JPS603720Y2 - 大豆刈取機における集束バケツト - Google Patents

大豆刈取機における集束バケツト

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Publication number
JPS603720Y2
JPS603720Y2 JP12425779U JP12425779U JPS603720Y2 JP S603720 Y2 JPS603720 Y2 JP S603720Y2 JP 12425779 U JP12425779 U JP 12425779U JP 12425779 U JP12425779 U JP 12425779U JP S603720 Y2 JPS603720 Y2 JP S603720Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side plate
focusing
soybean
packet
bottom plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP12425779U
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English (en)
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JPS5641545U (ja
Inventor
友彦 市川
隆夫 杉山
正雄 間中
Original Assignee
農業機械化研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 農業機械化研究所 filed Critical 農業機械化研究所
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Publication of JPS5641545U publication Critical patent/JPS5641545U/ja
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  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、大豆刈取機における集束パケットに関し、特
に集束量と放出機構を改良した集束パケットに関するも
のである。
周知の大豆刈取機として、機体前部に設けた刈取部と、
この刈取部で刈取られた大豆の茎稈を挾持し、揚上しな
がら機体後方に搬送する搬送装置と、搬送装置の終端か
ら放出された大豆の茎稈を受け、はぼ所定量集積して放
出するようにした集束パケットとを備えたものがある。
この刈取機の集束パケットは、集束のための側板もしく
は底板を下方に回動させて集積した大豆の茎稈を圃場に
落下させる方式であり、−回の集積、放出量は、機体が
2〜3m走行し刈取った量となっている。
そして、圃場に放出された茎稈束は、通常、圃場で乾燥
するために島立て作業が行われるが、この島立て作業に
は、2〜3m間隔に放出された茎稈束を3束くらい一カ
所に集めて行っており、集束のために多くの労力を要し
ていた。
このため、−回の島立て分に相当する茎稈を集積し放出
するようにした集束パケットが要望されているが、前述
の従来の方式を大形にするだけでは、側板もしくは底板
を開いたとき圃場面に接触することになり、実用化でき
なかった。
そこで本考案は、集束パケットを、固定側板と、この固
定側板と所定の間隔を保持して対向位置に設けた可動側
板と、固定側板の下端と可動側板の下端との間をほぼ水
平方向に移動可能に設けた底板とにより構威し、可動側
板と底板とを連動するように連結して開閉するようにす
ることによって、従来の集束パケットの3倍程度の集積
が可能となり、しかも、底板はほぼ水平(横)方向に移
動するので圃場面との間隔を狭くできて放出の際の束の
乱れ、落下の際の裂莢などを少くする大豆刈取機におけ
る集束パケットを提供するものである。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体的に説明
する。
第1図において、符号1は歩行型大豆刈取機の機体で、
この機体1には前輪2、後輪3が装着され、図示しない
エンジンにより後輪3を駆動し走行するようになってい
る。
機体1の前部下方には刈刃4が設けられ、刈刃4の上側
から機体1の後部−側に向け、一対の搬送帯からなる搬
送装置5が、機体1の後方にゆくに従ってその高さが次
第に高くなるように設けられ、搬送装置5の後端部には
、放出ベルト6と案内杆7が設けられている。
放出ベルト6および案内杆7の下方には第2〜4図に詳
細に示す集束パケット8が設けられている。
この集束パケット8は、機体1に固着された固定側板9
と、この固定側板9と所定の間隔を保持して対向位置に
設けられ、枢支軸11により機体1に上端を枢支された
可動側板10と、固定側板9の下端位置と可動側板10
の下端位置間に配設され、固定側板9の下端屈曲部12
に設けたローラ13,13に沿って移動するガイドレー
ル14.14を下面両側部に有する底板15とからなり
、可動側板10の枢支部(即ち、枢支軸11位置)と、
底板15の前端に設けた移動部材16の上端を、固定側
板9の背面に枢支軸17を介して枢支した位置とを、リ
ンク部材18により連結している。
また、可動側板10の枢支部には、機体1の操縦部19
側に延びるレバー20の一端が固着されている。
そして、レバー20の操作によって、集束パケット8は
、第2図に示す閉状態と、第4図に示す開状態に変位可
能となっており、この変位時に底板15はほぼ水平(横
)方向に移動するようになっている。
なお、符号21は、固定側板9の下端部に取付けられ、
底板15が閉位置から開位置に移動するとき、大豆の茎
稈が固定側板9と底板15の間に挾まれないようにする
スクレーパの働きをするゴム板である。
このような構成の大豆刈取機においては、刈刃4で刈取
られた大豆の茎稈Aは、搬送装置5に挾持され、揚上さ
れながら機体後方に搬送され、放出ベルト6と案内杆7
で機体側方に方向転換して放出される。
その放出位置には、集束パケット8が閉状態になってい
て、両側板9.1G、底板15内に順次集積された大豆
茎稈Aが、はぼ所定量に達すると(この間の刈取機の移
動距離は8〜10m)、操縦部19で操縦している作業
者は、レバー20を第2図で矢印で示すように枢支軸1
1を中心に上方に回動させる。
そうすると、可動側板10は枢支軸11を中心に後方(
矢印方向)に回動し、また、底板15はリンク材18、
移動部材16を介して枢支軸17を中心にほぼ水平(横
)方向に移動し、開状態となって大豆茎稈Aを圃場面B
に放出する(第4図参照)。
この間、刈取機は第2図および第4図に示す矢印方向に
移動しているので、固定側板9および底板15は放出さ
れた大豆茎稈Aの前側にあり、可動側板10は、上方に
向は回動しているところから大豆茎稈Aを崩すことなく
通過することができる。
可動側板10の下端が、放出された大豆茎稈A位置を通
過したならば、直ちにレバー20を下方に押し下げると
集束パケット8は元の閉状態に戻る。
集束パケット8から放出される大豆茎稈Aは、底板15
と圃場面が接近しているので、放出時の衝撃は極めて小
さく、従って裂莢などを起すことがなく、また、前述の
ように放出束に乱れを生ずることがない。
なお、前記実施例ではレバー20の操作を人力で行うよ
うにしているが、これを動力で操作して集束パケット8
を開閉するようにしてもよく、また、この開閉動作を、
一定の周期で自動的に行うようにしてもよいものである
以上説明したように本考案の大豆刈取機における集束パ
ケットによれば、底板15をほぼ水平(横)方向に移動
させ、可動側板10を底板15と連動して回動させて開
閉するようにしたので、特に底板15を低くすることが
できて大豆茎稈の集積量を多くすることができ、しかも
、集束パケットを開いたときは底板が圃場面と接触する
ことがなく、放出される大豆茎稈の落下距離が短いので
落下による裂莢や束の乱れを生ずることがない。
なお、本考案の集束パケットは、歩行型の大豆刈取機だ
けでなく、他の収穫機、例えばコンバインの脱穀排稈の
集束パケット(ドロッパー)などにも適用できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す大豆刈取機全体の斜視
図、第2図は集束パケットの側面図、第3図は、第2図
の■−■線断面図、第4図は第2図の作用説明図である
。 1・・・・・・機体、4・・・・・・刈刃、5・・・・
・・搬送装置、8・・・・・・集束パケット、9・・・
・・・固定側板、10・・・・・・可動側板、11・・
・・・・枢支軸、13・・・・・・ローラ、14・・・
・・・ガイドレール、15・・開底板、16・・曲移動
部材、17・・・・・・枢支軸、18・・・・・・リン
ク部材、20・・・・・・レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体前部に設けた刈取部と、この刈取部で刈取られた大
    豆の茎稈を挾持し、揚上しながら機体後方に搬送する搬
    送装置と、搬送装置の終端から放出された大豆の茎稈を
    受け、はぼ所定量集積して放出するようにした集束パケ
    ットとを備える大豆刈取機において、前記集束パケット
    は、固定側板と、この固定側板と所定の間隔を保持して
    対向位置に設けた可動側板と、固定側板の下端と可動側
    板の下端との間をほぼ水平方向に移動可能に設けた底板
    とを有し、可動側板と底板とを連動するように連結して
    開閉するように構威したことを特徴とする大豆刈取機に
    おける集束パケット。
JP12425779U 1979-09-08 1979-09-08 大豆刈取機における集束バケツト Expired JPS603720Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12425779U JPS603720Y2 (ja) 1979-09-08 1979-09-08 大豆刈取機における集束バケツト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12425779U JPS603720Y2 (ja) 1979-09-08 1979-09-08 大豆刈取機における集束バケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5641545U JPS5641545U (ja) 1981-04-16
JPS603720Y2 true JPS603720Y2 (ja) 1985-02-01

Family

ID=29356164

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JP12425779U Expired JPS603720Y2 (ja) 1979-09-08 1979-09-08 大豆刈取機における集束バケツト

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JPS5641545U (ja) 1981-04-16

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