JPS6037678B2 - 連続符号判別方式 - Google Patents

連続符号判別方式

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JPS6037678B2
JPS6037678B2 JP51073785A JP7378576A JPS6037678B2 JP S6037678 B2 JPS6037678 B2 JP S6037678B2 JP 51073785 A JP51073785 A JP 51073785A JP 7378576 A JP7378576 A JP 7378576A JP S6037678 B2 JPS6037678 B2 JP S6037678B2
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綱一 谷垣
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【発明の詳細な説明】 本発明は、所定の公差をもって順次に歩進する等差数列
等をそれぞれ表わす連続符号信号を、ノイズの混入等に
拘らず、誤りな〈復号するようにした連続符号判別方式
に関するものである。
従来、テレビジョン映像信号の垂直婦線消去期間に文字
情報等の静止画情報信号を時分割多重して放送するテレ
ビジョン多重の静止画放送方式が検討されている。かか
るテレビジョン多重の静止画放送方式において例えば文
字情報を伝達する場合には、第1図に示すように、文字
パターンをテレビジョンにおけると同機の走査方式によ
り走査して得られる文字信号を走査ライン毎に分解し、
テレビジョン映像信号のフィールド毎に例えば1ライン
の割合で垂直帰線消去期間中の適切な水平走査期間に時
分割多重して伝送する。しかして、上述した文字信号の
時分割多重伝送の態様は、一時に1種類のパターン情報
を伝送する基本的伝送形態であり、実際の静止画放送に
おいては、多種類の文字情報を時分割多重した多重化情
報信号を上述のようにしてテレビジョン映像信号に更に
時分割多重して放送し、受信者が所望の種類の文字情報
を選択的に受信しうるようにすることが検討されている
かかる形態の文字情報の多重伝送を行なう場合には、例
えば第2図に示すように、各種の文字情報をそれぞれ識
別するための番組コード等の制御信号を例えば4ビット
構成にし、これをそれぞれの文字信号に付加して伝送し
、受信側においては、所望の種類の文字信号に対する番
組コードを例えばキーボードなどにより設定し、これと
一致する番組コード信号を付加した文字信号のみを選択
抽出して再生表示するようにする。上述のようにして選
択抽出した文字信号を例えば受像管等の表示装置に表示
するにあたっては、文字パターンの撮像出力信号を走査
の順に分解して順次に伝送した文字情報信号を、その伝
送の順序で走査線単位に、表示画面の下方から順次に上
方へ移動させながら表示するようにした、いわゆるスク
ロール表示と、原文字パターンを走査線の順に表示画面
の対応する走査線の位置に順次に表示する、いわゆるフ
ァクシミリ表示との2通りの表示方式がある。
これらの表示方式には、一長一短があるが、電気的信号
処理上からすれば、スクロール表示においては、走査線
単位で順次に選択抽出した文字信号を、その抽出した順
序で表示画面徐を移動させながら表示すればよいのであ
るから、順次の走査線単位の文字信号にそれぞれの走査
線位置を示す符号、すなわち線符号を付加する必要がな
いのに対し、ファクシミリ表示においては、伝送されて
来た走査線単位の文字信号を表示画面上のそれぞれ所定
の走査線位置に表示するので、走査線単位の文字信号に
それぞれ線符号を付加する必要がある。したがって、フ
ァクシミリ表示を行なうことを前提としたテレビジョン
多重の静止画放送方式においては、送信時において、予
め、走査線単位の文字信号にそれぞれの線符号を付加し
て送出することになるが、そのためには、前述の第2図
に示したように文字信号にそれぞれ付加する制御信号を
、その文字情報の番組符号と上述の線符号とをもって構
成する。上述のごとく文字情報を構成する走査線単位の
文字信号に番組符号および線符号よりなる制御信号を付
加したものをテレビジョン放送波に時分割多重して伝送
する場合に、かかる文字情報信号が受信側に到達するま
でには、セットノイズ、ゴースト防害波、ィンパルス性
ノイズ等各種のノイズや妨害信号が混入して損傷を受け
るが、特に、制御信号が損傷を受けて線符号の再生に誤
りが生ずると、かかる文字情報信号のファクシミリ表示
を行なう際に、走査線単位の文字信号が欠除したり、誤
った走査線単位に表示されたり、重複して表示されたり
して、再生表示された文字情報の品質が著しく劣化する
ことになる。
本発明の目的は、上述した再生情報の品質の劣化を防止
し、文字情報等の情報信号を走査線単位に分解し、かつ
、そのそれぞれに連続して線符号を付加して時分割伝送
したものを受信して再生する際に、再生時までに伝送信
号に混入したノイズや妨害信号には拘りなく、それぞれ
の線符号を誤りなく弁別して、走査線単位の情報信号を
表示画面上における所定の表示位置に正しく再生表示し
うるようにし、もって、文字情報等情報信号の高品位の
再生表示を行ないうるようにした連続符号判別方式を提
供することにある。
本発明の他の目的は、一定の規則に従って連続する符号
信号、好ましくは、一定の公差をもって歩進する等差数
別からなる連続符号信号を、それら連続する符号信号相
互間の相関を利用して誤りなく判別する連続符号判別方
式を提供することにある。
すなわち、本発明連続符号判別方式は、所定の規則に従
って順次に変化する符号信号の列からなる連続符号信号
を、直列に接続した3個のレジス外こ順次に移送してそ
れぞれ順次に記憶させ、前記所定の規則に対応した第1
の論理演算を行なう第1の論理回路において、前記移送
の最後段に位置する第1のレジスタに記憶させた前記符
号信号に前記第1の論理演算を施し、前記第1の論理演
算における演算過程とは逆の演算過程を有する第2の論
理演算を行なう第2の論理回路において、前記移送の最
前段に位置する第3のレジスタに記憶させた前記符号信
号に前記第2の論理演算を施し、前記移送の中段に位置
する第2のレジスタに記憶させた前記符号信号と前記第
1および第2の論理回路におけるそれぞれの演算出力信
号とを第1および第2の比較回路においてそれぞれ比較
し、それら第1および第2の比較回路における比較出力
のいずれかが論理値“1”となるときには前記第2のレ
ジス外こ記憶させた前記符号信号を判別出力符号信号と
して取出し、前記比較出力がともに論理値“0”となる
ときには前記第1および第2の論理回路のいずれかの演
算出力信号を判別出力符号信号として選択的に取出すこ
とにより、前記連続符号信号における符号信号の正誤を
判別して誤りを訂正するようにしたことを特徴とするも
のである。
以下に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
一般に、符号信号を誤りなく再生するために通例用いら
れている符号判別方式は、符号信号に検査用ビット(パ
リティビット)を付加して伝送し、再生信号に1ビット
の誤りがあればその誤りのある符号信号を除去するよう
にするパリティチェック方式であるが、この判別方式に
より走査線単位に時分割伝送する文字信号に付加した符
号信号を判別すると、符号誤りを生じた走査線の文字信
号が表示画面に表わされないだけで、他の走査線の表示
には何ら影響を与えないが、当該符号誤りを生じた走査
線の部分が再生文字情報から欠落する。
ので、符号判別の効果が十分ではない。また、上述のご
とき1ビットの誤りを生じた符号信号の誤りを訂正する
ための1ビット誤り訂正符号をも符号信号に付加して伝
送する誤り訂正方式もあるが、テレビジョン走査方式表
示画面の全走査線を識別するに要する線符号は8ビット
構成となり、8ビット構成の符号信号に必要な1ビット
誤り訂正符号には少なくとも12ビットが必要となるの
で、これらの符号を復号するために受信回路が複雑とな
るうえに、符号の1ビット誤りに対してしか効果がない
。したがって、かかる従来周知の符号判別乃至誤り訂正
の方式は上述した本発明の目的の達成には用い得ないた
めに、同じく上述した他の目的に沿って本発明をなした
ものである。すなわち、本発明連続符号判別方式の原理
的構成においては、多種類の文字情報信号をそれぞれ走
査線単位の文字信号に分解してそれぞれに識別用の線符
号を付加し、例えば、第3図aに示すように、1ページ
分のテレビジョン多重伝送に3.5秒を要する文字情報
信号の9ページ分A〜1を、第3図bに示すように、そ
れぞれ複数走査線単位からなる行毎に分割して時分割多
重するように組合わせ、かかる時分割多重信号を更に細
分化して、第3図cに示すように、上述の各行の中を更
に走査線単位で時分割多重して伝送するようにした場合
に、まず、順次に配列した走査線単位の文字情報信号に
それぞれ付加した線符号を、時間的に一定の規則に従っ
て変化するように設定する。例えば、これら順次の線符
号が公差1の等差数列をなして、順次に1,2,3,…
となるようにする。上述のように、連続する線符号等の
符号信号が時間的に一定の規則に従って変化し、好まし
くは一定の公差をもって順次に歩進する等差数列をなす
ときは、連続する少なくとも3個の符号信号の相互間に
おいては、上述した一定の規則が保持され、好ましくは
、それら3個の符号信号相互間の差がいずれも上述した
一定の公差に等しくなる。
本発明判別方式においては、連続する少なくとも3個の
符号信号相互間におけるかかる規則性を利用して、受信
して再生した連続符号信号の正誤を判別するために、直
列に接続した3個のレジスタに連続した符号信号を順次
に移送してつぎに記憶させ、かかる移送によってこれら
3個のレジス夕の記憶内容が更新される都度、これら3
個のレジスタに記憶された3個の符号信号相互間の論理
関係を、それぞれ連続する2個の符号信号間の論理関係
が上述した規則性を保持しているときには論理値が真と
なるように構成した論理回路を用いて判別し、論理値が
真となったときには、中段のレジス外こ記憶された真中
の符号信号を受信出力の符号信号として取出し、論理値
が否となった。ときには、最終段もし〈は最前段のレジ
スタに記憶した符号信号を上述した規則に従って修正し
たものを受信出力の符号信号として取出すようにする。
なお、走査線単位の文字情報信号にそれぞれ付加した線
符号を上述のようにして判別する際には、線符号信号の
上述した移送並びに取出しとタイミングを合わせるため
に、走査線単位の文字情報信号も直列に接続した2個の
バッファメモリに順次に移送して記憶させ、上述のよう
に取出した線符号に対応した方の文字情報信号を受信出
力として取出すようにする。上述のような原理に基づく
本発明方式により構成した連続符号判別回路の具体的な
構成例を第4図に示す。
第4図示の構成において、上述したような規則性を有す
る連続符号信号、好ましくは、所定の公差、例えば1を
もって順次に歩進する等差数列からなる連続符号信号の
うち、A番組の第i番目の走査線分の文字情報信号およ
びこれに付加した線符号信号が入力端子12に供給され
たとする。なお、A番組の受信中における連続した糠符
号としては、例えば1から200までの数値が巡回的に
伝送されて来るものとする。この時点においては、入力
端子12からの第i番目の文字情報信号Liが例えば2
56ビット構成のメモリ1に記憶されこれに対応する線
符号信号iが例えば8ビット構成のレジスタ3に記憶さ
れる。なお、この時点においては、後続する例えば同じ
く8ビット構成のレジスタ4および5における記憶内容
は不明であるから、この時点における受信出力線符号信
号としては、後述する本発明判別方式の論理に従って、
十1論理回路6の出力信号、すなわち、レジスタ5の記
憶内容に十1の加算を行なったものが取出されるが、符
号判別の初期状態にあるこの時点においては、メモリ1
に縦続接続された例えば同じく256ビット構成のメモ
リ2は、初期状態においてはリセットされているとすれ
ば、記憶内容が空白であるから、受信出力としての文字
情報信号はこの時点においては再生画面上には表示され
ない。ついで、引続く走査線単位の文字情報信号、すな
わち、A番組の第i+1番目の走査線分の文字情報信号
Li+,が入力端子12に供給された時点においては、
レジスタ3には文字情報信号i+1が記憶され、レジス
タ4には前の時点においてレジスタ3に言己臆されてい
た線符号信号iが移送されて記憶される。
これと同時に、メモリ1には新たな文字情報信号L…が
記憶され、メモリ2にはメモリーから移送された前の時
点における入来文字情報信号Liが記憶される。この時
点において、レジスタ3の記憶内容である線符号信号i
+1は−1論理回路7に並列に転送されるが、この一1
論理回路7は入力符号信号から数値1を減算した数値の
符号信号を論理出力信号とするものであり、したがって
、この時点においては論理演算出力として線符号信号i
が形成される。
この論理演算出力線符号信号iとしジスタ4に記憶され
た入来線符号信号iとを例えば8ビット構成の比較回路
9に導いて比較する。この比較回路9においては、入来
線符号信号iおよびi+1に誤りがないときには比較判
定出力信号Qが論理値“1”となり、入来線符号信号i
およびi+1の少なくとも一方に誤りがあるときには比
較判定力信号日2が論理値“0”となる。一方、この時
点におけるレジスタ5の記憶内容は不明であるから、そ
の記憶内容を十1論理回路6に並列に転送して数値1を
加算した論理演算出力信号としジスタ4に記憶された入
来線符号信号iとを例えば同じく8ビット構成の比較回
路8を導いて比較した結果の比較判定出力信号日,は論
理値“1”もしくは“0”のいずれとも不明である。し
たがって、これらの比較判定出力信号日,および日2を
ORゲート回路1 1に加え、そのORゲート出力信号
を、そのORゲート出力信号が“1”もしくは“0”の
いずれであるかに応じ、それぞれレジスタ4の記憶内容
と十1論理回路6の論理演算出力とを入力信号として切
替え選択するようにした例えば8ビット構成のセレクタ
10を制御0する切替信号とすれば、現時点‘こおいて
は比較回路9の比較判定出力信号&が論理値“1”であ
って上述のORゲート出力信号が論理値“1”となるの
で、レジスタ4の記憶内容である入釆線符号信号iが選
択され、判別出力線符号信号としてセレクタ10から取
出され、また、ORゲート出力信号が十1論理値“0”
となるときには、論理回路6の論理演算出力が選択され
ることになる。すなわち、入来線符号信号iおよびi+
1に誤りがなく、比較回路9の比較判定出力信号日2が
“1”であれば、この時点における比較回路8の比較判
定出力信号日,の論理値の如何に拘りなく、レジス夕4
に記憶された入来符号信号iが判別出力線符号信号とし
て取出され、この線符号信号に対応してメモリ2に記憶
されている文字情報信号Liが受信出力文字情報信号と
して取出される。ついで、更に引続く走査線単位の文字
情報信号、すなわち、A番組の第i+2番目の走査線分
の文字情報信号L船が入力端子12に供給された時点に
おいては、前々段階においてはしジスタ3に、また、前
段階においてはしジス夕4に記憶されていた線符号信号
iが順次に移送されてレジスタ5に記憶され、更に十1
論理回路6に並列に転送されて数値1を加算されて論理
演算出力線符号信号i十1が形成される。
この論理演算出力線符号信号i+1と、この時点におけ
るレジスタ4の記憶内容である入来線符号信号i+1と
を比較回路8に導いて比較し、これらの線符号信号が一
致しているときには比較判定出力信号日,が論理値“1
”となり、一致しないときには比較判定出力信号日,が
論理値“0”となる。一方、この時点におけるレジスタ
3の記憶内容である入来線符号信号i+2を−1論理回
路7に並列に転送して数値1を減算した論理演算出力線
符号信号i+1とレジスタ4の記憶内容である入来線符
号信号i十1とを比較回路9に導いて比較した結果の比
較判定出力信号日2についても上述と同様である。した
がって、これらの比較判定出力信号日,および伍のいず
れかが“1”であれば、ORゲート回路11のゲート出
力として得られる切替信号が論理値“1”となるので、
レジスタ4に記憶されている入来線符号信号i+1が判
別出力信号としてセレクタ10から取出され、この判別
出力線符号信号に対応してこの時点にメモリ2に記憶さ
れている文字情報信号Li+,が受信出力として取出さ
れる。以下、A番組の第i+3番目、第i+4番目、・
・・の走査線単位の文字情報信号が順次に入来する度毎
に、上述と同機な線符号信号の判別を連続した3個の入
来線符号信号のうち連続した2個の符号信号に符号誤り
がなければ、実時間より1段階の伝送期間だけ遅延して
レジスタ4に記憶される線符号信号に対応してメモリ2
に記憶される走査線単位の文字情報信号が逐次取出され
、受信出力文字情報信号として再生画面に順次に表示さ
れ、連続した3個の入来線符号信号の少なくとも1個の
線符号信号、特に間に挟まれた1個の線符号信号に誤り
があって、上述した本発明方式の判別回路におけるOR
ゲート出力としての切替信号が論理値“0”となれば、
現時点より2段階前に入釆し、かつ前段階の符号判別に
おいて誤りなしと判別されたレジスタ5の記憶内容の線
符号信号に数値1を加算した数値の線符号信号をその時
点においてメモリ2に記憶されている走査線単位の文字
情報信号に付加して受信出力信号とする。
したがって、本発明符号判別方式においては、伝送され
て来た入力文字情報信号を実時間で表示する従来方式と
は異なり、時間的には1段階の伝送期間、例えばテレビ
ジョン信号の1フィールド周期の高。秒だけ遅延して文
字情報信号を表示することとにはなるが、符号信号の伝
送誤りの有無には関係なく、適正な線符号を付加した走
査線単位の文字情報信号を受信出力として適切に表示す
ることができる。すなわち、文字情報信号の伝送路にお
けるノイズの混入や妨害信号の混入によって走査線単位
の文字情報信号に付加した線符号に符号誤りを生じた場
合における本発明方式による符号判別の態様を更に詳述
するに、まず、第1の時点において、前述の各レジスタ
5,4,3に順次に連続した線符号信号j,i十1,i
十2がそれぞれ正常に記憶されているとすれば、比較回
路8および9の比較判定出力信号日,および日2はとも
に論理値“1”となり、レジスタ4に記憶されている入
釆線符号信号i+1がメモリ2に記憶されている文字情
報信号Li+,に付加されて受信出力信号となる。
引続く第2の時点‘こおいて入来すべき線符号信号i十
3が誤って異なる値のmになったとすれば、レジスタ5
,4,3には線符号信号i+1,i+2,mがそれぞれ
記憶され、線符号i+1に1を加えた十1論理回路6の
論理演算出力をレジスタ4の記憶内容i+2と比較する
比較回路8の比較判定出力信号日,は、“1”となるも
、線符号mから1を減算した−1論理回路7の論理演算
出力としジスタ4の記憶内容とを比較する比較回路9の
比較判定出力信号日2は“0”となる。
しかし、これらの比較判定出力信号日,および日2のO
Rゲート出力は上述した正常動作のときと同様に論理値
“1”となるので、受信出力信号も正常動作のときと全
く同様にして構成される。更に引続く第3の時点におい
て入来した線符号信号は正常な値のi+4であったとす
れば、レジスタ5,4,3には線符号信号i+2,m,
i+4がそれぞれ記憶され、したがって、比較回路8お
よび9においては、いずれも互に異なる数値の比較を行
なうことになるので、比較判定出力信号日,,比はとも
に論理値“0”となり、これらの信号のORゲート出力
も論理値“0”となるため、セレクタ10が切換えられ
、十1論理回路6の論理演算出力信号(i十4)十1す
なわちi+3を線符号信号として、その時点においてメ
モリ2に記憶されている走査線単位の文字情報信号に付
加して受信出力信号が構成され、符号判別を行なう連続
3符号信号の1個に誤りがあっても、正常動作のときと
全く同機の受信出力信号が得られる。
つぎに、上述の第3の時点における入来線符号信号が本
来i+4であるべきに反し、前段階の入来線符号の誤り
に引続いて再度誤りを生じ、異なる値のm′になったと
すれば、レジスタ5,4,3には線符号信号i十2,m
,m′がそれぞれ記憶されることになり、セレクタ10
の出力線符号信号は十1論理回路6の論理演算出力信号
に切替えられるが、十1論理回路6の入力信号が正常な
入来線符号信号i+2であるから、弁別出力線符号信号
としては正常な値i+3が得られ、受信出力信号は正常
動作のときと全く同一となる。
しかし、更に引続く第4の時点において入来した線符号
信号が正常な値のi+5であったとしても、これに先立
つ第2、第3の時点における入来線符号信号がそれぞれ
上述のm,m′であれば、レジスタ5,4,3には糠符
号m,m′,i+5がそれぞれ記憶され、したがって、
比較判定出力信号日,,日2がともに“0”となってセ
レクタ10の出力線符号信号は十1論理回路6の論理演
算出力信号m+1となり、誤った線符号がメモリ2から
の文字情報信号に付加されることになる。しかして、上
述の場合においても、一1論理回路7の論理演算出力信
号は正常な値のi十4となっているのであるから、これ
を判別出力線符号信号として取出せば、上述の場合にお
いても、正常動作のときと同一の受信出力信号が得られ
る。すなわち、本発明方式による符号判別回路を例えば
第5図に示すように構成し、セレレクタ10をゲート回
路15,13および14をもって構成して十1および−
1の論理回路6および7およびレジスタ4からの各線符
号信号をそれぞれの入力として、ゲート回路14をOR
ゲート回路11のゲート出力に応じて制御するとともに
、前述したと同様のレジスター6、一1論理回路17お
よび比較回路18よりなる判別論理演算回路を前段に増
設して、上述した第4の時点およびこれに引続く第5の
時点における入来線符号信号がそれぞれ正常な値のi+
5およびi+6であったときには、上述したように正常
な値となる−1論理回路7の論理演算出力信号i十4を
判別出力線符号信号として取出すように各比較回路8,
9,18の各比較判定出力信号日,,日2,比を論理演
算して各ゲ−ト回路13,14,15を制御するように
することもできる。なお、本例においても第4図の場合
4と同様に糠符号信号出力端子22から取出される線符
号信号と文字情報信号との時間合わせを行なう必要があ
るので、文字情報信号記憶用の256ビット構成のメモ
リ2の後段に同じく256ビット機成のメモリ23を配
置し、そのメモリ23から文字情報信号を取出す。しか
しながら、一定の規則に従って順次に変化する符号信号
の列に、例えばガウスノイズのような比較的一様な妨害
信号の混入があっても、連続する2個の符号信号にとも
に符号誤りを生ずる確率は極めて4・さく、第4の時点
について上述したように誤った判別出力符号信号を文字
情報信号に付加して受信出力信号とする誤判別は実際に
は稀0にしかおこらず、まして、連続した3符号信号の
符号誤りによる本発明方式符号判別回路の誤判別は、更
に、極めて稀となる。
また、第4図示の構成に比べて遥かに複雑な第5図示の
構成によっても、かかる連続3符号信号の符号誤りによ
る誤判タ別は防げないのであるから、確率から得られる
実用上の効果からすれば、第4図示の構成を用いても、
本発明方式により、実用上十分に、符号誤りによる再生
文字情報の表示画質の劣化を除去することができる。な
お、本発明方式による連続符号判別回路の構成は、前述
したところに限られることなく、必要に応じ適切な変更
を施して実施することができる。
例えば、上述の説明においては、連続符号を公差1の等
差数列よりなるとしたが、等差数列の公差は1以上の任
意の整数とすることができ、また、連続符号の有する規
則性も等差数列に限られることなく、等比数列などとす
ることもでき、更に、例えば、飛級走査信号と順次走査
信号との走査線順位の変換などの必要に応じ、種々の形
態の規則性に応じた論理演算回路を構成し、前述の例に
おける加算回路と減算回路とのように、所要の論理演算
を行なう論理回路と、これと逆の過程の論理演算を行な
う論理回路とを組合わせることにより、種々の規則性を
もつた連続符号信号の符号判別を行なうに通した符号判
別回路を構成することができる。以上の説明から明らか
なとおり、本発明によれば、一定の規則に従って順次に
変化する符号信号の列からなる連続符号信号を、順次符
号信号相互間における上述の一定の規則に従った相関性
を利用して順次の符号信号の正誤を判別するので、ノイ
ズや妨害信号の混入により符号信号に単発的な符号誤り
が発生しても、見掛け上誤りのない判別出力の符号信号
を得ることができ、かかる符号信号をそれぞれ付加した
例えば走査線単位の文字情報信号を再生画面上に適切に
表示することができ、符号誤りがないのと同等の効果を
得ることができる。
また、ガウスノイズのように連続した/ィズが連続符号
信号に混入した場合においても、かかるノイズがそれぞ
れ混入した順次の符号信号が連続して上述のごとき一定
の規則性から逸脱する確率は極めて小さいとみられるの
で、かかるノイズの混入による符号判別の誤動作により
例えば文字情報信号の表示に及ぼす影響も、従釆の符号
判別方式に比べて確率的に極めて小さくなり、上述のよ
うに一定の規則性をもって変化する連続符号信号を付加
して多重伝送した文字情報信号の再生表示画像を格段に
向上させることができ、また、文字情報信号の伝送にお
いて、行間のスべ−スに相当する伝送期間を短縮した跳
躍的文字情報伝送についても、それぞれの走査線単位の
文字情報信号に付与した線符号信号を適切に誤りなく判
別するようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテレビジョン映像信号に対する文字信号多重の
態様を示す信号波形図、第2図は第1図の文字信号多重
の態様の一部を詳細に示す信号波形図、第3図a,b,
cは第2図示の信号多重の態様の一部をそれぞれ順次に
詳細に示す信号波形図、第4図は本発明方式による連続
符号判別回路の構成例を示すブロック線図、第5図は同
じく他の構成例を示すブロック線図である。 1,2,23…256ビットメモリ、3,4,5,16
…8ビットレジスタ、6…十1論理回路、7,17…−
1論理回路、8,9,18・・・8ビット比較回路、1
0・・・8ビットセレクタ、11…ORゲート回路、1
2…文字情報信号入力端子、13,14,15…ゲート
回路、19・・・インバータ、20,21…ANDゲー
ト回路、22・・・線符号信号出力端子。 第1図 第2図 第4図 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の規則に従つて順次に変化する符号信号の列か
    らある連続符号信号を、直列に接続した3個のレジスタ
    に順次に移送してそれぞれ順次に記憶させ、前記所定の
    規則に対応した第1の論理演算を行なう第1の論理回路
    において、前記移送の最終段に位置する第1のレジスタ
    に記憶させた前記符号信号に前記第1の論理演算を施し
    、前記第1の論理演算における演算過程とは逆の演算過
    程を有する第2の論理演算を行なう第2の論理回路にお
    いて、前記移送の最終段に位置する第3のレジスタに記
    憶させた前記符号信号に前記第2の論理演算を施し、前
    記移送の中段に位置する第2のレジスタに記憶させた前
    記符号信号と前記第1および第2の論理回路におけるそ
    れぞれの演算出力信号とを第1および第2の比較回路に
    おいてそれぞれ比較し、それら第1および第2の比較回
    路における比較出力のいずれかが論理値“1”となると
    きには前記第2のレジスタに記憶させた前記符号信号を
    判別出力符号信号として取出し、前記比較出力がともに
    論理値“0”となるときには前記第1および第2の論理
    回路のいずれかの演算出力信号を判別出力符号信号とし
    て選択的に取出すことにより、前記連続符号信号におけ
    る符号信号の正誤を判別して誤りを訂正するようにした
    ことを特徴とする連続符号判別方式。
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