JPS6037204Y2 - スロ−アウエイチツプのクランプ機構 - Google Patents
スロ−アウエイチツプのクランプ機構Info
- Publication number
- JPS6037204Y2 JPS6037204Y2 JP2415881U JP2415881U JPS6037204Y2 JP S6037204 Y2 JPS6037204 Y2 JP S6037204Y2 JP 2415881 U JP2415881 U JP 2415881U JP 2415881 U JP2415881 U JP 2415881U JP S6037204 Y2 JPS6037204 Y2 JP S6037204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- chip
- pin
- tip
- chip seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ピンタイプのスローアウェイチップのクラ
ンプ機構に関する。
ンプ機構に関する。
スローアウェイチップのクランプ機構としては穴のない
チップを駒で押え付けるクランプオンタイプと、穴のあ
いたチップをピンで固定スるピンタイプとが知られてい
る。
チップを駒で押え付けるクランプオンタイプと、穴のあ
いたチップをピンで固定スるピンタイプとが知られてい
る。
ここで問題とするのは後者のピンタイプであり、このも
のではチップをピンで簡単に固定できるという利点を生
かすことが望まれる。
のではチップをピンで簡単に固定できるという利点を生
かすことが望まれる。
勿論、このピンタイプは、第1図および第2図に示すよ
うなネガティブチップla。
うなネガティブチップla。
1bのみならず、第3図に示すようなポジティブチップ
2にも、また第1図に示すような一面拘束型のみならず
、第2図および第3図に示すような二面拘束型にもそれ
ぞれ適用できる。
2にも、また第1図に示すような一面拘束型のみならず
、第2図および第3図に示すような二面拘束型にもそれ
ぞれ適用できる。
第4図はこのようなピンタイプの従来例を示し、そこに
示される切削工具は、工具本体たるホルダ3、このホル
ダ3先端のチップ座4に固定されるチップ5、このチッ
プ5とチップ座4との間に介在されるシート6(このシ
ート6は使用されないこともある。
示される切削工具は、工具本体たるホルダ3、このホル
ダ3先端のチップ座4に固定されるチップ5、このチッ
プ5とチップ座4との間に介在されるシート6(このシ
ート6は使用されないこともある。
)およびチップ5を固定するためのピン7とによって構
成されている。
成されている。
この場合、ホルダ3先端のチップ座4は、平坦なチップ
座底面4aとそこから起立したチップ座壁面4bとから
なり、このようなチップ座4部分にはねじ穴8およびこ
のねじ穴8に対して偏心したテーパ穴9が設けられてい
る。
座底面4aとそこから起立したチップ座壁面4bとから
なり、このようなチップ座4部分にはねじ穴8およびこ
のねじ穴8に対して偏心したテーパ穴9が設けられてい
る。
そこでチップ5を固定する際には、ピン7を回転させる
ことによりそれを軸方向にねじ込み、ピン7の側面部7
aをテーパ穴9のテーパ面に接触させて倒し、チップ5
をチップ座壁面プ4bを押圧し固定する。
ことによりそれを軸方向にねじ込み、ピン7の側面部7
aをテーパ穴9のテーパ面に接触させて倒し、チップ5
をチップ座壁面プ4bを押圧し固定する。
ところで、このような従来のものにあっては、チップ5
をクランプした状態において、ピン7の側壁部7aがホ
ルダ3側のテーパ穴9の内壁に対し、一点で点接触して
いるのみであり、チップ5のクランプが不安定で、切削
抵抗などによってチップ5が動きやすいという問題があ
ることが判明した。
をクランプした状態において、ピン7の側壁部7aがホ
ルダ3側のテーパ穴9の内壁に対し、一点で点接触して
いるのみであり、チップ5のクランプが不安定で、切削
抵抗などによってチップ5が動きやすいという問題があ
ることが判明した。
この問題は、チップ座壁面4bに対し平行な方向での自
由度が大きい一面拘束型の場合に特に顕著である。
由度が大きい一面拘束型の場合に特に顕著である。
また前記した従来例における他の問題として、ねじ穴8
とテーパ穴9とが同心でないことから加工が面倒で精度
も出しにくいことがある。
とテーパ穴9とが同心でないことから加工が面倒で精度
も出しにくいことがある。
この考案は以上の点を考慮してなされたもので安定した
クランプ状態を維持することができ、しかも加工および
精度の面からも好ましいスローアウェイチップのクラン
プ機構を提供するものである。
クランプ状態を維持することができ、しかも加工および
精度の面からも好ましいスローアウェイチップのクラン
プ機構を提供するものである。
この考案と密接に関連した先行技術として先に提案した
実願昭55−105244号の技術がある。
実願昭55−105244号の技術がある。
この考案はその先行技術を部分的に改良し、先行技術が
もつ本質的な特徴を生かしつつ、副次的な効果をも得よ
うとするものである。
もつ本質的な特徴を生かしつつ、副次的な効果をも得よ
うとするものである。
そこで、まずその先行技術を説明し、その後その先行技
術との対比のもとてこの考案を明らかにする。
術との対比のもとてこの考案を明らかにする。
〔先行技術の内容〕(第5図参照)
第5図は先行技術におけるクランプ機構を示すが、ここ
でも工具本体たるホルダ30の先端部分には、チップ座
40(チップ座底面40aとチップ座壁面40bとから
なる。
でも工具本体たるホルダ30の先端部分には、チップ座
40(チップ座底面40aとチップ座壁面40bとから
なる。
)が設けられており、チップ50はチップ座底面40a
上にシート60を介して載置され、ピン40によってク
ランプされる。
上にシート60を介して載置され、ピン40によってク
ランプされる。
この先行技術では、従来一般に一点であったピン70と
ホルダ30との接触を二点で行なう点に特徴があり、そ
のためホルダ30の先端部分には、めねじ穴80(この
めねじ六80は従来一般のねじ穴8に相当するもので、
チップ50側の丸穴50aとほぼ同心か、あるいはその
丸穴50aよりも少しチップ座壁面40b寄りに設けら
れている。
ホルダ30との接触を二点で行なう点に特徴があり、そ
のためホルダ30の先端部分には、めねじ穴80(この
めねじ六80は従来一般のねじ穴8に相当するもので、
チップ50側の丸穴50aとほぼ同心か、あるいはその
丸穴50aよりも少しチップ座壁面40b寄りに設けら
れている。
)の上側に特有の穴10が設けられている。
この穴10は、チップ座底面40aに開口をもち、その
内壁部分で、チップ座壁面40bとは反対側に位置する
部分にテーパ稜線10a、10bをもっている。
内壁部分で、チップ座壁面40bとは反対側に位置する
部分にテーパ稜線10a、10bをもっている。
ここで穴10の加工例について述べ、その穴10の構成
をより明らかにする。
をより明らかにする。
穴10を得るには、まず下方のめねじ六8oと同心とし
たテーパ穴101 (このテーパ穴101は、下方に収
束している点で前記従来のテーパ穴9と同様であるが、
軸心の位置が異なることに留意されたい。
たテーパ穴101 (このテーパ穴101は、下方に収
束している点で前記従来のテーパ穴9と同様であるが、
軸心の位置が異なることに留意されたい。
)を明け、ついで、そのテーパ穴101の軸心よりチッ
プ座壁面40a側に少し偏心させた位置に座ぐり穴10
2を明ければよい。
プ座壁面40a側に少し偏心させた位置に座ぐり穴10
2を明ければよい。
このように穴10はテーパ穴101と座ぐり穴102と
が重ねあった構成てあり、穴1oの内壁面のうち、前記
チップ座壁面40bに向い合う部分にテーパ面101a
(勿論、テーパ面101aは前記テーパ穴101の一
部である。
が重ねあった構成てあり、穴1oの内壁面のうち、前記
チップ座壁面40bに向い合う部分にテーパ面101a
(勿論、テーパ面101aは前記テーパ穴101の一
部である。
)が部分的に残されている。
前記テーバ稜線10a、10bはテーパ面101aの一
辺であり、しかもテーパ穴1゜1の最大径よりも座ぐり
穴102の径力伏きいので、それらテーバ稜線10a、
10bについては穴10の内壁の突部あるいは角として
とらえることができる。
辺であり、しかもテーパ穴1゜1の最大径よりも座ぐり
穴102の径力伏きいので、それらテーバ稜線10a、
10bについては穴10の内壁の突部あるいは角として
とらえることができる。
なお、ここにおけるピン7oも、前記チップ50の丸穴
50aにはまり合う頭部7゜aと、この頭部70aより
大径で下方に行くにつれて小径となる中間部70bと、
おねじ部70cをもつ下部とによって構成されている。
50aにはまり合う頭部7゜aと、この頭部70aより
大径で下方に行くにつれて小径となる中間部70bと、
おねじ部70cをもつ下部とによって構成されている。
このように構成されたクランプ機構においても、チップ
50のクランプ操作については従来一般のものと同様で
、次のとおり行なわれる。
50のクランプ操作については従来一般のものと同様で
、次のとおり行なわれる。
■チップ座底面40a上にシート60を載置する。
(勿論シート60を用いないときには、この工程は不要
である。
である。
■ピン70をホルダ3o側のめねじ穴80にねじ込む。
■ピン7oの頭部70aをチップ50の丸穴50aに入
れるようにして、チップ50をシート60上に載置する
。
れるようにして、チップ50をシート60上に載置する
。
■ピン7゜をさらにねじ込むと、ピン70の中間部40
bがテーパ稜線10a、10bに接触し、これによって
ピン70はおねじ部70cを中心としてチップ座壁面4
0b側に倒れ、したがってピン7oの頭部70aがチッ
プ50の丸穴50a内壁に押すことにより、チップ50
はチップ座壁面40bに押圧固定される。
bがテーパ稜線10a、10bに接触し、これによって
ピン70はおねじ部70cを中心としてチップ座壁面4
0b側に倒れ、したがってピン7oの頭部70aがチッ
プ50の丸穴50a内壁に押すことにより、チップ50
はチップ座壁面40bに押圧固定される。
したがって以上のような先行技術によれば、ピン70の
接触が常に二点接触となるため、安定したチップクラン
プを行なうことができるという優れた効果が得られる。
接触が常に二点接触となるため、安定したチップクラン
プを行なうことができるという優れた効果が得られる。
〔この考案の内容〕(第6図〜第9図参照)上述した先
行技術の場合、ピン70の中間部70bは突部あるいは
角といえるテーパ稜線10a、10bに接触することに
よって支えられている。
行技術の場合、ピン70の中間部70bは突部あるいは
角といえるテーパ稜線10a、10bに接触することに
よって支えられている。
そのため、安定したチップクランプが得られる反面、テ
ーパ稜線10a、10b部分のいたみが激しく、またピ
ン70側にかじりが生じやすく、ホルダ30およびピン
70の耐容性が劣るおそれがある。
ーパ稜線10a、10b部分のいたみが激しく、またピ
ン70側にかじりが生じやすく、ホルダ30およびピン
70の耐容性が劣るおそれがある。
その考案はそのような耐久性の問題をも解決するもので
、上述した先行技術における大径の穴10に相応する穴
100として、側壁が角にない円滑な曲面からなる穴を
用いるものである。
、上述した先行技術における大径の穴10に相応する穴
100として、側壁が角にない円滑な曲面からなる穴を
用いるものである。
チップ50のクランプ機能を考えると、穴100には次
のような条件が必要不可欠である。
のような条件が必要不可欠である。
すなわち、穴100の側壁のうち、少なくともチップ座
壁面40bとは反対側の左半分は、穴100の深さ方向
下方に行くにつれて収束しかつ角のない円滑な曲面から
なり、その曲面はチップ座底面40aに近い上方部分に
おいて左端から右側のチップ座壁面40b側に行くにつ
れて曲率半径が大きくなり、左端における曲率半径をr
l、穴100の中央部における曲率半径をr2としたと
き、rl< R<r2 (ただし、Rは前記ピン70の
中間部70bの最大半径である。
壁面40bとは反対側の左半分は、穴100の深さ方向
下方に行くにつれて収束しかつ角のない円滑な曲面から
なり、その曲面はチップ座底面40aに近い上方部分に
おいて左端から右側のチップ座壁面40b側に行くにつ
れて曲率半径が大きくなり、左端における曲率半径をr
l、穴100の中央部における曲率半径をr2としたと
き、rl< R<r2 (ただし、Rは前記ピン70の
中間部70bの最大半径である。
)を充足しているという条件である。このような穴10
0を得るには、テーパエンドミルのエンドミル加工、ブ
ローチによるブローチ加工あるいは放電加工などのよう
に工具による加工、または精密鋳造など種々の加工方法
を利用することができる。
0を得るには、テーパエンドミルのエンドミル加工、ブ
ローチによるブローチ加工あるいは放電加工などのよう
に工具による加工、または精密鋳造など種々の加工方法
を利用することができる。
たとえばテーパエンドミルによるエンドミル加工による
場合には、第8図に示すように、まずめねじ部80と同
心の初期テーパ穴1001を明け、ついてそのテーパエ
ンドミルを初期テーバ穴1001の中心イーイからベク
トルAで示すように後期テーパ穴1002の中心ロー〇
に向けて距離aだけ連続的に移動させ加工すればよい、
この場合、後期テーパ穴1002は初期テーパ穴100
1に比べてXだけチップ座壁面40b寄りでかつ2だけ
深い位置にある。
場合には、第8図に示すように、まずめねじ部80と同
心の初期テーパ穴1001を明け、ついてそのテーパエ
ンドミルを初期テーバ穴1001の中心イーイからベク
トルAで示すように後期テーパ穴1002の中心ロー〇
に向けて距離aだけ連続的に移動させ加工すればよい、
この場合、後期テーパ穴1002は初期テーパ穴100
1に比べてXだけチップ座壁面40b寄りでかつ2だけ
深い位置にある。
したがって、テーパエンドミルの移動方向を示す移動角
θは、θ=CO3−1Z−)によって定まるが、その移
動角θについてはθ〉4に設定することを要する(ただ
し、αはテーパエンドミルのテーパ角で、色はテーパ半
角である。
θは、θ=CO3−1Z−)によって定まるが、その移
動角θについてはθ〉4に設定することを要する(ただ
し、αはテーパエンドミルのテーパ角で、色はテーパ半
角である。
)。勿論、このテーパエンドミルの移動方向は一面拘束
形と二面拘束形とでは異なる。
形と二面拘束形とでは異なる。
一面拘束形ではチップ50の辺部直角方向であり、二面
拘束形ではチップ50の対頂角の半角方向である。
拘束形ではチップ50の対頂角の半角方向である。
第9図はテーパエンドミルによる加工穴100を平面視
した図を示している。
した図を示している。
チップ座壁面40bに対し直角な線分ハーバの方向、そ
れもチップ座底面40aを含む平面において、前記初期
テーパ穴1001の中心イーイに相応する0点からチッ
プ座壁面40b側にΔXおよびXだけずれた位置での穴
100曲率半径をそれぞれr△rg rXとすると、 r△8=ro+ΔX−C0tθ・tan 2の関係かあ
る。
れもチップ座底面40aを含む平面において、前記初期
テーパ穴1001の中心イーイに相応する0点からチッ
プ座壁面40b側にΔXおよびXだけずれた位置での穴
100曲率半径をそれぞれr△rg rXとすると、 r△8=ro+ΔX−C0tθ・tan 2の関係かあ
る。
ここで、roはハーバ線上左側ねじ穴中心Oに対する最
小半径である。
小半径である。
また、r o < r x
rO≦R(Rはピン70の最大半径、つ
まり穴100の側壁に接触する部分
のピン径である。
)であるので、R≦r o< r xとなる。
なお、クランプ時、つまりチップ座底面40aよりもΔ
2だけ下方では、 rい< R< r zb < r xの関係がある。
2だけ下方では、 rい< R< r zb < r xの関係がある。
α
ここで、r za = r の−△z ” jan 2
rzb”rx−Δz ” jan 2である。
rzb”rx−Δz ” jan 2である。
いずれにしろ、このようにして得られる穴100の側壁
は角のない円滑な曲面である。
は角のない円滑な曲面である。
したがってチップクランプ時には、第6図に示すように
、ピン70の中間部70bのうち最大径部分700が穴
100の傾斜平坦部100a、10Qbに接触すること
になる。
、ピン70の中間部70bのうち最大径部分700が穴
100の傾斜平坦部100a、10Qbに接触すること
になる。
そこで二点接触による安定したチップクランプが得られ
るとともに、前述した先行技術におけるホルダ30およ
びピン70の耐久性の問題をも有効に解決することがで
きる。
るとともに、前述した先行技術におけるホルダ30およ
びピン70の耐久性の問題をも有効に解決することがで
きる。
なお、この考案は、穴つきチップであればネガティブチ
ップ、ポジティブチップのいずれにも適用することがで
き、またシート60の有無にかかわらず適用することが
できる。
ップ、ポジティブチップのいずれにも適用することがで
き、またシート60の有無にかかわらず適用することが
できる。
まらに、立刃型および横刃型のいずれのチップ取り付け
にも適用することができる。
にも適用することができる。
ここで、この考案をマイナスの大きな逃げ角をもつスロ
ーアウェイチップへ適用した例を少し述べる。
ーアウェイチップへ適用した例を少し述べる。
その種のチップ500は公知であるが(たとえば特開昭
48−70970号公報)、ピン70によるチップ50
0の押し付は方向に沿った断面構造を示す第10図が明
らかにしているように、チップ底面500aとチップ側
面500bとがなす角度αは鋭角である。
48−70970号公報)、ピン70によるチップ50
0の押し付は方向に沿った断面構造を示す第10図が明
らかにしているように、チップ底面500aとチップ側
面500bとがなす角度αは鋭角である。
このため、同図に示すように、チップ500のクランプ
操作の際、チップ500の丸穴500Cに対しピン70
の頭部70aが干渉するおそれがある。
操作の際、チップ500の丸穴500Cに対しピン70
の頭部70aが干渉するおそれがある。
そこでその干渉を避ける意味から、設計上ピン70の頭
部70aを先細り形状とすることにより、ピン70側の
R点が1線に平行なm線よりも図中左方に位置するよう
になすことを要することは勿論である。
部70aを先細り形状とすることにより、ピン70側の
R点が1線に平行なm線よりも図中左方に位置するよう
になすことを要することは勿論である。
第1図〜第3図はけの考案が適用される切削工具例を示
す平面図、第4図はこの種のクランプ機構の従来例を示
す要部断面図、第5図は先の提案に係るクランプ機構を
示す第4図と同様の要部断面図、第6図〜第9図はこの
考案の一連用例を示し、第6図はホルダ先端部分の断面
図、第7図は第6図の■−■線に沿う断面図、第8図お
よび第9図はクランプ穴の一例を説明するための図で、
第8図が断面図、第9図が平面図第10図はこの考案の
他の適用例を示す断面図である。 3.30・・・・・・ホルダ(工具本体)、4・・・4
0・・・・・・チップ座、5,50・・・・・・チップ
、7・・・70・・・・・・ピン、70a・・・・・・
頭部、70b・・・・・・中間部、70C・・・・・・
おねじ部、8.80・・・・・・ねじ穴(めねじ部)、
100・・・・・・大径穴、1001・・・・・・初期
テーパ穴、10002・・・・・・後期テーパ穴。
す平面図、第4図はこの種のクランプ機構の従来例を示
す要部断面図、第5図は先の提案に係るクランプ機構を
示す第4図と同様の要部断面図、第6図〜第9図はこの
考案の一連用例を示し、第6図はホルダ先端部分の断面
図、第7図は第6図の■−■線に沿う断面図、第8図お
よび第9図はクランプ穴の一例を説明するための図で、
第8図が断面図、第9図が平面図第10図はこの考案の
他の適用例を示す断面図である。 3.30・・・・・・ホルダ(工具本体)、4・・・4
0・・・・・・チップ座、5,50・・・・・・チップ
、7・・・70・・・・・・ピン、70a・・・・・・
頭部、70b・・・・・・中間部、70C・・・・・・
おねじ部、8.80・・・・・・ねじ穴(めねじ部)、
100・・・・・・大径穴、1001・・・・・・初期
テーパ穴、10002・・・・・・後期テーパ穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 平坦なチップ座底面40aとその底面から起立したチッ
プ座壁面40bとからなる工具本体30先端のチップ座
40に対し、穴50aのあいたチップ50をその穴50
aを貫く一本のピン70によって固定するスローアウェ
イチップのクランプ機構において、前記ピン70は、前
記チップ50の穴50aにはまり合う頭部70aと、そ
の頭部70aより大径で下方に行くにつれて小径となる
中間部70bと、おねじ部70cをもつ下部とによって
構成され、一方前記工具本体30には、前記チップ座底
面40aに直交する穴が設けられ、その穴は前記ピン7
0の中間部70bよりも大径の穴100と、その下部に
続き前記おねじ部70Cに対応しためねじ部80とによ
って構成され、しかも前記大径の穴100の側壁のうち
、少なくともチップ座壁面40bとは反対側の左半分は
、穴100の深さ方向下方に行くにつれて収束しかつ角
のない円滑な曲面からなり、その曲面はチップ座底面4
0aに近い上方部分において左端から右側のチップ座壁
面40b側に行くにつれて曲率半径が大きくなり、左端
における曲率半径をr□、穴中央部における曲率半径を
r2としたとき、rl<R<r2(ただし、Rは前記ピ
ン70の中間部70bの最大半径である。 〕を充足していることを特徴とするスローアウェイチッ
プのクランプ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415881U JPS6037204Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | スロ−アウエイチツプのクランプ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2415881U JPS6037204Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | スロ−アウエイチツプのクランプ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57136615U JPS57136615U (ja) | 1982-08-26 |
JPS6037204Y2 true JPS6037204Y2 (ja) | 1985-11-06 |
Family
ID=29821893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2415881U Expired JPS6037204Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | スロ−アウエイチツプのクランプ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037204Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR112012013546A2 (pt) * | 2009-12-08 | 2017-10-10 | Tungaloy Corp | ferramenta de corte com ponta substituível. |
-
1981
- 1981-02-23 JP JP2415881U patent/JPS6037204Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57136615U (ja) | 1982-08-26 |
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