JPS6215917Y2 - - Google Patents

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JPS6215917Y2
JPS6215917Y2 JP3827578U JP3827578U JPS6215917Y2 JP S6215917 Y2 JPS6215917 Y2 JP S6215917Y2 JP 3827578 U JP3827578 U JP 3827578U JP 3827578 U JP3827578 U JP 3827578U JP S6215917 Y2 JPS6215917 Y2 JP S6215917Y2
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power
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switch
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JP3827578U
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JPS54141921U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は録音機付テレビジヨン受像機等のモ
ータを使用する小電力電気機器と、モータを使用
しなくて前者より消費電力の多い大電力電気機器
とを組み合わせて成る複合電気機器に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の録音機付テレビジヨン受像機の構成図を
第1図に示す。第1図において、1は一端が接地
された電源、2は主電源スイツチ、3は補助電源
スイツチで主電源スイツチ2の固定接点2aと補
助電源スイツチ3の固定接点3aが電源1に接続
され、主電源スイツチ2の固定接点2bと補助電
源スイツチ3の可動接点3bが共通接続されてト
ランジスタ4のコレクタに接続されている。5は
直流電圧安定化回路で、その一端が接地され、入
力端が主電源スイツチ2の可動接点2cに接続さ
れている。トランジスタ4のエミツタにモータ6
の一端が接続され、コレクタとベース間に抵抗7
が接続され、ベースにツエナーダイオード8の一
端が接続されている。また、モータ6とツエナー
ダイオード8の他端は接地されている。9はモー
タ6以外の録音機回路(小電力電気機器)で、電
源入力端に直流電圧安定化回路5の安定化電圧が
供給されている。10はテレビジヨン受像機回路
(大電力電気機器)である。11は大電力電気機
器作動スイツチで、固定接点11aが直流電圧安
定化回路5の出力端に接続され、固定接点11b
が自由状態で、可動接点11cがテレビジヨン受
像機回路10の電源入力端に接続されている。こ
の場合、直流電圧安定化回路5には、出力が入力
電圧変動に対して安定なものと負荷変動に対して
安定なものがあり、両方を兼ね備えることはむず
かしく、一般には、入力変動に対して安定なもの
を使つている。なお、録音機回路9およびテレビ
ジヨン受像機回路10のそれぞれの他端は接地さ
れている。
つぎに、この録音機付テレビジヨン受像機の動
作について説明する。第1図が示す状態は、モー
タ6および録音機回路9が作動している状態を示
している。この場合、トランジスタ4のベース電
圧がツエナーダイオード8の降伏電圧で定まつて
エミツタ電圧が安定化され、モータ6には安定化
された電圧が加えられる。つぎに、録音テープが
巻き終わると、補助電源スイツチ3が自動的に切
れ、トランジスタ4に電圧が加わらなくなつてモ
ータ6が止まる。また、モータ6の回転中に、出
電源スイツチ2を切換え、直流電圧安定化回路5
の入力端と補助電源スイツチ3の可動接点3bを
接続すると、直流電圧安定化回路5に電圧が供給
されたままになるが、モータ6が止まると同時に
全機能が停止する。また、大電力電気機器作動ス
イツチ11を切換え、テレビジヨン受像機回路1
0を直流電圧安定化回路5の出力端に接続すると
テレビジヨン受像機回路10も動作し、その音声
を録音することが可能になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この録音機付テレビジヨン受像機は、録音機と
テレビジヨン受像機をともに動作させた場合、録
音機のみを動作させた場合に比べ直流電圧安定化
回路の負荷が極端に大きくなつて出力電圧が下が
り録音機が異常動作を起こすという欠点があつ
た。
したがつて、この考案の目的は、消費電力の大
きい大電力電気機器の動作・不動作にかかわらず
消費電力の小さい小電力電気機器が正常に動作す
る複合電気機器を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の複合電気機器は、電源と、この電源
の出力電圧を安定化する直流電圧安定化回路と、
この直流電圧安定化回路から電力が供給されて動
作する小電力電気機器および大電力電気機器と、
前記直流電圧安定化回路と前記大電力電気機器と
の間に介在して前記大電力電気機器への電力供給
のみを断続する大電力電気機器作動スイツチと、
前記直流電圧安定化回路の入力側および出力側の
いずれか一方から電力が供給されて動作するモー
タと、前記直流電圧安定化回路の入力側および出
力側と前記モータとの間に介在し前記大電力電気
機器作動スイツチがオンのときに前記直流電圧安
定化回路の入力側から前記モータへ電力供給させ
るとともに前記大電力電気機器作動スイツチがオ
フのときに前記直流電圧安定化回路の出力側から
前記モータへ電力供給させる給電経路切換スイツ
チとを備えている。
〔作 用〕
この考案の構成によれば、大電力電気機器へ給
電しているときは直流電圧安定化回路の入力側か
らモータへ給電し、大電力電気機器への給電を停
止しているときは直流電圧安定化回路の出力側か
らモータへ給電するので、小電力電気機器が単独
で動作する場合と前者より消費電力の多い大電力
電気機器が同時に動作する場合とで直流電圧安定
化回路の出力がほとんど変化せず、前記モータを
使用する小電力電気機器が安定した動作を行うこ
とができる。
〔実施例〕
この考案の一実施例は、第2図に示すように、
第1図の録音機付テレビジヨン受像機の構成に大
電力電気機器作動スイツチ11に連動する給電経
路切換スイツチ12と補助電源スイツチ3に連動
するモータ作動スイツチ13とを付加したもので
ある。すなわち、この録音機付テレビジヨン受像
機は、直流電圧安定化回路5の入力端および出力
端にそれぞれ給電経路切換スイツチ12の固定接
点12a,12bを接続し、この給電経路切換ス
イツチ12の可動接点12cにモータ作動スイツ
チ13の固定接点13aを接続し、さらに補助電
源スイツチ3の可動接点に(第1図)かえてモー
タ作動スイツチ13の可動接点13bにトランジ
スタ4のコレクタと抵抗7の接続点を接続したも
ので、それ以外の構成は第1図のものと同じであ
る。第2図に示す状態は、録音機回路9およびモ
ータ6のみが動作している状態であり、モータ6
の電力は直流電圧安定化回路5の出力端から供給
されている。つぎに大電力電気機器作動スイツチ
11と給電経路切換スイツチ12を切換え、大電
力電気機器作動スイツチ11の固定接点11aと
可動接点11cを接続するとともに給電経路切換
スイツチ12の固定接点12aと可動接点12c
を接続し、録音機回路9、モータ6およびテレビ
ジヨン受像機回路10を動作させる。この場合、
モータ6の電力は電源1から直接供給される。
今、録音機回路9に流れる電流を1とすると、テ
レビジヨン受像機回路10およびモータ6に流れ
る電流はそれぞれ10および5程度となり、テレビ
ジヨン受像機回路10を動作させない場合と動作
させる場合の直流電圧安定化回路5の出力電流比
は6:11となり直流電圧安定化回路5の出力電圧
はほとんど変化しない。その結果、録音機回路9
が異常動作をすることがなくなる。
この考案の他の実施例を第3図に示す。すなわ
ち、この録音機付テレビジヨン受像機は、モータ
作動スイツチ13を除去して給電経路切換スイツ
チ12の可動接点12cとトランジスタ4のコレ
クタとを直結するとともに、抵抗7をトランジス
タ4のコレクタから切り離した後主電源スイツチ
2の固定接点2bと補助電源スイツチ3の可動接
点3bとの接続点に接続したもので、それ以外の
構成は第2図の録音機付テレビジヨン受像機と同
じで、その作用効果も同様である。
なお、第3図のトランジスタ4は、第2図にお
けるモータ作動スイツチ13の機能も同時に有し
ている。すなわち、この録音機付テレビジヨン受
像機は、トランジスタ4がスイツチング回路にな
り、補助電源スイツチ3を投入して、ベース電圧
を供給しなければ、トランジスタ4が導通しない
ので、モータ6が回転しない。
この考案のさらに他の実施例を第4図に示す。
すなわち、この録音機付テレビジヨン受像機は、
補助電源スイツチ3の替わりにタイムスイツチ
(補助電源スイツチとタイマとを組合わせたも
の)14を用いたもので、それ以外の構成は第2
図のものと同様である。このタイムスイツチ14
によりモータ6を起動させ、所定時間の後停止さ
せるものである。
この作用効果は第2図のものと同様である。
〔考案の効果〕
この考案の複合電気機器によれば、大電力電気
機器へ給電しているときは直流電圧安定化回路の
入力側からモータへ給電し、大電力電気機器への
給電を停止しているときは直流電圧安定化回路の
出力側からモータへ給電するので、小電力電気機
器が単独で動作する場合と前者より消費電力の多
い大電力電気機器が同時に動作する場合とで直流
電圧安定化回路の出力がほとんど変化せず、前記
モータを使用する小電力電気機器が安定した動作
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の録音機付テレビジヨン受像機の
構成図、第2図はこの考案の一実施例の構成図、
第3図はこの考案の他の実施例の構成図、第4図
はこの考案のさらに他の実施例の構成図である。 1……電源、2……主電源スイツチ、3……補
助電源スイツチ、4……トランジスタ、5……直
流電圧安定化回路、6……モータ、7……抵抗、
8……ツエナーダイオード、9……録音機回路、
10……テレビジヨン受像機回路、11……大電
力電気機器作動スイツチ、12……給電経路切換
スイツチ、13……モータ作動スイツチ、14…
…タイムスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源と、この電源の出力電圧を安定化する直流
    電圧安定化回路と、この直流電圧安定化回路から
    電力が供給されて動作する小電力電気機器および
    大電力電気機器と、前記直流電圧安定化回路と前
    記大電力電気機器との間に介在して前記大電力電
    気機器への電力供給のみを断続する大電力電気機
    器作動スイツチと、前記直流電圧安定化回路の入
    力側および出力側のいずれか一方から電力が供給
    されて動作するモータと、前記直流電圧安定化回
    路の入力側および出力側と前記モータとの間に介
    在し前記大電力電気機器作動スイツチがオンのと
    きに前記直流電圧安定化回路の入力側から前記モ
    ータへ電力供給させるとともに前記大電力電気機
    器作動スイツチがオフのときに前記直流電圧安定
    化回路の出力側から前記モータへ電力供給させる
    給電経路切換スイツチとを備えた複合電気機器。
JP3827578U 1978-03-25 1978-03-25 Expired JPS6215917Y2 (ja)

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JPS54141921U JPS54141921U (ja) 1979-10-02
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