JPS6037874B2 - ポリアミド系樹脂のめつき方法 - Google Patents
ポリアミド系樹脂のめつき方法Info
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- JPS6037874B2 JPS6037874B2 JP3489781A JP3489781A JPS6037874B2 JP S6037874 B2 JPS6037874 B2 JP S6037874B2 JP 3489781 A JP3489781 A JP 3489781A JP 3489781 A JP3489781 A JP 3489781A JP S6037874 B2 JPS6037874 B2 JP S6037874B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリアミド系樹脂、詳しくは無機充填材を含有
するポリアミド系樹脂にめつきを施す方法に関する。
するポリアミド系樹脂にめつきを施す方法に関する。
従来プラスチックめつき製品の素材としては、ABS樹
脂やポリプロピレンが用いられているが、之等はその物
理的性質特に機械的強度、耐熱性、耐候性等において劣
っており、金属製品との代替使用は尚困難であり、めつ
き製品として主に装飾用に用いられる程度にすぎない。
脂やポリプロピレンが用いられているが、之等はその物
理的性質特に機械的強度、耐熱性、耐候性等において劣
っており、金属製品との代替使用は尚困難であり、めつ
き製品として主に装飾用に用いられる程度にすぎない。
上記ABS樹脂等に代り、金属製品への代替使用が可能
な優れた物理的性質を有する素材としてはポリアミド樹
脂が利用でき、従って近年該ポリアミド樹脂にめつきを
施す方法が種々研究され、提案されている。之等のうち
で、無機充填材を配合したボリアミド系樹脂に、エッチ
ング前処理を施し、素材表面の相面化を計り、次いで感
応性付与、活性化後無電鰯めつき及び亀気めつきを行な
う方法が、最も好ましい方法と考えられるが、上記提案
された方法は、特に該方法に用いるエッチング前処理液
が、充分な粗面化を行ない難く、素材との密着力の低い
めつき皮膜しか形成し得なかったり、素材内部まで深く
浸透しすぎ、素材自体を硫化させ、また素材の表面平滑
性を阻害する弊害があり、いずれも実用性に乏しい。即
ち上記エッチング前処理液として提案された塩酸や棚弗
化水素酸は、その濃度が薄いと所望の素材表面の粗面化
を行ない得ず、反対に濃度を濃くすると素材とするポリ
アミド樹脂の溶解変質を惹起し、めつき外観を悪化させ
る。いずれにせよ従釆知られているエッチング前処理液
による処理では、素材とめつき皮膜との密着力の向上は
望み得ない。しかも本発明者らの研究によれば上記処理
液中には、素材ポリアミド樹脂が比較的短時間に溶解蓄
積され、これは上記処理工程中に再度素材表面に付着し
、その外観を極端に低下させることが確認された。本発
明者らは上記現状に鑑み、ポリアミド樹脂素材上に良好
なめつき皮膜を密着性良く析出させることができ、外観
上優れた品質のめつき製品を収得する方法を提供するこ
とを目的として、上記エッチング処理液は勿論のこと引
き続く各工程全般に亘つて詳細な研究検討を重ねた結果
、下記特定のエッチング処理液を利用したエッチング処
理工程を採用すると共にこれに引き続き特定の処理工程
を組み合せ採用する時には、従来技術からは到底考えら
れない極めて品質の優れた所望のポリアミド樹脂めつき
製品が収得されることを見し、出した。
な優れた物理的性質を有する素材としてはポリアミド樹
脂が利用でき、従って近年該ポリアミド樹脂にめつきを
施す方法が種々研究され、提案されている。之等のうち
で、無機充填材を配合したボリアミド系樹脂に、エッチ
ング前処理を施し、素材表面の相面化を計り、次いで感
応性付与、活性化後無電鰯めつき及び亀気めつきを行な
う方法が、最も好ましい方法と考えられるが、上記提案
された方法は、特に該方法に用いるエッチング前処理液
が、充分な粗面化を行ない難く、素材との密着力の低い
めつき皮膜しか形成し得なかったり、素材内部まで深く
浸透しすぎ、素材自体を硫化させ、また素材の表面平滑
性を阻害する弊害があり、いずれも実用性に乏しい。即
ち上記エッチング前処理液として提案された塩酸や棚弗
化水素酸は、その濃度が薄いと所望の素材表面の粗面化
を行ない得ず、反対に濃度を濃くすると素材とするポリ
アミド樹脂の溶解変質を惹起し、めつき外観を悪化させ
る。いずれにせよ従釆知られているエッチング前処理液
による処理では、素材とめつき皮膜との密着力の向上は
望み得ない。しかも本発明者らの研究によれば上記処理
液中には、素材ポリアミド樹脂が比較的短時間に溶解蓄
積され、これは上記処理工程中に再度素材表面に付着し
、その外観を極端に低下させることが確認された。本発
明者らは上記現状に鑑み、ポリアミド樹脂素材上に良好
なめつき皮膜を密着性良く析出させることができ、外観
上優れた品質のめつき製品を収得する方法を提供するこ
とを目的として、上記エッチング処理液は勿論のこと引
き続く各工程全般に亘つて詳細な研究検討を重ねた結果
、下記特定のエッチング処理液を利用したエッチング処
理工程を採用すると共にこれに引き続き特定の処理工程
を組み合せ採用する時には、従来技術からは到底考えら
れない極めて品質の優れた所望のポリアミド樹脂めつき
製品が収得されることを見し、出した。
本発明は上記知見に基づいて完成されたものである。
即ち本発明は、無機充填材を含有するポリアミド樹脂成
形品にめつきを施すに当り、{1}■アルキレンハロヒ
ドリン及びハロゲン化アルデヒドから選ばれたハロゲン
化合物(以下A成分という)、■ノニオン系界面活性剤
、塩化テトラメチルアンモニウム及び塩化テトラエチル
アンモニウムから選ばれた活性剤(以下B成分という)
及び必要に応じ◎芳香族スルホン酸類(以下C成分とい
う)を含有する水溶液でエッチング処理し(第一工程)
、■引き続き鉱酸水溶液で浸債処理し(第二工程)、‘
3}感応性付与及び活性化処理し(第三工程)、{4)
還元剤を含む水溶液で後処理し(第四工程)、次いで‘
5)無電解めつき及び露気めつきを行なう(第五工程)
ことを特徴とするポリアミド系樹脂のめつき方法に係る
。
形品にめつきを施すに当り、{1}■アルキレンハロヒ
ドリン及びハロゲン化アルデヒドから選ばれたハロゲン
化合物(以下A成分という)、■ノニオン系界面活性剤
、塩化テトラメチルアンモニウム及び塩化テトラエチル
アンモニウムから選ばれた活性剤(以下B成分という)
及び必要に応じ◎芳香族スルホン酸類(以下C成分とい
う)を含有する水溶液でエッチング処理し(第一工程)
、■引き続き鉱酸水溶液で浸債処理し(第二工程)、‘
3}感応性付与及び活性化処理し(第三工程)、{4)
還元剤を含む水溶液で後処理し(第四工程)、次いで‘
5)無電解めつき及び露気めつきを行なう(第五工程)
ことを特徴とするポリアミド系樹脂のめつき方法に係る
。
本発明方法によれば、外観、密着性及び析出性において
卓越するめつき皮膜をポリアミド樹脂上に析出せしめる
ことができる。
卓越するめつき皮膜をポリアミド樹脂上に析出せしめる
ことができる。
本発明方法によりめつきされた製品は、上記の通り非常
に優れた品質を具備しており、装飾分野で金属代替品と
して用い得ることは勿論のこと、機械的性質や耐熱性等
を要求される分野で例えば自動車用部品等として極めて
有用である。本発明方法は、無機質充填材を含有する通
常の各種ポリァミド系樹脂に適用でき、略々同様に良好
なめつき皮膜を形成し得る。
に優れた品質を具備しており、装飾分野で金属代替品と
して用い得ることは勿論のこと、機械的性質や耐熱性等
を要求される分野で例えば自動車用部品等として極めて
有用である。本発明方法は、無機質充填材を含有する通
常の各種ポリァミド系樹脂に適用でき、略々同様に良好
なめつき皮膜を形成し得る。
上記素材とするポリアミド系樹脂としては具体的にはご
ーカプロラクタム、ァミノカブロン酸、の−ラゥリンラ
クタム、11−ァミノゥンデカン酸等の重合体やジァミ
ンとジカルボン酸との重縮合物等の池之等重合体に更に
少量のポリエチレン、ポリプロピレン、ABS等の熱可
塑性樹脂を配合した配合物を例示できる。また無機質充
填材としては具体的には、タルク、クレー、淫酸カルシ
ウム、珪酸マグネシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシ
ウム、酸化アルミニウム、珪酸、シリカ、酸化チタン等
を例示できる。之等充填材は通常ポリアミド樹脂に対し
て約10〜5の重量%の範囲で配合される。以下本発明
方法をその工程毎に詳述する。本発明方法においてはま
ず素材とするボリアミド系樹脂成形品を、常法に従い洗
浄後上記A成分乃至C成分を含有する水溶液にてエッチ
ング処理する(第一工程)。
ーカプロラクタム、ァミノカブロン酸、の−ラゥリンラ
クタム、11−ァミノゥンデカン酸等の重合体やジァミ
ンとジカルボン酸との重縮合物等の池之等重合体に更に
少量のポリエチレン、ポリプロピレン、ABS等の熱可
塑性樹脂を配合した配合物を例示できる。また無機質充
填材としては具体的には、タルク、クレー、淫酸カルシ
ウム、珪酸マグネシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシ
ウム、酸化アルミニウム、珪酸、シリカ、酸化チタン等
を例示できる。之等充填材は通常ポリアミド樹脂に対し
て約10〜5の重量%の範囲で配合される。以下本発明
方法をその工程毎に詳述する。本発明方法においてはま
ず素材とするボリアミド系樹脂成形品を、常法に従い洗
浄後上記A成分乃至C成分を含有する水溶液にてエッチ
ング処理する(第一工程)。
上記洗浄操作は、具体的には有機溶剤例えばトリクロル
ェチレン、パークロルェチレン、アルコール等への浸贋
、アルカリ液例えばリン酸ナトリウムや棚酸ナトリウム
等への浸糟又は酸性液例えばクエン酸、リンゴ酸等もし
くは之等と洗浄剤との鹿液への浸涜後水洗することによ
り行なわれる。本発明の第一工程に用いる処理液を構成
するA成分としては、具体的にはエチレンブロムヒドリ
ン、エチレンクロルヒドリン、エチレンフルオロヒドリ
ソ、Q−及び8ープロピレンクoルヒドリン等のアルキ
レンハロヒドリン及びトリクロルアルデヒド、フロマー
ル、クロルジフルオロメタン等のハoゲン化アルデヒド
を例示できる。
ェチレン、パークロルェチレン、アルコール等への浸贋
、アルカリ液例えばリン酸ナトリウムや棚酸ナトリウム
等への浸糟又は酸性液例えばクエン酸、リンゴ酸等もし
くは之等と洗浄剤との鹿液への浸涜後水洗することによ
り行なわれる。本発明の第一工程に用いる処理液を構成
するA成分としては、具体的にはエチレンブロムヒドリ
ン、エチレンクロルヒドリン、エチレンフルオロヒドリ
ソ、Q−及び8ープロピレンクoルヒドリン等のアルキ
レンハロヒドリン及びトリクロルアルデヒド、フロマー
ル、クロルジフルオロメタン等のハoゲン化アルデヒド
を例示できる。
上記各ハロゲン化合物は、i種単独でもまた2種以上混
合しても用い得る。その使用量は、通常エッチング処理
液中に約50〜800タ′その濃度となる量程度とする
のが好ましい。B成分のひとつとして用いるノニオン系
界面活性剤としては、通常の各種のポリエチレン・オキ
サィド縮合型界面活性剤をいずれも使用できる。その代
表例としてはポリオキシェチレンノニルフェニルアルキ
ルエーテルを例示できる。上記/ニオン系界面活性剤は
、この種活性剤を用いる常法に従って、他の通常のカチ
オン系界面活性剤等と併用されてもよい。上記B成分は
1種単独でもまた2種以上混合しても使用できる。その
使用量は、通常エッチング処理液中に約0.5〜5タ′
その濃度となる量程度とするのが好ましい。またC成分
とする芳香族スルホン酸競としては具体的にはベンゼン
スルホン酸、トルヱンスルホン酸、キシレンスルホン酸
、クロルベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、
スルホサルチル酸、フタル酸等を例示でき、之等も亦上
記A成分及びB成分と同様に1種単独でも2種以上混合
しても使用できる。該C成分は特にエッチング処理液に
必須のものではないが、その添加配合によって、A成分
の作用(主として素材表面の粗面化作用)及びB成分の
作用(主として溶解されたポリアミド樹脂の素材表面へ
の再付着防止作用)が一層助長される。C成分の好適な
使用量は通常エッチング液中に200夕/ク程度までの
濃度で存在する量とされる。上記A成分乃至C成分は、
またエッチング液中にそれらの総計で約100〜900
夕/ど好ましくは約200〜500多′その範囲で存在
されるのが適当であり該エッチング液は、またこれに公
知の塩酸等の鍵酸類を約2の重量%での範囲で併用して
もよい。上記本発明の第一工程は、通常約20〜90q
o好まし〈は約30〜6000の温度条件下に、素材を
約2〜30分好ましくは5〜10分浸糟することにより
行なわれ、これにより素材表面の充分な粗面化が行なわ
れ、しかもその際素材の変質や、溶解された素材の再付
着等による外観低下のおそれは併われない。
合しても用い得る。その使用量は、通常エッチング処理
液中に約50〜800タ′その濃度となる量程度とする
のが好ましい。B成分のひとつとして用いるノニオン系
界面活性剤としては、通常の各種のポリエチレン・オキ
サィド縮合型界面活性剤をいずれも使用できる。その代
表例としてはポリオキシェチレンノニルフェニルアルキ
ルエーテルを例示できる。上記/ニオン系界面活性剤は
、この種活性剤を用いる常法に従って、他の通常のカチ
オン系界面活性剤等と併用されてもよい。上記B成分は
1種単独でもまた2種以上混合しても使用できる。その
使用量は、通常エッチング処理液中に約0.5〜5タ′
その濃度となる量程度とするのが好ましい。またC成分
とする芳香族スルホン酸競としては具体的にはベンゼン
スルホン酸、トルヱンスルホン酸、キシレンスルホン酸
、クロルベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、
スルホサルチル酸、フタル酸等を例示でき、之等も亦上
記A成分及びB成分と同様に1種単独でも2種以上混合
しても使用できる。該C成分は特にエッチング処理液に
必須のものではないが、その添加配合によって、A成分
の作用(主として素材表面の粗面化作用)及びB成分の
作用(主として溶解されたポリアミド樹脂の素材表面へ
の再付着防止作用)が一層助長される。C成分の好適な
使用量は通常エッチング液中に200夕/ク程度までの
濃度で存在する量とされる。上記A成分乃至C成分は、
またエッチング液中にそれらの総計で約100〜900
夕/ど好ましくは約200〜500多′その範囲で存在
されるのが適当であり該エッチング液は、またこれに公
知の塩酸等の鍵酸類を約2の重量%での範囲で併用して
もよい。上記本発明の第一工程は、通常約20〜90q
o好まし〈は約30〜6000の温度条件下に、素材を
約2〜30分好ましくは5〜10分浸糟することにより
行なわれ、これにより素材表面の充分な粗面化が行なわ
れ、しかもその際素材の変質や、溶解された素材の再付
着等による外観低下のおそれは併われない。
本発明では次いで上記によりエッチング処理された素材
を直接鉱酸水溶液で浸債処理する(第二工程)。
を直接鉱酸水溶液で浸債処理する(第二工程)。
これは通常濃塩酸30〜100地/その水溶液中に上記
素材を常温〜約5び0下に約1〜3分間浸債することに
より行なわれる。この第二工程の採用によれば上記素材
表面のゲル化が防止され、引き続く感応性付与(触媒化
)及び活性化が素材表面全般に亘り均一に行なわれる。
上記第二工程後の感応性付与及び活性化処理工程(第三
工程)は、公知の方法に従うことができる。
素材を常温〜約5び0下に約1〜3分間浸債することに
より行なわれる。この第二工程の採用によれば上記素材
表面のゲル化が防止され、引き続く感応性付与(触媒化
)及び活性化が素材表面全般に亘り均一に行なわれる。
上記第二工程後の感応性付与及び活性化処理工程(第三
工程)は、公知の方法に従うことができる。
即ち例えば塩化パラジウム約0.05〜0.5タ′そ、
塩化第1錫約5〜50夕/そ、濃塩酸約10〜100の
‘/そ及び塩化ナトリウム又は塩化カリウム約10〜3
00夕/そから成る通常のキャタリスト溶液によるキャ
タラィズ処理後水洗しく濃硫酸約20〜50の【/そ液
でアクセレート処理する方法や上記と略々同濃度の塩化
第1錫−濃塩酸液によるセンシタイジング処理後塩化パ
ラジウム−濃塩酸液によるアクチべ−ト処理する方法を
採用できる。また本発明では上記キャタラィズ処理後の
アクセレート処理は特に必要ではなく省略することもで
きる。上記各処理条件は公知のそれと変わるものではな
く、例えばキヤタライズ処理は常温〜約40午0下に約
1〜5分で、アクセレート処理は約20〜50℃下に約
1〜3分で夫々行なうことができる。本発明では次いで
還元剤を含む水溶液で後処理する(第四工程)ことが重
要であり、これによって引き続く無電簾めつきの析出性
を更に一層良好なものとすることができる。該第四工程
に用いる還元剤としては、具体的にはヒドラジン及びそ
の誘導体、次亜リン酸ナトリウム、次亜リン酸カルシウ
ム、水素化棚素ナトリウム、水素化側素カリウム、N・
N一ジメチルアミンボラン、N・N−ジェチルアミンボ
ラン等を例示でき、之等は夫々単独で用いてもよく併用
されてもよい。この第四工程は第三工程でキヤタラィズ
処理及び水洗、又はキャタラィズ処理、水洗及びアクセ
レート処理を行なう場合は、上記還元剤の約5〜100
夕/夕を含むアルカリ液(例えば水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム又は水酸化アンモニウムの5〜100タ′
Zを上記還元剤と併用した液)を利用し、常温〜約50
oo下に約1〜5分浸債することにより行ない得る。ま
た第三工程でセンシタィジング処理及びアクチベート処
理を行なう場合は、上記と同濃度の還元剤を含む水溶液
を利用し、同様の条件下に浸簿することにより実施され
る。この第四工程の採用によって引き続く無電解めつき
の析出性が改善される理由は明確ではないが、第一工程
で生成するポリアミド樹脂の分解生成物による上記第三
工程で素材表面に付与される触媒金属の不活性化を、上
記還元剤が防止するか又は不活性化された金属を再度活
性化するためと思われる。いずれにせよこの工程を採用
しない場合は、引き続く無電解めつきの際めつき皮膜の
析出は尚不充分である欠点が認められる。上記第四工程
後、本発明では通常の方法に従い無電解めつき及び亀気
めつきを行なう(第五工程)。
塩化第1錫約5〜50夕/そ、濃塩酸約10〜100の
‘/そ及び塩化ナトリウム又は塩化カリウム約10〜3
00夕/そから成る通常のキャタリスト溶液によるキャ
タラィズ処理後水洗しく濃硫酸約20〜50の【/そ液
でアクセレート処理する方法や上記と略々同濃度の塩化
第1錫−濃塩酸液によるセンシタイジング処理後塩化パ
ラジウム−濃塩酸液によるアクチべ−ト処理する方法を
採用できる。また本発明では上記キャタラィズ処理後の
アクセレート処理は特に必要ではなく省略することもで
きる。上記各処理条件は公知のそれと変わるものではな
く、例えばキヤタライズ処理は常温〜約40午0下に約
1〜5分で、アクセレート処理は約20〜50℃下に約
1〜3分で夫々行なうことができる。本発明では次いで
還元剤を含む水溶液で後処理する(第四工程)ことが重
要であり、これによって引き続く無電簾めつきの析出性
を更に一層良好なものとすることができる。該第四工程
に用いる還元剤としては、具体的にはヒドラジン及びそ
の誘導体、次亜リン酸ナトリウム、次亜リン酸カルシウ
ム、水素化棚素ナトリウム、水素化側素カリウム、N・
N一ジメチルアミンボラン、N・N−ジェチルアミンボ
ラン等を例示でき、之等は夫々単独で用いてもよく併用
されてもよい。この第四工程は第三工程でキヤタラィズ
処理及び水洗、又はキャタラィズ処理、水洗及びアクセ
レート処理を行なう場合は、上記還元剤の約5〜100
夕/夕を含むアルカリ液(例えば水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム又は水酸化アンモニウムの5〜100タ′
Zを上記還元剤と併用した液)を利用し、常温〜約50
oo下に約1〜5分浸債することにより行ない得る。ま
た第三工程でセンシタィジング処理及びアクチベート処
理を行なう場合は、上記と同濃度の還元剤を含む水溶液
を利用し、同様の条件下に浸簿することにより実施され
る。この第四工程の採用によって引き続く無電解めつき
の析出性が改善される理由は明確ではないが、第一工程
で生成するポリアミド樹脂の分解生成物による上記第三
工程で素材表面に付与される触媒金属の不活性化を、上
記還元剤が防止するか又は不活性化された金属を再度活
性化するためと思われる。いずれにせよこの工程を採用
しない場合は、引き続く無電解めつきの際めつき皮膜の
析出は尚不充分である欠点が認められる。上記第四工程
後、本発明では通常の方法に従い無電解めつき及び亀気
めつきを行なう(第五工程)。
この無電解めつき処理は、常法に従い公知の無電解銅め
つき格もし〈は無電解ニッケルめつき格を用いて行なう
ことができ、また亀気めつきも常法に従い例えば代表的
には通常の硫酸節めつき裕等を用いる電気鋼めつき、電
気ニッケルめつき、電気クロムめつき等により行なうこ
とができる。特に本発明方法では上記無電解めつき後に
、通常の無光沢ニッケルめつき格、ニッケル−鉄合金め
つき浴、ニッケルーコバルト合金めつき格、コバルト−
鉄合金めつき浴等を用いて膜厚約0.5〜5r机のスト
ラィクめつきを施し、その後光沢硫酸鋼めつき等を行な
うのが好ましい。
つき格もし〈は無電解ニッケルめつき格を用いて行なう
ことができ、また亀気めつきも常法に従い例えば代表的
には通常の硫酸節めつき裕等を用いる電気鋼めつき、電
気ニッケルめつき、電気クロムめつき等により行なうこ
とができる。特に本発明方法では上記無電解めつき後に
、通常の無光沢ニッケルめつき格、ニッケル−鉄合金め
つき浴、ニッケルーコバルト合金めつき格、コバルト−
鉄合金めつき浴等を用いて膜厚約0.5〜5r机のスト
ラィクめつきを施し、その後光沢硫酸鋼めつき等を行な
うのが好ましい。
上記ストラィクめつき処理によれば、これを採用しない
場合に生ずるおそれのある露気めつき格(主として硫酸
)による素材ポリアミド樹脂の溶解、変質やこれに伴わ
れる該樹脂上への鰭気めつき皮膜の密着性低下をも確実
に防止して、常に安定して優れた品質を具備する所期の
めつき製品を収得できる。かくして本発明によれば従来
見られない優れた外観、密着力及び析出性をもってポリ
アミド系樹脂成形品表面に所期のめつき皮膜を形成でき
る。以下本発明を更に詳細に説明するため実施例及び比
較例を挙げる。実施例 1 ポリアミド系樹脂成形品素材として、市販のナイロン(
東洋紡績社製、ナイロンTCAグレード)試片(15肌
×7弧×厚さ3肋)を、予めエタノール液に常温で3分
間浸濃後乾燥して利用した。
場合に生ずるおそれのある露気めつき格(主として硫酸
)による素材ポリアミド樹脂の溶解、変質やこれに伴わ
れる該樹脂上への鰭気めつき皮膜の密着性低下をも確実
に防止して、常に安定して優れた品質を具備する所期の
めつき製品を収得できる。かくして本発明によれば従来
見られない優れた外観、密着力及び析出性をもってポリ
アミド系樹脂成形品表面に所期のめつき皮膜を形成でき
る。以下本発明を更に詳細に説明するため実施例及び比
較例を挙げる。実施例 1 ポリアミド系樹脂成形品素材として、市販のナイロン(
東洋紡績社製、ナイロンTCAグレード)試片(15肌
×7弧×厚さ3肋)を、予めエタノール液に常温で3分
間浸濃後乾燥して利用した。
上記詠片を下記組成のエッチング処理液を用い45oo
下に1び分間エッチング処理した。
下に1び分間エッチング処理した。
<エッチング処理液>フロマール
300タ′と塩化テトラメチルアンモニウム
50多/と次いで濃塩酸50柵/その溶液に20℃下
に1分間浸債処理後下記組成のキャタリスト溶液に常温
で2分浸潰し、水洗後濃硫酸20の【/その溶液に40
00下に2分間浸積(アクセレート処理)後水洗した。
300タ′と塩化テトラメチルアンモニウム
50多/と次いで濃塩酸50柵/その溶液に20℃下
に1分間浸債処理後下記組成のキャタリスト溶液に常温
で2分浸潰し、水洗後濃硫酸20の【/その溶液に40
00下に2分間浸積(アクセレート処理)後水洗した。
<キャタリスト溶液>
塩化パラジウム 0.1夕/そ塩
化第1錫 10夕/そ塩化ナ
トリウム 200タ′夕濃塩酸
50の{′そ上記で処理
された試片を下記組成の還元剤含有処理液に40oo下
2分間浸潰し次いで水洗した。
化第1錫 10夕/そ塩化ナ
トリウム 200タ′夕濃塩酸
50の{′そ上記で処理
された試片を下記組成の還元剤含有処理液に40oo下
2分間浸潰し次いで水洗した。
<後処理液>水酸化ナトリウム 1
0タ′そ次亜リン酸ナトリウム 20夕
/そ次いで得られた試片を下記組成の化学ニッケルめつ
き液を用い、pH9.5及び温度40qo下に、8分間
無電解めつきした。
0タ′そ次亜リン酸ナトリウム 20夕
/そ次いで得られた試片を下記組成の化学ニッケルめつ
き液を用い、pH9.5及び温度40qo下に、8分間
無電解めつきした。
<無電解めつき液〉
硫酸ニッケル 30夕/そ次亜
リン酸ナトリウム 20タ′そくえん酸
・2ナトリウム 45夕/そアンモニア水
(28%) 20の‘/〆水洗及び濃硫
酸30の【′そ液に常温下30秒間浸糟後、下記組成の
無光沢ニッケルめつき液を用い、pH4.2、温度49
0、電流密度2A/dあの条件下に5分間ストライクめ
つきを行なった。
リン酸ナトリウム 20タ′そくえん酸
・2ナトリウム 45夕/そアンモニア水
(28%) 20の‘/〆水洗及び濃硫
酸30の【′そ液に常温下30秒間浸糟後、下記組成の
無光沢ニッケルめつき液を用い、pH4.2、温度49
0、電流密度2A/dあの条件下に5分間ストライクめ
つきを行なった。
<ストラィクめつき液>
塩化ニッケル 40夕/そ棚
酸 30夕/夕ラウリル
硫酸ナトリウム 0.5夕/そ次いで水洗
後下記組成の光沢硫酸鋼めつき液を用い、温度30℃、
電流密度3A′dでの条件下に120分間電気めつきを
施した。
酸 30夕/夕ラウリル
硫酸ナトリウム 0.5夕/そ次いで水洗
後下記組成の光沢硫酸鋼めつき液を用い、温度30℃、
電流密度3A′dでの条件下に120分間電気めつきを
施した。
<竜気めつき液>
硫酸鋼 200夕/そ硫
酸 50夕/夕「カパラ
シッドMU」(シェーリング社製)5のZ/そ「カパラ
シツドA」(シェーリング社製)0.5の【/ク次いで
80qoで2時間空気乾燥し、1日放置後得られためつ
き皮膜の密着強度を測定した。
酸 50夕/夕「カパラ
シッドMU」(シェーリング社製)5のZ/そ「カパラ
シツドA」(シェーリング社製)0.5の【/ク次いで
80qoで2時間空気乾燥し、1日放置後得られためつ
き皮膜の密着強度を測定した。
その結果を第1表に示す。また上詰めつき製品の外観を
知るため上記光沢硫酸鋼めつき液で温度3000、電流
密度3A′dあの条件下2粉1間電気めつき後水洗し、
下記組成の光沢ニッケルめつき液で、lpH4.4温度
50℃、電流密度3A/dめで18分間電気めつき後水
洗し更に下記組成のクロムめつき液で、温度45o0、
電流密度1船/dめで1.8分間めつきし、めつき面の
外観を肉眼で判定した。
知るため上記光沢硫酸鋼めつき液で温度3000、電流
密度3A′dあの条件下2粉1間電気めつき後水洗し、
下記組成の光沢ニッケルめつき液で、lpH4.4温度
50℃、電流密度3A/dめで18分間電気めつき後水
洗し更に下記組成のクロムめつき液で、温度45o0、
電流密度1船/dめで1.8分間めつきし、めつき面の
外観を肉眼で判定した。
結果を第1表に示す。<光沢ニッケルめつき液>
硫酸ニッケル 280夕/そ塩
化ニッケル 45夕/そ欄
酸 30夕/そサッカリン
1夕/そ2ーブチンー1・4ージオ
ール 0.2夕/そくクロムめつき液>クロム酸
250夕/そ硫 酸
2.5夕/そ三価クロム
1.22′そ実施例 2実施例1
と同一の素材試片をトリクレン液に常温で3分間浸債後
乾燥して試料とした。
化ニッケル 45夕/そ欄
酸 30夕/そサッカリン
1夕/そ2ーブチンー1・4ージオ
ール 0.2夕/そくクロムめつき液>クロム酸
250夕/そ硫 酸
2.5夕/そ三価クロム
1.22′そ実施例 2実施例1
と同一の素材試片をトリクレン液に常温で3分間浸債後
乾燥して試料とした。
これを下記組成のエッチング処理液で30oo下10分
間エッチング処理した。
間エッチング処理した。
<エッチング処理液>
トリクロルアルデヒド 300夕/そキシ
レンスルホン酸 50夕/ぐ「ノニポ
ール#50」(三洋化成社製、ノニオン系界面活性剤)
2多/夕以下実施例1と同様
の工程を行なった。
レンスルホン酸 50夕/ぐ「ノニポ
ール#50」(三洋化成社製、ノニオン系界面活性剤)
2多/夕以下実施例1と同様
の工程を行なった。
結果を第1表に示す。実施例 3
ポリアミド形樹脂成形物品素材として、アラィドケミカ
ル社製「カプロン1030」試片(15肌×7肌×厚さ
3肌)を、予めアルカリ洗浄剤(奥野製薬工業社製「ェ
−スクリーンA−200」)の50夕/そ溶液で40q
o下3分間処理後水洗して用いる。
ル社製「カプロン1030」試片(15肌×7肌×厚さ
3肌)を、予めアルカリ洗浄剤(奥野製薬工業社製「ェ
−スクリーンA−200」)の50夕/そ溶液で40q
o下3分間処理後水洗して用いる。
上記試片を下記組成のヱッチング処理液で50oo下5
分間エッチング処理する。<エッチング処理液> エチレンクロルヒドリン 250夕/メス
ルホサルチル酸 50タ′そノニオ
ン系界面活性剤(「フロラードFC−170」洲耽製)
0.5タ′〆次いで濃塩
酸50の【/その溶液に常温で1分間浸糟処理後実施例
1と同一のキャタリスト溶液で常温下2分間処理し、水
洗し、下記組成の還元剤含有後処理液に常温で3分間浸
債処理後水洗した。
分間エッチング処理する。<エッチング処理液> エチレンクロルヒドリン 250夕/メス
ルホサルチル酸 50タ′そノニオ
ン系界面活性剤(「フロラードFC−170」洲耽製)
0.5タ′〆次いで濃塩
酸50の【/その溶液に常温で1分間浸糟処理後実施例
1と同一のキャタリスト溶液で常温下2分間処理し、水
洗し、下記組成の還元剤含有後処理液に常温で3分間浸
債処理後水洗した。
<後処理液>濃アンモニア水 10
0肌/そ水素化棚素カリウム 3夕/
そ次いで得られた試片を下記組成の化学銅めつき液を用
い、pH12.4、温度25o0以下に10分間無電鱗
めつきした。
0肌/そ水素化棚素カリウム 3夕/
そ次いで得られた試片を下記組成の化学銅めつき液を用
い、pH12.4、温度25o0以下に10分間無電鱗
めつきした。
<無電解めつき液>硫酸鋼
1鰍′〆ホルムアルデヒド 13
夕/Zロツセル塩 50タ′
そ水酸化ナトリウム 10タ′そ更
に水洗及び濃塩酸20の【/そ液に常温下3の砂間浸債
後、下記組成のニッケル−鉄合金めつき液を用い、pH
3.5、温度40午○、電流密度3A/dあの条件下に
5分間ストライクめつきした。
1鰍′〆ホルムアルデヒド 13
夕/Zロツセル塩 50タ′
そ水酸化ナトリウム 10タ′そ更
に水洗及び濃塩酸20の【/そ液に常温下3の砂間浸債
後、下記組成のニッケル−鉄合金めつき液を用い、pH
3.5、温度40午○、電流密度3A/dあの条件下に
5分間ストライクめつきした。
くストラィクめつき液>
硫酸ニッケル 200夕/そ硫酸
第1鉄 10夕/そ塩化ナトリ
ウム 10夕/そ欄 酸
3M/夕アスコルビン酸
59′そサッカリン 1タ
′そラウリル硫酸ナトリウム 0.5夕/
そその後実施例1と同一工程を行ない目的のめつき製品
を得た。
第1鉄 10夕/そ塩化ナトリ
ウム 10夕/そ欄 酸
3M/夕アスコルビン酸
59′そサッカリン 1タ
′そラウリル硫酸ナトリウム 0.5夕/
そその後実施例1と同一工程を行ない目的のめつき製品
を得た。
結果を第1表に示す。実施例 4
実施例3と同一の素材試片(予めアルカリ洗浄したもの
)を下記組成のエッチング処理液で40qo下1び分間
エッチング処理した。
)を下記組成のエッチング処理液で40qo下1び分間
エッチング処理した。
<エッチング処理液>
フロマール 100夕/そエ
チレンク。
チレンク。
ルヒドリン 250タ′そ塩化テトラメチ
ルアンモニウム 20夕/そ「フロラードFC−
170」 0.1タ′〆次いで濃塩酸50
の‘′その溶液に常温下3分間処理し水洗後下記組成の
センシタィジング液で常温下5分間浸債処理し、水洗後
下記組成のアクチベーション溶液で常温で3分間浸潰し
水洗する。<センシタィジング液>塩化第1錫
10夕/そ濃塩酸
15の上/そ<アクチベーション液〉塩
化パラジウム 0.3タ′そ濃
塩酸 5私/そ上記で処
理された試片を下記還元剤含有後処理液に4000下1
分間浸潰し次いで水洗した。
ルアンモニウム 20夕/そ「フロラードFC−
170」 0.1タ′〆次いで濃塩酸50
の‘′その溶液に常温下3分間処理し水洗後下記組成の
センシタィジング液で常温下5分間浸債処理し、水洗後
下記組成のアクチベーション溶液で常温で3分間浸潰し
水洗する。<センシタィジング液>塩化第1錫
10夕/そ濃塩酸
15の上/そ<アクチベーション液〉塩
化パラジウム 0.3タ′そ濃
塩酸 5私/そ上記で処
理された試片を下記還元剤含有後処理液に4000下1
分間浸潰し次いで水洗した。
<後処理液〉ジメチルアミンボラン 10夕
/そ次いで得られた謙片を実施例3と同様に化学鋼めつ
き、ストラィクめつき及び亀気めつき処理した。
/そ次いで得られた謙片を実施例3と同様に化学鋼めつ
き、ストラィクめつき及び亀気めつき処理した。
結果を第1表に示す。実施例 5
実施例1と同一の素材試片を用い同一条件下に化学ニッ
ケルめつき処理まで行い、次いで水洗後濃硫酸30の‘
/〆液で常温下30秒間処理した後直接光沢硫酸鋼めつ
きを行なった。
ケルめつき処理まで行い、次いで水洗後濃硫酸30の‘
/〆液で常温下30秒間処理した後直接光沢硫酸鋼めつ
きを行なった。
結果を第1表に示す。比較例 1
この方法は従釆方法によるものであり、以下の通りに行
なわれた。
なわれた。
即ち実施例1と同一の素材試片を予めエタノール液で同
条件下洗浄後、下記比鮫エッチング処理液で45oo下
に5分間エッチング処理し、水洗した。〈比較エッチン
グ処理液> 濃塩酸 180の【′ぞそ
の後実施例1のキャタリスト溶液で同条件下処理し、水
洗後濃硫酸50の‘/その溶液で460下に4分間アク
セレート処理し、水洗し、次いで後処理を行なうことな
く実施例1と同一の化学ニッケルめつき処理し、水洗し
、濃硫酸30の‘/ク液に常温下3筋抄・間浸潰して活
性化後、実施例1と同一の光沢硫酸鋼めつき処理を行な
った。
条件下洗浄後、下記比鮫エッチング処理液で45oo下
に5分間エッチング処理し、水洗した。〈比較エッチン
グ処理液> 濃塩酸 180の【′ぞそ
の後実施例1のキャタリスト溶液で同条件下処理し、水
洗後濃硫酸50の‘/その溶液で460下に4分間アク
セレート処理し、水洗し、次いで後処理を行なうことな
く実施例1と同一の化学ニッケルめつき処理し、水洗し
、濃硫酸30の‘/ク液に常温下3筋抄・間浸潰して活
性化後、実施例1と同一の光沢硫酸鋼めつき処理を行な
った。
結果を第1表に示す。比較例 2
この方法も従釆方法によった。
即ち実施例3の試片(予めアルカリ洗浄したもの)を下
記比較エッチング処理液で6000下5分間エッチング
処理した。<比較エッチング処理液〉 クロム酸 400タ′そ硫
酸 400タ′そ引き続
き実施例4と同一条件下にセッシタィジング処理及びア
クチベーション処理し、水洗後直接実施例4と同様に化
学めつき処理し、水洗後濃硫酸30のと/ク液に常温下
3硯砂間浸潰して活性化後、同様に光沢硫酸鋼めつき処
理した。
記比較エッチング処理液で6000下5分間エッチング
処理した。<比較エッチング処理液〉 クロム酸 400タ′そ硫
酸 400タ′そ引き続
き実施例4と同一条件下にセッシタィジング処理及びア
クチベーション処理し、水洗後直接実施例4と同様に化
学めつき処理し、水洗後濃硫酸30のと/ク液に常温下
3硯砂間浸潰して活性化後、同様に光沢硫酸鋼めつき処
理した。
結果を第1表に示す。比較例 3
エッチング処理後の鉱酸水溶液浸濃処理に代え水洗を行
なう以外は実施例1と同様にした。
なう以外は実施例1と同様にした。
結果を第1表に示す。比較例 4
実施例2においてアクセレート処理を濃硫酸30の‘/
その溶液に40oo下3分間浸糟することにより行ない
、且つ還元剤含有後処理液による処理を行なうことなく
同様にした。
その溶液に40oo下3分間浸糟することにより行ない
、且つ還元剤含有後処理液による処理を行なうことなく
同様にした。
結果を下記第1表に示す。第1表
尚上記第1表における密着強度は、下記ピーリング試験
法によった。
法によった。
即ちめつき製品の平坦面に一定幅の切込みを入れ、めつ
き皮膜を素地と直角方向に引っ張りながら剥離し、その
時の密着力(kg/弧)を測定することにより行なった
。結果は試験片の全切込み部分につき行なったものであ
り、各切込み部分のうちの最大密着力と最小密着力を示
すものである。上記第1表より本発明方法によれば良好
な外観を有し化学めつき析出が常に100%であり、密
着強度も優れていることが判る。
き皮膜を素地と直角方向に引っ張りながら剥離し、その
時の密着力(kg/弧)を測定することにより行なった
。結果は試験片の全切込み部分につき行なったものであ
り、各切込み部分のうちの最大密着力と最小密着力を示
すものである。上記第1表より本発明方法によれば良好
な外観を有し化学めつき析出が常に100%であり、密
着強度も優れていることが判る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 無機充填材を含有するポリアミド系樹脂にめつきを
施すに当り、(1)(A)アルキレンハロヒドリン及び
ハロゲン化アルデヒドから選ばれたハロゲン化合物、(
B)ノニオン系界面活性剤、塩化テトラメチルアンモニ
ウム及び塩化テトラエチルアンモニウムから選ばれた活
性剤、及び必要に応じ、(C)芳香族スルホン酸類を含
有する水溶液でエツチング処理し、 (2)引き続き鉱酸水溶液で浸漬処理し、(3)感応性
付与及び活性化処理し、(4)還元剤を含む水溶液で後
処理し、次いで(5)無電解めつき及び電気めつきを行
なうことを特徴とするポリアミド樹脂のめつき方法。 2 無電解めつき処理後ニツケル、ニツケル−鉄合金、
ニツケル−コバルト合金又はコバルト−鉄合金のストラ
イクめつきを約1〜5μm施し、次いで電気めつきを行
なう特許請求の範囲第1項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3489781A JPS6037874B2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 | ポリアミド系樹脂のめつき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3489781A JPS6037874B2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 | ポリアミド系樹脂のめつき方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57149463A JPS57149463A (en) | 1982-09-16 |
JPS6037874B2 true JPS6037874B2 (ja) | 1985-08-28 |
Family
ID=12426964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3489781A Expired JPS6037874B2 (ja) | 1981-03-10 | 1981-03-10 | ポリアミド系樹脂のめつき方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037874B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017203668A1 (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | Ykk株式会社 | めっき皮膜付き樹脂基材及びその製造方法、並びにめっき方法 |
CN106245105B (zh) * | 2016-08-05 | 2018-07-13 | 广州三孚新材料科技股份有限公司 | Pa10t工程塑料的无铬表面微蚀方法 |
-
1981
- 1981-03-10 JP JP3489781A patent/JPS6037874B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57149463A (en) | 1982-09-16 |
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