JPS6036425Y2 - 熱融着装置 - Google Patents
熱融着装置Info
- Publication number
- JPS6036425Y2 JPS6036425Y2 JP7954478U JP7954478U JPS6036425Y2 JP S6036425 Y2 JPS6036425 Y2 JP S6036425Y2 JP 7954478 U JP7954478 U JP 7954478U JP 7954478 U JP7954478 U JP 7954478U JP S6036425 Y2 JPS6036425 Y2 JP S6036425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- heat
- lower unit
- heat fusion
- fusion device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、熱融着装置に関し、特に、テープ状又はシ
ート状の熱可塑性合成樹脂を熱融着する装置に関するも
のである。
ート状の熱可塑性合成樹脂を熱融着する装置に関するも
のである。
例えばパイプの溶接部を合成樹脂シートで被覆する場合
、ます合成樹脂シートを溶接部に巻き付け、その両端を
接着してチューブ状にした後、熱収縮させてパイプの外
周にぴったりと密着させるようにしている。
、ます合成樹脂シートを溶接部に巻き付け、その両端を
接着してチューブ状にした後、熱収縮させてパイプの外
周にぴったりと密着させるようにしている。
このような作業において、上記合成樹脂シートの両端を
接着するために、例えば接着剤を用いると、乾燥時間の
無駄や乾燥中の固定に何らかの手段を要し作業性が悪く
、また接着強度か弱い欠点があり、従って熱融着が好ま
しいのであるが、通常の熱融着装置では用をなさず、特
殊な装置が要求される。
接着するために、例えば接着剤を用いると、乾燥時間の
無駄や乾燥中の固定に何らかの手段を要し作業性が悪く
、また接着強度か弱い欠点があり、従って熱融着が好ま
しいのであるが、通常の熱融着装置では用をなさず、特
殊な装置が要求される。
本考案の目的は、前述のような作業に好適でかつ作業性
の優れた熱融着装置を提供するにある。
の優れた熱融着装置を提供するにある。
第1、図は本考案実施例の圧着状態における正面図、第
2図はその側面図、第3図は上記実施例の縦断面図、第
4図は横断面図である。
2図はその側面図、第3図は上記実施例の縦断面図、第
4図は横断面図である。
装置は鉄管等の固定部に載置される下部ユニットと、下
部ユニットに対して着脱自在で、かつ、下部ユニットと
の間隙が被加工物の厚みに応じて変化する上部ユニット
から構成されている。
部ユニットに対して着脱自在で、かつ、下部ユニットと
の間隙が被加工物の厚みに応じて変化する上部ユニット
から構成されている。
下部ユニットは、細長い箱形をしてその前後両側部に被
加工物を載せる棚を備えたフレーム1の中に、下方から
順に、断熱材2、水冷管3、ヒータ4が設けられ、ヒー
タ4の上面はフレーム1の棚面とほぼ同一平面になって
いる。
加工物を載せる棚を備えたフレーム1の中に、下方から
順に、断熱材2、水冷管3、ヒータ4が設けられ、ヒー
タ4の上面はフレーム1の棚面とほぼ同一平面になって
いる。
上部ユニットは、溝形横断面をもつフレーム5の下方に
、上方から順に、断熱材6、水冷管7、ヒータ8が設け
られ、また、下部フレーム1の棚に当るところに、被加
工物を抑えるための抑え具9,10が配設され、その先
端部にはスポンジ部材が設けられている。
、上方から順に、断熱材6、水冷管7、ヒータ8が設け
られ、また、下部フレーム1の棚に当るところに、被加
工物を抑えるための抑え具9,10が配設され、その先
端部にはスポンジ部材が設けられている。
上下各水冷管3,7を外部の冷水源に接続するための口
金11.12が設けられ、また、上下各ヒータ4,8を
外部の電源装置に接続するための端子が設けられている
。
金11.12が設けられ、また、上下各ヒータ4,8を
外部の電源装置に接続するための端子が設けられている
。
上部フレームの左右両端には、それぞれ軸受は部材15
.16を介してピン17.18が設けられ、このピン1
7.18を中心として回動する可動ばね受け19,20
及びそれと一体に回動する操作レバー31.32が設け
られている。
.16を介してピン17.18が設けられ、このピン1
7.18を中心として回動する可動ばね受け19,20
及びそれと一体に回動する操作レバー31.32が設け
られている。
そして、各可動ばね受け19,20の両端にはそれぞれ
引張りつるまきばね21,21、及び22,22を取付
け、一対のばね21,21の下端に一本の固定ばね受け
23を設けてこれらを連結し、もうひとつの一対のばね
22,22の下端にも同様に固定ばね受け24を設けて
2個のばねを連結している。
引張りつるまきばね21,21、及び22,22を取付
け、一対のばね21,21の下端に一本の固定ばね受け
23を設けてこれらを連結し、もうひとつの一対のばね
22,22の下端にも同様に固定ばね受け24を設けて
2個のばねを連結している。
この固定ばね受け23及び24は円形断面のピン様部材
で構成されている。
で構成されている。
これに対する下部フレームの左右両端には、図示のよう
なカギ形のばね受は座25.26が固着されている。
なカギ形のばね受は座25.26が固着されている。
また、上下各ユニットの左右両端部にはそれぞれ位置合
わせ金具27.28,29.30が設けられている。
わせ金具27.28,29.30が設けられている。
次に、この装置の使用法をパイプラインの溶接部分に熱
可塑性合成樹脂シートを被覆、融着して収縮チューブに
成形する場合について説明する。
可塑性合成樹脂シートを被覆、融着して収縮チューブに
成形する場合について説明する。
まず、溶接された鉄管上に下部ユニットを載せ、次に、
融着すべきシートを、鉄管及び下部ユニットの外部に巻
回腰融着すべき個所を重ね合せて抑え具9,10で固定
した後操作レバー31.32を第1図に鎖線で示すよう
に開いた状態のまま位置合せ金具27と28、並びに2
9と30を嵌合させて上部ユニットを下部ユニットに係
合させ、次に、固定はね受け23及び24をばね受は座
25及び26に係止する。
融着すべきシートを、鉄管及び下部ユニットの外部に巻
回腰融着すべき個所を重ね合せて抑え具9,10で固定
した後操作レバー31.32を第1図に鎖線で示すよう
に開いた状態のまま位置合せ金具27と28、並びに2
9と30を嵌合させて上部ユニットを下部ユニットに係
合させ、次に、固定はね受け23及び24をばね受は座
25及び26に係止する。
そして、融着すべきシートを上下ヒータ4及び8て挾み
、操作レバー31.32を第1図の実線で示すように締
め付は側に倒すと、ばね21,21及び22.22によ
り融着面全面にわたって一様に所定の押圧力が作用する
。
、操作レバー31.32を第1図の実線で示すように締
め付は側に倒すと、ばね21,21及び22.22によ
り融着面全面にわたって一様に所定の押圧力が作用する
。
ヒータ4及び8に通電して所定時間加熱して熱融着した
のち、押圧力を維持したまま水冷管3,7に通水して融
着部分を冷却する。
のち、押圧力を維持したまま水冷管3,7に通水して融
着部分を冷却する。
その後、操作レバー31.32を開いてばね受け23.
24をばね受は座25.26から外し、上部ユニットを
取り外し、下部ユニットを抜き取る。
24をばね受は座25.26から外し、上部ユニットを
取り外し、下部ユニットを抜き取る。
このようにして現場で成形された収縮チューブは、その
後、バーナ等により加熱して熱収縮させれば、鉄管の溶
接個所を封止することができる。
後、バーナ等により加熱して熱収縮させれば、鉄管の溶
接個所を封止することができる。
本考案の押圧機構として、上記実施例のばねによるほか
、第5図に示すようにエアシリンダ等により実施するこ
ともできる。
、第5図に示すようにエアシリンダ等により実施するこ
ともできる。
第5図の実施例を簡単に説明すると、上部フレーム41
にエアシリンダの本体42.42を固定するとともに、
そのピストン43.43に上部ヒータユニット44を連
結腰上部フレーム41の両端部に設けた係止用杆45.
45を下部ユニット46の両端部に設けた受は座47.
47に着脱自在に係止している。
にエアシリンダの本体42.42を固定するとともに、
そのピストン43.43に上部ヒータユニット44を連
結腰上部フレーム41の両端部に設けた係止用杆45.
45を下部ユニット46の両端部に設けた受は座47.
47に着脱自在に係止している。
なお、本考案におけるヒータは、上部ユニット又は下部
ユニットのどちらか一方のみに設けた片面加熱型によっ
ても実施することができる。
ユニットのどちらか一方のみに設けた片面加熱型によっ
ても実施することができる。
本考案の熱融着装置は、以上のように、上部ユニットと
下部ユニットをその両端部において着脱自在にしたので
、パイプ等に巻回したシートを熱融着するのに好適で作
業性が良く、また、上部ユニットと下部ユニットの両端
部を係止しかつその両端間においてばねやシリンダ等の
弾性押圧手段を作用させたので、確実かつ均一な押圧力
が得られ、厚さの厚いシート、或いは、熱収縮性を有す
るシート等に対しても確実な熱融着を行うことができる
。
下部ユニットをその両端部において着脱自在にしたので
、パイプ等に巻回したシートを熱融着するのに好適で作
業性が良く、また、上部ユニットと下部ユニットの両端
部を係止しかつその両端間においてばねやシリンダ等の
弾性押圧手段を作用させたので、確実かつ均一な押圧力
が得られ、厚さの厚いシート、或いは、熱収縮性を有す
るシート等に対しても確実な熱融着を行うことができる
。
使用例: 電子線照射して架橋させた厚さ2rIrIn
幅500rrrmのポリエチレンシート(ゲル分40〜
50%)を、厚さ1771171に延伸したのちこれを
所定の長さに切断して得られたシートを被加工物とし、
第1図乃至第4図に示した実施例装置を使用して熱融着
したところ、下記の結果が得られた。
幅500rrrmのポリエチレンシート(ゲル分40〜
50%)を、厚さ1771171に延伸したのちこれを
所定の長さに切断して得られたシートを被加工物とし、
第1図乃至第4図に示した実施例装置を使用して熱融着
したところ、下記の結果が得られた。
ヒータ、1.5kW×2
ヒータ設定温度、300°C
加熱時間、4分
熱融着部の面積、重ね代2− 長さ500m+n押圧力
と熱融着性能の相関関係
と熱融着性能の相関関係
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図はその
側面図、第3図は縦断面図、第4図は横断面図である。 第5図は本考案の他の実施例を示す正面図の概要図であ
る。 1・・・・・・上部フレーム、 4・・・・・・上部ヒータ、 5・・・ ・・・下部フレーム、 8・・・・・・ 下部ヒータ、 17゜ 8 ・・・・・・ピン、 19゜ 0 ・・・・・・可動ばね受け、 21゜ 22・・・・・・ばね、 23゜ 24・・・・・・固定ばね受け、 5゜ 26・・・・・・ばね受は座、 31゜ 32・・・・・・操作レ ノ\−
側面図、第3図は縦断面図、第4図は横断面図である。 第5図は本考案の他の実施例を示す正面図の概要図であ
る。 1・・・・・・上部フレーム、 4・・・・・・上部ヒータ、 5・・・ ・・・下部フレーム、 8・・・・・・ 下部ヒータ、 17゜ 8 ・・・・・・ピン、 19゜ 0 ・・・・・・可動ばね受け、 21゜ 22・・・・・・ばね、 23゜ 24・・・・・・固定ばね受け、 5゜ 26・・・・・・ばね受は座、 31゜ 32・・・・・・操作レ ノ\−
Claims (1)
- 上部ユニットと下部ユニットの対向面の少なくとも一方
にヒータを設け、上記対向面に複数枚のシート状合威樹
脂を弾性押圧手段を介して挟着し熱融着する装置におい
て、上記上部ユニットと下部ユニットの両端部に、一方
のユニットに固定された部材を他方のユニットに固定さ
れた部材に着脱自在かつ上下方向にスライド自在に挿入
する上下のユニットの位置合せ金具を設け、一方、前記
弾性押圧手段は、一端を上下のユニットの一方に固定、
他端を他方のユニットに設けた受は座に着脱自在に係止
させて上記両端部の間で上部ユニットと下部ユニットを
接近せしめる方向に作用するようにしたことを特徴とす
る熱融着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7954478U JPS6036425Y2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 熱融着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7954478U JPS6036425Y2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 熱融着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54178782U JPS54178782U (ja) | 1979-12-17 |
JPS6036425Y2 true JPS6036425Y2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=28997608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7954478U Expired JPS6036425Y2 (ja) | 1978-06-08 | 1978-06-08 | 熱融着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036425Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180120423A (ko) * | 2017-04-27 | 2018-11-06 | 김준래 | 에어컨 실외기 받침대용 연결구 |
KR102236408B1 (ko) * | 2020-10-29 | 2021-04-02 | 문한경 | 에어콘 실외기 받침대 |
-
1978
- 1978-06-08 JP JP7954478U patent/JPS6036425Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180120423A (ko) * | 2017-04-27 | 2018-11-06 | 김준래 | 에어컨 실외기 받침대용 연결구 |
KR102236408B1 (ko) * | 2020-10-29 | 2021-04-02 | 문한경 | 에어콘 실외기 받침대 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54178782U (ja) | 1979-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4449038A (en) | Apparatus for welding a joint between plastic pipes | |
US1894835A (en) | Method of and apparatus for joining pipes | |
JPS644332A (en) | Device and method of melting and joining connecting end section of piping system part | |
JPS5852969Y2 (ja) | 熱収縮性シ−ト | |
JPS6036425Y2 (ja) | 熱融着装置 | |
JPS5951886B2 (ja) | 被覆方法 | |
GB892942A (en) | Improvements in or relating to a process and equipment for welding thermoplastic materials | |
GB8330361D0 (en) | Heat welding of thermoplastics | |
GB2216459A (en) | Process for the jointing of polyolefin bodies | |
JPH01157830A (ja) | 熱可塑性材料から成る管状部材の溶接方法 | |
DE69709713D1 (de) | Verfahren und vorrichtung zum zusammenfügen, reparieren und wartung von mit einer isolierschicht versehenen rohren | |
JPS599813B2 (ja) | 太陽熱受熱パネルのための終端装置 | |
FI940660A0 (fi) | Menetelmä muovilevyn ja liitoksen hitsaussauman tasoittamiseksi | |
JP3788583B2 (ja) | 熱収縮性被覆材の加熱溶着装置 | |
JPH03175019A (ja) | 熱収縮性保護シートおよびそれらの製造方法 | |
GB2025556B (en) | Joining together pipe ends of thermoplasticmaterial | |
US3660210A (en) | Static autogenous sealing bar | |
JPH0419494A (ja) | 電気融着継手 | |
JPS58222822A (ja) | 割型熱収縮性スリ−ブ及びその製造方法 | |
JPH05309736A (ja) | 発泡シートの接合方法及び装置 | |
JPS6110979Y2 (ja) | ||
JP2000346243A (ja) | 芯出し具 | |
JPH0788041B2 (ja) | プラスチツクパイプの接続方法 | |
JPH0453935Y2 (ja) | ||
JPH039360B2 (ja) |