JPS6037421A - 車両における変速機装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主としてバーハンドルタイプの不整地走行用の
自動５輪車或は４輪車に適用される変速機装置に関する
。

本願出願人は、先にこの積装置として、例えば特願昭５
７−１７９７７８に見られるように、エンジンの出力を
自動遠心型その他の自動クラッチと、変速機とを介して
後車輪その他の駆動車輪に伝動自在に構成させると共に
、該変速機を軸上のスライダの摺動によれば適宜の伝動
系が撰択されるようにした式のものを提案したが、か＼
るものでは該スライダを一方に摺動してその側方の歯車
と係合させて対応する伝動系を確立させた状態から、次
でその保合を解除すべく該スライダを他方に摺動する場
合を考えるに１この場合該エンジンがアイドリンク状態
に存して該伝動系にその出力が多少とも作用した状態で
は、該歯車と該スライダとの保合部には該出力によるト
ルクが作用してその係合解除をさまたげ勝ちであり、か
くて該スライダを軽快に摺動し得る型式とすることが好
ましい。

本発明はか＼る要求に適合する装置を得ることを′その
目的としたもので、エンジンの出力ヲ、自動クラッチと
、変速機とを介して駆動車輪に伝達自在に構成させると
共に、該変速機を軸上のスライダの摺動により適宜の伝
動系が撰択される型式とするものにおいて、該スライダ
を該軸上のスライダカラの外周に嵌合させると共にスラ
イダと該スライダカラとの対向面間に該軸の軸線方向に
沿ったボール溝を円周上の適宜間隔の複数本に形成させ
、各ボール溝内にこれに係合させてボールを転勤自在に
設けて成る。

本発明実施の１例を別紙図面に付説明する。

図面はバーハンドルタイプの不整地走行用の自動３輪車
に適用した場合を示すもので、（１）は車体を示し、該
車体（１）は第１図に明示するように１個の前車輪（２
）と、２個の駆動車輪たる後車輪ｆ３１　ｆ３１とを備
えると共にその中間部にエンジン（４）と、その上側に
燃料タンク（５）と、その後方にｔａ用のシート（６）
とを備え、更に該エンジン（４）の出力を該後車輪（３
）（３）に導くべく、該エンジン（４）の背側に自動遠
心型その他の自動クラッチ（７ａ）と変速クラッチ（７
ｂ）とを介してこれに連る変速機（８）を備える。更に
該変速機（８）は軸（９）上にスライダ００）を備えて
該スライダ（１０）により適宜の伝動系が撰択される型
式とする。

更に説明すれば、骸変速機（８）は例えば第２図に明示
するように該エンジン（４）の出力側に該各クラッチ（
７ｉ）（７ｂ）を介して連る前後の主変速機Ｕと、その
出力側に連る後段の副変速機０２とから成り、その後方
に該副変速機０２１の出力側に連るプロペラシャ７Ｎ＋
３１を備えるが、これを更に詳述すれば、該主変速機（
１１）は前方の入力軸ａ滲と後方の出力軸０９とから成
り、図示しないシフトペダルの操作によれば両軸ＨＱ５
）間の１速乃至５速の伝動系が適宜撰択されるようにし
、更に該副変速機ａ２は該出力軸θ（ト）と同軸上のそ
の側方の入力軸０６）と、その後方の前記した軸（９）
から成る出力軸（１５１とから成り、その中間上側の操
作レバａηの操作によれば低速伝動系と高速伝動系と後
進伝動系とが適宜撰択されるようにした。

該副変速機（１２１は更に第３図に明示の通りであり、
これを更に詳述するに、該操作レバ０ηと仝図示の中立
位置とすれば、該入力軸（６）上のスライダ（１δは第
２図示のように左方に摺動して図面で左側の低速伝動系
りを撰択するが、次で該レバＣ１７）　ｔ　前傾すれば
、該スライダ０饋は右方に摺動して仝図で右方の高速伝
動系Ｈが撰択され、更に該レバαＤを後傾すれば、該ス
ライダ（１８１は中立位置に戻ると共に前記した軸（９
）上のスライダ（ＩＯｌが図面で左動してその側方の歯
車０印と係合して該歯車Ｏ１を含む後進伝動系Ｒが撰択
されるようにした。更に説明すれば、該後進伝動糸Ｒの
選択によれば動力は前記したスライダ（１８１と一体の
歯車（１８ａ）から中間軸（１８ｂ）上のアイドル歯車
（１８ｃ）を介して該歯車Ｑｌに導かれるようにした。

以上は先に提案したものと特に異らないが、か−るもの
において核主変速機０１）を低速段と該副変速機０２を
後進段とに撰択し１更に該エンジン（４）がアイドリン
ク状態に存して車が発進しない場合を考えるに１該後退
伝動系Ｒには該エンジン（４）の出力が自動クラッチ（
７＆）の引摺りにより接続状態に存する変速クラッチＣ
７ｂ）ｋ介して導かれて肢歯車ａ１と該スライダＱＯＩ
との係合部にはそれによるトルクが作用し特に後退伝動
系Ｒは減速比が大きいため係合部に作用するトルクが大
きくなり−かくて該スライダＱｌを保合解除すべく図面
で右動する場合、その操作は多少とも重くなり勝ちであ
る。

本発明によればか＼る不都合を無くすべく、該スライダ
００）を第４図及び第５図に明示するように該軸（９）
上のこれとスプライン係合されるスライダカラ（２■の
外周に摺動自在に嵌合させると共に該スライダ００）と
該カラ（２■との対向面間に該軸（９）の軸線方向に沿
ったボール溝（２υを円周上の適宜間隔の複数本に形成
させ、各ボール溝Ｑυ内にこれと係合するボール（２榎
の適数個を転勤自在に収容し、かくて該スライダ００）
は該ボール鏝を介して該カラ（１０）Ｋ係合した状態に
おいて該カラ（１０１上を円滑且軽快に摺動され得るよ
うにした。

尚図示のものでは、その組立てに備えて、該スライダ０
０）の内周面の両端部と、該カラ（２０１の外周面の両
端部とに各クリップ溝（２４Ｊを形成させ、これに各ク
リップ（ハ）を着脱自在に施すようにした。

このように本発明によるときはエンジンの出力を自動ク
ラッチと、変速機とを介して駆動車輪に導かせる式のも
のにおいて、該変速機における変速操作用のスライダを
その内周のスライダカラとの間にボール溝を介してボー
ルを備える型式とするもので、該スライダの係合位置で
これに該エンジンからのトルクが多少とも作用した状態
においても１これに軽快な係合解除の作動を得ることが
出来てその操作を簡単且容易にし、更にこの構成は簡単
で廉価に得られる等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を伽えた車両の１例の斜面図、第２
図はその変速機部分の裁断平面図、第３図はその副変速
機部分の斜面図、第４図はその■−■線截線面断面図５
図はその■−■線截線面断面図る。 （４）・・・エンジン　（７）・・・自動クラッチ　（
８）・・・変速機（３）・・・駆動車輪　（９）・・・
軸　（１０）・・・スライダ　（２０）・・・スライダ
カラ　０υ・・・ボール溝　（２■・・・ボール特許出
願人　本田技研工業株式会社 ５・　・人 代　理　人　北　村　欣　−１′ ｌＡ２名 Ｕ） 綜 手続補正書（方側 汗、４毛゛５８会−０２）０日 特許庁長官殿 ］、事件の表示 昭和５８年特許願第１４５６５７号 ２゜発明の名称 車両における変速機装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ５６２不田技研工栗休式会社 ５、補正命令の日付 昭和５８年１１月２９日 ６、補正の対象　図　而

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンジンの出力を、自動クラッチと、変速機とを介して
   駆動車輪に伝達自在に構成させると共に、該変速機を軸
   上のスライダの摺動により適宜の伝動系が撰択される型
   式とするものにおいて、該スライダを該軸上のスライダ
   カラの外周に嵌合させると共にスライダとスライダカラ
   との対向面間に該軸の軸線方向に沿ったボール溝を円周
   上の適宜円滑の複数本に形成させ、各ボール溝内にこれ
   に係合させてボールを転勤自在に設けて成る車両におけ
   る変速機装置。