JP2602401B2 - 画信号補正回路 - Google Patents

画信号補正回路

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JP2602401B2
JP2602401B2 JP5175813A JP17581393A JP2602401B2 JP 2602401 B2 JP2602401 B2 JP 2602401B2 JP 5175813 A JP5175813 A JP 5175813A JP 17581393 A JP17581393 A JP 17581393A JP 2602401 B2 JP2602401 B2 JP 2602401B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画信号補正回路に関し、
特にファクシミリ装置やスキャナ等において、イメージ
センサの各素子の出力レベルのばらつきを補正する画信
号補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置やスキャナ等では、イ
メージセンサにより原稿を読取っているが、イメージセ
ンサの各素子の感度ばらつき、および原稿の照明のばら
つき等によって各素子の出力レベル、つまり各画素のレ
ベルにばらつきが生じる。このため、全面が同一濃度の
原稿であっても濃淡のある画像が再生されるので、原稿
に忠実な画信号が得られない。このような不具合を解消
するために、画信号補正回路によって補正を行ってい
る。
【0003】ところで、各画素のばらつきには、全面が
一様に白の基準原稿を読取らせたときに生じる白レベル
のばらつきと、全面が一様に黒の基準原稿を読取らせた
ときに生じる黒レベルのばらつきとがある。画信号補正
回路では、白レベルおよび黒レベルについてそれぞれ補
正を行っている。
【0004】図4は従来の画信号補正回路の一例を示す
ブロック図であり、黒レベルのばらつきを補正する画信
号補正回路を示している。なお、白レベルのばらつきを
補正する画信号補正回路は、黒レベルの画信号補正回路
と同じ構成であるので説明は省略する。
【0005】黒レベルのばらつきを補正する場合は、ま
ず事前処理として、原稿の照明ランプを消した状態と
し、全面が一様に黒の基準原稿をイメージセンサに読取
らせて1ライン分の各画素の黒レベルのばらつき状態を
検出し、黒レベルの補正用データを生成してメモリに記
憶させる。なお、白レベルのばらつきを補正する場合
は、原稿の照明ランプを点灯した状態で、全面が一様に
白の基準原稿をイメージセンサに読取らせ、各画素の白
レベルのばらつき状態を検出し、白レベルの補正用デー
タを生成してメモリに記憶させる。このような事前処理
を行った後、通常の原稿を読取り、メモリに記憶させた
補正用データに基づいて入力画信号の補正を行う。
【0006】図4において、基準黒最小レベル検出部1
は、黒の基準原稿を読取ったイメージセンサからの1ラ
イン分の各画素のレベルを示す入力画信号P1を受け、
この入力画信号P1の内の最小レベルを検出して基準黒
最小レベルを示す信号Bmを基準黒最小レベルレジスタ
2に記憶させる。ここで入力画信号P1は、6ビットに
A−D変換されたディジタル信号であり、また基準黒最
小レベルを示す信号Bmも6ビットの信号である。
【0007】減算部3は、基準原稿を再度読取って入力
してくる画信号P1および基準黒最小レベルレジスタ2
に記憶された基準黒最小レベルを示す信号Bmを受け、
両信号の減算を行って各画素のレべルと基準黒最小レベ
ルとの差分値を算出し、この差分値を示す差分値信号H
11を出力する。
【0008】書込みビット処理部4は、減算部3が出力
する差分値信号H11を受け、入力画信号P1のビット
数(6ビット)よりも少ない所定ビット幅、例えば4ビ
ットに収まるように処理し、4ビットの差分値信号H1
2を生成してメモリ5に補正用データとして記憶させ
る。この場合、有効ビットが4ビットを超える画素数を
計数し、この計数値が所定の許容数よりも大きい小さい
かによって、有効ビットが4ビットを超える差分値信号
H11に対しビット処理を行う。
【0009】例えば、A4サイズ原稿の1ライン分を読
取るイメージセンサの素子数(画素数)が1728個で
構成されている場合、有効ビット数が4ビット幅に収ま
らない画素数の許容数N(1728≧N≧1を満足する
整数)を設定し、4ビット幅に収まらない画素数が許容
数Nよりも大きいときには、最下位ビットを切捨てた下
位4ビットを差分値信号H12とする。この場合、ビッ
ト切捨て後の下位5ビットの値が10H(10H=「1
0000」)以上であったときは、最大値FH(FH=
「1111」)に設定してメモリ5に記憶させる。同時
に、ビット切捨て処理を示すビット処理信号Cbを
「1」として読出しビット処理部6へ送出し記憶させ
る。
【0010】また、有効ビット数が4ビット幅に収まら
ない画素数が許容数Nよりも小さいときには、最下位ビ
ットを含む下位4ビットを差分値信号H12とする。こ
の場合、下位5ビットの値が10H以上であったとき
は、最大値FHに設定してメモリ5に記憶させる。同時
に、ビット切捨て処理を示すビット処理信号Cbを
「0」として読出しビット処理部6へ送出し記憶させ
る。
【0011】なお、許容数Nを小さな値に設定すれば、
切捨て処理を行う可能性が高くなり、この切捨て処理に
よって広範囲の補正を行うことができる。また、許容数
Nを大きな値に設定すれば、切捨て処理を行う可能性が
低くなり、入力画信号のビット精度を維持したままで精
度の高い補正を行うことができる。更に、このようにビ
ット処理を行うことにより、メモリ5の記憶容量を節減
できる。
【0012】以上の事前処理を行った後、通常の原稿の
読取りを実行する。
【0013】通常の原稿の読取り時には、入力画信号P
2(6ビット)に同期して、メモリ5から差分値信号H
12(4ビット)が読出されて読出しビット処理部6へ
送出される。同時に、入力画信号P2が減算部8に供給
される。なお、基準黒最小レベルレジスタ2およびメモ
リ5に事前に記憶されたデータは、そのまま保持されて
いる。
【0014】読出しビット処理部6は、事前処理時に記
憶したビット処理信号Cbに応じて、メモリ5から読出
されてくる差分値信号H12に対しビット処理を行って
差分値信号H13を生成する。ここでは、ビット処理信
号Cbが「1」の場合は、差分値信号H12(4ビッ
ト)の最下位に「0」を付加して5ビットの差分値信号
H13を生成する。また、ビット処理信号Cbが「0」
の場合は、最上位に「0」を付加して5ビットの差分値
信号H13を生成する。
【0015】加算部7は、差分値信号H13(5ビッ
ト)と基準黒最小レベルを示す信号Bm(6ビット)と
を加算して6ビットの黒補正信号H14を生成する。こ
の黒補正信号H14が示す値は、黒の基準原稿を読取っ
たときのイメージセンサの各素子の出力レベルとほぼ一
致する。減算部8は、入力画信号P2と黒補正信号H1
4との減算を行って黒レベルの補正を施し、補正画信号
P13として出力する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
画信号補正回路では、事前に基準原稿をイメージセンサ
に読取らせて、所定ビット幅に収まるように差分値信号
のビット処理を行う場合に、所定ビット幅に収まらない
差分値信号に対し最下位ビットもしくは上位ビットの切
捨てを行い、更に、ビット切捨て前の値が所定ビット幅
に収まらないときは、所定ビット幅の最大値を差分値信
号として設定している。このため、イメージセンサの各
素子の出力レベルのばらつきが大きくて、差分値が所定
ビット幅の範囲を超える場合には、充分な画信号補正を
行うことが困難であり、適正な画信号補正はできない。
【0017】本発明の目的は、イメージセンサの各素子
の出力レベルのばらつきが大きくても、従来の機能効果
を損うことなく、適正な画信号補正が可能な画信号補正
回路を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の画信号補正回路
は、全面が一様に黒もしくは白の基準原稿をイメージセ
ンサに読取らせたときの1ライン分の各画素のレベルを
示すn(nは、2≦nの整数)ビットの入力画信号を受
け、前記各画素の最小もしくは最大レベルを検出して記
憶する第1の手段と、前記基準原稿の読取り時における
前記各画素のレベルと前記第1の手段に記憶された前記
最小もしくは最大レベルとの差分値を算出してnビット
の第1の差分値信号を生成する第2の手段と、この第2
の手段から前記第1の差分値信号を受け、この信号が示
す値に応じてビット処理を行ってm(mは、1≦m<n
の整数)ビットの第2の差分値信号を生成する第3の手
段と、この第3の手段から前記第2の差分値信号を受け
て記憶し、その後入力してくる通常の原稿の入力画信号
に同期して、記憶している前記第2の差分値信号を読出
す第4の手段と、この第4の手段から読出される前記第
2の差分値信号の値と前記第1の手段が記憶している前
記最小もしくは最大レベルとを加算してnビットの補正
信号を生成する第5の手段と、この第5の手段によって
生成された前記補正信号に基づき、前記通常の原稿の入
力画信号を補正してnビットの補正画信号を出力する
の手段と、前記第4の手段から読出される前記第2の
差分値信号が特定のコードと一致するか否かを検知し、
前記特定のコードを検知したときに特定コード検知信号
を出力する第7の手段と、前記第6の手段が出力する前
記補正画信号および前記第7の手段が出力する前記特定
コード検知信号をそれぞれ受け、前記特定コード検知信
号を受けたときは、入力する前記補正画信号を一つ前に
入力した前記補正画信号で置換えて出力し、また前記特
定コード検知信号を受けていないときは、入力する前記
補正画信号をそのまま出力する第8の手段とを備える。
【0019】また、前記第3の手段は、nビットの前記
第1の差分値信号の値とmビットで表示できる最大値と
を比較する比較回路と、前記nビットの第1の差分値信
号のビットを切捨ててmビットの信号を生成するビット
処理回路と、前記mビットで表示できる特定のコードを
出力する特定コード生成回路と、前記ビット処理回路か
らの出力および前記特定コード生成回路からの出力を受
け、前記比較回路の比較結果に応じていずれか一方を選
択し前記第2の差分値信号として出力する選択回路とを
有して構成してもよい。
【0020】また、前記第8の手段は、入力端に入力す
る前記補正画信号を前記入力画信号に同期して保持する
保持回路と、入力してくる前記補正画信号および前記保
持回路の出力をそれぞれ受け前記特定コード検知信号に
応じていずれか一方を選択して前記保持回路の入力端へ
送出する選択回路とを有して構成してもよい。
【0021】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0022】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
であり、図4に示した従来例と同様に黒レベルのばらつ
きを補正する画信号補正回路を示している。また、従来
例と同一構成要素には同一符号を付してある。ここで、
従来例との相違点は、特定コード送出部9と特定コード
検知部10と補間処理部11とを設け、所定ビット幅に
収めるのが無理であった補正用データ(差分値信号)に
より補正された画信号に対して、補間処理を実行してい
ることである。
【0023】まず、補正用データを生成する事前処理に
ついて説明する。
【0024】原稿の照明ランプを消した状態で、全面が
一様に黒の基準原稿をイメージセンサに読取らせ、1ラ
イン分の各画素のレベルを示す入力画信号P1を基準黒
最小レベル検出部1に供給する。ここで入力画信号P1
は、例えば、6ビットにA−D変換されたディジタル信
号とする。基準黒最小レベル検出部1は、入力画信号P
1の内の最小レベルを検出して基準黒最小レベルを示す
信号Bmを基準黒最小レベルレジスタ2に記憶させる。
減算部3は、黒の基準原稿を再度読取って入力してくる
画信号P1および基準黒最小レベルレジスタ2に記憶さ
れた基準黒最小レベルを示す信号Bmを受けて両信号の
減算を行い、各画素のレべルと基準黒最小レベルとの差
分値を算出して差分値を示す差分値信号H1を出力す
る。
【0025】書込みビット処理部4は、減算部3が出力
する差分値信号H1を所定のビット幅、例えば4ビット
に収まるようにビット処理する。このビット処理は、有
効ビットが4ビットを超える画素数を計数し、この計数
値が所定の許容数よりも大きい小さいかにより、有効ビ
ットが4ビットを超える差分値信号H1に対してビット
処理を行う。例えば、4ビット幅に収まらない画素数が
所定の許容数よりも大きいときには、最下位ビットを切
捨てた下位5ビットを差分値信号H2として出力し、同
時に、ビット切捨て処理を示すビット処理信号Cbを
「1」として読出しビット処理部6へ送出し記憶させ
る。また、有効ビット数が4ビット幅に収まらない画素
数が許容数Nよりも小さいときには、最下位ビットを含
む下位5ビットを差分値信号H2として出力し、同時
に、ビット処理信号Cbを「0」として読出しビット処
理部6へ送出し記憶させる。
【0026】特定コード送出部9は、書込みビット処理
部4が出力するビット切捨て処理された差分値信号H2
(5ビット)を受け、この信号H2の値が10H(10
H=「10000」)以上であるか否かを判定し、10
H以上であるときには、補間処理を指定する特定コード
FH(FH=「1111」)を差分値信号H3として出
力する。また、10H未満であるときには、最大値がE
H(EH=「1110」)になるように処理された4ビ
ットの信号を差分値信号H3として出力する。
【0027】図2は特定コード送出部9の一例を示すブ
ロック図である。比較回路91は、5ビットの差分値信
号H2と所定値10Hとを比較して比較結果を出力す
る。リミッタ92は、差分値信号H2(5ビット)を受
けて最大値がEHの4ビットの信号に変換する。セレク
タ93は、比較回路91からの比較結果に応じてリミッ
タ92の出力および特定コードFHのいずれかを選択
し、4ビットの差分値信号H3としてメモリ5へ出力し
記憶させる。以上で事前処理が終了する。
【0028】次に、画信号の補正処理について説明す
る。
【0029】通常の原稿の読取り時には、入力画信号P
2(6ビット)に同期して、メモリ5に記憶された差分
値信号H3が読出され、読出しビット処理部6および特
定コード検知部10へそれぞれ送出される。同時に、入
力画信号P2は減算部8に供給される。なお、基準黒最
小レベルレジスタ2およびメモリ5に事前に記憶されて
いるデータは、そのまま保持されている。
【0030】読出しビット処理部6は、事前処理時に記
憶したビット処理信号Cbに応じてメモリ5から読出さ
れてくる差分値信号H3(4ビット)に対してビット処
理を行い、5ビットの差分値信号H4を生成する。ここ
では、ビット処理信号Cbが「1」の場合には、差分値
信号H3(4ビット)の最下位に「0」を付加して5ビ
ットの差分値信号H4を生成する。また、ビット処理信
号Cbが「0」の場合には、最上位に「0」を付加して
5ビットの差分値信号H4を生成する。
【0031】加算部7は、差分値信号H4(5ビット)
と基準黒最小レベルを示す信号Bm(6ビット)とを加
算することにより、6ビットの黒補正信号H5を生成す
る。減算部8は、入力画信号P2と黒補正信号H5との
減算を行って黒レベルの補正を施した補正画信号P3を
生成し補間処理部11へ出力する。
【0032】特定コード検知部10は比較回路を有して
おり、メモリ5から読出されてくる差分値信号H3(4
ビット)と特定コードFHとが一致するか否かを検知
し、一致したときは特定コード検知信号Cdを「1」と
し、一致しないときは特定コード検知信号Cdを「0」
として補間処理部11へ出力する。
【0033】補間処理部11は、特定コード検知信号C
dが「1」のときに補正画信号P3に対して補間処理を
実行する。この補間処理は、特定コード検知信号Cdが
「1」のときの補正画信号P3を一つ前に入力した画素
の補正画信号で置換える処理である。すなわち、差分値
信号の値が4ビットに収まらない場合には、4ビットに
収まらない画素の補正画信号を一つ前の画素、つまり隣
接する画素の補正画信号で置換え、補正画信号P4とし
て出力。なお、特定コード検知信号Cdが「0」のとき
は、補正画信号P3をそのまま補正画信号P4として出
力する。
【0034】図3は補間処理部11の一例を示すブロッ
ク図である。フリップフロップ111は、入力画信号に
同期したクロックに応じて、入力端に入力する補正画信
号を保持する。セレクタ112は、入力してくる補正画
信号P3およびフリップフロップ111の出力信号を受
け、特定コード検知信号Cdが「0」のときは補正画信
号P3を選択し、また特定コード検知信号Cdが「1」
のときは他方を選択して、フリップフロップ111の入
力端へ送出する。
【0035】このように補間処理を行うことにより、従
来、充分な画信号補正を行うことができないような大き
な各画素レベルのばらつきがある場合でも、ばらつきに
よる影響を次段に与えることなく処理できるので、適正
な画信号補正が可能となる。
【0036】なお、上述した実施例では特定コードとし
てFHを設定しているが、FH以外を設定してもよい。
但し、この場合は、メモリ5に記憶させる補間処理対象
外の差分値信号が特性コードと重複しないように配慮し
なければならない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
準原稿をイメージセンサに読取らせて各素子の出力レベ
ルのばらつき状態を示す所定ビット幅の差分値信号を生
成し、補正用データとしてメモリに記憶させる場合、所
定ビット幅に収まらない差分値信号には特定のコードを
割当ててメモリに記憶させるようにし、画信号の補正を
行うときには、入力画信号に同期してメモリから読出さ
れる差分値信号に基づいて補正を行うと共に、メモリか
ら読出される差分値信号から特定のコードを検知し、こ
の特定のコードを検知したときには、該当する差分値信
号によって補正された画素の画信号を、一つ前に入力し
た隣接する画素の補正画信号で置換することにより、大
きな各画素レベルのばらつきがある場合でも、ばらつき
による影響を次段に与えることなく適正な画信号補正が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した特定コード送出部9の一例を示す
ブロック図である。
【図3】図1に示した補間処理部11の一例を示すブロ
ック図である。
【図4】従来の画信号補正回路の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 基準黒最小レベル検出部 2 基準黒最小レベルレジスタ 3,8 減算部 4 書込みビット処理部 5 メモリ 6 読出しビット処理部 7 加算部 9 特定コード送出部 10 特定コード検知部 11 補間処理部 Bm 基準黒最小レベルを示す信号 Cb ビット処理信号 H1,H2,H3,H4 差分値信号 H5 黒補正信号 P1 基準原稿の入力画信号 P2 通常の原稿の入力画信号 P3,P4 補正画信号

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全面が一様に黒もしくは白の基準原稿を
    イメージセンサに読取らせたときの1ライン分の各画素
    のレベルを示すn(nは、2≦nの整数)ビットの入力
    画信号を受け、前記各画素の最小もしくは最大レベルを
    検出して記憶する第1の手段と、 前記基準原稿の読取り時における前記各画素のレベルと
    前記第1の手段に記憶された前記最小もしくは最大レベ
    ルとの差分値を算出してnビットの第1の差分値信号を
    生成する第2の手段と、 この第2の手段から前記第1の差分値信号を受け、この
    信号が示す値に応じてビット処理を行ってm(mは、1
    ≦m<nの整数)ビットの第2の差分値信号を生成する
    第3の手段と、 この第3の手段から前記第2の差分値信号を受けて記憶
    し、その後入力してくる通常の原稿の入力画信号に同期
    して、記憶している前記第2の差分値信号を読出す第4
    の手段と、 この第4の手段から読出される前記第2の差分値信号の
    値と前記第1の手段が記憶している前記最小もしくは最
    大レベルとを加算してnビットの補正信号を生成する第
    5の手段と、 この第5の手段によって生成された前記補正信号に基づ
    き、前記通常の原稿の入力画信号を補正してnビットの
    補正画信号を出力する第6の手段と、 前記第4の手段から読出される前記第2の差分値信号が
    特定のコードと一致するか否かを検知し、前記特定のコ
    ードを検知したときに特定コード検知信号を出力する
    の手段と、 前記第6の手段が出力する前記補正画信号および前記
    の手段が出力する前記特定コード検知信号をそれぞれ
    受け、前記特定コード検知信号を受けたときは、入力す
    る前記補正画信号を一つ前に入力した前記補正画信号で
    置換えて出力し、また前記特定コード検知信号を受けて
    いないときは、入力する前記補正画信号をそのまま出力
    する第8の手段とを備えることを特徴とする画信号補正
    回路。
  2. 【請求項2】 前記第3の手段は、nビットの前記第1
    の差分値信号の値とmビットで表示できる最大値とを比
    較する比較回路と、前記第1の差分値信号のビットを処
    理してmビットの信号を生成するビット処理回路と、前
    記mビットで表示できる特定のコードを出力する特定コ
    ード生成回路と、前記ビット処理回路からの出力および
    前記特定コード生成回路からの出力を受け、前記比較回
    路の比較結果に応じていずれか一方を選択し前記第2の
    差分値信号として出力する選択回路とを有していること
    を特徴とする請求項1記載の画信号補正回路。
  3. 【請求項3】 前記第8の手段は、入力端に入力する前
    記補正画信号を前記入力画信号に同期して保持する保持
    回路と、入力してくる前記補正画信号および前記保持回
    路の出力をそれぞれ受け前記特定コード検知信号に応じ
    ていずれか一方を選択して前記保持回路の入力端へ送出
    する選択回路とを有していることを特徴とする請求項1
    記載の画信号補正回路。
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