JPS6036420Y2 - 薄肉ゴムチユ−ブの内ダイス - Google Patents
薄肉ゴムチユ−ブの内ダイスInfo
- Publication number
- JPS6036420Y2 JPS6036420Y2 JP1981163132U JP16313281U JPS6036420Y2 JP S6036420 Y2 JPS6036420 Y2 JP S6036420Y2 JP 1981163132 U JP1981163132 U JP 1981163132U JP 16313281 U JP16313281 U JP 16313281U JP S6036420 Y2 JPS6036420 Y2 JP S6036420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner die
- rubber tube
- orifice
- thin
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、外タイスとともに薄肉ゴムチューブのオリ
フィスを形成し、粘着防止液流出孔を備えた内ダイスに
関する。
フィスを形成し、粘着防止液流出孔を備えた内ダイスに
関する。
薄肉コムチューブの押出ヘッドは、例えば、第１〜２図
に示すような構成のものがある。
に示すような構成のものがある。
押出シリンダ１の前端に第１ヘツド２が取り付けられ、
ストレーナ付きブレーカ３が第１ヘツド２と第２ヘツド
４とて保持され、第２ヘツド４の先端にトーピード固定
脚５がねじ止めされている。
ストレーナ付きブレーカ３が第１ヘツド２と第２ヘツド
４とて保持され、第２ヘツド４の先端にトーピード固定
脚５がねじ止めされている。
このトーピード固定脚５の軸心部には先端に内ダイス６
が形成されたトーピード７がねじ止めされるとともに、
前部内壁にテーバ合せされた外ダイス８がタイ押え９に
より組み付けられ、オリフィス１０が形成されている。
が形成されたトーピード７がねじ止めされるとともに、
前部内壁にテーバ合せされた外ダイス８がタイ押え９に
より組み付けられ、オリフィス１０が形成されている。
また、トーピードと一体化された内ダイス６は粘着防止
液流出孔１１を備え、この流出孔１１はトーピード固定
脚５に形成されたカプラー１２を介して粘着防止液を導
入可能な液流路１３と連通している。
液流出孔１１を備え、この流出孔１１はトーピード固定
脚５に形成されたカプラー１２を介して粘着防止液を導
入可能な液流路１３と連通している。
なお、固定脚５の材料流れ部位は、第２図に示すように
蜂の巣状の多孔板で形成されている。
蜂の巣状の多孔板で形成されている。
上記押出ヘッドを用いて薄肉ゴムチューブＴを押出す場
合、粘着防止液タンクから予熱タンク及び点滴器（いず
れも図示せず）を経て定量ずつ供給される粘着防止液は
、カプラー１２、液流路１３を経て液流出孔１１に至り
、内ダイス６の前壁を伝って押出し直後の薄肉ゴムチュ
ーブ内壁を濡らし、上壁Ｊ１が垂れてきて下壁Ｔ２と接
しても粘着現象が生じることはない。
合、粘着防止液タンクから予熱タンク及び点滴器（いず
れも図示せず）を経て定量ずつ供給される粘着防止液は
、カプラー１２、液流路１３を経て液流出孔１１に至り
、内ダイス６の前壁を伝って押出し直後の薄肉ゴムチュ
ーブ内壁を濡らし、上壁Ｊ１が垂れてきて下壁Ｔ２と接
しても粘着現象が生じることはない。
このとき、粘着防止液は通常グリコール系のものが用い
られ約８０℃て内タイス６の周面温度（通常１００〜１
１００Ｃ）より低いため、内タイス６の下方部が冷され
内ダイス６の周面に温度のバラツキが生じて、オリフィ
ス１０から押出されるチューブに偏肉や皺が発生しやす
くなる。
られ約８０℃て内タイス６の周面温度（通常１００〜１
１００Ｃ）より低いため、内タイス６の下方部が冷され
内ダイス６の周面に温度のバラツキが生じて、オリフィ
ス１０から押出されるチューブに偏肉や皺が発生しやす
くなる。
この考案は、上記にかんがみて、粘着防止液を、内ダイ
スの周面に温度差を生じさせることなくチューブ内に滴
下可能な薄肉ゴムチューブの内ダイスを提供することを
目的とする。
スの周面に温度差を生じさせることなくチューブ内に滴
下可能な薄肉ゴムチューブの内ダイスを提供することを
目的とする。
この考案の薄肉ゴムチューブの内ダイスは、内ダイスの
オリフィス形成部位より突出して粘着防止液の逆テーパ
状ノズルを形成することにより上記目的を遠戚する。
オリフィス形成部位より突出して粘着防止液の逆テーパ
状ノズルを形成することにより上記目的を遠戚する。
以下、この考案の一実施例を、図例に基づいて説明する
。
。
第３図に示すように、従来と同様の押出ヘッド構造にお
いて、内ダイス６のオリフィス形成部位より突出して粘
着防止液用の逆テーパ状ノズル１５が形成されている。
いて、内ダイス６のオリフィス形成部位より突出して粘
着防止液用の逆テーパ状ノズル１５が形成されている。
このノズル１５はトーピード７の一部として形成され、
第４図に示すように液流出孔１１の周囲はセラミック等
の断熱材Ａで形成することが粘着防止液の内ダイス外周
面への温度影響を少なくする見地から望ましい。
第４図に示すように液流出孔１１の周囲はセラミック等
の断熱材Ａで形成することが粘着防止液の内ダイス外周
面への温度影響を少なくする見地から望ましい。
次に、上記押出ヘッドを用いて薄肉ゴムチューブＴを押
出す場合の作用を説明する。
出す場合の作用を説明する。
押出シリンダのスクリュー１６により押出されたコム材
料は、ブレーカ３を通過後、トーピード７外周を経てオ
リフィス２０に至り薄肉ゴムチューブＴとして押出され
る。
料は、ブレーカ３を通過後、トーピード７外周を経てオ
リフィス２０に至り薄肉ゴムチューブＴとして押出され
る。
一方、粘着防止液は、従来と同様、カプラー１２、液流
路１３、液流出孔１１を経て逆テーパ状ノズル１５から
、押出し直後のチューブ内に滴下する。
路１３、液流出孔１１を経て逆テーパ状ノズル１５から
、押出し直後のチューブ内に滴下する。
このとき、ノズル１５は内ダイス６のオリフィス形成部
位よりも突出１−１しかも逆テーパ状であるので粘着防
止液はオリフィス１０から離れた位置でチューブ内に滴
下し、内ダイス６の外周が粘着防止液の温度影響を直接
受けることはない。
位よりも突出１−１しかも逆テーパ状であるので粘着防
止液はオリフィス１０から離れた位置でチューブ内に滴
下し、内ダイス６の外周が粘着防止液の温度影響を直接
受けることはない。
従って、内ダイス６の外周部は均一となり、オリフィス
１０から押出されるチューブに偏向や皺が発生すること
がほとんどない。
１０から押出されるチューブに偏向や皺が発生すること
がほとんどない。
この考案の薄肉ゴムチューブの内ダイスは、上記のよう
な構成なので、粘着防止液を内タイスの周面に温度差を
生じさせることなくチューブ内に滴下可能となる。
な構成なので、粘着防止液を内タイスの周面に温度差を
生じさせることなくチューブ内に滴下可能となる。
従って、オリフィスから押出されるゴムチューブに内ダ
イス周面の温度差が原因の偏向や皺の発生がほとんどな
い。
イス周面の温度差が原因の偏向や皺の発生がほとんどな
い。
第１図は従来の内ダイスを備えた薄肉ゴムチューブの押
出ヘッドの概略断面図、第２図は第１図の■−■線矢視
断面図、第３図はこの考案の内ダイスを備えた薄肉ゴム
チューブの押出ヘッドの概略断面図、第４図はこの考案
に使用する他の内ダイスを備えたトーピードを示す断面
図である。 ６・・・・・・内ダイス、７・・・・・・トーピード、
８・・・・・・外ダイス、１０・・・・・・オリフィス
、１１・・・・・・粘着防止液流出孔、１５・・・・・
・逆テーパ状ノズル、Ｔ・・・・・・薄肉ゴムチューブ
。
出ヘッドの概略断面図、第２図は第１図の■−■線矢視
断面図、第３図はこの考案の内ダイスを備えた薄肉ゴム
チューブの押出ヘッドの概略断面図、第４図はこの考案
に使用する他の内ダイスを備えたトーピードを示す断面
図である。 ６・・・・・・内ダイス、７・・・・・・トーピード、
８・・・・・・外ダイス、１０・・・・・・オリフィス
、１１・・・・・・粘着防止液流出孔、１５・・・・・
・逆テーパ状ノズル、Ｔ・・・・・・薄肉ゴムチューブ
。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外ダイスとともに薄肉ゴムチューブのオリフィスを形成
腰粘着防止液流出孔を備えた内ダイスにおいて、 該内タイスのオリフィス形成部位より突出して粘着防止
液用の逆テーパ状ノズルが形成された構成の薄肉コムチ
ューブの内ダイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981163132U JPS6036420Y2 (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 薄肉ゴムチユ−ブの内ダイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981163132U JPS6036420Y2 (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 薄肉ゴムチユ−ブの内ダイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5866938U JPS5866938U (ja) | 1983-05-07 |
| JPS6036420Y2 true JPS6036420Y2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=29955434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981163132U Expired JPS6036420Y2 (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | 薄肉ゴムチユ−ブの内ダイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6036420Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-31 JP JP1981163132U patent/JPS6036420Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5866938U (ja) | 1983-05-07 |
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