JPS6036645Y2 - 遮音壁 - Google Patents

遮音壁

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Publication number
JPS6036645Y2
JPS6036645Y2 JP1977089915U JP8991577U JPS6036645Y2 JP S6036645 Y2 JPS6036645 Y2 JP S6036645Y2 JP 1977089915 U JP1977089915 U JP 1977089915U JP 8991577 U JP8991577 U JP 8991577U JP S6036645 Y2 JPS6036645 Y2 JP S6036645Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated glass
support frame
glass
bent portions
frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977089915U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5415413U (ja
Inventor
滋 野谷
Original Assignee
日本板硝子株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本板硝子株式会社 filed Critical 日本板硝子株式会社
Priority to JP1977089915U priority Critical patent/JPS6036645Y2/ja
Publication of JPS5415413U publication Critical patent/JPS5415413U/ja
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  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 近年、高速道路や交通量の多い一般道路或いは、鉄道、
工場などの周辺住宅に対する騒音公害対策として、この
騒音発生の源である道路、鉄道、工場などの所要箇所に
設けられる遮音壁に関する。
遮音壁としては、遮音効果に勝れたものであり乍ら、自
然の太陽光線を自由に透過させ、視界もさまたげず、そ
の上、周囲の景観も損なうことのないガラス製の遮音壁
が考えられるが、このようなガラス製の遮音壁を実用的
な実施段階とするためには、風圧及び衝撃に対する耐久
性、安全性を充分に配慮する必要がある。
即ち、ガラスに大なる風圧が作用した時でも、ガラスが
金属支持枠から不測に脱落することのない状態で強固に
保持する必要があり、また、飛来する石等の他物によっ
てガラスが破損した時でも、ガラスの破片が周囲に飛散
しないような対策が要望される。
本考案は、ガラス製遮音壁を実用化するにあたって要望
される上述のような各性能を十分に満足させて、遮音効
果に勝れたものであり乍ら、自然の太陽光線を自由に透
過させ、視界もさまたげず、その上、周囲の景観も損な
うことのないガラス製の遮音壁を実用的に実施できるよ
うにしたものである。
即ち、本考案による遮音壁は、透明又は透視性プラスチ
ック膜の両面に透明ガラスを接合してなる合わせガラス
の周側辺に対向して接当支持する弾性部材を縦枠部分と
横枠部分からなる断面はぼ凹形状の金属製支持枠の内側
面に貼着し、且つ、前記合わせガラスの全周辺部を前記
金属製支持枠に接着により嵌合保持させて遮音ユニット
パネルを構成し、前記支持枠の断面形状における両端部
には、前記合わせガラスの表裏両面に向かう方向に夫々
突出する折り曲げ部、及び、この折り曲げ部先端に連ら
なり、前記支持枠の内部空間内に突出し前記合わせガラ
スの両面周辺部に対向する面を有する折り曲げ部分を一
体的に形成した状態で、前記支持枠の内面にナツトを固
着して、前記ユニットパネルの複数個を前記支持枠に固
着のナツトとボルトによる結合手段にて支柱に並設固定
しであることを特徴とするが故に、次の効果を奏する。
(イ)即ち飛来する石等の他物によってガラスが破損し
た場合でも、ガラスの破片が周囲に飛散することに起因
するトラブルを防止することができる合わせガラスの利
点を、断面はぼ凹形状の金属製支持枠に対する全周辺の
接着により、その合わせガラスが破損した場合にも確実
に全体を保持しながら、十分生かすものであるが、接着
材によりその合わせガラスが前記支持枠に接着硬化され
るまでの間、ガラスの支持枠に対する位置決めを弾性部
材により正確に行うことができ、全体として強固なユニ
ットパネルが形成できる。
(ロ) 金属製支持枠の内面に、ユニットパネルを支柱
に固定させるためのとボルトに対するナツトを固着しで
あるために、透明な合わせガラスを取付けてあっても外
側からは見えず外観をこわさない。
(ハ)支持枠の断面形状における両端部に、合わせガラ
ス表裏両面に向かう方向に夫々突出する折り曲げ部と、
その先端に連らなり合わせガラスの両面周辺部に対向す
る面を有する折り曲げ部分を一体的に形成しであるため
に、全体として袋構造となり、その内部に大きな空間を
形成して可能になったり折り曲げ部分の弾性変形により
、ガラス取付けに局部負荷がかからないという利点を具
備すると共に、ガラス板に自動車衝突等の衝撃力が加わ
った時にも、前記各折り曲げ部が弾力性により衝撃力が
吸収されてガラスの破壊を防止でき、また、支持枠に衝
撃力が加わった場合でも同様に、ガラスへの直接的な衝
撃力の伝達を吸収してガラスの破壊を防止できる。
に)支持枠全体を袋構造に形成され、ナツトが前記支持
枠の内面に固着しであるために支持枠内部空間内に突出
した折り曲げ部は、前記ナツトの外部に対する確実な目
隠しになる。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は道路脇に設置された遮音壁を示し、コンクリー
ト基礎Aに適宜間隔を隔てて建込んだ複数本のH形支柱
8,8・・・の、一方のフランジ8A、8A・・・外面
間に、厚みが約1.5閣のポリビニルブチラールの透明
膜1の両面に夫々厚みが5TrrrItの透明ガラス2
,2を接合してなる合わせガラス3の周辺部を金属製支
持枠4にシリコンコーキング5接着により嵌合保持させ
て構成した遮音ユニットパネル6の複数個を、第3図に
示す如く、前記支柱8,8・・・のフランジ8A、8A
内面側から挿通させたとボルト7・・・と支持枠4側に
固着したナツト7′・・・とによる結合手段にて上下方
向および左右方向に並設固定するとともに、前記支柱8
・・・のフランジ8A・・・外面とユニットパネル6・
・・の支持枠4・・・との間に、クロロプレンゴム等の
発泡性の弾性部材9を介装して構成している。
前記金属製支持枠4は、第2図乃至第4図に示すように
適宜の寸法比率で切断した断面はぼ凹形状の縦枠部分4
A、4Aと横枠部分4B、4Bとからなり、前記横枠部
分4B、4Bの両端部に固着したL形金具10・・・に
縦枠部分4A、4A・・・の両端部に設けたとボルト1
1・・・を螺合させることによって連結している。
また、前記金属製支持枠4の、前記合わせガラス3の周
側辺に対向する内側面に、合わせガラス3の上下方向及
び積山方向での取付は位置を決めるゴム等の弾性部材1
2を貼り付けるとともに、前記支持枠4の断面形状にお
ける両端部には、前記合わせガラス3の表裏両面に向か
う方向に夫々突出する折り曲げ部4b、4b及び、この
折り曲げ部4b、4b先端に連らなり、前記支持枠4の
内部空間内に突出する一対の折り曲げ部分4a。
4aを一体的に形成され、これに対向する合わせガラス
3の周辺部との間で、かつ、合わせガラス3を支持枠4
に接着するコーキング5よりも内部空間側に、合わせガ
ラス3の肉厚方向での取付は位置を決める発泡スチロー
ルのような弾性材料製の紐状のバックアツプ材13を介
装している。
尚、上述実施例では、支柱8,8の一方のフランジ8A
、8A外面側に亘って遮音ユニットパネル6を固定した
が、第5図に示すように、支柱8.8の一方のフランジ
8A、8A内面間に亘って遮音ユニットパネル6を固定
しても良きものである。
また、上述実施例では、合わせガラス3周辺部を金属製
支持枠4に接合するに、コーキング5を用いて行なった
が、この代わりにガスケットを用い、ガスケットと合わ
せガラス3周辺部との間及びガスケットと前記支持枠4
との間を接着剤により接合しても良きものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る遮音壁の実施例を示し、第1図は一
部切欠斜視図、第2図は要部の正面図、第3図は第2図
における■−曲線拡大断面図、第4図は要部の拡大一部
切欠拡大正面図、第5図は他の実施例を示す要部の拡大
横断面図である。 1・・・・・・透明又は透視性プラスチック膜、3・・
・・・・合わせガラス、4・・・・・・金属製支持枠、
6・・・・・・遮音ユニットパネル、7・・・・・・ボ
ルト・ナツト、8・・・・・・支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明又は透視性プラスチック膜1の両面に透明ガラス2
    ,2を接合してなる合わせガラス3の周側辺に対向して
    接当支持する弾性部材12を縦枠部分4A、4Aと横枠
    部分4B、4Bからなる断面はぼ凹形状の金属製支持枠
    4の内側面に貼着し、且つ、前記合わせガラス3の全周
    辺部を前記金属製支持枠4に接着により嵌合保持させて
    遮音ユニットパネル6を構威し、前記支持枠4の断面形
    状における両端部には、前記合わせガラス3の表裏両面
    に向かう方向に夫々突出する折り曲げ部4b、4b、及
    びこの折り曲げ部4b、4b先端に連らなり、前記支持
    枠4の内部空間内に突出し前記合わせガラス3の両面周
    辺部に対向する面を有する折り曲げ部分4a、4aを一
    体的に形成した状態で、前記支持枠4の内面4にナツト
    7′・・・を固着して、前記ユニットパネル6の複数個
    を前記支持枠4に固着のナツト7′・・・とボルト7に
    よる結合手段にて支柱8に並設固定しである遮音壁。
JP1977089915U 1977-07-05 1977-07-05 遮音壁 Expired JPS6036645Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977089915U JPS6036645Y2 (ja) 1977-07-05 1977-07-05 遮音壁

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JP1977089915U JPS6036645Y2 (ja) 1977-07-05 1977-07-05 遮音壁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5415413U JPS5415413U (ja) 1979-01-31
JPS6036645Y2 true JPS6036645Y2 (ja) 1985-10-31

Family

ID=29017760

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JP1977089915U Expired JPS6036645Y2 (ja) 1977-07-05 1977-07-05 遮音壁

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170385U (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 日立建機株式会社 大形クレ−ン
JPH0315616Y2 (ja) * 1985-11-12 1991-04-04
JP2015086576A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 Jfe建材株式会社 防音板ユニット及び防音壁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52323U (ja) * 1975-06-21 1977-01-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238038Y2 (ja) * 1972-06-23 1977-08-30
JPS5016402U (ja) * 1973-06-11 1975-02-21

Patent Citations (1)

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JPS52323U (ja) * 1975-06-21 1977-01-05

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JPS5415413U (ja) 1979-01-31

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