JPS588496Y2 - ハニカム構造体押出装置 - Google Patents
ハニカム構造体押出装置Info
- Publication number
- JPS588496Y2 JPS588496Y2 JP1978038211U JP3821178U JPS588496Y2 JP S588496 Y2 JPS588496 Y2 JP S588496Y2 JP 1978038211 U JP1978038211 U JP 1978038211U JP 3821178 U JP3821178 U JP 3821178U JP S588496 Y2 JPS588496 Y2 JP S588496Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orifice
- outer shell
- face plate
- honeycomb structure
- extrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B29C47/92—
Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、はい土を押出材料とするハニカム構造体の
押出口金の前面に、オリフィスを有する面板を接合固定
し、そのオリフィスの周辺部分で押出ハニカム構造体に
所要厚さの外殻を賦形するように構成されたハニカム構
造体押出装置において、口金の出口に押出されるハニカ
ム構造体に外殻を賦形するに要する押出材料（この押出
材料はハニカム形態で押出されて来る）の消費量を決定
する第１のオリフィス成形の第１面板と、賦形される外
殻を所要の厚みに整形しかつ押出速度の中心部との調和
を保たせる第２のオリフィス成形の第２面板とを順次に
重ねて接合固定した構成としたものであって、その目的
とするところは第１のオリフィスを形成された第１面板
と第２のオリフィス及びその前側のテーパーを形成した
第２面板の夫々のオリフィスの相関的な開口面積、或は
第１面板の厚さ等を調整することによって、前記の如き
押出成形のハニカム構造体に賦形する外殻の厚み調整を
可能とするとともに、外殻部分の、第２のオリフィスと
の間で生ずる接触抵抗によってハニカム構造体の外殻と
中心部の押出速度に遅速を生しまたはビビリにより外殻
が変形し、若しくはハニカム部分が変形するとか、或は
乾燥、焼成のときに亀裂を生ずるが如き欠陥を伴わない
押出装置を提供するにある。
押出口金の前面に、オリフィスを有する面板を接合固定
し、そのオリフィスの周辺部分で押出ハニカム構造体に
所要厚さの外殻を賦形するように構成されたハニカム構
造体押出装置において、口金の出口に押出されるハニカ
ム構造体に外殻を賦形するに要する押出材料（この押出
材料はハニカム形態で押出されて来る）の消費量を決定
する第１のオリフィス成形の第１面板と、賦形される外
殻を所要の厚みに整形しかつ押出速度の中心部との調和
を保たせる第２のオリフィス成形の第２面板とを順次に
重ねて接合固定した構成としたものであって、その目的
とするところは第１のオリフィスを形成された第１面板
と第２のオリフィス及びその前側のテーパーを形成した
第２面板の夫々のオリフィスの相関的な開口面積、或は
第１面板の厚さ等を調整することによって、前記の如き
押出成形のハニカム構造体に賦形する外殻の厚み調整を
可能とするとともに、外殻部分の、第２のオリフィスと
の間で生ずる接触抵抗によってハニカム構造体の外殻と
中心部の押出速度に遅速を生しまたはビビリにより外殻
が変形し、若しくはハニカム部分が変形するとか、或は
乾燥、焼成のときに亀裂を生ずるが如き欠陥を伴わない
押出装置を提供するにある。
本考案の一実施例を説明すれば次のとおりである。
図中１ははい上を押出材料としてハニカム構造体を押出
成形する周知の任意の押出口金、３は該口金１のホルダ
ーであって、押出材料は矢線方向から押圧され、出自前
面２から押出される。
成形する周知の任意の押出口金、３は該口金１のホルダ
ーであって、押出材料は矢線方向から押圧され、出自前
面２から押出される。
出口前面２には第１面板４と第２面板７とを順次に重ね
て接合固定する。
て接合固定する。
第１面板４には押出口金１の押出中心と同心をなす第１
のオリフィス５が成形される。
のオリフィス５が成形される。
そのオリフィス５の外周縁６は押出前面２の押出可能面
積の周辺部を塞閉する。
積の周辺部を塞閉する。
第２面板７には第１のオリフィス５と同じく押出口金１
の押出中心と同心をなす第２のオリフィス８が形成され
る。
の押出中心と同心をなす第２のオリフィス８が形成され
る。
その第２のオリフィス８は第１のオリフィス５より縮径
されたものであって、第２図に拡大して詳示するように
後側において面取り９を施して軸方向の長さを極く短小
とし、その前面に前端拡大形のテーパー１０を形成する
。
されたものであって、第２図に拡大して詳示するように
後側において面取り９を施して軸方向の長さを極く短小
とし、その前面に前端拡大形のテーパー１０を形成する
。
前記において第２面板７の第２のオリフィス８の外周縁
１１は第１面板４のオリフィス５の中心方向に突出する
。
１１は第１面板４のオリフィス５の中心方向に突出する
。
しかして前記外周縁１１の突出部分の裏面は押出口金１
と第１のオリフィス５とによって押出されて来るハニカ
ム構造体２１の第３図に示すハニカム形の周囲部分２２
を突き当てて中心方向への流れに変換する外殻集合部ａ
を構成する。
と第１のオリフィス５とによって押出されて来るハニカ
ム構造体２１の第３図に示すハニカム形の周囲部分２２
を突き当てて中心方向への流れに変換する外殻集合部ａ
を構成する。
該集合部ａ、特に外周縁１１の裏面は前記周囲部分２２
を突当て成形形態を潰し、その潰された押出材料の量を
第４図に例示する形態で最終的に押出されるハニカム構
造体２１ ａに外殻２２ ａを賦形するに要する・消費
所要量として決定する作用を生ずる。
を突当て成形形態を潰し、その潰された押出材料の量を
第４図に例示する形態で最終的に押出されるハニカム構
造体２１ ａに外殻２２ ａを賦形するに要する・消費
所要量として決定する作用を生ずる。
この所要量により外殻２２ ａの厚みのみを調整するに
は、第１面板４の厚さｔと、第２のオリフィス８の外周
縁１１の突出寸法１、即ち第１のオノフイス５の内径を
調整する。
は、第１面板４の厚さｔと、第２のオリフィス８の外周
縁１１の突出寸法１、即ち第１のオノフイス５の内径を
調整する。
第２のオリフィス８は、前記した外殻集合部ａによって
中心方向への流れに変換された押出材料によって所要厚
みの外殻２２ ａを成形する外殻規正部すを構威し、そ
のオリフィス８により第４図に例示したハニカム構造体
２１ ａを押出す。
中心方向への流れに変換された押出材料によって所要厚
みの外殻２２ ａを成形する外殻規正部すを構威し、そ
のオリフィス８により第４図に例示したハニカム構造体
２１ ａを押出す。
テーパー１０は第２のオリフィス８により賦形成形され
て押出される外殻２２ａの接触を直ちに解放し、軸方向
に長いオリフィス縁部により生ずる接触抵抗を成形直後
に開放して中心部との押出速度との間に遅速を生じない
ように、即ちにハニカム構造体２１ ａの外殻２２ ａ
を含む全断面が第２のオリフィスを同時に通過するよう
にするものであって、テーパー１０は外殻２２ａの接触
を前記のとおりに賦形成形直後に開放してビビリによる
波形変形などを防止すると同時に押出速度に遅れを生じ
させない前記した外殻規正部すの作用を正確にすると共
に、第２面板４の厚さの増加に基く強度を附与できる存
在をなすものである。
て押出される外殻２２ａの接触を直ちに解放し、軸方向
に長いオリフィス縁部により生ずる接触抵抗を成形直後
に開放して中心部との押出速度との間に遅速を生じない
ように、即ちにハニカム構造体２１ ａの外殻２２ ａ
を含む全断面が第２のオリフィスを同時に通過するよう
にするものであって、テーパー１０は外殻２２ａの接触
を前記のとおりに賦形成形直後に開放してビビリによる
波形変形などを防止すると同時に押出速度に遅れを生じ
させない前記した外殻規正部すの作用を正確にすると共
に、第２面板４の厚さの増加に基く強度を附与できる存
在をなすものである。
外殻集合部ａを構成する第１面板４の厚さｔは大略０．
１〜３ｍｍの範囲で調整する。
１〜３ｍｍの範囲で調整する。
外径縁１１の突出寸法１は０．５〜１５ｍｍの範囲で調
整する但し１≧ｔの関係にしなければならない。
整する但し１≧ｔの関係にしなければならない。
本考案において、第５図に示すようにハニカム構造体２
１のハニカム壁を押出すスリット３２の巾Ｗを０．２
ｍｍ、 ０．３ ｍｍ、Ｑ、５ｍｍスリットの縦横のピ
ッチＰを１．５ｍｍ、２ ｍｍ、４ｍｍ、押出口金３１
の押出部分の外径ｄをそれぞれ１００ｍｍφ、第１面板
の厚さｔを０．２ｍｍ、０．３ ｍｍ、０．６ ｍｍ、
第１のオリフィス５の内径を７９ｍｍｔＩ、８１ｍｍφ
、８７ｍｍφ、第２のオリフィス８の内径を夫々７５ｍ
ｍφとした三種の押出装置により、コージライト押出材
を押出材料を以て、外殻２２ ａの外径を７５ｍｍφ付
近とした三種のハニカム構造体２１ ａの押出成形を実
験したところ、第１種の装置では外殻２２ ａの厚みを
０．７ｍｍ、第２種の装置では前記厚みを０．８ｍｍ、
第３種の装置では前記厚みを１゜Ｑｍｍの冬物−に賦形
成形した構造体２１ ａを成形できた。
１のハニカム壁を押出すスリット３２の巾Ｗを０．２
ｍｍ、 ０．３ ｍｍ、Ｑ、５ｍｍスリットの縦横のピ
ッチＰを１．５ｍｍ、２ ｍｍ、４ｍｍ、押出口金３１
の押出部分の外径ｄをそれぞれ１００ｍｍφ、第１面板
の厚さｔを０．２ｍｍ、０．３ ｍｍ、０．６ ｍｍ、
第１のオリフィス５の内径を７９ｍｍｔＩ、８１ｍｍφ
、８７ｍｍφ、第２のオリフィス８の内径を夫々７５ｍ
ｍφとした三種の押出装置により、コージライト押出材
を押出材料を以て、外殻２２ ａの外径を７５ｍｍφ付
近とした三種のハニカム構造体２１ ａの押出成形を実
験したところ、第１種の装置では外殻２２ ａの厚みを
０．７ｍｍ、第２種の装置では前記厚みを０．８ｍｍ、
第３種の装置では前記厚みを１゜Ｑｍｍの冬物−に賦形
成形した構造体２１ ａを成形できた。
第１図は本考案装置の一例を示した切断側面図、第２図
は同一部の拡大図、第３図は押出口金１によって押出さ
れるハニカム構造体２１の斜視図、第４図は本考案装置
によって押出成形されるハニカム構造体２１ ａの斜視
図、第５図は押出口金の寸法関係を図示した正面図であ
る。 １→押出口金、２→出目前面、４→第１面板、５→第１
のオリフィス、６→外周縁、７→第２面板、８→第２の
オリフィス、１０→テーパー、１１→外周縁、ａ→外殻
集合部、ｂ→外殻規正部。
は同一部の拡大図、第３図は押出口金１によって押出さ
れるハニカム構造体２１の斜視図、第４図は本考案装置
によって押出成形されるハニカム構造体２１ ａの斜視
図、第５図は押出口金の寸法関係を図示した正面図であ
る。 １→押出口金、２→出目前面、４→第１面板、５→第１
のオリフィス、６→外周縁、７→第２面板、８→第２の
オリフィス、１０→テーパー、１１→外周縁、ａ→外殻
集合部、ｂ→外殻規正部。
Claims (1)
- ハニカム構造体の押出口金１の出口前面２に第１面板４
と第２面板７とを順次に重ねて接合固定し、第１面板４
に、第１のオリフィス５を設け、第２面板７には第１の
オリフィス５より縮径されてその周縁部１１を該第１オ
リフイス５から中心方向に突出し、その周縁部１１の突
出量と第１面板４の厚さとによって、押出ハニカム構造
体に賦形する外殻の該賦形に要する押出材料の消費所要
量を決定する外殻集合部ａを構成すると共に、その外殻
集合部ａで中心方向に集合した押出材料によって前記構
造体の外殻を成形して通過させる外殻規正部すを構成す
る第２のオリフィス８を設け、そのオリフィス８の前側
を、該オリフィス８の通過とともに成形された外殻を接
触から解放する前端拡大形のテーパー１０にしたたこと
を特徴とするハニカム構造体押出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978038211U JPS588496Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | ハニカム構造体押出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978038211U JPS588496Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | ハニカム構造体押出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54140070U JPS54140070U (ja) | 1979-09-28 |
| JPS588496Y2 true JPS588496Y2 (ja) | 1983-02-16 |
Family
ID=28902737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978038211U Expired JPS588496Y2 (ja) | 1978-03-24 | 1978-03-24 | ハニカム構造体押出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588496Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4333896A (en) * | 1980-05-12 | 1982-06-08 | Corning Glass Works | Method and apparatus for extruding honeycomb structures with skins thereon involving the use of an adjustable extension die mask |
| US4298328A (en) * | 1980-05-12 | 1981-11-03 | Corning Glass Works | Extrusion apparatus for preventing the distortion of peripheral cells in extruded honeycomb structures |
-
1978
- 1978-03-24 JP JP1978038211U patent/JPS588496Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54140070U (ja) | 1979-09-28 |
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