JPS58173933A - 符号信号伝送方式 - Google Patents
符号信号伝送方式Info
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- JPS58173933A JPS58173933A JP5546482A JP5546482A JPS58173933A JP S58173933 A JPS58173933 A JP S58173933A JP 5546482 A JP5546482 A JP 5546482A JP 5546482 A JP5546482 A JP 5546482A JP S58173933 A JPS58173933 A JP S58173933A
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、例えばTV信号の垂直帰線期間にNRZ信号
を多重伝送しそれを受信する文字コード放送用受信機の
ディジタル信号識別部として用いるのに好適な文字コー
ド識別部を有する符号信号伝送方式に関するもので、特
にコード信号の誤り訂正能力を強化したものである。 従来、コ値のNRZ信号を識別するには、ある特定の直
流レベルを基準にしてそれを上回るか下問るかによって
O”、′/”を決定していたが、そこには、伝送路にお
けるゴーストや群遅延特性の悪化等、回線特性の劣化に
起因するパルス信号の波形歪によって、コード識別部に
おけるいわゆるアイ開口率(入力信号の論理値1パに相
当する直流レベルに対する。サンプル時点におけるr。 “l”識別範囲の比)の低下に伴い、波形歪、外部雑音
、または内部雑音に起因するビット誤りが増加する欠点
があった(電子通信学金編、電子通信ハンドブック、昭
和slI年発行、第gダ6〜glItr頁及び第173
!頁参照)。 第1図は、従来の回線特性が良質な場合の伝送 7
波形と識別レベルを示す。ここで10/は直流レベルで
”/″を% 10.2は直流レベルで″O″′をそれぞ
れ伝送した場合のレベルを示す。103は各ビットのサ
ンプル点を、ioaは識別基準レベルをそれぞれ示す。 各サンプル点103において、信号レベルが識別基準レ
ベル1011より大きい場合にはパ、逆に小さい場合に
は″0″として識別する。10jはアイ開口な示し、い
かなる信号も雑音を含1なければ信号のレベルがこの部
分を通過することはない。一般にこの斜線範囲iosが
広げれば、雑音により識別を誤る確率は小となる。 斜線範囲70に以外では1回線特性により、信号レベル
は確率的な分布をとる。 第2図は第1図と同様の信号の伝達について。 回線特性があまり良(な(アイ開口が閉じている例を示
す。この場合には、雑音がなくても信号レベルが705
になる場合があり、ビット誤りを生じることとなる。 第1図および第2図において、106はサンプル点10
3において≠ の雑音、10’/はサンプル点において”o”側に生じ
たインパルス性の雑音を示す。インパルス性雑音lθ6
の生起時に伝送信号が/”の場合は誤りとはならないが
、10”の場合には符号誤りを生じる。逆に、インパル
ス性雑音10りの生起時に伝送信号が10”の場合には
符号誤りを生じないが。 逆に“l″の場合には符号誤りを生じる。そこで。 本発明の目的は、上述のような符号誤りに対して符号誤
りを適切に訂正することのできる符号信号伝送方式を提
供することにある。そのために、本発明では1巡回符号
として予め構成されて伝送されてきた受信信号を従来の
方式によって直接a値化するのではなく、受信信号を多
段階のレベル値でレベル識別して多値化すると共に、誤
りの生じている確率が冒いと思われるレベル(例えば第
2図の106,107./θ5)については、1“パ或
いは“θ゛とすることなく消失ピントと1.て出力し、
巡回符号を構成する原則に基づいてパリティ−ビットを
計算して、消失ビットを、もとのピントに復元すること
により、誤り訂正効果を増大させる。 すなわち1本発明は、パリティビットを付加した符号信
号を巡回符号の形態に構成して伝送し。 3− その伝送されてきた符号信号を受信する受信側では、受
信された符号信号のレベルを多段階で識別し、伝送時の
前記符号信号のレベルが明確なビット信号を検出すると
共に、当該伝送時の前記符号信号のレベルが不明確なビ
ット信号を消失ビットとして識別し、前記レベルが明確
なビット信号と共に前記レベルが不明確なピント信号に
つい℃シンドローム計算を行って、前記消失ビットを伝
送時のビット列に復元し、前記レベルが明確なビット信
号と前記復元されたピント信号とからもとの符号信号を
再生するようにしたことを特徴とするものである。 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。 情報ビット数をにビット、ブロック長を。ビットとした
(n、k)巡回符号(符号語を巡回させたものが再び符
号語となるような符号で、パリティはn −k )では
、(n−k)個の消失ビットの訂正が可能である。その
原理を次に示す。第3回置は(り、ll)巡回符号(n
−7,に−ダ)の例である。ここで、3θlおよび30
コはそれぞれ−グ − /ブロックの符号長(7ピツト)および情報ビットの符
号長(グピット)を表わし、各ビットの値を”A、BC
DEFG″とすると、”EFG″の各ビットは、”AB
CD”を後述の生成多項式(1)によって演算して得た
線形結合によって生成されるパリティビットである。こ
れを巡回シフトした第3図IBIのGARCDEF”も
同じ符号語となっており、”GABC”について先の同
じ線形結合を施しだものが、”D E F ”となって
いる。もう/ビット巡回させたFGABCDE”につい
ても原理的には同じである。このように巡回符号では、
いくつかの基本パターンが巡回したものが各々の符号と
なって。 1つの符号体系をなしている。(7、lI)巡回形ハミ
ング符号の符号体系は以下の構成となっている。 基本パターン 巡回パターン(1)θθθ
00θO +21100010/ //θ0010,0//θ
00/、10//θθO2θlθ/10θ、θθ10/
10,0θθlθ//。 (3+///θ/θθ 0//1010,00//
/θ/、100//10゜0100///、10/θ0
//、/10100/。 (41/////// 以上に示した76個の符号はダビットの情報符号を生成
多項式 によって演算して生成する。その/を個の符号は上述し
たようなグつのグループに分類される。その各グループ
を代表するパターンを基本パターンとすると、上記(2
)と(31のグループは、同一パターンが/ビットづつ
順次に送られ、/まわり巡回して7通りづつのパターン
を形成したようになる。 第4図FAI 、 +Blは消失ビット回復の例を示す
。第4回置に示すように、情報ピッF、B、C,D(<
/b/、1Ios、グo、y)が消失ビットになったと
すると、この3ビツトがパリティの位置にくるように、
第4図IB+に示すように巡回置換を行なう(グθlI
)。ここで、EFGA″ ビットに(1)式のG tx
lを乗じることによって、消失ビット■、■、■を回復
させることができる。 実際の例について更に詳しく説明すると、前述の基本パ
ターン(2)の″”1000/θ/”中の第コ、第3、
第1ビツト“θ”2wo″、″θ”が消失ビットXにな
ったとすると、出力は”/XXX101”となる。ここ
では消失ビットを表わす。これを3ビツトだけ右へ巡回
置換すると、”/θ//XXX”となり、情報ビットに
相当する位置には”10//”が入る。 1(Xl−/ + 0 + / r /と前述の(1)
式のG txtとにより演算を行うと、符号Ctxl
= i fx)G txlは、となり、消失ピッド″X
XX″は000″であったことがわかる・ 以上に、本発明における消失ビット回復の原理について
述べたが、次に/”、θ”のほか、消失ビットXを検出
するためのレベル識別方法、即ち消失ビットの設定方法
について説明する。 第5図は、消失ビット設定の基準の7例を示し。 !rO/はレベル識別回路として用いられているA/D
変換器の出力の信号レベルを示す。この例では、lI
ピッ) A/D変換器に符号信号のピント列を通すこと
によって、送られて来たλ値符号信号のレベルなtbレ
ベルのうちのいずれかのレベルとして表示することが可
能である。送信側から送られて来た受(lit号の入力
の本来″l”に相当するレベルがA/D変換器出力では
出力″13″に。 ′θ″に相白するレベルが同じ(A/D変換器出力では
“3”になるように信号レベル識別回路として設けたA
/I)変換器のA/D変換レベルの設定を行う。このよ
うな基準信号レベル設定のもとで、A/D変換器出力が
”θ” s、”、′コ”、′り”。 ”g″、′lグ、”/!r″ の場合には、受信ビット
を消失ビットと解釈する。ここで、10″、l″、″2
″は負方向のノイズζノ″/4’”、”/!r″は正方
向のノイズ。 ″ケ、′&″は識別不能の場合に対応する。強力な雑音
によっては6θ”以下、あるいはlS”以上のレベルの
場合があり得ることは勿論であるが。 それら雑音はすべ℃?′0°°か”7.11−″のレベ
ルとみなされるわけであり、同じように消失ビットとす
る。 以上は消失ビット設定の1例であって1回線伝搬特性に
応じて消失ビット判定レベルを変えることによって、使
用する回線に適した消失ビットのm 別レベルを設定す
ることができる。例えば、アイ開口率が大きい地点では
、′6”、7’、@l;’、″9゛。 レベルを消失ビットに設定し、逆にアイ開口率が小さい
地点では、g”のみを消失ビットに設定することにより
誤り訂正効果を太き(できる。 本発明により符号誤りの訂正を行う受信機の構成の一例
を第6図に示す。ここで、6θlは高周波検波部であり
、アンテナ入力信号100を映像ベースバンド信号A0
.2に変換する。ここではテレビジョン信号中に文字コ
ード信号が挿入されているので、ベースバンド信号には
画像信号とλ値のコード信号とが時系別的に現われてい
る。6θ3は同期再生部であり1文字信号受信に必要な
垂直同期信号AOII、水平同期信号t、or 、フレ
ーム同期をとるための7レ一ミング同期信号606゜ク
ロック信号AO?等を発生する。boxは符号のレベル
識別のためのA/D変換器であり、映像信号A02中の
文字コード信号をクロック信号AOりのタイミングでそ
のレベルに応じてディジタル信号6θ? (前述の例で
は各ビットのレベルな16レベルのいずれかを示すダビ
ットの符号)に変換する。A / 0 &X DMA
(Direct Memory Aeceaa)コント
ローラであり、7ビツトの符号信号のピント列で構成さ
れた情報lブロック分(上述したlサンプル・lビット
の場合は、り×7−λj−ビットのパラレル信号とライ
ン情報からなる信号A//をランダムアクセスメモリ(
RAM)A/コへ転送する。このDM人転送にあたって
は、 DMAスタート指令を辱える垂直同期信号6θ4
’ (DMAは各フィールド毎に作動する。)ライン情
報(lフィールド内の各ラインの位置を示すアドレス)
を得るための水平同期信号60り、RAM 612へ
の転送タイミングを与えるフレーミング同期信号(コー
ドフレーム、lフレーム7ビツト毎(2gビット))A
06等をその駆動のために用いる。 DMA転送終了と同時に、中央処理装置(CPU)6/
、?は、転送されたRAM 6/コ上のデータについ
て消失ビットか否かを各々のデータについ【判定し、そ
の判定データ、即ち0./に確定したものやレベルク1
gを識別レベルとした受(l!コ値信号(消失と判定)
を別のRAM上へそれぞれ収容する。消失ビットと判定
した場合には1判定データ、即ちそのブロックのサンプ
ル点の消失ビットであるか否かを示すデータなl″にセ
ットし。 消失データである旨を表わすようにする。さらに。 受信コ値信号と消失判定データとを対応させながら、前
述した本発明による誤り訂正の原理に従って符号を復号
する。復号された符号によって表示メモリーA/4’を
制御し、陰極線管A/、ltに文字情報を表示する。 つぎに、本発明における誤りを訂正の詳細な処理手順に
ついて、(7,Il)巡回−・ミング符号を一//
− 例にとつ1第7図により説明する。前述した説明のよう
に、各サンプルダビットのデータの消失ピントを判定し
、受信データと消失ビットデータのいずれかを示す一ビ
ットに変換する。その2ビツトは各々対応させ℃別のR
AM上ヘロードする。 受信データすべてについて、このような消失ビットの判
定を行ない、その後、誤り訂正動作に入る。 最初のlブロック(7ビント)の受信データと消失デー
タを取り出して消失ビットの有無を調べる。 消失ビットがlビットもない場合には通常の誤り訂正を
行なう。ダビットの誤りについては通常の方法での訂正
が可能である。消失ビットがlビットでもある場合には
、消失ビットブータフビットをlビットづつ、り回(す
なわち7巡)巡回シフトさせ、その都度、消失ビット間
隔を調べる。それら7個の消失ビット間隔のうち最小間
隔dを求める。dがダビット以上の場合には訂正不可能
なので、「誤り検出」とする。dが3ビツト以下の場合
には他のダビットによってパリティを生成し。 その全体のデータが、消失ビットでないビットも12− 含めて本来のパターンの各ビットと一致するときには、
訂正可能と解釈して訂正を行なう。本来のパターンのビ
ットが生成したパリティ信号の対応するビットに一致し
なかったときには、誤り検出と解釈する。この動作をl
ブロックづつ全ブロックについて行う。誤り訂正、誤り
検出後は、CPU1、/3は表示制御に入る。 上述の実施例では、消失ビットの判定をソフトフェアに
よって行なっていたが、かかる判定はI・ドウエアによ
っても半熱構成することができる。 第8図にかかるハードウェア構成の一例を示す。 ここで、10/は通常の”/”、”0” 判定回路であ
り、ディジタル信号boqをクロック信号60りのタイ
ミングで識別して、符号″′/”、θ″ を識別信号デ
ータgo:iとして出力する。識別後のlビット信号デ
ータgOコは、DMAコントローラtθ3に供給され、
ここでlビットのパラレル信号toyとしてRAM (
図示せず)へ書き込まれる。パラレル信号gollは、
7ピント信号データ。 7ビツト消失ビツトデータ、ラインナンバー等で構成さ
れて、DMAコントローラg03に供給されるフレーミ
ング信号606のタイミングでそれらのデータはRAM
へ書き込1れる。gθSはレベルtj識別回路、go6
はレベル7%レベルg識別回路、go’yはレベル0@
別回路であり、これらの出力信号は消失ピント信号の存
在を示すものであるが、論理和回路ざogを経て出力信
号gθデどなってDMAコントローラ103へ導びかれ
る。垂直同期信号t、a11.水平同期信号403−。 フレーミング同期信号bob等については、上述した実
施例と同じ作用をする。このようなハードワエア構成に
よる消失ビット判定回路によれば20PUのRAM容量
が少なくてすむと共にDMA転送並列ビット長が短かく
てすむ、すなわち転送スピードがはやい等の利点がある
。その理由は。 上述例では各ビットのレベルをlビットで表示したので
2tビツト必要であったのに対して、本例では7ビント
でよいからである。 以上の両実施例では% (7,+)ハミング符号によ
る符号信号の場合について本発明を説明してきたが、オ
ーバーオールパリティを付加した(g。 lI)拡大ハミング符号に対して本発明を適用する場合
には、第9図のような手順で符号誤りの訂正を行う。本
来、(lr、lI)拡大ハミング符号はlビットの誤り
訂正、2ビツトの誤り検出能力を持っている。ここで、
lブロック(1ビツト)内に消失ビットが存在していな
い場合には1通常の誤り訂正検出を行なう。消失ピント
がある場合には、第7図に示した手順による誤り訂正検
出に従って。 訂正不能は誤り検出とみなし、訂正可能でオーバーオー
ルパリティビットが消失ビットか、または訂正後の他の
7ビツトと論理が一致している場合には訂正可能とする
。ここで、オーバーオールパリティピントと訂正後の7
ビツトとの論理が不一致の場合には誤り検出とする。こ
のような論理により、lビット付加したオーバーオール
パリティビットを生かし、誤り検出機能をさらに増大さ
せることができる。 以上に説明した3つの実施例は1巡回符号についての場
合であるが、本発明は巡回符号を短縮化−/S− した短縮巡回符号につい℃も勿論適用可能である。 短縮巡回符号とは1本発明に基づ(もとの巡回符号にお
ける誤り訂正能力をそのまま保ちながら、情報ビットを
短縮し目的のシステムのブロックビット長に合致させよ
うとするものである。従って、効率の点では、もとの巡
回符号に比べ低下する欠点はある。(n、k)符号の各
ビットをXのべき乗で表わし、生成多項式を(n−k)
次のg (Xlとすると1通常の巡回符号では、 x”
−/ = gltxlql(xlと表示し、すべてI
n −1を法とする演算で記述できる。一方、情報部を
1ビツトだけ短縮化させた場合に&X、 x”−’=g
fxlq、fxl+rfxl と表示でき、x ”−
’ −rlxlを法とする擬巡回符号と考えることがで
きる。ただし、rixlは(n−に−/) 次以下であ
る。したがって、1つの符号語を巡回させる場合。 xn−1にl”が来た時にr lx)を加えれば他の符
号語になることが分かる。 実施例として前述の(7,4()−ミング符号をlビッ
ト短縮化した(A、、?)短縮巡回符号について述べる
。この場合には、 glXlはX3+X2+/な16− (Dテx” ’=x6をg(xiで割った余りのr
(xlはrfxl=x2+x となる。先頭ビットを
o”としているので、符号語は、前述の(7、lI)ハ
ミング符号の76通りのパターン(1) 、 (2+
、 +31のうち、つぎのg個となる。ここでは、符号
語を7ビツト構成としたときの最高位桁の”θ”は送ら
ないものとする。 〔θ1 oooooo → θ000θO[o]/1
000/ −+ /10θθl[o]10/100
−+ /θl/θθ〔o〕θ10/10−+ θ10
/10〔o〕θθ10// →θθ/θl/ 〔θ〕/11010→ ///θ10 〔θ″] 0///θ/ −) 0//10/
を多重伝送しそれを受信する文字コード放送用受信機の
ディジタル信号識別部として用いるのに好適な文字コー
ド識別部を有する符号信号伝送方式に関するもので、特
にコード信号の誤り訂正能力を強化したものである。 従来、コ値のNRZ信号を識別するには、ある特定の直
流レベルを基準にしてそれを上回るか下問るかによって
O”、′/”を決定していたが、そこには、伝送路にお
けるゴーストや群遅延特性の悪化等、回線特性の劣化に
起因するパルス信号の波形歪によって、コード識別部に
おけるいわゆるアイ開口率(入力信号の論理値1パに相
当する直流レベルに対する。サンプル時点におけるr。 “l”識別範囲の比)の低下に伴い、波形歪、外部雑音
、または内部雑音に起因するビット誤りが増加する欠点
があった(電子通信学金編、電子通信ハンドブック、昭
和slI年発行、第gダ6〜glItr頁及び第173
!頁参照)。 第1図は、従来の回線特性が良質な場合の伝送 7
波形と識別レベルを示す。ここで10/は直流レベルで
”/″を% 10.2は直流レベルで″O″′をそれぞ
れ伝送した場合のレベルを示す。103は各ビットのサ
ンプル点を、ioaは識別基準レベルをそれぞれ示す。 各サンプル点103において、信号レベルが識別基準レ
ベル1011より大きい場合にはパ、逆に小さい場合に
は″0″として識別する。10jはアイ開口な示し、い
かなる信号も雑音を含1なければ信号のレベルがこの部
分を通過することはない。一般にこの斜線範囲iosが
広げれば、雑音により識別を誤る確率は小となる。 斜線範囲70に以外では1回線特性により、信号レベル
は確率的な分布をとる。 第2図は第1図と同様の信号の伝達について。 回線特性があまり良(な(アイ開口が閉じている例を示
す。この場合には、雑音がなくても信号レベルが705
になる場合があり、ビット誤りを生じることとなる。 第1図および第2図において、106はサンプル点10
3において≠ の雑音、10’/はサンプル点において”o”側に生じ
たインパルス性の雑音を示す。インパルス性雑音lθ6
の生起時に伝送信号が/”の場合は誤りとはならないが
、10”の場合には符号誤りを生じる。逆に、インパル
ス性雑音10りの生起時に伝送信号が10”の場合には
符号誤りを生じないが。 逆に“l″の場合には符号誤りを生じる。そこで。 本発明の目的は、上述のような符号誤りに対して符号誤
りを適切に訂正することのできる符号信号伝送方式を提
供することにある。そのために、本発明では1巡回符号
として予め構成されて伝送されてきた受信信号を従来の
方式によって直接a値化するのではなく、受信信号を多
段階のレベル値でレベル識別して多値化すると共に、誤
りの生じている確率が冒いと思われるレベル(例えば第
2図の106,107./θ5)については、1“パ或
いは“θ゛とすることなく消失ピントと1.て出力し、
巡回符号を構成する原則に基づいてパリティ−ビットを
計算して、消失ビットを、もとのピントに復元すること
により、誤り訂正効果を増大させる。 すなわち1本発明は、パリティビットを付加した符号信
号を巡回符号の形態に構成して伝送し。 3− その伝送されてきた符号信号を受信する受信側では、受
信された符号信号のレベルを多段階で識別し、伝送時の
前記符号信号のレベルが明確なビット信号を検出すると
共に、当該伝送時の前記符号信号のレベルが不明確なビ
ット信号を消失ビットとして識別し、前記レベルが明確
なビット信号と共に前記レベルが不明確なピント信号に
つい℃シンドローム計算を行って、前記消失ビットを伝
送時のビット列に復元し、前記レベルが明確なビット信
号と前記復元されたピント信号とからもとの符号信号を
再生するようにしたことを特徴とするものである。 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。 情報ビット数をにビット、ブロック長を。ビットとした
(n、k)巡回符号(符号語を巡回させたものが再び符
号語となるような符号で、パリティはn −k )では
、(n−k)個の消失ビットの訂正が可能である。その
原理を次に示す。第3回置は(り、ll)巡回符号(n
−7,に−ダ)の例である。ここで、3θlおよび30
コはそれぞれ−グ − /ブロックの符号長(7ピツト)および情報ビットの符
号長(グピット)を表わし、各ビットの値を”A、BC
DEFG″とすると、”EFG″の各ビットは、”AB
CD”を後述の生成多項式(1)によって演算して得た
線形結合によって生成されるパリティビットである。こ
れを巡回シフトした第3図IBIのGARCDEF”も
同じ符号語となっており、”GABC”について先の同
じ線形結合を施しだものが、”D E F ”となって
いる。もう/ビット巡回させたFGABCDE”につい
ても原理的には同じである。このように巡回符号では、
いくつかの基本パターンが巡回したものが各々の符号と
なって。 1つの符号体系をなしている。(7、lI)巡回形ハミ
ング符号の符号体系は以下の構成となっている。 基本パターン 巡回パターン(1)θθθ
00θO +21100010/ //θ0010,0//θ
00/、10//θθO2θlθ/10θ、θθ10/
10,0θθlθ//。 (3+///θ/θθ 0//1010,00//
/θ/、100//10゜0100///、10/θ0
//、/10100/。 (41/////// 以上に示した76個の符号はダビットの情報符号を生成
多項式 によって演算して生成する。その/を個の符号は上述し
たようなグつのグループに分類される。その各グループ
を代表するパターンを基本パターンとすると、上記(2
)と(31のグループは、同一パターンが/ビットづつ
順次に送られ、/まわり巡回して7通りづつのパターン
を形成したようになる。 第4図FAI 、 +Blは消失ビット回復の例を示す
。第4回置に示すように、情報ピッF、B、C,D(<
/b/、1Ios、グo、y)が消失ビットになったと
すると、この3ビツトがパリティの位置にくるように、
第4図IB+に示すように巡回置換を行なう(グθlI
)。ここで、EFGA″ ビットに(1)式のG tx
lを乗じることによって、消失ビット■、■、■を回復
させることができる。 実際の例について更に詳しく説明すると、前述の基本パ
ターン(2)の″”1000/θ/”中の第コ、第3、
第1ビツト“θ”2wo″、″θ”が消失ビットXにな
ったとすると、出力は”/XXX101”となる。ここ
では消失ビットを表わす。これを3ビツトだけ右へ巡回
置換すると、”/θ//XXX”となり、情報ビットに
相当する位置には”10//”が入る。 1(Xl−/ + 0 + / r /と前述の(1)
式のG txtとにより演算を行うと、符号Ctxl
= i fx)G txlは、となり、消失ピッド″X
XX″は000″であったことがわかる・ 以上に、本発明における消失ビット回復の原理について
述べたが、次に/”、θ”のほか、消失ビットXを検出
するためのレベル識別方法、即ち消失ビットの設定方法
について説明する。 第5図は、消失ビット設定の基準の7例を示し。 !rO/はレベル識別回路として用いられているA/D
変換器の出力の信号レベルを示す。この例では、lI
ピッ) A/D変換器に符号信号のピント列を通すこと
によって、送られて来たλ値符号信号のレベルなtbレ
ベルのうちのいずれかのレベルとして表示することが可
能である。送信側から送られて来た受(lit号の入力
の本来″l”に相当するレベルがA/D変換器出力では
出力″13″に。 ′θ″に相白するレベルが同じ(A/D変換器出力では
“3”になるように信号レベル識別回路として設けたA
/I)変換器のA/D変換レベルの設定を行う。このよ
うな基準信号レベル設定のもとで、A/D変換器出力が
”θ” s、”、′コ”、′り”。 ”g″、′lグ、”/!r″ の場合には、受信ビット
を消失ビットと解釈する。ここで、10″、l″、″2
″は負方向のノイズζノ″/4’”、”/!r″は正方
向のノイズ。 ″ケ、′&″は識別不能の場合に対応する。強力な雑音
によっては6θ”以下、あるいはlS”以上のレベルの
場合があり得ることは勿論であるが。 それら雑音はすべ℃?′0°°か”7.11−″のレベ
ルとみなされるわけであり、同じように消失ビットとす
る。 以上は消失ビット設定の1例であって1回線伝搬特性に
応じて消失ビット判定レベルを変えることによって、使
用する回線に適した消失ビットのm 別レベルを設定す
ることができる。例えば、アイ開口率が大きい地点では
、′6”、7’、@l;’、″9゛。 レベルを消失ビットに設定し、逆にアイ開口率が小さい
地点では、g”のみを消失ビットに設定することにより
誤り訂正効果を太き(できる。 本発明により符号誤りの訂正を行う受信機の構成の一例
を第6図に示す。ここで、6θlは高周波検波部であり
、アンテナ入力信号100を映像ベースバンド信号A0
.2に変換する。ここではテレビジョン信号中に文字コ
ード信号が挿入されているので、ベースバンド信号には
画像信号とλ値のコード信号とが時系別的に現われてい
る。6θ3は同期再生部であり1文字信号受信に必要な
垂直同期信号AOII、水平同期信号t、or 、フレ
ーム同期をとるための7レ一ミング同期信号606゜ク
ロック信号AO?等を発生する。boxは符号のレベル
識別のためのA/D変換器であり、映像信号A02中の
文字コード信号をクロック信号AOりのタイミングでそ
のレベルに応じてディジタル信号6θ? (前述の例で
は各ビットのレベルな16レベルのいずれかを示すダビ
ットの符号)に変換する。A / 0 &X DMA
(Direct Memory Aeceaa)コント
ローラであり、7ビツトの符号信号のピント列で構成さ
れた情報lブロック分(上述したlサンプル・lビット
の場合は、り×7−λj−ビットのパラレル信号とライ
ン情報からなる信号A//をランダムアクセスメモリ(
RAM)A/コへ転送する。このDM人転送にあたって
は、 DMAスタート指令を辱える垂直同期信号6θ4
’ (DMAは各フィールド毎に作動する。)ライン情
報(lフィールド内の各ラインの位置を示すアドレス)
を得るための水平同期信号60り、RAM 612へ
の転送タイミングを与えるフレーミング同期信号(コー
ドフレーム、lフレーム7ビツト毎(2gビット))A
06等をその駆動のために用いる。 DMA転送終了と同時に、中央処理装置(CPU)6/
、?は、転送されたRAM 6/コ上のデータについ
て消失ビットか否かを各々のデータについ【判定し、そ
の判定データ、即ち0./に確定したものやレベルク1
gを識別レベルとした受(l!コ値信号(消失と判定)
を別のRAM上へそれぞれ収容する。消失ビットと判定
した場合には1判定データ、即ちそのブロックのサンプ
ル点の消失ビットであるか否かを示すデータなl″にセ
ットし。 消失データである旨を表わすようにする。さらに。 受信コ値信号と消失判定データとを対応させながら、前
述した本発明による誤り訂正の原理に従って符号を復号
する。復号された符号によって表示メモリーA/4’を
制御し、陰極線管A/、ltに文字情報を表示する。 つぎに、本発明における誤りを訂正の詳細な処理手順に
ついて、(7,Il)巡回−・ミング符号を一//
− 例にとつ1第7図により説明する。前述した説明のよう
に、各サンプルダビットのデータの消失ピントを判定し
、受信データと消失ビットデータのいずれかを示す一ビ
ットに変換する。その2ビツトは各々対応させ℃別のR
AM上ヘロードする。 受信データすべてについて、このような消失ビットの判
定を行ない、その後、誤り訂正動作に入る。 最初のlブロック(7ビント)の受信データと消失デー
タを取り出して消失ビットの有無を調べる。 消失ビットがlビットもない場合には通常の誤り訂正を
行なう。ダビットの誤りについては通常の方法での訂正
が可能である。消失ビットがlビットでもある場合には
、消失ビットブータフビットをlビットづつ、り回(す
なわち7巡)巡回シフトさせ、その都度、消失ビット間
隔を調べる。それら7個の消失ビット間隔のうち最小間
隔dを求める。dがダビット以上の場合には訂正不可能
なので、「誤り検出」とする。dが3ビツト以下の場合
には他のダビットによってパリティを生成し。 その全体のデータが、消失ビットでないビットも12− 含めて本来のパターンの各ビットと一致するときには、
訂正可能と解釈して訂正を行なう。本来のパターンのビ
ットが生成したパリティ信号の対応するビットに一致し
なかったときには、誤り検出と解釈する。この動作をl
ブロックづつ全ブロックについて行う。誤り訂正、誤り
検出後は、CPU1、/3は表示制御に入る。 上述の実施例では、消失ビットの判定をソフトフェアに
よって行なっていたが、かかる判定はI・ドウエアによ
っても半熱構成することができる。 第8図にかかるハードウェア構成の一例を示す。 ここで、10/は通常の”/”、”0” 判定回路であ
り、ディジタル信号boqをクロック信号60りのタイ
ミングで識別して、符号″′/”、θ″ を識別信号デ
ータgo:iとして出力する。識別後のlビット信号デ
ータgOコは、DMAコントローラtθ3に供給され、
ここでlビットのパラレル信号toyとしてRAM (
図示せず)へ書き込まれる。パラレル信号gollは、
7ピント信号データ。 7ビツト消失ビツトデータ、ラインナンバー等で構成さ
れて、DMAコントローラg03に供給されるフレーミ
ング信号606のタイミングでそれらのデータはRAM
へ書き込1れる。gθSはレベルtj識別回路、go6
はレベル7%レベルg識別回路、go’yはレベル0@
別回路であり、これらの出力信号は消失ピント信号の存
在を示すものであるが、論理和回路ざogを経て出力信
号gθデどなってDMAコントローラ103へ導びかれ
る。垂直同期信号t、a11.水平同期信号403−。 フレーミング同期信号bob等については、上述した実
施例と同じ作用をする。このようなハードワエア構成に
よる消失ビット判定回路によれば20PUのRAM容量
が少なくてすむと共にDMA転送並列ビット長が短かく
てすむ、すなわち転送スピードがはやい等の利点がある
。その理由は。 上述例では各ビットのレベルをlビットで表示したので
2tビツト必要であったのに対して、本例では7ビント
でよいからである。 以上の両実施例では% (7,+)ハミング符号によ
る符号信号の場合について本発明を説明してきたが、オ
ーバーオールパリティを付加した(g。 lI)拡大ハミング符号に対して本発明を適用する場合
には、第9図のような手順で符号誤りの訂正を行う。本
来、(lr、lI)拡大ハミング符号はlビットの誤り
訂正、2ビツトの誤り検出能力を持っている。ここで、
lブロック(1ビツト)内に消失ビットが存在していな
い場合には1通常の誤り訂正検出を行なう。消失ピント
がある場合には、第7図に示した手順による誤り訂正検
出に従って。 訂正不能は誤り検出とみなし、訂正可能でオーバーオー
ルパリティビットが消失ビットか、または訂正後の他の
7ビツトと論理が一致している場合には訂正可能とする
。ここで、オーバーオールパリティピントと訂正後の7
ビツトとの論理が不一致の場合には誤り検出とする。こ
のような論理により、lビット付加したオーバーオール
パリティビットを生かし、誤り検出機能をさらに増大さ
せることができる。 以上に説明した3つの実施例は1巡回符号についての場
合であるが、本発明は巡回符号を短縮化−/S− した短縮巡回符号につい℃も勿論適用可能である。 短縮巡回符号とは1本発明に基づ(もとの巡回符号にお
ける誤り訂正能力をそのまま保ちながら、情報ビットを
短縮し目的のシステムのブロックビット長に合致させよ
うとするものである。従って、効率の点では、もとの巡
回符号に比べ低下する欠点はある。(n、k)符号の各
ビットをXのべき乗で表わし、生成多項式を(n−k)
次のg (Xlとすると1通常の巡回符号では、 x”
−/ = gltxlql(xlと表示し、すべてI
n −1を法とする演算で記述できる。一方、情報部を
1ビツトだけ短縮化させた場合に&X、 x”−’=g
fxlq、fxl+rfxl と表示でき、x ”−
’ −rlxlを法とする擬巡回符号と考えることがで
きる。ただし、rixlは(n−に−/) 次以下であ
る。したがって、1つの符号語を巡回させる場合。 xn−1にl”が来た時にr lx)を加えれば他の符
号語になることが分かる。 実施例として前述の(7,4()−ミング符号をlビッ
ト短縮化した(A、、?)短縮巡回符号について述べる
。この場合には、 glXlはX3+X2+/な16− (Dテx” ’=x6をg(xiで割った余りのr
(xlはrfxl=x2+x となる。先頭ビットを
o”としているので、符号語は、前述の(7、lI)ハ
ミング符号の76通りのパターン(1) 、 (2+
、 +31のうち、つぎのg個となる。ここでは、符号
語を7ビツト構成としたときの最高位桁の”θ”は送ら
ないものとする。 〔θ1 oooooo → θ000θO[o]/1
000/ −+ /10θθl[o]10/100
−+ /θl/θθ〔o〕θ10/10−+ θ10
/10〔o〕θθ10// →θθ/θl/ 〔θ〕/11010→ ///θ10 〔θ″] 0///θ/ −) 0//10/
〔0〕
/θO///→ lθO///これらの符号語はX6+
r(x)−X6+X2+/ を法とする擬巡回符号と
なっている。すなわち、ある符号語を与えたときに第1
0図のシフトレジスタ100/〜1004と排他的論理
和回路 10θ7とを用いて、かかる符号語をシフトし
た後のこれらシフトレジスタ1ooi〜100ルの内容
は、この場合には、−見すると、他の符号語になってい
るようにみえる。第10図において、シフトレジスタ1
00/〜tootのうちシフトレジスタtoot、が高
次を表わすものとすると、上記(1,3)IHJ縮巡回
符号のシフトせん移関係、すなわち第10図に示したシ
フトレジスタを用いたときのこれらg個のパターンのせ
ん移による相互関係は第11図に示すようになり、この
関係をもとにして消失ビットを復元することができる。 かかる短縮巡回符号についての本発明による消失ビット
の訂正は第12図に示す流れ図のようになる。まず、検
査ブロック中に消失ビットがあるかどうか調べる。消失
ビットがない場合には、通常の誤り訂正検出を行なう6
消失ビツトがあり。 消失ビット間のビット長b>n’−にの場合には。 消失ビットを訂正できないので、誤り検出とする。 また、b≦n−にの場合には訂正可能なので、符号表の
参照、あるいはシンドローム計算による方法などによっ
て訂正を行う。 以上に述べた本発明の各実施例においては、A/D変換
出力をlピントで構成した場合について説明したが、符
号の構成ピント数は3ピントであっても本発明を適用で
きることは勿論である。 3ビツトの場合の消失ビットはレベル0.lI、7とす
る。 以上から明らかなように1本発明によれば1巡回符号の
利点を活かして誤り訂正機能を向上させることができる
。 本発明の第1の実施例では、消失ビットの設定をソフト
ウェアによって行うので、構成ハードウェアが少なくて
すむ利点がある。さらに第2の実施例では、消失ビット
の設定を一一−ドウエアで構成し℃いるので、演算時間
を節約でき、DMA転送ビット数も少なくてすむので、
比較的低速のDMA転送が可能である。第30笑施例で
は、オーバーオールパリ゛ティビットを付加させた(g
、p)拡大ハミング符号に本発明を適用することで、誤
り検出能力をさらに拡大させることができる。第7の実
施例のように、短縮巡回符号の場合であつ79− ても、他の実施例とほぼ同様の形態で談り訂正検出を行
なうことができる。しかも、短縮巡回符号なので任意の
符号長を採用させることができる利点がある。 通常のフィールドにおける受信TV信号波形は。 ゴーストや低域の群遅延の影響により歪を受ける場合が
多い。波形歪がひどい場合には、′パ 。 O”の識別が困難となり1通常の一定スライスレベルで
の判定では、スライスレベルとスライス位相を正確に調
整しても誤るおそれがある。このような譲りが多い場合
には、従来の静り訂正方式によって符号の訂正を行うこ
とができず、受信エラーを生じる危険がある。これに対
して1本発明によれば、波形歪がひどく通常の受信がで
きない場合でも正確なスライスレベルおよびスライス位
相の調整や、自動スライスレベル調整、自動位相調整、
ゴーストキャンセラー等の必要な(、シかも大きな誤り
訂正能力を発揮させることができる。 また1本発明は、パターン方式文字放送の場合にも有効
に適用でき、その場合には、各パケットーー〇− (/H)の先頭に数バイトのコード信号が付加されてい
ることを利用し、このコード信号を巡回形ハミング符号
あるいは、巡回形の他の符号の形態で構成しておけばよ
い。 従来の”/” 、″θ″識別方式では、たとえば。 コードをダビット、パリティを3ビツトの計りビット構
成の信号の場合、/ビット誤りしか訂正できなかったの
に対して、本発明では3ビツトまで訂正でき、ダビット
以上の訂正不能のときは、誤差信号として削除し、誤っ
た信号を出力することがない。
/θO///→ lθO///これらの符号語はX6+
r(x)−X6+X2+/ を法とする擬巡回符号と
なっている。すなわち、ある符号語を与えたときに第1
0図のシフトレジスタ100/〜1004と排他的論理
和回路 10θ7とを用いて、かかる符号語をシフトし
た後のこれらシフトレジスタ1ooi〜100ルの内容
は、この場合には、−見すると、他の符号語になってい
るようにみえる。第10図において、シフトレジスタ1
00/〜tootのうちシフトレジスタtoot、が高
次を表わすものとすると、上記(1,3)IHJ縮巡回
符号のシフトせん移関係、すなわち第10図に示したシ
フトレジスタを用いたときのこれらg個のパターンのせ
ん移による相互関係は第11図に示すようになり、この
関係をもとにして消失ビットを復元することができる。 かかる短縮巡回符号についての本発明による消失ビット
の訂正は第12図に示す流れ図のようになる。まず、検
査ブロック中に消失ビットがあるかどうか調べる。消失
ビットがない場合には、通常の誤り訂正検出を行なう6
消失ビツトがあり。 消失ビット間のビット長b>n’−にの場合には。 消失ビットを訂正できないので、誤り検出とする。 また、b≦n−にの場合には訂正可能なので、符号表の
参照、あるいはシンドローム計算による方法などによっ
て訂正を行う。 以上に述べた本発明の各実施例においては、A/D変換
出力をlピントで構成した場合について説明したが、符
号の構成ピント数は3ピントであっても本発明を適用で
きることは勿論である。 3ビツトの場合の消失ビットはレベル0.lI、7とす
る。 以上から明らかなように1本発明によれば1巡回符号の
利点を活かして誤り訂正機能を向上させることができる
。 本発明の第1の実施例では、消失ビットの設定をソフト
ウェアによって行うので、構成ハードウェアが少なくて
すむ利点がある。さらに第2の実施例では、消失ビット
の設定を一一−ドウエアで構成し℃いるので、演算時間
を節約でき、DMA転送ビット数も少なくてすむので、
比較的低速のDMA転送が可能である。第30笑施例で
は、オーバーオールパリ゛ティビットを付加させた(g
、p)拡大ハミング符号に本発明を適用することで、誤
り検出能力をさらに拡大させることができる。第7の実
施例のように、短縮巡回符号の場合であつ79− ても、他の実施例とほぼ同様の形態で談り訂正検出を行
なうことができる。しかも、短縮巡回符号なので任意の
符号長を採用させることができる利点がある。 通常のフィールドにおける受信TV信号波形は。 ゴーストや低域の群遅延の影響により歪を受ける場合が
多い。波形歪がひどい場合には、′パ 。 O”の識別が困難となり1通常の一定スライスレベルで
の判定では、スライスレベルとスライス位相を正確に調
整しても誤るおそれがある。このような譲りが多い場合
には、従来の静り訂正方式によって符号の訂正を行うこ
とができず、受信エラーを生じる危険がある。これに対
して1本発明によれば、波形歪がひどく通常の受信がで
きない場合でも正確なスライスレベルおよびスライス位
相の調整や、自動スライスレベル調整、自動位相調整、
ゴーストキャンセラー等の必要な(、シかも大きな誤り
訂正能力を発揮させることができる。 また1本発明は、パターン方式文字放送の場合にも有効
に適用でき、その場合には、各パケットーー〇− (/H)の先頭に数バイトのコード信号が付加されてい
ることを利用し、このコード信号を巡回形ハミング符号
あるいは、巡回形の他の符号の形態で構成しておけばよ
い。 従来の”/” 、″θ″識別方式では、たとえば。 コードをダビット、パリティを3ビツトの計りビット構
成の信号の場合、/ビット誤りしか訂正できなかったの
に対して、本発明では3ビツトまで訂正でき、ダビット
以上の訂正不能のときは、誤差信号として削除し、誤っ
た信号を出力することがない。
第1図および第2図は従来の信号識別のコ形態の説明図
、第3回置、(B:は巡回符号の一例を示す線図、第4
図囚、 IBIは消失ビットの回復の一例を示す線図、
第5図は本発明における消失ビットの設定例の説明図、
第6図は本発明の構成の一例を示すブロック線図、第7
図はその誤り訂正の手順を示す流れ図、第8図は本発明
における消失ビット判定回路の一例を示すブロック線図
、第9図は本発明を拡大−・ミンク符号へ適用した例の
動作手順を示す流れ図、第10図は本発明の更に他の例
における短縮巡回符号のシフトを行う回路の一例を示す
ブロック線図、第11図は(A、J)知縮巡回符号のせ
ん移図、第12図は本発明による短縮巡回符号の消失ビ
ットの訂正動作の手順を示す流れ図である。 10/・・・”l”に相当する直流レベル。 10:1・・・”O”に相当する直流レベル。 103・・・サンプル点、IO’l・・・職別基準レベ
ル。 101・・・アイ開口。 104・・・I′l″側に生じた雑音。 101・・・“°O″側に生じた雑音。 30/・・・符号長、 302・・・情報、ダ0/
・・・消失ビットA。 4IO2・・・消失ピントB。 グ03・・・消失ビットC。 ダOII・・・巡回置換(3ピント)。 SOt・・・基準レベル、 AOl・・・高周波検波部
、A02・・・ベースバンド信号。 乙θJ・・・同期再生部、 tota・・・垂直同期信
号、AOl・・・水平同期信号。 AO&・・・フレーミング同期信号。 AO7・・・クロンク信号、bog・・・A/D変換器
、409・・・ディジタル信号。 470・・・DMAコントローラ。 A//・・・情@lバイト分のパラレル信号。 /、/、2・・・RAM、 4/3・・・CP
U。 6ハ昌・・表示メモIJ−,A/&・・・陰極線管。 gO/・・・11″、″O″判定回路。 102・・・信号テーク、 g03・・・DMAコン
トローラ。 goll・・・パラレル信号。 gos・・・レベルl!識別回路。 gob・・・レベル7、g識別回路。 g07・・・レベルQ、職別回路、 goer・・・論理和回路。 gO9・・・消失ビットデータ。 100/〜100A・・・シフトレジスタ。 100’)・・・排他的論理和回路。 第1図 第3図 (A) (B’1 第4図 (A’) (B>第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 ttooot → ooooo。 第12図 19
、第3回置、(B:は巡回符号の一例を示す線図、第4
図囚、 IBIは消失ビットの回復の一例を示す線図、
第5図は本発明における消失ビットの設定例の説明図、
第6図は本発明の構成の一例を示すブロック線図、第7
図はその誤り訂正の手順を示す流れ図、第8図は本発明
における消失ビット判定回路の一例を示すブロック線図
、第9図は本発明を拡大−・ミンク符号へ適用した例の
動作手順を示す流れ図、第10図は本発明の更に他の例
における短縮巡回符号のシフトを行う回路の一例を示す
ブロック線図、第11図は(A、J)知縮巡回符号のせ
ん移図、第12図は本発明による短縮巡回符号の消失ビ
ットの訂正動作の手順を示す流れ図である。 10/・・・”l”に相当する直流レベル。 10:1・・・”O”に相当する直流レベル。 103・・・サンプル点、IO’l・・・職別基準レベ
ル。 101・・・アイ開口。 104・・・I′l″側に生じた雑音。 101・・・“°O″側に生じた雑音。 30/・・・符号長、 302・・・情報、ダ0/
・・・消失ビットA。 4IO2・・・消失ピントB。 グ03・・・消失ビットC。 ダOII・・・巡回置換(3ピント)。 SOt・・・基準レベル、 AOl・・・高周波検波部
、A02・・・ベースバンド信号。 乙θJ・・・同期再生部、 tota・・・垂直同期信
号、AOl・・・水平同期信号。 AO&・・・フレーミング同期信号。 AO7・・・クロンク信号、bog・・・A/D変換器
、409・・・ディジタル信号。 470・・・DMAコントローラ。 A//・・・情@lバイト分のパラレル信号。 /、/、2・・・RAM、 4/3・・・CP
U。 6ハ昌・・表示メモIJ−,A/&・・・陰極線管。 gO/・・・11″、″O″判定回路。 102・・・信号テーク、 g03・・・DMAコン
トローラ。 goll・・・パラレル信号。 gos・・・レベルl!識別回路。 gob・・・レベル7、g識別回路。 g07・・・レベルQ、職別回路、 goer・・・論理和回路。 gO9・・・消失ビットデータ。 100/〜100A・・・シフトレジスタ。 100’)・・・排他的論理和回路。 第1図 第3図 (A) (B’1 第4図 (A’) (B>第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 ttooot → ooooo。 第12図 19
Claims (1)
- パリティビットを付加した符号信号を巡回符号の形態に
構成して伝送し、その伝送されてきた符号信号を受信す
る受信側では、受信された符号信号のレベルを多段階で
識別し、伝送時の前記符号信号のレベルが明確なビット
信号を検出すると共に、当該伝送時の前記符号信号のレ
ベルが不明確なビット信号を消失ビットとして識別し、
前記レベルが明確なビット信号と共に前記レベルが不明
確なビット信号についてシンドローム計算を行って、前
記消失ビットを伝送時のビット列に復元し、前記レベル
が明確なビット信号と前記復元されたビット信号とから
もとの符号信号を再生するようにしたことを特徴とする
符号信号伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5546482A JPS58173933A (ja) | 1982-04-05 | 1982-04-05 | 符号信号伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5546482A JPS58173933A (ja) | 1982-04-05 | 1982-04-05 | 符号信号伝送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58173933A true JPS58173933A (ja) | 1983-10-12 |
JPH0546131B2 JPH0546131B2 (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=12999324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5546482A Granted JPS58173933A (ja) | 1982-04-05 | 1982-04-05 | 符号信号伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58173933A (ja) |
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- 1982-04-05 JP JP5546482A patent/JPS58173933A/ja active Granted
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