JPS6037084Y2 - 米櫃 - Google Patents

米櫃

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JPS6037084Y2
JPS6037084Y2 JP1226082U JP1226082U JPS6037084Y2 JP S6037084 Y2 JPS6037084 Y2 JP S6037084Y2 JP 1226082 U JP1226082 U JP 1226082U JP 1226082 U JP1226082 U JP 1226082U JP S6037084 Y2 JPS6037084 Y2 JP S6037084Y2
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JP
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opening
closing door
plate
rice
supply port
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JP1226082U
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JPS58115143U (ja
Inventor
正之 川当
Original Assignee
株式会社淀川製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は米を所定量宛取出すことのできる米櫃の改良に
関するものである。
従来のこの種の米櫃として、前面部上位に水供給口を形
成すべく、横断面形状コ字形の鋼板製の周壁の両前端部
分の内方に夫々前柱部を設けである米櫃ケースと、該米
櫃ケースの上面部を閉塞する、周壁部を有する縦断面形
状コ字形の合成樹脂製の天板と、前記水供給口に前後方
向に回動自在に配設された、両側面部が略扇形状とされ
た開閉扉と、該開閉扉を前記水供給口を閉塞する閉塞位
置と開放する開放位置とに亘って係止作用により回動規
制する回動規制部材とを具備してなるものが知られてい
る。
かかる構成の米櫃は、開閉扉を開閉させることにより水
供給口から米櫃内へ米を供給できるもので、米を供給さ
せる都度天板を取外す必要のある構成のものと異なって
、天板を炊飯器等の台所用品の載置台として便利に利用
できる利点があるが、その反面、開閉扉を設けたために
次のような欠点を有する。
例えば、一般に合成樹脂製の天板は、前記した如(、製
作経済上の要請から肉薄に底形されており、肉薄にした
ことにより強度的な問題並びに外観的な商品価値の低下
を極力避けるべく周壁部を有する縦断面形状コ字形に成
形されているが、天板の前端部下位に水供給口が形成さ
れているため、どうしても天板の前端側の部分の強度が
低下する虞れがある。
また、従来のものにおいては、前記回動規制部材が、前
記前柱部に一体形成されていたり、天板から一体的に垂
設されているが、前者の場合には、回動規制部材が鋼板
であるから、開閉扉の開閉に際して騒音を発生し易い。
これは開閉扉が鋼板製の場合に特に顕著である。
一方後者の場合には、回動規制部材が合成樹脂であるか
ら、上記の如き欠点はないが、開閉扉の開閉による衝撃
によって破損され易いといった強度上の問題がある。
さらに開閉扉を回動開閉させる構造上、開閉扉を前記閉
塞位置にもたらしたときにおいても開閉扉の上面と天板
との間にかなり大きな隙間が生じることは避は難いため
、この隙間から塵芥や虫等が米櫃内へ侵入し易いといっ
た衛生上の問題がある。
また、開閉扉を開放位置にもたらしたときにおいて、各
前柱部の後部側が開閉扉の略扇形状の各側面部によって
全て隠蔽され難く、商品価値を低下させている。
本考案は、従来においては単に開閉扉を回動規制すれば
よいと安易に設計されていた回動規制部材を特殊な形状
とすることを提案し、前記した如く諸欠点を有効に解消
すべく改良された米櫃を提供するものである。
以下、その実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は米櫃ケースである。
横断面形状コ字形の鋼板製の周壁2の両前端縁部分を内
方へL字状に折曲げて前柱部3,3を形成してあり、周
壁2の上端縁部分を内方へ折曲げて取付部4を形成しで
ある。
この取付部4には複数の螺着用貫通孔4a、4a・・・
及び位置決め用長孔4b、4b・・・が穿設されており
、取付部4の前端部分は各前柱部3の上面部を略閉塞し
ている(第1図及び第4図参照)。
また、両前柱部3,3に内側面部3a、3aには、米櫃
ケース1の前面部の上位及び下位に夫々米供給口5及び
木取出口6が形成されるように、合成樹脂製の前壁7が
取付けられている。
この前壁7には、計量機構(図示せず)の操作部8が設
けられていて、この操作部8を操作することによって、
米櫃ケース1内の米が所定量宛計量された上で、前記木
取出口6に引き出し自在に装入された合成樹脂製の氷取
出トレー9内に供給されるようになっている。
そして、米櫃ケース1の上面部には、周壁部11を有す
る縦断面形コ字形の合成樹脂製の天板10が取付けられ
ている。
この天板10は、周壁部11に複数の肉厚部11a、l
la・・・を一体形成して、該肉厚部11aに突設せる
位置決め突起12を前記米櫃ケース1の取付部4の各位
置決め用長孔4bに係入して位置決めした上、前記肉厚
部11aに形成せる孔11bを貫通させた各タッピング
ビス13を前記取付部4の各螺着用貫通孔4aに螺着し
て、米櫃ケース1の上面部を閉塞すべく取付けられてい
る。
なお、米櫃ケース1の下面部には鋼板製の底板14が取
付けられている。
また米櫃ケース1の水供給口5には、下端部が支軸16
を介して前記両前柱部3,3の内側面部3a*3aに枢
支されて前後方向に回動自在な開閉扉15が設けられて
いる。
この開閉扉15は、各側面部17aの前端縁部位に前柱
部3の内側面部3aに近接しうる突条部17b(第1図
及び第3図参照)を一体形成した合成樹脂製の扉体17
の後面部に、該扉体17の両側面部17a、17aに面
一状に沿う扇形状の両側板18a、18a及び扉体17
の下端縁に沿って垂下する略り字形状の垂下板18bを
備えた鋼板製の案内体18を固着してなる。
前記支軸16は、扉体17の両側面部17a、17aの
下端部を貫通していて、その各端部を各々各前柱部3の
内側面部3aに形成せる各切欠溝3bに係合させた上前
壁7の上端折曲部7aに一体形成せる各フック部7bに
より抱持させることによって、両前柱部3.3に回転自
在に支持されている(第4図参照)。
また前記案内体18の各側板18aの上端縁形状は前記
支軸16を中心とする円弧形状とされており、その後端
部には各々係止突部18cが突出形成されている。
そして前記開閉扉15は、回動規制部材19によって前
記水供給口5を閉塞する閉塞位置(第2図A位置)と水
供給口5を開放して米櫃ケース1内へ米を供給すること
ができる開放位置(同図B位置)とに亘って回動規制さ
れている。
すなわち、この回動規制部材19は、第1図〜第3図に
示す如く、各前柱部3の内側面部3aとこれに対向する
開閉扉15の各側面部つまり扉体17の各側面部17a
及び案内体18の各側板18aとの間に位置された前後
方向に沿う一対の矩形板形状の縦板部20.20、及び
両縦板部20.20間に連らなって左右方向に沿う矩形
板形状の第1及び第2並びに第3横板部21,22゜2
3を、前記天板10の下面部10aに、垂下状に一体形
成して横断面形状■字状に構成されている。
前記第1横板部21は天板10の前面側の周壁部11部
分に近接して設けられており、その下端部は周壁部11
の下端より若干下位であって開閉扉15の上面部に干渉
しない位置に位置されている。
また前記第2横板部22は第1横板部21の後位に設け
られており、その下端部は、開閉扉15の回動時におい
て案内体18の両側板19a。
18aの上面に干渉しないように、前記閉塞位置にもた
らした開閉扉15の扉体17の後面部を係止する位置に
位置されている(第2図A参照)。
さらに前記第3横板部23は第2横板部22の後位に設
けられており、その下端部は、開閉扉15の回動時にお
いて案内体18の両側板18a、18aの上面に干渉し
ないように、前記開放位置にもたらした開閉扉15の案
内体18の両係止突部18c、18cを係止する位置に
位置されている(第2図B参照)。
したがって前記第2及び第3横板部22.23の係止作
用によって、開閉扉15の回動変位が前記閉塞位置と開
放位置とに亘って規制されるようになっている。
また、前記各縦板部20の前端縁部20aは、前柱部3
の内側面部3aの前後方向の略中央位置に位置されてい
て、閉塞位置における開閉扉15の扉体17の突条部1
7bの後面に近接するように形成されており(第2図A
及び第3図B参照)、且つその下端部分20bは開放位
置における開閉扉15の側板18aにある程度型なる位
置にまで垂下されている(第2図B参照)。
さらに各縦板部20は、その一側面が前柱部3の内側面
部aに密接すると共に、その他側面が開閉扉15の回動
を阻止することなく扉体17の側面部17a及び案内体
18の側板18aに摺接するように、配設されている(
第3図参照)。
本考案の米櫃は以上のように構成されているから、回動
規制部材19が合成樹脂製の天板10の下面部10aに
垂下状に一体形成されており、且前後方向に沿う一対の
縦板部20.20間に左右方向に沿う横板部21〜23
を連らならせた形状とされているから、前者、20.2
0と後者21〜23とが互に補強され、全体として強度
的に優れた構造とされている。
したがって、回動規制部材19は合成樹脂製であるにも
拘わらず、開閉扉15の開閉動作に伴う衝撃に対しても
強く、耐久性に富む利点がある。
すなわち、扉体17の後面部又は案内体18の各係止突
部18cが衝突する第2又は第3横板部22.23は、
各々両端部が両組板部20.20に連設されていること
から、開閉扉15による衝撃力に対して充分対抗できる
強度に補強されている。
なお、回動規制部材19は例えば、第3横板部23を廃
して、第2横板部22によって前記係止突部18c、、
18cの係止をも行うように構成してもよく、また第2
横板部22を廃して、開閉扉15の閉塞位置における係
止規制を各縦板部20の前端縁部20aと扉体17の各
突条部17bとの係合作用によって行わしめるように構
成してもよい。
何れの場合も、一対の縦板部20.20と横板部22又
は23との間の相互補強効果が上記同様に発揮される。
さらに、米供給口5の上位に位置して支持強度が弱い天
板10の前端側部分は、該部分に一体形成された回動規
制部材19によって補強されているので、天板10に重
量物を載置した場合にも不測に変形する虞れが少なく、
天板10の強度を向上させる利点がある。
すなわち、両組板部20゜20は、各々前柱部3の内側
面部3aと開閉扉15の側面部との間に位置されていて
、天板10の左右端縁の近傍で前後方向に沿って延びて
おり、しかもこの両縦板部20.20間には左右方向に
延びる横板部21〜23が連設されているから、強度的
に問題のある天板10の前端側部分はその全面に亘って
回動規制部材19によって補強されることになるのであ
る。
勿論、回動規制部材19は合成樹脂製であるから、開閉
扉15が合戒樹脂製或いは鋼板製の何れである場合にも
、開閉に伴う衝撃を吸収して騒音も殆ど発生することが
ない。
このように回動規制部材19は、それ自身及び天板10
の強度的な問題を解決するものであるが、さらに次のよ
うな利点を有する。
すなわち、開閉扉15の開閉に際して、開閉扉15の両
側面部つまり扉体17の両側面部17a、17a及び案
内体18の両側板18a、18aが合成樹脂製の両組板
部20,20に摺接されて、開閉扉15の左右方向にお
けるガタッキが極力防止されることと、これに関連して
扉体17の各突条部17bが各前柱部3の内側面部3a
に近接しているが接触されることが極力防止されること
から、長期使用のうちにも開閉扉15の両側面部が接触
することによって前柱部3,3の内側面部3a、3aの
塗装が剥れたりすることが殆どない。
このことは、扉体17も鋼板製とされている場合におい
て特に有効となる。
また開閉扉15を開放位置にもたらしたときにおいて、
開閉扉15の扇状の側板18aによっては被覆されるこ
とがなく且つ外部から見える前柱部3の上端部の後方側
部分24(第4図参照)が、前記縦板部20によって第
2図Bに示す如く良好に隠蔽されるので、前柱部3の内
側面部3aがあたかも後方へ延設されているかの印象を
与え、商品価値を高めることができる。
しかも米櫃の回動する開閉扉の構造上、天板10と開閉
扉15の上面との間にはかなり大きな隙間25(第2図
A参照)が生じざるを得ないが、この隙間25は第1横
板部21によっである程度目隠しされることになるので
、この点からも商品価値はより高められる。
また開閉扉15を閉塞位置にもたらした状態においても
、前記した大きな隙間25から米櫃ケース1内に塵芥や
虫等が侵入するといった衛生上の問題が生じ易いが、各
縦板部20が各前柱部3の内側面部3aと扉体17の各
側面部17aとの間に密接状に位置されており、且つ扉
体17の後面部に当接している第2横板部22が周繞板
部20.20に連らなっていることから(第3図参照)
、前記隙間25から侵入した塵芥等は周繞板部20.2
0と第2横板部22で遮蔽されて、米櫃ケース1内には
侵入し難く、上記した如き衛生上の問題は極力解消され
る。
ところで、塵芥等は縦板部20で被覆されていない前柱
部3の上端開口部分つまり天板10の前面側の周壁部1
1部分と第1横板部21との間の上端開口部分3c(第
2図A参照)から米櫃ケース1内に侵入する可能性があ
るが、これは、第1図及び第4図に示す如く、取付部4
を前柱部3の上面部を閉塞するように形成しておくこと
である程度防止できるが、より確実ならしめるためには
、例えば各縦板部20の上部前端部分を第2図Aに一点
鎖線による斜線を施した部分にまで延設しておけばよい
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る米櫃の一実施例を示したもので、第1
図は分解斜視図、第2図A、 Bは夫々開閉扉の開閉状
態を示す要部の縦断側面図(断面は第3図の■−■線に
沿う)、第3図は第2図Aの■−■線に沿う横断平面図
、第4図は第3図の■−■線に沿う縦断側面図である。 1・・・・・・米櫃ケース、2・・・・・・周壁、3・
・・・・・前柱部、3a・・・・・・前柱部の内側面部
、4・・・・・・取付部(米櫃ケースの上面部)、5・
・・・・・米供給口、10・・・・・・天板、11・・
・・・・周壁部、15・・・・・・開閉扉、17a・・
・・・・扉体の側面部(開閉扉の側面部)、18a・・
・・・・案内体の側板(開閉扉の側面部)、19・・・
・・・回動規制部材、20・・・・・・縦板部、21,
22.23・・・・・・横板部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面部上位に水供給口を形成すべく、横断面形状コ字形
    の鋼板製の周壁の両前端部分の内方に夫々前柱部を設け
    である米櫃ケースと、該米櫃ケースの上面部を閉塞する
    、周壁部を有する縦断面形状コ字形の合成樹脂製の天板
    と、前記水供給口に前後方向に回動自在に配設された、
    両側面部が略扇形状とされた開閉扉と、該開閉扉を前記
    水供給口を閉塞する閉塞位置と開放する開放位置とに亘
    って係止作用により回動規制する回動規制部材とを具備
    してなる米櫃において、前記回動規制部材を、前記各前
    柱部の内側面部とこれに対向する前記開閉扉の各側面部
    との間に位置された前後方向に沿う一対の縦板部、及び
    該両縦板部間に連らなって左右方向に沿う横板部を前記
    天板の下面部に垂下状に一体形成して、構威しであるこ
    とを特徴とする米櫃。
JP1226082U 1982-01-30 1982-01-30 米櫃 Expired JPS6037084Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1226082U JPS6037084Y2 (ja) 1982-01-30 1982-01-30 米櫃

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JP1226082U JPS6037084Y2 (ja) 1982-01-30 1982-01-30 米櫃

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Publication Number Publication Date
JPS58115143U JPS58115143U (ja) 1983-08-06
JPS6037084Y2 true JPS6037084Y2 (ja) 1985-11-05

Family

ID=30024845

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1226082U Expired JPS6037084Y2 (ja) 1982-01-30 1982-01-30 米櫃

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JPS58115143U (ja) 1983-08-06

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