JPS6038024Y2 - エンジンのラジエ−タのリザ−ブタンクの水位検出装置 - Google Patents

エンジンのラジエ−タのリザ−ブタンクの水位検出装置

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Publication number
JPS6038024Y2
JPS6038024Y2 JP2851080U JP2851080U JPS6038024Y2 JP S6038024 Y2 JPS6038024 Y2 JP S6038024Y2 JP 2851080 U JP2851080 U JP 2851080U JP 2851080 U JP2851080 U JP 2851080U JP S6038024 Y2 JPS6038024 Y2 JP S6038024Y2
Authority
JP
Japan
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water level
level detection
reserve tank
case
detection device
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Expired
Application number
JP2851080U
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English (en)
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JPS56129522U (ja
Inventor
洋夫 坂中
健次 松本
健次 山下
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、エンジンのラジェータに付設される冷却水
のリザーブタンクの水位を検出する装置に関し、この装
置による水位の検出が正確に行なわれるようにすること
を目的とする。
従来、このリザーブタンクの底部に取付けられる水位検
出装置は、第5図に示す構造となっている。
すなわち、ケース31内にスイッチ接点32とこれを開
閉作動するための磁石33を埋設したフロート34とが
収容されており、ケース31内をリザーブタンク内と連
通させるために、ケース31の上壁31aと側壁31b
とにそれぞれ連通孔35.36があけられている。
ところが、このものでは、リザーブタンク内に冷却水が
規定量以上あるにもかかわらず、スイッチ接点32が作
動し、作業者に冷却水不足を警報することがあった。
本考案者はこの誤報の原因について種々検討した結果、
エンジン自身の振動またはエンジンが搭載されたトラク
タの振動などにより、各連通孔35.36を通って冷却
水が移動し、ケース上壁31aの連通孔35から流れ込
む冷却水によりフロート34が押下げられ、誤報が発せ
られることがわかった。
そこで、この考案は、誤報をなくすために、たとえ冷却
水がケース上壁の連通孔からケース内に流れ込んできて
も、フロートを押下げないようにするものである。
以下この考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図はボンネットを縦断した農用トラクタの側面図で
あり、本機1のボンネット2の内部には、ラジェータ3
とエンジン4とが収容されている。
このエンジン4の吸気管(吸気マニホールド))5に冷
却水のリザーブタンク6が支持される。
すなわち、第2図に示すように、吸気マニホールド5は
金属鋳造品であり、エンジン4のヘッドブロック7に強
固に取付けられている。
この吸気マニホールド5の上部にステー取付部(ボス)
8が一体鋳造により形成してあり、このボス8にステー
9を固定し、さらにステー9にリザーブタンク6が嵌着
しである。
リザーブタンク6の底壁6aには、リザーブタンク6内
の冷却水の水位を検出する水位検出スイッチSが取付け
られており、このスイッチSはリード線10および図外
のバッテリ等の電源を介して表示器11に接続され、こ
の表示器11は運転席12から見える位置に配置されて
いる。
したがって、リザーブタンク6内の冷却水の不足が運転
席12かられかるようになっている。
スイッチSは、第3図に示すように、スイッチ接点13
とこれを開閉するフロート14とで構成され、これらは
ケース15内に収容されている。
フロート14内には磁石16が埋設され、フロート14
がその昇降空間17内を下降すると、スイッチ接点13
がオン腰表示器11が作動する。
ケース15の上壁15aおよび側壁15bにはケース1
5内とリザーブタンク6内とを連通する連通孔18,1
9がそれぞれあけられており、上壁15aの連通孔18
は、上から見てフロート14の外縁よりも外側にあって
、その向きがフロート14の昇降空間17内に向かわな
いように形成されている。
側壁15bの連通孔19は、第4図に示すように、トラ
クタの主振動方向20とほぼ直交する方向(トラクタの
前後方向)と平行でケース15のほぼ中央を通る仮想直
線21上に二個設けられている。
したがって、トラクタの上下、左右振動およびエンジン
4の振動などによりリザーブタンク6内の冷却水が各連
結孔18,19を介して、タンク6内からケース15内
へ、またケース15内からタンク6内へ移動しても、こ
の動きはフロート14に影響を与えないので、表示器1
1は常に正しい表示をする。
図中符号22は封止具で、リザーブタンク6の底部に水
位検出スイッチSを水密状に取付けるためのもの、23
はケース15の底部から外側への突出部で、水位検出ス
イッチSの側壁15bの連通孔19をリザーブタンク6
に対して正規の位置にするための位置決めの役をしてい
る。
この考案は以上のように構成し作用するから、つぎの効
果を奏する。
(イ)リザーブタンク内の冷却水が、水位検出装置のケ
ースの土壁の連通孔からケース内に浸入しても、フロー
トに当たらず、フロートを動かしてしまうことがないか
ら、水位検出装置が誤報を発することを防止でき、常に
正確に作動する。
(ロ)そのための構造は、連通孔を上から見てフロート
の外縁よりも外側に位置させ、縦断面視でフロートの昇
降空間に向かわないように形成するだけの簡単なもので
あるから、安価に実施できる。
(ハ)さらに、ケースの側壁にあける連通孔を主振動方
向とほぼ直交する方向に配置する場合は、この連通孔を
介しての冷却水の移動がほとんどなくなり、水位検出装
置の作動がより正確になる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の実施例を示し、第1図
はボンネットを縦断した農用トラクタの側面図、第2図
は第1図■−■線断面図、第3図は第2図要部拡大図、
第4図は第3図IV−IV線断面図、第5図は従来例を
示す第3図相当図である。 3・・・・・・ラジェータ、4・・・・・・エンジン、
6・・・・・・リザーブタンク、S・・・・・・水位検
出スイッチ、13・・・・・・スイッチ接点、14・・
・・・・フロート、15・・・・・・ケース、15a・
・・・・・土壁、15b・・・・・・側壁、17・・・
・・・昇降空間、18.19・・・・・・連通孔、20
・・・・・・主振動方向、21・・・・・・仮想直線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エンジン4のラジェータ3のリザーブタンク6内の
    底部に水面検出スイッチSを配置し、水位検出スイッチ
    Sはスイッチ接点13とこれを開閉するフロート14と
    をケース15に内装して構威し、ケース15の上壁15
    aと側壁15bとに連通孔18,19をあけ、ケース上
    壁15aの連通孔18を上から見てフロート14の外縁
    よりも外側に位置させるともに、縦断面視でフロート1
    4の昇降空間17から外れる向きに方向づけで形成した
    ことを特徴とするエンジンのラジェータのリザーブタン
    クの水位検出装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載したエンジン
    のラジェータのリザーブタンクの水位検出装置において
    、リザーブタンク6の水平面上での主振動方向20とほ
    ぼ直交する方向と平行でケース15のほぼ中央を通る直
    線を仮想し、この仮想直線21と交わるケース15の両
    側壁15b部分に連通孔19をあけたもの。
JP2851080U 1980-03-04 1980-03-04 エンジンのラジエ−タのリザ−ブタンクの水位検出装置 Expired JPS6038024Y2 (ja)

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JPS56129522U JPS56129522U (ja) 1981-10-01
JPS6038024Y2 true JPS6038024Y2 (ja) 1985-11-13

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ID=29624432

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