JPS6037978B2 - 高速ダビング方法 - Google Patents

高速ダビング方法

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JPS6037978B2
JPS6037978B2 JP53133465A JP13346578A JPS6037978B2 JP S6037978 B2 JPS6037978 B2 JP S6037978B2 JP 53133465 A JP53133465 A JP 53133465A JP 13346578 A JP13346578 A JP 13346578A JP S6037978 B2 JPS6037978 B2 JP S6037978B2
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speed
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は単位時間ずつの映像信号がそれぞれ1本ずつ
の磁気トラック‘こ順次記録された記録済みテープ(マ
スターテープ)から複製テープを作製する場合に、特に
、高速で複製テープを作製することを可能にしたダビン
グ方法に関し、特に、複製テープを再生したとき良好な
モニタ画像が得られるように考慮したものである。
この発明の説明に先だって、先ず、高速ダビング方法に
ついて説明する。
マスターテープは、例えば、次のようにして作製される
即ち、第1図において、1は回転磁気ヘッド、2はテー
プ案内ドラムで、ヘッド1はフィールド周波数で、即ち
、NTSC方式の映像信号であれば、毎秒60回転の割
合で、例えば矢印3の方向に回転させられる。
そして、磁気テープ4がヘッド1の回転周面、従って、
案内ドラム2の周面に、そるほぼ全周(360o)にわ
たって○状に斜めに巻き付けられる。さらに、テープ4
は図示しないがキャプスタン及びピンチローラ間に挿入
され、キャプスタンモータによって、一定速度VTで例
えば矢印5の方向に移送される。そして、回転ヘッド1
は、図示しないが、映像信号中の垂直同期信号に基づい
ていわゆる回転位相サーボがかけられて、この回転ヘッ
ド1により、第2図に示すように、磁気テープ4上に、
その幅方向の長さWの部分に、1フィールド分ずつの映
像信号が1本ずつの斜めトラックT,,T2,・・・・
・・を順次形成して記録される。
5 このようにして映像信号が記録されたテープ4をマ
スターテープとして、これと同じ信号記録パターンを有
するスレーブテープを作製するには、通常、回転ヘッド
の数、その回転数及びテープ速度が等しい再生機と録画
機を用意し、再生機によ0リマスターテープを再生し、
その再生信号を録画機によりスレープテープに記録する
ようにしている。しかしながらこの場合、マスターテー
プを作製するときのように、例えばテレビカメラよりの
映タ像信号をそのまま記録しなければならない場合と異
なって、複製テープを作る場合には、原型となるマスタ
ーテープと同じ記録パターン及び信号フオーマットをス
レーブテープに形成するだけでよく、1本のトラックを
走査する時間としては、1フィールド期間である必要は
なく、従って、テープ速度も早くしてもさしつかえない
そこで、高速でダビングすることが考えられ、次のよう
な新規な方法が提案された。
即ち、この方法は、マスターテープを作製した緑画再生
機Mに比べて、回転ヘッドの数をm倍(mは整数)にし
た回転ヘッド装置を用いることによってm倍の速度のダ
ビングができるようにしたものである。
例えば、第3図に示すように回転ヘッドを、鏡画再生機
Mの2倍の数、従って2個用いる。
そしてこれら2個の回転ヘッド6A,6Bを互いに18
0oの角間隅を隔てて配置し、これらヘッド6A,68
を、録圏再生機Mのそれの2倍のテープ速度で、図中矢
印7で示す方向に回転させる。そして、このような回転
ヘッド装置に対し、テープ9を、案内ドラム8に対して
、そのほぼ360oの角範囲にわたって巻き付け、緑画
再生機Mのテープ速度VTの2倍の速度M′,で磁気テ
ープ9を走行させれば、各回転ヘッド6A,6Bは、テ
ープ9上で第2図のヘッド1の軌跡と同様の軌跡を描く
こととなる。即ち、テープ速度を2倍とすれば、回転ヘ
ッドの回転数が変わらなければ、ヘッド6A又は6Bが
1回転する間に、テープ9は波だけ動くから、各ヘッド
6A又は6Bのテープ9の長手方向の走査ピッチは、緑
画再生機Mのそれの2倍、従って波となるが、ヘッド6
Aと68とは互いに180o角間隔隔てられており、ヘ
ッドが半回転する間にはテープ9はPだけ移動すること
から、ヘッド6Aとヘッド6Bの走査位置はテープ9上
で、その長手方向にPだけずれたものとなる。
従って、第4図に示すように、ヘッド6Aは、テープ9
上をトラックT^,,T^2・・・…を形成するように
、ヘッド6Bは、テープ9上をトラックTB.,TB2
・・・…を形成するように、それぞれ走査し、第2図の
線画再生機Mの場合と同様に、トラックピッチPとなる
。この場合、ヘッド6AがトラックT^,を半分走.三
※査したときからヘッド6BがトラックT8.上を走査
し始めるような時間関係となっている。
ところで、この場合、トラックT,,T2…・・・とテ
ープ4の長手方向とのなす角8と、トラックT^・,T
81,T^2,TB2…・・・とテープ9の長手方向と
のなす角を等しくするには、案内ドラムの径を変えて、
スチル角(テープが静止状態におけるヘッドの走査方向
とテープの長手方向とのなす角)を変えなければならな
い。即ち、線画再生機Mでは、テープ走行時には、テー
プの長手方向と、回転ヘッドの走査軌跡とのなす角は8
であるが、テープが静止しているときのそれは、第2図
の8。
となる。なぜなら、テープ走行時にはヘッドが1回転す
る間に、テープがPだけ移動するため、テープの移動方
向及びヘッドの走査方向が第2図の矢印のような場合に
は、ヘッドの走査軌跡の終端が、テープ走行時と静止時
とでPだけ異なるからである。これに対し、この方法に
使用する回転ヘッド装置にあっては、前述したように、
ヘッドが1回転する間にテープが斑だけ移動する。
従って、テープが静止しているときの各ヘッド6A,6
Bの走査軌跡とテープの長手方向のなす角は0′。 で
録画再生機Mのそれ8。とは異なる。そして、このテー
プ静止時にテ−プの幅方向の長さWの領域をヘッドが走
査した走査軌跡の長さが案内ドラムの1周分の長さに相
当する。
従って、録画再生機Mの案内ドラム2の蓬Dに対して、
案内ドラム8の径〇は大きくしなければならない。
この案内ドラム8の径D′は、案内ドラム2の蚤Dが既
知であれば、次のようにして求めることができる。
即ち、フィールド周波数をVfとすれば、ピッチPは、
P=苦‐‐‐‐‐‐‐・‐‘1’で表わされる。
従って、径〇は、 (けD′)2=(付D.Cos60十寺)2十(wD●
Sino。
)2で求められる。また、テープの長手方向とトラック
とのなす角8が知れれば、(汀D′)2=(昔十単一)
2十W2 D′=士ノ(蔦十等)2十W2..・..・..糊とな
る。
こうして、第3図の回転ヘッド装置において、案内ドラ
ム8の径をD′とし、テープと案内ドラム8との相対的
な斜めの巻き付け角を8o′=sin‐1巻とすれ‘ま
、トラックT^・’TB・’T^2’TB2……はトラ
ックT,,L,T3,T4……と全く等しいものとなる
従って、この第3図の回転ヘッド装置にマスターテープ
4を装着して、再生状態にすれば、回転ヘッド6Aがト
ラックT,,T3・・…・を順次走査すれば、ヘッド6
BはトラックT2,T4・・・・・・を順次走査するよ
うになり、第5図に示すように、順次再生信号が、常に
2個のヘッドから同時に得られる状態で取り出される。
この場合、図示しないが、コントロール信号により、い
わゆるトラツキングサーボ制御されて、各ヘッド6A,
6Bが正しく、トラックT,,L,T3,T4…上を走
査するのはもちろんである。そして、第3図の回転ヘッ
ド装置と同一の回転ヘッド装置を有する線画機を用意し
、これの回転ヘッドを再生機のそれと同期して回転させ
るようにし、この鍵画機にスレープテープを装着すれば
、スレーブテープ上には、トラックT^1,TB・,T
^2,TB2…・・・が形成されて、マスターテープと
全く等しい信号記録パターンが形成される。
こうして、緑画再生機Mに比べて、ヘッドの数をm倍、
図の例では2倍にすることにより2倍高速ダビングがで
きるものである。ところで、マスターテープよりスレー
ブテープへのダビングに当たって、マスターテープより
の再生信号をスレープテープに記録するときの信号伝送
の方法としては、マスターテープよりの再生高周波信号
を一旦復調して映像信号に戻し、この映像信号を再び変
調し、この変調信号をスレーブテープに記録する方法と
、マスターテープよりの再生高周波信号を復調せずに、
そのままスレーブテープに記録する方法とがある。
後者の方法によれば、構成が簡単で、しかも、信号系が
複数存在しても各信号系の特性のバラッキが映像信号の
特性のバラッキとして表われにくいという利点がある反
面、記録再生に当たっての映像信号のキャリア周波数が
異なるVTR同志でのダビングは行えないという欠点が
ある。
そこで、記録再生に当たってのキャリア周波数が異なる
VTR間でもダビングが行える前者の方法が採用される
ところで、上述の高速ダビング方法では、前述したよう
にヘッド6A及び6Bよりの再生信号は、第5図に示す
ように同時に得られるようになるため、再生→記録の信
号系が各ヘッド出力毎にそれぞれ必要になる。
従って、上述の高速ダビング方法に、前者の信号処理方
法を採用すると、図の例の場合、復調器及び変調器を有
する系が2系統必要になる。即ち、第6図はそのダビン
グ装置の一例の系統図で、1川ま第3図の回転ヘッド装
置で、案内ドラム8にはマスターテープ4が○状に巻回
されて、ヘッド6A及び6Bにて再生される状態となっ
ている。
11は、第3図の回転ヘッド装置と同様のもので、その
案内ドラム12には生テープ13が○状に巻回されて、
ヘッド14A及び148にて記録される状態となってい
る。
そして、この場合、これら回転ヘッド装置10及び11
は、ヘッド6Aが1本のトラクタ上を走査するときヘッ
ド14Aが1本のトラックを形成するように同期がとら
れている。
ヘッド6Aにて再生された信号は、再生アンプ「15A
に供給され、このアンプ15Aの出力は復調器16×及
び変調器17×からなる第1の系×に供給されて、一旦
映像信号に戻された後、再び変調され、この変調された
信号が記録アンプ18Aを通じてヘッド14Aに供蟻給
される。
一方、ヘッド68にて再生された信号は、再生アンプ1
58を通じて復調器16Y及び変調器17Yからなる第
2の系Yに供甥貧されて、一且映像信号に戻された後再
び変調され、この変調された信号が記録アンプ18Bを
通じてヘッド14Bに供給される。
ヘッド14Aと14Bとはテープ13上に交互に1本ず
つのトラックを形成するものであるから、テープ13上
には、第1の系×を通じて記録された信号のトラックと
、第2の系Yを通じて記録された信号のトラックが交互
に形成されることになる。
ところが、第1の系×と第2の系Yとでその復調器及び
変調器の特性を同一にすることは殆んどできず、特性に
バラッキを生じる。
この特性のバラッキは記録された信号を再生して復調し
た映像信号では、映像信号のレベルのバラツキとなって
表われる。ところで、このスレーブテープ13を再生す
ることを考えると、その再生に当たっては第1図の回転
ヘッド装置と同様の装置が用いられ、単一のヘッドが、
第1の系×を通った信号の記録されたトラックと第2の
系Yを通った信号の記録されたトラックとを交互に順次
走査することにより再生信号が取り出されるものである
従って、上述の場合、このスレーブテープ13より再生
されて復調された映像信号は、第7図に示すように、1
フィールド毎に直流レベルが変動したものとなり、モニ
タ画面上では1フィールド毎に画面が明・階・明・階と
交互に繰り返すフリッカとなり、見にくい画面となる欠
点がある。
この発明は、この欠点を除去した高速ダビング方法を提
供しようとするものである。以下、この発明による高速
ダビング方法の一例を、上述したように単一のヘッド‘
こて映像信号の記録がなされたマスターテープよりスレ
ープテープを作製するに当たって、2個のヘッドを用い
て2倍のテープ速度でダビングができるようにした場合
を例にとって、第8図〜第10図を参照しながら説明し
よう。
即ち、第8図に示すように、この発明においては、第1
の系×及び第2の系Yの入力側及び出力側にスイッチ回
路20及び21が設けられる。
そして、再生アンプ15Aの出力が遅延回路22Aを通
じてスイッチ回路20の一方の入力側に、再生アンプ1
5Bの出力が遅延回路22Bを通じてスイッチ回路20
の他方の入力端に、それぞれ供給される。そして、この
スイッチ回路20の一方の出力端に得られる信号が第1
の系×の復調器16Xに、他方の出力端に得られる信号
が第2の系Yの復調器16Yに、それぞれ供給される。
そして、第1の系×の変調器17×の出力はスイッチ回
路21の一方の入力端に、第2の系Yの変調器17Yの
出力はスイッチ回路21の他方の入力機に、それぞれ供
給され、このスイッチ回路21の一方の出力は遅延回路
23Aを通じて記録アンプ18Aに供給され、他方の出
力は遅延回路23Bを通じて記録アンプ18Bに供給さ
れ、これら記録アンプ18A及び18Bの出力がヘッド
14A及び14Bに供総合される。また、再生アンプ1
5Bよりの信号が復調器24に供給されて映像信号が復
調され、この映像信号が水平同期信号分離回路25に供
給されて、これより水平同期信号が得られ、この水平同
期信号がカウンタ26に供V給されてカウントされる。
一方、回転ヘッドの回転に関連して設けられたパルス発
生器27よりの回転ヘッド6A又は6Bが1回転する毎
に1個得られるパルスPcによりカウンタ26はリセツ
トされて、カウントが「1」よりスタートするようにさ
れる。そして、このカウン夕26よりは、パルスPGが
与えられて計数がスタートしてから水平同期パルスを例
えば131個カウントするまでは「1」で、131個カ
ウントしたときから「0」になる出力信号が得られるよ
うにされている。
この場合、パルス発生器27よりのパルスPGは、例え
ば、ヘッド6Aがテープ4上のトラックを走査し始める
時点で得られるようになされている。
従って、このカウンタ26よりはヘッド6Aが1本のト
ラックを走査する1フィールド期間の前半の約1/2フ
ィールド期間は「1」で、後半の約1/2フィールド期
間は「OJとなる信号Sc(第9図A)が得られる。
そして、この信号Scが切換信号としてスイッチ回路2
0及び21に供給されて、信号Scが「1」のときには
例えばスイッチ回路20及び21は図の状態に、信号S
cが「0」のときにはスイッチ回路20及び21は図の
状態とは逆の状態に、それぞれ切り換えられる。
なお、遅延回路22A,22Bはヘッド6A,68がち
ようど1/2フィールド分ずれていない場合に、これを
補正するためのもので、遅延回路23A,23Bはヘッ
ド14A,14Bがちようど1/2フィールド分ずれて
いない場合にこれを補正するためのものである。
上述のことから、ヘッド6Aが記録トラック上を走査し
始めてから、約半回転の約1/2フィールドの期間P,
では、スイッチ回路20及び21は図の状態に切り換え
られているので、テープ4よりヘッド6Aにて取り出さ
れ、再生アンプ15A及び遅延回路22Aを通じた信号
S^(第9図B、ただし、この図では説明を簡略化する
ため映像信号復調波形で示す。
以下同じ。)は、第1の系×に供給され、この系×を通
じた信号が遅延回路23A及び記録アンプ18Aを通じ
てヘッド14Aに供給され、一方、ヘッド6Bにて取り
出され、再生アンプ15B及び遅延回路22Bを通じた
信Z号SB(第9図C)は、第2の系Yに供給され、こ
の系Yを通じた信号が遅延回路23B及び記録アンプ1
8Bを通じてヘッド14Bに供給される。ヘッド6Aが
記録トラック上を走査する後半のZ約1/2フィールド
の期惜敗2では、スイッチ回路20及び21は図の状態
とは逆の状態に切り換えられるので、信号S^は、第2
の系Yに供給され、この第2の系Yを通じた遅延回路2
3A及び記録アンプ18Aを通じてヘッド14Aに供給
され、信号SBは第1の系×に供給され、この第1の系
×を通じた遅延回路23B及び記録アンプ18Bを通じ
てヘッド14Bに供給される。
この場合、ヘッド14Aが1本のトラックの半分を形成
したときからヘッド14Bがトラックを形成し始めると
いうように、ヘッド14Aと14Bとは、回転位相が1
′2フィールド期間分ずれている。
従って、ヘッド14Bは期間P2で、その形成すべき1
本のトラックの前半を形成し、次の期間P,で後半を形
成するようになる。従って、ヘッド14Aおよび14B
にて記録されるそれぞれ1本のトラックの前半には、そ
れぞれ第1の系×を通じた信号が、後半にはそれぞれ第
2の系Yを通じた信号が、記録されることになる。即ち
、例えば、復調された映像信号でみたとき、第1の系×
を通じた信号に比べて第2の系Yを通じた信号は、映像
信号レベルが低くなるようなバラッキが系×と系Yに存
在する場合には、ヘッド14Aにて1本おきのトラック
に記録された映像信号Sv^は、第9図Cに示すように
、このヘッド14Aにて1本のトラックが形成される1
フィールド期間の前半の1′2フィールド期間P・では
、映像信号レベルが高く、後半の1/2フイールド期間
P2では、映像信号レベルが低くなっている。
また、同様に、ヘッド14Bにて残りの1本おきのトラ
ックに記録された映像信号SvBは、第9図Eに示すよ
うに、このヘッド14Bにて1本のトラックが形成され
る1フィールド期間の前半の1′2フィールド期間P2
では、映像信号レベルが高く、後半の1/2フィールド
期間評.では、映像信号レベルが低くなっている。
従って、こうしてダビングがなされたスレーフテープ1
3より単一のへツド‘こより映像信号を再生した場合に
は、常に、再生映像信号の1フィールドの前半は第1の
系×を通じて記録された信号、後半は第2の系Yを通じ
て記録された信号となるから、モニタ画面上では、第1
0図に示すように、画面の上半分はやや明るく、画面の
下半分はやや暗い画像が映出されることとなり、明暗の
フリツカは生じない。
なお、この場合、スイッチ回路20及び21の切り換え
信号Scを、上述のように、常にパルスPGの時点から
131個水平同期パルスを計数したときから状態を反転
するようにするのではなく、例えば1フィールド毎に、
例えば水平同期パルスを131個計数したときから状態
を反転するものと、水平同期パルスを132個計数した
ときから状態を反転するものと交互に連続するような信
号となし、これによりスイッチ回路20及び21を切り
換えるようにすれば、モニタ画面上で、明暗に分割され
た画像の境い目を目立たなくするこをができる。
このようにして、この発明によれば、高速ダビングをし
たとき復調器及び変調器の特性のバラッキに起因するフ
リツカを防止することができる。
なお、上述の例は、1個のヘッドによって1フィールド
分ずつの映像信号が順次1本ずつのトラックに記録され
たマスターテープよりスレーブテープを作製するに当た
って、ヘッドの数を2倍にし、復調器−変換器の系を2
系統設けた場合の例であるが、ヘッドの数がm倍にされ
て、復調器一変調器の系をm系統設けた場合には、1フ
ィールド期間をm個に分割して、同じ系を通じた信号を
その分割した1つの期間で常に再生できるようにして、
画面上では垂直方向にm個に分割された領域のうちの同
じ1つの領域で再生するようにすればよい。また、上述
の例は、マスターテープは1個のへッド‘こて記録がな
されたものの場合を例にとって説明したが2個のヘッド
にてそれぞれ1フィールドづつの映像信号を1本づつの
トラックに記録するようにしたマスターテープよりスレ
ーブテープを作製する場合にも同様に適用できる。
さらに2個以上のへッド‘こて記録されたマスターテー
プよりスレーブテープを作製する場合にも同様に適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はマスターテープ作製用の緑画再生機の回転ヘッ
ド装置の一例を示す図、第2図はそのマスターテープの
信号記録パターンの一例を示す図、第3図は高速ダビン
グに使用する回転ヘッド装置の一例を示す図、第4図は
その信号記録パターンの一例を示す図、第5図はその再
生信号の時間的関係を説明するための図、第6図はダビ
ング方法の一例の信号系を示す系統図、第7図はこの発
明の説明に供する波形図、第8図はこの発明による高速
ダビング方法の一例の信号系を示す系統図、第9図はそ
の説明のための波形図、第10図はこの発明の効果を説
明するための図である。 4はマスターテープ、13はスレーブテープ、6A,6
B及び14A,14Bはそれぞれ回転磁気ヘッド、10
及び11は回転ヘッド装置、×は第1の系で、16Xは
復調器、17×は変調器、Yは第2の系で、16Yは復
調器、17Yは変調器、20及び21はスイッチ回路で
ある。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 テープ速度をマスターテープへの映像信号の記録時
    のn倍とするとともに、このn倍としたテープ速度のマ
    スターテープから再生映像信号を一旦復調しこの復調し
    た再生映像信号を再び変調した後スレーブテープに磁気
    記録する系を再生用回転磁気ヘツドの数に対応させてn
    系統設け、上記マスターテープの記録時のn倍の速度で
    スレーブテープを作製する方法において、上記マスター
    テープより再生されて上記スレーブテープに記録される
    映像信号の通る上記復調回路及び変調回路を含む上記n
    系統の系をほぼ1/nフイールド毎に順次切り換えるよ
    うにした高速ダビング方法。
JP53133465A 1978-10-30 1978-10-30 高速ダビング方法 Expired JPS6037978B2 (ja)

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JP2695197B2 (ja) * 1988-10-07 1997-12-24 株式会社日立製作所 磁気記録再生装置

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