JPS6036675B2 - 情報信号の再生方式 - Google Patents

情報信号の再生方式

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JPS6036675B2
JPS6036675B2 JP6296777A JP6296777A JPS6036675B2 JP S6036675 B2 JPS6036675 B2 JP S6036675B2 JP 6296777 A JP6296777 A JP 6296777A JP 6296777 A JP6296777 A JP 6296777A JP S6036675 B2 JPS6036675 B2 JP S6036675B2
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JP
Japan
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signal
frequency
carrier
carrier color
color signal
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真次 甘利
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Sony Corp
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 例えばカラー映像信号を磁気テープなどに記録する場合
、第1図のような方法によれば、その記録量を大幅に増
やすことができ、従って少ないテープ使用量で長時間の
再生ができる。
即ち、第1図において、カラー映像信号が端子1 1を
通じてローパスフイルタ12に供給されて輝度信号が取
り出され、この輝度信号がFM変調回路13に供給され
て記録可能帯城の高域側を占める周波数成分のFM輝度
信号とされ、このFM輝度信号が加算回路14に供給さ
れる。
また端子11からカラー映像信号がバンドパスフイルタ
15に供給されて搬送色信号Cs(搬送周波数fs)が
取り出され、この搬送色信号Csが周波数コンバータ1
6に供給されてFM輝度信号の低域側を占める搬送色信
号Ccに周波数変換され、この搬送色信号Ccが加算回
路14に供給される。従って加算回路14からは、FM
輝度信号と搬送色信号Ccとの周波数多重化信号が得ら
れる。そしてこの多重化信号が記録アンプ17を通じて
回転磁気ヘッド1,2に供され、その多重化信号(カラ
ー映像信号)の1フィールドが、第2図に示すように、
磁気テープ3上に1本の磁気トラック4となるように記
録される。ただしこの場合、第3図に示すように、ヘッ
ドー,2の作動ギャップg,,&の角度が互いに違えら
れて、即ちヘッド1,2のアジマス角は互いに違えられ
て隣り合う磁気トック4Aと48とでは、それらのアジ
マス角が互いに違えられる。
・また搬送色信号Ccの搬送周波数は、奇数フィールド
期間には周波数faとされ、偶数フィールド期間には周
波数fbとされる。ここでfb−fa=裏(2k−・)
fh k正の整数 fh水平走査周波数 である。
即ち、搬送色信号Ccの搬送周波数fa,fbは、1フ
ィールド期間ごとに、信号Ccが互いにインターリープ
するような周波数に変更させられる。従ってトラック4
Aにおける搬送色信号Ccの搬送周波数はfaであり、
トラック4Bにおける搬送色信号Ccの搬送周波数はf
bであって、トラック4Aと48とでは搬送色信号Cc
は互いにインターリーブする周波数関係にある。そして
このようなトラック4をヘッド1,2で記録時と同様の
関係をもって再生した場合を考える。
すると、トラック4Aと4Bとでは、アジマス角が違う
と共に、FM輝度信号は高域側に記録されているので、
アジマス損失によりトラック間クロストロークを生じる
ことなくFM輝度信号を再生できる。またたとえ多少の
トラック間クロストークを生じても、FM輝度信号とさ
れているので、再生系のりミッタによりそのクロストー
ク成分は抑圧されるので、トラック間クロストークのな
いFM輝度信号を得ることができる。また搬送色信号C
cについては、これは低域側で記録されているので、ア
ジマス損失によるトラック間クロストークの減少は期待
できず、再生された搬送色信号Ccにはトラック間クロ
ストークを生じている。
しかし隣り合うトラック4A,4Bにおいては、搬送色
信号Ccは互いにィンタ−リーブする周波数関係にある
ので、搬送色信号Ccにトラック間クロストークを生じ
ていても、そのクロストーク成分は本来の搬送色信号C
cに対して周波数インターリーブしている。そしてその
ようなクロストーク成分はC形〈し形フィル夕によって
容易に減衰ないし除去できる。従って搬送色信号Ccに
ついてもトラック間クロストークを生じることがない。
そしてこのようにトラック間クロストークのないFM輝
度信号及び搬送色信号を再生することができるので、隣
り合うトラック4A,4Bの間ガードバンドの幅を狭く
することができ、あるいは第2図に示すように、ガード
バンドがないように、あるいは隣り合うトラック4A,
4Bが一部重なるように信号を記録することができ、従
って記録量を大幅に増やすことができるので、少ないテ
ープ使用量で長時間の再生ができる。
ところが、このような記録方法では、コンバータ16に
おいて搬送色信号Csの搬送周波数fsを、1フィール
ド期間ごとに周波数faまたはfbに変換しなければな
らないので、周波数(fS十fa)の信号源と、周波数
fs+fb)の信号源とが必要となり、構成が複雑化す
ると共に、2つの信号源があるので、これら間の信号の
干渉などが問題となる。
また、再生素でも、全く同様の問題が生じてしまう。と
ころで、周波数fxの信号を周波数fy(fy≦享fX
)の信号で平衡変調した場合を考えると、被変調信号は
、周波数(fx+fy),(fx−fy)の信号成分か
らなり、これら信号成分はもとの周波数fxよりもfy
だけずれている。
従ってもし搬送色信号Csを水平走査周波数fhの1/
2の周波数の信号で平衡変調すれば、被変調信号は、も
との搬送色信号Csに対して周波数1/2fhだけずれ
、その被変調信号ともとの搬送色信号Csとはインター
リーブする周波数関係となる。即ち搬送色信号Csを搬
送周波数faの搬送色信号Caに周波数変換すると共に
、この信号Caを周波数1/2fhの信号で平衡変調す
れば、搬送周波数fb(fb−fa=1/2fh)の搬
送色信号Cbが得られることになる。そこで搬送色信号
Caを周波数1/2fhの信号で変調して搬送色信号f
bを形成すると共に、その変調を、搬送色信号Caを1
水平期間ごとに位相推移させることにより行うことが考
えられている。
以下その一例を第4図により説明しよう。
第4図において、NTSCカラー映像信号が端子11を
通じてローバスフィルタ12に供給されて輝度信号が取
り出され、これがFM変調回路13に供給されて記録可
能帯城の高城側を占めるFM輝度信号に変換され、この
信号が加算回路14に供給される。
また端子1 1からのカラー映像信号がバンドパスフィ
ルタ15及びC形くし形フィル夕21に供給されて搬送
色信号CSが取り出され、この搬送色信号Csが平衡変
調回路(周波数変換回路)22に供給されると共に、こ
れには発振回路23からの周波数(fS+fa)の発振
信号も供V給され、搬送色信号CSはFM輝度信号の低
域側を占める搬送周波数faの搬送色信号Caに周波数
変換され、この搬送色信号Caはスイッチ回路24の一
方の接点に供給される。またこのとき変調回路22から
は、搬送色信号Caと同時に、これとは逆相の搬送色信
号−Caも取り出され、この信号一Caがスイッチ回路
24の他方の接点に供給される。さらに端子11からの
カラー映像信号が同期分離回路31,32に供給されて
水平同期パルス及び垂直同期パルスがそれぞれ取り出さ
れ、これらパルスがフリツプフロツプ回路33,34に
それぞれ供給されてフリップフロップ回路33からは第
5図Aに示すように1水平期間ごとに反転するパルスP
hが取り出され、またフリツプフロッブ回路34からは
第5図Bに示すように1フィールド期間ごとに反転する
パルスPvが取り出される。
そしてこれらパルスPh,Pvがアンド回路35に供給
され、従ってアンド回路35からは第5図Cに示すよう
に、奇数フィールド期間Taには立ち下っていて、偶数
フィールド期間Tbには1水平期間ごとに反転するパル
スPkが取り出され、このパルスPkがスイッチ回路2
4にその制御信号として供給される。こうしてスイッチ
回路24からは、奇数フィールド期間Taには搬送色信
号Caが取り出され、また偶数フィールド期間Tbには
、搬送色信号Caと−Caとが1水平期間ごとに交互に
取り出される。
そしてこの場合、偶数フィールド期間Tbに取り出され
る搬送色信号Caと−Caとの線順次信号は、搬送色信
号Caを周波数1/2fhの信号で変調した信号と等価
的に同じ信号成分を持ち、また搬送色信号Caを周波数
1/2fhの信号で変調した信号は、もとの搬送色信号
Caに対してインターリーブする周波数関係にある。従
って偶数フィールド期間Tbに得られる搬送色信号Ca
と−Caとの線順次信号は、搬送周波数fb(fb=f
a±1/2fh)の搬送色信号Cbである。この場合、
信号Cbは、搬送周波数がfb=fa十1/2fhの信
号成分と、fb=fa−1′2fhの信号成分との混合
したものとなるが、両信号成分の差の周波数はfhであ
り、したがって、両信号成分の周波数スペクトル(サイ
ドバンド成分)は互いに重なり問題はない。また、この
信号Cbと、もとの信号Caとは互いに周波数インター
リーブしている。従ってスイッチ回路24からは、奇数
フィールド期間Taには搬送色信号Caが取り出され、
偶数フィールド期間Tbには搬送色信号Cbが取り出さ
れることになる。
こうしてスイッチ回路24から1フィールド期間ごとに
交互に取り出される搬送色信号Ca,Cbはローパスフ
ィルタ25に供給されて不要な成分が除去されてから加
算回路14に供給されてFM輝度信号と周波数多重化さ
れ、その多重化信号が記録アンプ17を通じてヘッド1
,2に供給され、奇数フィールド期間Taの信号はトラ
ック4Aとして記録され、また偶数フィールド期間Tb
の信号はトラック4Bとして記録される。本発明は、こ
のようにな記録系に対応した再生装置を提供しようとす
るものである。
以下その一例について第6図により説明しよつo第6図
において、ヘッド1,2によってトラック4から多重化
信号が再生され、この多重化信号が再生アンプ41を通
じてハイパスフィル夕42に供給されてFM輝度信号が
取出され、このFM輝度信号がリミッタ43を通じて復
調回路44に供給されて輝度信号が復調され、この輝度
信号が加算回路45に供給される。
またアンプ41からの多重化信号がローパスフィルタ5
1に供給されて奇数フィールド期間Taには搬送色信号
Caが取り出され、偶数フィールド期間Tbには搬送色
信号Cbが取り出される。
なお、この場合、上述のようにトラック間クロストーク
によって、搬送色信号Caには搬送周波数fbのクロス
トーク成分があり、また搬送色信号Cbには搬送周波数
faのクロストーク成分がある。そしてこのフィル夕5
1からの搬送色信号CaとCbとのフィールド順次信号
が平衡変調回路52に供給されると共に、これには発振
回路53から周波数(fs+fa)の発振信号も供給さ
れる。従って変調回路52からは、奇数フィールド期間
Taにはもとの搬送周波数fsの搬送色信号Csと、こ
れとは逆相の搬送色信号−Csとが同時に取り出され、
また偶数フィールド期間Tbには搬送周波数(fs−1
/2fh)の搬送色信号Csbと、これとは逆相の搬送
色信号−Csbとが同時に取り出される。そしてこの変
調回路52からの信号がスイッチ回路54の一方及び他
方の接点に供V給されると共に、記録系(第4図)の回
路31〜35と同様の回路31〜35が設けられ、復調
回路44からの輝度信号が同期分離回路31,32に供
給されてアンド回路35からは第5図Cに示すパルスP
kが取り出され、このパルスPkがスイッチ回路54に
その制御信号として供給される。
こうしてスイッチ回路54において、奇数フィールド期
間Taには搬送色信号Csが取り出され、偶数フィール
ド期間Tbには搬送色信号Csbと−Csbとが1水平
期間ごとに交互に取り出される。
そしてこの場合、偶数フィールド期間Tbに取り出され
る搬送色信号CSbと−Csbとの線順次信号は、搬送
色信号CSb(搬送周波数fs−1/2fh)を周波数
1/2fhの信号で変調した信号と等価であり、従って
この線順次信号は、搬送色信号CSbに対して搬送周波
数が周波数1/2fhだけ変移していることになり、搬
送周波数fsの搬送色信号Csである。そしてこのスイ
ッチ回路54からの搬送色信号CSがバンドパスフィル
タ55に供給されて不要な信号成分が除去され(トラッ
ク間クロストーク成分はまだ残っている)、C形〈し形
フィル夕56に供給される。
この場合、フィル夕51からの搬送色信号CaまたはC
bに含まれているトラック間クロストーク成分の搬送周
波数は、本来の搬送色信号CaまたはCbの搬送周波数
faまたはfbに対して1′2fhだけずれていてその
クロストーク成分は本来の搬送色信号CaまたはCbに
対して周波数インターリーブしている。従ってフィル夕
56に供給された搬送色信号Csに含まれるクロストー
ク成分も、その搬送色信号CSに対して周波数インター
リーブしている。従ってこのような搬送色信号CS及び
クロストーク成分がフィル夕56に供給されると、その
トラック間クロストーク成分は除去され、搬送色信号C
sだけが取り出されることになり、フィル夕56からは
トラック間クロストークのない搬送色信号Csが得られ
る。そしてフィル夕56からの搬送色信号Csが加算回
路45に供給されてFM輝度信号に加算され、もとのN
TSCカラー映像信号とされて端子46に取り出される
。こうして本発明によれば、トラック間クロスト−ーク
を生じることがないので、隣り合うトラック4A,4B
間のガードバンドの幅を狭くでき、あるいはガードバン
ドがないように、さらには一部が重なるように信号を記
録することができ、従ってその記録量を大幅に増やすと
ができるので、少ないテープ使用量で長時間の再生がで
きる。
また第1図の回路の場合のように、周波数(fs+fa
)の信号源と周波数(fs+fb)の信号源とを必要と
しないので、構成が複雑化することがなく、またこれら
2つの信号源の間で信号の干渉などを生じることもない
。しかも搬送色信号Csは連続して記録されているので
、再生された搬送色信号CsのS/Nがよく、きれいな
カラー画像を再生できる。
なお上述において、C形くし形フィル夕21,56は、
入力信号を1水平期間遅延する遅延回路と、その入力信
号と延延回路からの遅延信号との一方から他方を減算す
る減算回路とによって構成できる。
また変調回路22,52からの搬送色信号Ca,Csを
スイッチングすることなくフィル夕25,55に供給す
ると共に、発振回路23,53よりの発振信号をパルス
Pkによって偶数フィールド期間に1水平期間ごとに位
相反転してもよい。また例えばPALカラー映像信号の
場合には、パルスPhの周波数を1/4fhとすればよ
い。さらに上述においては、カラー映像信号が磁気テー
プに記録されている場合であるが、トラック間クロスト
ークを生じるおそれのある周期性の情報信号が磁気シー
トなどの磁気媒体やフィルムなどの記録媒体に記録され
ている場合にも、本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気記録装置の一例の系統図、第2図はその磁
気テープ上の磁化パターンを示す図、第3図はその磁気
ヘッドの作動ギャップを示す図、第4図は記録系の一例
の系統図、第5図はその説明のための波形図、第6図は
本発明の一例の系統図である。 44はFM復調回路、52は平衡変調回路、56はくし
形フィル夕である。 第1図 第2図 第3図 4い 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定周波数の同期信号を有する情報信号を、隣り合
    うトツクの所定位置に記録された情報信号の位相関係に
    対して、上記同期信号の周期に対応した区間だけ離れた
    位置における上記情報信号の位相関係が相対的に反転す
    るように制御することにより、上記隣り合うトラツクに
    記録された上記情報信号の主要スペクトラムが互いに周
    波数インターリーブ関係となるように記録された記録媒
    体を再生するにあたり、上記隣り合うトラツクの上記所
    定位置に記録された情報信号の位相関係に対して、上記
    同期信号の周期に対応した区間だけ離れた位置における
    上記情報信号の位相関係を相対的に再度反転してその再
    生信号の位相を記録時に制御される前の位相に戻すこと
    により、本信号とトラツク間クロストーク成分との周波
    数インターリーブ関係を得、上記本信号に対して周波数
    インターリーブ関係にあるクロストーク成分を減衰させ
    た情報信号を得るようにした情報信号の再生方式。
JP6296777A 1977-05-30 1977-05-30 情報信号の再生方式 Expired JPS6036675B2 (ja)

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