JPH05277729A - 溶接装置 - Google Patents

溶接装置

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JPH05277729A
JPH05277729A JP10556692A JP10556692A JPH05277729A JP H05277729 A JPH05277729 A JP H05277729A JP 10556692 A JP10556692 A JP 10556692A JP 10556692 A JP10556692 A JP 10556692A JP H05277729 A JPH05277729 A JP H05277729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
battery
welding
switch
welding machine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10556692A
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English (en)
Inventor
Shinji Masuda
真児 益田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン溶接機とバッテリ溶接機併用後にお
ける溶接機の停止操作を確実にすること。 【構成】 エンジン溶接機2とバッテリ溶接機3には、
当該溶接機2,3を個々に動作,停止させるエンジンス
イッチ5とバッテリスイッチ11が設けられている。バ
ッテリスイッチのON−OFF信号が入力される溶接電
流制御回路12には、エンジンスイッチ5のOFF信号
が入力されるように配線15を介して電気的に導通さ
れ、両溶接機2,3の併用後における停止信号がエンジ
ンスイッチ5のOFF操作により入力されるようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は溶接装置に係り、とくに
エンジン溶接機にバッテリ溶接機を併設した溶接装置に
おけるスイッチ構造の改良に関する。
【0002】
【従来技術】図2には従来の溶接装置の一例が示されて
いる。この図において、溶接装置1は、エンジン溶接機
2と、バッテリ溶接機3とにより構成されている。エン
ジン溶接機2は、エンジン4と、このエンジン4のON
−OFF制御を行なうエンジンスイッチ5と、前記エン
ジン4の駆動によって動作される溶接用発電機6とを備
えて構成され、この溶接用発電機6には、図示しない溶
接用器具接続のための端子7,8が導出されている。
【0003】一方、バッテリ溶接機3はバッテリ10
と、当該バッテリ溶接機3のON−OFF制御を行なう
バッテリスイッチ11と、これらバッテリ10およびバ
ッテリスイッチ11との間に設けられた溶接電流制御回
路12とを含み構成され、バッテリ溶接機3の出力線は
前記端子7,8に並列接続されている。なお、図中符号
13は逆流防止用のダイオードである。
【0004】以上の構成において、溶接作業に際し、通
常はエンジン溶接機2またはバッテリ溶接機3のいづれ
かを選択的に用いるが、例えば比較的太い溶接棒を使用
するとき等にあっては、一方の溶接機では溶接能力が不
足する場合もあり、かかる場合に、エンジンスイッチ5
とバッテリスイッチ11を個々にONさせて前記エンジ
ン溶接機2とバッテリ溶接機3とを併用し、能力を上げ
て使用することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置においては、エンジン溶接機2のエンジン
スイッチ5と、バッテリ溶接機3のバッテリスイッチ1
1とが相互に関連性を持たない独立したスイッチである
ため、双方の溶接機2,3を併用するに際しては個々に
ON操作してから溶接作業を開始し、溶接作業終了後に
それぞれのスイッチ5,11を停止操作するものであ
る。
【0006】この際、エンジンの音のするエンジン溶接
機2のエンジンスイッチ5だけは、通常の操作において
作業者はOFF操作をさせることに気付くが、バッテリ
溶接機3のバッテリスイッチ11をOFF動作し忘れる
ことが多々生ずる。そして、この場合には、不用意に溶
接端子が何らかの障害物に接触したりし、これに起因し
てアークが発生する危険性がある等の不都合がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は、このような従来装置における
不都合に鑑みてなされたものであり、その目的は、エン
ジン溶接機とバッテリ溶接機とを併用した際に、エンジ
ンスイッチのOFF操作のみで両溶接機を停止操作させ
ることができ、作業終了後における不用意なアーク発生
原因を回避することが期待される溶接装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、エンジン溶接機と、このエンジン溶接機
に併設されたバッテリ溶接機とを備えた溶接装置におい
て、エンジン溶接機とバッテリ溶接機の併用時に、前記
エンジン溶接機のエンジンスイッチOFF信号を前記バ
ッテリ溶接機側に入力可能に設けたものである。
【0009】
【作用】前記構成において、エンジン溶接機とバッテリ
溶接機とを同時に使用して溶接作業を行なう場合には、
前記エンジンスイッチおよびバッテリスイッチをそれぞ
れON操作させ、また、作業終了後は前記エンジンスイ
ッチのみOFF操作させることで両溶接機の動作を終了
させることができる。この際、エンジン溶接機は動作中
においては必然的にエンジン音を発生しているため、作
業者に注意を喚起し得ることとなり、停止作業を忘れる
ことはない。
【0010】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づ
いて説明する。なお、以下の説明において、前記従来例
と同一部分については同一符号を用いるものとし、説明
を省略もしくは簡略にする。
【0011】図1において、エンジン溶接機2およびバ
ッテリ溶接機3には、エンジンスイッチ5およびバッテ
リスイッチ11がそれぞれ設けられており、これらエン
ジンスイッチ5,バッテリスイッチ11は、対応するエ
ンジン4および溶接電流制御回路12にそれぞれON−
OFF信号が入力可能とされ、これにより各エンジン溶
接機2,バッテリ溶接機3の個別的な動作ができるよう
になっている。
【0012】前記エンジンスイッチ5と溶接電流制御回
路12との間には配線15が設けられ、両者の電気的導
通が図られるようになっている。これを更に詳述する
と、溶接電流制御回路12は、エンジンスイッチ5およ
びバッテリスイッチ11が共にONされて、エンジン溶
接機2およびバッテリ溶接機3が併用されている状態
で、エンジンスイッチ5をOFFにした際に、バッテリ
スイッチ11をOFFにしなくともバッテリ溶接機3の
動作を停止させる機能を備えたものとされている。
【0013】従って、前記構成によれば、個々の溶接機
2,3を独立して使用する場合には、それぞれの溶接機
2,3に対応するスイッチ5,11のON−OFF動作
で、個別的に溶接機が従来通り使用できるとともに、エ
ンジン溶接機2およびバッテリ溶接機3を併用して溶接
作業を行なった後、エンジンスイッチ5のみをOFF操
作させるだけで両溶接機2,3の動作を停止させること
ができ、従ってバッテリスイッチ11のOFF操作をし
なくてもよいから、従来のように当該バッテリスイッチ
11のOFF操作をし忘れた状態における不意のアーク
発生等を有効に回避できるという効果がある。
【0014】しかも、エンジンスイッチ5のOFF操作
によりバッテリ溶接機3の動作を停止させる構成とした
から、通常はエンジン音によって溶接機2,3が動作状
態にあることが喚起されているため、エンジンスイッチ
5のOFF操作を忘れるというようなおそれも防止する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、かつ、
作用するので、これによると、エンジン溶接機とバッテ
リ溶接機とを併用した場合に、エンジンスイッチのみO
FF操作することで両溶接機を停止させることができ、
作業終了後におけるアーク発生原因を回避可能な従来に
ない優れた効果を奏する溶接装置を提供できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶接装置に係る一実施例を示すブロッ
ク構成図である。
【図2】従来装置を説明するためのブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1 溶接装置 2 エンジン溶接機 3 バッテリ溶接機 5 エンジンスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン溶接機と、このエンジン溶接機
    に併設されたバッテリ溶接機とを備えた溶接装置におい
    て、エンジン溶接機とバッテリ溶接機の併用時に前記エ
    ンジン溶接機のエンジンスイッチOFF信号を前記バッ
    テリ溶接機側に入力可能に設けたことを特徴とする溶接
    装置。
JP10556692A 1992-03-31 1992-03-31 溶接装置 Withdrawn JPH05277729A (ja)

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JPH05277729A true JPH05277729A (ja) 1993-10-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7838797B2 (en) * 2004-06-01 2010-11-23 Illinois Tool Works Inc. Fuel saving engine driven welding-type device and method of use
US8080761B2 (en) 2004-08-17 2011-12-20 Lincoln Global, Inc. Hybrid powered welder

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Effective date: 19990608