JPH0329012Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329012Y2 JPH0329012Y2 JP19838185U JP19838185U JPH0329012Y2 JP H0329012 Y2 JPH0329012 Y2 JP H0329012Y2 JP 19838185 U JP19838185 U JP 19838185U JP 19838185 U JP19838185 U JP 19838185U JP H0329012 Y2 JPH0329012 Y2 JP H0329012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- output setting
- setting device
- output
- circuit
- Prior art date
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- Expired
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 89
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案はアーク溶接機に係り、特に溶接出力設
定機構の改良に関するものである。
定機構の改良に関するものである。
従来のアーク溶接機(炭酸ガスアーク溶接機、
TIGアーク溶接機等)は、本溶接時の出力設定を
溶接機本体に接続した遠隔操作器により作業者の
手元で行ない、溶接機パネル面ではクレータフイ
ラ時の出力設定だけを行なう構成となつているも
のが多い。この溶接機を溶接ロボツト等の自動機
と組み合わせて使用する場合には、遠隔操作器の
代わりに自動機側の溶接出力設定器からの信号に
よつて出力設定がなされる。
TIGアーク溶接機等)は、本溶接時の出力設定を
溶接機本体に接続した遠隔操作器により作業者の
手元で行ない、溶接機パネル面ではクレータフイ
ラ時の出力設定だけを行なう構成となつているも
のが多い。この溶接機を溶接ロボツト等の自動機
と組み合わせて使用する場合には、遠隔操作器の
代わりに自動機側の溶接出力設定器からの信号に
よつて出力設定がなされる。
従来のアーク溶接機の出力設定機構を第3図に
より説明すると、1は溶接機本体、2は入力端
子、3は出力端子、4は出力制御部、5は遠隔操
作器として構成された外部の溶接出力設定器、6
は溶接機本体の内部にあるクレータフイラ用の溶
接出力設定器、7は出力設定切換器で、この出力
設定切換器7は手元スイツチ8からの起動、停止
指令に応じてシーケンス回路9から送出される信
号により切換動作し、溶接出力設定器5または6
からの出力設定信号を選択して出力制御部4へ送
る。
より説明すると、1は溶接機本体、2は入力端
子、3は出力端子、4は出力制御部、5は遠隔操
作器として構成された外部の溶接出力設定器、6
は溶接機本体の内部にあるクレータフイラ用の溶
接出力設定器、7は出力設定切換器で、この出力
設定切換器7は手元スイツチ8からの起動、停止
指令に応じてシーケンス回路9から送出される信
号により切換動作し、溶接出力設定器5または6
からの出力設定信号を選択して出力制御部4へ送
る。
これにより、本溶接時には外部の溶接出力設定
器5で設定された溶接出力が発生し、溶接終了時
には内部の溶接出力設定器6で設定されたクレー
タフイラ用の溶接出力が発生する。
器5で設定された溶接出力が発生し、溶接終了時
には内部の溶接出力設定器6で設定されたクレー
タフイラ用の溶接出力が発生する。
しかし、このような従来のアーク溶接機では、
遠隔操作器または自動機側からの出力設定信号が
来ないと溶接機は動作しないため、遠隔操作器を
破損または紛失した場合や自動機が故障した場合
には溶接機を使用できない不便があつた。
遠隔操作器または自動機側からの出力設定信号が
来ないと溶接機は動作しないため、遠隔操作器を
破損または紛失した場合や自動機が故障した場合
には溶接機を使用できない不便があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、外部の溶接出力設定器による
出力設定が不能となつた場合でも、クレータフイ
ラ用の溶接出力設定器を利用して溶接機パネル面
で本溶接時の出力を設定し、溶接が行なえるよう
にしたアーク溶接機を提供することにある。
出力設定が不能となつた場合でも、クレータフイ
ラ用の溶接出力設定器を利用して溶接機パネル面
で本溶接時の出力を設定し、溶接が行なえるよう
にしたアーク溶接機を提供することにある。
上記目的を達成するため本考案は、外部の溶接
出力設定器が接続されていない状態を検出して信
号を発生する検出回路を設け、該検出回路から発
生する信号により内部の溶接出力設定器からの出
力設定信号を優先して選択するように出力設定切
換器を作動させ、本溶接時にも内部の溶接出力設
定器で設定された溶接出力を発生させることがで
きるようにしたものである。
出力設定器が接続されていない状態を検出して信
号を発生する検出回路を設け、該検出回路から発
生する信号により内部の溶接出力設定器からの出
力設定信号を優先して選択するように出力設定切
換器を作動させ、本溶接時にも内部の溶接出力設
定器で設定された溶接出力を発生させることがで
きるようにしたものである。
以下、本考案の実施例を第1図および第2図に
より説明する。
より説明する。
第1図は第3図と対応する部分に同一符号を付
して示した図で、外部の溶接出力設定器(本例で
は遠隔操作器)5が溶接機本体1に接続されてい
ない状態では、検出回路10からハイレベル信号
が発生し、この信号と溶接終了時にシーケンス回
路9から送出されるハイレベル信号のいずれかが
オア回路11を介して出力設定切換器7に与えら
れると、出力設定切換器7は内部の溶接出力設定
器6からの出力設定信号を優先して選択し、出力
制御部4へ送るようになつている。
して示した図で、外部の溶接出力設定器(本例で
は遠隔操作器)5が溶接機本体1に接続されてい
ない状態では、検出回路10からハイレベル信号
が発生し、この信号と溶接終了時にシーケンス回
路9から送出されるハイレベル信号のいずれかが
オア回路11を介して出力設定切換器7に与えら
れると、出力設定切換器7は内部の溶接出力設定
器6からの出力設定信号を優先して選択し、出力
制御部4へ送るようになつている。
外部の出力信号設定器5が溶接機本体1に接続
され、出力設定が可能な状態では、検出回路10
からハイレベ信号が発生していないため、普通の
ように手元スイツチ8からの起動、停止指令に応
じてシーケンス回路9から送出される信号によ
り、本溶接時には外部の溶接出力設定器5からの
出力設定信号が出力設定切換器7で選択され、出
力設定切換器7で内部の溶接出力設定器6からの
出力設定信号が選択されるのは溶接終了時のみ
で、この場合は、内部の溶接出力設定器6は本来
のクレータフイラ用の溶接出力設定器として使用
される。検出回路10は外部の溶接出力設定器5
の接続の有無を回路のインピーダンスの差などを
利用して検出するもので、その回路例を第2図に
示す。
され、出力設定が可能な状態では、検出回路10
からハイレベ信号が発生していないため、普通の
ように手元スイツチ8からの起動、停止指令に応
じてシーケンス回路9から送出される信号によ
り、本溶接時には外部の溶接出力設定器5からの
出力設定信号が出力設定切換器7で選択され、出
力設定切換器7で内部の溶接出力設定器6からの
出力設定信号が選択されるのは溶接終了時のみ
で、この場合は、内部の溶接出力設定器6は本来
のクレータフイラ用の溶接出力設定器として使用
される。検出回路10は外部の溶接出力設定器5
の接続の有無を回路のインピーダンスの差などを
利用して検出するもので、その回路例を第2図に
示す。
第2図において、外部の溶接出力設定器5は一
端が溶接機本体1内の固定抵抗器12を介して電
源に接続され、他端が接地された可変抵抗器13
からなつている。14は検出回路10を構成する
比較器で、その(+)入力には固定抵抗器12と
可変抵抗器13の接続点の電圧V2が与えられ、
(−)入力には比較電圧V3が与えられる。V1は電
源電圧である。
端が溶接機本体1内の固定抵抗器12を介して電
源に接続され、他端が接地された可変抵抗器13
からなつている。14は検出回路10を構成する
比較器で、その(+)入力には固定抵抗器12と
可変抵抗器13の接続点の電圧V2が与えられ、
(−)入力には比較電圧V3が与えられる。V1は電
源電圧である。
今、溶接出力設定器5が溶接機本体1に接続さ
れ、出力設定が可能な状態での各部の電圧を、
V1=15V,V2=10V、V3=12Vとすると、この
状態での比較器14の出力はローレベルである。
溶接出力設定器5が接続されていない状態では、
V2=V1=15Vになるため、比較器14の出力は
ハイレベルとなり、このハイレベル信号により前
述したように内部の溶接出力設定器6からの出力
設定信号が出力設定切換器7で選択され、溶接機
本体1側で本溶接時の出力設定が可能な状態とな
る。
れ、出力設定が可能な状態での各部の電圧を、
V1=15V,V2=10V、V3=12Vとすると、この
状態での比較器14の出力はローレベルである。
溶接出力設定器5が接続されていない状態では、
V2=V1=15Vになるため、比較器14の出力は
ハイレベルとなり、このハイレベル信号により前
述したように内部の溶接出力設定器6からの出力
設定信号が出力設定切換器7で選択され、溶接機
本体1側で本溶接時の出力設定が可能な状態とな
る。
クレータ処理を行なう場合には、溶接終了後に
内部の溶接出力設定器6で出力設定をし直せばよ
い。
内部の溶接出力設定器6で出力設定をし直せばよ
い。
同様に、自動機と組み合わされた溶接機で、自
動機側または溶接機側のいずれかの故障により自
動機側からの出力設定ができなくなつた場合は、
自動機側の溶接出力設定器と溶接機本体の接続を
断つことで、いずれの故障であるかを判別でき、
自動機側の故障であれば、溶接機側で出力設定し
た状態で作業の継続が可能となる。
動機側または溶接機側のいずれかの故障により自
動機側からの出力設定ができなくなつた場合は、
自動機側の溶接出力設定器と溶接機本体の接続を
断つことで、いずれの故障であるかを判別でき、
自動機側の故障であれば、溶接機側で出力設定し
た状態で作業の継続が可能となる。
以上のように本考案によれば、外部の溶接出力
設定器が接続されていない状態では、溶接機本体
の内部に設けられたクレータフイラ用の溶接出力
設定器で本溶接時の出力設定が可能な状態になる
ので、遠隔操作器として構成された外部の溶接出
力設定器を破損もしくは紛失した場合、あるいは
溶接ロボツト等の自動機側に組み込まれた外部の
溶接出力設定器に故障が生じた場合でも、クレー
タフイラ用の溶接出力設定器を利用して溶接機パ
ネル面で本溶接時の溶接出力を設定し、溶接機を
動作させることが可能となり、作業が中断される
時間を短かくすることができる。
設定器が接続されていない状態では、溶接機本体
の内部に設けられたクレータフイラ用の溶接出力
設定器で本溶接時の出力設定が可能な状態になる
ので、遠隔操作器として構成された外部の溶接出
力設定器を破損もしくは紛失した場合、あるいは
溶接ロボツト等の自動機側に組み込まれた外部の
溶接出力設定器に故障が生じた場合でも、クレー
タフイラ用の溶接出力設定器を利用して溶接機パ
ネル面で本溶接時の溶接出力を設定し、溶接機を
動作させることが可能となり、作業が中断される
時間を短かくすることができる。
また、自動機と組み合わされた溶接機において
も、作業内容によつては半自動で使用したい場合
があるが、本考案によれば、このような場合にも
新たに遠隔操作器を接続することなく、溶接機単
独で動作させることができる。
も、作業内容によつては半自動で使用したい場合
があるが、本考案によれば、このような場合にも
新たに遠隔操作器を接続することなく、溶接機単
独で動作させることができる。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図はその要部回路図、第3図は従来例のブロ
ツク図である。 1……溶接機本体、2……入力端子、3……出
力端子、4……出力制御部、5……外部の溶接出
力設定器、6……内部の溶接出力設定器、7……
出力設定切換器、8……手元スイツチ、9……シ
ーケンス回路、10……検出回路、11……オア
回路。
第2図はその要部回路図、第3図は従来例のブロ
ツク図である。 1……溶接機本体、2……入力端子、3……出
力端子、4……出力制御部、5……外部の溶接出
力設定器、6……内部の溶接出力設定器、7……
出力設定切換器、8……手元スイツチ、9……シ
ーケンス回路、10……検出回路、11……オア
回路。
Claims (1)
- 溶接機本体1と、この溶接機本体1内に設けら
れたクレータフイラ用の溶接出力設定器6と、上
記溶接機本体1の外部に設けられた遠隔操作用の
溶接出力設定器5と、上記クレータフイラ用の溶
接出力設定器6と上記遠隔操作用の溶接出力設定
器5との接続を切換える出力設定切換器7と、こ
の出力設定切換器7の切換動作を手元スイツチ8
からの起動、停止指令に応じて制御するシーケン
ス回路9と、上記遠隔操作用の溶接出力設定器5
と上記出力設定切換器7との接続の有無を検出す
る検出回路10と、この検出回路10からの検出
信号と上記シーケンス回路9からの信号とのオア
条件をとるオア回路11とを有し、上記出力設定
切換器7は上記オア回路11からの出力信号によ
り上記遠隔操作用の溶接出力設定器5の設定に替
えて上記クレータフイラ用の溶接出力設定器6の
設定を優先するようにしたことを特徴とするアー
ク溶接機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19838185U JPH0329012Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19838185U JPH0329012Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62109864U JPS62109864U (ja) | 1987-07-13 |
JPH0329012Y2 true JPH0329012Y2 (ja) | 1991-06-20 |
Family
ID=31159014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19838185U Expired JPH0329012Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0329012Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP19838185U patent/JPH0329012Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62109864U (ja) | 1987-07-13 |
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