JPS6038117A - 熱硬化性樹脂材料の成形進行状態の検知方法及びこの検知方法を用いた成形制御方法並びに成形装置 - Google Patents
熱硬化性樹脂材料の成形進行状態の検知方法及びこの検知方法を用いた成形制御方法並びに成形装置Info
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- JPS6038117A JPS6038117A JP14768283A JP14768283A JPS6038117A JP S6038117 A JPS6038117 A JP S6038117A JP 14768283 A JP14768283 A JP 14768283A JP 14768283 A JP14768283 A JP 14768283A JP S6038117 A JPS6038117 A JP S6038117A
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、熱硬化性樹脂材料の成形進行状態の検知方法
及びこの検知方法を用いた成形制御方法並びに熱硬化性
樹脂材料用の成形装置に関する。
及びこの検知方法を用いた成形制御方法並びに熱硬化性
樹脂材料用の成形装置に関する。
従来、熱硬化性樹脂材料の成形方法は、予め定めた標準
の成形温度及び成形時間に基づいて成形していた。とこ
ろが、実際に熱硬化性樹脂材料を成形する場合には、熱
硬化性樹脂材料を溝底する各構成物質の溝底比率のバラ
ツキ及び外気温度変化に伴う熱硬化性樹脂材料の粘度変
化等により最適成形温度と予め設定した標準の成形温度
とが一致しないときがあり、標準の成形時間では成形時
間過多又は成形時間不足となることがあった。
の成形温度及び成形時間に基づいて成形していた。とこ
ろが、実際に熱硬化性樹脂材料を成形する場合には、熱
硬化性樹脂材料を溝底する各構成物質の溝底比率のバラ
ツキ及び外気温度変化に伴う熱硬化性樹脂材料の粘度変
化等により最適成形温度と予め設定した標準の成形温度
とが一致しないときがあり、標準の成形時間では成形時
間過多又は成形時間不足となることがあった。
そこで、従来は、成形時間過多又は不足を修正するため
、得た成形品を分析して成形温度あるいは成形時間の設
定値を修正していた。しかし、得た成形品の分析のみで
は、ゲル化時間及び硬化時間が的確に把握できないため
、最適成形温度あるいは最適成形時間の修正を迅速にす
ることができず、歩留が低くなる欠点があった。
、得た成形品を分析して成形温度あるいは成形時間の設
定値を修正していた。しかし、得た成形品の分析のみで
は、ゲル化時間及び硬化時間が的確に把握できないため
、最適成形温度あるいは最適成形時間の修正を迅速にす
ることができず、歩留が低くなる欠点があった。
そこで、本発明者は、歩留の向上を図るために、幾多の
実験を繰返した結果、熱硬化性樹脂材料のゲル化時にお
ける熱膨張現象及び硬化時における収縮現象を可動金型
の変位現象として捉え得ることを発見し、かかる知見に
基づいて本発明を完成するに至った。
実験を繰返した結果、熱硬化性樹脂材料のゲル化時にお
ける熱膨張現象及び硬化時における収縮現象を可動金型
の変位現象として捉え得ることを発見し、かかる知見に
基づいて本発明を完成するに至った。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第１図（Ａｌ（Ｂ）は本発明に係る熱硬化性樹脂材料用
の成形装置の実施例を示す要部断面図である。成形装置
１は、加圧成形方式の成形装置であって、固定盤２に雄
型の固定金型３が取付られていると共に、上下移動自在
の可動Ｍ４に雌型の可動金型５が固定しである。該可動
盤４は、油圧シリンダー等からなる可動金型用操作手段
６の出力端６ａに接続されており、該可動金型用操作手
段６の出力を受けて上下移動するように溝底されている
。該可動金型用操作手段６は、油圧シリンダーを定圧制
御する等して、前記可動金型５を固定金型３へ所定圧力
で型締めし、且つ熱硬化性樹脂材料８の内圧変動により
発生する可動金型５へ作用する背圧変動に対応して可動
金型５を固定金型３に対して前進又は後退させ得るよう
に構成されている。該可動金型５には成形厚み調節用の
スペーサー７．７が配設されている。前記可動盤４には
、変位検出装置９の検出器９ａが取付られている。該検
出器９ａは、差動トランス方式等が採用され、可動金型
５と連動して比例状態に移動する可動盤４の変位を検出
して、固定金型３に対する可動金型５の変位を間接的に
検出するように構成されている。なお、図示省略したが
、固定金型３に対する可動金型５の変位を直接的に検出
する構造とすることも勿論可能である。該検出器９ａの
検出信号ａは、第２図に示す如く、変位計９ｂで処理さ
れ可動金型５の変位が適宜方式で表示出力される。該変
位計器９ｂからの出力信号すは、レコーダー１０及び演
算装置１１へ入力される。演算装置１１は、マイクロコ
ンピュータ−等からなり、入力された信号すを１同機分
処理して可動金型５の変位速度を得ると共に、２同機分
して得た後述する（第３図参照）熱硬化性樹脂材料８の
流出停止時期の、硬化開始時期Ｏ及び硬化終了時期＠か
らゲル化ｌ１１１ｉｌＧＴ及び硬化時間ＣＴを得るよう
に構成されている。該硬化終了時期Ｏを知らせる演算装
＠１１からの信号Ｃは、昇降制御装［１２に入力される
。該昇降制御装置１２は、信号Ｃを適宜処理した後、可
動金型用操作手段６である油圧シリ２ンダーを降下させ
る信号ｄとして油圧ユニット１３へ出力するように構成
しである。前記演算装置１１により得たゲル化時間ＧＴ
及び硬化時間ＣＴは、予め設定された標準のゲル化時間
及び硬化時間と比較される。そして、演算装置１１は、
得たゲル化時間ＧＴ及び硬化時間ＣＴが対応する標準の
ＦＲ間よりも短いときには前記金型３．５を適宜温度降
温せしめる信号ｅを１型用の加熱冷却制御装置１４へ出
力し、逆に得たゲル化時間及び硬化時間が対応する標準
の時間よりも長いときには前記金型３，５を適宜温度昇
温せしめる信号［を加熱冷却制ｍ装置１４へ出力するよ
うに構成されている。前記演算装＠１１から加熱冷却制
御装置１４へ出力する信号ｅ、ｆの出力頻度は、熱硬化
性樹脂材料８を成形する毎に行なうことに限定すること
なく、成形回数の数回（例えば、５回）に対して１回の
割合で出力することもある。
の成形装置の実施例を示す要部断面図である。成形装置
１は、加圧成形方式の成形装置であって、固定盤２に雄
型の固定金型３が取付られていると共に、上下移動自在
の可動Ｍ４に雌型の可動金型５が固定しである。該可動
盤４は、油圧シリンダー等からなる可動金型用操作手段
６の出力端６ａに接続されており、該可動金型用操作手
段６の出力を受けて上下移動するように溝底されている
。該可動金型用操作手段６は、油圧シリンダーを定圧制
御する等して、前記可動金型５を固定金型３へ所定圧力
で型締めし、且つ熱硬化性樹脂材料８の内圧変動により
発生する可動金型５へ作用する背圧変動に対応して可動
金型５を固定金型３に対して前進又は後退させ得るよう
に構成されている。該可動金型５には成形厚み調節用の
スペーサー７．７が配設されている。前記可動盤４には
、変位検出装置９の検出器９ａが取付られている。該検
出器９ａは、差動トランス方式等が採用され、可動金型
５と連動して比例状態に移動する可動盤４の変位を検出
して、固定金型３に対する可動金型５の変位を間接的に
検出するように構成されている。なお、図示省略したが
、固定金型３に対する可動金型５の変位を直接的に検出
する構造とすることも勿論可能である。該検出器９ａの
検出信号ａは、第２図に示す如く、変位計９ｂで処理さ
れ可動金型５の変位が適宜方式で表示出力される。該変
位計器９ｂからの出力信号すは、レコーダー１０及び演
算装置１１へ入力される。演算装置１１は、マイクロコ
ンピュータ−等からなり、入力された信号すを１同機分
処理して可動金型５の変位速度を得ると共に、２同機分
して得た後述する（第３図参照）熱硬化性樹脂材料８の
流出停止時期の、硬化開始時期Ｏ及び硬化終了時期＠か
らゲル化ｌ１１１ｉｌＧＴ及び硬化時間ＣＴを得るよう
に構成されている。該硬化終了時期Ｏを知らせる演算装
＠１１からの信号Ｃは、昇降制御装［１２に入力される
。該昇降制御装置１２は、信号Ｃを適宜処理した後、可
動金型用操作手段６である油圧シリ２ンダーを降下させ
る信号ｄとして油圧ユニット１３へ出力するように構成
しである。前記演算装置１１により得たゲル化時間ＧＴ
及び硬化時間ＣＴは、予め設定された標準のゲル化時間
及び硬化時間と比較される。そして、演算装置１１は、
得たゲル化時間ＧＴ及び硬化時間ＣＴが対応する標準の
ＦＲ間よりも短いときには前記金型３．５を適宜温度降
温せしめる信号ｅを１型用の加熱冷却制御装置１４へ出
力し、逆に得たゲル化時間及び硬化時間が対応する標準
の時間よりも長いときには前記金型３，５を適宜温度昇
温せしめる信号［を加熱冷却制ｍ装置１４へ出力するよ
うに構成されている。前記演算装＠１１から加熱冷却制
御装置１４へ出力する信号ｅ、ｆの出力頻度は、熱硬化
性樹脂材料８を成形する毎に行なうことに限定すること
なく、成形回数の数回（例えば、５回）に対して１回の
割合で出力することもある。
なお、本発明に係る熱硬化性樹脂材料用の成形装置は、
前記第１図式（Ｂ）に示す圧縮成形方式に限定するもの
でなく、図示省略したが、トランスファー成形方式又は
射出成形方式であってもよく、前述の如ぎ可動金型用操
作手段６と変位検出装置９とを備えた成形装置であれば
、成形方式を問わない。
前記第１図式（Ｂ）に示す圧縮成形方式に限定するもの
でなく、図示省略したが、トランスファー成形方式又は
射出成形方式であってもよく、前述の如ぎ可動金型用操
作手段６と変位検出装置９とを備えた成形装置であれば
、成形方式を問わない。
次に、本発明に係る熱硬化性樹脂材料の成形進行状態の
検知方法及びこの検知方法を用いた成形制御方法を、Ｍ
１図図八Ｂ）及び第２図に示す成形装置１を用いた実施
例に基づいて説明する。先ず、降下状態の可動金型５の
凹部５ａへ所定量の熱硬化性樹脂材料８（以下、材料８
という）を載置する。
検知方法及びこの検知方法を用いた成形制御方法を、Ｍ
１図図八Ｂ）及び第２図に示す成形装置１を用いた実施
例に基づいて説明する。先ず、降下状態の可動金型５の
凹部５ａへ所定量の熱硬化性樹脂材料８（以下、材料８
という）を載置する。
次に、可動金型用操作手段６を作動させて可動金型５を
上昇させ前記材料８を加圧する。材Ｆ１８が第１図（Ｂ
）に示す如くキャビチー１５内で加圧されると、キャビ
チー１５内の空気及び余分な材料８が０．０５〜０．Ｉ
ｎ＋ｎ＋程度のクリアランスからなるピンチオフ部１６
から外部へ流出する。ピンチオフ部１６で材Ｆ１８が硬
化するとピンチオフ部１６からの材料８の流出が停止し
、金型３，５の加熱によりキャビチー１５内の材料８が
熱膨張する。所定圧力で型締めしている可動金型５は、
材料の８の熱膨張により発生する背圧が作用し、可動金
型の５の加圧力と材料８の内圧とがバランス位置まで降
下する。
上昇させ前記材料８を加圧する。材Ｆ１８が第１図（Ｂ
）に示す如くキャビチー１５内で加圧されると、キャビ
チー１５内の空気及び余分な材料８が０．０５〜０．Ｉ
ｎ＋ｎ＋程度のクリアランスからなるピンチオフ部１６
から外部へ流出する。ピンチオフ部１６で材Ｆ１８が硬
化するとピンチオフ部１６からの材料８の流出が停止し
、金型３，５の加熱によりキャビチー１５内の材料８が
熱膨張する。所定圧力で型締めしている可動金型５は、
材料の８の熱膨張により発生する背圧が作用し、可動金
型の５の加圧力と材料８の内圧とがバランス位置まで降
下する。
該降下に伴なう可動金型５の変位量は、変位検出装置９
により逐次検出される。材料８の熱膨張がなくなり、ゲ
ル化した後に材料８の硬化が開始される。すると、可動
金型５は材料８の硬化収縮に伴ない上昇する。該上昇に
伴なう可動金型５の変位量は、変位検出装置９により逐
次検出される。
により逐次検出される。材料８の熱膨張がなくなり、ゲ
ル化した後に材料８の硬化が開始される。すると、可動
金型５は材料８の硬化収縮に伴ない上昇する。該上昇に
伴なう可動金型５の変位量は、変位検出装置９により逐
次検出される。
変位検出装置９により逐次検出された可動金型５の変位
量はレコーダー１０に出力されると、例えば第３図に示
す如き変位一時間の曲線Ａとして得られる。図中のはキ
ャビチー１５内からの材料８の流出停止時期、◎は材料
８の熱膨張終了時期、■は硬化開始時期及び■は硬化終
了時期に夫々相当する。このように、変位検出装置９に
より可動金型５の変位を検出することにより、材料８の
成形進行状態を検知することができる。
量はレコーダー１０に出力されると、例えば第３図に示
す如き変位一時間の曲線Ａとして得られる。図中のはキ
ャビチー１５内からの材料８の流出停止時期、◎は材料
８の熱膨張終了時期、■は硬化開始時期及び■は硬化終
了時期に夫々相当する。このように、変位検出装置９に
より可動金型５の変位を検出することにより、材料８の
成形進行状態を検知することができる。
前記硬化終了時期■を知らせる演算装置１１からの信号
Ｃは、昇降制御装＠１２において、必要な光沢増加時間
等の後処理時間ＨＴが付加処理された後、可動金型用操
作手段６を降下させる信号ｄとして油圧ユニット１３へ
出力され、可動金型用操作手段６を作動させて可動金型
５を降下させる。型が開いたならば、適宜手段にて成形
品を取出す。
Ｃは、昇降制御装＠１２において、必要な光沢増加時間
等の後処理時間ＨＴが付加処理された後、可動金型用操
作手段６を降下させる信号ｄとして油圧ユニット１３へ
出力され、可動金型用操作手段６を作動させて可動金型
５を降下させる。型が開いたならば、適宜手段にて成形
品を取出す。
前記光沢増加時間とは、第３図の曲線Ｂに示す如く、材
料８がＳＭＣ（Ｓｈｅｅｔ Ｍｏ１ｄ Ｃｏｍ −ｐｏ
ｕｎｄ ）等の場合、硬化成形品の表面の光沢が所定の
光沢（図中の場合はＧ １ｏｓｓ ９０）に達するに必
要な硬化終了時期■後の加熱保持時間を言う。
料８がＳＭＣ（Ｓｈｅｅｔ Ｍｏ１ｄ Ｃｏｍ −ｐｏ
ｕｎｄ ）等の場合、硬化成形品の表面の光沢が所定の
光沢（図中の場合はＧ １ｏｓｓ ９０）に達するに必
要な硬化終了時期■後の加熱保持時間を言う。
演算装置１１で得たゲル化時間ＧＴ及び硬化時間ＣＴが
対応する標準の時間より短いときには、前記金型３．５
を適宜温度降温せしめる信号ｅを加熱冷却制御装置１４
へ出力し、金型３，５が最適加熱温度になるように調節
する。逆に、得たゲル化時間ＧＴ及び硬化時間ＣＴが対
応する標準の時間より長いときには、前記金型３，５を
適宜温度昇温せしめる信号ｆを加熱冷却制御装置１４へ
出力し、金型３．５が最適加熱温度になるように調節す
る。
対応する標準の時間より短いときには、前記金型３．５
を適宜温度降温せしめる信号ｅを加熱冷却制御装置１４
へ出力し、金型３，５が最適加熱温度になるように調節
する。逆に、得たゲル化時間ＧＴ及び硬化時間ＣＴが対
応する標準の時間より長いときには、前記金型３，５を
適宜温度昇温せしめる信号ｆを加熱冷却制御装置１４へ
出力し、金型３．５が最適加熱温度になるように調節す
る。
本発明者は、下記の条件により実験し第３図に示す如ぎ
結果を得た。
結果を得た。
（１）熱硬化性樹脂材料
■ 種 類 ＳＭＣ
■ 構 成
不飽和ポリエステルｍ脂 ８０部
低収縮剤 ２００
部炭酸カルシュラム １００部
硬化剤 １部
離型剤 ３部
増粘剤 １部
ガラス繊維 ８０部
（２成形条件
■ 金型温度
固定金型 １３５℃
可動金型 １４５℃
■ ＳＭＣのチャージ量 ３５０ｇ
■ 成形品の形状 ２００ｘ２２０ｘ４，５ ａｒｍ■
・加圧力 ５０ｋｇｆ／ｃｄ （３） 光沢測定方法 ■ 測定ＩＩ Ｇｌｏｓｓ Ｍｅｔｅｒ ＧＭ−２６■
受光面ｉｌｌ １２ｘ２Ｇ＋ａｓ ６０゜以上詳述の
如く本発明は、次の如き優れた効果を有する。
・加圧力 ５０ｋｇｆ／ｃｄ （３） 光沢測定方法 ■ 測定ＩＩ Ｇｌｏｓｓ Ｍｅｔｅｒ ＧＭ−２６■
受光面ｉｌｌ １２ｘ２Ｇ＋ａｓ ６０゜以上詳述の
如く本発明は、次の如き優れた効果を有する。
（１） 変位検出装置により熱硬化性樹脂材料の成形進
行状態を瞬時に且つ連続的に検知することが出来るので
、各成形品の品質管理を容易に行なうことが可能となる
と共に、金型の湿度管理及び成形時間管理を簡単に行な
うことが可能となり歩留の向上を図ること出来る。
行状態を瞬時に且つ連続的に検知することが出来るので
、各成形品の品質管理を容易に行なうことが可能となる
と共に、金型の湿度管理及び成形時間管理を簡単に行な
うことが可能となり歩留の向上を図ること出来る。
（２実際のゲル化時間及び硬化時間と標準のゲル化時間
及び硬化時間とを比較しつつ金型温度を逐次制御するこ
とが出来るので、瞬時に金型温度を最適温度に調節する
ことが可能となり歩留の向上を図ることが出来る。
及び硬化時間とを比較しつつ金型温度を逐次制御するこ
とが出来るので、瞬時に金型温度を最適温度に調節する
ことが可能となり歩留の向上を図ることが出来る。
（３）実際の硬化終了時期から後処理時間経過後に成形
品を得ることが出来るので、常に所定品質の成形品を得
ることが可能となり歩留の向上を図ることが出来る。
品を得ることが出来るので、常に所定品質の成形品を得
ることが可能となり歩留の向上を図ることが出来る。
第１図へ〇３）は本発明に係る熱硬化性樹脂材料用の成
形装置の実施例の要部を示す断面図、第２図は本発明に
係る熱硬化性樹脂材料の成形進行状態の検知方法及びこ
の検知方法を用いた成形制御方法の実施例を説明する回
路図、第３図は本発明に係る熱硬化性樹脂材料の成形進
行状態の検知方法により得た熱硬化性樹脂材料の成形進
行状態を示すグラフである。 ３・・・固定金型 ５・・・可動金型 ６・・・可動金
型用操作手段 ８・・・熱硬化性樹脂材料 ９・・・検
出装置 １１・・・演算装置 １４・・・加熱冷却制御
装置 特許出願人 伊奈製向株式会社 代 理 人 弁理士 内田敏彦
形装置の実施例の要部を示す断面図、第２図は本発明に
係る熱硬化性樹脂材料の成形進行状態の検知方法及びこ
の検知方法を用いた成形制御方法の実施例を説明する回
路図、第３図は本発明に係る熱硬化性樹脂材料の成形進
行状態の検知方法により得た熱硬化性樹脂材料の成形進
行状態を示すグラフである。 ３・・・固定金型 ５・・・可動金型 ６・・・可動金
型用操作手段 ８・・・熱硬化性樹脂材料 ９・・・検
出装置 １１・・・演算装置 １４・・・加熱冷却制御
装置 特許出願人 伊奈製向株式会社 代 理 人 弁理士 内田敏彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、可動金型に作用する背圧に対応して可動金型を後退
又は前進させ得る可動金型用操作手段にて可動金型を固
定金型へ所定圧力で型締めし、金型内へ充填した熱硬化
性樹脂材料を加圧加熱し、該熱硬化性樹脂材料が硬化完
了に至るまでに生じる熱硬化性樹脂材料の熱膨張及び硬
化収縮に起因して発生する前記可動金型の移動変位を適
宜変位検出装置で検出することを特徴とする熱硬化性樹
脂材料の成形進行状態の検知方法。 ２ 可動金型に作用する背圧に対応して可動金型を後退
又は前進させ得る可動金型用操作手段にて可動金型を固
定金型へ所定圧力で型締めし、金型内へ充填した熱硬化
性樹脂材料を加圧加熱し、該熱硬化性樹脂材料が硬化完
了に至るまでに生じる熱硬化性樹脂材料の熱膨張及び硬
化収縮に起因して発生する前記可動金型の移動変位を適
宜変位検出装置で検出して熱硬化性樹脂材料のゲル化時
間及び硬化時間を検知し、得たゲル化時間及び硬化時間
を予め設定した標準のゲル化時間及び硬化時間と比較し
、得たゲル化時間及び硬化時間が対応する標準の時間よ
り短いときには前記金型を適宜温度降温せしめ、逆に得
たゲル化時間及び硬化時間が対応する標準の時間より長
いときには前記金型を適宜渇度昇湿せしめて金型を温度
制御することを特徴とする熱硬化性樹脂材料の成形制御
方法。 ３、可動金型に作用する背圧に対応して可動金型を後退
又は前進させ得る可動金型用操作手段にて可動金型を固
定金型へ所定圧力で型締めし、金型内へ充填した熱硬化
性樹脂材料を加圧加熱し、該熱硬化性樹脂材料が硬化完
了に至るまでに生じる熱硬化性樹脂材料の熱膨張及び硬
化収縮に起因して発生する前記可動金型の移動変位を適
宜変位検出装置で検出して熱効果性樹脂材料の硬化終了
時期を検知し、得た硬化終了時期から後処理時間経過後
に可動金型を固定金型から後退させて型開きし成形品を
得ることを特徴とする熱硬化性樹脂材料の成形制御方法
。 ４、金型内において熱硬化性樹脂材料を加熱加圧して成
形する成形装置において、可動金型に作用する背圧に対
応して可動金型を固定金型に対して後退又は前進するよ
うにした可動金型用装置手段と、前記可動金型の移動変
位を検出する変位検出装置とからなることを特徴とする
熱硬化性樹脂材料用の成形装置。 ５、前記変位検出装置は、検出値用のレコーダーを備え
ていることを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の熱
硬化性樹脂材料の成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14768283A JPS6038117A (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | 熱硬化性樹脂材料の成形進行状態の検知方法及びこの検知方法を用いた成形制御方法並びに成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14768283A JPS6038117A (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | 熱硬化性樹脂材料の成形進行状態の検知方法及びこの検知方法を用いた成形制御方法並びに成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6038117A true JPS6038117A (ja) | 1985-02-27 |
| JPH0520250B2 JPH0520250B2 (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=15435895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14768283A Granted JPS6038117A (ja) | 1983-08-11 | 1983-08-11 | 熱硬化性樹脂材料の成形進行状態の検知方法及びこの検知方法を用いた成形制御方法並びに成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038117A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02117394A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-01 | Daiso Co Ltd | 微生物によるアルギン酸の分解法 |
| WO2005108034A3 (en) * | 2004-04-29 | 2006-02-23 | Masonite Corp | Compression molding method and apparatus suitable for making door facings |
| WO2014073304A1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | シャープ株式会社 | 成形物製造装置、および成形物製造方法 |
| CN104015284A (zh) * | 2014-06-20 | 2014-09-03 | 陈良 | 橡胶履带的生产装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58221653A (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-23 | Toshiba Mach Co Ltd | 金型開閉設備の自動締付力設定方法 |
-
1983
- 1983-08-11 JP JP14768283A patent/JPS6038117A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58221653A (ja) * | 1982-06-16 | 1983-12-23 | Toshiba Mach Co Ltd | 金型開閉設備の自動締付力設定方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH02117394A (ja) * | 1988-10-27 | 1990-05-01 | Daiso Co Ltd | 微生物によるアルギン酸の分解法 |
| JPH0570431B2 (ja) * | 1988-10-27 | 1993-10-05 | Daiso Co Ltd | |
| WO2005108034A3 (en) * | 2004-04-29 | 2006-02-23 | Masonite Corp | Compression molding method and apparatus suitable for making door facings |
| WO2014073304A1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | シャープ株式会社 | 成形物製造装置、および成形物製造方法 |
| JP5538640B1 (ja) * | 2012-11-09 | 2014-07-02 | シャープ株式会社 | 成形物製造装置、および成形物製造方法 |
| US9452554B2 (en) | 2012-11-09 | 2016-09-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Molded product manufacturing apparatus, and molded product manufacturing method |
| CN104015284A (zh) * | 2014-06-20 | 2014-09-03 | 陈良 | 橡胶履带的生产装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0520250B2 (ja) | 1993-03-19 |
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