JPS6037160Y2 - 溶接用ロボツトの位置検出回路 - Google Patents

溶接用ロボツトの位置検出回路

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JPS6037160Y2
JPS6037160Y2 JP1979111838U JP11183879U JPS6037160Y2 JP S6037160 Y2 JPS6037160 Y2 JP S6037160Y2 JP 1979111838 U JP1979111838 U JP 1979111838U JP 11183879 U JP11183879 U JP 11183879U JP S6037160 Y2 JPS6037160 Y2 JP S6037160Y2
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JP
Japan
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torch
welding
electrode
detection
robot
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JP1979111838U
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JPS5629674U (ja
Inventor
朗彦 庵地
昭司 那須
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、記憶再生型溶接用ロボット(以下、ロボット
と称す。
)の位置修正を行なう際に使用される位置検出回路に関
する。
(考案の背景) 従来、多量の同一ワーク(被溶接物)にアーク溶接を施
す場合、ロボットを用いて行なうことは周知の技術であ
る。
この種のロボットでは、溶接トーチ(以下、トーチと称
す。
)のワークに対する位置並びに動作は予め人力或いは数
示装置によりティーチングされ、これをロボット制御盤
中の記憶回路にデジタル信号として記憶させておき、プ
レイバック時にこのデジタル信号に従ってトーチの位置
決め並びに動作をさせるようになっている。
ところが、同一ワークに同一の溶接を施こす場合であっ
ても、現実には各ワーク毎に組立誤差があり、また各ワ
ークを固定するために用られるポジショナ−のトーチに
対する位置決め誤差等を生ずる。
したがつて、この種のロボットでは、個々のワークに対
するロボットの相対的な位置をその都度検出して、その
検出信号に基いて自動的にロボット本体、或いはポジシ
ョナの位置を修正することにより、トーチのワークに対
する適正溶接位置を得ている。
そして、その検出手段とし、先に本出願人により出願し
ている特願昭53−32897号発明や、特願昭54−
15441号公報に記載の発明において、トーチの電極
をセンサとして利用する手段が提案されている。
これは、トーチのまわりに新たに検出器具を装着させな
いで済むという点において優れているが、例えば、特願
昭54−15441号発明では、位置検出する際に、溶
接用電源とは別に高圧の検出用電源を設け、その電源を
利用して行なうものであり、しかも検出時と溶接時とで
トーチの電極に対して印加する電圧を切換える手段が必
要となる点において、検出装置全体からそれば依然とし
て簡略化、小型化することは困難である。
(考案の目的) 本考案は、溶接用電源の無負荷時電圧を利用して位置検
出を行ない得るようにした構造簡単且つ安価な位置検出
回路を提供することを主たる目的とし、その他、溶接用
電源の無負荷時電圧が変化しても検出感度が低下しない
位置検出回路を提供することを目的とするものである。
(実施例の説明) 第1図はロボットの全体をブロック的に示している。
第1図において、1はワークでポジショナ2の上部定位
置に固定している。
第1図のワークは隅肉開先のものであるが、種々の開先
のものを固定することができる。
3はトーチ駆動機構で、所定のアーム3a及び手首機構
3bを介してトーチ4を保持している。
このトーチ駆動機構3はトーチ4をワーク1の溶接線方
向X(第1図中紙面に対する直交方向)に沿って移動さ
せ得るとともに、溶接線方向Xに対して直交する任意の
平面における水平方向Yおよび垂直方向Zに自在に移動
させることができる。
上記トーチ4には、溶接ワイヤー5をその送給手段、例
えば正逆転可能な送給モータ6により供給するようにし
ている。
溶接ワイヤー5の送給や該ワイヤー、即ちトーチ4の電
極に印加すべき電流・電圧、その溶接に必要な条件は溶
接機制御盤7で制御するようにしている。
8はロボット制御盤で、トーチ駆動装置3の駆動すなわ
ちトーチ4の移動を制御している。
このロボット制御盤8には、人力或いは教示装置により
予めティチングした空間座標系XYZにおけるトーチ4
の溶接位置並びに動作をデジタル信号として記憶させ、
再生時にこの記憶させた信号を取り出し、公知のサーボ
制御を行なって、トーチを駆動するものである。
また、トーチ4の電極の電気的短絡(アース)等を検出
する電気検知器9の検出信号をロボット制御盤8に入力
して、トーチを適正位置に修正駆動させるための演算処
理を行なわせている。
従って、ロボット制御盤8には、フロッピーディスクの
ような記憶装置やマイクロコンピュータが内蔵されてい
る。
10は溶接電源装置で、ロボット制御盤8からの指令に
基いて制御され、トーチ4の電極に対して適切な電圧、
電流を印加するようにしている。
次に、第2図について本考案に係る位置検出回路の一実
施例を説明する。
11は溶接電源装置10の一次側回路を構成しており、
その端子U、V、Wには三相交流電源が接続されており
、マグネットスイッチ12をオンすると、二次側回路1
3に電圧が発生する。
二次側回路13には、図示のように主サイリスタ14が
合計6個設けられており、三相全波整流を行なっている
15はダイオード、16は限流抵抗で、これらは直列に
接続さて、主サイリスタ14を含む全ての主サイリスク
に各々対応して並列に接続されている。
これらダイオード15、限流抵抗16は本考案に欠くこ
とのできない重要な要素であり、検出時にはトーチ4の
電極に無負荷電圧を印加し、また溶接ワイヤー5とワー
ク1とが接触した際に、該ワイヤー5に微小の電流しか
流れないようにしている。
また、17は主リレーで、常時はオフになっているが、
これがオンされると主サイリスタ14が作動状態となり
、トーチ4の電極に陽極側回路18を介して所要の溶接
電圧等が印加される。
19は安全用リレーで、これをオフにすることにより陽
極側回路18の電圧はovとなり、例えばロボット休止
時に人間が溶接ワイヤー5等に直接触れる場合があって
も感電しないように配慮している。
20はリレーで、このリレー20は実際にアーク溶接が
開始すると同時にオンするものであり、従ってトーチの
電極に実際に溶接電流が流れていない時には、リレー2
0はオフの状態に保持されている。
このリレー20が無いと、陽極側回路18と陰極側回路
25との間に接続された溶接時の保持電流を確保するた
めの抵抗21や、電圧計22、電流計23があるので、
無負荷電圧が発生すると抵抗21、電圧計22、電流計
23に電流が流れ、その電圧降下によりトーチ4の電極
には二次側回路13で発生した無負荷電圧よりも小さい
電圧が印加されることになり、その結果電気検知器9の
検出感度が低下する恐れがある。
そのためにリレー20を設けて、検出時にはこのリレー
20をオフにすることにより、二次側回路13に発生す
る無負荷電圧を低下させずにトーチ4の電極に印加させ
て、検出感度の安定化を図っている。
次に、他の実施例を第3図について説明する。
ここで、第2図と同一符号は同一物を指しているので説
明並びに図面は一部省略する。
24はサイリスタで、第2図々示のダイオード15に代
えて設けられており、これは市販の溶接電源装置によっ
ては、無負荷電圧の可変のものがあるので、その可変無
負荷電圧に追従して、検出時にトーチ4の電極に該電圧
を印加できるようにしたものである。
またサイリスタ24の主リレー17“は常時閉接点で、
また主サイリスタ14の主リレー17′は常時開接点と
なるようにされており、相互に反転したスイッチ動作が
行なわれる。
また19′は安全用リレーで、これは図示のように2個
のリレーが同期してスイッチ動作が行なわれるようにさ
れている。
(考案の作用効果) 次に第4図は、トーチ4の電極に印加される電圧の変化
を示している。
先ず、一次側回路11のグネットスイッチ12をオンし
た状態から操作例を第2,4図に基いて説明する。
検出前には、安全用リレー10はオフの状態にあり、ト
ーチ4の電極には電圧が印加されていない。
そこで所定のプログラムにより、位置検出開始の信号力
殆ボット制御盤8(第1図参照)より出力されると、安
全用リレー19がオンして、トーチ4の電極には所定の
無負荷電圧(20V〜70V)が印加され、トーチ4或
いは溶接ワイヤー5、またはポジショナ2を動作させて
所定の位置検出を行なう。
この時、溶接ワイカー5の先端がワーク1に接触すると
トーチ4の電極には電気的変化が起り、即ち、該電極の
短絡を電気検知器9により検出して、その検出信号を前
記ロボット制御盤8に入力して位置修正制御を行なう。
第4図において、A、 Bは溶接ワイヤー5の先端がワ
ーク1に接触した時点を示しているが、その時トーチ4
の電極には、限流抵抗16を経た電流が流れるために、
短絡しても溶接が開始されることはない。
このようにして位置検出、修正操作が完了すると、次に
溶接開始信号が出力されて、主リレー17がオンと共に
、供給モータ6(第1図参照)が駆動され、溶接ワイヤ
ー5が伸長し始める。
この時安全用リレー19をオフにするが、これは例えば
溶接終了時にオフにしてもよい。
そして溶接ワイヤー5がワーク1に接触すると、リレー
20がオンになると同時にアーク溶接が開始され、トー
チ4の電極に印加される電圧は図示のような傾向を示す
このようにして所定のプログラムにより溶接作業が完了
すると、主サイリスタ17、リレー20は自動的にオフ
となり、トーチ4の電極に印加される電圧はovとなる
以上のように本考案によれば、検出時に溶接電源装置の
無負荷電圧を有効に利用して行なうものであるので、従
来のような検出用電源を新たに設ける必要はなく、更に
、溶接時と検出時とに対応させてトーチの電極に印加す
る電圧を切換えるスイッチも不要となり、全体として装
置が簡略化、小型化でき、また更に、検出時には、陽極
側回路と陰極側回路とを切り離すことにより、二次側回
路に発生する無負荷電圧を低下させることなくして安定
した検出感度を得ることができ、また更に安全用リレー
を設けることにより、ロボット休止時にはトーチの電極
に電圧を何ら印加させるものでないので安全に作業を行
ない得るという実用上大きい効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施するための溶接用ロボットのブロ
ック図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図、第3
図は他の実施例を示す回路図、第4図は本考案の作用を
示す図である。 1・・・・・・ワーク、2・・・・・・ポジショナ、4
・・・・・・溶接トーチ、5・・・・・・溶接ワイヤー
、9・・・・・・電気検知器、14・・・・・・主サイ
リスタ、15・・・・・・ダイオード、16・・・・・
・限流抵抗、24・・・・・・サイリスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークと溶接トーチを具備するロボット本体とを相対的
    に位置制御するようにした記憶再生型の溶接用ロボット
    において、ダイオードまたはサイリスタと限流抵抗とを
    直列に継ぎ、これを前記トーチの電極に流れる溶接電流
    を制御する主サイリスタに並列させて接続する他、前記
    トーチの電極の通電状態を検出する電気検知器を設けて
    成る溶接用ロボットの位置検出回路。
JP1979111838U 1979-08-13 1979-08-13 溶接用ロボツトの位置検出回路 Expired JPS6037160Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5629674U JPS5629674U (ja) 1981-03-20
JPS6037160Y2 true JPS6037160Y2 (ja) 1985-11-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5445240A (en) * 1977-09-08 1979-04-10 Toyosha Co Ltd Reaper of rush

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5445240A (en) * 1977-09-08 1979-04-10 Toyosha Co Ltd Reaper of rush

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JPS5629674U (ja) 1981-03-20

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