JPS6036944B2 - 耐熱性複合フイルム及びその製造法 - Google Patents
耐熱性複合フイルム及びその製造法Info
- Publication number
- JPS6036944B2 JPS6036944B2 JP12469277A JP12469277A JPS6036944B2 JP S6036944 B2 JPS6036944 B2 JP S6036944B2 JP 12469277 A JP12469277 A JP 12469277A JP 12469277 A JP12469277 A JP 12469277A JP S6036944 B2 JPS6036944 B2 JP S6036944B2
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- Japan
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- film
- heat
- aromatic
- resistant composite
- aromatic polysulfone
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は優れた耐熱性、機械的特性、耐電圧を有し、さ
らに吸湿性が低く、寸法安定性、誘電特性に優れた耐熱
性複合フィルム及びその製造法に関するものである。
らに吸湿性が低く、寸法安定性、誘電特性に優れた耐熱
性複合フィルム及びその製造法に関するものである。
メタフェレンィソフタルアミドを繰返し構造単位の主成
分とする芳香族ポリアミドは機械的特性、耐熱性が極め
て優れているにもかかわらず、吸湿性が高く高温度雰囲
気下での寸法安定性が低く、誘電損失が大きく、また表
面電気抵抗にも問題があり耐熱性電気絶縁素材としては
種々の欠点を有する。
分とする芳香族ポリアミドは機械的特性、耐熱性が極め
て優れているにもかかわらず、吸湿性が高く高温度雰囲
気下での寸法安定性が低く、誘電損失が大きく、また表
面電気抵抗にも問題があり耐熱性電気絶縁素材としては
種々の欠点を有する。
本発明者なはかかる現状に鑑み芳香族ポリアミドフィル
ムの電気絶縁素材としての欠点を改良すべ〈鋭意検討の
結果繰返し構造単位の75モル%以上がメタフェニレン
イソフタルアミドからなる芳香族ポリアミドが優れた接
着性を有し接着剤を用いることなく他のフィルムを容易
に横層しうろこと、及び積層素材として芳香族ポリスル
ホンを使用することにより上述した如く種々の問題点を
解決し得ると共に優れた耐熱性、機械的特性、耐電圧を
有し、さらに吸湿性が低く、寸法安定性、譲電停性に優
れた耐熱性複合フィルムとし得ることを見出し本発明に
到達したものである。
ムの電気絶縁素材としての欠点を改良すべ〈鋭意検討の
結果繰返し構造単位の75モル%以上がメタフェニレン
イソフタルアミドからなる芳香族ポリアミドが優れた接
着性を有し接着剤を用いることなく他のフィルムを容易
に横層しうろこと、及び積層素材として芳香族ポリスル
ホンを使用することにより上述した如く種々の問題点を
解決し得ると共に優れた耐熱性、機械的特性、耐電圧を
有し、さらに吸湿性が低く、寸法安定性、譲電停性に優
れた耐熱性複合フィルムとし得ることを見出し本発明に
到達したものである。
本発明の要旨とするところは繰返し構造単位の75モル
%以上がメタフェニレンイソフタルアミドからなる芳香
族ポリアミドのフィルムの少なくとも片面に芳香族ポリ
スルホン膜を積層してなる耐熱性複合フィルムなる第1
の発明と繰返し構造単位の75モル%以上がメタフヱニ
レンイソフタルアミドからなる芳香族ポリアミドのフィ
ルムの少なくとも片面に接着剤を使用することなく芳香
族ポリスルホン膜を積層することを特徴とする耐熱性複
合フィルムの製造方なる第2の発明にある。
%以上がメタフェニレンイソフタルアミドからなる芳香
族ポリアミドのフィルムの少なくとも片面に芳香族ポリ
スルホン膜を積層してなる耐熱性複合フィルムなる第1
の発明と繰返し構造単位の75モル%以上がメタフヱニ
レンイソフタルアミドからなる芳香族ポリアミドのフィ
ルムの少なくとも片面に接着剤を使用することなく芳香
族ポリスルホン膜を積層することを特徴とする耐熱性複
合フィルムの製造方なる第2の発明にある。
発明の耐熱性複合フィルムを構成する芳香族ポリアミド
とは繰返し構造単位の75モル%以がメタフェニレンィ
ソタルアミドからなる重合体である。25モル%迄用い
られる共重合成分としてはアミン成分、醸成分が挙げら
れ、アミン成分としてはP−フエニレンジアミン、ベン
ジジン、4,4′ージアミノジフエニルエーテル、4,
4′ージアミノジフェニルスルホン等が挙げられ、酸成
分としてはテレフタル酸クロライド、1,4−又は2,
6−ナフタレンジカルボン酸クロライド、ジフェニルス
ルホン4,4′ージカルボン酸クロラィド等のジカルボ
ン酸ハラィドあるいはアミノ安息香酸ハラィド等が挙げ
られる。
とは繰返し構造単位の75モル%以がメタフェニレンィ
ソタルアミドからなる重合体である。25モル%迄用い
られる共重合成分としてはアミン成分、醸成分が挙げら
れ、アミン成分としてはP−フエニレンジアミン、ベン
ジジン、4,4′ージアミノジフエニルエーテル、4,
4′ージアミノジフェニルスルホン等が挙げられ、酸成
分としてはテレフタル酸クロライド、1,4−又は2,
6−ナフタレンジカルボン酸クロライド、ジフェニルス
ルホン4,4′ージカルボン酸クロラィド等のジカルボ
ン酸ハラィドあるいはアミノ安息香酸ハラィド等が挙げ
られる。
上記構造を有する芳香族ボリアミドからフィルムを製造
するには上記芳香族ポリアミドをジメチルアセトアミド
、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、2ー
ピロリドン、ジメチルスルホキシド、テトラメチル尿素
、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド系溶媒に溶解
した溶液を例えば特願昭51−26835号に記載した
流延乾燥法により製造することにより得ることができる
。
するには上記芳香族ポリアミドをジメチルアセトアミド
、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、2ー
ピロリドン、ジメチルスルホキシド、テトラメチル尿素
、ヘキサメチルホスホルアミド等のアミド系溶媒に溶解
した溶液を例えば特願昭51−26835号に記載した
流延乾燥法により製造することにより得ることができる
。
本発明で用いる芳香族ポリアミドは芳香族ポリスルホン
よりも優れた耐熱性を有すると共にアミド系以外の有機
溶剤に対しては極めて安定であり本発明の耐熱性複合フ
ィルムを製造する上に好ましい特性を有するものである
。本発明の耐熱性複合フィルムを構成する芳香族ポリス
ルホンとは次式(1)、m)、(m)で表わされる各々
の繰返し単位を有する皮膜形成館のあるポリスルホンの
いずれでもよく、またこれら線返し単位を有するポリス
ルホンを混合して用いることもできる。
よりも優れた耐熱性を有すると共にアミド系以外の有機
溶剤に対しては極めて安定であり本発明の耐熱性複合フ
ィルムを製造する上に好ましい特性を有するものである
。本発明の耐熱性複合フィルムを構成する芳香族ポリス
ルホンとは次式(1)、m)、(m)で表わされる各々
の繰返し単位を有する皮膜形成館のあるポリスルホンの
いずれでもよく、またこれら線返し単位を有するポリス
ルホンを混合して用いることもできる。
本発明の耐熱性複合フィルムを構成する芳香族ポリスル
ホン膜の量は高温での寸法安定性を損わない為に5の重
量%以下であることが好ましく、これより多くの量の芳
香族ポリスルホン膜が積層された場合には複合フィルム
の150℃以上、特に200℃以上での寸法安定性を損
うので好ましくない。
ホン膜の量は高温での寸法安定性を損わない為に5の重
量%以下であることが好ましく、これより多くの量の芳
香族ポリスルホン膜が積層された場合には複合フィルム
の150℃以上、特に200℃以上での寸法安定性を損
うので好ましくない。
本発明の耐熱性複合フィルムを製造する方法としては種
々の方法を探ることができる種々検討の結果本願発明で
用いる芳香族ポリアミドが優れた接着性を有し接着剤を
用いることないこ芳香族ポリスルホン膿を容易に横層し
うろことなる知見からして、第1の方法として芳香族ポ
リァミドのフィルムの少なくとも片面に芳香族ポリスル
ホン溶液を塗布し、溶剤を乾燥除去して芳香族ポリスル
ホン膜を形成、積層する方法が挙げられる。また第2の
方法としては芳香族ポリアミドのフィルムの少なくとも
片面に芳香族ポリスルホンフィルムを熱接合することに
よって芳香族ポリスルホン膜を形成、積層する方法が挙
げられる。これらの方法による場合には芳香族ポリアミ
ドフイルムと芳 ・香族ポリスルホン膜間には電気的特
性を著しく低下せしめるような接着剤層が介しない為得
られる複合フィルムは双方の優れた特性をそのまま有し
、特に耐電圧、誘電特性、耐熱性等に優れた特性を有す
るものとすることができる。芳香族ポリスルホン溶液を
塗布し溶剤を乾燥除去することにより芳香族ポリスルホ
ン膜を形成、積層する第1の方法に際しては芳香族ポリ
スルホンの溶剤としては塩化メチレン、クロロホルム・
テトラクロルェタン等を用いることができる。
々の方法を探ることができる種々検討の結果本願発明で
用いる芳香族ポリアミドが優れた接着性を有し接着剤を
用いることないこ芳香族ポリスルホン膿を容易に横層し
うろことなる知見からして、第1の方法として芳香族ポ
リァミドのフィルムの少なくとも片面に芳香族ポリスル
ホン溶液を塗布し、溶剤を乾燥除去して芳香族ポリスル
ホン膜を形成、積層する方法が挙げられる。また第2の
方法としては芳香族ポリアミドのフィルムの少なくとも
片面に芳香族ポリスルホンフィルムを熱接合することに
よって芳香族ポリスルホン膜を形成、積層する方法が挙
げられる。これらの方法による場合には芳香族ポリアミ
ドフイルムと芳 ・香族ポリスルホン膜間には電気的特
性を著しく低下せしめるような接着剤層が介しない為得
られる複合フィルムは双方の優れた特性をそのまま有し
、特に耐電圧、誘電特性、耐熱性等に優れた特性を有す
るものとすることができる。芳香族ポリスルホン溶液を
塗布し溶剤を乾燥除去することにより芳香族ポリスルホ
ン膜を形成、積層する第1の方法に際しては芳香族ポリ
スルホンの溶剤としては塩化メチレン、クロロホルム・
テトラクロルェタン等を用いることができる。
またこれら溶剤を混合して用いることもできる。また芳
香族ポリアミドとの接着性を更に向上せしめる為に少量
のジメチルホルムアミドまたはジメチルスルホキシド等
を上記溶剤に混合して用いることもできる。芳香族ポリ
スルホン溶液を芳香族ポリアミドフイルムに塗布するに
はロールーテイング方式が好ましく、厚くコーティング
する場合には例えばドクタープレードコーティング法等
が適している。また薄くコーティングする場合にはディ
ップコーティング法等により塗布すればよい。しかる後
上記溶剤が輝散するような温度下で溶剤を適宜乾燥除去
することにより芳香族ポリスルホン膜を形成、積層せし
めればよい。次に芳香族ポリスルホンフィルムを熱接合
することにより芳香族ポリスルホン膜を形成、積層する
第2の方法に際しては加熱ローラー方式が好ましい。
香族ポリアミドとの接着性を更に向上せしめる為に少量
のジメチルホルムアミドまたはジメチルスルホキシド等
を上記溶剤に混合して用いることもできる。芳香族ポリ
スルホン溶液を芳香族ポリアミドフイルムに塗布するに
はロールーテイング方式が好ましく、厚くコーティング
する場合には例えばドクタープレードコーティング法等
が適している。また薄くコーティングする場合にはディ
ップコーティング法等により塗布すればよい。しかる後
上記溶剤が輝散するような温度下で溶剤を適宜乾燥除去
することにより芳香族ポリスルホン膜を形成、積層せし
めればよい。次に芳香族ポリスルホンフィルムを熱接合
することにより芳香族ポリスルホン膜を形成、積層する
第2の方法に際しては加熱ローラー方式が好ましい。
ローラー温度は芳香族ポリスルホンの軟化、及びポリス
ルホン、芳香族ポリアミドの熱分解を防止する点から1
90〜350q0の温度範囲、さらに好まいま200〜
300『Cの温度範囲がよい。加熱法としては高周波加
熱を利用することもできる。芳香族ポリスルホンフィル
ムは芳香族ポリスルホンを通常の方法によりフィルム化
したものを用いればよい。本発明の耐熱性複合フィルム
は優れた耐熱性、機械的特性、耐電圧を有し、また吸湿
性が低く、寸法安定性、議電特性に陵れたものであり、
電気絶縁材料としてはF種あるいはH種の耐熱特性を有
しており、特に耐熱性蝿気絶緑素材として用いた場合に
優れた特性を発揮する。
ルホン、芳香族ポリアミドの熱分解を防止する点から1
90〜350q0の温度範囲、さらに好まいま200〜
300『Cの温度範囲がよい。加熱法としては高周波加
熱を利用することもできる。芳香族ポリスルホンフィル
ムは芳香族ポリスルホンを通常の方法によりフィルム化
したものを用いればよい。本発明の耐熱性複合フィルム
は優れた耐熱性、機械的特性、耐電圧を有し、また吸湿
性が低く、寸法安定性、議電特性に陵れたものであり、
電気絶縁材料としてはF種あるいはH種の耐熱特性を有
しており、特に耐熱性蝿気絶緑素材として用いた場合に
優れた特性を発揮する。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
尚実施例中芳香族ポリアミドの相対粘度は95%硫酸1
00ccに1.雌の重合体を溶解し290で測定したも
のである。吸水率は予め100qoで3日間減圧乾燥し
たフィルムを20qC、65%RHの雰囲気に10日間
放置し、重量増から求めたものである。
00ccに1.雌の重合体を溶解し290で測定したも
のである。吸水率は予め100qoで3日間減圧乾燥し
たフィルムを20qC、65%RHの雰囲気に10日間
放置し、重量増から求めたものである。
またこの間のフィルム長さの増から寸法変化を求めた。
絶縁耐圧はJIS2518に従って測定したものである
。
絶縁耐圧はJIS2518に従って測定したものである
。
フィルムの表面抵抗は電極中10肌、電極間1側の平行
電極に直流電圧30Vを印荷し1分後の電流値より求め
たものである。
電極に直流電圧30Vを印荷し1分後の電流値より求め
たものである。
誘電損失(ねn6)は金蒸着電極を用い空気中で測定し
たものである。
たものである。
実施例 1
1%濃硫酸溶液中での相対粘度が3.7であるポリメタ
フェニレンィソフタルアミド2の重量%、塩化カルシウ
ム1の重量%、水2重量%及びジメチルアセトアミド6
抗重量%からなる溶液を中50肌のステンレスベルト板
状に流延し温度約100℃、奥行2mの熱風乾燥炉中を
速度30肌/minで通過させた後、温度000の氷水
よりなる長さlmの凝団浴中で凝固させ、さらに温度9
0o○、長さ2mの熱水洗浄槽中で脱塩、脱溶剤を行っ
た後、冷水槽中で巻取った。
フェニレンィソフタルアミド2の重量%、塩化カルシウ
ム1の重量%、水2重量%及びジメチルアセトアミド6
抗重量%からなる溶液を中50肌のステンレスベルト板
状に流延し温度約100℃、奥行2mの熱風乾燥炉中を
速度30肌/minで通過させた後、温度000の氷水
よりなる長さlmの凝団浴中で凝固させ、さらに温度9
0o○、長さ2mの熱水洗浄槽中で脱塩、脱溶剤を行っ
た後、冷水槽中で巻取った。
この状態でのフィルムは外観上は透明であるが水中より
空気中に取りだすと15%程度収縮するのでフィルムの
乾燥はテンターでフィルム両端を固定しながら、冷水中
より引きあげたのち10030の熱風をフィルム上下よ
りふきつける定長乾燥法によった。このようにして乾燥
したフィルムをさらに200℃の熱ローラー間をlm/
minの速度で通し巻き取った。得られたフィルムの厚
さは30rであった。次に得られたポリメタフェニレン
ィソフタルアミドフィルムを6000に加熱された式な
る繰返し単位を有する芳香族ポリスルホンの10重量%
テトラクロルェタン溶液中を通過させた後、150℃の
熱ローラー間を通して、ポリメタフェニレンィソフタル
アミドフィルムの両面に厚さ約2山の芳香族ポリスルホ
ン膜をもつ積層フィルムを作成した。
空気中に取りだすと15%程度収縮するのでフィルムの
乾燥はテンターでフィルム両端を固定しながら、冷水中
より引きあげたのち10030の熱風をフィルム上下よ
りふきつける定長乾燥法によった。このようにして乾燥
したフィルムをさらに200℃の熱ローラー間をlm/
minの速度で通し巻き取った。得られたフィルムの厚
さは30rであった。次に得られたポリメタフェニレン
ィソフタルアミドフィルムを6000に加熱された式な
る繰返し単位を有する芳香族ポリスルホンの10重量%
テトラクロルェタン溶液中を通過させた後、150℃の
熱ローラー間を通して、ポリメタフェニレンィソフタル
アミドフィルムの両面に厚さ約2山の芳香族ポリスルホ
ン膜をもつ積層フィルムを作成した。
ポリメタフェニレンイソフタルアミドフィルム及び積層
フィルムの諸特性を第1表に示す。第・1表 実施例 2 実施例1で作成したポリメタフェニレンィソフタルアミ
ドフィルムに実施例1で用いた芳香族ポリスルホンを熔
融成形して得た厚さ10一のフィルムを両面から270
ooの熱ローラー間で熱圧着して積層フィルムを得た。
フィルムの諸特性を第1表に示す。第・1表 実施例 2 実施例1で作成したポリメタフェニレンィソフタルアミ
ドフィルムに実施例1で用いた芳香族ポリスルホンを熔
融成形して得た厚さ10一のフィルムを両面から270
ooの熱ローラー間で熱圧着して積層フィルムを得た。
この積層フィルムの諸特性を第2表に示す。第 2.
表 実施例 3 実施例1で作成したポリメタフェニレンィソフタルアミ
ドフィルムを、繰返し単位が次式で示される芳香族ポリ
スルホンの1の重量%テトラクロルェタン溶液中を通過
させた後、150ooの熱ローラー間を通して、ポリメ
タフェニレンィソフタルアミドフィルム両面に厚さ約2
ムのポリスルホン膜を持つ積層フィルムを作成した。
表 実施例 3 実施例1で作成したポリメタフェニレンィソフタルアミ
ドフィルムを、繰返し単位が次式で示される芳香族ポリ
スルホンの1の重量%テトラクロルェタン溶液中を通過
させた後、150ooの熱ローラー間を通して、ポリメ
タフェニレンィソフタルアミドフィルム両面に厚さ約2
ムのポリスルホン膜を持つ積層フィルムを作成した。
この積層フィルムの諸特性は第4表の如くである。第4
表
表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 繰返し構造単位の75モル%以上がメタフエニレン
イソフタルアミドからなる芳香族ポリアミドのフイルム
の少なくとも片面に芳香族ポリスルホン膜を積層してあ
る耐熱性複合フイルム。 2 耐熱性複合フイルム中の芳香族ポリスルホン膜の積
層量が50重量%以下であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の耐熱性複合フイルム。 3 繰返し構造単位の75モル%以上がメタフエニレン
イソフタルアミドからなる芳香族ポリアミドのフイルム
の少なくとも片面に接着剤を使用することなく芳香族ポ
リスルホン膜を積層することを特徴とする耐熱性複合フ
イルムの製造法。 4 芳香族ポリスルホン膜が芳香族ポリアミドのフイル
ムの少なくとも片面に芳香族ポリスルホン溶液を塗布し
て溶剤を乾燥除去することにより形成されたことを特徴
とする特許請求の範囲第3項記載の耐熱性複合フイルム
の製造法。 5 芳香族ポリスルホン膜が芳香族ポリアミドのフイル
ムの少なくとも片面に芳香族ポリスルホンフイルムを熱
接合することにより形成されたことを特徴とする特許請
求の範囲第3項記載の耐熱性複合フイルムの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12469277A JPS6036944B2 (ja) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | 耐熱性複合フイルム及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12469277A JPS6036944B2 (ja) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | 耐熱性複合フイルム及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5458785A JPS5458785A (en) | 1979-05-11 |
JPS6036944B2 true JPS6036944B2 (ja) | 1985-08-23 |
Family
ID=14891720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12469277A Expired JPS6036944B2 (ja) | 1977-10-18 | 1977-10-18 | 耐熱性複合フイルム及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036944B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3681311D1 (de) * | 1985-03-11 | 1991-10-17 | Amoco Corp | Schichtstoffkochgeschirr. |
-
1977
- 1977-10-18 JP JP12469277A patent/JPS6036944B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5458785A (en) | 1979-05-11 |
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