いた積層体 | |
JP2023158008A (ja) | 二軸配向ポリプロピレン系樹脂フィルム及びそれを用いた包装体 | |
KR20220024585A (ko) | 폴리올레핀계 수지 필름, 및 그것을 사용한 적층체 | |
JP7018794B2 (ja) | 良好な剥離性が得られるポリプロピレン系延伸フィルム | |
JP4022423B2 (ja) | 青果物包装袋用プロピレン樹脂組成物とそのフィルム | |
JP7018793B2 (ja) | ポリプロピレン系延伸フィルム | |
JP6289261B2 (ja) | 熱収縮性積層フィルム | |
KR20220024587A (ko) | 폴리올레핀계 수지 필름, 및 그것을 사용한 적층체 | |
JP4239079B2 (ja) | ヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム及び包装体 | |
JP7471053B2 (ja) | 青果物の包装袋に用いるフィルム | |
JP2020151889A (ja) | ポリプロピレン系縦一軸延伸フィルムの製造方法 | |
JP7471114B2 (ja) | 包装用フィルムおよび包装袋 | |
JPH08300470A (ja) | 二軸延伸ポリプロピレンフィルム | |
JP2007021814A (ja) | 容器のフタ材用積層ポリプロピレン系樹脂フイルム | |
JPH0885192A (ja) | 積層シート | |
WO2024157762A1 (ja) | 無延伸ポリオレフィン系樹脂フィルム、積層体、及び包装体 | |
JP2017088194A (ja) | トップシール用多層フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210903 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211213 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6994398 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |