JPS6036426A - イソブレンの製造法 - Google Patents

イソブレンの製造法

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JPS6036426A
JPS6036426A JP14465883A JP14465883A JPS6036426A JP S6036426 A JPS6036426 A JP S6036426A JP 14465883 A JP14465883 A JP 14465883A JP 14465883 A JP14465883 A JP 14465883A JP S6036426 A JPS6036426 A JP S6036426A
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JP
Japan
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formaldehyde
acid
isobutylene
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isoprene
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JP14465883A
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Kinichi Okumura
奥村 欽一
Masaaki Sasamoto
笹本 公明
Kimiaki Tanaka
公章 田中
Toshiro Yamada
俊郎 山田
Ryoji Sato
良治 佐藤
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はイソプレンの新規な合成法に関し、さらに詳し
くは、インブチレン源とホルムアルデヒドilQとを酸
触媒と金属イオンの共在下に液相で反応せしめるイソプ
レンの製造法に関する。
インブチレン、第3級ブタノール(以下、TBAと略称
する)、メチルターシャリ−ブチルエーテル(以下、M
TBEと略称する)などの如きインブチレン源と、ホル
ムアルデヒド、バラホルムアルデヒドなどの如きホルム
アルデヒド源とから、液相一段反応によってイソプレン
を合成する方法は従来から公知である。
例えばその具体例として、イソブチレンまたはTBAと
ホルムアルデヒドとを鉱酸または有機酸の存在下に反応
させる方法(特公昭49−10928号、同50−10
283号、同52−30483号)などが知られている
しかし、かかる従来法は触媒活性の点で必ずしも充分で
ないうえ、概してイソプレンの選択率に劣っており、と
くに取扱いの困難な副生物を多量生成するという問題が
あったっ そこで本発明者らは従来技術のかかる欠点を改良すべく
鋭意検討を進めた結果、酸触媒とともに特定な金属イオ
ンを共存させるとこれらの欠点を一挙に解決し得ること
を見出し5本発明を完成するに到った。
かくして本発明によれば、イソブチレン、第3級ブタノ
ールおよびアルキルターシャリープチルエーテル−から
選ばれた少なくとも一つのイソブチレンびとホルムアル
デヒド源とを水の存在下に液相で酸触媒を用いて反応し
イソプレンを製造するにあたり1周期律表Ia%より%
IIa及びl[b族元素から選ばれた少なくとも一種の
金属イオンを反応系に存在せしめることを特徴とするイ
ソプレンの製造法が提供される。
本発明において反応原料として用いられるイソブチレン
源は、イソブチレン、TBAまたはアルキルターシャリ
−ブチルエーテルであり、アルキルターンヤリ−ブチル
エーテルの具体例としては。
MTBEが例示される。これらのインブチレン源は単独
でr吏用してもよいが、二種以上の混合物の形で使用す
ることもできる。
一カ、用(・もれるポルノ・アルデヒド源は反応系内に
t・5いてオルムアルデヒドを発生し得るものであれは
いずれでもよく、その具体例として、メタノールの酸化
によってイ1)られたホルムアルデヒドを含むガス、ホ
ルムアルデヒド水溶液、ホルムアルデヒドの重合物(例
えば、パラホルムアルデヒド、トリオキサン)、ホルム
アルデヒドの前駆体(例えばメチラーA/)などが挙げ
られる。
また“ホルムアルデヒド水溶液にパラホルムアルデヒド
を溶解してホルムアルデヒド濃度を高めたものや、安定
剤としてメタノールを含むホルムアルデヒド水溶液であ
っても同様に使用することができるっ 本発明においては、かかるイソブチレン源とホルムアル
デヒド源との反応に際して鉱酸および有機酸から選ばれ
た少なくとも一種の酸触媒が使用される。
かかる酸触媒の具体例として、例えば硫酸、硝酸、リン
酸、次亜リン酸、亜リン酸などのごときmm酸、クロル
スルホン酸、ギ酸、シュウ酸、コハク酸、クエン酸、フ
タル酸、ハラトルエンスルホン酸、トリフルオロメタン
スルホン酸などのごとき有機酸があげられる。
これらの酸触媒は通常単独で使用されるが、必要に応じ
て二種以上の触媒を適宜併用することもできる。触媒の
使用量は触媒の種類や反応温度、反応時間などの条件に
よって必ずしも一定ではないが、簡単な予備実験を行う
ことにより適宜決定することができる。通常、その濃度
は反応装置内の水層形成成分、即ち水、酸およびホルム
アルデヒドに対して0.1〜30重量パーセントである
本発明においては反応にあたって系内に周期律表第1a
、■b%■aまたはlIb族の金属イオンを共存させる
ことが必須の要件である。かかる金属イオンの具体的な
例として1例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、ル
ビジウム、セシウム、銅、銀、マグネシウム、カルシウ
ム、ストロンチウム。
バリウム、亜鉛などの金属イオンが例示され、これらの
イオンはそれぞれの金属の亜硝酸塩、硝酸塩、亜硫酸塩
、硫酸塩、硫酸水素塩、酢酸塩、ポウ酸塩、炭酸塩、ギ
酸塩、シュウ酸塩、塩化物、燐酸塩、酸化物、水酸化物
などを系に加えることによって容易に形成される。
酸触媒と金属イオンの使用割合は適宜選択されるが、通
常は酸触媒1モルあたり金属イオン+1.001〜10
モル、好ましくは0.1〜2モルであり、とくに系中の
pHが5以下となるような範囲で用いることが好ましい
本発明における反応は水の存在下に行われる水の使用量
は適宜選択しうるが5通常ホルムアルデヒド源から生じ
るホルムアルデヒド1重量部当り0.5重量部以上、好
ましくは1〜50重景部である。また必要に応じて水と
ともにアルコール、ケトンなどの極性溶剤や脂肪族また
は芳香族系の炭化水素溶剤を共存させることもできろう
反応に供されるイソブチレン源とホルムアルデヒド源の
仕込みモル比は適宜選択しうるが、通常ホルムアルデヒ
ド源1モル当りインブチレソ源1モル以上、好ましくは
1.1〜20モルである。
また反応温度は通常60〜230℃の範囲内で選択され
るが、温度条件を2段階に分けて実施することもできる
。反応圧力は、反応系が液相を形成するに必要な範囲で
あればよく、そのため使用する原料、溶剤、採用する温
度等の条件により必ずしも一定ではないが1通常10〜
15oky/dlの範囲であり、反応時間は通常0.0
5〜5時間の範囲である、 さらに本発明の実施形態としては、遣拌翼つき反応槽、
外部循環型反応器、充填型反応塔、回転円板基型反応塔
、多段塔型反応器、多管式反応器などのいずれの形式で
も、また回分、半回分、連続のいずれの操作方式でも採
用することができる。
本発明によれば、取り扱いの厄介な副生物、とくにゲラ
ニオーレンの生成を大幅に抑制することができ、同時に
イソプレンの選択率を著しく高めることができる。
次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するっ
なお、実施例中の部及び茅はとくに断りのないかぎり重
量基準である。
実 施 1列 1 外部振Ω式のステンレス製オートクレーブに25%ホル
ムアルデヒド水溶液4部、水10部。
T T3 A 14部、85係リン酸1部および表1に
示す金属化合物を所定縫仕込んだのち、インブチレン7
部を仕込み、次いでこのオートクレーブを160 ’C
に昇温された油浴槽に浸たすと同時に振盪を開始し、2
5分間反応を行った。
反応終了後、オートクレーブを冷却し、次いで開封した
オートクレーブに四塩化炭素を加えて有機層を抽出し、
この有機層に含まれるイングレンおよび水層に残る未反
応ホルムアルデヒドをガスクロマトグラフィーによって
分析した。結果を表1に示す。
また比較のため金属化合物のみを使用した場合およびリ
ン酸のみを使用した場合についても同様にして実験を行
い、その結果を表1に併記したつ実施例2 実施例1において85係リン酸に代えて表2の酸を使用
することおよび金属化合物として硫酸す′トリウムを0
.2部使用すること以外は実施例1と同様にして実験を
行った。結果を表2に示す。また比較例として、硫酸す
) IJウムを使用しない場合および酸を使用しない場
合についても同様にして実験を行い、その結果を表2に
併記した。
実施例3 実施例1の実験番号1−1と同様の組成で原料等を仕込
んだオートクレーブを120℃に昇温された油浴槽に浸
たすと同時に振盪を開始し、1時間後に油浴槽よりオー
トクレーブをとり出し、さらに160℃に昇温された別
の油浴槽にそのオートクレーブを浸たすと同時に振盪を
開始し15分間反応を行った。その結果、ホルムアルデ
ヒド転化率は100%であり、ホルムアルデヒド基準の
イソプレン収率は84.4%であり、ゲラニオーレン収
率は0.3チであった。
特許出願人 日本ゼオン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 イソブチレン、第3級ブタノールおよびアルキルタ
    ーシャリ−ブチルエーテルから選ばれた少なくとも一つ
    のイソブチレン源とホルムアルデヒド源とを水の存在下
    に液相で酸触媒を用いて反応しイソプレンを製造するに
    あたり、周期律表ia、 Ib、 Ira及びIrb族
    元素から選ばれた少なくとも一種の金属イオンを反応系
    に存在せしめることを特徴とするイングレンの製造法。
JP14465883A 1983-08-08 1983-08-08 イソブレンの製造法 Granted JPS6036426A (ja)

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JPS6036426A true JPS6036426A (ja) 1985-02-25
JPH0329048B2 JPH0329048B2 (ja) 1991-04-23

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CN106117001A (zh) * 2016-06-14 2016-11-16 山东玉皇化工有限公司 一种叔丁醇和甲醛制备异戊二烯的方法

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