JPS5953844B2 - ハニカム構造体の押出装置 - Google Patents

ハニカム構造体の押出装置

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Publication number
JPS5953844B2
JPS5953844B2 JP2328478A JP2328478A JPS5953844B2 JP S5953844 B2 JPS5953844 B2 JP S5953844B2 JP 2328478 A JP2328478 A JP 2328478A JP 2328478 A JP2328478 A JP 2328478A JP S5953844 B2 JPS5953844 B2 JP S5953844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
extrusion
molding material
honeycomb
perforated plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP2328478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54116012A (en
Inventor
義則 成田
淳一 水谷
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、内燃機関の排ガスを通過させて再燃焼する
触媒担体などに用いるハニカム構造体の押出装置に係り
、前記構造体を構成する各ハニカム孔壁をほぼ均等の厚
さにして押出す押出装置を提供することを目的とするも
のである。
従前のハニカム構造体の押出装置に用いる口金は、第1
図の断面図に示すように背面部に多数平行の独立孔を形
成し、前面部にはそれらの各独立孔を連通したハニカム
形の連通孔を設けているものであつて、その口金1は図
示のとおりに厚さの均等な平板形の厚い金属体が充てら
れ、その背面2に第2図のとおりに多数の独立孔4を開
口し、前面3に第3図のとおりに連通孔5を開口し、圧
送管6を圧送される坏土を独立孔4から口金1の内部に
圧入して前面の連通孔5から押出し、その押出直後に多
くの場合水中に潜らせ、坏土中に混合した水硬性樹脂の
作用によつて硬化するものである。
然るに100mmφ以上の太い管径をもつハニカム構造
体を押出すときには、圧送管6の内面壁の流過抵抗によ
り金型1の周辺部分と中央部分とから夫々独立孔4に圧
入される坏土の速度に遅速を生じ、中央部では相対的に
速く進行する坏土が前面の連通孔5から押出されるから
坏土の押出し絶対量が多く、周辺部になるほど少くなる
ので、第4図に誇張して示すように中央部分ではハニカ
ム構造体aのハニカム孔壁bが厚くなり、それと反対に
ハニカム孔cの断面積が小さくなる。
このため排ガス等の反応ガスを通すとき中央部分でガス
の通過量が減少するとか、通過速度が周辺部に比して増
加するとかの好まし<ない現象を生ずる。本発明はかか
る押出用口金の欠陥を除いたもので第5図要部破断断面
図及び第6図多孔板正面図に例示するように口金1の背
面の後方に多数の孔を設けた多孔板7を配し、その孔は
周辺部8の如く大きくし中央部分は9の如<小さく設計
することにより中央部分に於いて押出抵抗を増大して押
出材料の前記中央部分及び1辺部分の通過速度を均等に
調和させることを特徴とするものである。この場合多孔
板の中央部分の厚みを周辺部分に比して増大した場合も
同じ効果が表われる。前記別の実施例として第7図及び
第8図に例示するように口金1の背面に中央部分のみ金
網10を配することにより中央部分に於いて押出抵抗を
増大して押出材料の前記中央部分及び周辺部分の通過速
度を均等に調和させることによつて目的を達する。
この場合、金網の針金は独立孔の中央、周辺何れでもよ
く又独立孔の開孔部に針金が位置しない場合でも緩やか
な効果はある。
又網目のピツチは独立孔のピツチと同じであることが望
ましいが異なる場合でも効果はある。更に又これら多孔
板と独立孔開口部の距離は口金の大きさによつて制限を
受けるが大体口金の成形材料押出部分の直径又は四角形
である場合は対角線と同じ距離迄は上記の効果が期待で
きるがそれを超えると中央部分に付加された押出抵抗が
成形材料の押出通路進行中に消えるため所期の効果を表
さないものとなる。上記多孔板又は金網のピツチ厚さ、
及び独立孔からの距離は連通孔から押出される各ハニカ
ム孔壁の厚さがほぼ均等に揃うことを目的とするもので
あつて、これらは坏土の粘度、ハニカム構造体に形成す
るハニカム孔壁の厚さ、口金の大きさ即ち押出成形され
るハニカム構造体の断面積等の諸元によつて実験的に決
定する。実施例 押出し用坏土として10μ以下のコージライト粉末10
0重量部に水硬性バインダー50重量部を加えて混練す
る。
次にハニカム構造体押出し用口金として独立孔直径1.
7mmの円形でピツチ2mm、ハニカム形連通溝の溝巾
0.3mm、溝深さ5mmの正方形溝をもつたものを用
意し、更にこれと同じピツチで直径0.5mmのステン
レスの針金で作つた直径80mmの金網を押出し用口金
の背面の中央に針金が独立孔の中央に位置する如く配置
し接着した。これにて押出し成形を行つたところ、ハニ
カム孔壁の厚さは中央周辺共同等であつた。又上記金網
を設置せず常法により押出し成形を行つたものは中央部
分のハニカム孔壁の厚さが0.4mmとなり0.1mm
大きくなつた。本発明の押出用口金は前記に例示したよ
うに成形材料たる坏土の圧送管の管内壁に沿うものと中
心部を進むものとの速度差を、口金背而後方に設けた多
孔板により中央部分に押出抵抗を与えて周辺部分と中央
部分の速度差として反映させず、口金の前面部における
各断面部分の押出速度を平均に均してハニカム構造体の
各ハニカム孔壁の厚さをハニカム形連通孔の断面形にほ
とんど合致させるように、中央部分の成形材料の押出抵
抗を増大する具体的構成をもつものであつて、これによ
りハニカム孔壁及びハニカム孔の断面積を、押出速度差
に起因して変化させるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押出用口金の断面図、第2図は同背面図
、第3図は同正面図、第4図は従来の押出装置により押
出したハニカム構造体の欠点を誇張して示した断面図、
第5図は本発明の多孔板を配した一実施例を示した断面
図、第6図は該多孔板の正面図、第7図は他の実施例を
示した断面図、第8図は本実施例に使用した金網の正面
図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 口金背面の多数平行の独立孔から圧入される成形材
    料を口金前面のハニカム形連通孔から押出すようにされ
    たハニカム構造体の押出用口金において、前記口金背面
    の後方の口金の最大径の長さ以内の距離に多孔板を配置
    することにより前記中央部分のみにおける成形材料の押
    出抵抗を増大して成形材料の前記中央部分及び周辺部分
    の通過速度を均等に調和させることを特徴とする押出装
    置。 2 前記押出用口金において、その背面部に配する多孔
    板が網状体である特許請求の範囲第1項記載の押出装置
    。 3 前記押出用口金において、その背面部に配する多孔
    板は成形材料通路断面より小さく且つ前記通路断面周辺
    部を除き中央部にのみ配したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項及び第2項のいずれかに記載の押出装置。
JP2328478A 1978-03-01 1978-03-01 ハニカム構造体の押出装置 Expired JPS5953844B2 (ja)

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JP2328478A JPS5953844B2 (ja) 1978-03-01 1978-03-01 ハニカム構造体の押出装置

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JPS54116012A JPS54116012A (en) 1979-09-10
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244964Y2 (ja) * 1986-07-23 1990-11-29
JP5753006B2 (ja) * 2010-06-17 2015-07-22 住友化学株式会社 押出成形装置及びこれを用いた成形体の製造方法
WO2011158915A1 (ja) * 2010-06-17 2011-12-22 住友化学株式会社 押出成形装置及びこれを用いた成形体の製造方法
JP6437934B2 (ja) * 2016-01-08 2018-12-12 日本碍子株式会社 押出速度の調整方法
JP6507143B2 (ja) * 2016-08-09 2019-04-24 日本碍子株式会社 ハニカム構造体成形用口金

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JPS54116012A (en) 1979-09-10

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