JPS6036628Y2 - 編物機械の正送り装置 - Google Patents

編物機械の正送り装置

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JPS6036628Y2
JPS6036628Y2 JP1984032259U JP3225984U JPS6036628Y2 JP S6036628 Y2 JPS6036628 Y2 JP S6036628Y2 JP 1984032259 U JP1984032259 U JP 1984032259U JP 3225984 U JP3225984 U JP 3225984U JP S6036628 Y2 JPS6036628 Y2 JP S6036628Y2
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feeding
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feed
yarn
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JP1984032259U
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ジヨセフ・スコツト・デイ・カルロ
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スコルピオ・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテツド
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • D04B15/48Thread-feeding devices

Description

【考案の詳細な説明】 従来より動作時に予め決められた分の糸が糸巻から編針
に送ることができる種々の正送り装置が、多重送り編物
機械用に開発されてきた。
このような機構で最も広く使われているものはローセン
の米国特許第3090215号に述べられている。
その特許において正送り装置は、複数のローラよりなり
、そのローラにわたって走行する無端テープが設けられ
、そのテープは通常動作時に糸とともに駆動される。
その糸はテープの駆動につれて正送りされるようにテー
プとローラ面との間に挾まれて位置させるような適当な
ガイド手段によって供給される。
例えばローセンの米国特許第3264845号やデニー
ガの特許第3802228号に示されたこの通常構造の
変形では、テープの幅はローラ駆動面の幅より狭く、又
糸ガイドは糸を正送りするテープの下の第1位置と、糸
送りをしないテープから離れた第2位置とを選択的に移
動できるようにされている。
これらの構造変形は停止動作を目的としている。
即ち糸が送り装置のテープの下に正規に位置している間
に、もし糸が切れるならば、操作者が手で送り装置の糸
ガイドをずらして糸送りを停止でき、かつ又は特に糸の
切断を検出する機構が設けられているならば、編物機の
動作を完全に停止できるためである。
これ等と同様の目的を達成できるその他の正送り機構は
、ローセンの米国特許第3419225号及び3796
384号、タナートの米国特許第3709444号、ジ
ャコフソンの米国特許第379159吋に記載されてい
る。
前述の通常の型であるローラ/テープ式送り装置は多く
の異った型式の編物機械に広く採用されて使われてきた
しかし要求に従って異なった糸を選択的に送ることが要
求される編物機に使用されるには実用的でないと考えら
れていた。
この後者の形式の編物機の一例としていわゆる縞付編機
と呼ばれるものがある。
それは複数の異なる色の糸が共通の縞付ボックスに送ら
れ、その縞付ボックスは機械の操作につれて予め決めら
れた繰返し順で前記糸の異なるものを順に要求する作用
をするが、前述した従来のローラ/テープ正送り装置で
は所定の糸に対する要求有り、要求無の2指令に応答す
る機能を持っていないので、機械の変化する要求に適合
することはできないと考えられた。
更にナンスの米国特許第3418831号に示される改
良されたものにおいては、編物機の変化する要求に応じ
て正送り装置の糸ガイドを、送り及び非送り位置の間で
移動させる指令に感応ソレノイド及び1又は細長い棒を
使用する機構を設けることにより、ローセン型の正送り
装置を、要求にもとすいて動作する編物機に適用する努
力がされている。
しかしながらこのナンス型の装置は非常に複雑で、又取
付けと保守のための費用が高いので編物機分野において
受入れられていない。
この考案は編物機の要求に応じて選択的に糸を編物機に
送り、完全な自動動作であり、これまで提案されてきた
前述のナンス型の構造より簡単で安価で信頼性の高い構
成で正送りができる改良されたローラ/テープ型の正送
り装置を提供する。
この考案によれば、これまで提案されてきた即ち複数の
回転可能なローラからなり、その各ローラの走行面より
狭い幅の駆動テープと関連して、各ローラに隣接して正
送りと非送りとの2つの位置の間で動くことができる導
入孔と導出孔をもった糸ガイドが選択的に変異可能なよ
うに設けである通常型の正送り装置は、特定の糸に対す
る編物機の要求に自動的に応答して、その糸を関係して
いる送りローラ上の正送りと非送りとのいづれかに位置
させる機構を含むように変形される。
この考案のこの変形により各々の正送り装置の導入、導
入孔はある制限された角度範囲内で自由に回動できるブ
ラケットに支持される。
そのブラケットの実際の位置はブラケットの回動中心か
ら離れた位置においてブラケットに取付けられた1つ乃
至それ以上の錘と、全問題にしている送り装置を通過す
る糸の張りの有り、無しとの総合的影響のもとに自動的
に決定される。
以下に述べるこの考案の一形体において、平衡錘は、ブ
ラケットの回動中心点に関し反対方向にのびる一対の細
長いアームをもった取付片によって前述の回動自由なブ
ラケットに取付けられており、各アームには錘を保持す
る用意がされている。
この考案の好ましい実施例においては、編機によって特
定の糸が要求された時に、その糸の張力によって糸ガイ
ドの位置の調整がされるように、各錘の実際の位置はア
ームに沿ってブラケットの回動中心点に近づけたり、離
したり調節できるようになっている。
その調節はある特定の糸が要求されない時に、平衡錘は
重力によってブラケットを非送り装置に回動させるよう
にされる。
少なくとも1つのアームは、更にこの問題となっている
正送り装置に特定の糸を送り渡す機構をもっている。
例えばその糸が編物機に要求された時、その糸に生じる
張力が前述の平衡錘の重量に打勝ってブラケットとそれ
に関係している送り孔とを回動させて、前記特定糸がテ
ープの下になるようにもう1つの孔がアームの一つの先
端に設けられている。
その問題になっている特定糸に対する要求が止ると、そ
の結果その糸にもたらされていた張力はゆるみ、前述の
平衡錘の影響が再び支配的となり、その重量によって非
送り位置にブラケットはもどる。
この機構は従来のローラ/テープ型正送り装置のすべて
の利点を保ったま)、要求にもとすき動作している機械
に適用腰公知の正送り装置を非常に簡単で安価で信頼性
のある変更によって実現している。
はじめに第1図を参照して下さい、例えば管状のニット
織物11を織るために適用される円形編機10は、複数
の送りステーション12が設けられることができ、各々
の送りステーションには編機の動作サイクルの間におけ
る異った時間に編機により個々に要求される複数の糸1
3. 14. 15.16が順次に供給される。
各送りステーション12に供給される糸は、支柱19に
よって編機の上方にささえられているボビン棚、即ち糸
巻台18の上にもうけられた糸巻17から送られる。
幾つかの糸巻きからの糸は、支柱19に同様に支えられ
ている糸ガイド20に渡され、次にそれぞれテンション
位置に通される(このテンション装置は簡単のために第
1図においては示していないが、従来のものと同じであ
り糸を張った状態に保つように動作する)。
更に糸は回転可能に取付けられた複数のローラ21とそ
れに関係するエンドレステープ22とから成る前に述べ
た通常タイプの送り装置に張渡される。
エンドレステープは各糸巻17から糸を送るように幾つ
かのローラ21の走行面上を連続して通るように編機に
よって駆動される。
簡単のために編機の全体構成は図式的に第1図に示され
ている。
又送リスチージョンの円形配列と同様に糸巻の実際の配
置や各ステーションに送られる糸の数(簡単のためにた
S]つのステーションだけに糸が送られているように描
かれている)あるいは編物機の独特の構成や駆動の詳細
等については図解されていないが、これらについてはそ
れ自体当業者に良く知られているものである。
更に各送りステーション12の独特な特性は編機にもく
ろまれた動作に依存する。
例えば編物機10が縞もようのチューブ11を編み出す
ように設計されている場合、そのような各ステーション
はストライビングボックスから戒っており、その場合幾
つかの糸13〜16はそれぞれ異った色の糸にすること
ができ、送りステーション12によってあらかじめ決め
られた繰返し順で選択される。
しかしながら異った時間に異った糸を選ぶように動作す
る限りにはこの考案の範囲内で他の形をとってもよい。
更にこの編物機において送りの数は採用されている編機
の型に依存する。
例えばこの編機には12. 16.32.36.44.
48あるいは他の数の送りを設けることができる。
そして実際の糸巻の数や台18の上における配置は所望
によってかえられ得る。
糸巻は第1図に示されるような糸巻から糸を垂直方向に
送るよりむしろ適当なガイドリングを通って編機の編針
へ水平に送るために編機の一つの側面に設けられている
横巻糸軸架(side creel)上に取付けてもよ
い。
ローラ/テープ送り装置21.22の動作原理は同様に
よく知られており、第2図に示されている。
幾つかのローラ21は例えば支柱19から外側に向って
半径方向にのびている複数の支持腕(図示していない)
の先端上のシャフト21aに回転できるように取付けら
れている。
エンドレステープ22は幾つかのローラ21の走行面に
渡って連続して延長しており、テープの閉ループ内で、
例えば適当な駆動プーリあるいは他の機構(図示してい
ない)によって円形編機10の動作と同期して駆動され
る。
テープ22は各ローラ21の走行面の軸方向の幅より狭
く、テープ22が移動し、幾つかのローラ21が回転す
るにつれて糸をテープ22に対して適当に位置させるこ
とによって糸は正送りされたり停止されたりする。
更に詳しく説明すると、第2図において糸がテープ22
とその下にあるローラ21の走行面の部分との間に位置
するように図の矢印Aに示される送り装置の位置に送ら
れる場合は正送りとなる。
これに対し糸がテープ22からはなれた位置でローラ2
1の走行面に沿って張り渡されるように、糸の位置が矢
印Bで示される方に定められると、糸はローラ21が回
転しているにもかかわらず、ローラの走行面に沿って静
止しており、正送りされない。
各ローラ21に隣接して設けられている適当な糸ガイド
を移動させることにって糸はAの位置からBの位置に選
択的に移動させることができる。
この考案は正にこのような糸送り装置に関するものであ
り、編機10の編針に特定の糸が要求されているかいな
いかに従ってテープ22に対する糸の位置を所望のよう
に選択的に移動させるものである。
本考案のこの点が一層明解に理解されるようにまた図解
としてのみにおいてしばらくの間第1図に示される編機
は縞編機であり、各送りステーション12はストライビ
ングボックスであり、又各ストライビングボックスには
例えば赤、緑、青、白の4つの異なる色をしたそれぞれ
の糸13〜16が供給されると仮定しよう。
そのような縞編機の通常の動作時においては、各送りス
テーションに供給される4本の糸のうち1本だけが所定
時間に編機に使われるように選択され、その動作してい
る糸が編機の編針にそのま)送られている間、各ストラ
イビングボックスに関係している他の3本の使用しない
糸はなんの有効な張力を持たない状態で編機の各クラン
プに単に保持されている。
編動作の間に色が変えられると前述の使用糸は前記のク
ランプ装置の1つに送られ、前記の使用してない糸の1
本がクランプからはずされて編針に送られる。
ある所定時間に編機によって必要とされている4本のう
ちの1本の糸は編機によって引込まれていることによっ
である張力を持ち、これに対し他の3本の使用しない糸
は張力を持たない。
4本の糸のうち編機に引込まれている(その結果張力を
もっている)1本の糸は一定の順序で次から次へとかえ
られていく。
第1図から明らかなように、所定の送りステーションに
送られる幾本かの糸のそれぞれはローラ/テープ送り装
置21.22の関連する1つを通り抜ける。
これらの送り装置(第3〜5図によって後で詳しく述べ
る)は、ある糸が編機に要求されていることを示す張力
が生じることによって、その糸は通路A(第2図参照)
に沿って関連している正送り装置に送られ、それに対し
張力のない糸(編機が要求していないことを示している
)は自動的に位置Bに移動させるような機構を持ってい
る。
前述のような結果達成し、各糸に関係している変形され
た正送り装置は第3〜5図に示されている。
各ローラ21は一対の側板31をもつ支持体30に回転
するように取付けられ、側板31はブラケット32が軸
(支点)33を中心に回動するように支持している。
ブラケット32は2つの部分32aw32b(第4図参
照)を持ち、それらは軸33を中心に一体となって回動
できるように横棒32cにより互いに連結されており、
その回動範囲は凹所34の対向する縁により制御される
即ちその凹所34の対向縁は運動の所定の制限角の両端
において横棒32cと選択的に係合する。
回転ブラケットの部分32aは導入孔35の形をとる糸
ガイドをもち、部分32bは導出孔36からなる同様な
糸ガイドをもっている。
孔35゜36はローラ21の走行面の附近に互に空間的
に離れて配置されており、それぞれの軸は互いに直角を
なしていて前述の糸巻17の一つから送られた糸17a
の区間は導入孔35を下に向って垂直に通るように張り
渡され、次いでローラ21のまわりを17bのようにま
わって編機へ送られるために導出孔36とするようにさ
れている。
糸17bの部分がテープ22の下に位置する場合(第3
図A1第2図の位置Aを参照)、糸は編機に正送りされ
、ローラ21の走行面の上を通っている前記糸の部分1
7bが下側にある場合、即ちテープ22(第3図B、第
2図の位置Bを参照)から離れている場合は、糸は正送
りされない。
第3図A及び第3図Bに示されている2つの位置間の糸
のこの移動は、その糸が要求されているか否かを表す糸
の張力の有り、無しに従って自動的になされる。
糸の2つの位置の間の所望の移動を自動的に行なうため
に、取付片37が、導出孔36の後の位置において、自
由に回動するブラケット32の部分32bに例えばねじ
38により固定されている。
取付片37は取付けねじ38を受ける細長い中央部37
a(第5図参照)をもち、ブラケット32の延長方向に
対し実質的に直角な方向に向き、即ちローラ21の回転
軸とはS゛平行方向にのびている。
中央部37aの両端は横方向に細長くのびた一対のアー
ム37b、37cになめらかに連結されており、アーム
37b、37cは、中央部37aとブラケット32の軸
33とに関して互いに反対方向にのびている。
アーム37bは長さ方向にならんだ複数の穴39をもち
、錘40がその穴39の選ばれた1つに差込まれること
によってアーム30bに取外し可能に取付けられている
アーム37cは細長い溝41をもち、その溝に沿って所
望の位置に調節可能に位置させて蝶ネジ43によって適
当な位置に固定できるように他の錘42が溝41にスラ
イドできるように受入れられる(第4図参照)。
アーム37cの自由端は他の孔44からなる糸ガイド手
段を支持し、孔36を通り抜けた糸は、17cにおける
ようにアーム37cに沿って孔44に張り渡され、更に
17bのように編機に向って下方向にはられている。
アーム37bにある幾つかの穴39は、軸33をは2通
る一つの直線に沿って互に一列に並んでおり、アーム3
7bも同様にはS゛その直線に沿って傾いている。
錘40は穴39の1つに取付けられると、それに従って
ブラケット32と取付けられている取付片37とを反時
計方向に回そうとしく第3図A、 B参照)その錘40
による回動力は、前記錘と軸点33との間のモーメント
アームを変化させることによって、即ち錘40が取付け
られる穴39を選ぶことによって段階的に調節ができる
低い位置にあるアーム37c上の錘42は取付片37を
前とは逆の方向、即ち時計方向に回動しようと腰その回
動力は溝41に沿って錘42の位置を変えることによっ
て変化させ得る。
錘42が溝の最前方、即ち軸33の真下かわずか前方に
位置する時その回動力は無視でき、錘42が孔44に向
って軸33からの距離を増加するように後方向に動かさ
れると時計方向の回転モーメントは増加する。
錘40と42の実際の位置は糸17bの張り、即ち下方
向への引張りが無い場合に回転ブラケット32とその孔
35,36を、第3図Bに示すようにローラ21に対し
て非送りの位置とすべく錘40の回動力が優勢となるよ
うに選ばれる。
錘42は編機に要求された特定の糸の部分17dにもた
らされた実際の張力に依存して最適に動作するように全
体の送り装置のバランス状態を調節するための微調整の
はたらきをする。
糸が要求されるとその結果もたらされる糸の部分17d
の下方向への引張り(第3図Aに矢印Cで示されている
)が、アーム37cの自由端にあり軸33からみて錘4
0とは反対の側に位置する孔44に下方向への力を与え
、それが取付片37とブラケット32を時計方向に回動
させ正送りの位置にする。
この状態は編機によってその糸が要求されているかぎり
持続するが、要求が停止され、その結果糸の部分17d
の張力がなくなると同時に、錘40は再びその重さが優
勢となって取付片37を回動し、第3図Bに示す非送り
位置にする。
本考案の構成は所定の正送り位置を通り抜ける特定の糸
に対する要求、不要求に直接応答して、糸ガイド即ち孔
35.36をローラ21に対し送り位置と非送り位置と
の間で移動させるように動作する。
この送り位置と非送り位置の切替動作は糸に対する要求
、不要求によって糸に生じる所定の大きさの張力の有無
によって行われ、平衡錘40.42の取付は位置を調整
することによりどのくらいの張力が糸の要求により生じ
た時に前記切替動作が行われるべきかを細く設定するこ
とが可能である。
更にこの動作は比較的安価で保守のいらない簡単な構成
によって実現されており、従って故障が少なく、長期に
わたって一定な動作を安定して行うことができる。
又編機自身に何等の変化を必要とすることなくそれに取
付けることが可能であり、制御ロッドや電気的検出回路
、あるいはナンスの米国特許第3418831号におい
て示されているようなものを付加する必要はない。
第3図及び第4図に示された型の送りユニットは要求型
(demand−type)の編物機に関連して使われ
る独特な装置として製造することができる。
しかしながらそのような送りユニットは、これまでにす
でにある商用に供し得る送りユニットに比較的簡単に手
を加えるだけでも得ることができる。
そのようなこれまでにあるユニットも、普通は第3及び
第4図に示した形をしているが、ブラケット32に隣接
してスプリングで付勢された回転止めをもっており、普
通はブラケットの自由な回動を妨げ、第3図Aで示す正
送りの位置にロックしている(この型のユニットでは糸
が切れた場合にはブラケット32は手動によって送りの
位置から送り停止の位置にはずされる)。
そのようなユニットはスプリング回転止めを取去り、又
必要な軸33をゆるめてブラケット32が回動自由に動
作し得るように、更に第5図に示したように取付片37
とそれに関係する錘を取付けることによって本考案に従
った動作をするように改造することができる。
以上のように本考案の好ましい実施例について説明した
が、当業者には多くの変形が自明であろう。
例えば取付片37の実際の形状は変えることができ、こ
れにつけられる錘の数と大きさも変えられることができ
、錘の一方又は両方は調節可能であるよりむしろ機構に
一体化することもできるし、錘40による段階的調節機
構は錘42について採られている型の連続的な同筒機構
におきかえてもよいし、その逆もよいし、孔35と36
の向きは送り装置の導入側と導出側とを交換するように
逆にし、取付片37とそれに関連している錘を送り装置
の図に示されたものとは反対の側に配置してもよいし、
取付片はプラスチックあるいは金属などの種々の材料で
造られてもよい等々である。
前述の説明は本考案を制限するものではなく、述べられ
てきた原理に従っているすべての変形や改造は請求の範
囲の中に含まれていることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した円形編機の側面図、第2図は
本考案に使用される正送り装置のローラ/テープ部分を
示す側面図、第3図Aは送り位置にある本考案による正
送り装置の側面図、第3図Bはその非送り停止位置を示
す装置、第4図は第3図A及び第3図Bに示す装置の正
面図、第5図は本考案による動作をさせるように従来の
ローラ送り装置に取付けられるような取付構造の詳細な
図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の正送り装置を通って複数の送りステーションに要
    求に従って糸を供給するための複数の糸巻をもち、前記
    正送り装置はローラの表面に沿って走行する駆動テープ
    と関連し複数の回転可能なローラを持ち、前記テープの
    幅は各ローラの走行面の軸方向の長さより小さく、前記
    テープとローラの走行面との間の第1位置に供給された
    糸は前記送りステーションの1つに正送りされ、それに
    対し前記ローラの走行面上の前記テープから離された第
    2の位置に供給された糸は前記送りステーションの1つ
    に正送りされず、前記各正送り装置は前記ローラの走行
    面の附近に空間的に離されて配置された導入孔と導出孔
    をもつブラケットを有腰そのブラケットは前記孔の一方
    から他方に走行面に沿って張り渡されている前記糸の部
    分を前記第1の位置と第2の位置との間で選択的に移動
    させることができるように関係している前記ローラの走
    行面と隣接してその幅方向に所定の角度範囲内で回動自
    在に取付けられている要求型の編物機において、前記各
    送り装置が持つ前記ブラケットはそのブラケットに固定
    して取付けられそのブラケットの回動軸を中心に互いに
    反対側に位置し前記ブラケットと一体に回動可能な一対
    のアームを有し、前記アームのそれぞれは前記平衡錘の
    1つをそれぞれのアームに沿って取付位置変更可能に取
    付けられ、前記一対の平衡錘は重力によって前記ブラケ
    ットとその導入、出孔を前記ローラに隣接して前記第2
    の非送り位置に常時保持し、前記正送り装置における糸
    を掛けるための糸ガイド手段が前記一対のアームの一方
    に設けられ、前記糸ガイド手段は前記供給ステーション
    の1つによって糸が要求されるとその糸に生じるあらか
    じめ決められた張力に応じて前記一対の平衡錘により設
    定された前記第2の非送り位置に保持する力に抗して前
    記ブラケットを回動し前記ブラケットとその導入、出孔
    を前記第1の正送り位置に移動させ、前記送りステーシ
    ョンの1つによる定の糸の要求に従って生ずるその特定
    の糸の張力は要求された糸を前記送りステーションへ正
    送りするためにその送り装置に対して適当な位置となる
    ように自動的に移動させ、これに対し前記送りステーシ
    ョンの1つによる前記特定の糸に対する要求がない場合
    には前記一対の平衡錘が、その要求されてない糸を前記
    送りステーション番こ送らないようにその送り装置に対
    して前とは異なる適当な位置に自動的に移動させる機構
    を具備する編物機械の正送り装置。
JP1984032259U 1975-05-12 1984-03-05 編物機械の正送り装置 Expired JPS6036628Y2 (ja)

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US576408 1975-05-12
US05/576,408 US3950966A (en) 1975-05-12 1975-05-12 Demand responsive positive feed device for knitting machine

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JPS59165487U JPS59165487U (ja) 1984-11-06
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IT (1) IT1055725B (ja)
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