JPS6036460Y2 - 和文タイプライタ−のタイプバ−における活字の咬持装置 - Google Patents
和文タイプライタ−のタイプバ−における活字の咬持装置Info
- Publication number
- JPS6036460Y2 JPS6036460Y2 JP3857480U JP3857480U JPS6036460Y2 JP S6036460 Y2 JPS6036460 Y2 JP S6036460Y2 JP 3857480 U JP3857480 U JP 3857480U JP 3857480 U JP3857480 U JP 3857480U JP S6036460 Y2 JPS6036460 Y2 JP S6036460Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- type bar
- type
- stopper
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、和文タイプライタ−のタイプバーにおける
活字の咬持装置に関するものである。
活字の咬持装置に関するものである。
従来の和文タイプライタ−のタイプバーによる印字装置
にあっては、ロッドの前進開始にともない上記ロッドと
反対方向にピースがスライドし、これによって活字に上
記ピースの先端が突き当ると共に、タイプバーが回転上
昇して印字を行なっていた。
にあっては、ロッドの前進開始にともない上記ロッドと
反対方向にピースがスライドし、これによって活字に上
記ピースの先端が突き当ると共に、タイプバーが回転上
昇して印字を行なっていた。
しかしながら、この印字装置にあっては、タイプバーの
回転角度をθとすれば、活字の咬持力はロッドの引張力
のCosθ倍となる。
回転角度をθとすれば、活字の咬持力はロッドの引張力
のCosθ倍となる。
この関係により、タイプバーの上昇開始時点における1
00%の咬持力に対し、回転上昇してプラテンに近づけ
ば近ずく程(θが90°に近づく程)咬持力がOに近く
なる。
00%の咬持力に対し、回転上昇してプラテンに近づけ
ば近ずく程(θが90°に近づく程)咬持力がOに近く
なる。
このため、印字時点の活字の咬持力がなくなって、線の
太さにバラツキ或は二重写り等の欠点が生じた。
太さにバラツキ或は二重写り等の欠点が生じた。
この考案の目的は、プラテンにタイプバーが近づいたと
き、カムによりさらにピースを押し出して強固に活字を
咬持すると共に、これによって線の太さのバラツキ或は
二重写り等をなくするようにした活字の咬持装置を提供
することにある。
き、カムによりさらにピースを押し出して強固に活字を
咬持すると共に、これによって線の太さのバラツキ或は
二重写り等をなくするようにした活字の咬持装置を提供
することにある。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
図において、1はプレートで、これにピン2を介してタ
イプバー3の末端が回動可能に支持されている。
イプバー3の末端が回動可能に支持されている。
4はタイプバー3の先端に設けである活字の支持筒で、
この支持筒4には、後面から両側面の範囲で外周と内周
とが連通ずる貫窓5が設けられている。
この支持筒4には、後面から両側面の範囲で外周と内周
とが連通ずる貫窓5が設けられている。
6はタイプバー3の一外側で上記タイプバー3の長手方
向に沿ってスライド可能に設けたピースであって、上記
支持筒4の後面の貫窓5には、上記ピース6の先端が嵌
入している。
向に沿ってスライド可能に設けたピースであって、上記
支持筒4の後面の貫窓5には、上記ピース6の先端が嵌
入している。
また、ピース6の先端部には、支持筒4内の基準面に向
けて活字Aを圧接する板バネ7の元部が固着されている
。
けて活字Aを圧接する板バネ7の元部が固着されている
。
8はピン2の前方でタイプバー3の側面に下部をピン9
で回動可能に支持した揺動片で、この揺動片8の下端を
、ピース6の末端に設けである貫孔10に嵌入する。
で回動可能に支持した揺動片で、この揺動片8の下端を
、ピース6の末端に設けである貫孔10に嵌入する。
さらに、タイプバー3の上昇回動の途中からピン2を支
点として上記タイプバー3と共に回動する回動体11を
設けるが、この回動体11は、連結板12と、この連結
板12の両側縁から連なって末端がピン2で軸支された
側板13とによって構成されている。
点として上記タイプバー3と共に回動する回動体11を
設けるが、この回動体11は、連結板12と、この連結
板12の両側縁から連なって末端がピン2で軸支された
側板13とによって構成されている。
また、タイプバー3の中間部の側面には、ピン14を介
してカム片15の末端が軸支されていると共に、上記カ
ム片15の側面に突起16を設けておく。
してカム片15の末端が軸支されていると共に、上記カ
ム片15の側面に突起16を設けておく。
上記プレート1の内側面にカム片15と対応する板状体
17を設けると共に、この板状体17の上縁には、タイ
プバー3の復帰停止時にカム片15の下縁が上記タイプ
バー3よりも上方で停止するように突起16と接触する
ストッパー15が設けられている。
17を設けると共に、この板状体17の上縁には、タイ
プバー3の復帰停止時にカム片15の下縁が上記タイプ
バー3よりも上方で停止するように突起16と接触する
ストッパー15が設けられている。
さらに、ピース6の側面には、タイプバー3の上昇回動
にともないカム片15の先端縁と接触する回転子19が
設けられている。
にともないカム片15の先端縁と接触する回転子19が
設けられている。
上記回動体11には、打字の直前に突起16と接触する
ストッパー20が設けられている。
ストッパー20が設けられている。
また、板状体17の末端には、ストッパー20が定位置
で停止しているように回動体11の側板13の下縁と当
接するストッパー21が設けられている。
で停止しているように回動体11の側板13の下縁と当
接するストッパー21が設けられている。
上記のストッパー21は、プレート1に固着された板状
体17の末端から連なって突出する片の先端面により形
成され、上記片の先端面に側板13の下縁を当接させる
ようになっている。
体17の末端から連なって突出する片の先端面により形
成され、上記片の先端面に側板13の下縁を当接させる
ようになっている。
図中22は揺動片8の上端にピン23を介して先端を連
結した進退ロッド、24は進退ロッドの復帰バネ、25
はプレート1のピン26と側板13の末端との間に張設
してストッパー20が降下する方向に回動体11を回動
させるバネである。
結した進退ロッド、24は進退ロッドの復帰バネ、25
はプレート1のピン26と側板13の末端との間に張設
してストッパー20が降下する方向に回動体11を回動
させるバネである。
この考案に係る活字の咬持装置は、以上の構成から戒っ
て、次に作用を説明すると、タイプバー3が復帰してい
る状態にあっては、第1図で示したようにストッパー2
1と側板13との当接及びストッパー18と突起16と
の当接によって回動体11及びカム片15が夫々定位置
で停止している。
て、次に作用を説明すると、タイプバー3が復帰してい
る状態にあっては、第1図で示したようにストッパー2
1と側板13との当接及びストッパー18と突起16と
の当接によって回動体11及びカム片15が夫々定位置
で停止している。
このとき、上記カム片15から回転子19が外れている
と共に、ロッド22が後退している。
と共に、ロッド22が後退している。
このため、共にピース6が後退して、支持筒4内から上
記ピース6の先端及び板バネ7の先端が脱出している。
記ピース6の先端及び板バネ7の先端が脱出している。
しかして、支持筒4に活字Aを嵌入し、その後にロッド
22の前進をはかると、まず、揺動体8の回動によって
ピース6が前進する。
22の前進をはかると、まず、揺動体8の回動によって
ピース6が前進する。
このため、支持筒4内の活字Aが貫窓5に嵌入する上記
ピース6の先端及び板バネ7の先端によって咬持される
と共に、上記板バネ7により支持筒4内のL型の一基単
面に活字Aが圧接される。
ピース6の先端及び板バネ7の先端によって咬持される
と共に、上記板バネ7により支持筒4内のL型の一基単
面に活字Aが圧接される。
このとき、第3図で示したようにカム片15の先端縁の
前側に回転子19が移動している。
前側に回転子19が移動している。
次に回動を続行する揺動片8により、上昇方向にタイプ
バー3が回動する。
バー3が回動する。
このとき、ストッパー18から突起16が外れるので、
自重によりカム片15が回動すると共に、第3図で示し
たように回転子19に上記カム片15の先端縁が(第4
図で示したように)接触する。
自重によりカム片15が回動すると共に、第3図で示し
たように回転子19に上記カム片15の先端縁が(第4
図で示したように)接触する。
しかして、タイプバー3の回動が打字の直前に達すると
、ストッパー20に突起16が当接して(第5図で示し
たように)タイプバー3と共に回動体11を回動させる
。
、ストッパー20に突起16が当接して(第5図で示し
たように)タイプバー3と共に回動体11を回動させる
。
このとき、バネ25の伸「により回動体11に抵抗が加
わる。
わる。
このため、強制的にカム片15を回動させてピース6を
押し出すと共に、上記ピース6の先端で支持筒4内の残
る基準面に活字Aが圧接される。
押し出すと共に、上記ピース6の先端で支持筒4内の残
る基準面に活字Aが圧接される。
その後に、プラテンBに活字Aを打字する。
上記打字後にタイプバー3が復帰回動するとバネ25に
よって回動体11も共に復帰回動するが、その途中にお
いて、ストッパー21に側板13の下縁が当接して上記
回動体11の復帰回動が停止する。
よって回動体11も共に復帰回動するが、その途中にお
いて、ストッパー21に側板13の下縁が当接して上記
回動体11の復帰回動が停止する。
さらに、タイプバー3のみの復帰回動途中において、ス
トッパー18に突起16が当接して第4図反時計方向に
カム片15を回動させる。
トッパー18に突起16が当接して第4図反時計方向に
カム片15を回動させる。
このため、回転子19からカム片15の先端が外れると
共に、ピース6の押し出しを解除することができる。
共に、ピース6の押し出しを解除することができる。
以上のように、この考案に係る活字の咬持装置によれば
、タイプバーの上昇回動にともないストッパーから突起
が外れてカム片が自重により回動すると共に、前進した
ピースの回転子と上記カム片の先端縁とが接触し、さら
に上昇回動するタイプバーが打字の直前に達すると、バ
ネによりタイプバーの上昇と同方向の回動に抵抗を付与
しである回動体のストッパーとカム片の突起とが接触腰
これによって上記カム片を強制的に回動させながら、ピ
ースを押し出すようにしであるので、支持筒内の活字を
強固に咬持することができる。
、タイプバーの上昇回動にともないストッパーから突起
が外れてカム片が自重により回動すると共に、前進した
ピースの回転子と上記カム片の先端縁とが接触し、さら
に上昇回動するタイプバーが打字の直前に達すると、バ
ネによりタイプバーの上昇と同方向の回動に抵抗を付与
しである回動体のストッパーとカム片の突起とが接触腰
これによって上記カム片を強制的に回動させながら、ピ
ースを押し出すようにしであるので、支持筒内の活字を
強固に咬持することができる。
このため、従来のように印字ふれを防止して、線の太さ
のバラツキ或は二重写りをなくすることができる。
のバラツキ或は二重写りをなくすることができる。
第1図この考案に係る装置の一部切欠側面図、第2図は
同平面図、第3図から第5国産は同上の作用状態を示す
側面図、第6図は支持筒を示す横断平面図、第7図は第
2図X−X線に沿う断面図である。 1・・・・・・プレート、2・・・・・ゼン、3・・・
・・・タイプバー 4・・・・・・支持筒、5・・・・
・・貫窓、6・・・・・・ピース、7・・・・・・バネ
、8・・・・・・揺動片、9・・・・・ゼン、1o・・
・・・・貫孔、11・・・・・・回動体、12・・・・
・・連結板、13・・・・・・側板、14・・・・・ゼ
ン、15・・曲カム片、16・・・・・・突起、17・
・・・・・板状体、18・・・・・・ストッパー、19
・・・・・・回転子、20・・・・・・ストッパー、2
1・・・・・・ストッパー、22・・・・・・ロッド、
23・・・・・・ピン、24・・・・・・バネ。
同平面図、第3図から第5国産は同上の作用状態を示す
側面図、第6図は支持筒を示す横断平面図、第7図は第
2図X−X線に沿う断面図である。 1・・・・・・プレート、2・・・・・ゼン、3・・・
・・・タイプバー 4・・・・・・支持筒、5・・・・
・・貫窓、6・・・・・・ピース、7・・・・・・バネ
、8・・・・・・揺動片、9・・・・・ゼン、1o・・
・・・・貫孔、11・・・・・・回動体、12・・・・
・・連結板、13・・・・・・側板、14・・・・・ゼ
ン、15・・曲カム片、16・・・・・・突起、17・
・・・・・板状体、18・・・・・・ストッパー、19
・・・・・・回転子、20・・・・・・ストッパー、2
1・・・・・・ストッパー、22・・・・・・ロッド、
23・・・・・・ピン、24・・・・・・バネ。
Claims (1)
- ロッドのスライドによるタイプバーの上昇回動開始前に
、上記タイプバーの支持筒に嵌入した活字を咬持する板
バネ及びこの板バネと一体のピースを押し出すようにし
たものにおいて、タイプバーの支軸に回動体の末端を回
動可能に軸支し、またタイプバーの中間部にカム片の末
端部を回動可能に軸支すると共に、上記カム片め先端部
の側面に突起を設け、さらに、ピースの末端部に上記ピ
ースが押し出されたときカム片の先端縁と接触する位置
に臨む回転子を設け、上記回動体に打字の直前から突起
と接して回転子にカム片の先端縁を喰込ませるストッパ
ーを設けて、また、タイプバーの復帰回動の途中に突起
からストッパーが外れる回動体の復帰回動阻止用のスト
ッパーと、突起と接して回転子からカム片が外れるスト
ッパーとをタイプバーの外側に位置するプレートに設け
、さらに、上記回動体にバネにより復帰回動性を付与し
たことを特徴とする和文タイプライタ−のタイプバーに
おける活字の咬持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3857480U JPS6036460Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 和文タイプライタ−のタイプバ−における活字の咬持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3857480U JPS6036460Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 和文タイプライタ−のタイプバ−における活字の咬持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56139554U JPS56139554U (ja) | 1981-10-22 |
JPS6036460Y2 true JPS6036460Y2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=29634072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3857480U Expired JPS6036460Y2 (ja) | 1980-03-21 | 1980-03-21 | 和文タイプライタ−のタイプバ−における活字の咬持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036460Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-21 JP JP3857480U patent/JPS6036460Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56139554U (ja) | 1981-10-22 |
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